JP3781413B2 - 染毛用前処理剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、さまざまな染毛履歴を持った毛髪に対して、均染性を向上させる染毛用前処理剤組成物に関するものである。さらに詳しくは、ダメージの激しい毛先部分など、酸化染毛剤の施術による染毛結果に著しいムラを生じる可能性の高い毛髪の、酸化染料の過剰な吸着や、染毛不足を防ぐ染毛用前処理剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】
近年おしゃれ意識の高揚等によりパーマネントウェーブ、ヘアカラーあるいはヘアブリーチ等が流行している。しかしこれらの頻度が増えるに従い、毛髪は大きく損傷を受ける様になる。このような毛髪をヘアカラーで染毛すると、一般には染めムラが生じ、さらに日常の洗髪により簡単に色が落ちてしまうなどの問題があった。
従来、毛先などの損傷のある毛髪への染毛処理には、タンパク加水分解物や糖誘導体などのコンデショニング成分を配合した組成物を前処理剤として適用し、毛髪のダメージ部を保護することにより均染性を得るなどの方法が提案されてきた(特開平8−81342号公報、特開平10−226629号公報、特開平11−139940号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記方法を用いることにより、染毛後の風合いの向上などに一定の効果は認められるが、均染性については未だに充分な効果は得られていない。特に、染毛やパーマネントウェーブの繰り返しなどによる損傷の激しい毛髪の毛先と、損傷を受けていない新生部との染毛結果の差は著しく、従来の前処理剤を使用してさえ歴然として残り、美容業界では、毛先への2度処理などで対応を余儀なくされ、非常に煩雑な作業が必要であった。
【0004】
本発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、損傷毛髪に対し濃染性、均染性及び染色堅牢性を高めるための染毛用前処理剤組成物を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、酸化染毛剤を適用する前の毛髪に使用する染毛用前処理剤組成物において、(A)アルミニウム化合物として、硫酸カリウムアルミニウム、硫酸アンモニウムアルミニウム、硫酸ナトリウムアルミニウム、酢酸アルミニウム、ベヘン酸アルミニウム、クエン酸アルミニウム、カプロン酸アルミニウム、塩化アルミニウム、塩酸アルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、ジミリスチン酸アルミニウム、ジ−dl−ピロリドンカルボン酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、イソステアリン酸アルミニウム、グリシンアルミニウム、ラノリン酸アルミニウム、モノステアリン酸アルミニウム、酸化アルミニウム、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPEG、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPG及び硫酸アルミニウムから選ばれる少なくとも1種と、(B)シリコーン類から選ばれる少なくとも1種を含有することを要旨とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の組成物にさらに(C)タンパク加水分解物及び/またはその誘導体を含有することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載のシリコーン類が、アミノ変性シリコーンであることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2〜3のいずれか1項に記載のタンパク加水分解物及び/またはその誘導体が、ケラチンの加水分解物及び/またはその誘導体であることを要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について説明する。
本実施形態の染毛用前処理剤には、(A)アルミニウム化合物から選ばれる少なくとも1種と、(B)シリコーン類から選ばれる少なくとも1種と、(C)タンパク加水分解物及び/またはその誘導体とからなる群より選ばれる少なくとも1種が含有されている。
【0008】
はじめに、アルミニウム化合物について説明する。
