JPWO2006123504A1 - 車両用サンバイザ - Google Patents

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    • B60J3/02Antiglare equipment associated with windows or windscreens; Sun visors for vehicles adjustable in position
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    • B60J3/0234Mounted slidably
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Abstract

この発明は、支軸の先端部にキャップを容易かつ確実に取付け得る車両用サンバイザを提供することを目的とする。このため本発明は、支軸(3)の先端部にキャップ(6)を取付け、キャップ(6)によって付勢部材を弾性変形させつつ支軸(3)をバイザ本体に挿入し、かつ支軸(3)には、一対の電極部材(7,7)が取付けられ、各電極部材(7)の接続部(7b)に支軸(3)の軸孔(3c)に挿通されるリード線32が接続される車両用サンバイザであって、キャップ(6)は、支軸(3)に係着される係着部(6b,6b)と、支軸(3)の軸孔(3c)に挿入される挿入片(6c)を有している。そして挿入片(6c)は、一対の電極部材(7,7)の接続部(7b,7b)間に張出してこれら接続部(7b,7b)同士の接触を防止し、かつ支軸(3)の軸孔(3c)の孔壁面と協働してキャップ(6)の支軸(3)に対する傾動量を規制する構成になっている。

Description

本発明は、車両用サンバイザに関する。とりわけ支軸の先端部にキャップを有し、支軸の外周面に一対の電極部材を有する車両用サンバイザに関する。
従来、例えば特許文献1に記載の車両用サンバイザが知られている。
特許文献1に記載の車両用サンバイザによると、バイザ本体を車室天井面に向けて付勢する付勢部材を備えるバイザ本体に支軸を組付けるため、支軸の先端部にキャップを取付け、そのキャップによって付勢部材を弾性変形させつつ支軸をバイザ本体に挿入する。
また支軸には、車室天井面に設けられた照明装置への電源供給を遮断するために、一対の電極部材が取付けられている。一方、バイザ本体には、端子部材が取付けられている。端子部材は、バイザ本体をフロントガラスに沿った遮光位置にすることで電極部材に当接し照明装置への電源供給を可能とする。そして車室天井面に沿った収納位置にすることで端子部材が電極部材から離間し、照明装置への電源供給を遮断する。
特開2002−211315号公報
ところが特許文献1に記載のキャップは、一対の係着部のみによって支軸に取付けられていた。そのため支軸をバイザ本体に挿入した際に、キャップが付勢部材に対してこじれてキャップが支軸から外れてしまうおそれがあった。そのため支軸から外れたキャップがバイザ本体内で転がり、異音を発生させるおそれがあった。
そこでキャップを支軸に対して溶着する形態も考えられ得る。しかしキャップを支軸に対して溶着する形態の場合、溶着装置を必要とするという問題と、溶着作業が増えてしまうという問題が発生する。
そこで本発明は、支軸の先端部にキャップを容易かつ確実に取付け得る車両用サンバイザを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、特許請求の範囲に記載の通りの構成を備える車両用サンバイザであることを特徴とする。
第1の発明によると、キャップは、支軸に係着される係着部と、支軸の軸孔に挿入される挿入片を有している。そして挿入片は、一対の電極部材の接続部間に張出してこれら接続部同士の接触を防止し、かつ支軸の軸孔の孔壁面と協働してキャップの支軸に対する傾動量を規制する構成になっている。
したがってキャップは、挿入片によって支軸に対する傾動量が規制される。そのためキャップの係着部が支軸に対して大きく傾動することで支軸から外れることが防止され得る。そして本構成によると、特別な装置や特別な作業を必要とすることなく、キャップの支軸に対する傾動量を規制することができる。
