JP2003286143A - 染毛用前処理剤組成物 - Google Patents

染毛用前処理剤組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 さまざまな履歴を持つ損傷毛髪に対し、優れ
た均染性と染色堅牢性を提供できる染毛用前処理剤組成
物を提供する。 【解決手段】 酸化染毛剤を適用する前の毛髪に使用す
る染毛用前処理剤組成物において、A)アルミニウム化
合物から選ばれる少なくとも1種と、(B)シリコーン
類から選ばれる少なくとも1種と、さらに、(C)タン
パク加水分解物及び/またはその誘導体とからなる群よ
り選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする
染毛用前処理剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、さまざまな染毛履歴を
持った毛髪に対して、均染性を向上させる染毛用前処理
剤組成物に関するものである。さらに詳しくは、ダメー
ジの激しい毛先部分など、酸化染毛剤の施術による染毛
結果に著しいムラを生じる可能性の高い毛髪の、酸化染
料の過剰な吸着や、染毛不足を防ぐ染毛用前処理剤組成
物に関する。
【0002】
【従来技術】近年おしゃれ意識の高揚等によりパーマネ
ントウェーブ、ヘアカラーあるいはヘアブリーチ等が流
行している。しかしこれらの頻度が増えるに従い、毛髪
は大きく損傷を受ける様になる。このような毛髪をヘア
カラーで染毛すると、一般には染めムラが生じ、さらに
日常の洗髪により簡単に色が落ちてしまうなどの問題が
あった。従来、毛先などの損傷のある毛髪への染毛処理
には、タンパク加水分解物や糖誘導体などのコンデショ
ニング成分を配合した組成物を前処理剤として適用し、
毛髪のダメージ部を保護することにより均染性を得るな
どの方法が提案されてきた(特開平8−81342号公
報、特開平10−226629号公報、特開平11−1
39940号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法を用いること
により、染毛後の風合いの向上などに一定の効果は認め
られるが、均染性については未だに充分な効果は得られ
ていない。特に、染毛やパーマネントウェーブの繰り返
しなどによる損傷の激しい毛髪の毛先と、損傷を受けて
いない新生部との染毛結果の差は著しく、従来の前処理
剤を使用してさえ歴然として残り、美容業界では、毛先
への2度処理などで対応を余儀なくされ、非常に煩雑な
作業が必要であった。
【0004】本発明は、上記のような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、損傷毛髪に対し濃染性、均染性及び染色堅
牢性を高めるための染毛用前処理剤組成物を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、酸化染毛剤を適用する
前の毛髪に使用する染毛用前処理剤組成物において、
(A)アルミニウム化合物から選ばれる少なくとも1種
と、(B)シリコーン類から選ばれる少なくとも1種を
含有することを要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の組成物にさらに(C)タンパク加水分解物及び/また
はその誘導体を含有することを要旨とする。請求項3に
記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載のシ
リコーン類が、アミノ変性シリコーンであることを要旨
とする。請求項4に記載の発明は、請求項2〜3のいず
れか1項に記載のタンパク加水分解物及び/またはその
誘導体が、ケラチンの加水分解物及び/またはその誘導
体であることを要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態について説明する。本実施形態の染毛用前処理剤に
は、(A)アルミニウム化合物から選ばれる少なくとも
1種と、(B)シリコーン類から選ばれる少なくとも1
種と、(C)タンパク加水分解物及び/またはその誘導
体とからなる群より選ばれる少なくとも1種が含有され
ている。
【0008】はじめに、アルミニウム化合物について説
明する。アルミニウム化合物の具体例としては、硫酸カ
リウムアルミニウム、硫酸アンモニウムアルミニウム、
硫酸ナトリウムアルミニウム、酢酸アルミニウム、ベヘ
ン酸アルミニウム、クエン酸アルミニウム、カプロン酸
アルミニウム、塩化アルミニウム、塩酸アルミニウム、
アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラント
インジヒドロキシアルミニウム、ジミリスチン酸アルミ
ニウム、ジ−dl−ピロリドンカルボン酸アルミニウ
ム、水酸化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウ
ム、イソステアリン酸アルミニウム、グリシンアルミニ
