JP5360225B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ブレーキ装置を制御する制御盤を有するエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置においては、異常検出時に、減速指令値及び速度信号に基づいて、かごの減速度が所定値になるようにブレーキ装置の制動力が制御される(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のものでは、基本的な異常検出時の動作と制動力の制御との両者が一つの制動力制御ユニットにより行われる。このため、制動力制御ユニットの故障等により、かごの減速度が過大になれば、乗客への負担が大きくなる。また、かごの減速度が過小になれば、制動距離が長くなり、かごが昇降路の底部や頂部に接触してしまう。
そこで、異常検出時にロープグリッパを作動させて、エレベータを停止させるエレベータ装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、近年主流となっている機械室レスエレベータにおいては、ロープグリッパの設置スペースを確保することが困難である。
これらに対し、異常検出時にブレーキ装置を動作させ、かごを非常停止させる第1のブレーキ手段と、第1のブレーキ制御手段による非常制動動作時にかごの減速度が所定値以上になると、ブレーキ装置の制動力を低減させる第2のブレーキ制御手段と、を備えたものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。かかる構成によれば、上記問題点は解決される。
日本特開平07−157211号公報 日本特開2007−55691号公報 国際公開第2008/012896号
しかし、特許文献3に記載のものでは、第1のブレーキ制御手段による非常制動動作時にかごの減速度が所定値以上になったときに初めて第2ブレーキ制御手段が動作するように構成する必要がある。このため、構成が複雑となり、制御盤のプラットフォームの共通化を図ることが困難であるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、異常検出時にブレーキ装置を制御する機能を付加する構成を簡素化し、制御盤のプラットフォームの共通化を図ることができるエレベータ装置を提供することである。
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータの制御盤に設けられ、前記エレベータの昇降路内に配置されたかごを走行させる巻上機を制動するブレーキ装置を制御する第1の制御部と、前記制御盤に着脱自在に設けられ、前記エレベータの異常を検出する検出部と、前記制御盤に着脱自在に設けられ、前記検出部による前記異常検出時に、前記第1の制御部に代わって前記ブレーキ装置を制御する第2の制御部と、を備えたものである。
この発明によれば、異常検出時にブレーキ装置を制御する機能を付加する構成を簡素化し、制御盤のプラットフォームの共通化を図ることができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の基本構成図である。 図1のエレベータ装置に戸開走行保護機能を付加した場合を説明するための全体構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置に戸開走行保護機能を付加する前の制御盤内の回路構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置に戸開走行保護機能を付加した後の制御盤内の回路構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の戸開走行保護動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置に利用されるブレーキ装置の通常時の制御状態を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置に利用されるブレーキ装置の異常時の制御状態を説明するためのタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の第2の制御部によるブレーキ装置の制御手順を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の第2の制御部によるかごの減速度低減制御を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の基本構成図である。