また挿入片は、一対の電極部材の接続部間に張出している。したがって一対の電極部材の接続部同士の接触を挿入片によって防止することもできる。
第2の発明によると、キャップは、キャップ本体部から延出する複数の係着部と、キャップ本体部から複数の係着部の間を通って延出する挿入片を有している。挿入片は、複数の係着部の間を通って延出する小径部と、その小径部から係着部を越えて延出しかつ小径部よりも径の太い大径部を有している。そしてその大径部が支軸の軸孔の孔壁面と協働してキャップの支軸に対する傾動量を規制する構成になっている。
したがってキャップは、係着部よりもキャップ本体部から遠い位置にある大径部によって支軸に対する傾動量が規制される。そのためキャップは、梃子の原理によって確実に支軸に対して傾動することが規制される。
しかも大径部は、小径部よりも径が太い。そのため大径部は、支軸の軸孔の孔壁面との隙間を狭くし、キャップの支軸に対する傾動量を確実に規制することができる。
第3の発明によると、電極部材は、支軸の係着部に差込まれる差込係着片と、差込係着片の一部を切起こして形成された抜止爪を有している。そして抜止爪は、弾性変形されながら係着部に差込まれ、弾性戻りすることで係着部に掛止し、差込係着片の係着部からの抜けを防止する構成になっている。
ところで特許文献1に記載の従来の電極部材は、支軸の係着部に挿入される差込片を有し、差込片が係着部から抜ける方向への移動が支軸の先端部に取付けられたキャップによって規制されていた。したがってキャップが支軸から外れると、電極部材も支軸から外れるおそれがあった。
これに対して本発明にかかる電極部材は、抜止爪によって支軸からの抜けが防止されている。そのため電極部材は、キャップが支軸から外れた場合でも支軸から外れない。そして抜止爪は、差込係着片を切起こして形成されるという簡易な構成にもなっている。
車両用サンバイザの斜視図である。 車両用サンバイザの正面図である。 スライド機構の構成部品と支軸とキャップの斜視図である。 電極部材とキャップと支軸先端部の斜視図である。 図3のV−V線断面矢視図である。 図5のVI−VI線断面矢視図である。 照明装置の電気配線図である。
符号の説明
1…車両用サンバイザ
2…バイザ本体
3…支軸
3a…縦軸
3b…横軸
3c…軸孔
4…照明装置
5…スライド機構
6…キャップ
6a…キャップ本体部
6b…係着部
6c…挿入片
6c2…大径部
6c1…小径部
7c…差込係着片
7b…接続部
7d…抜止爪
7…電極部材
22…スイッチ機構
32…リード線
40…ランプユニット
41…スイッチ
50,52…抜止部材
51…筒体
53…スライド体
54…付勢部材
56…端子部材
R…ランプ
本発明の実施の形態を図1〜7にしたがって説明する。
車両用サンバイザ1は、図1に示すようにバイザ本体2と、バイザ本体2を支持する支軸3を有している。
支軸3の先端部には、図3に示すように支軸3をバイザ本体2に挿入するためにキャップ6が取付けられている。バイザ本体2内には、図1に示すようにスライド機構5が設けられている。そしてスライド機構5に支軸3が組付けられている。したがってバイザ本体2は、フロントガラス10に沿った遮光位置と車室天井面12に沿った収納位置との間で支軸3を軸中心として回動すると同時に、水平方向にもスライドされ得る。
バイザ本体2と支軸3の間には、バイザ本体2を収納位置に回動させた際に照明装置4への電源供給を遮断するスイッチ機構22が設けられている。
バイザ本体2は、図2に示すように板状の発泡樹脂を原料とする基材2aと、基材2aの外周縁を補強するフレーム55と、基材2aの外表面を覆う表皮2bを有している。そしてバイザ本体2内には、スライド機構5と、バイザ本体2を収納位置に付勢する付勢部材54が設けられている。
スライド機構5は、図3に示すように筒状の筒体51と、筒体51に収納されるスライド体53と、筒体51の両端部に取付けられる抜止部材50,52を有している。
スライド体53は、筒体51の筒孔に長手方向にスライド可能に収納される。スライド体53は、支軸3が挿通される挿通孔53aと、付勢部材54が収納される収納部53bを有している。
収納部53bは、スライド体53の下端部に凹設されており、挿通孔53aの中央部下側部分を開放する。したがって収納部53bに収納された付勢部材54と挿通孔53aに挿通された支軸3とが当接する。
