JP4657424B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベータの制御装置に係り、特に、3台以上を並設させるエレベータで、あるエレベータが故障してかごの中に乗客が閉じ込められた場合に、他の正常なエレベータによって閉じ込められた乗客を救出するのに好適なエレベータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12〜図17は、例えば特開昭57−189985号公報に示されたものと同様な従来のエレベータの制御装置を説明するものである。
まず、図12は、3台のエレベータが並設されている配置状態を説明する図である。
図12において、1A、1B、1Cは3台並設されたエレベータのかごで、かご1Bが中央に設置されている。2A、2B、2Cはそれぞれかご1A、1B、1Cの昇降路、3a〜3fはそれぞれ1階〜6階の乗場を示している。
【0003】
また、図13は、1台のエレベータに対する制御装置の構成を示す図である。
図13において、4は三相交流電源、5Aはかご1Aの制御を行う制御盤、6Aは巻上機、7Aは主索で、一端にかご1A、他端に釣り合い錘8Aが繋がっている。9Aはかご1Aに繋がれたガバナロープ10Aで、かご1Aの速度を検出する調速機、11Aは調速機9Aに設置されたパルスジェネレータで、11Aaはその出力であるバルス信号、12Aはかご1A内に設けられたかご操作盤である。これら符号5A〜12Aは、かご1Aに関するものを示すが、同様に、かご1B、1Cのそれぞれにも5B〜12B、5C〜12Cが設けられる。
【0004】
また、図14は、前記制御盤5A、5B、5Cの構成を示す図である。
図14において、13A、13B、13C、14A、14B、14C、15Bは入出力バッファ、16A、16B、16Cはそれぞれパルスジェネレータ11A、11B、11Cからのパルス信号11Aa、11Ba、11Caを計数するカウンタ、17A、17B、17Cはマイクロコンピュータである。
【0005】
また、図15は、かご操作盤12B内のスイッチ類を示す図である。
図15において、18Bはかご1Bのかご操作盤12Bに設けられたスライドカバーで、引き下ろして開いている状態を示す。19B〜24Bはスライドカバー18B内に設置されたスイッチで、その内19Bはかご1A内の乗客を救出するための救出運転スイッチ1、20Bはかご1C内の乗客を救出するための救出スイツチ2である。なお、救出運転スイッチ1はかご1A、かご1Cにも設置されるが、救出運転スイッチ2は中央に配置されたかご1Bにのみ設けられる。
【0006】
また、図16は、故障号機に対して救出かごが横付けされた状態を示す図である。
図16において、25Aはかご1Aのかご1B側の壁に設置された救出用扉、25Bはかご18のかご1A側の壁に設けられた救出用扉、26Bはかご1Bのかご1C側の壁に設けられた救出扉で、かご1Cのかご1B側の壁にも同様に救出用扉25Cが設置される(図示しない)。27は救出時に隣接かごを結び乗客が乗り降りするときに使用する救出用の渡し板である。
【0007】
さらに、図17は、救出運転時に制御手段としてのマイクロコンピュータ17Bで行われる処理を示すフローチャートである。
以下、上述した構成を備えるエレベータの制御装置において、かご1Aが故障し、例えば4階乗場3dと5階乗場3eの中間で停止し起動不能となり、かご1Bにより救出運転を行う場合について、図17に示すフローチャートを参照して説明する。
【0008】
まず、ビルの管理室等に待機する係員がかご1Aの故障を認知すると、図示しない監視盤(管理室に設置)に設けられたかご1Bの帰着スイッチを操作し、帰着スイッチのONが確認されると(ステップS1)、帰着階(管理室のある階等)への呼び戻し遅転(帰着運転)が行われる(ステップS2)。次に、帰着完了したかご1Bに係員やエレベータの保守員が乗り込み、かご操作盤12Bのスライドカバー18B内の救出運転スイッチ(“救出1”)19Bを投入し、この救出運転スイッチ19Bの投入を確認することで(ステップS3,S4)、救出連転が行われる(ステップS5)。
【0009】
かご1Aの位置は、パルスジェネレータ11Aの発するパルス信号11Aaをカウンタ16Aでカウントすることにより検出され、そのかご位置信号は、かご1Bのバッファ14Bを介してマイクロコンピュータ17Bに入力される。これにより、かご1Bは、かご1Aの停止している位置を知ることができ、戸閉したのち走行開始してかご1Aの真横に停止する。その後、係員等が救出用扉25B、25Aを開け、渡し板27をかご1Aと1Bの間に渡して、かご1Aに閉じ込められていた乗客をかご1Bに乗り移らせることで救出運転を完了する(ステップS6)。そして、最寄りの階、主階床、係員室のある階等に帰着させ、乗客を乗場に降ろす(ステップS7)。
【0010】
