JPWO2007148832A1 - 亜鉛を有効成分として含有する美白剤 - Google Patents

亜鉛を有効成分として含有する美白剤 Download PDF

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Abstract

使用感の良い、美白剤を提供する。ピロリドンカルボン酸亜鉛塩よりなる美白剤、および当該美白剤を含有することを特徴とする皮膚化粧料および皮膚外用剤を提供する。

Description

本発明は皮膚の美白剤、およびこれを含有する化粧料組成物に関する。
皮膚の美白剤に関しては、アルブチン、エラグ酸、コウジ酸、ビタミンC誘導体や各種ハーブエキスなどが知られているが、皮膚にマイルドで化粧料への配合が容易な成分が求められている。
一方、亜鉛については、酸化亜鉛がおむつかぶれを抑制することが報告されている(例えば、FEBS Letters,384巻,92〜96ページ、1996年)。しかしながら、この化合物は水にも油性成分にも難溶で、化粧品や皮膚外用剤の成分として用いることが難しい。また、有機亜鉛塩の一種であるグリシン亜鉛塩について、メタロチオネインの誘導促進作用を有することが知られている(特開2005−247729号公報)。これは抗酸化効果やラジカル補足能などの経路により、メラニン合成阻害や細胞毒性阻害などのUVによる皮膚損傷の抑制作用である。同じく有機亜鉛の一種であるピロリドンカルボン酸亜鉛塩やアシルアミノ酸亜鉛塩については、UVにより惹起されるAP−1やNF−κBなどの炎症因子を抑制することが知られている(特開2006−022090号公報、国際公開WO2005/123062号パンフレット)。
その他、有機亜鉛塩や無機亜鉛塩については、収れん作用、消炎作用、白色顔料、紫外線防御剤、消臭・殺菌剤の用途で化粧料組成物に配合することが知られているが、効果を期待できる濃度領域近傍での利用は皮膚に対する刺激性から、化粧品としての利用が難しかった。また低濃度での利用では、皮膚への上記有効性を見出せず、亜鉛化合物の化粧料への配合は進んでいない。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、亜鉛をヒト色素細胞(メラニン産生細胞(メラノサイト))に導入することにより、アスコルビン酸トランスポーターの発現促進効果を有することを見出し、これに伴い美白効果が得られることを見出した。
アスコルビン酸トランスポーターは、細胞へのアスコルビン酸の取り込みを促進する膜タンパク質であり(Hiroyasu Tsukaguchi etc(1999)Nature 399,70−75を参照せよ)。アスコルビン酸トランスポーターの発現増強により、ヒト色素細胞(メラニン産生細胞(メラノサイト))において、アスコルビン酸の細胞内への取り込み促進がおこり、メラニン産生が抑制される。
本発明の目的は、上記の知見に基づき、優れた美白作用を有する美白剤、およびこれを含有する化粧料組成物を得ることにある。
課題を解決するための手段
すなわち、本発明は、亜鉛を有効成分として含有することを特徴とする美白用組成物に関する。
皮膚刺激性、細胞内への導入効率などの観点から、現実的に実施可能な亜鉛の導入方法としては、亜鉛を亜鉛塩にして、一定濃度、皮膚に塗布することが必要であり、具体的には以下の発明を含む。
(1)亜鉛を有効成分として含有する美白剤。
(2)亜鉛が、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩、グルコン酸亜鉛塩、スルホ石灰酸亜鉛塩、乳酸亜鉛塩、各種アミノ酸亜鉛塩、アシルアミノ酸亜鉛塩、硫酸亜鉛、塩化亜鉛および酸化亜鉛からなる群より選択される化合物である、(1)記載の美白剤。
(3)亜鉛が、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩である(1)記載の美白剤。
(4)美白が、ヒト色素細胞(メラニン産生細胞(メラノサイト))のアスコルビン酸トランスポーターの発現増強を介してされるものである、上記(1)から(3)に記載の美白剤。
(5)亜鉛を、有効成分として配合することを特徴とする、美白用組成物。
