JPH04134746U - シガレツトライタ - Google Patents

シガレツトライタ

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JPH04134746U
JPH04134746U JP5152491U JP5152491U JPH04134746U JP H04134746 U JPH04134746 U JP H04134746U JP 5152491 U JP5152491 U JP 5152491U JP 5152491 U JP5152491 U JP 5152491U JP H04134746 U JPH04134746 U JP H04134746U
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bimetal
socket
thermal fuse
holder
lighter
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Inventor
芳宏 夏田
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株式会社東海理化電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度ヒューズが溶断した場合に、修理作業を
簡単に行うことができ、しかも、修理に要するコストを
安くする。 【構成】 ソケット3内にライタ本体18を挿抜可能に
設け、ソケット3の内底部にバイメタル6を支持するバ
イメタル支持部材4,5を設け、バイメタル6を介して
ライタ本体18へ通電するように構成したものにおい
て、バイメタル6への通電路に設けられる温度ヒューズ
12を、ソケット3の内側からバイメタル支持部材4,
5に着脱可能に取付けるように構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のインストルメントパネル等に配設されて喫煙のために使用 されるシガレットライタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のシガレットライタにおいては、円筒形のソケット内にライタ本体を挿 抜可能に設けると共に、ソケットの内底部に絶縁材製のバイメタル支持部材を設 け、このバイメタル支持部材にバイメタルを支持している。この構成では、ソケ ット内にライタ本体を挿入した状態で更に押込むと、バイメタルによりライタ本 体の押込み状態が保持されると共に、バイメタルを介してライタ本体が通電され て、ライタ本体に内設されたヒータが発熱する。この後、ヒータが赤熱状態にな ると、バイメタルがライタ本体の押込み状態の保持を解除することから、ライタ 本体がばね力により若干飛出した状態となり、もってライタ本体が着火可能状態 になる。
【0003】 また、上記構成では、ソケットの外底部に温度ヒューズ付きターミナルを設け ることにより、バイメタルへの通電路に温度ヒューズを介在させている。これに よって、ライタ本体が異常加熱した場合や、ソケットを介してカー用品を使用し た際にソケット内が異常加熱した場合等に、温度ヒューズが溶けてバイメタルへ の通電路を遮断するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、異常加熱が発生して温度ヒューズが溶断し た場合に、シガレットライタを再び使用可能に復旧する即ち修理するには、ソケ ットを交換しなければならなかった。この場合、ソケットを交換するには、イン ストルメントパネルを取り外さなければならず、交換作業が非常に面倒であると 共に、交換コストが高いという問題点があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、温度ヒューズが溶断した場合に、修理作業を簡単に 行うことができ、しかも、修理に要するコストを安くし得るシガレットライタを 提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のシガレットライタは、ソケット内にライタ本体を挿抜可能に設け、前 記ソケットの内底部にバイメタルを支持するバイメタル支持部材を設け、前記バ イメタルを介して前記ライタ本体へ通電するように構成したシガレットライタに おいて、前記バイメタルへの通電路に設けられる温度ヒューズを、前記ソケット の内側から前記バイメタル支持部材に着脱可能に取付けるように構成したところ に特徴を有する。
【0007】
【作用】
上記手段によれば、温度ヒューズをソケットの内側からバイメタル支持部材に 着脱可能に取付けているので、温度ヒューズが溶断した場合、ソケットの内側か ら溶断した温度ヒューズを取り外した後、新しい温度ヒューズを取付けることが できる。従って、インストルメントパネルを取り外す作業が必要な従来構成に比 べて、修理作業を簡単に行うことができる。また、温度ヒューズを交換するだけ で、ソケットはそのまま再利用できるので、ソケットを交換する従来構成に比べ て、修理に要するコストを安くし得る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき図面を参照しながら説明する。まず、図2にお いて、自動車のインストルメントパネル1には、シガレットライタを取付けるた めの取付孔2が形成されている。この取付孔2内に、シガレットライタのソケッ ト3が嵌合されている。ソケット3は、ほぼ円筒状をなしており、図示しない保 持具により上記インストルメントパネル1に固定されている。
