JPH0313467A - エレベータ用かご内負荷検出装置 - Google Patents

エレベータ用かご内負荷検出装置

Info

Publication number
JPH0313467A
JPH0313467A JP1150231A JP15023189A JPH0313467A JP H0313467 A JPH0313467 A JP H0313467A JP 1150231 A JP1150231 A JP 1150231A JP 15023189 A JP15023189 A JP 15023189A JP H0313467 A JPH0313467 A JP H0313467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
load
signal
passengers
elevator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1150231A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Abe
信行 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1150231A priority Critical patent/JPH0313467A/ja
Publication of JPH0313467A publication Critical patent/JPH0313467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はエレベータ用かご自負荷検出装置に関するも
のであり、特に、かご内の負荷を適正に把握し、この負
荷を補償してエレベータの運転を制御するエレベータ用
かご自負荷検出装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図は従来のエレベータ用かご自負荷検出装置の回路
構成を示すブロック図である。
図において、(1)はエレベータの制御装置(図示せず
)から送信される速度指令信号、(2)はこの速度指令
信号(1)により電動機(3)の駆動を制御する駆動制
御回路である。この駆動制御回路(2)はエレベータの
かご(4)を移動させる電動機(3)の駆動を制御する
駆動制御手段として機能する。(3)は巻上機として機
能する直流または交流用の電動機、(4)はエレベータ
のかご、(5)は釣合い錘、(6)はかご(4)と釣合
い錘(5)とを繋ぐ主索、(7)はかご(4)内の乗客
等による負荷を負荷信号(7a)に変換する負荷変換器
、(8)は負荷信号(7a)を検出するかご床置荷検出
回路、(9)はかご床置荷検出回路(8)から駆動制御
回路(2)に出力されるかご(4)内の乗客による負荷
に対応するかご床置部信号である。上記の負荷変換器(
7)及びかご床置荷検出回路(8)でかご(4)内の乗
客によるかご床の負荷を検出するかご床置荷検出手段を
構成している。
従来のエレベータ用かご自負荷検出装置は上記のように
構成されており、かご(4)内の乗客の゛重量をかご床
置部として捉え、このかご床置部を負荷変換器(7)に
より負荷信号(7a)に変換する。そして、この負荷信
号(7a)をかご床置荷検出回路(8)により検出し、
かご床置部信号(9)を駆動制御回路(2)に供給する
一方、駆動制御回路(2)はエレベータの制御装置(図
示せず)から発せられた速度指令信号(1)により電動
機(3)の駆動を制御するが、この際に、かご床置荷検
出回路(8)から出力されたかご床置部信号(9)によ
り、かご(4)と釣合い錘(5)との重量的な不均衡を
是正すべく補正用の所定のバイアスが加えられる。
このように、従来のエレベータ用かご自負荷検出装置で
は、かご(4)内の乗客の重量を考慮して駆動制御回路
(2)が電動機(3)の駆動を適正に補正し、円滑なエ
レベータの運転制御を実現している。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のエレベータ用かご自負荷検出装置で
は、かご(4)内の乗客の重量による負荷を負荷変換器
(7)及びかご床置荷検出回路(8)を用いて検出して
いた。
しかし、何等かの原因により負荷変換器(7)またはか
ご床置荷検出回路(8)に異常が発生することかある。
