JPWO2007060733A1 - エレベーターの非常停止システム - Google Patents

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Abstract

乗りかごの動作を検知する状態センサと、前記乗りかごを制動するブレーキ装置と、前記状態センサにより検知された信号に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための信号を出力するブレーキ制御装置と、前記状態センサ、前記ブレーキ装置、及び前記ブレーキ制御装置へ電力を供給する無停電電源装置とを設け、前記ブレーキ制御装置は、前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する信号処理演算部と、前記信号処理演算部により演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する指令値演算部と、前記無停電電源装置の状態を監視する電源監視装置とを含み、前記状態センサ、前記信号処理演算部、前記指令値演算部の少なくともいずれか1つが独立した複数系統を有する。

Description

この発明は、昇降路内を昇降する乗りかごを制動して非常停止するためのエレベーターの非常停止システムに関するものである。
従来のエレベーターでは、減速度指令と速度信号に基づいて、非常停止時のかご減速度が所定値になるように電磁ブレーキの制動力を制御する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、非常停止時においても過不足のない減速度で停止することができ、過大な減速度による人体への影響もなく、終端階にいても許容停止距離内に停止することができる。
特開平7−157211号公報
従来例では、制御系や状態センサの高信頼性の確保が実現できておらず、製品への適応ができていないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、2系統以上の状態センサおよび制御系の比較により制御系や状態センサの故障を確実に検知し、故障時には制動力制御を中止することにより、もしくは、正常な系統を利用することにより、故障時でも安全にエレベーターを制動して非常停止することができるエレベーターの非常停止システムを得るものである。
この発明に係るエレベーターの非常停止システムは、乗りかごの動作を検知する状態センサと、前記乗りかごを制動するブレーキ装置と、前記状態センサにより検知された信号に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための信号を出力するブレーキ制御装置と、前記状態センサ、前記ブレーキ装置、及び前記ブレーキ制御装置へ電力を供給する無停電電源装置とを設け、前記ブレーキ制御装置は、前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する信号処理演算部と、前記信号処理演算部により演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する指令値演算部と、前記無停電電源装置の状態を監視する電源監視装置とを含み、前記状態センサ、前記信号処理演算部、前記指令値演算部の少なくともいずれか1つが独立した複数系統を有するものである。
この発明に係るエレベーターの非常停止システムは、重複した検知手段や演算手段から出力される結果を比較することで制御系や状態センサの故障を確実に検知し、故障時には制動力制御を中止することにより、もしくは、正常な系統を利用することにより、故障時でも安全にエレベーターを制動して非常停止することができるという効果を奏する。
この発明の実施例1に係るエレベーターの非常停止システムの構成を示す図である。 図1のブレーキ制御装置の構成を示すブロック図である。 図1のブレーキ制御装置の動作を示すフローチャートである。 図2の無停電電源装置及び電源監視装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施例2に係るエレベーターの非常停止システムの構成を示す図である。 図5のブレーキ制御装置の構成を示すブロック図である。 図5のブレーキ制御装置の動作を示すフローチャートである。 図6の無停電電源装置及び電源監視装置の構成を示すブロック図である。
この発明の実施例1及び実施例2について以下説明する。
この発明の実施例1に係るエレベーターの非常停止システムについて図1から図4までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1に係るエレベーターの非常停止システムの構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、エレベーターは、乗りかご15と釣り合い錘14をつなぐ主索13がシーブ12に掛けられており、通常はそのシーブ12を巻上機11で回転させてシーブ12と主索13との間の摩擦力で主索13およびそれに繋がれた乗りかご15と釣り合い錘14を運動させる。また、調速機16は、下降時において、乗りかご15が過大速になった時に連動した調速機ロープ17を引き上げることで非常止めを動作させて乗りかご15を停止させる装置であり、通常走行時は乗りかご15の運動と連動して回転運動する。
エレベーターの非常停止システムは、乗りかご15の減速度、速度、位置を、定めた目標値に沿って制御することを目的とするため、乗りかご15と連動して動く部分の減速度、速度、若しくは位置、または、釣り合い錘14若しくは乗りかご15へかかる負荷を検知する状態センサを設けている。本実施例1に係るエレベーターの非常停止システムでは、2系統の独立した第一調速機エンコーダ(第一状態センサ)1及び第二調速機エンコーダ(第二状態センサ)2を備え、その減速度等から乗りかご15の動きを推定する。2系統の調速機エンコーダ1及び2で検知された信号は、ブレーキ制御装置31へそれぞれ入力される。
