JPH07157211A - エレベーターのブレーキ装置 - Google Patents

エレベーターのブレーキ装置

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JPH07157211A
JPH07157211A JP5303607A JP30360793A JPH07157211A JP H07157211 A JPH07157211 A JP H07157211A JP 5303607 A JP5303607 A JP 5303607A JP 30360793 A JP30360793 A JP 30360793A JP H07157211 A JPH07157211 A JP H07157211A
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brake
car
elevator
power supply
capacitor
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JP5303607A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ikejima
宏行 池島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベーターの異常発生時や停電時における
ブレーキによる減速停止の際、かご内の乗客の安全を確
保する。 【構成】 急停止指令時、ブレーキ制御装置(26)でブレ
ーキコイル(9)の電流を制御し、減速指令値(25a)と速度
信号(23a)に基づいて電磁ブレーキ(7)の制動力を制御
し、かご(4)の減速度が所定値になるように制御する。
また、電源装置(24)に無停電電源装置を設け、停電時で
も電磁ブレーキ(7)の制動力を制御できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターのかご
駆動用電動機を制動するブレーキ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、例えば特開昭58−1
30875号公報に示された従来のエレベーターのブレ
ーキ装置を示す図で、図6は構成図、図7は制御回路図
である。
【0003】図6において、(1)はかご駆動用電動機
で、(1a)はその軸、(2)は軸(1a)を介して駆動される巻
上機の駆動綱車、(3)は駆動綱車(2)に巻き掛けられた主
索で、端部にかご(4)及びつり合おもり(5)が結合されて
いる。(6)は軸(1a)に固定されたブレーキ車、(7)は電磁
ブレーキで、ブレーキ車(6)と、ブレーキ車(6)にばね
(図示しない)の力で押圧されるブレーキシュー(8)
と、付勢されると上記ばねの力に抗してブレーキシュー
(8)をブレーキ車(6)から離すブレーキコイル(9)とを有
している。
【0004】図7において、(+)(-)は直流電源、(11)は
かご(4)が上昇運転するときに閉成する上昇用電磁接触
器接点、(12)はかご(4)が下降運転するときに閉成する
下降用電磁接触器接点である。
【0005】従来のエレベーターのブレーキ装置は上記
のように構成され、かご(4)の停止時には、ブレーキコ
イル(9)は消勢されていて、ブレーキシュー(8)は上記ば
ねの力でブレーキ車(6)を押圧し、電動機(1)に所定の摩
擦制動力が与えられている。
【0006】ここで、呼びが発生して上昇運転指令が出
ると、上昇用電磁接触器接点(11)が閉成し、ブレーキコ
イル(9)が付勢されて上記制動力が解除される。次い
で、電動機(1)が駆動され、かご(4)は起動し、電動機
(1)の回転速度、すなわちかご(4)の走行速度は制御装置
(図示しない)により、加速、一定速走行及び減速を経
て、着床停止するまで、電気的に制御される。
【0007】かご(4)が停止予定階に着床すると、電動
機(1)への電源供給が遮断されるとともに、接点(11)が
開放される。このため、ブレーキコイル(9)は消勢され
て、ブレーキシュー(8)が上記ばねの力でブレーキ車(6)
に押圧され、電動機(1)は制動される。下降運転時も下
降用電磁接触器接点(12)の動作により同様の動作をす
る。
【0008】ところで、かご(4)が全速で上昇運転中、