(6)亜鉛が、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩、グルコン酸亜鉛塩、スルホ石灰酸亜鉛塩、乳酸亜鉛塩、各種アミノ酸亜鉛塩、アシルアミノ酸亜鉛塩、硫酸亜鉛、塩化亜鉛および酸化亜鉛からなる群より選択される化合物である、(5)記載の美白用組成物。
(7)亜鉛が、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩である(5)記載の美白用組成物。
(8)亜鉛を、組成物中に1μM〜100mMの濃度で存在するように配合することを特徴とする、上記(5)〜(7)に記載の美白用組成物。
(9)さらに、アスコルビン酸が配合される、上記(5)〜(8)に記載の美白用組成物。
(10)1μM〜100mMの濃度の亜鉛、および、5mM〜600mMの濃度のアスコルビン酸を配合することを特徴とする上記(5)〜(9)に記載の美白用組成物。
(11)さらに、N−アシル酸性アミノ酸エステル、アミノ酸またはアミノ酸誘導体が配合される、上記(5)〜(10)に記載の美白用組成物。
(12)軟膏、化粧水、ローション、クリーム、乳液、美容液、パック、ファンデーション、または液体ハンドソープである上記(5)〜(11)に記載の美白用組成物。
(13)肌の美白のための、亜鉛の使用。
(14)肌の美白のための、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩、グルコン酸亜鉛塩、スルホ石灰酸亜鉛塩、乳酸亜鉛塩、各種アミノ酸亜鉛塩、アシルアミノ酸亜鉛塩、硫酸亜鉛、塩化亜鉛および酸化亜鉛からなる群より選択される亜鉛塩の使用。
(15)肌の美白のための、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩の使用。
(16)上記(5)〜(11)に記載の組成物を皮膚に塗布することを特徴とする美白方法。
図1は、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩によるメラノサイトにおけるアスコルビン酸トランスポーターmRNA発現増強効果を確認した図である。
発明の詳細な説明
以下、本発明の詳細を説明する。
本発明において、美白とは、肌が美しく白いという概念を意味し、美白剤は、治療の目的のもの、および予防の目的のもののいずれをも包含する意味である。
本発明に用いられる亜鉛は、皮膚刺激性、細胞内への導入効率などの観点から、現実的に亜鉛を亜鉛塩にして、一定濃度、皮膚に塗布することが必要である。この場合有機亜鉛塩および無機亜鉛塩のいずれも使用することができる。有機亜鉛塩としては、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩、グルコン酸亜鉛塩、スルホ石灰酸亜鉛塩、乳酸亜鉛塩、各種アミノ酸亜鉛塩、アシルアミノ酸亜鉛塩などが含まれる。無機亜鉛としては、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、酸化亜鉛などが含まれる。
アミノ酸亜鉛塩としては、グリシン亜鉛塩、アラニン亜鉛塩、バリン亜鉛塩、ロイシン亜鉛塩、イソロイシン亜鉛塩、フェニルアラニン亜鉛塩、メチオニン亜鉛塩、トリプトファン亜鉛塩、アスパラギン亜鉛塩、グルタミン亜鉛塩、セリン亜鉛塩、スレオニン亜鉛塩、システイン亜鉛塩、チロシン亜鉛塩、アスパラギン酸亜鉛塩、グルタミン酸亜鉛塩、リジン亜鉛塩、アルギニン亜鉛塩、若しくはヒスチジン亜鉛塩などの各種アミノ酸亜鉛塩が挙げられる。
アシルアミノ酸亜鉛塩とは、アミノ酸のアミノ基にアシル基が結合した化合物の亜鉛塩であるが、例えば、アシルアミノ酸としては以下の構造式を有する化合物が挙げられる。
Figure 2007148832
(上記(I)中、R1は炭素原子数2〜22のアシル基、R2は水素原子または、炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖アルキル基を、R3はアミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン、アスパラギン、グルタミン、セリン、スレオニン、システイン、チロシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジン、アラニンの側鎖または、水素原子を表し、nは0または1の整数を表す。)