かかる場合には、これらの機器は適正に作動せず、かご
(4)内の乗客の負荷等に応じた適正なかご床置部信号
(9)を生成できなかった。このため、かご床置部信号
(9)の異常値が駆動制御回路(2)に供給され、この
異常信号に応じたバイアス信号によって電動機(3)を
駆動することになる。したがって、エレベータの走行に
おけるショックが極めて大きくなり、それによって、乗
客に不快感を与える可能性があった。
また、床合わせ(リレベル)の場合には、乗客の安全性
にも影響を与える可能性があった。
なお、かご(4)内の乗客数、動き等を重量以外で捉え
る手段として、赤外線、超音波、ビデオカメラ画像等で
把握する手段が、特開昭56−161271号、特開昭
61−174074号公報にも開示されている。
しかし、これらのエレベータ装置においても、かご(4
)内の乗客数を単独の検出手段で把握しており、やはり
、この検出手段に異常が発生した場合には、上記同様の
不具合を生じ得る可能性があった。
そこで、この発明はかご床の負荷変換器またはかご床置
荷検出回路に異常が発生したときでも、かご内の乗客の
負荷を検出でき、この負荷に応じて適正で安全なエレベ
ータの運転制御ができるエレベータ用かご自負荷検出装
置の提供を課題とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明にかかるエレベータ用かご自負荷検出装置は、
エレベータのかご(4)を移動させる電動機(3)の駆
動を制御する駆動制御手段と、前記かご(4)内の乗客
数を検出する複数の検出手段とを具備し、前記乗客数の
検出手段からの各信号を比較し、相互間に矛盾があるか
否かを判断し、矛盾が無いときにはかご(4)内の乗客
による負荷を考慮した負荷補償用の信号を前記駆動制御
手段に出力し、矛盾があるときには不一致信号を出力し
、更に、前記複数の検出手段からの各信号の差が所定の
閾値以上のとき、負荷を考慮しない制御に移行させる検
出異常信号(19)を出力するものである。
[作用] この発明のエレベータ用かご自負荷検出装置においては
、エレベータのかご(4)内の乗客数を複数の検出手段
で検出し、このかご(4)内の乗客数が相互の検出手段
との間に矛盾があるか否かを判断して、矛盾が無い場合
にはかご(4)内の乗客による負荷を考慮した負荷補償
用の信号を電動機(3)の駆動を制御する駆動制御手段
に出力し、矛盾がある場合には不一致信号を出力し、か
ご(4)内の乗客による負荷を無視したり、或いは、少
い負荷に基く負荷補償用の信号で電動機(3)の駆動を
制御する。さらに、複数の検出手段の差が所定の閾値以
上のときには、かご(4)内の乗客による負荷を考慮し
ない制御に移行させる検出異常信号(19)を出力する
。したがって、かご(4)内の乗客数が複数の検出手段
で確実に検出され、この検出手段のいずれかに異常が起
きた場合にも、異常信号により電動機(3)の駆動が制
御されることはなく、かご(4)内の負荷に応じた適正
な制御がされる。また、この検出手段の異常の発生が確
実に検出され、電動機(3)の駆動の制御が適正に行な
えない場合には、かご(4)内の乗客による負荷を考慮
しない制御を行なう。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例であるエレベータ用かご自
負荷検出装置の回路構成を示すブロック図である。なお
、図中、(1)から(9)は上記従来例の構成部分と同
一または相当する構成部分であるから、ここでは重複す
る説明を省略する。
図において、(10)はかご(4)内の上部に配設し、
本実施例の検出手段として使用する互いに位置を異にす
る2台のビデオカメラ、(11)は各ビデオカメラ(1
0)から出力される画像信号、(12)、(13)は各
画像信号(11)を基にしてかご(4)内の乗客の人数
を各々算出するかご内乗客数認識回路、(14)は両か
ご内乗客数認識回路(12)、(13)から出力される
乗客数信号である。上記の2台のビデオカメラ(10)
及びかご内乗客数認識回路(12)。
(13)によりかご(4)内の乗客数を画像で認識し、
負荷信号に変換するかご自乗客数認識手段を構成してい
る。(15)は本実施例の他の検出手段として使用する
かご床置荷検出回路(8)からのかご床置荷信号(9)
と、かご内乗客数認識回路(12)、(13)からの乗
客数信号(14)とが各々入力されるかご内負荷監視回