何らかの異常が発生すると、電動機(1)への給電が遮断
されると同時に、上昇用電磁接触器接点(11)が開放す
る。このため、ブレーキコイル(9)は消勢されて、電動
機(1)に制動力が与えられ、かご(4)はかご内負荷及び電
磁ブレーキ(7)の制動力により決定される減速度で停止
(以下「急停止」という)する。
【0009】一方、保守運転等の手動運転時に、上りボ
タン(図示しない)が押されると、電動機(1)に給電さ
れると同時に、接点(11)が閉成し、ブレーキコイル(9)
が付勢され、電動機(1)への制動力が解除されて、かご
(4)は低速で上昇する。そして、随時上記上りボタンか
ら手を離すと、電動機(1)への給電が遮断されるととも
に、接点(11)が開放し、ブレーキコイル(9)が消勢され
て、電磁ブレーキ(7)の制動力により、かご(4)は上記
「急停止」時とほぼ同等の減速度で停止(以下「手動停
止」という)する。
【0010】このように、従来エレベーターの乗客は、
異常時に「急停止」をまれに体験することがあり、保守
作業員は保守運転の都度、「手動停止」を体験する。
【0011】さて、最近のエレベーターでは、例えば、
かご床をハニカム構造にして、かご(4)の軽量化を図っ
たり、ドラム式ブレーキに代えてディスクブレーキを採
用したり、制動性能の向上及び省電力対策として、フラ
イホイールを小形化又は廃止したりするなどの改良がな
され、エレベーターの慣性モーメントは著しく減少する
傾向にある。
【0012】しかし、かご(4)の重量が多少軽量化され
ても、その積載荷重(実際に使用する際に積載し得る最
大荷重)が同じであれば、電磁ブレーキ(7)の制動力を
低下させることはできない。通常、電磁ブレーキ(7)の
制動力は、余裕をみて、積載荷重の170%程度の荷重
が作用した場合でも、かご(4)を静止保持できるように
設定されている。このため、エレベーター全体の慣性モ
ーメントが減少すると、それに応じて「急停止」又は
「手動停止」の際の減速度が増大する。そして、かご
(4)の軽量化等に伴って、今後、この傾向は更に強まる
ものと予想される。
【0013】ところが、減速度が増大すると、駆動綱車
(2)による主索(3)のトラクション能力が不足して、「急
停止」又は「手動停止」時に、主索(3)の滑りが発生し
やすくなるばかりでなく、「急停止」又は「手動停止」
時の急激な減速で、かご(4)内の乗客又は作業員に不快
感を与えたり、身体の不自由な老人等が転倒したりする
という虞れがある。
【0014】そこで、「急停止」又は「手動停止」時、
電磁ブレーキ(7)の制動力による減速度が過大とならな
いように、電磁ブレーキ(7)を2個設け、「急停止」指
令又は「手動停止」指令が発生したときは、まず第1の
電磁ブレーキ(7)だけを動作させ、かごが低い減速度で
減速停止した後、第2の電磁ブレーキを動作させ、かご
(4)を停止位置に強力に保持するようにすることが、例
えば特開平3−3874号公報に提案されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のような2個の電
磁ブレーキを用いた従来のエレベーターのブレーキ装置
では、次のような問題点がある。 1.かご(4)の減速度はブレーキの制動力が一定のと
き、かご(4)内負荷及び走行方向に大きく依存する。す
なわち、かご(4)内負荷が軽負荷で上昇時又は重負荷で
下降時の「急停止」による減速度は小さく、その逆、す
なわち軽負荷で下降時又は重負荷で上昇時の「急停止」
による減速度は大きくなる。その理由は次のとおりであ
る。
【0016】今、ブレーキの制動力をTB(kgm)、積載荷
重をL(kg)、カウンタウェート率をC(通常は、かご
(4)内に積載荷重の半分が乗ったとき、かご(4)とつり合
おもり(5)の重さが等しくなるように設定されているた
め、C=0.5)、かご(4)内負荷をW(kg)、巻上機の
減速比をk(ただし、k<1)、駆動綱車(2)の直径を
Ds(m)、逆効率をη、エレベーター駆動部の慣性モーメ
ントをGD2(kgm2)、重力の加速度をg(=9.81m/
sec2)とすると、ブレーキ制動時のかご(4)の減速度α
(m/sec2)は次式で示される(ただし、1:1ローピ
ングの場合)。
【0017】 α=2gDsk/GD2×[TB±(W−CL)×Dskη/2] ・・・(1) なお、±の(+)は上昇時、(-)は下降時を示す。(1)式か