図1において、1は商用電源である。この商用電源1は、エレベータが設置された建築物に設けられる。2は巻上機である。この巻上機2は、エレベータの昇降路内に設けられる。この巻上機2には、綱車(図示せず)が設けられる。この綱車には、主索3がつるべ式に巻き掛けられる。この主索3の両端には、かご4及び釣合錘5が連結される。このかご4及び釣合錘5は、昇降内に配置されている。そして、かご4及び釣合錘5は、巻上機の回転駆動によって反対方向に走行する機能を備える。
また、巻上機2には、回転検出器6が設けられる。この回転検出器6は、エンコーダやレゾルバ等からなる。この回転検出器6は、巻上機2の回転速度を検出する機能を備える。また、巻上機2には、ブレーキ装置7が設けられる。このブレーキ装置7は、ブレーキコイル8を備える。このブレーキ装置7は、ブレーキコイル8が消勢されることで、巻上機2の回転に対して制動力を発生する機能を備える。また、ブレーキ装置7は、ブレーキコイル8が付勢されることで、巻上機2の回転に対する制動力を解除する機能を備える。
また、かご4の出入口には、かごの戸9が設けられる。このかごの戸9に対応して、かごの戸用ドアスイッチ10が設けられる。このかごの戸用ドアスイッチ10は、かごの戸9の開閉状態を検出する機能を備える。これに対し、各乗場には、乗場の戸11が設けられる。これらの乗場の戸11に対応して、乗場の戸用ドアスイッチ12が設けられる。これらの乗場の戸用ドアスイッチ12は、乗場の戸11の開閉状態を検出する機能を備える。また、かご4の上部には、ドアゾーンセンサ13が設けられる。これらのドアゾーンセンサ13は、かご4が戸開可能な位置にあることを検出する機能を備える。
また、商用電源1と巻上機2との間には、制御盤14が設けられる。この制御盤14には、電力変換器15、主回路リレー16、ブレーキリレー17、第1の制御部18、第1の入出力部19が設けられる。電力変換器15は、商用電源1と巻上機2との間に設けられる。この電力変換器15は、商用電源1から入力された電力を変換して巻上機2に出力する機能を備える。主回路リレー16は、商用電源1と電力変換器15と間に設けられる。この主回路リレー16は、商用電源1から電力変換器15への電力供給の維持及び遮断を行う機能を備える。第1の制御部18は、エレベータの運行制御を行うための各種演算処理を行う機能を備える。
第1の入出力部19は、回転検出器6、かごの戸用ドアスイッチ10、乗場の戸用ドアスイッチ12、ドアゾーンセンサ13の検出信号が入力される機能を備える。また、第1の入出力部19は、各種検出信号を第1の制御部18に出力する機能を備える。さらに、第1の入出力部19は、第1の制御部18の演算結果に基づいて、電力変換器15、主回路リレー16、ブレーキリレー17へ指令信号を出力するとともに、ブレーキコイル8に流れる電流を制御する機能を備える。
ところで、近年、かごの戸9や乗場の戸11が開いたままかご4が走行する戸開走行から利用者を保護することを義務付ける動きがある。そこで、本実施の形態においては、簡容易に戸開走行保護機能を付加することができる構成とした。以下、戸開走行保護機能を付加する構成を説明する。
図2は図1のエレベータ装置に戸開走行保護機能を付加した場合を説明するための全体構成図である。
エレベータ装置に戸開走行保護機能を付加する場合、図2に示すように、制御盤14に、第2の制御部20と第2の入出力部21とが着脱自在に取り付けられる。第2の制御部20は、異常検出時に、ブレーキ装置7を制御するための各種演算処理を行う機能を備える。
第2の入出力部21は、第1の入出力部19と同様に、回転検出器6、かごの戸用ドアスイッチ10、乗場の戸用ドアスイッチ12、ドアゾーンセンサ13の検出信号が入力される機能を備える。また、第2の入出力部21は、各種検出信号を第2の制御部20と第1の入出力部19とに出力する機能を備える。
かかる構成のエレベータ装置においては、正常時には、第1の制御部18の演算結果が第1の入出力部19を介して第2の入出力部21に入力される。そして、第2の入出力部21は、第1の制御部18の演算結果に基づいて、電力変換器15、主回路リレー16、ブレーキリレー17へ指令信号を出力するとともに、ブレーキコイル8に流れる電流を制御する。
一方、第2の制御部20がドアスイッチ10、12とドアゾーンセンサ13との動作に基づいて戸開走行を検出したときは、第2の入出力部21は、独自の判断で、第1の制御部18の演算結果よりも第2の制御部20の演算結果を優先する。即ち、戸開走行が検出された場合、第2の入出力部21は、第2の制御部20の演算結果に基づいて、電力変換器15、主回路リレー16、ブレーキリレー17へ指令信号を出力するとともに、ブレーキコイル8に流れる電流を制御する。これにより、かご4は、急停止後に停止状態を維持する。
次に、戸開走行保護機能を付加する構成をより詳細に説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置に戸開走行保護機能を付加する前の制御盤内の回路構成図である。図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置に戸開走行保護機能を付加した後の制御盤内の回路構成図である。