路であり、(16)はこのかご内負荷監視回路(15)
から駆動制御回路(2)に出力されるバイアス信号、(
17)はエレベータの制御装置(図示せず)に出力され
る不一致信号で、報知音の発生、表示、異常表示、また
はかご(4)内の乗客による負荷が関与する制御の採否
を参考にする制御信号等に使用する信号である。このか
ご内負荷監視回路(15)は本実施例の各検出手段の出
力であるかご床置荷信号(9)及び乗客数信号(14)
の各信号を相互に比較し、かご(4)内の負荷と乗客数
との関係に矛盾があるか否かを識別し、矛盾が無い場合
にはかご(4)内の乗客による負荷を考慮した負荷補償
用のバイアス信号(16)を駆動制御回路(2)に出力
し、矛盾がある場合には矛盾が発生していることを知ら
せる不一致信号(17)を出力するかご内負荷監視手段
として機能する。(18)はかご内負荷監視回路(15
)と同様に、かご床置荷検出回路(8)からのかご床置
荷信号(9)とかご内乗客数認識回路(12)。
(13)からの乗客数信号(14)とが各々入力される
負荷異常検出回路であり、(19)はこの負荷異常検出
回路(18)からエレベータの制御装置(図示せず)に
出力される検出異常信号である。この負荷異常検出回路
(18)はかご床置荷信号(9)及び乗客数信号(14
)の各信号の相互の乗客数の差が所定の閾値以上のとき
に、かご内の乗客による負荷を考慮しない制御、即ち、
秤無し制御に移行させる検出異常信号(19)を出力す
る負荷異常検出手段として機能する。(20)は検出異
常信号(19)等を受けてエレベータの制御装置(図示
せず)が駆動制御回路(2)に出力する秤無し制御指令
である。なお、このエレベータ用かご自負荷検出装置に
おいても、上記従来例と同様に、エレベータのかご(4
)を移動させる電動機(3)の駆動を制御する駆動制御
手段たる駆動制御回路(2)、かご(4)内の乗客によ
るかご床の負荷を検出するかご床置荷検出手段たる負荷
変換器(7)及びかご床置荷検出回路(8)を各々有し
ている。
この実施例のエレベータ用かご自負荷検出装置は上記の
ように構成されており、下記のような動作する。
まず、かご(4)内の乗客の重量による負荷は負荷変換
器(7)で負荷信号(7a)に変換された後、かご床置
荷検出回路(8)においてかご床負荷信号(9)に変換
され、かご内負荷監視回路(15)及び負荷異常検出回
路(18)に各々供給される。
一方、互いに位置を異にする2台のビデオカメラ(10
)はかご(4)内の乗客の人数を画像信号(11)に変
換し、かご内乗客数認識回路(12)、(13)に供給
する。このかご内乗客数認識回路(12)、(13)で
は、かご(4)内の床の背景に対する変化を把握して、
その変化からかごの定格負荷に対する割合を算出し、こ
れを負荷信号たる乗客数信号(14)に変換し、かご内
負荷監視回路(15)及び負荷異常検出回路(18)に
供給する。
ここで、かご内乗客数認識回路(12)、(13)の構
成、及びかご内乗客数認識回路(12)。
(13)のマイクロコンピュータ(CPU ; 24)
で行なわれるかご自乗客数認識動作について図を用いて
説明する。
第2図は第1図のエレベータ用かご自負荷検出装置のか
ご内乗客数認識回路(12)を示すブロック図、第3図
はかご自乗客数認識動作を示すフローチャートである。
第2図において、(21)は画像信号(11)に含まれ
る同期信号に基づきビデオカメラ(10)とかご内乗客
数認識回路(12)、(13)との同期をとる同期処理
回路、(22)は画像信号(11)を垂直同期信号及び
水平同期信号に各々分離する同期分離回路、(23)は
アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器
、(24)は画像信号(11)を分析し、乗客数信号(
14)に変換するための中央情報処理装置として機能す
るマイクロコンピュータ(24)、(25)はディジタ
ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器である。
したがって、このかご内乗客数認識回路(12)、(1
3)からかご内負荷監視回路(15)及び負荷異常検出
回路(18)に゛は、アナログ信号の乗客数信号(14
)が出力される。
このかご内乗客数認識回路(12)、(13)は上記の
ような構成となっており、このマイクロコンピュータ(
24)では第3図に示すかご自乗客数認識動作を行なう