アルミニウム化合物の具体例としては、硫酸カリウムアルミニウム、硫酸アンモニウムアルミニウム、硫酸ナトリウムアルミニウム、酢酸アルミニウム、ベヘン酸アルミニウム、クエン酸アルミニウム、カプロン酸アルミニウム、塩化アルミニウム、塩酸アルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、ジミリスチン酸アルミニウム、ジ−dl−ピロリドンカルボン酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、イソステアリン酸アルミニウム、グリシンアルミニウム、ラノリン酸アルミニウム、モノステアリン酸アルミニウム、酸化アルミニウム、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPEG、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPG、硫酸アルミニウム等が挙げられる。染毛用前処理剤組成物にアルミニウム化合物を配合する場合には、上記のアルミニウム化合物の中から選ばれる一種を単独で配合してもよいし、二種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0009】
染毛用前処理剤組成物におけるアルミニウム化合物の含有量は0.1〜20重量%が好ましく、0.5〜10重量%がより好ましい。
【0010】
次に、シリコーン類について説明する。
シリコーン類の具体例としては、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、高重合度メチルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体及びジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体などが挙げられる。
【0011】
染毛用前処理剤組成物におけるシリコーン類の含有量は0.01〜10重量%が好ましく、0.05〜3重量%がより好ましい。
【0012】
次にタンパク加水分解物及びその誘導体について説明する。
タンパク質加水分解物及びその誘導体の具体例としては、ケラチン、コラーゲン、エラスチン、フィブロイン、コンキオリン、シルク、カゼイン、ゼラチン、小麦タンパク質、大豆タンパク質、米タンパク質、米ぬかタンパク質、とうもろこしタンパク質、馬鈴薯タンパク質、アーモンドタンパク質、綿実タンパク質、えんどう豆タンパク質、カラス麦タンパク質、シロバナルーピンタンパク質およびブラジルナッツタンパク質などのタンパク質の加水分解物、およびそれらの4級化物、シリル化物、アシル化物あるいはアルキルエステルなどの誘導体などが挙げられる。そして、染毛用前処理剤組成物には、上記の中から選ばれる一種以上が含有されている。
【0013】
染毛用前処理剤組成物がタンパク質加水分解物及び/またはその誘導体を含有する場合、染毛用前処理剤組成物におけるタンパク質加水分解物及び/またはその誘導体の含有量は0.1〜50重量%が好ましく、1〜10重量%がより好ましい。
【0014】
本実施形態の染毛用前処理剤組成物には、その剤型に応じて、以上説明した成分以外の成分がさらに含有されている。
【0015】
本発明の染毛用前処理剤組成物のpHは、均染性効果の向上の観点から3〜10の範囲が好ましく、さらに好ましくは4〜6である。pHが3より低くても、また10より高くても頭皮への刺激等が懸念される。また10より高いと、堅牢性向上効果がなくなるばかりか、毛髪損傷を引き起こすため好ましくない。pHの調整方法は特に制限されず、一般に使用される酸および/またはアルカリで調整すればよい。また、本発明品に緩衝能を持たせる事も可能である。
【0016】
本実施形態の染毛用前処理剤組成物の剤型としては、液体状、乳液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、霧状またはエアゾールフォームなどが挙げられる。これらの内、使い易さと効果の点から、特に好ましくは液体状、乳液状、霧状またはエアゾールフォーム状である。本発明の毛髪処理剤が最も効果的な適用方法は、前処理剤として頭髪に均一に塗布した後、乾燥させ、その後染毛剤で染毛処理を行う方法である。従ってクリーム状やゲル状の様に粘稠な形態であると、均一に塗布しにくく、十分な効果を期待できなくなる恐れがある。
【0017】
そして、これらの剤型に応じて染毛用前処理剤組成物に配合される上記成分以外の成分としては、水・有機溶剤等の溶剤、セタノール・セトステアリルアルコール・ワセリン等の油性成分、ラウリル硫酸ナトリウム・POE(20)セチルエーテル等の界面活性剤、カルボキシビニルポリマー等の高分子化合物、保湿剤、防腐剤、EDTA二ナトリウム等のキレート剤、酸化防止剤、噴射剤、アミノ酸、植物抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、色素、香料、顔料、紫外線吸収剤などが挙げられる。
【0018】
本実施形態によって得られる効果について、以下に記載する。