美白効果を高めるという観点において、血流促進効果を持つピロリドンカルボン酸の亜鉛塩は、血管内のアスコルビン酸などの有用物質を塗布部位に集めることが期待されるため、アスコルビン酸トランスポーターの発現促進効果がより顕著に美白効果に反映される亜鉛塩である。
ピロリドンカルボン酸亜鉛塩とは、2−ピロリドン−5−カルボン酸の亜鉛塩であって、各種水和物であってもよい。以下、単に「PCA亜鉛塩」、「PCAZn塩」ともいう。なお、実施例において使用したピロリドンカルボン酸亜鉛塩は2水和物であり、以下の構造を有する。
Figure 2007148832
ピロリドンカルボン酸亜鉛塩は、D体、L体もしくはDL体(D体とL体の混合物)のいずれを用いても良い。例えば、L−PCA亜鉛塩やDL−PCA亜鉛塩を用いることができる。これらを単独あるいは混合して用いることが可能であり、DL体を用いる場合、D体とL体の比率は特に限定されない。
本発明の美白剤は、化粧料や皮膚外用剤などの組成物に配合して使用される。この際、その配合量を1μM〜100mM(PCA亜鉛塩として0.000035重量%〜3.5重量%)、好ましくは、1μM〜50mM(PCA亜鉛塩として0.000035重量%〜0.35重量%)、更に好ましくは、1μM〜10mM(PCA亜鉛塩として0.000035重量%〜0.035重量%)配合する。多くの亜鉛塩の場合、3.5重量%以上の配合では皮膚に対して刺激感が生じる、あるいは、きしみ感などが発生する問題があり、また、培養皮膚細胞を用いた検討によれば、高濃度では目的の効果は起こらなくなり、好ましくない。
亜鉛を化粧料や皮膚外用剤に配合するとき、これらの成分以外に、一般に化粧料あるいは皮膚外用剤として使用される成分を本発明の効果を阻害しない範囲で添加することができる。
また、本発明の更なる態様は、亜鉛と、アスコルビン酸、N−アシル酸性アミノ酸エステル、アミノ酸およびアミノ酸誘導体からなる群より選択される1種また2種以上が同時に配合されてなる組成物に関する。
中でも、アスコルビン酸5〜600mM程度、好ましくは5〜300mM程度を、亜鉛と同時に配合することが、美白効果の観点から好ましい。この際、アスコルビン酸としては、化粧料に配合可能な形態であれば、各種誘導体を用いても良い。すなわち、アスコルビン酸のフリー体や各種塩(アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸−2−リン酸ナトリウム、アスコルビン酸−2−リン酸マグネシウム、アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム等)に加えて、各種配糖体(アスコルビル−2−グルコシド等)やアスコルビン酸エステル(6−ステアリン酸アスコルビル、6−パルミチン酸アスコルビル、2,6−ジパルミチン酸アスコルビル、2,3,5,6−テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェリルアスコルビン酸等)等の各種誘導体を用いても良い。
本発明において用いるN−アシル酸性アミノ酸エステルは、次の構造で表されるものである。
Figure 2007148832
(XおよびYは双方が同じでも異なっていてもよいが、XおよびYはステロールのエステル生成残基、炭素数8〜30の直鎖もしくは分岐の液状高級アルキルアルコールもしくはアルケニルアルコール、または炭素数12〜38の固形状直鎖もしくは分岐の高級アルコールのエステル生成残基から選ばれる少なくとも1種である。そして、窒素原子に結合するCORは炭素数8〜22の直鎖アシル基である。nは1または2である。a、bは0〜10であり、bは0〜10である。)
特にN−アシル酸性ジエステルが好ましく、その好適な具体例としては、例えば、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリルベヘニルオクチルドデシル)、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリルオクチルドデシル)、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル2−オクチルドデシル)、N−ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシルフィトステリルベヘニル)などが挙げられ、それらは、味の素株式会社から、それぞれ、「エルデュウCL−301」、「エルデュウCL−202」、「エルデュウPS−203」、「エルデュウPS−304」の商品名で市販されている。
