JP2007018767A - 車両用電源ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】後付けの電装品に電力を供給可能とする電装品プラグをソケットボディに装着した際において、シガーライターを係合保持する係止片の弾性限度を越える変形を抑制し、電装品プラグの使用後にソケットボディにシガーライターを再度装着した際の係合力を保持することができる車両用電源ソケットを提供することにある。
【解決手段】ソケットボディ10に電装品プラグ3を挿入した際、係止片21はソケットボディ10の外側方向に弾性変形するものの、その係止片21の弾性限度を越える変形については、係止片21と対向する位置に配設された第1照明リング32の凹部33に当接することによって規制される。また、第1照明リング32の凹部33は、円筒形状に形成された照明リング31に設けられている。このため、照明リング31をソケットボディ10に外嵌するだけで、容易に隙間を形成することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば車両用のシガーライター及び電装品プラグ等が挿入される車両用電源ソケットに関するものである。
従来、車両用電源ソケットとしては、車両用のシガーライターが挿入されるものが知られている。
車両用電源ソケットは、前記シガーライターが挿脱されるソケットボディを備えている。ソケットボディは、有底円筒形状に形成されており、車両のインストルメントパネルに配設された同じく円筒形状の外側ケース内に収容されている。ソケットボディは、外側ケースによってインストルメントパネル内において支持されている。また、ソケットボディの内底面には凹状に形成されたバイメタルが固定されている。
シガーライターは、手で把持するためのノブと、ノブを支持するライター本体とを備えている。ライター本体は、外側ボディ、内側ボディ、スプリング及び電熱ヒータを備えている。外側ボディ及び内側ボディはそれぞれ円筒形状を成しており、外側ボディと内側ボディとの間にはスプリングが配設されている。外側ボディには、シガーライターをソケットボディに挿入した際に同ソケットボディに固定され、内側ボディが外側ボディに対して相対移動可能となっている。また、スプリングは、内側ボディを常に元の位置に復帰させる方向に付勢している。ノブが押圧されるとスプリングが収縮し、シガーライターの先端部から電熱ヒータが突出する。
前記ソケットボディの側壁には、シガーライターの挿脱される方向に延びる貫通孔が形成されている。ソケットボディの側壁には、前記貫通孔内に延出された係止片が形成されている。係止片は、弾性変形可能となっており、前記シガーライターが挿入された際に同シガーライターに係合する。シガーライターがさらに挿入されると、それに伴って係止片がソケットボディの外側方向に弾性変形する。そして、シガーライターが完全にソケットボディに収容されると、係止片は弾性復帰して、シガーライターの外側ボディに形成された係合部に係合する。これにより、シガーライターは通常位置に支持される。
この車両用電源ソケットを使用するには、シガーライターが係止片によって支持された通常位置で同シガーライターのノブを押圧する。すると、シガーライターは、外側ボディがソケットボディに支持されているため、内側ボディだけがスプリングを圧縮しながら内方へと移動する。そして、シガーライターの電熱ヒータがソケットボディの内底面に配置されたバイメタルに係合する。すると、電熱ヒータが通電状態に切り替えられて発熱する。そして、電熱ヒータが昇温するとバイメタルがソケットボディの外側に開くように変形する。その結果、電熱ヒータとバイメタルとの係合が解除され、内側ボディとともにノブがスプリングの弾性力によりソケットボディの開口部分から突出する。この際、シガーライターの外側ボディがソケットボディの係止片によって支持されているため、内側ボディは、前記通常位置において支持される。この状態で、電熱ヒータが熱せられたシガーライターをソケットボディから抜き取って、例えばタバコに点火することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−36995号公報
ところが近年、上記車両用電源ソケットに前記シガーライターの代わりに電装品プラグを差し込み、同車両用電源ソケットから得られる電力を利用して使用する後付けの車載装置が提案されている。例えば、前記電力はカーナビゲーションシステムの動作用電力として使用されたり、携帯電話の充電等に使用されたりする。この電装品プラグは、外方に付勢されて出没可能なマイナス端子と、先端に設けられたプラス端子とを備えている。マイナス端子が前記ソケットボディの内周面に接触し、且つプラス端子がソケットボディの内底面に接触することにより通電状態となり、車両のバッテリから電装品プラグを介して電力が後付けの車載装置に供給されるようになっている。
