JP2004036995A - 車両用シガーライター - Google Patents
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Abstract
【課題】所定時間内にヒューズを遮断させることができる車両用シガーライターを提供する。
【解決手段】車両用シガーライター11は、バイメタル19を備えるソケットボディ12と電熱ヒータ15を備えるライター本体13とからなっている。バイメタル19には、電熱ヒータ15の過熱時に変形することにより、電流を車両側に流してヒューズを遮断させるショート端子22が形成されている。バイメタル19には通電保持端子23が設けられている。通電保持端子23は、電熱ヒータ15の過熱時において電熱ヒータ15に接触した状態を維持する。
【選択図】 図1
【解決手段】車両用シガーライター11は、バイメタル19を備えるソケットボディ12と電熱ヒータ15を備えるライター本体13とからなっている。バイメタル19には、電熱ヒータ15の過熱時に変形することにより、電流を車両側に流してヒューズを遮断させるショート端子22が形成されている。バイメタル19には通電保持端子23が設けられている。通電保持端子23は、電熱ヒータ15の過熱時において電熱ヒータ15に接触した状態を維持する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両に用いられる車両用シガーライターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の車両用シガーライターでは、ライター本体が挿脱されるソケットボディを備えている。ソケットボディの内端部には、そこにライター本体が挿入されたときに係合するバイメタルが設けられている。
【0003】
この車両用シガーライターを使用するには、まずライター本体のノブを押圧し、ソケットボディ内に設けられたスプリングを圧縮させるとともに、ライター本体の電熱ヒータをバイメタルに係合させる。このとき、電熱ヒータが通電状態に切り替えられて発熱し、電熱ヒータが昇温することに応じてバイメタルがソケットボディの径方向外側に開くように変形する。その結果、電熱ヒータとバイメタルとの係合が解除されるとともに、ノブがスプリングのバネ力によりソケットボディの開口部分から突出する。よって、ライター本体をソケットボディから抜き取って使用することができる。
【0004】
また、バイメタルには、何らかの異常でバイメタルが作動しないときに変形することにより、バイメタルから電熱ヒータに流れていた電流を車両側に流してヒューズを遮断させるショート端子が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ライター本体のノブに膝が当たる等して、ライター本体が押されたままになることがある。この状態において、車両のヒューズを所定時間内(例えば60秒以内)に遮断することにより、電熱ヒータの通電を遮断しなければならないという規格がある。しかし、ライター本体が押圧されたままの状態では、電熱ヒータが一定の温度に達すると、電熱ヒータからバイメタルが離間することによって電熱ヒータへの通電が遮断され、しばらくすると、バイメタルの温度が下がって変形前の状態に戻り、電熱ヒータが再び通電される。すなわち、ライター本体が押圧されたままの状態では、バイメタルは電熱ヒータに対して接離を繰り返すこととなる。その結果、ショート端子を十分に変形させることができないため、所定時間内にヒューズを遮断させることができない可能性がある。
【0006】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、所定時間内にヒューズを遮断させることができる車両用シガーライターを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一端が開口され、内端部にバイメタルが設けられたソケットボディと、前記バイメタルに係合して通電状態に切り替えられたときに発熱する電熱ヒータを備えるライター本体とを備え、前記バイメタルに、前記電熱ヒータの過熱時に変形することにより、前記バイメタルから前記電熱ヒータに流れていた電流を車両側に流して前記車両に設けられたヒューズを遮断させるショート端子を形成した車両用シガーライターにおいて、前記電熱ヒータの過熱時において同電熱ヒータに接触した状態を維持する通電保持端子を設けたことを要旨とする。
【0008】