本発明において、このN−アシル酸性アミノ酸エステルは、保湿力や整肌性の向上に寄与し、また、安定性の向上にも寄与するが、その効果を適切に発現させるためには、その配合量は、0.01重量%以上にすることが好ましく、0.1重量%以上にすることがより好ましく、0.5重量%以上にすることがさらに好ましく、また、N−アシル酸性アミノ酸エステルの配合量を必要以上に多くすると、べたつくおそれがあるので、20重量%以下にすることが好ましく、10重量%以下にすることがより好ましく、5重量%以下にすることがさらに好ましい。
アミノ酸またはアミノ酸誘導体は、保湿効果の向上に寄与させるために組成物中に配合されるが、そのアミノ酸としては、例えば、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、シトルリン、システイン、シスチン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、オキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、オルニチン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン、バリンなどが挙げられ、それらのL体、D体またはDL体のいずれであってもよいし、また、それらの塩であってもよい。そのような塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩などが挙げられる。
また、アミノ酸誘導体としては、前述のアミノ酸を環化、アシル化またはエステル化したものであって、例えば、アセチルグルタミン酸、アセチルメチオニン、アセチルシステイン、N,N−ジアセチル−L−シスチンジメチルエステル、アシルグルタミン酸塩、アシルグリシン塩、アシルアラニン塩、アシルアルギニンエチルエステル塩などが挙げられる。ただし、N−アシル酸性アミノ酸エステルは含まない。
これらの成分以外に、一般に化粧料あるいは皮膚外用剤として使用される成分を本発明の効果を阻害しない範囲で添加することができる。一般に化粧料あるいは皮膚外用剤に使用されている成分としては、抗酸化剤、抗炎症剤、紫外線吸収剤、細胞賦活剤、保湿剤、金属キレート剤、油性原料、界面活性剤、溶剤、高分子物質、粉体物質、色素類、香料、経皮吸収促進剤及びステロイドホルモン等を挙げることができる。
上記亜鉛を含有する組成物の形態には特に制限はなく、溶液状、ペースト状、ゲル状、固体状、粉末状等任意の形態をとることができる。また、本発明の組成物は、オイル、ローション、クリーム、乳液、ゲル、シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、エナメル、ファンデーション、リップスティック、おしろい、パック、軟膏、錠剤、注射液、顆粒、カプセル、香水、パウダー、オーデコロン、歯磨、石鹸、エアゾル、クレンジングフォーム等の他、皮膚老化防止改善剤、皮膚炎症防止改善剤、浴用剤、養毛剤、皮膚美容液、日焼け防止剤、色素性乾皮症・日光蕁麻疹等の光線過敏症の防止改善剤、光アレルギーの防止改善剤、光免疫抑制の防止改善剤あるいは、外傷・あかぎれ・ひびわれ等による肌荒れの防止改善剤、消毒剤、抗菌剤、殺虫剤、害虫駆除剤、角質溶解剤、表皮剥離剤、ニキビの防止改善剤、角化症・乾皮症・魚鱗癬・乾癬等の各種皮膚疾患の防止改善剤等に用いることができる。
更に組成物におけるその他の常用成分を、亜鉛を含有する組成物に本発明の効果を阻害しない範囲で添加することができる。組成物におけるその他の常用成分としては、防腐剤、褪色防止剤、緩衝剤、にきび用薬剤、ふけ・かゆみ防止剤、制汗防臭剤、熱傷用薬剤、抗ダニ・シラミ剤、角質軟化剤、乾皮症用薬剤、抗ウイルス剤、ホルモン類、ビタミン類、アミノ酸・ペプチド類、タンパク質類、収れん剤、清涼・刺激剤、動植物由来成分、抗生物質、抗真菌剤、育毛剤等を挙げることができる。