このとき、かご1Cも故障により階と階の間に停止して動けなくなっている場合は、係員等が引き続き救出運転スイッチ(“救出2”)20Bを投入し、この救出運転スイッチ20Bの投入を確認することで(ステップS8)、ステップS5→S6→S7の手順と同様にして、かご1Aの場合と同様に救出運転を実施する(ステップS9→S10→S11)。
【0011】
このような救出運転の実施は、ステップS4において、救出運転スイッチ(“救出1”)19BがONされてない状態で、救出運転スイッチ(“救出2”)20BがONされている場合にも同様に実施され(ステップS4→S12→S9〜S11)、また、ステップS11の後、救出運転スイッチ(“救出1”)19BがONされた場合にも同様にして実施される(ステップS11→S13→S5〜S8)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベータの制御装置は、上述したようにして救出運転を行うため、かご1Bは、かご1A及びかご1Cの2台のかごに対して救出機能を備えるため、スライドカバー18B内に救出運転スイッチとして19Bと20Bの2個必要となり、例えばかご1Aのみの故障時に誤って救出運転スイッチ20Bを操作する可能性がある。
【0013】
また、かご1Aとかご1Cが同時に故障した場合には、係員はどちらのかごを優先して救出すべきか判断が難しい。さらに、1台目の救出の後、必ず帰着させる必要があるため、2台目の救出が遅れる可能性がある。
【0014】
この発明は前記のような問題点を解消するためになされたもので、3台以上並設されたエレベータの救出運転において、かご内の救出運転スイッチの誤操作を防止することができるエレベータの制御装置を得ることを目的としている。
また、隣接する両側のかごが共に救出を必要とする場合に、救出の優先度を判断して優先度の高いエレベータの救出運転を行うことができるエレベータの制御装置を得ることを目的としている。
さらに、2台目の救出遅転の開始をできるかぎり早くすることができるエレベータの制御装置を得ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベータの制御装置は、少なくとも3台のエレベータが並設されていて、エレベータのうち2台が故障時に、故障しているエレベータの位置検出信号に基づいて故障しているエレベータの位置まで正常なエレベータのかごを走行させて救出運転を行う制御手段を備えたエレベータの制御装置において、各前記かごの中に単一の救出運転スイッチを設け、前記制御手段は、故障しているかごの故障信号を入力し、前記救出運転スイッチが操作されたときに、故障信号が出力されているエレベータを予め定められた順に故障号機に選択して救出運転を行うことを特徴とするものである。
【0016】
また、前記制御手段は、故障しているかごの故障信号の代わりにかごの停止信号を入力し、前記救出運転スイッチが操作されたときに、停止信号が所定時間以上出力されているエレベータを予め定められた順に故障号機に選択して救出運転を行うことを特徴とするものである。
【0017】
また、前記制御手段は、故障しているかごの故障信号の代わりにかごの戸閉信号を入力し、前記救出運転スイッチが操作されたときに、戸閉信号が所定時間以上出力されているエレベータを予め定められた順に故障号機に選択して救出運転を行うことを特徴とするものである。
【0018】
また、かご内の荷重を検出する荷重検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、故障しているエレベータの荷重検出手段からの出力信号を比較し、荷重検出手段の出力が大きい方のエレベータを予め定められた順に係わらずに優先させて救出運転を行うことを特徴とするものである。
【0019】
また、前記制御手段は、故障しているエレベータからの停止信号の出力が継続している時間を比較し、停止時間の長い方のエレベータを予め定められた順に係わらずに優先させて救出運転を行うことを特徴とするものである。
【0020】
また、前記制御手段は、故障しているエレベータからの位置検出信号に基づいて各エレベータの最寄りの乗場までの距離を計算し、乗場までの距離が長い方のエレベータを予め定められた順に係わらずに優先させて救出運転を行うことを特徴とするものである。
【0021】
また、前記制御手段は、救出運転スイッチが操作されたときに、隣接する両エレベータのいずれかかに対し救出運転するのかを表示することを特徴とするものである。
【0022】
また、前記制御手段は、救出運転するエレベータが選択された後に、前記救出運転スイッチが一旦遮断された後、再投入された場合に、救出運転するエレベータを他方のエレベータに切り換えることを特徴とするものである。
【0023】
また、前記制御手段は、救出運転するエレベータが選択された後に、かご内に設けられた切り換えスイッチの操作により、救出運転するエレベータを他方のエレベータに切り換えることを特徴とするものである。