図3に示すように、第1の制御部18は、バス22を介して第1の入出力部19と接続される。この第1の制御部18は、フラッシュROM23、CPU24、RAM25を備える。フラッシュROM23は、電源を切っても内容が保持されるものである。このフラッシュROM23は、エレベータの運行制御用のプログラムを記憶している。また、フラッシュROM23は、異常信号を保持する機能も備える。CPU24は、フラッシュROM23に記載されたプログラムに基づいて、エレベータの運行制御演算を行う機能を備える。RAM25は、CPU24の演算過程で出てくる様々な変数を記憶する機能を備える。
一方、第1の入出力部19は、入力ポート26及び出力ポート27を備える。入力ポート26は、通常、抵抗やフォトカプラ等からなる。この入力ポート26は、外部から信号を取り込む機能を備える。具体的には、入力ポート26には、回転検出器6、ドアスイッチ10、12、ドアゾーンセンサ13、主回路リレー16の接点からの検出信号が入力される。
さらに、入力ポート26には、エレベータの異常を検出する安全装置の動作に対応して動作する安全回路28からの信号も入力される。加えて、入力ポート26には、エレベータを運行制御するために必要なその他入力信号29も入力される。なお、入力ポート26は、ポート数に余裕がある。このため、入力ポート26に対し、第2の入出力部21を接続することができるようになっている。
出力ポート27は、通常、半導体スイッチ等からなる。この出力ポート27は、外部機器に指令信号を出力する機能を備える。具体的には、出力ポート27は、ブレーキコイル8、主回路リレー16、ブレーキリレー17へ指令信号を出力する。また、出力ポート27は、エレベータを運行制御するために必要なその他出力信号30も出力する。なお、出力ポート27は、ポート数に余裕がある。このため、出力ポート27に対し、第2の入出力部21を接続することができるようになっている。
そして、戸開走行保護機能を付加する場合は、図4に示すように、第2の制御部20と第2の入出力部21が後から取り付けられる。この第2の制御部20と第2の入出力部21は、バス22とは別のバス31を介して接続される。第2の制御部20は、第1の制御部18と同様に、フラッシュROM32、CPU33、RAM34を備える。
第2の入出力部21は、第1の入出力部19と同様に、入力ポート35及び出力ポート36を備える。入力ポート35には、第1の入出力部19の入力ポート26に接続されていた回転検出器6、ドアスイッチ10、12、ドアゾーンセンサ13、主回路リレー16の接点、安全回路28が接続される。また、入力ポート35は、第1の入出力部19の出力ポート27とも接続される。出力ポート36には、第1の入出力部19の出力ポート27に接続されていたブレーキコイル8、主回路リレー16、ブレーキリレー17が接続される。また、出力ポート36は、第1の入出力部19の入力ポート26とも接続される。
次に、戸開走行保護機能を付加したエレベータ装置の動作を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の戸開走行保護動作を説明するためのフローチャートである。
戸開走行保護の処理は、第2の制御部20内で周期的に呼び出されるものである。具体的には、まず、ステップS1で、ドアスイッチ10、12の動作に基づいて、エレベータが戸閉状態か否かが判断される。エレベータが戸閉状態の場合は、その周期での処理が終了する。
これに対し、エレベータが戸開状態の場合は、ステップS2に進む。ステップS2では、ドアゾーンセンサ13の動作に基づいて、かご4がドアゾーン外に位置しているか否かが判断される。かご4がドアゾーン内に位置している場合は、その周期での処理が終了する。これに対し、かご4がドアゾーン外に位置している場合は、ステップS3に進む。
ステップS3では、ドアゾーンセンサ13の動作状態の変化に基づいて、かご4がドアゾーン内から外へ脱出したか否かが判断される。かご4がドアゾーン内から外へ脱出した場合は、戸開走行が起こったと判断され、ステップS4に進む。ステップS4では、第2の制御部20が、主回路リレー16に対しOFF指令を出力し、ステップS5に進む。ステップS5では、第2の制御部20が、ブレーキリレー17に対しOFF指令を出力し、ステップS6に進む。ステップS6では、フラッシュROM32に戸開走行の検出フラグが保存され、その周期での動作が終了する。