ら明らかなように、かご(4)内負荷が軽負荷、すなわち
W−CL<0のときは、上昇時において第2項がTB
りも小さくなり、減速度αも小さくなるが、下降時は第
2項がTBよりも大きくなり、減速度αも大きくなる。
また、重負荷、すなわち、W−CL>0のときは、下降
時において第2項がTBよりも小さくなり、減速度も小
さくなるが、上昇時は第2項がTBよりも大きくなり、
減速度αも大きくなる。
【0018】その結果、第1の電磁ブレーキだけを動作
させた場合、このブレーキ制動力は小さいため、かご
(4)内負荷が軽負荷で上昇時、又は重負荷で下降時の
「急停止」でのかごの減速度が小さ過ぎ、制動距離(ブ
レーキが動作してから、かご(4)が停止するまでの走行
距離)が非常に大きくなってしまう。
【0019】ブレーキの制動力は、積載荷重の170%
程度の荷重が作用した場合でも、かご(4)を静止保持で
きること、更には「急停止」した場合の制動距離が、所
定値以下になることの二つの条件が要求されるが、その
2番目の条件が満足できなくなってしまう。なお、制動
距離が所定値以下という条件が必要な理由は次のとおり
である。すなわち、一例として、かご(4)が最下階付近
を下降方向に走行中に、何らかの要因により「急停止」
する場合を考える。
【0020】このとき、制動距離が長いと、かご(4)が
緩衝器(図示しない)に衝突し、機器の破損だけでな
く、かご(4)内の乗客も、緩衝器に衝突した後の減速度
が非常に大きいため、危険な状態になる。また、たとえ
緩衝器に衝突しなくても、制動距離が長く、最下階のレ
ベルから下の位置に設けられているファイナルリミット
スイッチ(図示しない)が動作するところまで、かご
(4)が走行して停止した場合、以後のエレベーターの走
行ができなくなる。その結果、かご(4)内の乗客はかご
(4)内に閉じ込められてしまうからである。
【0021】2.電磁ブレーキが2個必要なため、コス
トが高くなる。 3.「急停止」の要因として、エレベーター本体の異常
以外に停電が考えられる。この停電時には、第1の電磁
ブレーギだけでなく、第2の電磁ブレーキも同時に動作
してしまうため、このときは、ブレーキの制動力が大き
くなり、結局かご(4)の減速度が過大となってしまう
が、その対策については、何も示されていない。
【0022】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、1個の電磁ブレーキを用いて、常に適正
な減速度で減速でき、停電等の「急停止」でもかご内乗
客の安全を確保できるようにしたエレベーターのブレー
キ装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るエレベーターのブレーキ装置は、かごの急停止指令
時、かごの減速度が所定値になるようにブレーキの制動
力を制御するブレーキ制御装置を備えたものである。
【0024】また、第2の発明に係るエレベーターのブ
レーキ装置は、第1の発明において、かご駆動用電動機
の速度を検出する速度検出器を設け、ブレーキ制御装置
を、減速指令値と速度検出器の出力とに基づいてブレー
キの制動力を制御するように構成したものである。
【0025】また、第3の発明に係るエレベーターのブ
レーキ装置は、第1の発明において、かご内負荷を検出
する荷重検出器を設け、ブレーキ制御装置を荷重検出器
の出力とかごの走行方向を示す走行方向信号とに基づい
てかごの減速度を所定値にする制動トルク指令値を演算
してブレーキの制動力を制御するように構成したもので
ある。
【0026】また、第4の発明に係るエレベーターのブ
レーキ装置は、第1〜第3の発明において、通常時商用
電源からブレーキ制御装置に制御電源を供給する通常電
源装置と、商用電源停電時ブレーキ制御装置に制御電源
を供給する無停電電源装置とを設けたものである。
【0027】また、第5の発明に係るエレベーターのブ
レーキ装置は、第4の発明において、通常電源装置を、
商用電源を降圧するトランスと、このトランスの二次側
に接続された整流器と、この整流器の出力電圧を平滑に
してエレベーター制御装置に供給するコンデンサと、こ
のコンデンサの電圧を変換してブレーキ制御装置に供給
する直流変換器とで構成し、無停電電源装置を、直流変
換器に接続されコンデンサの電圧よりも低電圧の電池