以下、本発明を実施例(合成例、試験例および配合例)により更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。尚、これらの実施例において、配合量は重量%で表した。
合成例 ピロリドンカルボン酸亜鉛塩の合成
DL−PCA亜鉛塩は特開平3−168240号公報記載の方法に準じ、DL−PCAと酸化亜鉛を水中100℃で2時間反応させた後、室温下5時間攪拌を続け、析出した結晶をろ別することにより合成した。L−PCA亜鉛塩は以下の方法で合成した。オートクレーブ中にて、L−グルタミン酸ナトリウム1水和物(61.1g)の水溶液を180℃で2時間加熱し、50wt%のピロリドンカルボン酸ナトリウム塩溶液を得た。50wt%のピロリドンカルボン酸ナトリウム塩溶液100.0g(0.33mol、pH7.7、光学純度84%、L/D比率=92/8)に、硝酸(純度60wt%)2.7gを添加し、pH5.2に調整した。硫酸亜鉛7水和物47.6g(0.17mol)を水34.2gに溶解した水溶液を、ピロリドンカルボン酸ナトリウム塩溶液(pH4.1)に添加した。この溶液を30分間室温(pH3.7)で結晶を得るまで混和し、ろ過した。得られた結晶は水(21.9g)で洗浄し、32.0g(0.09mol、収率55%)のピロリドンカルボン酸亜鉛二水和物を得た。光学純度は99.8%(L/D比率99.9/0.1)であった。
試験例1 ピロリドンカルボン酸亜鉛塩のアスコルビン酸トランスポーターmRNA発現増強効果
正常ヒト色素細胞をシャーレに正常ヒト色素細胞増殖用培地(クラボウ製)にて播種した。5%CO、飽和水蒸気下、37℃のインキュベータで1日、培養した。サンプルは正常色素細胞増殖用培地から添加している増殖因子を除いたもので調製した。シャーレにサンプル(PCAZn塩など)10μMの濃度で調製した培地に交換し、インキュベータにて24時間培養した。培養後、培地を吸引除去し、PBSでリンスした。細胞はRNeasy Mini Kit(Quiagen製)のプロトコールに従って、細胞内中のRNAの抽出を行った。得られたRNAから、定法に従いc−DNAを合成し、文献既知の方法にて(Christopher P.Corpe etc(2005)J.Biol.Chem.280、5211−5220)、アスコルビン酸トランスポーター;SVCTのRT−PCRを行った(プライマー:センスプライマー;5’−CTGAGCTCATGGCGATCTAC−3’(配列番号1)、アンチセンス;5’−CATGTCAGGTAGTGCTGTAGCCCCA−3’(配列番号2))。得られたDNAを電気泳動し、サンプルの有無によるSVCTのRNAの発現量を評価した。電気泳動のバンドの評価は、ルミノ・イメージアナライザー(LAS−3000/富士フィルム製)を用い、G3PDHにて規格化した数値にて行った。
図1に示すように、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩を10μM添加することで、無添加のコントロールに比べ10μM添加でSVCTは140%のRNA発現量の増加が確認された。これにより、NHEMでのアスコルビン酸トランスポーターが増加し細胞内のアスコルビン酸濃度の増加、これに伴いNHEMのメラノソームでの酸化反応が抑制され、メラニン産生抑制効果が起こる。
試験例2 PCAZn塩の血流促進効果
PCAZn塩とその他のZn塩との違いを血流促進効果(血液量増加)から確認した。各サンプルのZn塩及び、Na塩を調製し、ヒト前腕に塗布し血流促進効果を目視にて評価した。サンプルは、▲1▼PCAZn塩、▲2▼PCANa塩、▲3▼グルコン酸Zn塩、▲4▼グルコン酸Na塩、▲5▼硫酸Zn塩、▲6▼硫酸Na塩を用いた。濃度は5wt%とし、pHは5.5〜6.5の間に調製した。上記サンプルを80μl、前腕に半閉塞パッチし、30分後パッチを除去し、目視評価を行った。さらに、30分後、50分後に目視観察を行い、表1に従い評点を付した。結果を表2に示す。結果は得られた評点の平均である。
Figure 2007148832
Figure 2007148832