付勢部材54は、バイザ本体2を車室天井面12に沿った収納位置に向けて付勢する部材であって、図3に示すように板バネを原材料とするベース部54aと、ベース部54aの両端から延出する一対の付勢片54bを一体に有している。
ベース部54aは、図2に示すように筒体51の筒孔壁面に当接され、付勢片54bは、支軸3の横軸3bに当接される。
支軸3の横軸3bには、図3に示すように切欠き部3fが形成されている。この切欠き部3fは、バイザ本体2を車室天井面12に沿った収納位置にした際に付勢部材54の付勢片54bに面接する。そしてバイザ本体2をフロントガラス10に沿った遮光位置にした際に付勢片54bから離間する(図1,2参照)。したがってバイザ本体2は、付勢部材54の弾性力によって収納位置に付勢される。
抜止部材50,52は、図3に示すように筒体51の両端部に取付けられ、スライド体53が筒体51から抜け落ちることを防止する。
抜止部材50は、支軸3が挿通される挿通孔50aと、フレーム55の一端部が取付けられる足部50bを有している。
一方、抜止部材52には、支軸3の先端部が抜き差しされる差込孔52aが形成されている。そして差込孔52aの孔壁面に凹状の取付部52bが形成されており、取付部52bに端子部材56が取付けられている。
端子部材56は、スイッチ機構22を構成する部材であって、図3に示すように導電性のある材料を曲げ加工することで形成されている。
端子部材56は、抜止部材52に取付けられるため、バイザ本体2を支軸3の横軸3b周りに回動させることで、バイザ本体2とともに横軸3b周りに回動する。
支軸3には、スイッチ機構22の構成部材である一対の電極部材7が取付けられている。
電極部材7は、図4に示すように円柱を縦に略三分の一に割った形状を有する本体部7aと、本体部7aの先端部から軸中心側に張出す接続部7bと、本体部7aの後端部から後方に延出する差込係着片7cを一体に有している。
本体部7aは、支軸3の先端部外周面に形成された取付凹部3gに設置され、支軸3の外表面に周方向回転不能に設置される。
差込係着片7cは、切起こし状に形成された抜止爪7dを有している。抜止爪7は、差込係着片7cの基端部側から先端部側に向けて斜めに延出している。そのため差込係着片7cは、抜止爪7dを弾性変形させつつ、支軸3の係着部3eに挿入される。そして抜止爪7dが係着部3eを越えて弾性戻りし、抜止爪7dが係着部3eに掛止する。そのため差込係着片7cは、抜止爪7dによって係着部3eから抜けることが防止される。
支軸3の軸孔3cには、図4に示すように一対のリード線32が挿通される。そしてリード線32は、図6に示すように先端部32aの被覆が剥かれ、先端部32aが電極部材7の接続部7bに半田付けされる。
支軸3の先端部には、図4に示すようにキャップ6が取付けられる。
キャップ6は、キャップ本体部6aと、一対の係着部6bと、一つの挿入片6cを一体に有している。
係着部6bは、キャップ本体部6aから延出し、先端部に径外方向に突出する係着爪6b1を有している。係着部6bは、弾性変形されながら支軸3の軸孔3cに差込まれる。そして係着爪6b1が支軸3に形成された取付孔3dに係着する。
係着爪6b1は、図5に示すように係着部6bの先端から鋭角に延出し、係着部6bが軸孔3cから抜ける方向に力を受けることで、取付孔3dの孔壁面に食い込む構成になっている。
挿入片6cは、図4に示すようにキャップ本体部6aから一対の係着部6bの間を通って係着部6bと同じ方向に延出している。挿入片6cは、板状であって、一対の係着部6bの間を延出する小径部6c1と、小径部6c1から係着部6bを越えて延出する大径部6c2を一体に有している。
大径部6c2は、小径部6c1よりも径が太く、係着部6bに向けて(上下方向に)径が太くなっている。
挿入片6cは、図6に示すように支軸3の軸孔3cに挿入されて、一対の電極部材7,7の接続部7b,7bの間に張出している。
挿入片6cは、大径部6c2の径が太いために、大径部6c2において支軸3の軸孔3cの壁面との隙間が狭くなっている。したがってキャップ6は、大径部6c2によって支軸3に対する傾動量が規制される構成になっている。