請求項1及び請求項4に記載の発明においては、通電保持端子は、電熱ヒータの過熱時において、ヒューズが遮断される前にバイメタルが変形しても電熱ヒータに接触した状態を維持するため、電熱ヒータの通電状態を維持することができる。これにより、バイメタルが変形前の状態に戻るのが防止されるため、ショート端子も変形前の状態に戻るのが防止される。したがって、所定時間内にヒューズを遮断させることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記通電保持端子を、前記バイメタルにおいて前記ソケットボディの中心軸線に向けて折曲形成するとともに、前記電熱ヒータの昇温に伴い前記ソケットボディの径方向外側に開くように設定したことを要旨とする。
【0010】
本発明においては、通電保持端子はバイメタルに折曲形成されているため、通電保持端子はバイメタルと一体である。よって、車両用シガーライターの製造時において、通電保持端子をバイメタルと別々に製造しなくてもよい。したがって、車両用シガーライターの製造コストを上昇させることなく、通電保持端子を車両用シガーライターに設けることができる。
【0011】
また、通電保持端子はソケットボディの中心軸線に向けて折曲形成されている。そのため、通電保持端子の先端部は、通電保持端子がソケットボディの径方向外側に開くのに伴い、ライター本体がソケットボディの開口部分から突出する方向に電熱ヒータを押圧する。すなわち、電熱ヒータは、従来からあるライター本体をソケットボディの開口部分から突出させる力に加え、通電保持端子が変形するときに生じる変形力によっても押圧される。よって、電熱ヒータとバイメタルとの係合が解除されたときに、ライター本体をソケットボディの開口部分から素早く突出させることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記電熱ヒータに係合する係合端子は前記バイメタルに複数折曲形成され、前記通電保持端子は前記各係合端子のいずれか一つによって形成されていることを要旨とする。
【0013】
本発明においては、通電保持端子は係合端子によって形成されているため、従来のバイメタルを形成するのに用いられる部材と同じ部材を用いてバイメタルを形成することができる。よって、車両用シガーライターの製造コストをより一層低減できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記通電保持端子は、前記バイメタルとは別体に設けられていることを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した車両用シガーライターの第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0016】
図1に示すように、車両用シガーライター11は一端が開口されたソケットボディ12を備えており、ソケットボディ12にはライター本体13が挿脱されるようになっている。ライター本体13は、手で把持するためのノブ14と、ライター本体13の先端部から出没可能な電熱ヒータ15と、ノブ14を押圧する方向とは反対方向にノブ14及び電熱ヒータ15を付勢するスプリング16とを備えている。
【0017】
図1,図2に示すように、ソケットボディ12は外側ケース17内に収容されており、この外側ケース17によってソケットボディ12全体が覆われている。外側ケース17は、ソケットボディ12よりも径が大きい有底円筒状に形成されている。また、ソケットボディ12は、有底円筒状に形成され、その内端部には受け台18を介して凹状形成されたバイメタル19が取付ネジ20によって固定されている。
【0018】
図1〜図3に示すように、バイメタル19には、一対の係合端子21がソケットボディ12の軸線方向に沿って折曲形成されている。各係合端子21は、それらの内側面が互いに向かい合うように配置されている。各係合端子21の係合部21aは、ライター本体13のノブ14が押圧された際に前記電熱ヒータ15の側部に係合することにより、電熱ヒータ15を通電状態に切り替えて発熱させるようになっている。そして、各係合端子21は、電熱ヒータ15の昇温に伴いその係合を解除する方向に変形する。すなわち、電熱ヒータ15との係合が解除されると、ソケットボディ12の径方向外側に各係合端子21が互いに開く。その結果、前記ノブ14が前記スプリング16のバネ力により前記外側ケース17の開口部分から突出する。よって、ライター本体13をソケットボディ12から抜き取って使用することができる。
【0019】
バイメタル19には、ショート端子22がソケットボディ12の軸線方向に沿って折曲形成されている。ショート端子22は各係合端子21と同一方向に延出されている(図4に図示)。ショート端子22は、電熱ヒータ15の昇温に伴い前記ソケットボディの径方向外側に開くように変形して、ショート端子22の外側面をソケットボディ12の内側面に接触させるようになっている。このとき、ショート端子22は、バイメタル19から電熱ヒータ15に流れていた電流を車両側に流して、車両のヒューズを遮断させる。