サンプル▲1▼及び▲2▼では一過性の血流促進効果が確認された。しかし、その他のサンプルにおいては、どの評価時間帯においても血流促進効果は認められなかった。この結果から、PCAZn塩はその他のZn塩に比べ、皮膚に塗布することで一時的な血流促進効果を誘導することが判明した。
これにより、血管内のアスコルビン酸などの有用物質を塗布部位に集めることで、PCAZn塩はその他のZn塩に比べ、より美白を高めることが期待される。
以下に、種々の製剤の配合例1〜16を次に示す。これらの製剤は常法に従い調製した。尚、配合量は重量%で示した。
配合例1 軟膏
L−PCA亜鉛塩 0.001%
塩化ベンザルコニウム 0.1%
尿素 20.0%
白色ワセリン 15.0%
軽質流動パラフィン 6.0%
セタノール 3.0%
ステアリルアルコール 3.0%
モノステアリン酸グリセリル 5.0%
香料 適量
防腐剤 適量
緩衝剤 1.0%
精製水 残部
配合例2 軟膏
グルコン酸亜鉛塩 0.002%
塩化ベンザルコニウム 0.1%
尿素 20.0%
白色ワセリン 15.0%
軽質流動パラフィン 6.0%
セタノール 3.0%
ステアリルアルコール 3.0%
モノステアリン酸グリセリル 5.0%
香料 適量
防腐剤 適量
緩衝剤 1.0%
精製水 残部
配合例3 化粧水
L−PCA亜鉛塩 0.03%
グリコール酸 5.0%
グリセリン 3.0%
ソルビトール 2.0%
ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 1.0%
エタノール 15.0%
パラフェノールスルホン酸亜鉛 0.2%
緩衝剤 0.1%
香料 0.2%
防腐剤 適量
精製水 残部
配合例4 化粧水
DL−PCA亜鉛塩 0.005%
クエン酸 1.0%
尿素 4.0%
サリチル酸 2.0%
乳酸 2.0%
グリセリン 2.0%
ベタイン 2.0%
ヒアルロン酸 0.1%
エタノール 15.0%
緩衝剤 0.1%
香料 0.2%
防腐剤 適量
精製水 残部
配合例5 化粧水
DL−PCA亜鉛塩 0.005%
アスコルビン酸 1.0%
尿素 4.0%
乳酸 2.0%
グリセリン 2.0%
ベタイン 2.0%
ヒアルロン酸 0.1%
エタノール 15.0%
緩衝剤 0.1%
香料 0.2%
防腐剤 適量
精製水 残部
配合例6 化粧水
グリシン亜鉛塩 0.005%
クエン酸 1.0%
尿素 4.0%
サリチル酸 2.0%
乳酸 2.0%
グリセリン 2.0%
ベタイン 2.0%
ヒアルロン酸 0.1%
エタノール 15.0%
緩衝剤 0.1%
香料 0.2%
防腐剤 適量
精製水 残部
配合例7 ローション
L−PCA亜鉛塩 0.01%
乳酸 0.1%
フルーツ酸 0.1%
グリセリン 4.0%
カオリン 1.0%
カラミン 0.7%
カンフル 0.2%
エタノール 14.0%
香料 適量
精製水 残部
配合例8 ローション
L−PCA亜鉛塩 0.01%
アスコルビン酸 0.1%
フルーツ酸 0.1%
グリセリン 4.0%
カオリン 1.0%
カラミン 0.7%
カンフル 0.2%
エタノール 14.0%
香料 適量
精製水 残部
配合例9 ローション
塩化亜鉛塩 0.005%
乳酸 0.1%
フルーツ酸 0.1%
グリセリン 4.0%
カオリン 1.0%
カラミン 0.7%
カンフル 0.2%
エタノール 14.0%
香料 適量
精製水 残部
配合例10 クリーム
L−PCA亜鉛塩 0.01%
レゾルシノール 0.1%
コウジ酸 1.0%
ステアリン酸 2.0%
ポリオキシエチレン(25)セチルエーテル 3.0%
モノステアリン酸グリセリル 2.0%
オクチルドデカノール 10.0%
セタノール 6.0%
還元ラノリン 4.0%
スクワラン 9.0%
1,3−ブチレングリコール 6.0%
ポリエチレングリコール(1500) 4.0%
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残部
配合例11 クリーム
グルコン酸亜鉛塩 0.02%
レゾルシノール 0.1%
コウジ酸 1.0%
ステアリン酸 2.0%
ポリオキシエチレン(25)セチルエーテル 3.0%
モノステアリン酸グリセリル 2.0%
オクチルドデカノール 10.0%
セタノール 6.0%
還元ラノリン 4.0%
スクワラン 9.0%