第3図において、ステップS1でかご(4)内の背景に
対する変化を把握する。すなわち、ビデオカメラ(10
)で捕えた背景が画像信号(11)としてかご内乗客数
認識回路(12)、  (13)に人力されることによ
り、この画像信号(11)の変化に基づいてかご(4)
内の背景に対する変化を把握する。そして、上記変化に
基づいてステップS2でか−ご定格負荷に対する現状の
負荷の割合をパーセント負荷として算出し、ステップS
3で現状の負荷に応じた負荷信号をD/A変換器(25
)に出力する。上記のステップS1からステップS3の
一連の動作はいずれもかご内乗客数認識回路(12)、
(13)のマイクロコンピュータ(24)で処理される
。このD/A変換器(25)からはアナログ信号の乗客
数信号(14)が出力される。
つぎに、かご内負荷監視手段として機能するかご内負荷
監視回路(15)の処理について述べる。
第4図はかご内負荷監視手段による処理動作を示すフロ
ーチャートである。
第4図において、ステップ81゛1でかご床置荷検出回
路(8)からかご床負荷信号(9)が、そして、かご内
乗客数認識回路(12)、  (13)から乗客数信号
(14)が各々入力される。ステップS12でばかご床
置荷信号(9)、(以下、rAJ信号という)とかご内
乗客数認識回路(12)からの乗客数信号(14)、(
以下、rBJ信号という)とが一致するか否かを判断す
る。
rAJ信号とrBJ信号とが一致する場合には、ステッ
プS15でrAJ信号に基づくバイアス信号(16)を
駆動制御回路(2)に出力する。ステップ812でrA
J信号とrBJ信号とが一致しない場合には、ステップ
813でrAJ信号とかご内乗客数認識回路(13)か
らの乗客数信号(14)、(以下、rCJ信号という)
とが一致するか否かを判断する。rAJ信号とrCJ信
号とが一致する場合には、上記と同様にステップS15
でrAJ信号に基づくバイアス信号(16)を駆動制御
回路(2)に出力する。ステップS13でrAJ信号と
rCJ信号とが一致しない場合には、ステップ314で
rBJ信号と「C」信号とが一致するか否かを判断する
。rAJ信号と「C」信号とが一致する場合には、ステ
ップS16でrBJ信号に基づくバイアス信号(16)
を駆動制御回路(2)に出力する。ステップS14でr
BJ信号とrCJ信号とが一致しない場合には、全ての
信号が一致しない場合であり、ステップS17で不一致
信号(17)をエレベータの制御装置(図示せず)に出
力する。なお、上記rAJ信号とrBJ信号と「C」信
号とを相互に比較するステップS12からステップS1
4の動作では、これらの各信号が完全に一致するか否か
を判断する場合だけでなく、所定の幅を有して略一致す
るか否かを判断するように構成してもよい。
このように、かご内負荷監視回路(15)では大別して
二つの動作が行なわれる。
第1の動作は、ステップS11からステップS16の動
作である。すなわち、かご床置荷検出回路(8)からの
かご床置荷信号(9)であるrAJ信号と、かご内乗客
数認識回路(12)、  (13)からの乗客数信号(
14)であるf’[J信号及びrCJ信号とを相互に比
較し、これらの各信号のうち少なくとも二つの信号が一
致するか否かを判断する。そして、少なくとも二つの信
号が一致するときには、かご(4)内の乗客による負荷
を考慮した負荷補償用のバイアス信号(16)を電動機
(3)の駆動を制御する駆動制御手段に出力する動作で
ある。
これにより、負荷変換器(7)、かご床置荷検出回路(
8)、ビデオカメラ(10)、及び、かご内乗客数認識
回路(12)、(13)のうちのいずれか一つに万−故
障等が生じた場合にも、かご(4)内の負荷を正しく検
出することができ信頼性の高い負荷の検出ができる。そ
して、この正しい検出に基づく正しいバイアス信号(1
6)により駆動制御回路(2)はエレベータの電動機(
3)の駆動を適正に制御するので、信頼性の高いエレベ
ータの駆動制御が可能になる。
特に、互いに位置を異にする2台のビデオカメラ(10
)でかご自乗客数を認識するものであるから、乗客の乗
る位置によって複数の人が重なっても、位置を異にする
ビデオカメラ(10)でそれを識別することができる。
第2の動作は、ステップS11からステップS14、及
びステップ517の動作である。すなわち、かご床置荷
検出回路(8)からのrAJ信号と、かご内乗客数認識