と、この電池と直流変換器の間に挿入されコンデンサか
ら電池へ流れる電流を阻止するダイオードとで構成した
ものである。
【0028】また、第6の発明に係るエレベーターのブ
レーキ装置は、第4の発明において、商用電源に接続さ
れたコンバータと、このコンバータの出力電圧を平滑に
するコンデンサと、このコンデンサの電圧を交流に変換
して電動機に供給するインバータとを設け、通常電源装
置及び無停電電源装置を、コンデンサに接続されこのコ
ンデンサの電圧を変換する直流変換器で構成したもので
ある。
【0029】
【作用】この発明の第1の発明では、急停止指令時かご
の減速度が所定値になるようにブレーキの制動力を制御
し、第2の発明では減速指令値と電動機速度とに基づい
てブレーキの制動力を制御し、第3の発明では、かご内
負荷の走行方向とに基づいてブレーキ制動力を制御する
ようにしたため、かごの減速度は一定値に制御される。
【0030】また、第4の発明においては、通常電源装
置及び無停電電源装置を設け、第5の発明においては、
通常電源装置をトランスと整流器とコンデンサと直流変
換器とで構成し、無停電電源装置を電池とダイオードと
直流変換器とで構成し、第6の発明においては、通常電
源装置及び無停電電源装置をコンバータに接続されたコ
ンデンサと直流変換器とで構成したため、停電時ブレー
キ制御装置には無停電電源装置から電力が供給される。
【0031】
【実施例】
実施例1.図1及び図2はこの発明の第1、第2及び第
4の発明の一実施例を示す図で、図1は全体構成図、図
2はブレーキ制御装置のブロック線図であり、従来装置
と同様の部分は同一符号で示す(以下の実施例も同
じ)。
【0032】図1において、(21)は三相交流電源からな
る商用電源、(22)は商用電源(21)に接続され電動機(1)
を駆動するインバータ装置等からなる駆動装置、(23)は
電動機(1)の回転速度を検出して速度信号(23a)を出力す
る速度検出器、(24)は商用電源(21)に接続され通常時制
御電源を供給する通常電源装置と、商用電源(21)の停電
時制御電源を供給する無停電電源装置を有する電源装置
である。
【0033】(25)は電源装置(24)、駆動装置(22)及び速
度検出器(23)に接続され電動機(1)の速度を制御するエ
レベーター制御装置で、(25a)は「急停止」等のブレー
キ制動時のかご(4)の減速度を上記αにする減速指令
値、(26)は電源装置(24)、エレベーター制御装置(25)及
び速度検出器(23)に接続されブレーキコイル(9)に流す
電流を調整して電磁ブレーキ(7)の制動力を制御するブ
レーキ制御装置、(27)はブレーキ制御装置(26)とブレー
キコイル(9)の間に挿入されエレベーターの起動時閉成
する接点である。
【0034】図2において、(28)は減速指令値(25a)と
速度信号(23a)の偏差を演算する加算器、(29)は加算器
(28)に接続され上記偏差に基づいてコイル電流指令値を
発生する速度制御装置であり、一般にPI演算等が実施
される。(30)は速度制御装置(29)に接続されコイル電流
検出器(31)の信号を入力してコイル電流がコイル電流指
令値どおりに流れるように制御するコイル電流制御装置
である。
【0035】次に、この実施例の動作を説明する。エレ
ベーターの起動時、エレベーター制御装置(25)は、接点
(27)を閉成するとともに、ブレーキコイル(9)に最大の
電流を流す指令値(図示しない)をブレーキ制御装置(2
6)へ出力する。ブレーキ制御装置(26)はこの指令値によ
りコイル電流制御装置(30)がブレーキコイル(9)に最大
の電流を流し、既述のようにブレーキを開放する。
【0036】これで、電動機(1)は、駆動装置(22)を介
して駆動され、エレベーター制御装置(25)は速度指令値
(図示しない)と速度信号(23a)に基づいて電動機(1)の
回転速度を制御し、かご(4)の走行速度を制御する。
【0037】そして、減速時は、エレベーター制御装置
(25)は電動機(1)の回転速度を制御してかご(4)を減速さ
せ、かご(4)が停止したとき、ブレーキを動作させるよ
うに、ブレーキコイル(9)の電流を零とする指令(図示
しない)をブレーキ制御装置(26)へ出力する。ブレーキ
制御装置(26)はこの指令により、コイル電流制御装置(3