一方、ステップS3でかご4がドアゾーン内から外へ脱出したことを検出していない場合は、走行中に戸開したと判断され、ステップS7に進む。ステップS7では、第2の制御部20が、主回路リレー16に対しOFF指令を出力し、ステップS8に進む。ステップS8では、第2の制御部20が、ブレーキリレー17に対しOFF指令を出力し、その周期での動作が終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、第2の入出力部21、第2の制御部20が制御盤14に着脱自在に設けられる。そして、戸開走行時には、第2の制御部20が第1の制御部18に代わってブレーキ装置7を制御する。このため、戸開走行時にブレーキ装置7を制御する機能を、容易な方法で通常のエレベータに付加することができる。これにより、機器構成の変化を最小限とし、制御盤14のプラットフォームの共通化を図ることができる。
具体的には、第2の制御部20は、かご4が急停止後に停止状態を維持するようにブレーキ装置7を制御する。即ち、制御盤14内の回路構成は、保守員による解除が行われるまではブレーキ装置7を動作させないラッチ回路として機能する。このため、エレベータの利用者の安全を確保することができる。
なお、実施の形態1では、第2の入出力部21を介して第1の入出力部19へ外部信号を入力する構成であった。しかし、配線を分岐して第1の入出力部19と第2の入出力部21とに外部信号を入力する構成としてもよい。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ装置に利用されるブレーキ装置の通常時の制御状態を説明するためのタイミングチャートである。図7はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ装置に利用されるブレーキ装置の異常時の制御状態を説明するためのタイミングチャートである。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、第2の入出力部21、第2の制御部20を付加して、戸開走行保護動作を行うように構成されていた。一方、実施の形態2においては、第2の入出力部21、第2の制御部20を付加して、かご4が所定の減速度になるように動作する構成となっている。
まず、図6を用いて、通常時におけるブレーキ装置7の制御状態の概略を説明する。
図6において、37はかご4の速度である。このかご4の速度37は、回転検出器6から得られるものである。38はかご4の加速度である。このかご4の加速度38は、かご4の速度37の変化から演算されるものである。39は半導体スイッチの動作状態である。この動作状態39は、ブレーキコイル8に給電する出力ポート36の半導体スイッチに係るものである。40はブレーキリレー17の動作状態である。
エレベータの起動時には、第1の制御部18が第1の入出力部19を介してブレーキリレー17の動作及びブレーキ吸引指令を出力する。これにより、時刻t0において、半導体スイッチの動作状態39とブレーキリレー17の動作状態40はON状態となる。即ち、ブレーキコイル8に電流が流れる。これにより、ブレーキコイル8が付勢され、ブレーキ装置7が制動力を解除する。
そして、ブレーキ装置7の制動力の解除後、エレベータは通常走行を行う。通常走行時において、かご4の速度37は、予め設定された閾値VLIM以下である。また、かご4の加速度38も、予め設定された閾値αL以上である。この条件下では、半導体スイッチの動作状態39とブレーキリレー17の動作状態40は、エレベータの起動が解除されるまで、ON状態を維持する。なお、実際には、ブレーキコイル8に所定値の電流が流れるように電流制御される。このため、半導体スイッチの動作状態39は、ON状態とOFF状態とを繰り返すように制御される。
次に、図7を用いて、異常時におけるブレーキ装置7の制御状態の概略を説明する。
図7に示すように、時刻t1において、エレベータの異常が検出されると、安全装置等の動作により、かご4が急停止しようとする。また、これと同時に、主回路リレー16が巻上機2への電力供給を維持する状態から遮断する状態に切り替わる。このとき、巻上機2のトルクが瞬間的に0となる。このため、かご4と釣合錘5のアンバランス状態となる。このアンバランス状態により、かご4の速度37が増加する。
そして、安全回路28や主回路リレー16の検出信号が第2の入出力部21に入力されると、第2の制御部20が半導体スイッチの動作状態39をOFF状態にする。これにより、ブレーキ装置7が巻上機2に対する制動力を発生させる。かかる制動力により、時刻t2において、かご4の加速度38が閾値αL以下になる。この条件下では、かご4の減速度が所定値になるように、第2の制御部20が半導体スイッチの動作状態39をON/OFFの繰り返し状態とする。そして、時刻t4において、かご4の速度37が0になる。このとき、第2の制御部20がブレーキリレー17の動作状態40をOFF状態とし、減速度制御が終了する。
次に、図8を用いて、第2の制御部20によるブレーキ装置7の具体的な制御手順をより詳細に説明する。