【0024】
また、前記制御手段は、救出運転するエレベータが選択された後に、かご内に設けられた釦の操作により、救出運転するエレベータを他方のエレベータに切り換えることを特徴とするものである。
【0026】
さらに、前記制御手段は、両側に隣接するエレベータが共に故障している場合、隣接する各エレベータの荷重検出器からの出力信号と自かごの荷重検出信号との合計を算出し、荷重検出信号の合計値が自かごの定格容量以下のときは1台目のエレベータの乗客を自かごに乗り移らせた後、引き続いて2台目のエレベータの救出運転を行い、荷重検出信号の合計値が自かごの定格容量を越えるときは1台目のエレベータの乗客を自かごに乗り移らせた後、一旦最寄りの階等に乗客を降ろした後、2台目のエレベータの救出運転を行うことを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
この発明に係るエレベータの制御装置においては、図12に示す如く、3台並設されたエレベータの救出運転において、故障かごを検出し、両側のかごが共に故障している場合には、救出運転の優先度を判定し、さらに、1台目の救出運転後、帰着させる必要があるかどうかを判定し、帰着の必要がない場合は、続けて2台目の救出運転を開始することで2台目の救出運転の開始をより早くする。
以下、この発明の具体的な各実施の形態について説明する。
【0028】
実施の形態1.
図1〜図4は、この発明の実施の形態1に係るエレベータの制御装置を説明するものである。
まず、図1は、3台以上のエレベータが並設されている場合に、各台のエレベータに対する制御装置の構成を示す図である。
図1において、図13に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号として、41Aは、実施の形態1に係るもので、かご1Aの制御盤を示し、かご1B、1Cにも同様に、制御盤41B、41Cが設けられる。
【0029】
また、図2は、前記制御盤41A、41Bの構成を示す図である。
図2において、図14に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。なお、制御盤41Cについては制御盤41Aと同様な構成を備えているので、ここでは省略する。新たな符号として、42Aは、マイクロコンピュータ17Aからの指令に基づいて動作する制御回路、43B、44Bはそれぞれかご1Aの制御回路42Aとかご1Cの制御回路42C(図示せず)の信号をマイクロコンピュータ17Bに入力するためのバッファである。
【0030】
また、図3は、かご操作盤12B内のスイッチ類を示す図である。
図3において、図15に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号として、45Bは、かご1Bの操作盤12Bのスライドカバー18B内に設けられた単一の救出運転スイッチである。
【0031】
さらに、図4は、救出運転時に制御手段としてのマイクロコンピュータ17Bで行われる処理を示すフローチャートである。
以下、上述した構成を備える実施の形態1に係るエレベータの制御装置において、かご1Aが故障し、階と階の間に停止し起動不能となった場合に、かご1Bにより救出運転する場合について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0032】
まず、ビルの管理室等に待機する係員がかご1Aの故障を認知すると、図示しない監視盤(管理室に設置)に設けられたかご1Bの帰着スイッチを操作し、帰着スイッチのONが確認されると(ステップS41)、帰着階(管理室のある階等)への呼び戻し遅転(帰着運転)が行われる(ステップS42)。次に、帰着完了したかご1Bに係員やエレベータの保守員が乗り込み、かご操作盤12Bのスライドカバー18B内の救出運転スイッチ45Bが投入されたことが確認され(ステップS43,S44)、制御回路42Aから送られてくる信号によりかご1Aが故障しているかどうかが判定される(ステップS45)。なお、かご1Aの故障は、制御回路42Aの中の図示しない故障検出回路により検出され、その故障検出信号がバッファ43Bを介してマイクロコンピュータ17Bに入力される。
【0033】
かご1Aが故障している場合には、かご1Aに対して救出運転を実施し、救出運転完了後は帰着させる(ステップS46→S47→S48)。かご1Aについて実施した場合には、かご1Cについても故障かどうかをチェックし、故障していれば、救出遅転を実施する(ステップS49→S50)。他方、ステップS45において、かご1Aが故障していない場合には、かご1Cに対して救出運転を実施し、救出運転完了後は帰着させる(ステップS45→S50→S51→S52)。
【0034】