回路(12)、(13)からのrBJ信号及びrCJ信
号とを相互に比較し、これらの各信号のうち少なくとも
二つの信号が一致するか否かを判断する。そして、すべ
ての信号が一致しないときには、検出出力の異常の発生
を知らせる不一致信号(17)を出力する動作である。
なお、この不一致信号(17)により、不一致を示す報
知音の発生、表示、またはかご(4)内の乗客による負
荷が関与する制御の採否を参考にする制御として、例え
ば、エレベータの制御装置(図示せず)はプレリリース
起動、ランディングオープン着床、リレベル機能等を阻
止または制限する制御を実施する。
これにより、かご床置荷検出回路(8)等の負荷検出機
構に異常が発生したことをエレベータの管理者等は直ち
に知ることができ、保守点検等を迅速に対処でき、サー
ビス性が向上する。
続いて、負荷異常検出手段として機能する負荷異常検出
回路(18)での処理について述べる。
第5図は負荷異常検出手段による処理動作を示すフロー
チャートである。
第5図において、ステップ821でかご床置荷検出回路
(8)及びかご内乗客数認識回路(12)、(13)か
らrAJ信号とrBJ信号と「C」信号とが各々入力さ
れる。ステップ822ではrAJ信号とrBJ信号と「
C」信号として許容され得る最大値及び最小値が各々入
力される。この最大値及び最小値によりかご(4)内の
定格負荷等から想定される所定の閾値が設定される。ス
テップ823では、rAJ信号とrBJ信号と「C」信
号の各信号が各々前記ステップS22で人力した最小値
以上か否かを判断する。最小値以下の信号がある場合に
は、ステップS26で検出異常信号(19)をエレベー
タの制御装置に出力する。ステップS23でrAJ信号
とrBJ信号とrCJ信号の各信号が各々最小値以上の
場合には、ステップS24でrAJ信号とrBJ信号と
「C」信号の各信号が各々ステップ822で入力した最
大値以下か否かを判断する。最大値以上の信号がある場
合には、上記と同様にステップ826で検出異常信号(
19)をエレベータの制御装置に出力する。ステップS
24でrAJ信号とrBJ信号と「C」信号の各信号が
各々最大値以下の場合には、かご床置荷検出回路(8)
等の各かご床置荷検出機構(8)は正常と判断されて、
ステップS25で通常の運転制御を行なうべく信号を出
力する。すなわち、駆動制御回路(2)は速度指令信号
(1)及びバイアス信号(16)により電動機(3)の
駆動を制御する。
このように、負荷異常検出回路(18)ではかご床置荷
検出回路(8)からのrAJ信号と、かご内乗客数認識
回路(12)、(13)からのrBJ信号及びrCJ信
号との各信号が、かご(4)内の定格負荷から想定され
る所定の閾値以上或いは以下となったときに、エレベー
タの制御装置(図示せず)に検出異常信号(19)を出
力する。この検出異常信号(19)を受けてエレベータ
の制御装置では、かご床置荷検出回路(8)等に異−常
が発生していると判断し、駆動制御回路(2)に秤無し
制御指令(20)を出力する。なお、上記のかご内負荷
監視回路(15)のところで述べた不一致信号(17)
によるエレベータの制御装置(図示せず)のプレリリー
ス起動、ランディングオーブン着床、リレベル機能等を
阻止または制限する制御を、この検出異常信号(19)
により移行することができる。
これにより、かご床置荷検出回路(8)等の負荷検出機
構に異常が発生し、これらの機構が適正に作動しない場
合にも、従来のように、異常信号によりエレベータが運
転されることはないので、エレベータの走行におけるシ
ョックはなくなり、乗客に不快感を与えない。また、床
合わせ(リレベル)時に、乗客に危害を加えることもな
くなり、極めて安全性が向上する。
上記のように、この実施例のエレベータ用かご自負荷検
出装置は、駆動制御手段として機能する駆動制御回路(
2)と、本実施例の検出手段として機能する負荷変換器
(7)及びかご床置荷検出回路(8)とビデオカメラ(
10)及びかご内乗客数認識回路(12)、(13)と
、かご内負荷監視手段として機能するかご内負荷監視回
路(15)と、負荷異常検出手段として機能する負荷異
常検出回路(18)とを具備している。
そして、本実施例の検出手段としての床置荷検出手段で
は、かご(4)内の乗客によるかご床の負荷を検出し、
かご内乗客数認識手段では、このかご(4)内の乗客数
を2台のビデオカメラ(10)により画像で認識し負荷