図8はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の第2の制御部によるブレーキ装置の制御手順を説明するためのフローチャートである。
本処理は、第2の制御部20内で周期的に呼び出されるものである。具体的には、まず、第1の制御部18からエレベータ起動指令が出力される。そして、ステップS11では、ブレーキ吸引指令が第1の入出力部19を介して第2の入出力部21に入力されたか否かが判断される。
ブレーキ吸引指令が第2の入出力部21に入力された場合は、ステップS12に進む。ステップS12では、ブレーキコイル8に流れる電流が適切値となるようなスイッチングパターンを半導体スイッチに出力する電流制御が行われる。その後、ステップS13に進み、上記スイッチングパターンに基づいて、半導体スイッチがON/OFF動作を行い、その周期での処理が終了する。
これに対し、ステップS11でブレーキ吸引指令が第2の入出力部21に入力されていない場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、かご4の加速度が閾値α以下か否かが判断される。かご4の加速度が閾値αL以下の場合は、かご4の減速度が過大であると判断される。この場合は、ステップS15に進み、かご4の減速度が一定となるように減速度制御が行われる。その後、ステップS13に進み、上記減速度制御によるスイッチングパターンに基づいて、半導体スイッチがON/OFF動作を行い、その周期での処理が終了する。一方、ステップS14でかご4の加速度が閾値αLよりも大きい場合は、ステップS16に進む。ステップS16では、半導体スイッチがOFF状態にされ、その周期での処理が終了する。
次に、図9を用いて、第2の制御部20によって、かご4の減速度制御を行う場合を説明する。
図9はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の第2の制御部によるかごの減速度低減制御を説明するためのフローチャートである。
本処理は、第2の制御部20内で周期的に呼び出されるものである。具体的には、まず、ステップS21で、かご4の速度が0か否かが判断される。かご4の速度が0の場合は、ステップS22に進む。ステップS22では、変数の初期化処理としてタイマリセットと速度制限値の初期化が行われる。具体的には、タイマカウントtが0に戻される。また、速度制限値がVMAXからVLIMに戻される。
その後、ステップS23に進み、ブレーキ吸引指令があるか否かが判断される。ブレーキ吸引指令がある場合は、ステップS24に進む。ステップS24では、ブレーキリレー17がON状態にされ、その周期の処理が終了する。これに対し、ステップS23でブレーキ吸引指令がないと、ステップS25に進む。ステップS25では、ブレーキリレー17がOFF状態にされ、動作が終了する。
一方、ステップS21でかご4の速度が0でない場合は、ステップS26に進む。ステップS26では、ドアスイッチ10、12の検出状態が戸開状態でドアゾーンセンサ13の検出状態がドアゾーン外か否かが判断される。戸開状態かつドアゾーン外の場合は、ステップS25に進んで、ブレーキリレー17がOFF状態にされた後、その周期での処理が終了する。
これに対し、戸閉状態又はドアゾーン内の場合は、ステップS27に進む。ステップS27では、かご4の速度の絶対値がVLIMよりも小さいか否かが判断される。かご4の速度の絶対値がVLIM以上の場合は、かご4の速度が過大と判断される。この場合、ステップS25に進んで、ブレーキリレー17がOFF状態にされた後、その周期での処理が終了する。
これに対し、かご4の速度の絶対値がVLIMよりも小さい場合は、ステップS28に進む。ステップS28では、タイマカウントtが0か否かが判断される。タイマカウントtが0の場合は、ステップS29に進む。ステップS29では、かご4の加速度が閾値αLよりも大きいか否かが判断される。
かご4の加速度が閾値αLよりも大きい場合は、通常走行中か減速度の小さい急停止中であると判断される。この場合、ステップS30に進み、ブレーキリレー17がON状態にされ、その周期での処理が終了する。一方、ステップS29でかご4の加速度が閾値αL以下の場合は、ステップS31に進む。ステップS31では、タイマカウントtをインクリメントする。その後、ステップS30に進んで、減速度制御のためにブレーキリレー17がON状態にされ、その周期での処理が終了する。
また、ステップS28でタイマカウントtが0でない場合は、ステップS32に進む。ステップS32では、タイマカウントtが所定時間tmaxよりも大きいか否かが判断される。タイマカウントtが所定時間tmax以下の場合は、ブレーキ装置7に制動力が発生するまでの無駄時間であると認識される。この場合、ステップS31でタイマカウントtをインクリメントした後、ステップS30で減速度制御のためにブレーキリレー17がON状態にされ、その周期での処理が終了する。