ブレーキ制御装置31は、調速機エンコーダ1及び2で検知された信号に基づいて、ブレーキを動作させるための信号を第一ブレーキコイル23、第二ブレーキコイル24に出力する。本実施例1では、ブレーキ装置は、弾性体の弾性力により制動体(第一ブレーキプランジャ21、第二ブレーキプランジャ22)を被制動体(ブレーキ車25)に押し付けて摩擦力により被制動体25を制動し、回路(第一ブレーキコイル23、第二ブレーキコイル24)が通電している時には弾性力に反発する方向に電磁力が制動体21、22に対して働き、制動体21、22が被制動体25から離れるいわゆる電磁ブレーキを想定しており、電源からの電力供給を遮断した時に最大の制動力で乗りかご15を制動する。
図2は、図1におけるブレーキ制御装置31の構成を示した一例である。ブレーキ制御装置31内部には、調速機エンコーダ1、2から受け取った信号を処理するセンサ信号処理部41と、処理されたセンサ信号に基づいて指令値を算出してブレーキコイル23、24へ出力する指令出力部42と、無停電電源装置32の状態を監視して状態に応じて指令を出力する電源監視装置43を有する。図中、点線矢印は信号の伝達を表し、実線矢印は電力供給を表す。
つぎに、この実施例1に係るエレベーターの非常停止システムの動作について図面を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例1に係るエレベーターの非常停止システムのブレーキ制御装置の動作を示すフローチャートである。
ブレーキ制御装置31は、制御盤などのエレベーター運行装置から非常停止指令信号を受け取り、それに基づき動作を開始する(ステップ101)。
電源監視装置43は、無停電電源装置32からブレーキ制御系全体に供給される電力の状態を監視する。供給電力が不安定であれば、ブレーキ制御を中止する電源供給フェールの信号を指令算出部42に与える(ステップ102)。
センサ信号処理部41では、第一調速機エンコーダ1、第二調速機エンコーダ2で検知された信号を基に、かご減速度の算出をおこなう。センサ信号処理部41は、2系統の第一信号処理演算部51、第二信号処理演算部52を備えており、それぞれ独立して演算を行う。まず、それぞれの信号処理演算部51、52において、調速機エンコーダ1、2から得られた両信号に基づいて減速度等のエレベーターの状態量を算出し、その結果を各演算部内で比較してエンコーダの誤動作を検知する。例えば、第一信号処理演算部51において、2系統のエンコーダ1、2から算出された状態量の差が所定値よりも小さい場合、つまり所定値(第一所定値)未満の場合は両方のエンコーダ1、2が正常動作していると判断でき、所定値よりも大きい場合、つまり所定値(第一所定値)以上の場合は少なくともどちらか一方のエンコーダが誤動作していると判断できる(ステップ103)。第二信号処理演算部52においても、同様である。
次に、それぞれのエンコーダ1、2が正常に動作しているときは、それぞれの信号処理演算部51、52で算出されたエレベーターの状態量を比較して、演算が正しいことを判断する。第一信号処理演算部51は、調速機エンコーダ1及び2から得られた信号に基づいてそれぞれ減速度等のエレベーターの状態量を算出しそれらの平均値と、第二信号処理演算部52が算出したエレベーターの状態量の平均値と比較する。同様に、第二信号処理演算部52は、調速機エンコーダ1及び2から得られた信号に基づいてそれぞれ減速度等のエレベーターの状態量を算出しそれらの平均値と、第一信号処理演算部51が算出したエレベーターの状態量の平均値と比較する。この場合においても、2系統の信号処理演算部51と52で算出された状態量の差が所定値よりも小さい場合、つまり所定値(第二所定値)未満の場合は両方の信号処理演算部51、52が正常動作していると判断でき、所定値よりも大きい場合、つまり所定値(第二所定値)以上の場合は少なくともどちらか一方の信号処理演算部が誤動作していると判断できる(ステップ104)。
センサ信号処理部41は、調速機エンコーダ1、2、および信号処理演算部51、52が全て正常に動作していると判断した場合は、例えば第一信号処理演算部51と第二信号処理演算部52がそれぞれ算出したエレベーターの状態量の平均値を指令算出部42に出力する。複数系統における平均値を求める処理は、他の処理や、実施例2でも同じである。なお、場合によっては、第一信号処理演算部51と第二信号処理演算部52がそれぞれ算出したエレベーターの状態量のいずれか一方の値を指令算出部42に出力しても良く、他の処理や、実施例2でも同じである。調速機エンコーダ1、2、および信号処理演算部51、52のうちいずれかが正常に動作していないときと判断した場合は、ブレーキ制御を中止する検知フェールの信号を指令算出部42に与える。
次に、指令算出部42では、ブレーキを動作させるための指令値を算出して、ブレーキおよび電源に指令を与える。指令算出部は、2系統の第一指令値演算部61、第二指令値演算部62を備えており、それぞれ独立してブレーキに与える指令値を算出する。指令算出部42に検知フェールの信号、若しくは電源供給フェールの信号が入力されない場合には、エレベーターの状態量に基づいて指令値演算部61、62で指令値をそれぞれ算出し、両指令値演算部において算出された指令値をお互いに比較して、指令値演算部での演算が正しいことを判断する。この場合においても、信号処理演算部で行なったのと同様に、2系統の指令値演算部61、62で算出された状態量の差が所定値よりも小さい場合、つまり所定値(第三所定値)未満の場合は両方の指令値演算部が正常動作して指令値算出が正常に行なわれたと判断し、所定値よりも大きい場合、つまり所定値(第三所定値)以上の場合は少なくともどちらか一方の指令値演算部が誤動作して指令値算出が正常に行なわれなかったと判断する(ステップ105)。