(1)アルミニウム化合物及びシリコーン類を含有しているため、本実施形態の染毛用前処理剤組成物で損傷毛髪を処理すれば、その後に用いる酸化染毛剤で毛髪を均一に染めることができ、かつ染色堅牢性を高めることができる。
(2)さらに、タンパク加水分解物及び/またはその誘導体を含有しているため、本実施形態の染毛用前処理剤組成物で損傷毛髪を処理すれば、その後に用いる酸化染毛剤で毛髪を均一に染め、かつ染色堅牢性を高める効果を向上させることができる。
【0019】
(3)シリコーン類がアミノ変性シリコーンであるため、良好な染毛力を得ることができ、さらに上記(1)、(2)の効果を向上させることができる。
(4)タンパク加水分解物がケラチンの加水分解物であるため、毛髪の風合いを向上させることができ、さらに上記(1)、(2)の効果を向上させることができる。
【0020】
なお、前記実施形態においてタンパク加水分解物及び/またはその誘導体を省いて構成することもできる。
【0021】
本発明の染毛用前処理剤組成物の対象となる染毛剤は酸化染毛剤であり、酸化染毛剤による毛先のかぶりやむら染まりを良好に抑えることができる。
【0022】
酸化染毛剤とは、一般に、液体やクリームなど適切な媒体に酸化染料(主要中間体とカップラー)を含有した第1剤と、過酸化水素を含有した第2剤とからなり、使用時に両者を混合することにより染料を酸化発色させるもので、永久染毛剤とも呼ばれる。その他にも、過酸化水素の代わりに過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウムあるいは臭素酸ナトリウムなどの固体の酸化剤を用いることにより染料と同時に配合することを可能とした粉末状染毛剤があり、水で溶いて使用する。
【0023】
酸化染料としては、p−フェニレンジアミン、トルエン−2,5−ジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノール、o−クロル−p−フェニレンジアミンおよび2,4−ジアミノフェノール等の主要中間体や、レゾルシン、カテコール、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、ハイドロキノン、5−アミノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、トルエン−3,4−ジアミン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、ジフェニルアミン、3,3’−イミノジフェニール、1,5−ジヒドロキシナフタレンおよびタンニン酸等のカップラーが挙げられる。その他に調色を目的として2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、p−ニトロ−o−フェニレンジアミン、p−ニトロ−m−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(4−アミノフェニル)−2,5−ジアミノ−1,4−キノンジイミン、2−ヒドロキシ−5−ニトロ−2’,4’−ジアミノアゾベンゼン−5’−スルホン酸ナトリウム、ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、1−アミノ−4−メチルアミノアントラキノン、1,4−ジアミノアントラキノンおよびヘマテイン等の直接染料を配合することがある。
【0024】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例の記述に限定されるものではない。
まず、本試験で用いる酸化染毛剤1、2剤の組成を以下に示す。なお、この酸化染毛剤は、使用時に1剤と2剤を1:1で混合し、毛髪に適用後20分間放置し、洗い流すと、通常の健康な毛髪であれば、緑がかったブラウンに染めることができるものである。
【0025】
<試験用酸化染毛剤>
<1剤> 重量%
パラフェニレンジアミン 0.2
レゾルシン 1.0
パラアミノフェノール 0.5
2,6−ジアミノピリジン 0.2
セチルアルコール 5.0
ポリエチレングリコール 5.0
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 8.0
ドデシル硫酸ナトリウム 1.2
強アンモニア水 5.0
アスコルビン酸 0.5
精製水 適 量
<2剤> 重量%
過酸化水素(35%) 17.0
精製水 適 量
【0026】
次に、試験に使用した毛束の調製方法を示す。
<毛束の調製>
30cmヒト黒毛束を毛先より下記の処理を施し、実験用毛髪を準備した。
1.毛先から20cmを市販のブリーチ剤(ビューティーンブリーチ体験;ホーユー(株)製)で定法により処理を行い脱色する操作を2回繰り返した。