0)がブレーキコイル(9)の電流を遮断する。同時にエレ
ベーター制御装置(25)は接点(27)を開放する。これで、
電磁ブレーキ(7)は動作して電動機(1)を拘束保持する。
【0038】次に、かご(4)が走行中に何らかの原因に
より、「急停止」指令が出力されると、エレベーター制
御装置(25)はかご(4)を減速させるための減速指令値(25
a)を出力する。ブレーキ制御装置(26)では、減速指令値
(25a)と速度信号(23a)の偏差を加算器(28)で演算し、速
度制御装置(29)はコイル電流指令値を発生し、コイル電
流制御装置(30)はブレーキコイル(9)に流れる電流を制
御する。これで、電磁ブレーキ(7)の制動力が制御さ
れ、かご(4)は減速指令値(25a)に従って減速する。
【0039】この結果、かご(4)は、かご(4)内の負荷や
走行方向に関係なく常に減速度αで減速される。そし
て、かご(4)の停止時にブレーキコイル(9)の電流を零と
する指令値をブレーキ制御装置(26)へ出力し、ブレーキ
制御装置(26)ではこの指令によりコイル電流制御装置(3
0)がコイル電流を遮断する。同時にエレベーター制御装
置(25)は接点(27)を開放する。
【0040】次に、かご(4)が走行中に商用電源(21)が
停止すると、電源装置(24)は電力をエレベーター制御装
置(25)及びブレーキ制御装置(26)へ供給できなくなる
が、停電発生と同時に、電源装置(24)内の無停電電源装
置が電力を供給する。また、停電検出装置(図示しな
い)から「急停止」指令が発生し、既述の「急停止」発
生と同様の動作によりかご(4)は減速度αで「急停止」
する。このため、停電でもかご(4)の減速度が制御さ
れ、危険な動作にはならない。
【0041】なお、ブレーキ制動時の望ましい減速度α
の値は次のとおりである。すなわち、人間が不快感を覚
えたり、危険になったりしない減速度αは、ほぼ1.5
m/sec2以下である。一方、制動距離の点からは、その
減速度がかご(4)の通常走行における減速度以上であれ
ば、一般的に支障はなく、通常走行の減速度は0.7〜
1m/sec2である。したがって、ブレーキ制動時の望ま
しいかご(4)の減速度αは1m/sec2程度となる。
【0042】実施例2.図3はこの発明の第3及び第4
の発明の一実施例を示す全体構成図である。図におい
て、(39)はかご(4)の床下に設置されかご(4)内の負荷を
検出してかご内負荷信号(39a)を出力する荷重検出器、
(40)はかご内負荷信号(39a)を入力してブレーキコイル
電流を制御するブレーキ制御装置である。
【0043】この実施例は、荷重検出器(39)からのかご
内負荷信号(39a)と走行方向信号によって、電磁ブレー
キ(7)の制動力を制御するものである。上記(1)式から、
かご(4)の減速度αをかご(4)内負荷や走行方向に関係な
く一定に制御するために必要な制動力TBは(2)式で表さ
れる。
【0044】 TB=GD2α/2gDsk±(W−CL)×Dskη/2 ・・・(2) なお、±の(+)は下降時、(-)は上昇時を示す。(2)式
で、右辺の第2項は、かご(4)とつり合おもり(5)との重
量差に依存する不平衡トルクであり、かご(4)内負荷W
を検出することにより、一義的に求められる。また、エ
レベーター駆動部の慣性モーメントGD2もかご(4)内負
荷Wを検出することにより計算される。ただし、減速機
付きの低速エレベーターでは、かご(4)内負荷Wが変化
しても、このGD2はほとんど変化しないため、一定値
を用いても差し支えはない。
【0045】したがって、ブレーキ制御装置(40)では、
かご内負荷Wと走行方向信号に基づいて、(2)式から制
動トルクTBを演算して制動トルク指令値を発生し、電
磁ブレーキ(7)の実制動力がこの制動トルク指令値どお
りになるように、ブレーキコイル(9)の電流を制御す
る。
【0046】実施例3.図4はこの発明の第5の発明の
一実施例を示す図で、図1及び図3の電源装置のブロッ
ク線図である。図において、(45)は商用電源(21)に接続
されたトランス、(46)はトランス(45)に接続された整流
器、(47)は整流器(46)の直流側に接続されたコンデン
サ、(48)はコンデンサ(47)に接続されたDC−DCコン
バータからなる直流交換器、(49)はダイオード(50)を介
して直流交換器(48)に接続されている電池である。