指令値演算部61、62が正常に動作していると判断した場合は、それぞれ算出したブレーキ動作指令の平均値をブレーキ制御装置31からブレーキ装置へ与える(ステップ106、107)。ここで、ブレーキ装置の制御は、乗りかご15内の人やエレベーターシステムに悪影響を及ぼさない減速度であり、かつ、ブレーキ制御装置31内にかご位置の情報がある場合は乗りかご15が昇降路終端部に突入することを回避できる範囲で緩和させた減速度を実現できる目標値を定めて行なう必要がある。
指令値算出が正常に行なわれなったと判断した場合、若しくは、検知フェールの信号、電源供給フェールの信号が入力された場合は、ブレーキコイル23、24への通電を遮断し、さらに無停電電源装置32からの給電を停止する信号を無停電電源装置32へ出力することで電力供給自体を遮断し、昇降路端部に危険な速度で突入することを確実に回避できる。
無停電電源装置32は、非常時においても電力を供給できる装置であり、蓄電能力を有している。通常電源が利用できない場合には蓄電していた電力の供給を行う。また、非常停止時には常に蓄電電力を利用することとすると、ブレーキを解放状態に保つための電源供給量が限られ、ブレーキを解放状態にする時間に確実に上限を設けることができ、さらなる安全が確保できる。
そのほか、エレベーターの非常停止システムの安全性をさらに高める方法としては、ブレーキ制御装置31内部にタイマー機能を持ち、一定時間経過した時、もしくは一定時間経過後の減速度が所定値よりも小さい時に制動指令を出力する方法や、速度が過大速になった場合に制動指令を出力する方法が考えられる。この場合においてタイマー機能に利用する周期としては、CPUのクロック周期やクオーツ周波数の利用が挙げられる。
本実施例1において、ブレーキコイル23、24への通電遮断や無停電電源装置32からの電源供給遮断は、指令算出部42の出力信号に基づいておこなっているが、電源監視装置43やセンサ信号処理部41において不具合を検知した場合は、電源監視装置43やセンサ信号処理部41から直接指令を出力して通電遮断や電源供給遮断を行なってもよい。
また、乗りかご15の減速度を算出するために調速機16の回転をエンコーダ1、2で検知した信号を利用したが、乗りかご15と連動動作する他の部位、例えば図1に示すシーブ12の回転量、主索13の送り量、釣り合い錘14や乗りかご15の上下移動量をセンサで検知した信号を利用してもよいし、または、動力源となる電動機の電流や電圧をセンサで検知した信号を利用してもよい。独立した2系統以上の状態センサは、別々の形態のセンサ(例えば調速機エンコーダ、巻上機エンコーダ、かご加速度センサ、かご位置センサ等)の組み合わせでも良い。センサは検知する位置により制御時の特長が異なる。例えば、乗りかご15の動きを直接検知すれば、乗りかご15の振動を抑えた形での制御が可能になる。
本実施例1では、制動に用いるブレーキは電磁ブレーキを想定しているが、トルクを変化させられるブレーキであれば油圧ブレーキなどの他のブレーキでもよい。
指令算出部42における指令値の算出は、目標値と検知した値の差の比例要素、時間積分要素、時間微分要素から算出する、いわゆるPID制御を利用してもよい。また、検知する値が減速度である場合は、その検知した減速度が目標減速度より大きい場合には制動力を減少させる指令を与え、検知した減速度が目標減速度より小さい場合には制動力を増加する指令を与える方法でもよい。前者の場合はシステムに合わせて高精度な減速度制御が期待でき、後者の場合は指令値を2値持って、そのスイッチングのみで行なうことができるため、構成が複雑化しない利点がある。
本実施例1では状態センサや演算部を2系統準備して、結果を比較することで信頼性を確保する場合を挙げたが、1系統だけで安全装置の信頼性が確保できる状態センサや演算部が実現できる部分については、状態センサや演算部を1系統だけ備えることとすることで、コスト低減が可能である。
また、無停電電源装置32と電源監視装置43に関して、図4に示すように、独立した2系統の電源センサ71、72と、電源信号処理演算部81、82を備えて、電源監視装置43内での処理をセンサ信号処理部41での処理と同様のシーケンス(図3のステップ103、104と同様)で進めることで、確実に電源の安定性を検知することが可能である。
この発明の実施例2に係るエレベーターの非常停止システムについて図5から図8までを参照しながら説明する。図5は、この発明の実施例2に係るエレベーターの非常停止システムの構成を示す図である。
図5において、エレベーターの非常停止システムの構成は、上記の実施の形態1の構成に加えて、第三調速機エンコーダ3が設けられている。
図6は、この発明の実施例2に係るエレベーターの非常停止システムのブレーキ制御装置の構成を示すブロック図である。ブレーキ制御装置31の役割は、上記の実施例1と同様であり、ブレーキの制動力制御を目的とする。ブレーキ制御装置31内部には、第一調速機エンコーダ1、第二調速機エンコーダ2、及び第三調速機エンコーダ3から受け取った信号を処理するセンサ信号処理部41と、処理されたセンサ信号に基づいて指令値を算出出力する指令算出部42と、無停電電源装置32の状態を監視して状態に応じて指令を出力する電源監視装置43を有する。図中、点線矢印は信号の伝達を表し、実線矢印は電力供給を表す。本実施例2では、上記の実施例1の構成に加えて、センサ信号処理部41に第三信号処理演算部53を設け、指令算出部42に第三指令値演算部63を設けることを特徴とする。
つぎに、この実施例2に係るエレベーターの非常停止システムの動作について図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施例2に係るエレベーターの非常停止システムのブレーキ制御装置の動作を示すフローチャートである。