1,3−ブチレングリコール 6.0%
ポリエチレングリコール(1500) 4.0%
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残部
配合例12 クリーム
グルコン酸亜鉛塩 0.02%
レゾルシノール 0.1%
アスコルビン酸 5.0%
ステアリン酸 2.0%
ポリオキシエチレン(25)セチルエーテル 3.0%
モノステアリン酸グリセリル 2.0%
オクチルドデカノール 10.0%
セタノール 6.0%
還元ラノリン 4.0%
スクワラン 9.0%
1,3−ブチレングリコール 6.0%
ポリエチレングリコール(1500) 4.0%
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残部
配合例13 クリーム
DL−PCA亜鉛塩 0.01%
グリコール酸 2.0%
固形パラフィン 5.0%
ミツロウ 10.0%
ワセリン 15.0%
流動パラフィン 41.0%
1,3−ブチレングリコール 4.0%
モノステアリン酸グリセリン 2.0%
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20) 2.0%
ホウ砂 0.2%
防腐剤 適量
香料 適量
酸化防止剤 適量
精製水 残部
配合例14 乳液
L−PCA亜鉛塩 0.02%
乳酸 2.0%
ステアリルアルコール 0.5%
硬化パーム油 3.0%
流動パラフィン 35.0%
ジプロピレングリコール 6.0%
ポリエチレングリコール(400) 4.0%
セスキオレイン酸ソルビタン 1.6%
ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 2.4%
カルボキシビニルポリマー 1.5%
水酸化カリウム 0.1%
キレート剤 適量
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残部
配合例15 乳液
硫酸亜鉛塩 0.01%
乳酸 2.0%
ステアリルアルコール 0.5%
硬化パーム油 3.0%
流動パラフィン 35.0%
ジプロピレングリコール 6.0%
ポリエチレングリコール(400) 4.0%
セスキオレイン酸ソルビタン 1.6%
ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 2.4%
カルボキシビニルポリマー 1.5%
水酸化カリウム 0.1%
キレート剤 適量
防腐剤 適量
香料 適量
精製水 残部
配合例16 美容液
L−PCA亜鉛塩 0.05%
フルーツ酸 0.5%
ジプロピレングリコール 5.0%
ポリエチレングリコール(400) 5.0%
エタノール 10.0%
カルボキシビニルポリマー 0.5%
アルギン酸ナトリウム 0.5%
水酸化カリウム 0.2%
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1.0%
モノオレイン酸ソルビット 0.5%
オレイルアルコール 0.5%
プラセンタエキス 0.2%
酢酸dl−α−トコフェロール 0.2%
香料 適量
防腐剤 適量
褪色防止剤 適量
精製水 残部
配合例17 美容液
L−PCA亜鉛塩 0.05%
アスコルビン酸 2.0%
ジプロピレングリコール 5.0%
ポリエチレングリコール(400) 5.0%
エタノール 10.0%
カルボキシビニルポリマー 0.5%
アルギン酸ナトリウム 0.5%
水酸化カリウム 0.2%
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1.0%
モノオレイン酸ソルビット 0.5%
オレイルアルコール 0.5%
プラセンタエキス 0.2%
酢酸dl−α−トコフェロール 0.2%
香料 適量
防腐剤 適量
褪色防止剤 適量
精製水残部
配合例18 美容液
乳酸亜鉛塩 0.005%
フルーツ酸 0.5%
ジプロピレングリコール 5.0%
ポリエチレングリコール(400) 5.0%
エタノール 10.0%
カルボキシビニルポリマー 0.5%
アルギン酸ナトリウム 0.5%
水酸化カリウム 0.2%
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 1.0%