なお、上述した説明では、制御手段としてのマイクロコンピュータ17Bは、制御回路42Aの中の図示しない故障検出回路からの故障検出信号により故障かごを判定したが、故障検出信号の代わりに、かごの停止信号を入力し、停止信号が所定時間以上出力されている場合に故障かごとして判断し選定するようにして良い。
【0035】
また、故障検出信号の代わりに、かごの戸閉信号を入力し、長時間戸閉状態が継読しているかごを故障かごと判断し選定するようにしても良い。
【0036】
したがって、実施の形態1によれば、スライドカバー内には1個の救出運転スイッチのみ設けて、制御手段としてのマイクロコンピュータにより故障かごを検出して救出運転を行うようにしたことで、救出運転スイッチを複数備えることなく、このため、従来例のような救出運転スイッチの誤操作の発生を防ぐことができる。
【0037】
実施の形態2.
図5〜図9は、この発明の実施の形態2に係るエレベータの制御装置を説明するものである。
まず、図5は、図1と同様に各台のエレベータに対する制御装置の構成を示す図である。
図5において、図1に示す実施の形態1と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号として、58Aは、かこ1Aの制御盤、59Aは、かご1Aのかご内の荷重を検出する荷重検出装置で、59Aaは、その出力である荷重検出信号であり、かご1Bとかご1Cに対してもそれぞれ同様な制御盤58B、58C、荷重検出装置59B、59C、荷重検出信号59Ba、59Caがある。
【0038】
また、図6は、図2と同様に制御盤58A、58Aの構成を示す図である。
図6において、図2に示す実施の形態1と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号として、60A、60B、61B、62Bは荷重検出信号59Aa、59Ba、59Caをマイクロコンピュータ17A、17Bに取り込むためのアナログ・ディジタル変換器(以下A/Dと記す)、63A、63B、64B、65B、66Bは入出力バッファ、66Baは入出力バッファ66Bの出力信号である。
【0039】
また、図7は、かご操作盤12Bの釦類を示す図である。
図7において、図3に示す実施の形態1と同一部分は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号として、108a〜108cはそれぞれかご操作盤12Bに設置された1階〜3階への行先階釦である。なお、スライドカバー18Bは閉じられている状態を示す。
【0040】
さらに、図8と図9は、救出運転時に制御手段としてのマイクロコンピュータ17Bで行われる処理を示すフローチャートである。
以下、上述した構成を備える実施の形態2に係るエレベータの制御装置において救出運転時の動作について、図8と図9に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、図7において、実施の形態1と同様に、帰着スイッチのONが確認されると(ステップS81)、帰着階(管理室のある階等)への呼び戻し遅転(帰着運転)が行われる(ステップS82)。次に、帰着完了したかご1Bに係員やエレベータの保守員が乗り込み、かご操作盤12Bのスライドカバー18B内の救出運転スイッチ45Bが投入されたことが確認された後(ステップS83,S84)、隣接するかご1Aとかご1Bの両かごが故障しているかどうかが判定される(ステップS85)。
【0041】
一方のかごのみの故障時は、かご1Aが故障かどうかが判定され(ステップS86)、かご1Aが故障であれば、かご内にその旨の表示を行い(ステップS87)、かご1Aの救出運転を行った後、帰着し、かご内の表示を消して処理を終了する(ステップS88〜ステップS91)。ステップS86において、かご1Aの故障ではなく、かご1Cの故障と判定された時は、ステップS87〜S91と同様な処理が実施される(ステップS92〜ステップS96)。ここで、前記かご内表示は、マイクロコンピュータ17Bからバッファ66Bを介して出力される信号66Baにより、かご1Aの故障の時は行先階釦108aのランプを、かご1Cの故障の時は行先階釦108bのランプをそれぞれ点灯させる。
【0042】
ステップS85において、かご1Aとかご1Cが共に故障していると判定された場合は、図9に示すフローチャートに移行して、かご1Aの荷重検出信号59Aaとかご1Cの荷重検出信号59Caを比較し、重い方、すなわちかご内の乗客の多いと思われる方のかごを優先かごに選択する(ステップS97〜S99)。
【0043】
また、上述したようにして救出運転するエレベータの優先かごが選択された後に、選択された優先かごを取り消し、他方のかごを優先させる場合の処置を講じることができる。これは、かご内の乗客が少なくても病気等により救出を急ぐ必要がある場合のための処置で、ここでは、一旦救出運転スイッチ45BをOFFした後再度ONすることで優先度を入れ換えるようにしている(ステップS100〜S102)。