【0020】
図1〜図3に示すように、バイメタル19には、通電保持端子23がソケットボディ12の軸線方向に沿って折曲形成されている。通電保持端子23は、各係合端子21及びショート端子22と同一方向に延出されている。さらに、通電保持端子23の先端部23aは、ソケットボディ12の中心軸線C1に向けて折曲形成されている。そのため、通電保持端子23は断面略L字状をなしている。また、通電保持端子23は、その先端縁がショート端子22の内側面と向かい合うように配置されている。通電保持端子23とショート端子22とを結ぶ仮想線は、各係合端子21同士を結ぶ仮想線に対して直交している。ゆえに、図2に示されるようにバイメタル19は略十字状をなしている。
【0021】
この通電保持端子23は、電熱ヒータ15の昇温に伴いソケットボディ12の径方向外側に開くように設定されている。図5に示すように、通電保持端子23の接触面23bは、電熱ヒータ15の過熱時において、車両のヒューズが遮断される前にバイメタル19が変形しても、電熱ヒータ15の先端面に接触した状態を維持するようになっている。よって、電熱ヒータ15の通電状態が維持されて、バイメタル19が変型前の状態に戻るのが防止されるため、ショート端子22も変形前の状態に戻るのが防止される。したがって、所定時間内にヒューズを遮断させることができる。
【0022】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)通電保持端子23はバイメタル19に折曲形成されているため、通電保持端子23はバイメタル19と一体である。よって、車両用シガーライター11の製造時において、通電保持端子23をバイメタル19と別々に製造しなくてもよい。したがって、車両用シガーライター11の製造コストを上昇させることなく、車両のヒューズを所定時間内に遮断させるのに用いられる通電保持端子23を車両用シガーライター11に設けることができる。
【0023】
また、通電保持端子23はソケットボディ12の中心軸線C1に向けて折曲形成されている。そのため、通電保持端子23の先端部23aは、通電保持端子23がソケットボディ12の径方向外側に開くのに伴い、ノブ14が外側ケース17の開口部分から突出する方向に電熱ヒータ15の先端面を押圧する。すなわち、電熱ヒータ15は、ノブ14を外側ケース17の開口部分から突出させるスプリング16のバネ力に加え、通電保持端子23が変形するときに生じる変形力によっても押圧される。よって、電熱ヒータ15とバイメタル19との係合が解除されたときに、ライター本体13をソケットボディ12の開口部分から素早く突出させることができる。
【0024】
(2)バイメタル19に電熱ヒータ15に係合する一対の係合端子21が折曲形成され、各係合端子21がそれらの内側面が互いに向かい合うように配置されている。よって、係合端子21が一つだけしか形成されていない場合に比べて、係合端子21と電熱ヒータ15との接触抵抗が大きくなるため、係合端子21による電熱ヒータ15の係合状態を安定させることができる。
【0025】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した車両用シガーライターの第2実施形態を図6,図7に従って説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同様の部分については、その詳細な説明を省略する。
【0026】
図6,図7に示すように、通電保持端子23は、一方の係合端子21の先端部分をソケットボディ12の中心軸線C1に向けて折り曲げることによって形成されている。換言すると、通電保持端子23は、一方の係合端子21の先端部分を他方の係合端子21側に折り曲げることによって形成されている。ゆえに、通電保持端子23は、その先端縁が係合端子21の内側面と向かい合うように配置されている。通電保持端子23と係合端子21とを結ぶ仮想線は、ショート端子22と中心軸線C1とを結ぶ仮想線に対して直交している。ゆえに、バイメタル19は図6から見て略T字状をなしている。
【0027】
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(3)通電保持端子23は係合端子21を折り曲げることによって形成されているため、従来のバイメタルを形成するのに用いられる部材と同じ部材を用いてバイメタル19を形成することができる。よって、車両用シガーライター11の製造コストをより一層低減できる。
【0028】