これに対し、ステップS32でタイマカウントtが所定時間tmaxよりも大きい場合は、減速度制御状態になっている判断される。この場合、ステップS33に進み、速度制限値VLIMから1周期分のV1だけ差し引いた値を新たな速度制限値VLIMとする。その後、ステップS30に進んで、減速度制御のためにブレーキリレー17がONにされ、その周期での処理が終了する。
以上で説明した実施の形態2によれば、第2の制御部20は、安全回路28がかご4を急停止させようとしている場合に、かご4の減速度が所定の減速度になるように第1の制御部18に代わってブレーキ装置7を制御する。さらに、第2の制御部20は、主回路リレー16が巻上機2への電力供給を供給する状態から遮断する状態に切り替わった場合に、かご4の減速度が所定の減速度になるように第1の制御部18に代わってブレーキ装置7を制御する。このため、減速度制御機能を容易な方法で通常のエレベータに付加することができる。これにより、機器構成の変化を最小限とし、制御盤14のプラットフォームの共通化を図ることができる。
なお、実施の形態1及び2の動作に限らず、異常検出時に、第2の制御部20によってブレーキ装置7を制御する構成としても、同様の効果を得ることができる。具体的には、エレベータの異常を検出する検出部を制御盤14に着脱自在に設け、検出部による異常検出時に、第2の制御部20が第1の制御部18に代わってブレーキ装置7を制御する構成とすればよい。
以上のように、この発明に係るエレベータ装置によれば、ブレーキ装置を制御する制御盤を有するエレベータに利用できる。
1 商用電源、 2 巻上機、 3 主索、 4 かご、 5 釣合錘、
6 回転検出器、 7 ブレーキ装置、 8 ブレーキコイル、 9 かごの戸、
10 かごの戸用ドアスイッチ、 11 乗場の戸、 12 乗場の戸用ドアスイッチ、
13 ドアゾーンセンサ、 14 制御盤、 15 電力変換器、
16 主回路リレー、 17 ブレーキリレー、 18 第1の制御部、
19 第1の入出力部、 20 第2の制御部、 21 第2の入出力部、
22 バス、 23 フラッシュROM、 24、 CPU、 25 RAM、
26 入力ポート、 27 出力ポート、 28 安全回路、 29 その他入力信号、
30 その他出力信号、 31 バス、 32 フラッシュROM、 33 CPU、
34 RAM、 35 入力ポート、 36 出力ポート、 37 かごの速度、
38 かごの減速度、 39 半導体スイッチの動作状態、
40 ブレーキリレーの動作状態

Claims (4)

  1. エレベータの制御盤に設けられ、前記エレベータの昇降路内に配置されたかごを走行させる巻上機を制動するブレーキ装置を制御する第1の制御部と、
    前記制御盤に着脱自在に設けられ、前記エレベータの異常を検出する検出部と、
    前記制御盤に着脱自在に設けられ、前記検出部による前記異常検出時に、前記第1の制御部に代わって前記ブレーキ装置を制御する第2の制御部と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記検出部は、ドアゾーンセンサとドアスイッチとの動作に基づいて、前記エレベータの戸が開いたまま前記かごが走行する戸開走行を検出し、
    前記第2の制御部は、前記検出部による前記戸開走行検出時に、前記かごが急停止した後に停止状態を維持するように前記第1の制御部に代わって前記ブレーキ装置を制御することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 前記検出部は、前記かごの速度を検出するとともに、前記異常が発生した場合に前記かごを急停止させる安全装置の動作を検出し、
    前記第2の制御部は、前記安全装置が前記かごを急停止させようとしている場合に、前記検出部に検出された前記かごの速度から演算される減速度が所定値になるように前記第1の制御部に代わって前記ブレーキ装置を制御することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
  4. 前記巻上機への電力供給の維持及び遮断を行う主回路リレー、
    を備え、
    前記検出部は、前記かごの速度を検出するとともに、前記主回路リレーの動作を検出し、
    前記第2の制御部は、前記主回路リレーが前記巻上機への電力供給を維持する状態から遮断する状態に切り替わった場合に、前記検出部に検出された前記かごの速度から演算される減速度が所定値になるように第1の制御部に代わって前記ブレーキ装置を制御することを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
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