JPWO2008053530A1 - 測定物質定量方法 - Google Patents
測定物質定量方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2008053530A1 JPWO2008053530A1 JP2008541943A JP2008541943A JPWO2008053530A1 JP WO2008053530 A1 JPWO2008053530 A1 JP WO2008053530A1 JP 2008541943 A JP2008541943 A JP 2008541943A JP 2008541943 A JP2008541943 A JP 2008541943A JP WO2008053530 A1 JPWO2008053530 A1 JP WO2008053530A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- measurement
- internal standard
- peak area
- standard substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 title 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 410
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 215
- 238000011088 calibration curve Methods 0.000 claims abstract description 97
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 87
- 238000001819 mass spectrum Methods 0.000 claims abstract description 53
- 238000011002 quantification Methods 0.000 claims abstract description 44
- 229910052805 deuterium Inorganic materials 0.000 claims description 21
- 125000004435 hydrogen atom Chemical group [H]* 0.000 claims description 13
- 150000001975 deuterium Chemical group 0.000 claims description 11
- YZCKVEUIGOORGS-OUBTZVSYSA-N Deuterium Chemical compound [2H] YZCKVEUIGOORGS-OUBTZVSYSA-N 0.000 claims description 10
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 abstract 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 60
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 18
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 8
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 8
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000010422 internal standard material Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 4
- 125000004431 deuterium atom Chemical group 0.000 description 3
- 239000003905 agrochemical Substances 0.000 description 2
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 2
- 239000003344 environmental pollutant Substances 0.000 description 2
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 2
- 238000004445 quantitative analysis Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 239000013077 target material Substances 0.000 description 2
- 239000013076 target substance Substances 0.000 description 2
- 239000012491 analyte Substances 0.000 description 1
- 150000002431 hydrogen Chemical group 0.000 description 1
- 150000003071 polychlorinated biphenyls Chemical class 0.000 description 1
- 239000012925 reference material Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