【0047】すなわち、商用電源(21)の電圧はトランス
(45)で降圧され、整流器(46)で整流され直流電圧に変換
される。そして、コンデンサ(47)で平滑され、例えば4
8V程度に設定されてエレベーター制御装置(25)に供給
され、リレー、電磁接触器等の電圧に使用される。ま
た、コンデンサ(47)の電圧は直流交換器(48)で安定した
電圧に変換され、主に+5Vや±12Vの電子回路用の
電圧を発生してブレーキ制御装置(26)(40)に供給され
る。
【0048】一方、電池(49)の電圧は、商用電源(21)か
ら得られるコンデンサ(47)の直流電圧よりも若干低めに
設定され、停電時以外に電池(49)から電力が供給される
ことがないようにしている。また、ダイオード(50)は、
通常時コンデンサ(47)の直流電圧が電池(49)に印加され
ないようにするものである。このようにして、通常時は
商用電源(21)から電力が供給されるが、停電時は停電発
生と同時に電池(49)から電力が供給される。
【0049】実施例4.図5はこの発明の第6の発明の
一実施例を示す図で、図1及び図3の駆動装置及び電源
装置のブロック線図である。図において、(53)は商用電
源(21)に接続されたコンバータ、(54)はコンデンサ(47)
に接続された電圧形のインバータで、その出力側は電動
機(1)に接続されている。また、コンデンサ(47)は電源
装置(24)の直流交換器(48)に接続されている。
【0050】すなわち、商用電源(21)の交流はコンバー
タ(53)で直流に変換され、コンデンサ(47)で平滑され
る。そしてインバータで可変電圧・可変周波数の交流に
変換されて電動機(1)に供給される。また、電源装置(2
4)はコンデンサ(47)で平滑された直流電圧を入力し、直
流交換器(48)で+48V、±12V、+5Vの各種制御
電圧を発生し、エレベーター制御装置(25)及びブレーキ
制御装置(26)(40)に供給している。
【0051】このようにして、通常時は、商用電源(21)
から電力が供給されるが、停電時は、コンデンサ(47)に
蓄えられたエネルギーにより、短時間ではあるが、電力
を供給することができ、停電後のブレーキ制動力制御に
このエネルギーが活用される。
【0052】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の第1の
発明では、急停止指令時かごの減速度が所定値になるよ
うにブレーキの制動力を制御し、第2の発明では減速指
令値と電動機速度とに基づいてブレーキの制動力を制御
し、第3の発明では、かご内負荷と走行方向とに基づい
てブレーキ制動力を制御するようにしたので、かごの減
速度は一定値に制御され、かご内乗客の安全を確保でき
る効果がある。
【0053】また、第4の発明では、通常電源装置及び
無停電電源装置を設け、第5の発明では、通常電源装置
をトランスと整流器とコンデンサと直流変換器とで構成
し、無停電電源装置を電池とダイオードと直流変換器と
で構成し、第6の発明では、通常電源装置及び無停電電
源装置をコンバータに接続されたコンデンサと直流変換
器とで構成したので、停電時ブレーキ制御装置には無停
電電源装置から電力が供給され、停電による「急停止」
でもかごの減速度は一定値に制御され、乗客をかご内に
閉じ込めることを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す全体構成図。
【図2】図1のブレーキ制御装置のブロック線図。
【図3】この発明の実施例2を示す全体構成図。
【図4】この発明の実施例3を示す電源装置のブロック
線図。
【図5】この発明の実施例4を示す駆動装置及び電源装
置のブロック線図。
【図6】従来のエレベーターのブレーキ装置を示す構成
図。
【図7】図6の制御回路図。
【符号の説明】
1 かご駆動用電動機 4 かご 7 電磁ブレーキ 9 ブレーキコイル 21 商用電源 23 速度検出器 23a 速度信号 24 電源装置 25 エレベーター制御装置 25a 減速指令値 26 ブレーキ制御装置 39 荷重検出器 39a かご内負荷信号 40 ブレーキ制御装置 45 トランス 46 整流器 47 コンデンサ 48 直流変換器(DC−DCコンバータ) 49 電池 50 ダイオード 53 コンバータ 54 インバータ