ウム、ラノリン酸アルミニウム、モノステアリン酸アル
ミニウム、酸化アルミニウム、アルミニウムセスキクロ
ロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレッ
クスPEG、アルミニウムセスキクロロハイドレックス
PG、硫酸アルミニウム等が挙げられる。染毛用前処理
剤組成物にアルミニウム化合物を配合する場合には、上
記のアルミニウム化合物の中から選ばれる一種を単独で
配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合しても
よい。
【0009】染毛用前処理剤組成物におけるアルミニウ
ム化合物の含有量は0.1〜20重量%が好ましく、
0.5〜10重量%がより好ましい。
【0010】次に、シリコーン類について説明する。シ
リコーン類の具体例としては、メチルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェン
ポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタ
メチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペン
タシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、テトラデ
カメチルヘキサシロキサン、高重合度メチルポリシロキ
サン、アミノ変性シリコーン、アルキル変性シリコー
ン、ポリエーテル変性シリコーン、アルコール変性シリ
コーン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチ
レン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シ
ロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリ
オキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキ
サン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重
合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキ
サン共重合体及びジメチルシロキサン・メチルステアロ
キシシロキサン共重合体などが挙げられる。
【0011】染毛用前処理剤組成物におけるシリコーン
類の含有量は0.01〜10重量%が好ましく、0.0
5〜3重量%がより好ましい。
【0012】次にタンパク加水分解物及びその誘導体に
ついて説明する。タンパク質加水分解物及びその誘導体
の具体例としては、ケラチン、コラーゲン、エラスチ
ン、フィブロイン、コンキオリン、シルク、カゼイン、
ゼラチン、小麦タンパク質、大豆タンパク質、米タンパ
ク質、米ぬかタンパク質、とうもろこしタンパク質、馬
鈴薯タンパク質、アーモンドタンパク質、綿実タンパク
質、えんどう豆タンパク質、カラス麦タンパク質、シロ
バナルーピンタンパク質およびブラジルナッツタンパク
質などのタンパク質の加水分解物、およびそれらの4級
化物、シリル化物、アシル化物あるいはアルキルエステ
ルなどの誘導体などが挙げられる。そして、染毛用前処
理剤組成物には、上記の中から選ばれる一種以上が含有
されている。
【0013】染毛用前処理剤組成物がタンパク質加水分
解物及び/またはその誘導体を含有する場合、染毛用前
処理剤組成物におけるタンパク質加水分解物及び/また
はその誘導体の含有量は0.1〜50重量%が好まし
く、1〜10重量%がより好ましい。
【0014】本実施形態の染毛用前処理剤組成物には、
その剤型に応じて、以上説明した成分以外の成分がさら
に含有されている。
【0015】本発明の染毛用前処理剤組成物のpHは、
均染性効果の向上の観点から3〜10の範囲が好まし
く、さらに好ましくは4〜6である。pHが3より低く
ても、また10より高くても頭皮への刺激等が懸念され
る。また10より高いと、堅牢性向上効果がなくなるば
かりか、毛髪損傷を引き起こすため好ましくない。pH
の調整方法は特に制限されず、一般に使用される酸およ
び/またはアルカリで調整すればよい。また、本発明品
に緩衝能を持たせる事も可能である。
【0016】本実施形態の染毛用前処理剤組成物の剤型
としては、液体状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ペー
スト状、霧状またはエアゾールフォームなどが挙げられ
る。これらの内、使い易さと効果の点から、特に好まし
くは液体状、乳液状、霧状またはエアゾールフォーム状
である。本発明の毛髪処理剤が最も効果的な適用方法
は、前処理剤として頭髪に均一に塗布した後、乾燥さ
せ、その後染毛剤で染毛処理を行う方法である。従って
クリーム状やゲル状の様に粘稠な形態であると、均一に
塗布しにくく、十分な効果を期待できなくなる恐れがあ
る。
【0017】そして、これらの剤型に応じて染毛用前処