【0044】
図8に示すフローチャートに戻って、かご1Aが優先かごとして選択されると、その旨かご内表示し(ステップS103、S104)、かご1Aの救出運転を行った後(ステップS105〜S107)、かご内表示を入れ換えて(ステップS108)、かご1Cの救出を行って(ステップS109〜S111)、かご内表示を消し処理を終了する(ステップS112)。他方、かご1Cが優先かごに選択された場合は、かご1Aが優先かごに選択された場合と同様にして処理される(ステップS113〜S121)。
【0045】
なお、図8及び図9に示すフローチャートにおいて、ステップS97に至る丸3に示す経路、ステップS107に至る丸4に示す経路、ステップS108に至る丸5に示す経路、ステップS116に至る丸6に示す経路、ステップS117に至る丸7に示す経路については後述する実施の形態3及び4で説明する。
【0046】
上述した実施の形態2では、荷重検出信号の比較により優先かごを選択するようにしたが、隣接する両かごの故障継続時間、すなわち乗客が閉じ込められている時間の長い方を選択するようにしてもよく、また、隣接する両エレベータからの位置検出信号に基づいて隣接する各エレベータの最寄りの乗場までの距離を計算し、乗場までの距離が長い方のエレベータのかごを優先させて救出運転するようにしてもよい。
【0047】
さらに、上述した実施の形態2では、救出運転スイッチのOFF,ON操作で優先かごを入れ換えるようにしたが、優先かご入れ換えのための専用の切り換えスイッチをスライドカバー18B内等に設けてもよく、また、行先階釦108a等の他の日的でかご内に設置されている釦の操作で優先かごを入れ換えてもよい。例えば、かご1Aが優先かごに選択されて行先階釦108aのランプが点灯しているときに、行先階釦108bを押すことで優先かごを入れ換えるようにしてもよい。
【0048】
したがって、実施の形態2によれば、隣接する両側のかごが共に救出を必要とする場合に、制御手段としてのマイクロコンピュータにより、両エレベータの荷重、継続停止時間、または乗場までの距離の比較に基づいて救出の優先度を判断して優先度の高いエレベータの救出運転を行うと共に、必要に応じて優先度の入れ換えを可能にしたので、隣接する両側のかごが共に救出を必要とする場合に、優先度に応じて適切な救出運転の切り換えを行うことができると共に、優先かごの切り換えを容易に行うことができる。また、救出運転の際、選択されたかごを表示するようにしたので、かご内乗客に安心感を与えることができる。
【0049】
実施の形態3.
図10は、この発明の実施の形態3に係るエレベータの制御装置を説明するものであり、図8と図9に示す実施の形態2に係るフローチャートに示す制御手段としてのマイクロコンピュータ17Bの制御動作の変形例である。この実施の形態3においては、スライドカバー内に、従来例のようにかご1A内の乗客を救出するための救出運転スイッチ19Bと、かご1C内の乗客を救出するための救出運転スイッチ20Bが設けられているものとする。
【0050】
この実施の形態3においては、図8に示すフローチャートにおいて、かご1Aとかご1Cが共に故障していると判定された場合に(ステップS85)、図10に示すフローチャートに移行して、救出運転スイッチ19Bと救出運転スイッチ20Bが共にONされているか否かを判定する。判定結果、両方ともにONされているときは(ステップS122,S123)、図9に示すフローチャートに移行して、実施の形態2と同様に、かご1Aの荷重検出信号59Aaとかご1Cの荷重検出信号59Caを比較することで優先かごを選択すると共に、必要に応じて優先度を入れ換えるようにする(ステップS97〜S102)。
【0051】
他方、図10に示すフローチャートにおいて、救出遅転スイッチ19BのみONされている場合は優先かごをかご1Aとして選択し(ステップS122→S123→S124)、救出運転スイッチ20BのみONされている場合は優先かごをかご1Cとして選択する(ステップS122→S125)。このようにして、優先かごが選択された後は、図8に示すフローチャートに戻ってステップS103以下の動作を実施する。
【0052】
したがって、実施の形態3によれば、隣接するそれぞれのエレベータに対して救出運転スイッチを設け、制御手段としてのマイクロコンピュータにより、両側に隣接するエレベータが共に故障している場合、救出運転スイツチが2個共操作されたときは所定の条件により救出エレベータを自動選択し、救出運転スイッチが一方のみ操作されたときは操作されたスイッチに対応するエレベータを救出運転するエレベータに選択するようにしたので、救出運転スイッチの誤操作を防止して救出運転を行うことができる。
【0053】
実施の形態4.