しかしながら、ソケットボディは、メーカー間で内径が異なる場合もある。このため、電装品プラグのマイナス端子は、外方へソケットボディの内径に合わせて出没することで、前記内径の異なるソケットボディに対応可能とされている。また、この電装品プラグに用いられるマイナス端子は、ソケットボディの内周面との接触圧をある程度確保しなければならないため、外方への弾性力が比較的強く設定されている。このため、マイナス端子と係止片とが互いに合致したとき、電装品プラグの種類によっては、前記マイナス端子がソケットボディの係止片を外側に大きく弾性変形させてしまい、ひいては同係止片を塑性変形させてしまう恐れがあった。このように、係止片がソケットボディの外側方向に塑性変形してしまうと、上記シガーライターをソケットボディに再び挿入したときに、同シガーライターを確実に保持できなくなる恐れがあった。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は電力を供給可能とする電装品プラグをソケットボディに装着した際において、係止片の弾性限度を越える変形を抑制し、電装品プラグの使用後にソケットボディにシガーライターを再度装着した際の係合力を保持することができる車両用電源ソケットを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、開口部を有する円筒形状に形成されたソケットボディの側壁には、前記開口部から挿入されるシガーライターによって外方へ弾性変形する係止片が形成され、当該係止片が弾性復帰して前記シガーライターの係合部に係合することによりシガーライターを前記ソケットボディ内の所定の位置に係合保持するとともに、後付けの電装品に対して車両の電力を供給可能とする電装品プラグが装着される車両用電源ソケットであって、シガーライター又は電装品プラグのソケットボディへの挿入に伴って外側方向へ弾性変形する係止片が、弾性限度を越える前に当接する規制部材をソケットボディの外部において同係止片に対向するように設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用電源ソケットにおいて、前記規制部材を円筒形状に形成し、前記ソケットボディの外側に装着するようにしたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用電源ソケットにおいて、前記ソケットボディには当該ソケットボディの開口部の周囲を照明する照明手段が設けられ、前記照明手段は、前記ソケットボディの近傍に配置された光源と、前記ソケットボディに外嵌され、前記光源からの光をソケットボディの開口部側へ誘導する円筒形状のリング部材とを備えており、前記規制部材は、前記リング部材であることを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、ソケットボディに電装品プラグを挿入した際、係止片はソケットボディの外側方向に弾性変形するものの、その係止片の弾性限度を越える変形については、該係止片と対向する位置に配設された規制部材によって規制される。従って、電装品プラグをソケットボディに装着した際にシガーライターを係合保持するための係止片の弾性変形が抑制され、電装品プラグの使用後にソケットボディにシガーライターを再度装着した際の係合力を保持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、規制部材は円筒形状に形成され、ソケットボディの外側面を覆うように配置されている。このため、規制部材をソケットボディに外嵌させることで、容易に規制部材を組み付けることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、ソケットボディの開口部の周囲を照明する照明手段に設けられたリング部材が規制部材としてソケットボディに外嵌されている。このため、照明手段を備えた車両用電源ソケットにおいて、部品点数を増やすことなく、係止片における外側方向への塑性変形を抑制することができる。
本発明によれば、後付けの電装品に電力を供給可能とする電装品プラグをソケットボディに装着した際において、シガーライターを係合保持する係止片の弾性限度を越える変形を抑制し、電装品プラグの使用後にソケットボディにシガーライターを再度装着した際の係合力を保持することができる。
以下、本発明を車両用電源ソケットに具体化した実施形態を図1〜図5に従って説明する。
<車両用電源ソケット1の概要>
図1に示すように、車両用電源ソケット1は、シガーライター2が挿脱されるソケットボディ10と、シガーライター2の周囲を照明する照明機構30とを備えている。
<シガーライター2>