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】さて、最近のエレベーターでは、例えば、
かご床をハニカム構造にして、かご(4)の軽量化を図っ
たり、ドラム式ブレーキに代えてディスクブレーキを採
用したり、省電力対策として、フライホイールを小形化
又は廃止したりするなどの改良がなされ、エレベーター
の慣性モーメントは著しく減少する傾向にある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】(25)は電源装置(24)、駆動装置(22)及び速
度検出器(23)に接続され電動機(1)の速度を制御するエ
レベーター制御装置で、(25a)は「急停止」等のブレー
キ制動時のかご(4)の減速度を所定値αにする減速指令
値、(26)は電源装置(24)、エレベーター制御装置(25)及
び速度検出器(23)に接続されブレーキコイル(9)に流す
電流を調整して電磁ブレーキ(7)の制動力を制御するブ
レーキ制御装置、(27)はブレーキ制御装置(26)とブレー
キコイル(9)の間に挿入されエレベーターの起動時閉成
する接点である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご駆動用電動機の速度を制御するエレ
    ベーター制御装置と、上記電動機に制動力を与えて減速
    停止させる摩擦式ブレーキを有する装置において、上記
    かごの急停止指令時上記かごの減速度が所定値になるよ
    うに上記ブレーキの制動力を制御するブレーキ制御装置
    を備えたことを特徴とするエレベーターのブレーキ装
    置。
  2. 【請求項2】 かご駆動用電動機の速度を検出する速度
    検出器を設け、ブレーキ制御装置を、上記かごの減速度
    を零にする減速指令値と、上記速度検出器の出力とに基
    づいてブレーキの制動力を制御するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のエレベーターのブレーキ装
    置。
  3. 【請求項3】 かご内負荷を検出する荷重検出器を設
    け、ブレーキ制御装置を、上記荷重検出器の出力と、か
    ごの走行方向を示す走行方向信号とに基づいて上記かご
    の減速度を所定値にする制動トルク指令値を演算して上
    記ブレーキの制動力を制御するように構成したことを特
    徴とする請求項1記載のエレベーターのブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 通常時商用電源からブレーキ制御装置に
    制御電源を供給する通常電源装置と、上記商用電源停電
    時上記ブレーキ制御装置に制御電源を供給する無停電電
    源装置とを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載のエレベーターのブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 通常電源装置を、商用電源を降圧するト
    ランスと、このトランスの二次側に接続された整流器
    と、この整流器の出力電圧を平滑にしてエレベーター制
    御装置に供給するコンデンサと、このコンデンサの電圧
    を変換してブレーキ制御装置に供給する直流変換器とで
    構成し、無停電電源装置を、上記変換器に接続され上記
    コンデンサの電圧よりも低電圧の電池と、この電池と上
    記直流変換器の間に挿入され上記コンデンサから上記電
    池へ流れる電流を阻止するダイオードとで構成したこと
    を特徴とする請求項4記載のエレベーターのブレーキ装
    置。
  6. 【請求項6】 商用電源に接続されたコンバータと、こ
    のコンバータの出力電圧を平滑にするコンデンサと、こ
    のコンデンサの電圧を交流に変換して電動機に供給する
    インバータとを設け、通常電源装置及び無停電電源装置
    を、上記コンデンサに接続されこのコンデンサの電圧を
    変換する直流変換器で構成したことを特徴とする請求項
    4記載のエレベーターのブレーキ装置。
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