- G01N30/72—Mass spectrometers
- G01N30/7206—Mass spectrometers interfaced to gas chromatograph
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/86—Signal analysis
- G01N30/8675—Evaluation, i.e. decoding of the signal into analytical information
- G01N30/8679—Target compound analysis, i.e. whereby a limited number of peaks is analysed
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/04—Preparation or injection of sample to be analysed
- G01N2030/042—Standards
- G01N2030/045—Standards internal
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Library & Information Science (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
Description
しかしながら、一定の測定条件下で標準物質を測定し、検量線をそれぞれGC/MSの装置毎に作成する必要があった。そこで、使用するGC/MSに依存することなく、測定物質を定量することができるGC/MSにおける汎用多成分一斉同定・定量方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような汎用多成分一斉同定・定量方法では、標準物質及び内部標準物質のクロマトグラムのピーク面積比と、標準物質及び内部標準物質の濃度比との関係を示す相対検量線(図3参照)が登録されたデータベースを記憶させるデータベース記憶ステップと、既知の濃度の内部標準物質と測定物質とを同時に測定することにより、内部標準物質と測定物質とのマススペクトルを得る測定ステップと、所定の濃度の内部標準物質のマススペクトルと測定物質のマススペクトルとに基づいて、クロマトグラフを作成して測定物質及び内部標準物質のピーク面積比を算出する算出ステップと、相対検量線に基づいて、測定物質の濃度を算出する測定物質濃度算出ステップとを含む。
なお、内部標準物質としては、GC/MSに対する応答が測定物質と類似し、かつ、測定物質と分離測定可能なものであり、安定同位体化合物及び化学的物理的性質が類似した化合物から選択される。例えば、水素原子を重水素原子に置換した重水素体(D体)等が挙げられる。
また、標準物質としては、例えば、PCBなどの環境汚染物質、食品中残留農薬や乱用薬物等の化学物質等が挙げられる。
また、内部標準物質は一般的には高額であったり、種類によっては入手が困難な場合があり上述の定量方法が利用しにくいことがあった。
さらに、使用する内部標準物質の量と機会とが少なくてすむので、内部標準物質が人体に悪影響を及ぼすものである場合に、その影響を軽減することができる。
また、本発明の測定物質定量方法は、測定物質濃度算出ステップにおいて、相対検量線及び内部標準物質のピーク面積又は高さに基づいて、ピーク面積又は高さと濃度との関係を示す絶対検量線を作成するようにしてもよい。
本発明の測定物質定量方法によれば、サンプルに内部標準物質を添加しないで、測定物質を測定することができるため、内部標準物質として測定物質と分離測定可能なものを用いる必要はない。つまり、高価な重水素体(D体)を用いる必要をなくすことができる。
5 質量分析装置(MS)
11 CPU(データ処理装置)
12 メモリ(外部記憶装置)
20 コンピュータ
21 測定部
22 面積算出部
23 絶対検量線作成部
24 測定物質算出部
100 ガスクロマトグラフ質量分析装置
GC1は、カラムオーブン4と、カラムオーブン4に内装されるカラム3と、カラム3の入口端に接続されるサンプル注入部2とからなる。分析対象物質である試料ガス(サンプル)は、キャリアガスに押されてサンプル注入部2からカラム3内に導入されることになる。これにより、試料ガスに含まれる各測定物質は、カラム3内を通過する間に時間軸方向に分離されて、カラム3の出口端に到達することになる。なお、カラム3の出口端は、MS5に接続されている。
CPU11が処理する機能をブロック化して説明すると、測定部21と、面積算出部22と、絶対検量線作成部23と、測定物質算出部24とを有する。測定部21は、検出器10で取得したイオン強度信号をメモリ12のイオン強度信号記憶領域34に蓄積させるとともに、イオン強度信号に基づいて演算処理を実行し、その結果をモニタ画面14aに出力するものである。
また、メモリ12は、標準物質及び登録物質のトータルイオンクロマトグラムのピーク面積比と、標準物質及び登録物質の濃度比との関係を示す相対検量線を登録する相対検量線記憶領域31と、絶対検量線を記憶する絶対検量線記憶領域33と、イオン強度信号記憶領域34とを有する。
測定物質算出部24は、絶対検量線及び測定物質のピーク面積に基づいて測定物質を定量する制御を行うものである。
まず、ステップS101の処理において、標準物質及び登録物質のトータルイオンクロマトグラムのピーク面積比(P’’/P’)と、標準物質及び登録物質の濃度比(C’’/C’)との関係を示す相対検量線(図3参照)が登録されたデータベースを相対検量線記憶領域31に記憶させる(データベース記憶ステップ)。なお、P’’は、標準物質のピーク面積であり、P’は、登録物質のピーク面積であり、C’’は、標準物質の濃度であり、C’は、登録物質の濃度である。