2.1で処理した毛束の、さらに毛先から10cmを市販のパーマネントウェーブ用剤(ダニエルギャルビンプロマスターウェーブLA/t;ホーユー(株)製)で定法により処理を行った。
これにより、毛先から根元まで、損傷度が3段階に異なる毛髪を調製した。
【0027】
・実施例1〜2
実施例1〜2及び比較例1〜4の染毛用前処理剤組成物の組成を下記表1に示す。
実施例1〜2及び比較例1〜4は、損傷毛を修復するための一般的なトリートメント剤(比較例1)に、本発明の特徴成分を単独あるいは併用して配合した前処理剤である。
【0028】
<実験>
上記の処理を施した30cmヒト黒毛束に、実施例1〜2および比較例1〜4の染毛用前処理剤組成物を均一に塗布し、ドライヤーで風乾したのち、上記試験用酸化染毛剤にて染毛を行った。染毛処理は常法で行った。そして、均染性と堅牢性について下記の基準で評価を行った。その結果を表1に併せて示す。
【0029】
<評価基準>
(1)均染性
染毛後の均染性を、下記の基準で目視にて行った。
◎;根元部と毛先部に色調の差がない
○;根元部と毛先部に色調の差が少ない
△;根元部と毛先部に色調の差がある
×;根元部と毛先部に色調の差が著しい
【0030】
(2)堅牢性
シャンプー堅牢性評価として、シャンプー処理の代わりに、1%ラウリル硫酸ナトリウム水溶液に各毛束を浸漬し、30分間穏やかに攪拌した。そして、毛束を取り出し、残液の毛髪から水溶液に溶け出た色の濃さを観察した。この処理は通常のシャンプーを20回程度繰り返したのと同程度の色落ちを示すため、色落ちを評価するための簡便法として用いている。以下の基準により、目視にて評価した。
◎:残液に若干色が付いている
○:残液に色がついている
△:残液に色が濃く付いている
×:残液に色が非常に濃く付いている
【0031】
【表1】
Figure 0003781413
【0032】
実施例1及び2、比較例1〜3で処理した毛髪の外観は特に差はなかった。この毛髪を前記酸化染毛剤で処理すると、実施例のみが全体に均一な緑がかったブラウンに染色された。実施例2の方がより均一に良好に染色された。比較例1〜3は、毛先から根元まで色むらができ、特に比較例1〜3は毛先が染まりすぎ、黒〜真っ黒に染毛されてしまった。
【0033】
堅牢性は、実施例は比較例に比べると非常に良好な堅牢性を示し、実施例2の方が効果は高かった。
また、実施例1と2を比べると、タンパク加水分解物を配合した実施例2の方が、毛髪の風合いが良好であった。
【0034】
・実施例3〜8
実施例3〜8の組成を表2に示す。
【0035】
【表2】
Figure 0003781413
【0036】
実施例3〜8についても同様の実験を行ったところ、実施例1及び2と同様に良好な均染性と堅牢性が確認できた。また、毛髪の感触も良好であった。

Claims (4)

  1. 酸化染毛剤を適用する前の毛髪に使用する染毛用前処理剤組成物において、(A)アルミニウム化合物として、硫酸カリウムアルミニウム、硫酸アンモニウムアルミニウム、硫酸ナトリウムアルミニウム、酢酸アルミニウム、ベヘン酸アルミニウム、クエン酸アルミニウム、カプロン酸アルミニウム、塩化アルミニウム、塩酸アルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、ジミリスチン酸アルミニウム、ジ−dl−ピロリドンカルボン酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、イソステアリン酸アルミニウム、グリシンアルミニウム、ラノリン酸アルミニウム、モノステアリン酸アルミニウム、酸化アルミニウム、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPEG、アルミニウムセスキクロロハイドレックスPG及び硫酸アルミニウムから選ばれる少なくとも1種と、(B)シリコーン類から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする染毛用前処理剤組成物。
  2. さらに、(C)タンパク加水分解物及び/またはその誘導体とからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1に記載の染毛用前処理剤組成物。
  3. シリコーン類がアミノ変性シリコーンであることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の染毛用前処理剤組成物。
  4. タンパク加水分解物及び/またはその誘導体が、ケラチンの加水分解物及び/またはその誘導体であることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1項に記載の染毛用前処理剤組成物。
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