シガーライター2は、手で把持するためのノブ50と、ノブ50を支持するライター本体51とを備えている。ライター本体51は、外側ボディ61、内側ボディ71、スプリング81及び電熱ヒータ82を備えている。内側ボディ71は外側ボディ61に収容されており、内側ボディ71は、外側ボディ61に対して図1に矢印Xで示す押圧方向及び矢印Yで示す復帰方向に相対移動可能となっている。外側ボディ61は2つの部材から構成されており、ソケットボディ10の内側面に直接的に接触する第1外側ボディ62と、同第1外側ボディ62に支持され、且つシガーライター2の内部機構を支持する第2外側ボディ63とを備えている。第1外側ボディ62の先端付近には、内方にくびれた係合部としての窪み部64が周方向に連続して形成されている。第1外側ボディ62と第2外側ボディ63とは、互いにソケットボディ10の開口側から窪み部64の基端まで密着している。第2外側ボディ63の窪み部64に対応する部位は、第1外側ボディ62の窪み部64の内側への突出を逃がすように縮径され、その縮径された部位の基端側には、内側に垂直に折曲形成された座部65を備えている。第2外側ボディ63と内側ボディ71との間には、前記スプリング81が配設されており、スプリング81は、前記第2外側ボディ63の座部65と、内側ボディ71の内頂面72との間において伸縮可能に支持されている。
内側ボディ71の先端には前記電熱ヒータ82が内側ボディ71と一体に移動可能に設けられている。電熱ヒータ82は、通電状態において発熱する。なお、シガーライター2をソケットボディ10に装着した状態において、外側ボディ61は、後述するソケットボディ10により支持されるため、外側ボディ61の移動はソケットボディ10に規制され、内側ボディ71の移動のみが許容される。スプリング81は、内側ボディ71の内頂面72を図1に矢印Yで示す復帰方向に付勢することで、内側ボディ71及びノブ50を同復帰方向に押圧している。また、スプリング81は、ノブ50が図1に矢印X示す押圧方向に押圧されると、内側ボディ71の内頂面72の移動に伴って収縮する。電熱ヒータ82は、ノブ50が前記押圧方向に押圧されると、内側ボディ71とともに同押圧方向に移動する。また、内側ボディ71における図1に矢印Yで示す復帰方向への移動は、図示しない係合部材によって規制される。
<ソケットボディ10>
ソケットボディ10は、インストルメントパネルPから一部が露出するように設けられており、同インストルメントパネルPの表面側に開口部12が向くように設けられている。ソケットボディ10は、開口部12から前記シガーライター2が挿脱される有底円筒形状のソケット本体11を備えている。ソケット本体11の側壁には、互いに対向するように一対の貫通孔13,13が形成されており、貫通孔13,13は、それぞれシガーライター2の挿脱方向に延びる長孔状に形成されている。貫通孔13,13内には、挿脱方向に延びるように係止片21,21がソケット本体11の側壁と連続して形成されている。
係止片21,21は、図1に矢印Xで示す押圧方向及び矢印Yで示す復帰方向に対して平行を成す基端部22と、同係止片21,21の先端に形成され、内方に突出する略「く」字状を成すボディ爪23とを備えている。ボディ爪23は、基端部22と連結するとともに先端に向かって内側方向に延びた第1ボディ爪24と、先端に向かって外側方向に延びた第2ボディ爪25とを備えている。第1ボディ爪24と第2ボディ爪25とは、屈曲部26によって連続している。係止片21は、シガーライター2が挿入されるとき、同シガーライター2の第1外側ボディ62と摺動するとともに外側方向に弾性変形する。また、係止片21の屈曲部26は、前記シガーライター2の窪み部64に係合するようになっており、同シガーライター2の意図しない抜けを規制する。なお、係止片21がシガーライター2の窪み部64に係合した状態におけるシガーライターの通常位置は本発明の所定の位置に相当する。
ソケット本体11の内底面14には、コの字状のバイメタル15が配設されている。バイメタル15は、開口側が前記開口部12を向くようにボルト16によって固定されている。詳述すると、バイメタル15には、一対の係合端子15a,15aがソケット本体11の軸線方向に沿って折曲形成されている。各係合端子15a,15aは、前記シガーライター2のノブ50が押圧された際に前記電熱ヒータ82の側部に係合することにより、電熱ヒータ82を通電状態に切り替えて発熱させる。また、各係合端子15a,15aは、電熱ヒータ82が所定の温度に達すると図1に矢印Zで示す外側方向に変形する。電熱ヒータ82は、係合端子15a,15aが互いに外側に変形することで、前記電熱ヒータ82の側部への係合が解除される。電熱ヒータ82の側部への係合が解除されると、シガーライター2のノブ50及び内側ボディ71は、前記スプリング81の弾性力により図1に矢印Yで示す復帰方向に移動して、前記外側ボディ61の開口部分から突出する。このとき、外側ボディ61の窪み部64がソケットボディ10の係止片21の弾性復帰力により係合されているため、スプリング81の付勢力により内側ボディ71及びノブ50が勢いよく飛び出したとしても、シガーライター2がソケットボディ10から外れることが抑制されている。この状態において、シガーライター2をソケットボディ10から抜き取って、例えばタバコに点火することができる。