次に、ステップS103の処理において、一定間隔あけて間欠的に連続して繰り返し質量走査を行うことにより、内部標準物質のマススペクトルを得る(内部標準物質測定ステップ)。
その後、ステップS105の処理を終了すれば、本フローチャートを終了させることになる。
まず、ステップS201の処理において、カウンタSnを用いてSn=S1と記憶させる。
次に、ステップS203の処理において、一定間隔あけて間欠的に連続して繰り返し質量走査を行うことにより、各測定物質のマススペクトルを得る(測定物質測定ステップ)。
次に、ステップS205の処理において、絶対検量線に基づいて、測定物質の濃度(c)を算出する(測定物質濃度算出ステップ)。
一方、Sn=Smaxであると判定した場合には、本フローチャートを終了させることになる。
さらに、使用する内部標準物質の量と機会とが少なくてすむので、内部標準物質が人体に悪影響を及ぼすものである場合に、その影響を軽減することができる。
(1)上述したGC/MS装置100において、登録物質と内部標準物質とは、同一であるものを用いる構成としたが、登録物質は、水素原子を重水素原子に置換された重水素体であり、かつ、内部標準物質は、水素原子を重水素原子に置換されていないものとする構成としてもよい。このとき、内部標準物質のピーク面積=登録物質のピーク面積×Aとなり、Aは定数である。
(2)上述したGC/MS装置100において、内部標準物質の測定回数は1回としたが、サンプルの測定を10回行う毎に、内部標準物質の測定を1回行う構成としてもよい。
しかしながら、一定の測定条件下で標準物質を測定し、検量線をそれぞれGC/MSの装置毎に作成する必要があった。そこで、使用するGC/MSに依存することなく、測定物質を定量することができるGC/MSにおける汎用多成分一斉同定・定量方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような汎用多成分一斉同定・定量方法では、標準物質及び内部標準物質のクロマトグラムのピーク面積比と、標準物質及び内部標準物質の濃度比との関係を示す相対検量線(図3参照)が登録されたデータベースを記憶させるデータベース記憶ステップと、既知の濃度の内部標準物質と測定物質とを同時に測定することにより、内部標準物質と測定物質とのマススペクトルを得る測定ステップと、所定の濃度の内部標準物質のマススペクトルと測定物質のマススペクトルとに基づいて、クロマトグラフを作成して測定物質及び内部標準物質のピーク面積比を算出する算出ステップと、相対検量線に基づいて、測定物質の濃度を算出する測定物質濃度算出ステップとを含む。
なお、内部標準物質としては、GC/MSに対する応答が測定物質と類似し、かつ、測定物質と分離測定可能なものであり、安定同位体化合物及び化学的物理的性質が類似した化合物から選択される。例えば、水素原子を重水素原子に置換した重水素体(D体)等が挙げられる。
また、標準物質としては、例えば、PCBなどの環境汚染物質、食品中残留農薬や乱用薬物等の化学物質等が挙げられる。
また、内部標準物質は一般的には高額であったり、種類によっては入手が困難な場合があり上述の定量方法が利用しにくいことがあった。
さらに、使用する内部標準物質の量と機会とが少なくてすむので、内部標準物質が人体に悪影響を及ぼすものである場合に、その影響を軽減することができる。
また、本発明の測定物質定量方法は、前記登録物質は、水素原子を重水素原子に置換された重水素体であり、かつ、前記内部標準物質は、水素原子を重水素原子に置換されていないものであるようにしてもよい。
上記課題を解決するためになされた本発明の測定物質定量方法は、クロマトグラフ質量分析装置で測定物質を定量する測定物質定量方法であって、標準物質及び登録物質のクロマトグラムのピーク面積比又は高さ比と、標準物質及び登録物質の濃度比との関係を示す相対検量線が登録されたデータベースを記憶させるデータベース記憶ステップと、既知の濃度の内部標準物質を測定することにより、内部標準物質のマススペクトルを得る内部標準物質測定ステップと、内部標準物質のマススペクトルに基づいて、クロマトグラムを作成して内部標準物質のピーク面積又は高さを算出する絶対値算出ステップと、未知の濃度の測定物質を測定することにより、測定物質のマススペクトルを得る測定物質測定ステップと、測定物質のマススペクトルに基づいて、クロマトグラムを作成して測定物質のピーク面積又は高さを算出する測定値算出ステップと、相対検量線、内部標準物質のピーク面積又は高さ、並びに、測定物質のピーク面積又は高さに基づいて、測定物質の濃度を算出する測定物質濃度算出ステップとを含み、前記登録物質は、水素原子を重水素原子に置換された重水素体であり、かつ、前記内部標準物質は、水素原子を重水素原子に置換されていないものであるようにしている。
本発明の測定物質定量方法によれば、サンプルに内部標準物質を添加しないで、測定物質を測定することができるため、内部標準物質として測定物質と分離測定可能なものを用いる必要はない。つまり、高価な重水素体(D体)を用いる必要をなくすことができる。
GC1は、カラムオーブン4と、カラムオーブン4に内装されるカラム3と、カラム3の入口端に接続されるサンプル注入部2とからなる。分析対象物質である試料ガス(サンプル)は、キャリアガスに押されてサンプル注入部2からカラム3内に導入されることになる。これにより、試料ガスに含まれる各測定物質は、カラム3内を通過する間に時間軸方向に分離されて、カラム3の出口端に到達することになる。なお、カラム3の出口端は、MS5に接続されている。