信号に変換する。また、かご内負荷監視手段では、かご
床置荷検出手段及びかご内乗客数認識手段からの各信号
を相互に比較して前記各信号のうち少なくとも二つの信
号が一致するか否かを判断することで、このかご(4)
内の負荷と乗客数との関係に矛盾があるか否かを識別す
る。そして、少なくとも二つの信号が一致するときには
矛盾が無い場合と擬制して、かご(4)内の乗客による
負荷を考慮した負荷補信用のバイアス信号(16)を電
動機(3)の駆動を制御する駆動制御手段に出力する。
また、すべての信号が一致しないときには矛盾がある場
合と擬制して、異常の発生を知らせる不一致信号(17
)を出力する。さらに、負荷異常検出手段では、かご床
置荷検出手段及びかご内乗客数認識手段からの各信号が
かご(4)内の定格負荷から想定される所定の閾値以上
のときに、かご(4)内の乗客数による負荷を考慮しな
い制御に移行させる検出異常信号(19)を出力する。
したがって、かご(4)内の乗客の重量等による負荷が
かご床置荷検出回路(8)等の複数の検出機構で確実に
検出され、この負荷の検出機構のいずれかに万一異常が
起きた場合にも、異常信号により電動機(3)の駆動が
制御されることはなく、かご(4)内の負荷に応じた適
正な制御がされる。故に、信頼性の高いかご内負荷の検
出及びエレベータの駆動制御が共に可能になる。そして
、互いに位置を異にする2台のビデオカメラ(10)で
かご自乗客数を認識するものであるから、乗客の乗る位
置によって複数の人が重なっても、位置を異にするビデ
オカメラ(10)でそれを識別することができる。
また、このかご床置荷検出回路(8)等の検出機構の異
常の発生が確実に検出されるので、負荷検出機構に異常
が発生したことをエレベータの管理者等は直ちに知るこ
とができ、保守点検等を迅速に対処でき、サービス性が
向上する。
さらに、かご床置荷検出回路(8)等の負荷検出機構に
異常が発生し、これらの機構が適正に作動しない場合に
も、従来のように、異常信号によりエレベータが運転さ
れることはないので、エレベータの走行におけるショッ
クはなくなり、乗客に不快感を与えない。また、床合わ
せ(リレベル)時の乗客に対する安全性が向上する。
ところで、上記のエレベータ用かご自負荷検出装置では
、かご内負荷監視回路(15)及び負荷異常検出回路(
18)からの各出力信号をエレベータの制御装置等のメ
モリに記憶するように構成してもよい。そして、エレベ
ータの保守点検サービス等の為の情報として活用し、更
に安全性を向上させてもよい。
また、上記実施例では、かご内乗客数認識手段として、
2台のビデオカメラ(10)と二組のかご自乗客数認識
回路(12)、(13)を用いたが、これらを更に増加
させて、これらの各信号をかご内負荷監視手段及び負荷
異常検出手段で解析するように構成すれば、より信頼性
の高いエレベータのかご白魚荷検出が可能になり、より
信頼性の高いエレベータの運行を実現できる。または、
本発明を実施する場合の検出手段は、他のかご内の乗客
数を検出できる同種或いは異種の複数の検出手段を用い
てもよい。
更に、上記実施例の負荷異常検出回路(18)は、かご
内の負荷の検出手段の出力が所定の閾値以上或いは閾値
以下のときに、秤無し制御に移行させる検出異常信号を
出力するものであるが、本発明を実施する場合には、検
出手段の異常を検出できればよいことから、結果的に、
相互に検出手段の出力の差を得て、その差の大きさを所
定の閾値と比較して検出異常判断とすればよい。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明のエレベータ用かご自負
荷検出装置は、駆動制御手段と、複数の検出手段と、か
ご内負荷監視手段と、負荷異常検出手段とを備えており
、エレベータのかご内の乗客によるかご床の負荷を検出
し、相互の検出手段のかご内負荷の乗客数の検出出力と
の関係に矛盾があるか否かを判断して、矛盾が無い場合
にはかご内の乗客による負荷を考慮した負荷補償用の信
号を電動機の駆動を制御する駆動制御手段に出力し、矛
盾がある場合には不一致信号を発する。さらに、検出手
段相互のかご内負荷の検出出力の差が、所定の閾値以上
或いは以下のときにはかご内の乗客数による負荷を考慮
しない制御に移行させる検出異常信号を出力する。
したがって、かご内の乗客の重量等による負荷が複数の