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した車両用シガーライターの第3実施形態を図8に従って説明する。なお、第3実施形態において第1実施形態と同様の部分については、その詳細な説明を省略する。
【0029】
図8に示すように、バイメタル19には、一対の通電保持端子23がソケットボディ12の軸線方向に沿って折曲形成されている。各通電保持端子23は、それらの先端部23aの先端縁が互いに向かい合うように配置されている。
【0030】
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(4)各先端部23aの先端縁同士が互いに向かい合うように各通電保持端子23が配置されている。すなわち、両通電保持端子23は、ライター本体13を押圧したときに電熱ヒータ15が同時に接触するように設定されている。よって、ライター本体13を押圧する力は電熱ヒータ15を介して各通電保持端子23に均等に分散される。このとき、電熱ヒータ15は各通電保持端子23それぞれに接触しているため、一方の通電保持端子23が電熱ヒータ15から離間した場合でも、他方の通電保持端子23が電熱ヒータ15に接触する。よって、電熱ヒータ15の通電状態を安定させることができる。ゆえに、車両のヒューズの遮断がより一層確実になる。
【0031】
(5)バイメタル19には、一対の通電保持端子23がソケットボディ12の中心軸線C1に向けて折曲形成されている。そのため、電熱ヒータ15は、スプリング16のバネ力に加え、2つの通電保持端子23が変形するときに生じる変形力によっても押圧される。よって、電熱ヒータ15とバイメタル19との係合が解除されたときに、ライター本体13をソケットボディ12の開口部分からより素早く突出させることができる。
【0032】
なお、前記各実施形態を以下のように変更してもよい。
・前記各実施形態において、温度が上昇しても殆ど変形しない金属によって通電保持端子23を形成し、その通電保持端子23をバイメタル19とは別体に設けてもよい。そして、通電保持端子23を、ヒューズが遮断される前にバイメタル19が変形しても電熱ヒータ15に接触し続けるように設定してもよい。このように構成しても、電熱ヒータ15の通電状態を維持することができるため、ショート端子22が変型前の状態に戻るのが防止され、所定時間内にヒューズが遮断される。
【0033】
・前記各実施形態において、通電保持端子23を、断面略L字状以外の他の形状をなすように形成してもよい。例えば、先端縁を中心軸線C1に向けて通電保持端子23を折曲形成するとともに、通電保持端子23を一直線上をなすように形成してもよい。
【0034】
・前記第3実施形態において、各通電保持端子23の先端部23aは、それらの先端縁同士が互いに向かい合っていなくてもよい。
次に、上記実施形態及び他の実施形態によって把握される技術的思想を以下に記載する。
【0035】
(1)請求項1または請求項2において、前記バイメタルに一対の前記通電保持端子を折曲形成し、前記各通電保持端子をそれらの先端が互いに向かい合うように配置したことを特徴とする車両用シガーライター。よって、技術的思想(1)によれば、電熱ヒータの通電状態を安定させることができる。
【0036】
(2)請求項1,2、技術的思想(1)において、前記バイメタルに前記電熱ヒータに係合する一対の係合端子を折曲形成し、前記各係合端子をそれらの内側面が互いに向かい合うように配置したことを特徴とする車両用シガーライター。よって、技術的思想(2)によれば、係合端子による電熱ヒータの係合状態を安定させることができる。
【0037】
(3)請求項1〜3、技術的思想(1),(2)において、前記通電保持端子は断面略L字状をなしていることを特徴とする車両用シガーライター。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、所定時間内にヒューズを遮断させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における車両用シガーライターの断面図。
【図2】図1のA−A線における断面図。
【図3】バイメタルを示す斜視図。
【図4】車両用シガーライターの動作を示す断面図。
【図5】車両用シガーライターの動作を示す断面図。
【図6】第2実施形態における車両用シガーライターの断面図。
【図7】バイメタルを示す斜視図。
【図8】第3実施形態における車両用シガーライターの断面図。
【符号の説明】
11…車両用シガーライター、12…ソケットボディ、13…ライター本体、15…電熱ヒータ、19…バイメタル、21…係合端子、22…ショート端子、23…通電保持端子、C1…中心軸線。