CPU11が処理する機能をブロック化して説明すると、測定部21と、面積算出部22と、絶対検量線作成部23と、測定物質算出部24とを有する。測定部21は、検出器10で取得したイオン強度信号をメモリ12のイオン強度信号記憶領域34に蓄積させるとともに、イオン強度信号に基づいて演算処理を実行し、その結果をモニタ画面14aに出力するものである。
また、メモリ12は、標準物質及び登録物質のトータルイオンクロマトグラムのピーク面積比と、標準物質及び登録物質の濃度比との関係を示す相対検量線を登録する相対検量線記憶領域31と、絶対検量線を記憶する絶対検量線記憶領域33と、イオン強度信号記憶領域34とを有する。
測定物質算出部24は、絶対検量線及び測定物質のピーク面積に基づいて測定物質を定量する制御を行うものである。
まず、ステップS101の処理において、標準物質及び登録物質のトータルイオンクロマトグラムのピーク面積比(P’’/P’)と、標準物質及び登録物質の濃度比(C’’/C’)との関係を示す相対検量線(図3参照)が登録されたデータベースを相対検量線記憶領域31に記憶させる(データベース記憶ステップ)。なお、P’’は、標準物質のピーク面積であり、P’は、登録物質のピーク面積であり、C’’は、標準物質の濃度であり、C’は、登録物質の濃度である。
次に、ステップS103の処理において、一定間隔あけて間欠的に連続して繰り返し質量走査を行うことにより、内部標準物質のマススペクトルを得る(内部標準物質測定ステップ)。
その後、ステップS105の処理を終了すれば、本フローチャートを終了させることになる。
まず、ステップS201の処理において、カウンタSnを用いてSn=S1と記憶させる。
次に、ステップS203の処理において、一定間隔あけて間欠的に連続して繰り返し質量走査を行うことにより、各測定物質のマススペクトルを得る(測定物質測定ステップ)。
次に、ステップS205の処理において、絶対検量線に基づいて、測定物質の濃度(c)を算出する(測定物質濃度算出ステップ)。
一方、Sn=Smaxであると判定した場合には、本フローチャートを終了させることになる。
さらに、使用する内部標準物質の量と機会とが少なくてすむので、内部標準物質が人体に悪影響を及ぼすものである場合に、その影響を軽減することができる。
(1)上述したGC/MS装置100において、登録物質と内部標準物質とは、同一であるものを用いる構成としたが、登録物質は、水素原子を重水素原子に置換された重水素体であり、かつ、内部標準物質は、水素原子を重水素原子に置換されていないものとする構成としてもよい。このとき、内部標準物質のピーク面積=登録物質のピーク面積×Aとなり、Aは定数である。
(2)上述したGC/MS装置100において、内部標準物質の測定回数は1回としたが、サンプルの測定を10回行う毎に、内部標準物質の測定を1回行う構成としてもよい。
5 質量分析装置(MS)
11 CPU(データ処理装置)
12 メモリ(外部記憶装置)
20 コンピュータ
21 測定部
22 面積算出部
23 絶対検量線作成部
24 測定物質算出部
100 ガスクロマトグラフ質量分析装置
Claims (3)
- クロマトグラフ質量分析装置で測定物質を定量する測定物質定量方法であって、
標準物質及び登録物質のクロマトグラムのピーク面積比又は高さ比と、標準物質及び登録物質の濃度比との関係を示す相対検量線が登録されたデータベースを記憶させるデータベース記憶ステップと、
既知の濃度の内部標準物質を測定することにより、内部標準物質のマススペクトルを得る内部標準物質測定ステップと、
内部標準物質のマススペクトルに基づいて、クロマトグラムを作成して内部標準物質のピーク面積又は高さを算出する絶対値算出ステップと、
測定物質を測定することにより、測定物質のマススペクトルを得る測定物質測定ステップと、
測定物質のマススペクトルに基づいて、クロマトグラムを作成して測定物質のピーク面積又は高さを算出する測定値算出ステップと、
相対検量線、内部標準物質のピーク面積又は高さ、並びに、測定物質のピーク面積又は高さに基づいて、測定物質の濃度を算出する測定物質濃度算出ステップとを含むことを特徴とする測定物質定量方法。 - 測定物質濃度算出ステップにおいて、相対検量線及び内部標準物質のピーク面積又は高さに基づいて、ピーク面積又は高さと濃度との関係を示す絶対検量線を作成することを特徴とする請求項1に記載の測定物質定量方法。
- 前記登録物質は、水素原子を重水素原子に置換された重水素体であり、かつ、
前記内部標準物質は、水素原子を重水素原子に置換されていないものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の測定物質定量方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2006/321757 WO2008053530A1 (fr) | 2006-10-31 | 2006-10-31 | Procédé de quantification d'échantillons |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2008053530A1 true JPWO2008053530A1 (ja) | 2010-02-25 |
JP4835694B2 JP4835694B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=39343889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008541943A Active JP4835694B2 (ja) | 2006-10-31 | 2006-10-31 | 測定物質定量方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8145438B2 (ja) |