検出手段で確実に検出でき、この負荷の検出手段のいず
れかに異常が起きた場合にも、異常信号により電動機の
駆動が制御されることなく、かご内負荷に応じた適正な
制御ができるので、信頼性の高いかご内負荷の検出及び
エレベータの駆動制御ができる。また、この検出機構の
異常の発生が確実に検出でき、エレベータの管理者等は
保守点検等を迅速に対処できるので、乗客に対してサー
ビス性が向上する。さらに、電動機の駆動の制御が適正
に行なうことができない場合には、かご内の乗客数によ
る負荷を考慮しない制御となり、危険な状態での運転は
避けられ、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるエレベータ用かご自
負荷検出装置の回路構成を示すブロック図、第2図は第
1図のエレベータ用かご自負荷検出装置のかご内乗客数
認識回路を示すブロック図、第3図は同じく上記実施例
のかご自乗客数認識動作を示すフローチャート、第4図
は同じく上記実施例のかご内負荷監視手段による処理動
作を示すフローチャート、第5図は同じく上記実施例の
負荷異常検出手段による処理動作を示すフローチャート
、第6図は従来のエレベータ用かご自負荷検出装置の回
路構成を示すブロック図である。 図において、 2:駆動制御回路    3:電動機 4:かご        7:負荷変換器8:かご床置
荷検出回路 10:ビデオカメラ 12.13:かご内乗客数認識回路 15:かご内負荷監視回路 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エレベータのかごを移動させる電動機の駆動を制御する
    駆動制御手段と、 前記かご内の乗客数を検出する複数の検出手段と、 前記複数の検出手段からの各信号を相互に比較し、かご
    内の負荷と乗客数との関係に矛盾があるか否かを判断し
    、矛盾が無いときにはかご内の乗客による負荷を考慮し
    た負荷補償用の信号を前記駆動制御手段に出力し、矛盾
    があるときには不一致信号を前記駆動制御手段に出力す
    るかご内負荷監視手段と、 前記かご内の乗客数を検出する複数の検出手段からの各
    信号の差が所定の閾値以上のとき、かご内の乗客による
    負荷を考慮しない制御に移行させる検出異常信号を出力
    する負荷異常検出手段とを具備することを特徴とするエ
    レベータ用かご内負荷検出装置。
JP1150231A 1989-06-13 1989-06-13 エレベータ用かご内負荷検出装置 Pending JPH0313467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1150231A JPH0313467A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 エレベータ用かご内負荷検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1150231A JPH0313467A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 エレベータ用かご内負荷検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0313467A true JPH0313467A (ja) 1991-01-22

Family

ID=15492417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1150231A Pending JPH0313467A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 エレベータ用かご内負荷検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0313467A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002220170A (ja) * 2001-01-24 2002-08-06 Toshiba Elevator Co Ltd エレベーターのドア制御装置
WO2007060733A1 (ja) * 2005-11-25 2007-05-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベーターの非常停止システム