<照明機構30>
図1及び図4に示すように、照明手段としての照明機構30は、前記ソケットボディ10の外周側に配設されており、照明リング31、光源41及び光源支持部42を備えている。
照明リング31は、第1照明リング32と、この第1照明リング32の外側に設けられ、且つ不透明な合成樹脂により形成された第2照明リング35とを備えている。第1照明リング32は、透明な合成樹脂により形成され、且つ両端が開口した筒状に形成されており、少なくともソケットボディ10の係止片21の外周側を覆うように配置されている。
第1照明リング32は、円筒形状に形成されており、この内周面には一対の凹部33,33が凹設されている。第1照明リング32の内周面は、前記凹部33以外がソケットボディ10の外側ボディ61と接触するようになっている。また、凹部33、33は、係止片21,21の先端(正確にはボディ爪23)と対向するように形成されている。凹部33の内底面と係止片21との間には隙間34が形成され、この隙間34により前記シガーライター2をソケットボディ10に挿入する際、係止片21の図1に矢印Zで示す外側方向への弾性変形が許容される。ただし、前記係止片21が凹部33の内底面に当接することにより、係止片21の弾性限度を越える変形が規制される程度に同凹部33の深さ(隙間34)が設定されている。即ち、係止片21の弾性限度を越す前に、同係止片21の第2ボディ爪25の先端が第1照明リング32の凹部33に当接する。このようにして、係止片21は、弾性限度以上に変形しないようになっている。なお、第1照明リング32は、規制部材及びリング部材を構成する。
図4に示すように、第2照明リング35の先端縁には、コ字状に形成された前記光源支持部42が突設されている。また、光源支持部42の開口端部は、第2照明リング35の内周面に対して面一となっており、同光源支持部42は第2照明リング35の側方に突出している。光源支持部42内には、前記光源41(本実施形態においてはダイオード)が配設されている。また、第2照明リング35の先端縁には、円弧部37が延出されている。即ち、光源支持部42内に配設された光源41が発光すると、その光は円弧部37に入射し、その入射した光は第1照明リング32の内部を伝播して第1照明リング32の外端部から出射する。出射した光は、インストルメントパネルP側の表面においてシガーライター2の周囲を囲むように発光するようになっている。即ち、夜間、トンネルなどの走行中において、運転者によって容易にシガーライター2の位置及び、ソケットボディ10の位置が視認できるようになっている。
<電装品プラグ3>
車両用電源ソケット1には、シガーライター2に代えて、図5に示されるような電力取り出し用の電装品プラグ3が装着される。電装品プラグ3は、主に市販(後付け)のカーナビゲーションシステム、携帯電話の充電等の電装品(図示略)から引き出されたコード(電線)の先端に設けられている。電装品は、前記電装品プラグ3をソケットボディ10に接続した状態で車両のバッテリ電源からの電力を受け取ることができる。
電装品プラグ3は、円筒形状に形成されたプラグ本体90と、プラグ本体90に突出するとともに外方に付勢されて出没可能なマイナス端子91とを備えている。
プラグ本体90は、絶縁性を有する樹脂材などに形成されたグリップ部92と、グリップ部92の先端中央に設けられ、且つ先端に向かって先細の導電性を有する金属により形成されたプラス端子93とを備えている。プラス端子93は、電装品プラグ3をソケットボディ10に装着した状態において、ソケット本体11の内底面14と接触可能となっている。マイナス端子91は、前記プラグ本体90の側壁に2ヶ所設けられており、電装品プラグ3をソケットボディ10に装着した状態において、ソケット本体11の内周面と接触可能となっている。この状態において、マイナス端子91は、ソケット本体11の内周面を外方に常に付勢している。即ち、マイナス端子91が前記ソケット本体11の内周面に接触し、且つプラス端子93がソケット本体11の内底面14に接触することにより通電状態となり、車両のバッテリから電装品プラグ3を介して電力が前記車載装置に供給されるようになっている。
(実施形態の作用)
次に、上記車両用電源ソケット1の動作について説明する。