JP (1) | JP4835694B2 (ja) |
CN (1) | CN101529239B (ja) |
WO (1) | WO2008053530A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5427962B2 (ja) * | 2011-01-07 | 2014-02-26 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 質量分析装置、分析法およびキャリブレーション試料 |
CN103782166B (zh) * | 2011-06-06 | 2018-01-16 | 沃特世科技公司 | 用于定量样品中目标分析物的组合物、方法和试剂盒 |
CN104246488B (zh) * | 2012-04-12 | 2016-08-17 | 株式会社岛津制作所 | 质量分析装置 |
JP6048373B2 (ja) * | 2013-04-09 | 2016-12-21 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフ用データ処理装置及びデータ処理方法 |
JP6156662B2 (ja) * | 2013-10-28 | 2017-07-05 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフを用いたマルチ定量分析方法 |
WO2015105174A1 (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-16 | 富士フイルム株式会社 | 5-ヒドロキシ-1h-イミダゾール-4-カルボキサミドの有効投与量または感受性の予測方法および予測装置、キサントシン一リン酸の量の測定方法ならびに骨髄異形成症候群の処置剤および処置方法 |
CN105223264B (zh) * | 2015-09-21 | 2017-12-29 | 广东联捷生物科技有限公司 | 一种质谱定量分析的模拟内标方法、装置及应用 |
KR102115390B1 (ko) * | 2016-07-26 | 2020-05-27 | 주식회사 엘지화학 | 중합체 변성률 측정 방법 |
JP7246680B2 (ja) * | 2018-09-26 | 2023-03-28 | 株式会社日立ハイテクサイエンス | クロマトグラフ及びクロマトグラフィの定量方法 |
JP7187029B2 (ja) * | 2019-02-27 | 2022-12-12 | 株式会社日立ハイテクサイエンス | クロマトグラフ装置 |
JP7379862B2 (ja) * | 2019-05-09 | 2023-11-15 | 株式会社島津製作所 | 短鎖塩素化パラフィンの同族体の検出方法 |
CN111579687A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-08-25 | 中国科学院工程热物理研究所 | 一种混合气组分的检测方法和装置 |
CN113049523A (zh) * | 2021-03-22 | 2021-06-29 | 北京北分瑞利分析仪器(集团)有限责任公司 | 一种sbs改性沥青中sbs含量的测量方法 |
CN114235736B (zh) * | 2021-11-30 | 2024-06-21 | 中汽研汽车检验中心(天津)有限公司 | 一种汽车用pp-pet共混材料定性与定量的分析方法 |
CN114755326B (zh) * | 2022-03-30 | 2024-02-02 | 浙江省化工产品质量检验站有限公司 | 羟丙甲纤维素中地茂散的检测方法 |
JP2024072139A (ja) * | 2022-11-15 | 2024-05-27 | 株式会社日立ハイテクサイエンス | 液体クロマトグラフ装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09133685A (ja) * | 1995-11-07 | 1997-05-20 | Sekisui Chem Co Ltd | ビタミンk類フリーの血清もしくは血漿及びビタミンk類の定量法 |
JP2001337080A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Asahi Kasei Corp | フェノール類の分析方法 |
JP3707010B2 (ja) * | 2001-11-05 | 2005-10-19 | 財団法人北九州産業学術推進機構 | クロマトグラフ/質量分析装置における汎用多成分一斉同定・定量方法 |
JP4090847B2 (ja) * | 2002-06-03 | 2008-05-28 | 中部電力株式会社 | Pcbの分析法 |
JP4667832B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2011-04-13 | あすか製薬株式会社 | 生体内微量エストラジオールの新規測定法 |
CN100367031C (zh) * | 2004-12-07 | 2008-02-06 | 中国中医科学院中药研究所 | 大孔吸附树脂固体顶空进样有机残留物检测方法 |
CN1332199C (zh) * | 2005-04-22 | 2007-08-15 | 郑州市疾病预防控制中心 | 同时测定食品中残留的多种有机磷的gc/ms内标检测方法 |
-
2006
- 2006-10-31 JP JP2008541943A patent/JP4835694B2/ja active Active
- 2006-10-31 CN CN2006800562430A patent/CN101529239B/zh active Active