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両に用いられる車両用シガーライターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の車両用シガーライターでは、ライター本体が挿脱されるソケットボディを備えている。ソケットボディの内端部には、そこにライター本体が挿入されたときに係合するバイメタルが設けられている。
【0003】
この車両用シガーライターを使用するには、まずライター本体のノブを押圧し、ソケットボディ内に設けられたスプリングを圧縮させるとともに、ライター本体の電熱ヒータをバイメタルに係合させる。このとき、電熱ヒータが通電状態に切り替えられて発熱し、電熱ヒータが昇温することに応じてバイメタルがソケットボディの径方向外側に開くように変形する。その結果、電熱ヒータとバイメタルとの係合が解除されるとともに、ノブがスプリングのバネ力によりソケットボディの開口部分から突出する。よって、ライター本体をソケットボディから抜き取って使用することができる。
【0004】
また、バイメタルには、何らかの異常でバイメタルが作動しないときに変形することにより、バイメタルから電熱ヒータに流れていた電流を車両側に流してヒューズを遮断させるショート端子が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ライター本体のノブに膝が当たる等して、ライター本体が押されたままになることがある。この状態において、車両のヒューズを所定時間内(例えば60秒以内)に遮断することにより、電熱ヒータの通電を遮断しなければならないという規格がある。しかし、ライター本体が押圧されたままの状態では、電熱ヒータが一定の温度に達すると、電熱ヒータからバイメタルが離間することによって電熱ヒータへの通電が遮断され、しばらくすると、バイメタルの温度が下がって変形前の状態に戻り、電熱ヒータが再び通電される。すなわち、ライター本体が押圧されたままの状態では、バイメタルは電熱ヒータに対して接離を繰り返すこととなる。その結果、ショート端子を十分に変形させることができないため、所定時間内にヒューズを遮断させることができない可能性がある。
【0006】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、所定時間内にヒューズを遮断させることができる車両用シガーライターを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一端が開口され、内端部にバイメタルが設けられたソケットボディと、前記バイメタルに係合して通電状態に切り替えられたときに発熱する電熱ヒータを備えるライター本体とを備え、前記バイメタルに、前記電熱ヒータの過熱時に変形することにより、前記バイメタルから前記電熱ヒータに流れていた電流を車両側に流して前記車両に設けられたヒューズを遮断させるショート端子を形成した車両用シガーライターにおいて、前記電熱ヒータの過熱時において同電熱ヒータに接触した状態を維持する通電保持端子を設けたことを要旨とする。
【0008】
請求項1及び請求項4に記載の発明においては、通電保持端子は、電熱ヒータの過熱時において、ヒューズが遮断される前にバイメタルが変形しても電熱ヒータに接触した状態を維持するため、電熱ヒータの通電状態を維持することができる。これにより、バイメタルが変形前の状態に戻るのが防止されるため、ショート端子も変形前の状態に戻るのが防止される。したがって、所定時間内にヒューズを遮断させることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記通電保持端子を、前記バイメタルにおいて前記ソケットボディの中心軸線に向けて折曲形成するとともに、前記電熱ヒータの昇温に伴い前記ソケットボディの径方向外側に開くように設定したことを要旨とする。
【0010】
本発明においては、通電保持端子はバイメタルに折曲形成されているため、通電保持端子はバイメタルと一体である。よって、車両用シガーライターの製造時において、通電保持端子をバイメタルと別々に製造しなくてもよい。したがって、車両用シガーライターの製造コストを上昇させることなく、通電保持端子を車両用シガーライターに設けることができる。
【0011】
また、通電保持端子はソケットボディの中心軸線に向けて折曲形成されている。そのため、通電保持端子の先端部は、通電保持端子がソケットボディの径方向外側に開くのに伴い、ライター本体がソケットボディの開口部分から突出する方向に電熱ヒータを押圧する。すなわち、電熱ヒータは、従来からあるライター本体をソケットボディの開口部分から突出させる力に加え、通電保持端子が変形するときに生じる変形力によっても押圧される。よって、電熱ヒータとバイメタルとの係合が解除されたときに、ライター本体をソケットボディの開口部分から素早く突出させることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記電熱ヒータに係合する係合端子は前記バイメタルに複数折曲形成され、前記通電保持端子は前記各係合端子のいずれか一つによって形成されていることを要旨とする。