<シガーライター2をソケットボディ10に装着する場合>
車両用電源ソケット1に何も挿入されていない状態において、ソケットボディ10の係止片21は、基端部22が図1に矢印Xで示す押圧方向及び矢印Yで示す復帰方向に対して平行を成した状態で維持されている。この状態において、シガーライター2をソケットボディ10に挿入する。すると、図2に示すように、シガーライター2の外側ボディ61がソケット本体11の内周面を摺動して徐々に図2に矢印Xで示す押圧方向に挿入される。その際、ライター本体51の第2外側ボディ63は、係止片21の屈曲部26を外側に付勢しながら図2の矢印Xで示す押圧方向へ移動する。このとき、係止片21は弾性変形し、係止片21の先端は、図2に矢印Zで示す外側方向に移動する。この係止片21の弾性変形は、最大でも第1照明リング32の凹部33との隙間34分となっており、同係止片21が弾性限度を越えることはない。このため、係止片21の塑性変形が抑制される。
図1に示すように、シガーライター2を図1に矢印Xで示す押圧方向にさらに挿入して、ライター本体51の窪み部64が係止片21の屈曲部26に到達すると、係止片21の屈曲部26が同窪み部64に沿って元の状態に弾性復帰する。これにより、ライター本体51は、係止片21によって係止され、シガーライター2の第2外側ボディ63の図1に矢印Yで示す復帰方向への移動が規制される。
次に、タバコに点火したい場合、車両用電源ソケット1にシガーライター2が装着された状態で操作者はライター本体51のノブ50をスプリング81の付勢力に抗して押圧する。そして、図3に示すように、内側ボディ71の先端に設けられた電熱ヒータ82がソケットボディ10のバイメタル15によって係止される。これによりライター本体51は、電熱ヒータ82とバイメタル15とが電気的に接続した状態で保持され、電熱ヒータ82に電流が流れ、同電熱ヒータ82が昇温する。そして、電熱ヒータ82が前記所定の温度に達すると、バイメタル15の係合端子15a,15aがそれぞれ図3に矢印Zで示す外側方向に変形する。これに伴い、前記電熱ヒータ82とバイメタル15との係合が解除され、ライター本体51の内側ボディ71が、スプリング81の付勢力により外側ボディ61の開口部12から突出して、図1に示す通常位置に復帰する。このとき、外側ボディ61の窪み部64がソケットボディ10の係止片21により係合されている。このため、スプリング81の付勢力により内側ボディ71及びノブ50が勢いよく飛び出したとしても、シガーライター2がソケットボディ10から外れることが抑制されている。
<電装品プラグ3をソケットボディ10に装着する場合>
車両用電源ソケット1に電装品プラグ3を装着する場合には、図5に示すように、まずグリップ部92を把持して電装品プラグ3をソケットボディ10に挿入する。すると、電装品プラグ3のマイナス端子91がプラグ本体90の内側方向へ弾性変形する。そして、図5に矢印Xで示す押圧方向に電装品プラグ3を移動させると、マイナス端子91は、ソケット本体11の内周面を同図に矢印Zで示す外側方向に付勢した状態で同ソケット本体11の内周面を摺動する。このとき、ソケット本体11の係止片21は、弾性復帰力によりプラグ本体90の外周面を支持している。そしてさらに、電装品プラグ3を前記押圧方向に移動させると、電装品プラグ3のプラス端子93がソケット本体11の内底面14に当接する。この状態において、電装品プラグ3は通電状態となり、車両のバッテリからの電力が車載装置に供給される。
また、電装品プラグ3をソケットボディ10に装着する際、電装品プラグ3のマイナス端子91がちょうど前記ソケット本体11の係止片21と接触する場合がある。このとき、係止片21には、図5に矢印Zで示す外側方向へ強い付勢力がかかる。その結果、係止片21は、前記外側方向へ大きく弾性変形しようとするが、その変形は、係止片21の先端が第1照明リング32の凹部33に当接することで規制される。このため、車載装置を使用している間、係止片21が弾性変形した状態であっても、係止片21は弾性限度を越えない。このため、確実に係止片21の塑性変形が抑制されるようになっている。よって、電装品プラグ3を外して、シガーライター2を車両用電源ソケット1に挿入した場合においても、確実に係止片21によってシガーライター2を通常位置において支持することができる。
(実施形態の効果)
従って、上記実施形態の車両用電源ソケット1によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ソケットボディ10に電装品プラグ3を挿入した際、係止片21はソケットボディ10の外側方向に弾性変形するものの、その係止片21の弾性限度を越える変形については、係止片21と対向する位置に配設された第1照明リング32の凹部33に当接することによって規制される。従って、電装品プラグ3をソケットボディ10に装着した際にシガーライター2を係合保持するための係止片21の弾性変形が抑制され、電装品プラグ3の使用後にソケットボディ10にシガーライター2を再度装着した際の係合力を保持することができる。