図11は、この発明の実施の形態4に係るエレベータの制御装置を説明するものであり、図8と図9に示す実施の形態2に係るフローチャートに示す制御手段としてのマイクロコンピュータ17Bの制御動作の変形例である。
【0054】
この実施の形態4においては、図8に示すフローチャートにおいて、かご1Aとかご1Cが共に故障している判定された場合に(ステップS85)、実施の形態2と同様に、図9に示すフローチャートのステップS97〜S102を実行した後、図8に示すフローチャートに戻って、かご1Aの救出運転を優先させる場合は、ステップS104〜S106を経た後、図11(a)に示すフローチャートに移行する。
【0055】
図11(a)に示すフローチャートに移行して、隣接する各エレベータの荷重検出器からの出力信号と自かごの荷重検出信号との合計であるかご1A,1B,1Cのかご内荷重検出信号59Aa,59Ba,59Caの合計値を算出し、かご1Bの定格容量と比較する(ステップS126)。荷重検出信号の合計値がかご1Bの定格容量を越える場合、すなわちかご1Aの乗客をかご1Bに乗せたままかご1Cの乗客をかご1Bに乗せるとかご1Bの定格容量を越える場合は、帰着運転を行い(ステップS127)、荷重検出信号の合計値がかご1Bの定格容量以下、すなわちかご1Aの乗客をかご1Bに乗せたままかご1Cの乗客をかご1Bに乗せることができる場合は、帰着運転を行わずに、図8に示すフローチャートに移行して、ステップS107以降を実施する。
【0056】
同様に、図8に示すフローチャートのステップS103において、かご1Cの救出運転を優先させるものと判定された場合は、ステップS113〜S115を経た後、図11(b)に示すフローチャートに移行し、前述したステップS126,S127と同様にして、ステップS128,129を実行し、図8に示すフローチャートに移行して、ステップS117以降を実施する。
【0057】
したがって、実施の形態4によれば、隣接する各エレベータの荷重検出器からの出力信号と自かごの荷重検出信号との合計値が自かごの定格容量以下のときは1台目のエレベータの乗客を自かごに乗り移らせた後、引き続いて2台目のエレベータの救出運転を行い、他方、荷重検出信号の合計値が自かごの定格容量を越えるときは1台目のエレベータの乗客を自かごに乗り移らせた後、一旦最寄りの階等に乗客を降ろした後、2台目のエレベータの救出運転を行うことができ、2台目の救出運転の開始をより早くすることができ、故障時に適切な救出運転を行うことができる。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、3台以上並設されたエレベータの救出運転において、かご内の救出運転スイッチの誤操作を防止することができる。
また、隣接する両側のかごが共に救出を必要とする場合に、救出の優先度を判断して優先度の高いエレベータの救出運転を行うことができる。
さらに、2台目の救出遅転の開始をできるかぎり早くすることができ、適切な救出運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエレベータの制御装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による制御盤41A、41Bの構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるエレベータの制御装置におけるスライドカバー内スイッチを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるエレベータの制御装置における救出運転処理を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2によるエレベータの制御装置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による制御盤58A、58Bの構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による制御盤12Bに設置された行先階釦を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2によるエレベータの制御装置における救出遅転処理を示すフローチャートである。
【図9】 図8に続くフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態3によるエレベータの制御装置における部分的な救出遅転処理を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態4によるエレベータの制御装置における部分的な救出遅転処理を示すフローチャートである。
【図12】 3台のエレベータが並設されている配置状態を示す説明図である。
【図13】 従来のエレベータに対する制御装置の構成を示す図である。
【図14】 従来の制御盤5A,5B,5Cの構成を示す図である。
【図15】 従来のかご操作盤12B内のスイッチ類を示す図である。
【図16】 故障号機に対して救出かごが横付けされた状態を示す図である。