非常停止指令の判断(ステップ201)、および電源の安定性判断(ステップ202)におけるブレーキ制御装置の動作は、実施例1の非常停止指令の判断(図3のステップ101)、および電源の安定性判断(図3の102)と同様である。
センサ信号処理部41では、調速機エンコーダ1、2、3で検知された信号を元にかご減速度の算出を行う。センサ信号処理部41は、3系統の信号処理演算部51、52、53を備えており、それぞれ独立して演算を行う。まず、それぞれの信号処理演算部51、52、53において、調速機エンコーダ1、2、3から得られた信号に基づいて減速度等のエレベーターの状態量を算出し、その結果を各演算部内で比較してエンコーダの誤動作を検知する。比較は2系統ずつのエンコーダ信号を利用して算出された状態量の差が、所定値よりも小さい場合、つまり所定値(第一所定値)未満の場合は両方のエンコーダが正常動作していると判断し、所定値よりも大きい場合、つまり所定値(第一所定値)以上の場合は少なくともどちらか一方のエンコーダが誤動作していると判断する。エンコーダを3系統備えることで、1つの系統のエンコーダが誤動作していると判断した場合においても、残りの2系統のエンコーダ信号を利用して制御を行うことが可能となる(ステップ203〜208)。
2系統以上のエンコーダが正常に動作しているときは、正常に動作しているエンコーダ信号を利用して、信号処理演算部51、52、53において必要とするエレベーターの状態量を算出する。その演算結果を比較して、信号処理演算部51、52、53での演算が正しいことを判断する。この場合においても、比較は2系統ずつの演算結果でおこない、算出された状態量の差が所定値よりも小さい場合、つまり所定値(第二所定値)未満の場合は両方の信号処理演算部が正常動作していると判断し、所定値よりも大きい場合、つまり所定値(第二所定値)以上の場合は少なくともどちらか一方の信号処理演算部が誤動作していると判断する。演算部を3系統備えることで、1つの系統の信号処理演算部が誤動作していると判断した場合においても、残りの2系統の信号処理演算部での結果を利用して制御を行うことが可能となる(ステップ209〜214)。
指令算出部42においてもセンサ信号処理部41と同様に、指令値演算部を3系統備えて相互に比較することで2系統の指令値演算部が正常に動作することが確認できた場合は、残り1系統の指令値演算部が故障している場合においても、正常動作した指令値処理部での処理結果のみ利用することで制御を行うことが可能である(ステップ215〜220)。
センサ信号処理部41は、調速機エンコーダ1、2、3および信号処理演算部51、52、53のうち、各2系統以上が正常に動作しているときは制御に利用するエレベーターの状態量を出力し、調速機エンコーダ1、2、3および信号処理演算部51、52、53のうち、2系統以上の調速機エンコーダもしくは2系統以上の信号処理演算部が誤動作していると判断したときは検知フェールの信号を、指令算出部42に出力する。
また、無停電電源装置32と電源監視装置43についても、図8に示すように、3系統の電源センサ71、72、73と3系統の電源信号処理演算部81、82、83を備えて検知、演算することで、本実施例2におけるセンサ信号処理部41と同様に、センサや演算部が1つ故障した場合においても、故障が全くない場合と同様に動作する方法をとってもよい。
さらに、センサや演算部を4系統以上備えて相互に比較することで、2系統以上が正常に動作することが確認できた場合は、2系統以上の演算部が故障しているばあいにおいても正常動作した演算部での処理結果のみ利用することで指令算出部42を動作する方法をとってもよい。また、利用するセンサや演算部の系統数は、そのセンサや演算部の信頼性やシステムに要求される安全度の高さに応じて、本実施例2で示したように3系統以上を利用する方法と、上記実施例1で示したように2系統を利用する方法を選択することができる。
また、センサや演算部を3系統以上備えている場合は、それぞれを比較することで3系統以上のセンサや演算部が正常動作しているときにのみ運行を行い、一部のセンサや演算部が故障して2系統のみが正常動作している状態になると運行を中止する方法を利用することで、さらに安全な運行が可能となる。この場合、上記電磁ブレーキを利用した場合のように電源遮断により制御を行わずに強制停止することがなく、ブレーキの制御は常に行うことができる。
本実施例2では状態センサや演算部を3系統準備して、結果を比較することで信頼性を確保する場合を挙げたが、2系統もしくは1系統だけで安全装置の信頼性が確保できる状態センサや演算部が実現できる部分については、状態センサや演算部を2系統もしくは1系統だけ備えることとすることで、コスト低減が可能である。

Claims (13)

  1. 乗りかごの動作を検知する状態センサと、
    前記乗りかごを制動するブレーキ装置と、
    前記状態センサにより検知された信号に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための信号を出力するブレーキ制御装置と、
    前記状態センサ、前記ブレーキ装置、及び前記ブレーキ制御装置へ電力を供給する無停電電源装置とを備え、
    前記ブレーキ制御装置は、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する信号処理演算部と、
    前記信号処理演算部により演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する指令値演算部と、
    前記無停電電源装置の状態を監視する電源監視装置とを有し、
    前記状態センサ、前記信号処理演算部、前記指令値演算部の少なくともいずれか1つが独立した複数系統を有する
    エレベーターの非常停止システム。
  2. 前記状態センサは、
    前記乗りかごの動作を検知する第一状態センサと、
    前記乗りかごの動作を検知する第二状態センサとの2系統を有し、