【0013】
本発明においては、通電保持端子は係合端子によって形成されているため、従来のバイメタルを形成するのに用いられる部材と同じ部材を用いてバイメタルを形成することができる。よって、車両用シガーライターの製造コストをより一層低減できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記通電保持端子は、前記バイメタルとは別体に設けられていることを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した車両用シガーライターの第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0016】
図1に示すように、車両用シガーライター11は一端が開口されたソケットボディ12を備えており、ソケットボディ12にはライター本体13が挿脱されるようになっている。ライター本体13は、手で把持するためのノブ14と、ライター本体13の先端部から出没可能な電熱ヒータ15と、ノブ14を押圧する方向とは反対方向にノブ14及び電熱ヒータ15を付勢するスプリング16とを備えている。
【0017】
図1,図2に示すように、ソケットボディ12は外側ケース17内に収容されており、この外側ケース17によってソケットボディ12全体が覆われている。外側ケース17は、ソケットボディ12よりも径が大きい有底円筒状に形成されている。また、ソケットボディ12は、有底円筒状に形成され、その内端部には受け台18を介して凹状形成されたバイメタル19が取付ネジ20によって固定されている。
【0018】
図1〜図3に示すように、バイメタル19には、一対の係合端子21がソケットボディ12の軸線方向に沿って折曲形成されている。各係合端子21は、それらの内側面が互いに向かい合うように配置されている。各係合端子21の係合部21aは、ライター本体13のノブ14が押圧された際に前記電熱ヒータ15の側部に係合することにより、電熱ヒータ15を通電状態に切り替えて発熱させるようになっている。そして、各係合端子21は、電熱ヒータ15の昇温に伴いその係合を解除する方向に変形する。すなわち、電熱ヒータ15との係合が解除されると、ソケットボディ12の径方向外側に各係合端子21が互いに開く。その結果、前記ノブ14が前記スプリング16のバネ力により前記外側ケース17の開口部分から突出する。よって、ライター本体13をソケットボディ12から抜き取って使用することができる。
【0019】
バイメタル19には、ショート端子22がソケットボディ12の軸線方向に沿って折曲形成されている。ショート端子22は各係合端子21と同一方向に延出されている(図4に図示)。ショート端子22は、電熱ヒータ15の昇温に伴い前記ソケットボディの径方向外側に開くように変形して、ショート端子22の外側面をソケットボディ12の内側面に接触させるようになっている。このとき、ショート端子22は、バイメタル19から電熱ヒータ15に流れていた電流を車両側に流して、車両のヒューズを遮断させる。
【0020】
図1〜図3に示すように、バイメタル19には、通電保持端子23がソケットボディ12の軸線方向に沿って折曲形成されている。通電保持端子23は、各係合端子21及びショート端子22と同一方向に延出されている。さらに、通電保持端子23の先端部23aは、ソケットボディ12の中心軸線C1に向けて折曲形成されている。そのため、通電保持端子23は断面略L字状をなしている。また、通電保持端子23は、その先端縁がショート端子22の内側面と向かい合うように配置されている。通電保持端子23とショート端子22とを結ぶ仮想線は、各係合端子21同士を結ぶ仮想線に対して直交している。ゆえに、図2に示されるようにバイメタル19は略十字状をなしている。
【0021】
この通電保持端子23は、電熱ヒータ15の昇温に伴いソケットボディ12の径方向外側に開くように設定されている。図5に示すように、通電保持端子23の接触面23bは、電熱ヒータ15の過熱時において、車両のヒューズが遮断される前にバイメタル19が変形しても、電熱ヒータ15の先端面に接触した状態を維持するようになっている。よって、電熱ヒータ15の通電状態が維持されて、バイメタル19が変型前の状態に戻るのが防止されるため、ショート端子22も変形前の状態に戻るのが防止される。したがって、所定時間内にヒューズを遮断させることができる。