支軸3は、図3に示すように金属パイプ30と、金属パイプ30を被う樹脂パイプ31を有している。また支軸3は、略L字状であって縦軸3aと横軸3bを有している。そして横軸3bの先端部にキャップ6が取付けられている。
横軸3bは、キャップ6を先頭に抜止部材50に差込まれ、キャップ6によって付勢部材54を弾性変形させつつ、スライド体53に差込まれる。そして横軸3bの先端部が抜止部材52の差込孔52aに差込まれ、横軸3bが図示省略の抜止部によってスライド体53に抜止される。そのため横軸3bとスライド体53は、軸回動可能に連結される。
縦軸3aは、ブラケット21を介して車室天井面12に対して軸回動可能に取付けられる。
以上より、バイザ本体2は、図1に示すようにフロントガラス10に沿った遮光位置と、車室天井面12に沿った収納位置とに回動される。そしてバイザ本体2は、支軸3を縦軸3a周りに回動させることで遮光位置とサイドガラス11とに沿ったサイド位置との間で回動される。
またバイザ本体2は、スライド機構5によって水平方向にも引出され得る。
車室天井面12には、図1に示すようにミラー20を使用する際に利用される照明装置4が装着されている。
照明装置4は、ランプユニット40と、ランプユニット40の電源を入り切りするスイッチ41を有している。
ランプユニット40は、ランプを有しており、ランプRは、図7に示すように一方がリード線32によって電極部材7の一つと連結されている。そしてランプRの他方が、スイッチ41、バッテリBおよびリード線32を介して他方の電極部材7と連結されている。
一対の電極部材7,7は、スイッチ機構22の構成部品であって、スイッチ機構22は、一対の電極部材7,7と端子部材56が当接することでON状態になる。そして一対の電極部材7,7と端子部材56とが離れることでOFF状態になる。
すなわちバイザ本体2を遮光位置にすることで、端子部材56が一対の電極部材7,7に当接し、スイッチ機構22がON状態になる。そのためランプRは、点灯可能な状態になる。
一方、バイザ本体2を収納位置にした際、およびバイザ本体2を水平方向に引出した際には、端子部材56が一対の電極部材7,7から離れる。そのためスイッチ機構22がOFF状態になり、ランプRへの電源供給が遮断される。したがってランプRの切れ忘れがスイッチ機構22により防止され得る構成になっている。
以上のようにして車両用サンバイザ1が構成されている。
すなわちキャップ6は、図4に示すように支軸3に係着される係着部6bと、支軸3の軸孔3cに挿入される挿入片6cを有している。そして挿入片6cは、一対の電極部材7の接続部7b間に張出してこれら接続部7b,7b同士の接触を防止し、かつ支軸3の軸孔3cの孔壁面と協働してキャップ6の支軸3に対する傾動量を規制する構成になっている(図5参照)。
したがってキャップ6は、挿入片6cによって支軸3に対する傾動量が規制される。そのためキャップ6の係着部6bが支軸3に対して大きく傾動することで支軸3から外れることが防止され得る。そして本構成によると、特別な装置や特別な作業を必要とすることなく、キャップ6の支軸3に対する傾動量を規制することができる。
また挿入片6cは、図6に示すように一対の電極部材7,7の接続部7b,7b間に張出している。したがって一対の電極部材7,7の接続部7b,7b同士の接触を挿入片6cによって防止することもできる。
またキャップ6は、図4に示すようにキャップ本体部6aから延出する複数の係着部6bと、キャップ本体部6aから複数の係着部6bの間を通って延出する挿入片6cを有している。挿入片6cは、複数の係着部6bの間を通って延出する小径部6c1と、小径部6c1から係着部6bを越えて延出しかつ小径部6c1よりも径の太い大径部6c2を有している。そして大径部6c2が図5に示すように支軸3の軸孔3cの孔壁面と協働してキャップ6の支軸3に対する傾動量を規制する構成になっている。
したがってキャップ6は、係着部6bよりもキャップ本体部6aから遠い位置にある大径部6c2によって支軸3に対する傾動量が規制される。そのためキャップ6は、梃子の原理によって確実に支軸3に対して傾動することが規制される。
しかも大径部6c2は、小径部6c1よりも径が太い。そのため大径部6c2は、支軸3の軸孔3cの孔壁面との隙間を狭くし、キャップ6の支軸3に対する傾動量を確実に規制することができる。