WO2020110279A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社日立製作所 人数情報取得システム、人数情報取得方法およびエレベーター

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002220170A (ja) * 2001-01-24 2002-08-06 Toshiba Elevator Co Ltd エレベーターのドア制御装置
JP4656734B2 (ja) * 2001-01-24 2011-03-23 東芝エレベータ株式会社 エレベーターのドア制御装置
WO2007060733A1 (ja) * 2005-11-25 2007-05-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベーターの非常停止システム
US7918320B2 (en) 2005-11-25 2011-04-05 Mitsubishi Electric Corporation Emergency stop system for elevator
JP5079517B2 (ja) * 2005-11-25 2012-11-21 三菱電機株式会社 エレベーターの非常停止システム
WO2020110279A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社日立製作所 人数情報取得システム、人数情報取得方法およびエレベーター
JPWO2020110279A1 (ja) * 2018-11-30 2021-09-30 株式会社日立製作所 人数情報取得システム、人数情報取得方法およびエレベーター
EP3889091A4 (en) * 2018-11-30 2022-07-27 Hitachi, Ltd. SYSTEM FOR COLLECTING INFORMATION ABOUT THE NUMBER OF PEOPLE, METHOD OF COLLECTING INFORMATION ABOUT THE NUMBER OF PEOPLE AND ELEVATOR

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8413765B2 (en) Electronic safety system for an elevator having a bus and safety circuit
JPH0578048A (ja) エレベーターホールの待ち客検出装置
WO2019106724A1 (ja) エレベーターの監視システム
JPH0313467A (ja) エレベータ用かご内負荷検出装置
JP2017141114A (ja) エレベータシステム
JPH0496677A (ja) エレベータ用ダイナミックブレーキ回路の動作確認装置
JPH092764A (ja) エレベーターの運行制御装置
KR102034016B1 (ko) 승객 구출 운전장치
JP5094001B2 (ja) エレベータ
KR950001900B1 (ko) 엘리베이터의 군관리제어장치
JPH07143604A (ja) 電気自動車制御装置
JP4208317B2 (ja) エレベータの荷重演算装置
JP2008162799A (ja) エレベータの制御装置
JP2580897B2 (ja) エレベータの群管理装置
JP4657424B2 (ja) エレベータの制御装置
KR20190116889A (ko) 진단 기능을 구비한 엘리베이터 시스템
KR102575258B1 (ko) 승강기 감시, 원격관리 및 비상통화장치 네트워크 시스템 및 이의 제어 방법
JP6625964B2 (ja) 昇降機制御装置および昇降機制御方法
WO2018096617A1 (ja) エレベーターの故障検出装置
JP2012232819A (ja) エレベータ
JPH01321277A (ja) エレベータの制御装置
JP2005178968A (ja) エレベーターの呼び登録装置の点検装置
JPH1093955A (ja) エレベータの画像遠隔監視装置
JPH10120328A (ja) エレベータの秤監視装置
JP2006117336A (ja) エレベータ監視装置