JP2534711Y2 - シガレットライタ - Google Patents

シガレットライタ

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JP2534711Y2
JP2534711Y2 JP5152491U JP5152491U JP2534711Y2 JP 2534711 Y2 JP2534711 Y2 JP 2534711Y2 JP 5152491 U JP5152491 U JP 5152491U JP 5152491 U JP5152491 U JP 5152491U JP 2534711 Y2 JP2534711 Y2 JP 2534711Y2
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JP
Japan
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bimetal
socket
thermal fuse
holder
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JP5152491U
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JPH04134746U (ja
Inventor
芳宏 夏田
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のインストルメ
ントパネル等に配設されて喫煙のために使用されるシガ
レットライタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシガレットライタにおいては、
円筒形のソケット内にライタ本体を挿抜可能に設けると
共に、ソケットの内底部に絶縁材製のバイメタル支持部
材を設け、このバイメタル支持部材にバイメタルを支持
している。この構成では、ソケット内にライタ本体を挿
入した状態で更に押込むと、バイメタルによりライタ本
体の押込み状態が保持されると共に、バイメタルを介し
てライタ本体が通電されて、ライタ本体に内設されたヒ
ータが発熱する。この後、ヒータが赤熱状態になると、
バイメタルがライタ本体の押込み状態の保持を解除する
ことから、ライタ本体がばね力により若干飛出した状態
となり、もってライタ本体が着火可能状態になる。
【0003】また、上記構成では、ソケットの外底部に
温度ヒューズ付きターミナルを設けることにより、バイ
メタルへの通電路に温度ヒューズを介在させている。こ
れによって、ライタ本体が異常加熱した場合や、ソケッ
トを介してカー用品を使用した際にソケット内が異常加
熱した場合等に、温度ヒューズが溶けてバイメタルへの
通電路を遮断するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、異常加熱が発生して温度ヒューズが溶断し
た場合に、シガレットライタを再び使用可能に復旧する
即ち修理するには、ソケットを交換しなければならなか
った。この場合、ソケットを交換するには、インストル
メントパネルを取り外さなければならず、交換作業が非
常に面倒であると共に、交換コストが高いという問題点
があった。
【0005】そこで、本考案の目的は、温度ヒューズが
溶断した場合に、修理作業を簡単に行うことができ、し
かも、修理に要するコストを安くし得るシガレットライ
タを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のシガレットライ
タは、ソケット内にライタ本体を挿抜可能に設け、前記
ソケットの内底部にバイメタルを支持するバイメタル支
持部材を設け、前記バイメタルを介して前記ライタ本体
へ通電するように構成したシガレットライタにおいて、
前記バイメタルへの通電路に設けられる温度ヒューズ
を、前記ソケットの内側から前記バイメタル支持部材に
着脱可能に取付けるように構成したところに特徴を有す
る。
【0007】
【作用】上記手段によれば、温度ヒューズをソケットの
内側からバイメタル支持部材に着脱可能に取付けている
ので、温度ヒューズが溶断した場合、ソケットの内側か
ら溶断した温度ヒューズを取り外した後、新しい温度ヒ
ューズを取付けることができる。従って、インストルメ
ントパネルを取り外す作業が必要な従来構成に比べて、
修理作業を簡単に行うことができる。また、温度ヒュー
ズを交換するだけで、ソケットはそのまま再利用できる
ので、ソケットを交換する従来構成に比べて、修理に要
するコストを安くし得る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図面を参照し
ながら説明する。まず、図2において、自動車のインス
トルメントパネル1には、シガレットライタを取付ける
ための取付孔2が形成されている。この取付孔2内に、
シガレットライタのソケット3が嵌合されている。ソケ
ット3は、ほぼ円筒状をなしており、図示しない保持具
により上記インストルメントパネル1に固定されてい
る。
【0009】ソケット3の内周中間部分には、爪部3a
が周壁部を内周方向に僅かに折曲して形成されている。
ソケット3の内底部には、絶縁材である例えば碍子製の
バイメタル座4が配設されている。バイメタル座4は、
図6に示す形状をなしている。このバイメタル座4の外
周部には凹部4aが形成されており、この凹部4aにソ
ケット3の底部に形成された係合片部3bが係合してい
る。
【0010】上記バイメタル座4の中心部には、矩形凹
部4b及び貫通孔4cが形成されている。この貫通孔4
c内には、ほぼ円筒状のバイメタルホルダ5が貫挿され
ている。このバイメタルホルダ5とバイメタル座4とか
らバイメタル支持部材が構成されている。上記バイメタ
ルホルダ5は、導電性部材である金属製であり、両端部
に抜け止め凸部5a,5bがかしめにより形成されてい
る。バイメタルホルダ5の図2中左端外周には、ほぼコ
字状のバイメタル6が嵌合されており、このバイメタル
6は、バイメタルホルダ5の抜け止め凸部5aとバイメ
タルワッシャ7とにより挟持されている。上記バイメタ
ル6の両先端部には、係合部6a,6aが形成されてい
る。
【0011】また、バイメタルホルダ5の図2中右端外
周には、ターミナル支持用の絶縁部材8が嵌合されてお
り、この絶縁部材8は、バイメタルホルダ5の抜け止め
凸部5bとバイメタル座4とにより挟持されている。絶
縁部材8の外周部には、プラス側ターミナル9及びプラ
ス側コンタクト10がかしめにより固定されている。そ
して、絶縁部材8のバイメタル座4側の外周部には、ア
ース側ターミナル11が嵌合固定されている。
【0012】ここで、バイメタルホルダ5の内周部に
は、ねじ部が形成されている。また、バイメタルホルダ
5内に取付けられる温度ヒューズ12の外周部にも、ね
じ部が形成されている。これにより、バイメタルホルダ
5に温度ヒューズ12が着脱可能に螺挿されている。こ
の温度ヒューズ12について、図4を参照して説明す
る。図4に示すように、ヒューズホルダ13は、一端に
開口部13aを有し且つ他端の底部に貫通孔13bを有
しており、その開口部13aをヒューズキャップ14に
より閉塞している。
【0013】上記ヒューズホルダ13内には、頭部15
aを有するコンタクトピン15が摺動可能に収容されお
り、該コンタクトピン15の先端部15bがバイメタル
ホルダ5の貫通孔13bを挿通して外方へ突出してい
る。コンタクトピン15の頭部15aとヒューズホルダ
13の内底部との間には、コイルばね16が設けられて
いる。このコイルばね16は、コンタクトピン15を図
4中左方へ付勢している。また、コンタクトピン15の
頭部15aとヒューズキャップ14との間には、例えば
低融点合金製の筒状の感温ペレット17が設けられてい
る。
【0014】この場合、バイメタルホルダ5に温度ヒュ
ーズ12が取付けられた状態では、温度ヒューズ12の
コンタクトピン15の先端部15bがプラス側コンタク
ト10に接触するようになっている。尚、ヒューズキャ
ップ14の外面部には、ドライバー(図示しない)を係
合させるための例えばマイナス形の係合溝14aが形成
されている。
【0015】一方、図2に示すように、ソケット3内に
は前面側からライタ本体18が挿抜可能に装着されてい
る。このライタ本体18は、筒状のアッシュガード19
内に本体部20を摺動可能に配設している。本体部20
には、後端にヒータケース21及びヒータ22が設けら
れていると共に、前端に摘み部23が設けられている。
また、アッシュガード19と本体部20との間には、該
本体部20を図2中左方へ付勢するコイルばね24が設
けられている。
【0016】次に、上記構成の作用を図1及び図5も参
照して説明する。摘み部23が図2に示す元位置に位置
する状態から、コイルばね24に孔して押し込むと、図
1に示すように、本体部20のヒータケース21がバイ
メタル6の係合部6aに係合することにより、その押し
込み状態が保持される。この状態では、プラス側ターミ
ナル9、プラス側コンタクト10、温度ヒューズ12、
バイメタルホルダ5、バイメタル6、ヒータケース2
1、ヒータ22、本体部20、アッシュガード19、ソ
ケット3及びアース側ターミナル11を順に介する電気
回路が形成され、もって、ヒータ22が通電される。
【0017】これにより、ヒータ22が発熱して温度が
上昇する。そして、ヒータ22が赤熱してバイメタル6
の温度が所定温度になると、バイメタル6が変形して、
ヒータケース21とバイメタル6との係合が解除され、
本体部20がコイルばね24の付勢力によって元位置へ
復帰する。
【0018】さて、図1に示すヒータ22への通電状態
において、ライタ本体18等が異常加熱すると、温度ヒ
ューズ12の感温ペレット17が溶融して、図5に示す
ように、コイルばね16によりコンタクトピン15が図
5中左方へ付勢されて移動する。この結果、コンタクト
ピン15の先端部15bがプラス側コンタクト10に接
触しなくなり、バイメタル6への通電路が遮断されて、
ヒータ22が断電される。
【0019】この後、シガレットライタを再び使用可能
に修理するには、温度ヒューズ12がソケット3の内側
からバイメタルホルダ5に着脱可能に取付けられている
ので、ソケット3の内側からドライバー等を使って溶断
した温度ヒューズ12を取り外した後、図3に示すよう
に、新しい温度ヒューズ12をドライバー等を使ってバ
イメタルホルダ5に取付けることができる。従って、イ
ンストルメントパネルを取り外すと共にソケットを交換
する作業が必要な従来構成に比べて、修理作業を簡単に
行うことができる。また、温度ヒューズ12を交換する
だけで、ソケット3はそのまま再利用できるので、ソケ
ットを交換しなければならない従来構成に比べて、修理
に要するコストを安くし得る。
【0020】尚、上記実施例では、温度ヒューズ12の
ヒューズキャップ14にマイナス形の係合溝14aを形
成したが、代わりに、プラス形の係合溝を形成しても良
い。また、温度ヒューズ12の感温ペレット17を低融
点合金製としたが、これに代えて、熱可塑性樹脂製とし
ても良い。更に、温度ヒューズ12をバイメタルホルダ
5に螺挿する構成としたが、これに限られるものではな
く、例えば温度ヒューズをバイメタルホルダに圧入する
構成としても良い。この構成の場合、温度ヒューズを取
り外すために、温度ヒューズのヒューズキャップに引き
抜き用治具を引っ掛けるための凹部を形成すれば良い。
【0021】
【考案の効果】本考案は以上の説明から明らかなよう
に、バイメタルへの通電路に設けられる温度ヒューズ
を、ソケットの内側からバイメタル支持部材に着脱可能
に取付ける構成としたので、温度ヒューズが溶断した場
合に、修理作業を簡単に行うことができ、しかも修理に
要するコストを安くし得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の縦断面図
【図2】ライタ本体が元位置にある状態を示す全体の縦
断面図
【図3】ソケット及び温度ヒューズの分解縦断面図
【図4】温度ヒューズの縦断面図
【図5】溶断した温度ヒューズの縦断面図
【図6】バイメタル座の斜視図
【符号の説明】
1はインストルメントパネル、3はソケット、4はバイ
メタル座(バイメタル支持部材)、5はバイメタルホル
ダ(バイメタル支持部材)、6はバイメタル、12は温
度ヒューズ、18はライタ本体、22はヒータを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット内にライタ本体を挿抜可能に設
    け、前記ソケットの内底部にバイメタルを支持するバイ
    メタル支持部材を設け、前記バイメタルを介して前記ラ
    イタ本体へ通電するように構成したシガレットライタに
    おいて、前記バイメタルへの通電路に設けられる温度ヒ
    ューズを、前記ソケットの内側から前記バイメタル支持
    部材に着脱可能に取付けるように構成したことを特徴と
    するシガレットライタ。
JP5152491U 1991-06-07 1991-06-07 シガレットライタ Expired - Lifetime JP2534711Y2 (ja)

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JPH04134746U JPH04134746U (ja) 1992-12-15
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