- 2006-10-31 WO PCT/JP2006/321757 patent/WO2008053530A1/ja active Application Filing
- 2006-10-31 US US12/444,670 patent/US8145438B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101529239B (zh) | 2011-12-28 |
JP4835694B2 (ja) | 2011-12-14 |
WO2008053530A1 (fr) | 2008-05-08 |
US8145438B2 (en) | 2012-03-27 |
US20100100335A1 (en) | 2010-04-22 |
CN101529239A (zh) | 2009-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4835694B2 (ja) | 測定物質定量方法 | |
Aceña et al. | Advances in liquid chromatography–high-resolution mass spectrometry for quantitative and qualitative environmental analysis | |
JP4973628B2 (ja) | クロマトグラフ質量分析データ解析方法及び装置 | |
JP5375411B2 (ja) | クロマトグラフ質量分析データ解析方法及び装置 | |
Castro-Perez | Current and future trends in the application of HPLC-MS to metabolite-identification studies | |
US8803080B2 (en) | Self calibration approach for mass spectrometry | |
JP5427962B2 (ja) | 質量分析装置、分析法およびキャリブレーション試料 | |
US7451052B2 (en) | Application of comprehensive calibration to mass spectral peak analysis and molecular screening | |
Masson | Quality control techniques for routine analysis with liquid chromatography in laboratories | |
JP6620894B2 (ja) | クロマトグラフ質量分析用データ解析装置 | |
JP5737419B2 (ja) | 質量分析装置を用いた定量分析方法及び質量分析装置 | |
US8927925B2 (en) | Interactive method for identifying ions from mass spectral data | |
JP2009257961A (ja) | 測定物質定量方法及びそれを用いるガスクロマトグラフ質量分析装置 | |
JP5757264B2 (ja) | クロマトグラフ質量分析データ処理装置 | |
JP5333089B2 (ja) | クロマトグラフ用データ処理装置 | |
Wille et al. | Liquid chromatography high-resolution mass spectrometry in forensic toxicology: what are the specifics of method development, validation and quality assurance for comprehensive screening approaches? | |
Tharaud et al. | uFREASI: user-FRiendly Elemental dAta procesSIng. A free and easy-to-use tool for elemental data treatment | |
JP4953175B2 (ja) | クロマトグラフ/質量分析装置における定量精度向上方法 | |
US8134121B2 (en) | Chromatographic mass spectrometer | |
JP7070708B2 (ja) | 分析装置の評価方法、分析装置の較正方法、分析方法、分析装置およびプログラム | |
CN110546496B (zh) | 试样分析装置 | |
Chen et al. | Determination of accurate protein monoisotopic mass with the most abundant mass measurable using high-resolution mass spectrometry | |
JP7056767B2 (ja) | クロマトグラフを用いた物質同定方法 | |
JPH08129002A (ja) | Sim法を用いたクロマトグラフ質量分析装置 | |
JP5747839B2 (ja) | クロマトグラフ質量分析用データ処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110830 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110912 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4835694 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |