JPWO2008012949A1 - ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの製造法 - Google Patents

ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの製造法 Download PDF

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Abstract

縮合剤を用いてピリミジンヌクレオシド5’−トリリン酸をピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸へ変換し、続けてマグネシウム、マンガン及び鉄から選択された金属塩の存在下、得られたピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸とピリミジンヌクレオチドとを反応させてジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートを合成する。この方法によれば、無保護のピリミジンヌクレオシド5’−リン酸類を原料として用いることが可能で、目的とするジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートを50%以上の合成収率で取得することができるため、ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの大量合成法として好適な方法である。

Description

本発明は、ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの効率的な製造法に関する。
下記式(I)で表されるジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの中で、例えば、P,P−ジ(ウリジン5’−)テトラホスフェート(Up4U)又はその塩は、痰排出誘導作用を有するため、去痰剤あるいは肺炎治療薬として開発が期待されている化合物であり、P−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェート(dCp4U)又はその塩は、P2Y2及び/又はP2Y4プリン受容体の選択的アゴニストであるため、慢性気管支炎、副鼻腔炎などの治療薬としての開発が期待されている化合物である。
Figure 2008012949
(式中、RとRは水素原子又は水酸基を示し、BとBはピリミジン塩基を示し、それぞれ同一であって異なっていても良い。また、nは1〜4の整数を示す。)
このようなジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの合成法としては、例えばUp4Uの場合、ウリジン5’−モノリン酸(UMP)を出発原料とし、ジフェニルホスホクロリデート(DPC)等の活性化剤とピロホスフェート(PPi)等のリン酸化剤を用いて合成されていたが、目的化合物の合成収率は約10%弱と極めて低く、到底実用的な方法とはなり得なかった(特許文献1)。
そこで、これらの方法を改善する試みとして、ヌクレオシド5’−環状トリリン酸を経由する方法が検討されている。具体的には、ウリジン5’−環状トリリン酸とUMPとを反応させてUp4Uを調製する方法(非特許文献1)、アデノシン5’−環状トリリン酸とアデノシン5’−モノリン酸と反応させてP,P−ジ(アデノシン5’−)テトラホスフェートを調製する方法が報告されている(非特許文献2)。
WO99/5155 Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters,11(2001),157−160 Organic Letters,Vol.8,No.10,2075−2077(2006)
ウリジン5’−環状トリリン酸とUMPとを反応させてUp4Uを調製する方法は、32%の収率でUp4Uを合成できると報告されている(非特許文献1)。しかしながら、この反応条件では40℃と高い反応温度が要求され、この加温条件下では、目的物以外の副生成物が多く生成するため、精製が非常に困難となる問題があった。特にdCp4Uのような非対称型のジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの合成を加温下で行った場合、同時に目的物と構造が酷似した対照型のUp4Uも副生し、種々精製条件においても分離はほとんど不可能であった。このことから、ヌクレオシド5’−環状トリリン酸とヌクレオシド5’−モノリン酸の反応においては、副生成物を増加させないよう室温程度の温度で反応を実施することが重要であることがわかった。しかしながら、この反応を室温程度で実施した場合には、後述実施例に詳述したように、その収率を再現することはできず、得られるUp4Uの合成収率は10%以下と極めて低いものであった。
一方、アデノシン5’−環状トリリン酸とアデノシン5’−モノリン酸と反応させてP,P−ジ(アデノシン5’−)テトラホスフェートを得る方法を報告した文献においては、当該方法は種々のジ(ヌクレオシド5’−)ポリホスフェートに適用できる旨が示唆されているが、ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの合成に適用したときの具体的なデータが全く示されていない。また、当該方法は、水酸基とアミノ基を保護したヌクレオチドを原料化合物として用いており、このため目的化合物の合成後、当該保護基を脱保護する必要があり、結果として手間がかかると共に、収率低下の原因の1つとなっていた。また、反応に用いる試薬類を大過剰に用いなければならず、コスト的にも不利である。更に重要なことは、この方法をジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの合成に応用した我々の追試では、後述に示すように、目的化合物の合成収率は低く、決して満足できるものではない、という問題点があった。
本発明者らは、上記問題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸とピリミジンヌクレオチドとを、特定の金属塩、特にマグネシウム塩の存在下に反応させることで、室温下でも目的とするジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの合成収率を公知の方法と比較して格段に向上させることができることを見いだし、本発明を完成した。したがって、本発明は以下の通りである。
〔1〕縮合剤を用いてピリミジンヌクレオシド5’−トリリン酸をピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸へ変換し、続けてマグネシウム、マンガン及び鉄から選択された金属塩の存在下、得られたピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸とピリミジンヌクレオチドとを反応させることを特徴とするジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの製造法。
〔2〕ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートが下記式(I)で表される化合物である、上記〔1〕記載の製造法。
Figure 2008012949
(式中、RとRは水素原子又は水酸基を示し、BとBはピリミジン塩基を示し、RとR及びBとBはそれぞれ同一であって異なっていても良い。また、nは1〜4の整数を示す。)
〔3〕縮合剤がカルボジイミド類である、上記〔1〕記載の製造法。
〔4〕金属塩がマグネシウム塩である、上記〔1〕記載の製造法。
〔5〕15〜30℃の温度条件で反応させる、上記〔1〕記載の製造法。
〔6〕ウリジン5’−トリリン酸(UTP)とウリジン5’−モノリン酸(UMP)を用い、P,P−ジ(ウリジン5’−)テトラホスフェート(Up4U)を製造する、上記〔1〕記載の製造法。
〔7〕ウリジン5’−トリリン酸(UTP)とウリジン5’−ジリン酸(UDP)を用い、P,P−ジ(ウリジン5’−)ペンタホスフェート(Up5U)を製造する、上記〔1〕記載の製造法。
〔8〕ウリジン5’−トリリン酸(UTP)と2’−デオキシシチジン5’−モノリン酸(dCMP)を用い、P−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェート(dCp4U)を製造する、上記〔1〕記載の製造法。
〔9〕2’−デオキシシチジン5’−トリリン酸(dCTP)とウリジン5’−モノリン酸(UMP)とを用い、P−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェート(dCp4U)を製造する、上記〔1〕記載の製造法。
本発明の合成法は、ピリミジンヌクレオシド5’−トリリン酸をピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸へ変換後、得られたピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸とピリミジンヌクレオチドを反応させる際、マグネシウム、マンガン及び鉄から選択された金属塩、特にマグネシウム塩の存在下で反応させることを最大の特長としている。
すなわち、従来法によれば、ピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸とピリミジンヌクレオチドとの反応において、金属塩を全く存在させないか(非特許文献1)、亜鉛塩の存在下反応させる方法(非特許文献2)が採られていた。
しかしながら、本発明者らの検討において明らかなように、ヌクレオシド5’−環状トリリン酸を経由するジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの合成においては、金属塩を存在させない非特許文献1の方法では、ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの合成収率は極めて低く、かつ反応温度が40℃と比較的高いこともあり、目的外の副生成物が数多く生成することから、精製が極めて困難になるという問題もあった。
また、亜鉛塩の存在下反応させる非特許文献2の方法は、P,P−ジ(アデノシン5’−)テトラホスフェートの合成には適した方法であるが、本発明者らの検討において明らかなように、ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの方法には不適な方法で、その合成収率は必ずしも高くない。
この様な状況下、非特許文献2において、亜鉛塩より効果的でないと指摘されていたマグネシウム塩が、全く意外にも、ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの合成に極めて有効であることを本発明者らは初めて明らかにした。すなわち、本発明の方法によれば、無保護のヌクレオチド類を出発原料とし、保護・脱保護の工程を必要としない簡便な操作法で、従来法を遙かに凌ぐ高い合成収率(50.5〜94.3%)で目的化合物を合成することができ、かつ反応温度が室温程度とマイルドな反応条件であるため、副生成物も少なく精製が容易という特長を有しており、ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの工業的な大量合成に好適な方法である。
本発明方法は、上述のように、縮合剤を用いてピリミジンヌクレオシド5’−トリリン酸をピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸へ変換し、続けてマグネシウム、マンガン及び鉄から選択された金属塩の存在下、得られたピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸とピリミジンヌクレオチドとを反応させてジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートを合成する方法である。
ピリミジンヌクレオシド5’−トリリン酸をピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸へ変換するための縮合剤としては、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、水溶性カルボジイミド(WSC)、ジイソプロピルカルボジイミド(DIPC)といったカルボジイミド類、カルボニルジイミダゾール(CDI)、ジフェニルホスホロクロリデート(DPC)等のリン酸ハロゲン化物、塩化トルエンスルホニル等のスルホン酸ハロゲン化物等の公知の縮合剤を使用することができ、特にカルボジイミド類が好適である。
反応は、使用する縮合剤により異なるが、例えば、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ホルムアミド(FA)、ピリジン、ジオキサン、ジメチルスルホキシド等の単独又は混合溶媒中、ピリミジンヌクレオシド5’−トリリン酸(NTP)1モルに対して縮合剤を1〜5モル使用し、0℃〜50℃、好ましくは15〜30℃で1〜10時間程度反応させることにより実施できる。
より具体的には、縮合剤としてDIPCを使用する場合、DMF中、NTP1モルに対して、DIPCを1〜5モル、好ましくは1.2〜1.4モルを用い、0℃〜50℃、好ましくは20〜30℃で3〜5時間程度反応させることにより実施できる。
このようにして得られたピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸は、単離することなく、続けてマグネシウム、マンガン及び鉄から選択された金属塩の存在下、ピリミジンヌクレオチドと反応させてジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートを合成する。
反応に共存させる金属塩としては、マグネシウム、マンガン及び鉄から選択された金属塩であれば、特に制限されない。具体的には、フッ化マグネシウム、塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、ヨウ化マグネシウム、塩化マンガン、塩化第二鉄等の金属ハロゲン化物、マグネシウム、マンガン、鉄の硫酸、硝酸、リン酸、過塩素酸、テトラフルオロホウ酸塩等といった金属無機酸塩、マグネシウム、マンガン、鉄のトリフルオロメタンスルホン酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、ステアリン酸、クエン酸塩等の金属有機酸塩等を例示することができる。
そのような金属塩の中でも、合成収率及び取扱い易さの点でマグネシウム塩が好ましく、特に塩化マグネシウムを好適なものとして例示できる。なお、用いる金属塩は、無水物であっても水和物であってもかまわない。
反応は、ピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸1モルに対し、ピリミジンヌクレオチドを1〜5モル、好ましくは1.0〜1.3モル及び金属塩1〜5モル、好ましくは1.0〜1.3モルをそれぞれ添加し、0〜100℃、好ましくは15〜30℃で、1〜24時間程度反応させることにより実施できる。
反応後、合成目的のジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートは、一般のヌクレオチドの単離精製に使用されている方法(例えば、再結晶法、イオン交換カラムクロマトグラフィー、吸着カラムクロマトグラフィー、活性炭カラムクロマトグラフィーなど)を適宜組み合せて分離精製することができ、必要に応じて塩型とすることもできる。
例えば、イオン交換カラムクロマトグラフィーで使用するイオン交換樹脂としては、塩基性陰イオン交換樹脂(例えば、アンバーライトIRA402〔ローム&ハース社製〕、ダイアイオンPA−312、ダイアイオンSA−11A〔三菱化学社製〕)、弱塩基性陰イオン交換樹脂(例えば、アンバーライトIRA67〔ローム&ハース社製〕、ダイアイオンWA−30〔三菱化学社製〕)、強酸性イオン交換樹脂(例えば、ダイアイオンPK−216〔三菱化学社製〕)又は弱塩基性陰イオン交換樹脂(例えば、ダイアイオンWK−30〔三菱化学社製〕)等を使用することができる。
活性炭としては、破砕状或いは粒状に成形されたクロマト用活性炭を使用すればよく、例えば和光純薬工業社、二村化学工業社製等の市販品を使用できる。
また、再結晶法は、得られた精製したジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェート又はその塩に親水性有機溶媒を加えて結晶を析出させることにより行われる。使用する親水性有機溶媒としては、メタノール、エタノール等炭素数6以下のアルコール類、アセトン等のケトン類、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル等のニトリル類、ジメチルホルムアミド等のアミド類等を例示することができ、特にアルコール類、好ましくはエタノールが挙げられる。
このような本発明方法は、ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェート、具体的には、例えば前記式(I)で表されるジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの製造に適用可能であり、特定の化合物の製造に限定されない。例えば、(1)ウリジン5’−トリリン酸(UTP)とウリジン5’−モノリン酸(UMP)を用いるP,P−ジ(ウリジン5’−)テトラホスフェート(Up4U)の合成、(2)ウリジン5’−トリリン酸(UTP)とウリジン5’−ジリン酸(UDP)を用いるP,P−ジ(ウリジン5’−)ペンタホスフェート(Up5U)の合成、(3)ウリジン5’−トリリン酸(UTP)と2’−デオキシシチジン5’−モノリン酸(dCMP)を用いるP−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェート(dCp4U)の合成、(4)2’−デオキシシチジン5’−トリリン酸(dCTP)とウリジン5’−モノリン酸(UMP)とを用いるP−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェート(dCp4U)の合成などに適用可能である。
以下、本発明を実施例をあげて具体的に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
実施例1:P,P−ジ(ウリジン5’−)テトラホスフェート(Up4U)の合成収率に対する金属塩の効果
(1)ウリジン5’−環状トリリン酸(cUTP)ジメチルホルムアミド溶液の調製
ウリジン5’−トリリン酸(UTP)3ナトリウム5.00g(9.10mmol)を脱イオン水に溶解して50mLとし、強カチオン交換カラム(pK216−プロトン型、27cc)に通過させ、洗浄液とあわせてトリブチルアミン8.7mL(37mmol)で中和した。この溶液を減圧下濃縮後、残渣をジオキサン20mLで4回共沸した。残渣をジメチルホルムアミド50mLに溶解し、0.15M UTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液とした。この溶液にジイソプロピルカルボジイミド1535μL(10.0mmol)を加え、室温で3時間撹拌して0.15M cUTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液とした。
(2)ウリジン5’−モノリン酸(UMP)トリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液の調製
2.05M UMP水溶液4.4mL(9.0mmol)にトリブチルアミン4.4mL(19mmol)を加え濃縮した。残渣をジオキサン20mLで6回共沸した後、ジメチルホルムアミド50mLに溶解し、0.18M UMPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液とした。
(3)cUTPとUMPの反応における金属塩の効果の検討
上記(1)の0.15M cUTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液500μL(75.0μmol)に、上記(2)の0.18M UMPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液500μL(90.0μmol)、及び表1に示される各種金属塩の0.45Mジメチルホルムアミド溶液200μL(90.0μmol)を加え、室温(25℃)で1時間反応させた。反応液をHPLC(262nm)により分析し、目的とするUp4Uの合成収率を求めた。その結果を表1に示す。
Figure 2008012949
表1の結果から、cUTPとUMPからUp4Uの合成において、金属塩を共存させない場合の合成収率は3.8%(非特許文献1の方法:エントリー8)、亜鉛塩を共存させた場合の合成収率は19.1〜24.7%(非特許文献2の方法:エントリー6〜7)であるのに対し、鉄、マンガン及びマグネシウムから選択した金属塩を共存させた場合の合成収率は60%以上と格段に向上し、特にマグネシウム塩の場合には、80%以上の合成収率を達成できることが明らかとなった(エントリー1〜5)。
実施例2:Up4U・ナトリウム塩の合成
(1)UTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液
UTP3ナトリウム塩1.00g(1.82mmol)を脱イオン水13mLに溶解し、強カチオン交換カラム(pK216−プロトン型、10cc)に通過させ、洗浄液とあわせてトリブチルアミン1.75mL(7.35mmol)で中和した。この溶液を減圧下濃縮後、残渣をジオキサン10mLで4回共沸した。残渣をジメチルホルムアミド10mLに溶解し、0.133M UTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液とした。
(2)UMPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液
2.05M UMP水溶液1.06mL(2.18mmol)にトリブチルアミン1.06mL(4.46mmol)を加え濃縮した。残渣をジオキサン10mLで4回共沸した後、ジメチルホルムアミド10mLに溶解し、0.184M UMPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液とした。
(3)Up4Uの合成
上記(1)のUTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液にジイソプロピルカルボジイミド364μL(2.37mmol)を加え、室温で3時間撹拌した。ここに上記(2)の0.18M UMPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液及び無水塩化マグネシウム207.5mg(2.179mmol)をジメチルホルムアミド4.9mLに溶解した溶液を加え、室温で255分間撹拌した。得られた液をHPLC(262nm)で分析した結果、UTPから合成収率84.2%で目的とするUp4Uが生成していることが明らかとなった。
(4)Up4Uの精製、単離
上記(3)の反応溶液に脱イオン水6.5mLを加え、減圧下濃縮した。残渣に脱イオン水25mLを加えて生じた沈殿を濾去後、濾液、洗液をあわせて強カチオン交換カラム(pK216−プロトン型、20cc)に通過させた。通過液、洗液をあわせてトリエチルアミンでpH7.5とした。この溶液をアニオン交換カラム(IRA67−塩化物イオン型、40cc)に吸着させ、0.15N塩酸、脱イオン水で順次洗浄後、目的物を0.3−0.4M炭酸水素アンモニウム水溶液で溶出した。目的物を含むフラクションを減圧下濃縮後、残渣を脱イオン水で共沸、凍結乾燥した。得られた残渣を脱イオン水に溶解後、強カチオン交換カラム(pK216−ナトリウム型、40cc)に通過させ、溶出液、洗浄液を合わせて減圧下濃縮した。残渣を脱イオン水に溶解後、エタノールを加え冷却した。析出した結晶を濾取し、Up4U・ナトリウム塩を得た(1.08g、1.23mmol、67.7%)
実施例3:P,P−ジ(ウリジン5’−)ペンタホスフェート(Up5U)の合成
0.15M cUTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液500μL(75.0μmol)、0.154Mウリジン5’−ジリン酸(UDP)トリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液584μL(90.0μmol)、0.45M無水塩化マグネシウムジメチルホルムアミド溶液200μL(90.0μmol)を加え、室温で72時間撹拌した。得られた液をHPLC(262nm)で分析した結果、UTPから合成収率50.5%で目的とするUp5Uが生成していることが明らかとなった。
実施例4:2’−デオキシシチジン5’−トリリン酸(dCTP)を出発原料とするP−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェート(dCp4U)の合成
0.144M dCTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液166μL(16.7μmol)にジイソプロピルカルボジイミド3.4μL(μmol)を加え、室温で3時間撹拌した。0.18M UMPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液、0.45M無水塩化マグネシウム又は塩化亜鉛ジメチルホルムアミド溶液を表2に示す当量数になるように加え、室温で1時間撹拌した。得られた反応液をHPLC(272nm)により分析し、目的とするdCp4Uの合成収率を求めた。その結果を表2に示す。
Figure 2008012949
表2に示すように、dCTP1当量に対して1.2〜2.4当量のUMPを1.2〜2.4当量の塩化マグネシウム存在下、1時間反応させることにより、dCTPから66.0〜77.2%という高い合成収率でdCp4Uが生成することがわかった。一方、塩化亜鉛では、10%以下の低い収率でしか目的化合物を合成できず、塩化亜鉛の当量数を増加させてもさほどの収率向上はみられなかった。
実施例5:ウリジン5’−トリリン酸(UTP)を出発原料とするP−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェート(dCp4U)の合成
0.15M cUTPトリブチルアミン塩ジメチルホルムアミド溶液、0.15M 2’−デオキシシチジン5’−モノリン酸(dCMP)トリブチルアミン塩ホルムアミド溶液、0.45M塩化マグネシウム6水和物ジメチルホルムアミド溶液を表3に示される量比で混合し、その総量が1mLになるようジメチルホルムアミドで調整した。室温で1時間撹拌後、得られた液をHPLC(272nm)により分析し、目的とするdCp4Uの合成収率を求めた。
Figure 2008012949
表3に示されるように、dCMPとcUTPを塩化マグネシウム存在下1時間反応させることにより、dCMPから定量的にdCp4Uが生成することが明らかとなった。また、塩化マグネシウムを共存させないと、極端に収率が低下することも確認された。

Claims (9)

  1. 縮合剤を用いてピリミジンヌクレオシド5’−トリリン酸をピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸へ変換し、続けてマグネシウム、マンガン及び鉄から選択された金属塩の存在下、得られたピリミジンヌクレオシド5’−環状トリリン酸とピリミジンヌクレオチドとを反応させることを特徴とするジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートの製造法。
  2. ジ(ピリミジンヌクレオシド5’−)ポリホスフェートが下記式(I)で表される化合物である、請求項1記載の製造法。
    Figure 2008012949
    (式中、RとRは水素原子又は水酸基を示し、BとBはピリミジン塩基を示し、RとR及びBとBはそれぞれ同一であって異なっていても良い。また、nは1〜4の整数を示す。)
  3. 縮合剤がカルボジイミド類である、請求項1記載の製造法。
  4. 金属塩がマグネシウム塩である、請求項1記載の製造法。
  5. 15〜30℃の温度条件で反応させる、請求項1記載の製造法。
  6. ウリジン5’−トリリン酸とウリジン5’−モノリン酸を用い、P,P−ジ(ウリジン5’−)テトラホスフェートを製造する、請求項1記載の製造法。
  7. ウリジン5’−トリリン酸とウリジン5’−ジリン酸を用い、P,P−ジ(ウリジン5’−)ペンタホスフェートを製造する、請求項1記載の製造法。
  8. ウリジン5’−トリリン酸と2’−デオキシシチジン5’−モノリン酸を用い、P−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェートを製造する、請求項1記載の製造法。
  9. 2’−デオキシシチジン5’−トリリン酸とウリジン5’−モノリン酸とを用い、P−(2’−デオキシシチジン5’−)P−(ウリジン5’−)テトラホスフェートを製造する、請求項1記載の製造法。
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