また電極部材7は、図4,6に示すように支軸3の係着部3eに差込まれる差込係着片7cと、差込係着片7cの一部を切起こして形成された抜止爪7dを有している。そして抜止爪7dは、弾性変形されながら係着部3eに差込まれ、弾性戻りすることで係着部3eに掛止し、差込係着片7cの係着部3eからの抜けを防止する構成になっている。
したがって電極部材7は、抜止爪7dによって支軸3からの抜けが防止されている。そのため電極部材7は、キャップ6が支軸3から外れた場合であっても支軸3から外れない。そして抜止爪7dは、差込係着片7cを切起こして形成されるという簡易な構成にもなっている。
(他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)すなわち上記の実施の形態では、車室天井面に照明装置が設けられていた。しかし照明装置がバイザ本体2などに設けられる形態であっても良い。
(2)上記の実施の形態にかかるキャップ6は、図4に示すように係着部6bを二つ有する形態であった。しかしキャップが一つのみの係着部、あるいは三つ以上の係着部を有する形態であっても良い。
(3)上記の実施の形態にかかるバイザ本体は、スライド機構によって水平方向にスライドされる形態であった。しかしスライド機構がバイザ本体に設けられておらず、バイザ本体が水平方向にスライドされない形態であっても良い。
(4)上記の実施の形態にかかるキャップ6の挿入片6cは、図5に示すように大径部6c2を有していた。しかし大径部6c2が小径部6c1と同じ径を有し、支軸3に径の細い小径軸孔が形成される形態、すなわち支軸3の軸孔3cの一部に、他の部分よりも径の細い小径軸孔が形成され、小径軸孔に挿入片6cの先端部が挿入され、小径軸孔の孔壁面と挿入片6cの先端部とによってキャップの支軸に対する傾動量が規制される形態であっても良い。
(5)上記の実施の形態にかかるスイッチ機構は、バイザ本体側に設けられられる端子部材を有し、端子部材が一対の電極部材を短絡させる形態であった。しかしバイザ本体に一対の端子部材が設けられ、これら端子部材がバイザ本体内に設けられたランプと接続され、かつこれら端子部材がバイザ本体とともに支軸に対して回動され、支軸に設けられた電極部材に対して当接・離間する構成であっても良い。

Claims (3)

  1. バイザ本体を車室天井面に向けて付勢する付勢部材を備えるバイザ本体に支軸を組付けるため、前記支軸の先端部にキャップを取付け、そのキャップによって前記付勢部材を弾性変形させつつ前記支軸を前記バイザ本体に挿入し、かつ前記支軸には、一対の電極部材が取付けられ、前記各電極部材の接続部に前記支軸の軸孔に挿通されるリード線が接続される車両用サンバイザであって、
    前記キャップは、前記支軸に係着される係着部と、前記支軸の軸孔に挿入される挿入片を有し、
    前記挿入片は、前記一対の電極部材の接続部間に張出してこれら接続部同士の接触を防止し、かつ前記支軸の軸孔の孔壁面と協働して前記キャップの前記支軸に対する傾動量を規制する構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    キャップは、キャップ本体部から延出する複数の係着部と、前記キャップ本体部から前記複数の係着部の間を通って延出する挿入片を有し、
    前記挿入片は、前記複数の係着部の間を通って延出する小径部と、その小径部から前記係着部を越えて延出しかつ前記小径部よりも径の太い大径部を有し、その大径部が前記支軸の軸孔の孔壁面と協働して前記キャップの前記支軸に対する傾動量を規制する構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。
  3. 請求項1または2に記載の車両用サンバイザであって、
    電極部材は、支軸の係着部に差込まれる差込係着片と、その差込係着片の一部を切起こして形成された抜止爪とを有し、
    前記抜止爪は、弾性変形されながら前記係着部に差込まれ、弾性戻りすることで前記係着部に掛止し、前記差込係着片の前記係着部からの抜けを防止する構成になっていることを特徴とする車両用サンバイザ。

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