【図17】 従来のエレベータの制御装置における救出運転処理を示すプローチャートである。
【符号の説明】
1A、1B、1C エレベータのかご、11A、11B、11 パルスジェネレータ、17A、17B、17C マイクロコンピュータ(制御手段)、19B、20B、45B 救出運転スイッチ、41A、41B、58A、58B 制御盤、59A 荷重検出装置、108a,108b,108c 行先階釦。

Claims (11)

  1. 少なくとも3台のエレベータが並設されていて、エレベータのうち2台が故障時に、故障しているエレベータの位置検出信号に基づいて故障しているエレベータの位置まで正常なエレベータのかごを走行させて救出運転を行う制御手段を備えたエレベータの制御装置において、
    各前記かごの中に単一の救出運転スイッチを設け、
    前記制御手段は、故障しているかごの故障信号を入力し、前記救出運転スイッチが操作されたときに、故障信号が出力されているエレベータを予め定められた順に故障号機に選択して救出運転を行うことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、故障しているかごの故障信号の代わりにかごの停止信号を入力し、前記救出運転スイッチが操作されたときに、停止信号が所定時間以上出力されているエレベータを予め定められた順に故障号機に選択して救出運転を行うことを特徴とするエレベータの制御装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、故障しているかごの故障信号の代わりにかごの戸閉信号を入力し、前記救出運転スイッチが操作されたときに、戸閉信号が所定時間以上出力されているエレベータを予め定められた順に故障号機に選択して救出運転を行うことを特徴とするエレベータの制御装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のエレベータの制御装置において、
    かご内の荷重を検出する荷重検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、故障しているエレベータの荷重検出手段からの出力信号を比較し、荷重検出手段の出力が大きい方のエレベータを予め定められた順に係わらずに優先させて救出運転を行うことを特徴とするエレベータの制御装置。
  5. 請求項2に記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、故障しているエレベータからの停止信号の出力が継続している時間を比較し、停止時間の長い方のエレベータを予め定められた順に係わらずに優先させて救出運転を行うことを特徴とするエレベータの制御装置。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、故障しているエレベータからの位置検出信号に基づいて各エレベータの最寄りの乗場までの距離を計算し、乗場までの距離が長い方のエレベータを予め定められた順に係わらずに優先させて救出運転を行うことを特徴とするエレベータの制御装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、前記救出運転スイッチが操作されたときに、エレベータのいずれかに対し救出運転するのかを表示することを特徴とするエレベータの制御装置。
  8. 請求項4ないし7のいずれかに記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、救出運転するエレベータが選択された後に、前記救出運転スイッチが一旦遮断された後、再投入された場合に、救出運転するエレベータを他方のエレベータに切り換えることを特徴とするエレベータの制御装置。
  9. 請求項4ないし7のいずれかに記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、救出運転するエレベータが選択された後に、かご内に設けられた切り換えスイッチの操作により、救出運転するエレベータを他方のエレベータに切り換えることを特徴とするエレベータの制御装置。
  10. 請求項4ないし7のいずれかに記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、救出運転するエレベータが選択された後に、かご内に設けられた釦の操作により、救出運転するエレベータを他方のエレベータに切り換えることを特徴とするエレベータの制御装置。
  11. 請求項4ないし10のいずれかに記載のエレベータの制御装置において、
    前記制御手段は、各エレベータの荷重検出器からの出力信号と自かごの荷重検出信号との合計を算出し、荷重検出信号の合計値が自かごの定格容量以下のときは1台目のエレベータの乗客を自かごに乗り移らせた後、引き続いて2台目のエレベータの救出運転を行い、荷重検出信号の合計値が自かごの定格容量を越えるときは1台目のエレベータの乗客を自かごに乗り移らせた後、一旦最寄りの階等に乗客を降ろした後、2台目のエレベータの救出運転を行うことを特徴とするエレベータの制御装置。
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