モノオレイン酸ソルビット 0.5%
オレイルアルコール 0.5%
プラセンタエキス 0.2%
酢酸dl−α−トコフェロール 0.2%
香料 適量
防腐剤 適量
褪色防止剤 適量
精製水 残部
配合例19 パック
DL−PCA亜鉛塩 0.03%
イソプロパノール 2.0%
ポリビニルアルコール 15.0%
カルボキシメチルセルロース 5.0%
1,3−ブチレングリコール 5.0%
エタノール 12.0%
ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 0.5%
香料 適量
防腐剤 適量
緩衝剤 適量
精製水 残部
配合例20 パック
グルコン酸亜鉛塩 0.03%
イソプロパノール 2.0%
ポリビニルアルコール 15.0%
カルボキシメチルセルロース 5.0%
1,3−ブチレングリコール 5.0%
エタノール 12.0%
ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 0.5%
香料 適量
防腐剤 適量
緩衝剤 適量
精製水 残部
配合例21 ファンデーション
DL−PCA亜鉛塩 0.1%
サリチル酸 0.5%
流動パラフィン 10.0%
モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン 3.5%
プロピレングリコール 3.0%
酸化チタン 9.0%
カオリン 24.0%
タルク 42.0%
着色顔料 3.0%
香料 適量
防腐剤 適量
酸化防止剤 適量
配合例22 液体ハンドソープ
L−PCA亜鉛塩 0.1%
ラウリル硫酸ナトリウム 30.0%
ベタイン 3.0%
グリセリン脂肪酸エステル 1.0%
フェノキシエタノール 1.0%
EDTA 0.1%
精製水 残部
本発明は、化粧品の分野において利用可能である。
[配列表]
Figure 2007148832

Claims (13)

  1. 亜鉛を有効成分として含有する美白剤。
  2. 亜鉛が、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩、グルコン酸亜鉛塩、スルホ石灰酸亜鉛塩、乳酸亜鉛塩、各種アミノ酸亜鉛塩、アシルアミノ酸亜鉛塩、硫酸亜鉛、塩化亜鉛および酸化亜鉛からなる群より選択される化合物である、請求項1記載の美白剤。
  3. 亜鉛が、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩である請求項1記載の美白剤。
  4. 美白が、ヒト色素細胞(メラニン産生細胞(メラノサイト))のアスコルビン酸トランスポーターの発現増強を介してされるものである、請求項1から3に記載の美白剤。
  5. 亜鉛を、有効成分として配合することを特徴とする、美白用組成物。
  6. 亜鉛が、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩、グルコン酸亜鉛塩、スルホ石灰酸亜鉛塩、乳酸亜鉛塩、各種アミノ酸亜鉛塩、アシルアミノ酸亜鉛塩、硫酸亜鉛、塩化亜鉛および酸化亜鉛からなる群より選択される化合物である、請求項5記載の美白用組成物。
  7. 亜鉛が、ピロリドンカルボン酸亜鉛塩である請求項5記載の美白用組成物。
  8. 亜鉛を、組成物中に1μM〜100mMの濃度で存在するように配合することを特徴とする、請求項5から7に記載の美白用組成物。
  9. さらに、アスコルビン酸が配合される、請求項5から8に記載の美白用組成物。
  10. 1μM〜100mMの濃度の亜鉛、および、5mM〜600mMの濃度のアスコルビン酸を配合することを特徴とする請求項5から9に記載の美白用組成物。
  11. さらに、N−アシル酸性アミノ酸エステル、アミノ酸またはアミノ酸誘導体が配合される、請求項5から10に記載の美白用組成物。
  12. 軟膏、化粧水、ローション、クリーム、乳液、美容液、パック、ファンデーション、または液体ハンドソープである請求項5から11に記載の美白用組成物。
  13. 請求項5から12に記載の組成物を皮膚に塗布することを特徴とする美白方法。
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