(2)第1照明リング32の凹部33は、円筒形状に形成された照明リング31に設けられている。このため、照明リング31をソケットボディ10に外嵌するだけで、容易に隙間34を形成することができる。その結果、係止片21の塑性変形を抑制することができる。
(3)凹部33が第1照明リング32に形成されている。このため、照明機構30を備えた車両用電源ソケット1において、部品点数を増やすことなく、係止片21の塑性変形を抑制することができる。
(別の実施形態)
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、規制部材としての第1照明リング32を円筒形状に設けたが、規制部材は円筒形状に限らない。例えば、係止片21の外側に対向する部位にのみ、規制部材を設けてもよい。このような構成にした場合においても、上記(1)及び(2)の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、規制部材として第1照明リング32を用いたが、次のようにしてもよい。即ち、上記照明機構30を備えていない円筒形状の規制部材をソケットボディ10に外嵌してもよい。このような構成にした場合においても、上記(1)の効果を得ることができる。
・第1照明リング32と第2照明リング35とを一体に形成してもよい。
(付記)
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)請求項2又は請求項3に記載の車両用電源ソケットにおいて、前記規制部材の内周面には、凹部が形成されており、該凹部と係止片とが対向するように配設されていることを特徴とする車両用電源ソケット。このような構成にした場合、規制部材の内周面の凹部によって形成された隙間分だけ係止片の弾性変形が許容される。このため、係止片の塑性変形が抑制される。
(ロ)技術的思想(イ)に記載の車両用電源ソケットにおいて、前記凹部は、前記規制部材における少なくとも前記係止片の先端部に対応する部位に形成されていることを特徴とする車両用電源ソケット。このような構成にした場合、シガーライターもしくは電装品プラグをソケットボディに挿入する際、係止片の弾性変形を容易に許容することができる。このため、スムーズに前記シガーライター及び電装品プラグを車両用電源ソケットに装着することができる。
本実施形態の車両用電源ソケットの通常位置を示す断面図。 シガーライターを挿入するときの車両用電源ソケットを示す断面図。 同シガーライターを押圧したときの車両用電源ソケットを示す断面図。 光源機構を示す斜視図。 電装品プラグを挿入したときの車両用電源ソケットを示す断面図。
符号の説明
1…車両用電源ソケット、2…シガーライター、3…電装品プラグ、10…ソケットボディ、12…開口部、21…係止片、30…照明機構(照明手段)、32…第1照明リング(規制部材及びリング部材)、41…光源。

Claims (3)

  1. 開口部を有する円筒形状に形成されたソケットボディの側壁には、前記開口部から挿入されるシガーライターによって外方へ弾性変形する係止片が形成され、当該係止片が弾性復帰して前記シガーライターの係合部に係合することによりシガーライターを前記ソケットボディ内の所定の位置に係合保持するとともに、後付けの電装品に対して車両の電力を供給可能とする電装品プラグが装着される車両用電源ソケットであって、
    シガーライター又は電装品プラグのソケットボディへの挿入に伴って外側方向へ弾性変形する係止片が、弾性限度を越える前に当接する規制部材をソケットボディの外部において同係止片に対向するように設けたことを特徴とする車両用電源ソケット。
  2. 請求項1に記載の車両用電源ソケットにおいて、
    前記規制部材を円筒形状に形成し、前記ソケットボディの外側に装着するようにしたことを特徴とする車両用電源ソケット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用電源ソケットにおいて、
    前記ソケットボディには当該ソケットボディの開口部の周囲を照明する照明手段が設けられ、
    前記照明手段は、
    前記ソケットボディの近傍に配置された光源と、
    前記ソケットボディに外嵌され、前記光源からの光をソケットボディの開口部側へ誘導する円筒形状のリング部材とを備えており、
    前記規制部材は、前記リング部材であることを特徴とする車両用電源ソケット。
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