    前記信号処理演算部は、前記第一状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算するとともに、前記第二状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一状態センサ及び前記第二状態センサで検知された信号に基づいた演算結果の差が第一所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差が第一所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項1記載のエレベーターの非常停止システム。
  3. 前記信号処理演算部は、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第一信号処理演算部と、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第二信号処理演算部との2系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一信号処理演算部及び前記第二信号処理演算部の演算結果の差が第二所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差が第二所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項1記載のエレベーターの非常停止システム。
  4. 前記指令値演算部は、
    演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第一指令値演算部と、
    演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第二指令値演算部との2系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一指令値演算部及び前記第二指令値演算部の演算結果の差が第三所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差が第三所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項1記載のエレベーターの非常停止システム。
  5. 前記状態センサは、
    前記乗りかごの動作を検知する第一状態センサと、
    前記乗りかごの動作を検知する第二状態センサと、
    前記乗りかごの動作を検知する第三状態センサとの3系統を有し、
    前記信号処理演算部は、前記第一状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算し、前記第二状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算するとともに、前記第三状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一状態センサ及び前記第二状態センサで検知された信号に基づいた演算結果の差、前記第二状態センサ及び前記第三状態センサで検知された信号に基づいた演算結果の差、前記第三状態センサ及び前記第一状態センサで検知された信号に基づいた演算結果の差のいずれかが第一所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差のいずれもが第一所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項1記載のエレベーターの非常停止システム。
  6. 前記信号処理演算部は、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第一信号処理演算部と、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第二信号処理演算部と、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第三信号処理演算部との3系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一信号処理演算部及び前記第二信号処理演算部の演算結果の差、前記第二信号処理演算部及び前記第三信号処理演算部の演算結果の差、前記第三信号処理演算部及び前記第一信号処理演算部の演算結果の差のいずれかが第二所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差のいずれもが第二所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項1記載のエレベーターの非常停止システム。
  7. 前記指令値演算部は、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第一指令値演算部と、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第二指令値演算部と、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第三指令値演算部との3系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一指令値演算部及び前記第二指令値演算部の演算結果の差、前記第二指令値演算部及び前記第三指令値演算部の演算結果の差、前記第三指令値演算部及び前記第一指令値演算部の演算結果の差のいずれかが第三所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差のいずれもが第三所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項1記載のエレベーターの非常停止システム。