【0022】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)通電保持端子23はバイメタル19に折曲形成されているため、通電保持端子23はバイメタル19と一体である。よって、車両用シガーライター11の製造時において、通電保持端子23をバイメタル19と別々に製造しなくてもよい。したがって、車両用シガーライター11の製造コストを上昇させることなく、車両のヒューズを所定時間内に遮断させるのに用いられる通電保持端子23を車両用シガーライター11に設けることができる。
【0023】
また、通電保持端子23はソケットボディ12の中心軸線C1に向けて折曲形成されている。そのため、通電保持端子23の先端部23aは、通電保持端子23がソケットボディ12の径方向外側に開くのに伴い、ノブ14が外側ケース17の開口部分から突出する方向に電熱ヒータ15の先端面を押圧する。すなわち、電熱ヒータ15は、ノブ14を外側ケース17の開口部分から突出させるスプリング16のバネ力に加え、通電保持端子23が変形するときに生じる変形力によっても押圧される。よって、電熱ヒータ15とバイメタル19との係合が解除されたときに、ライター本体13をソケットボディ12の開口部分から素早く突出させることができる。
【0024】
(2)バイメタル19に電熱ヒータ15に係合する一対の係合端子21が折曲形成され、各係合端子21がそれらの内側面が互いに向かい合うように配置されている。よって、係合端子21が一つだけしか形成されていない場合に比べて、係合端子21と電熱ヒータ15との接触抵抗が大きくなるため、係合端子21による電熱ヒータ15の係合状態を安定させることができる。
【0025】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した車両用シガーライターの第2実施形態を図6,図7に従って説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同様の部分については、その詳細な説明を省略する。
【0026】
図6,図7に示すように、通電保持端子23は、一方の係合端子21の先端部分をソケットボディ12の中心軸線C1に向けて折り曲げることによって形成されている。換言すると、通電保持端子23は、一方の係合端子21の先端部分を他方の係合端子21側に折り曲げることによって形成されている。ゆえに、通電保持端子23は、その先端縁が係合端子21の内側面と向かい合うように配置されている。通電保持端子23と係合端子21とを結ぶ仮想線は、ショート端子22と中心軸線C1とを結ぶ仮想線に対して直交している。ゆえに、バイメタル19は図6から見て略T字状をなしている。
【0027】
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(3)通電保持端子23は係合端子21を折り曲げることによって形成されているため、従来のバイメタルを形成するのに用いられる部材と同じ部材を用いてバイメタル19を形成することができる。よって、車両用シガーライター11の製造コストをより一層低減できる。
【0028】
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した車両用シガーライターの第3実施形態を図8に従って説明する。なお、第3実施形態において第1実施形態と同様の部分については、その詳細な説明を省略する。
【0029】
図8に示すように、バイメタル19には、一対の通電保持端子23がソケットボディ12の軸線方向に沿って折曲形成されている。各通電保持端子23は、それらの先端部23aの先端縁が互いに向かい合うように配置されている。
【0030】
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(4)各先端部23aの先端縁同士が互いに向かい合うように各通電保持端子23が配置されている。すなわち、両通電保持端子23は、ライター本体13を押圧したときに電熱ヒータ15が同時に接触するように設定されている。よって、ライター本体13を押圧する力は電熱ヒータ15を介して各通電保持端子23に均等に分散される。このとき、電熱ヒータ15は各通電保持端子23それぞれに接触しているため、一方の通電保持端子23が電熱ヒータ15から離間した場合でも、他方の通電保持端子23が電熱ヒータ15に接触する。よって、電熱ヒータ15の通電状態を安定させることができる。ゆえに、車両のヒューズの遮断がより一層確実になる。
【0031】