理剤組成物に配合される上記成分以外の成分としては、
水・有機溶剤等の溶剤、セタノール・セトステアリルア
ルコール・ワセリン等の油性成分、ラウリル硫酸ナトリ
ウム・POE(20)セチルエーテル等の界面活性剤、
カルボキシビニルポリマー等の高分子化合物、保湿剤、
防腐剤、EDTA二ナトリウム等のキレート剤、酸化防
止剤、噴射剤、アミノ酸、植物抽出物、生薬抽出物、ビ
タミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸収剤などが挙げ
られる。
【0018】本実施形態によって得られる効果につい
て、以下に記載する。 (1)アルミニウム化合物及びシリコーン類を含有して
いるため、本実施形態の染毛用前処理剤組成物で損傷毛
髪を処理すれば、その後に用いる酸化染毛剤で毛髪を均
一に染めることができ、かつ染色堅牢性を高めることが
できる。 (2)さらに、タンパク加水分解物及び/またはその誘
導体を含有しているため、本実施形態の染毛用前処理剤
組成物で損傷毛髪を処理すれば、その後に用いる酸化染
毛剤で毛髪を均一に染め、かつ染色堅牢性を高める効果
を向上させることができる。
【0019】(3)シリコーン類がアミノ変性シリコー
ンであるため、良好な染毛力を得ることができ、さらに
上記(1)、(2)の効果を向上させることができる。 (4)タンパク加水分解物がケラチンの加水分解物であ
るため、毛髪の風合いを向上させることができ、さらに
上記(1)、(2)の効果を向上させることができる。
【0020】なお、前記実施形態においてタンパク加水
分解物及び/またはその誘導体を省いて構成することも
できる。
【0021】本発明の染毛用前処理剤組成物の対象とな
る染毛剤は酸化染毛剤であり、酸化染毛剤による毛先の
かぶりやむら染まりを良好に抑えることができる。
【0022】酸化染毛剤とは、一般に、液体やクリーム
など適切な媒体に酸化染料(主要中間体とカップラー)
を含有した第1剤と、過酸化水素を含有した第2剤とか
らなり、使用時に両者を混合することにより染料を酸化
発色させるもので、永久染毛剤とも呼ばれる。その他に
も、過酸化水素の代わりに過炭酸ナトリウム、過ホウ酸
ナトリウムあるいは臭素酸ナトリウムなどの固体の酸化
剤を用いることにより染料と同時に配合することを可能
とした粉末状染毛剤があり、水で溶いて使用する。
【0023】酸化染料としては、p−フェニレンジアミ
ン、トルエン−2,5−ジアミン、N−フェニル−p−
フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルア
ミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、
p−メチルアミノフェノール、o−クロル−p−フェニ
レンジアミンおよび2,4−ジアミノフェノール等の主
要中間体や、レゾルシン、カテコール、ピロガロール、
フロログルシン、没食子酸、ハイドロキノン、5−アミ
ノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、5−(2
−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、
m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシ
エタノール、トルエン−3,4−ジアミン、α−ナフト
ール、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、
3,3’−イミノジフェニール、1,5−ジヒドロキシ
ナフタレンおよびタンニン酸等のカップラーが挙げられ
る。その他に調色を目的として2−アミノ−4−ニトロ
フェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、2−
ニトロ−p−フェニレンジアミン、p−ニトロ−o−フ
ェニレンジアミン、p−ニトロ−m−フェニレンジアミ
ン、N,N’−ビス(4−アミノフェニル)−2,5−
ジアミノ−1,4−キノンジイミン、2−ヒドロキシ−
5−ニトロ−2’,4’−ジアミノアゾベンゼン−5’
−スルホン酸ナトリウム、ピクラミン酸、ピクラミン酸
ナトリウム、1−アミノ−4−メチルアミノアントラキ
ノン、1,4−ジアミノアントラキノンおよびヘマテイ
ン等の直接染料を配合することがある。
【0024】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施
例の記述に限定されるものではない。まず、本試験で用
いる酸化染毛剤1、2剤の組成を以下に示す。なお、こ
の酸化染毛剤は、使用時に1剤と2剤を1:1で混合
し、毛髪に適用後20分間放置し、洗い流すと、通常の
健康な毛髪であれば、緑がかったブラウンに染めること
ができるものである。