  8. 前記信号処理演算部は、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第一信号処理演算部と、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第二信号処理演算部との2系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一信号処理演算部及び前記第二信号処理演算部の演算結果の差が第二所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差が第二所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項2記載のエレベーターの非常停止システム。
  9. 前記指令値演算部は、
    演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第一指令値演算部と、
    演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第二指令値演算部との2系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一指令値演算部及び前記第二指令値演算部の演算結果の差が第三所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差が第三所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項2記載のエレベーターの非常停止システム。
  10. 前記指令値演算部は、
    演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第一指令値演算部と、
    演算された前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第二指令値演算部との2系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一指令値演算部及び前記第二指令値演算部の演算結果の差が第三所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差が第三所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項3記載のエレベーターの非常停止システム。
  11. 前記信号処理演算部は、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第一信号処理演算部と、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第二信号処理演算部と、
    前記状態センサで検知された信号に基づいて前記乗りかごの減速度を演算する第三信号処理演算部との3系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一信号処理演算部及び前記第二信号処理演算部の演算結果の差、前記第二信号処理演算部及び前記第三信号処理演算部の演算結果の差、前記第三信号処理演算部及び前記第一信号処理演算部の演算結果の差のいずれかが第二所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差のいずれもが第二所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項5記載のエレベーターの非常停止システム。
  12. 前記指令値演算部は、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第一指令値演算部と、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第二指令値演算部と、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第三指令値演算部との3系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一指令値演算部及び前記第二指令値演算部の演算結果の差、前記第二指令値演算部及び前記第三指令値演算部の演算結果の差、前記第三指令値演算部及び前記第一指令値演算部の演算結果の差のいずれかが第三所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差のいずれもが第三所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項5記載のエレベーターの非常停止システム。
  13. 前記指令値演算部は、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第一指令値演算部と、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第二指令値演算部と、
    前記乗りかごの減速度に基づいて前記ブレーキ装置を動作させるための指令値を演算する第三指令値演算部との3系統を有し、
    前記ブレーキ制御装置は、前記第一指令値演算部及び前記第二指令値演算部の演算結果の差、前記第二指令値演算部及び前記第三指令値演算部の演算結果の差、前記第三指令値演算部及び前記第一指令値演算部の演算結果の差のいずれかが第三所定値未満の場合には、ブレーキ制御を実行するとともに、前記差のいずれもが第三所定値以上の場合には、ブレーキ制御を中止する
    請求項6記載のエレベーターの非常停止システム。
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