JP2009263109A - エレベータのブレーキ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータの静止保持及び静止保持の開放を、互いに独立して行う第1及び第2ブレーキと、かご4の停止の検出時かつかご4内の乗客の非検出時に、電力変換手段に、モータの回転の制御を停止させ、第1及び第2ブレーキの一方に、モータを静止保持させ、第1及び第2ブレーキの他方に、モータの静止保持を開放させ、静止保持異常点検状態とする制御手段と、静止保持異常点検状態時のモータの回転角度に基づいて、第1及び第2ブレーキの一方の静止保持異常を検出する静止保持異常検出手段とを備えた。
【選択図】図1
Description
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのブレーキ制御装置が利用されるエレベータの全体構成図である。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのブレーキ制御装置の動作を説明するフローチャートである。
まず、ステップS1で、エレベータの停止が確認される。また、かご4内に乗客がいないことも確認される。ここで、通常、つり合おもり5は、かご4内に定格負荷の50%の負荷を積んだ場合に、かご4とつり合うように設定されている。このため、かご4内に乗客がいない場合の不均衡トルクは、かご4内に定格負荷を積んだ場合と同じ状態にある。
そして、ステップS2で、呼び登録がないことが確認され、ステップS3に進む。
6 電力変換装置、 7 階床、 8 パルス発生器、 9 ドア制御装置、
10 戸開ゾーン検出器、 11 検出板、 12 かご内乗客検出装置、
13 第1電磁ブレーキ、 13a 第1ブレーキシュー、
13b 第1ブレーキコイル、 13c 第1ブレーキスイッチ、
14 第2電磁ブレーキ、 14a 第2ブレーキシュー、
14b 第2ブレーキコイル、 14c 第2ブレーキスイッチ、15 直流電源、
16a、16b 共通常開接点、 17 制御装置、 18 入力ポート、
19 CPU、 20 ROM、 21 RAM、 22 出力ポート、 23 バス、
24a、24b 第1常閉接点、 25a、25b 第2常閉接点
Claims (8)
- 巻上機のモータの回転を制御する電力変換手段と、
前記モータの回転角度を計測する回転角度計測手段と、
かごの停止を検出するかご停止検出手段と、
前記かご内の乗客を検出するかご内乗客検出手段と、
前記モータの静止保持及び静止保持の開放を、互いに独立して行う第1及び第2ブレーキと、
前記かごの停止の検出時かつ前記かご内の乗客の非検出時に、
前記電力変換手段に、前記モータの回転の制御を停止させ、
前記第1及び第2ブレーキの一方に、前記モータを静止保持させ、
前記第1及び第2ブレーキの他方に、前記モータの静止保持を開放させ、
静止保持異常点検状態とする制御手段と、
前記静止保持異常点検状態時の前記モータの回転角度に基づいて、前記第1及び第2ブレーキの一方の静止保持異常を検出する静止保持異常検出手段と、
を備えたことを特徴とするエレベータのブレーキ制御装置。 - 前記制御手段は、前記静止保持異常検出手段が前記第1及び第2ブレーキの一方の静止保持異常を検出した場合は、前記第1及び第2ブレーキの他方に、前記モータを静止保持させることを特徴とする請求項1記載のエレベータのブレーキ制御装置。
- 前記静止保持異常点検状態の継続時間を計測する時間計測手段、
を備え、
前記静止保持異常検出手段は、
前記継続時間が判定時間に達する前に、前記モータの回転角度が閾値を超えた場合に、前記第1及び第2ブレーキの一方を静止保持異常と判断することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのブレーキ制御装置。 - 前記第1及び第2ブレーキは、それぞれ、電源に対して互いに並列に接続された第1及び第2ブレーキコイルを有する電磁ブレーキからなり、
前記制御手段は、
前記電源に対して、前記第1及び第2ブレーキコイルと直列に接続された共通常開接点を有する共通電磁接触器と、
前記電源に対して、前記共通常開接点及び前記第1ブレーキコイルと直列に接続され、かつ、前記第2ブレーキコイルと並列に接続された第1常閉接点を有する第1電磁接触器と、
前記電源に対して、前記共通常開接点及び前記第2ブレーキコイルと直列に接続され、かつ、前記第1ブレーキコイルと並列に接続された第2常閉接点を有する第2電磁接触器と、
を備え、
前記かごの停止の検出時かつ前記かご内の乗客の非検出時に、前記第1及び第2電磁接触器の一方を励磁して、前記第1及び第2常閉接点の一方を開放させた状態で、前記共通電磁接触器を励磁することにより、前記第1及び第2ブレーキの一方に、前記モータを静止保持させるとともに、前記第1及び第2ブレーキの他方に、前記モータの静止保持を開放させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータのブレーキ制御装置。 - 前記制御手段は、前記第1及び第2ブレーキの一方の静止保持異常が検出されなかった場合は、前記第1及び第2ブレーキの一方に前記モータの静止保持を開放させるともに、前記第1及び第2ブレーキの他方に前記モータを静止保持させ、最終静止保持異常点検状態とし、
前記静止保持異常検出手段は、前記最終静止保持異常点検状態時の前記モータの回転角度に基づいて、前記第1及び第2ブレーキの他方の静止保持異常を検出することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータのブレーキ制御装置。 - 前記第1ブレーキの静止保持動作を検出する第1ブレーキ動作検出手段と、
前記第2ブレーキの静止保持動作を検出する第2ブレーキ動作検出手段と、
前記第1ブレーキ動作検出手段の検出結果に基づいて、前記第1ブレーキの動作異常を検出し、
前記第2ブレーキ動作検出手段の検出結果に基づいて、前記第2ブレーキの動作異常を検出するブレーキ動作異常検出手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータのブレーキ制御装置。 - 前記第1及び第2ブレーキの少なくとも一方の異常が検出された場合に、エレベータの運転を停止させるエレベータ停止手段、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエレベータのブレーキ制御装置。 - 前記第1及び第2ブレーキの少なくとも一方の異常が検出された場合に、エレベータの保守会社に、前記異常を発報する通報手段、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のエレベータのブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
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JP2008116667A JP2009263109A (ja) | 2008-04-28 | 2008-04-28 | エレベータのブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008116667A JP2009263109A (ja) | 2008-04-28 | 2008-04-28 | エレベータのブレーキ制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2008116667A Pending JP2009263109A (ja) | 2008-04-28 | 2008-04-28 | エレベータのブレーキ制御装置 |
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2008
- 2008-04-28 JP JP2008116667A patent/JP2009263109A/ja active Pending
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