【0025】<試験用酸化染毛剤> <1剤> 重量% パラフェニレンジアミン 0.2 レゾルシン 1.0 パラアミノフェノール 0.5 2,6−ジアミノピリジン 0.2 セチルアルコール 5.0 ポリエチレングリコール 5.0 ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 8.0 ドデシル硫酸ナトリウム 1.2 強アンモニア水 5.0 アスコルビン酸 0.5 精製水 適 量 <2剤> 重量% 過酸化水素(35%) 17.0 精製水 適 量
【0026】次に、試験に使用した毛束の調製方法を示
す。 <毛束の調製>30cmヒト黒毛束を毛先より下記の処
理を施し、実験用毛髪を準備した。 1.毛先から20cmを市販のブリーチ剤(ビューティ
ーンブリーチ体験;ホーユー(株)製)で定法により処
理を行い脱色する操作を2回繰り返した。 2.1で処理した毛束の、さらに毛先から10cmを市
販のパーマネントウェーブ用剤(ダニエルギャルビンプ
ロマスターウェーブLA/t;ホーユー(株)製)で定
法により処理を行った。 これにより、毛先から根元まで、損傷度が3段階に異な
る毛髪を調製した。
【0027】・実施例1〜2 実施例1〜2及び比較例1〜4の染毛用前処理剤組成物
の組成を下記表1に示す。実施例1〜2及び比較例1〜
4は、損傷毛を修復するための一般的なトリートメント
剤(比較例1)に、本発明の特徴成分を単独あるいは併
用して配合した前処理剤である。
【0028】<実験>上記の処理を施した30cmヒト
黒毛束に、実施例1〜2および比較例1〜4の染毛用前
処理剤組成物を均一に塗布し、ドライヤーで風乾したの
ち、上記試験用酸化染毛剤にて染毛を行った。染毛処理
は常法で行った。そして、均染性と堅牢性について下記
の基準で評価を行った。その結果を表1に併せて示す。
【0029】<評価基準> (1)均染性 染毛後の均染性を、下記の基準で目視にて行った。 ◎;根元部と毛先部に色調の差がない ○;根元部と毛先部に色調の差が少ない △;根元部と毛先部に色調の差がある ×;根元部と毛先部に色調の差が著しい
【0030】(2)堅牢性 シャンプー堅牢性評価として、シャンプー処理の代わり
に、1%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液に各毛束を浸漬
し、30分間穏やかに攪拌した。そして、毛束を取り出
し、残液の毛髪から水溶液に溶け出た色の濃さを観察し
た。この処理は通常のシャンプーを20回程度繰り返し
たのと同程度の色落ちを示すため、色落ちを評価するた
めの簡便法として用いている。以下の基準により、目視
にて評価した。 ◎:残液に若干色が付いている ○:残液に色がついている △:残液に色が濃く付いている ×:残液に色が非常に濃く付いている
【0031】
【表1】
【0032】実施例1及び2、比較例1〜3で処理した
毛髪の外観は特に差はなかった。この毛髪を前記酸化染
毛剤で処理すると、実施例のみが全体に均一な緑がかっ
たブラウンに染色された。実施例2の方がより均一に良
好に染色された。比較例1〜3は、毛先から根元まで色
むらができ、特に比較例1〜3は毛先が染まりすぎ、黒
〜真っ黒に染毛されてしまった。
【0033】堅牢性は、実施例は比較例に比べると非常
に良好な堅牢性を示し、実施例2の方が効果は高かっ
た。また、実施例1と2を比べると、タンパク加水分解
物を配合した実施例2の方が、毛髪の風合いが良好であ
った。
【0034】・実施例3〜8 実施例3〜8の組成を表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】実施例3〜8についても同様の実験を行っ
たところ、実施例1及び2と同様に良好な均染性と堅牢
性が確認できた。また、毛髪の感触も良好であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化染毛剤を適用する前の毛髪に使用す
    る染毛用前処理剤組成物において、(A)アルミニウム
    化合物から選ばれる少なくとも1種と、(B)シリコー
    ン類から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴
    とする染毛用前処理剤組成物。
  2. 【請求項2】 さらに、(C)タンパク加水分解物及び
    /またはその誘導体とからなる群より選ばれる少なくと
    も1種を含有することを特徴とする染毛用前処理剤組成
    物。
  3. 【請求項3】 シリコーン類がアミノ変性シリコーンで
    あることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記
    載の染毛用前処理剤組成物。
  4. 【請求項4】 タンパク加水分解物及び/またはその誘
    導体が、ケラチンの加水分解物及び/またはその誘導体
    であることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1項に
    記載の染毛用前処理剤組成物。
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