(5)バイメタル19には、一対の通電保持端子23がソケットボディ12の中心軸線C1に向けて折曲形成されている。そのため、電熱ヒータ15は、スプリング16のバネ力に加え、2つの通電保持端子23が変形するときに生じる変形力によっても押圧される。よって、電熱ヒータ15とバイメタル19との係合が解除されたときに、ライター本体13をソケットボディ12の開口部分からより素早く突出させることができる。
【0032】
なお、前記各実施形態を以下のように変更してもよい。
・前記各実施形態において、温度が上昇しても殆ど変形しない金属によって通電保持端子23を形成し、その通電保持端子23をバイメタル19とは別体に設けてもよい。そして、通電保持端子23を、ヒューズが遮断される前にバイメタル19が変形しても電熱ヒータ15に接触し続けるように設定してもよい。このように構成しても、電熱ヒータ15の通電状態を維持することができるため、ショート端子22が変型前の状態に戻るのが防止され、所定時間内にヒューズが遮断される。
【0033】
・前記各実施形態において、通電保持端子23を、断面略L字状以外の他の形状をなすように形成してもよい。例えば、先端縁を中心軸線C1に向けて通電保持端子23を折曲形成するとともに、通電保持端子23を一直線上をなすように形成してもよい。
【0034】
・前記第3実施形態において、各通電保持端子23の先端部23aは、それらの先端縁同士が互いに向かい合っていなくてもよい。
次に、上記実施形態及び他の実施形態によって把握される技術的思想を以下に記載する。
【0035】
(1)請求項1または請求項2において、前記バイメタルに一対の前記通電保持端子を折曲形成し、前記各通電保持端子をそれらの先端が互いに向かい合うように配置したことを特徴とする車両用シガーライター。よって、技術的思想(1)によれば、電熱ヒータの通電状態を安定させることができる。
【0036】
(2)請求項1,2、技術的思想(1)において、前記バイメタルに前記電熱ヒータに係合する一対の係合端子を折曲形成し、前記各係合端子をそれらの内側面が互いに向かい合うように配置したことを特徴とする車両用シガーライター。よって、技術的思想(2)によれば、係合端子による電熱ヒータの係合状態を安定させることができる。
【0037】
(3)請求項1〜3、技術的思想(1),(2)において、前記通電保持端子は断面略L字状をなしていることを特徴とする車両用シガーライター。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、所定時間内にヒューズを遮断させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における車両用シガーライターの断面図。
【図2】図1のA−A線における断面図。
【図3】バイメタルを示す斜視図。
【図4】車両用シガーライターの動作を示す断面図。
【図5】車両用シガーライターの動作を示す断面図。
【図6】第2実施形態における車両用シガーライターの断面図。
【図7】バイメタルを示す斜視図。
【図8】第3実施形態における車両用シガーライターの断面図。
【符号の説明】
11…車両用シガーライター、12…ソケットボディ、13…ライター本体、15…電熱ヒータ、19…バイメタル、21…係合端子、22…ショート端子、23…通電保持端子、C1…中心軸線。
Claims (4)
- 一端が開口され、内端部にバイメタルが設けられたソケットボディと、前記バイメタルに係合して通電状態に切り替えられたときに発熱する電熱ヒータを備えるライター本体とを備え、前記バイメタルに、前記電熱ヒータの過熱時に変形することにより、前記バイメタルから前記電熱ヒータに流れていた電流を車両側に流して前記車両に設けられたヒューズを遮断させるショート端子を形成した車両用シガーライターにおいて、
前記電熱ヒータの過熱時において同電熱ヒータに接触した状態を維持する通電保持端子を設けたことを特徴とする車両用シガーライター。 - 前記通電保持端子を、前記バイメタルにおいて前記ソケットボディの中心軸線に向けて折曲形成するとともに、前記電熱ヒータの昇温に伴い前記ソケットボディの径方向外側に開くように設定したことを特徴とする請求項1に記載の車両用シガーライター。
- 前記電熱ヒータに係合する係合端子は前記バイメタルに複数折曲形成され、前記通電保持端子は前記各係合端子のいずれか一つによって形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用シガーライター。
- 前記通電保持端子は、前記バイメタルとは別体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シガーライター。
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