【0009】 ソケット3の内周中間部分には、爪部3aが周壁部を内周方向に僅かに折曲し て形成されている。ソケット3の内底部には、絶縁材である例えば碍子製のバイ メタル座4が配設されている。バイメタル座4は、図6に示す形状をなしている 。このバイメタル座4の外周部には凹部4aが形成されており、この凹部4aに ソケット3の底部に形成された係合片部3bが係合している。
【0010】 上記バイメタル座4の中心部には、矩形凹部4b及び貫通孔4cが形成されて いる。この貫通孔4c内には、ほぼ円筒状のバイメタルホルダ5が貫挿されてい る。このバイメタルホルダ5とバイメタル座4とからバイメタル支持部材が構成 されている。上記バイメタルホルダ5は、導電性部材である金属製であり、両端 部に抜け止め凸部5a,5bがかしめにより形成されている。バイメタルホルダ 5の図2中左端外周には、ほぼコ字状のバイメタル6が嵌合されており、このバ イメタル6は、バイメタルホルダ5の抜け止め凸部5aとバイメタルワッシャ7 とにより挟持されている。上記バイメタル6の両先端部には、係合部6a,6a が形成されている。
【0011】 また、バイメタルホルダ5の図2中右端外周には、ターミナル支持用の絶縁部 材8が嵌合されており、この絶縁部材8は、バイメタルホルダ5の抜け止め凸部 5bとバイメタル座4とにより挟持されている。絶縁部材8の外周部には、プラ ス側ターミナル9及びプラス側コンタクト10がかしめにより固定されている。 そして、絶縁部材8のバイメタル座4側の外周部には、アース側ターミナル11 が嵌合固定されている。
【0012】 ここで、バイメタルホルダ5の内周部には、ねじ部が形成されている。また、 バイメタルホルダ5内に取付けられる温度ヒューズ12の外周部にも、ねじ部が 形成されている。これにより、バイメタルホルダ5に温度ヒューズ12が着脱可 能に螺挿されている。この温度ヒューズ12について、図4を参照して説明する 。図4に示すように、ヒューズホルダ13は、一端に開口部13aを有し且つ他 端の底部に貫通孔13bを有しており、その開口部13aをヒューズキャップ1 4により閉塞している。
【0013】 上記ヒューズホルダ13内には、頭部15aを有するコンタクトピン15が摺 動可能に収容されおり、該コンタクトピン15の先端部15bがバイメタルホル ダ5の貫通孔13bを挿通して外方へ突出している。コンタクトピン15の頭部 15aとヒューズホルダ13の内底部との間には、コイルばね16が設けられて いる。このコイルばね16は、コンタクトピン15を図4中左方へ付勢している 。また、コンタクトピン15の頭部15aとヒューズキャップ14との間には、 例えば低融点合金製の筒状の感温ペレット17が設けられている。
【0014】 この場合、バイメタルホルダ5に温度ヒューズ12が取付けられた状態では、 温度ヒューズ12のコンタクトピン15の先端部15bがプラス側コンタクト1 0に接触するようになっている。尚、ヒューズキャップ14の外面部には、ドラ イバー(図示しない)を係合させるための例えばマイナス形の係合溝14aが形 成されている。
【0015】 一方、図2に示すように、ソケット3内には前面側からライタ本体18が挿抜 可能に装着されている。このライタ本体18は、筒状のアッシュガード19内に 本体部20を摺動可能に配設している。本体部20には、後端にヒータケース2 1及びヒータ22が設けられていると共に、前端に摘み部23が設けられている 。また、アッシュガード19と本体部20との間には、該本体部20を図2中左 方へ付勢するコイルばね24が設けられている。
【0016】 次に、上記構成の作用を図1及び図5も参照して説明する。摘み部23が図2 に示す元位置に位置する状態から、コイルばね24に孔して押し込むと、図1に 示すように、本体部20のヒータケース21がバイメタル6の係合部6aに係合 することにより、その押し込み状態が保持される。この状態では、プラス側ター ミナル9、プラス側コンタクト10、温度ヒューズ12、バイメタルホルダ5、 バイメタル6、ヒータケース21、ヒータ22、本体部20、アッシュガード1 9、ソケット3及びアース側ターミナル11を順に介する電気回路が形成され、 もって、ヒータ22が通電される。
【0017】 これにより、ヒータ22が発熱して温度が上昇する。そして、ヒータ22が赤 熱してバイメタル6の温度が所定温度になると、バイメタル6が変形して、ヒー タケース21とバイメタル6との係合が解除され、本体部20がコイルばね24 の付勢力によって元位置へ復帰する。
【0018】 さて、図1に示すヒータ22への通電状態において、ライタ本体18等が異常 加熱すると、温度ヒューズ12の感温ペレット17が溶融して、図5に示すよう に、コイルばね16によりコンタクトピン15が図5中左方へ付勢されて移動す る。この結果、コンタクトピン15の先端部15bがプラス側コンタクト10に 接触しなくなり、バイメタル6への通電路が遮断されて、ヒータ22が断電され る。
【0019】 この後、シガレットライタを再び使用可能に修理するには、温度ヒューズ12 がソケット3の内側からバイメタルホルダ5に着脱可能に取付けられているので 、ソケット3の内側からドライバー等を使って溶断した温度ヒューズ12を取り 外した後、図3に示すように、新しい温度ヒューズ12をドライバー等を使って バイメタルホルダ5に取付けることができる。従って、インストルメントパネル を取り外すと共にソケットを交換する作業が必要な従来構成に比べて、修理作業 を簡単に行うことができる。また、温度ヒューズ12を交換するだけで、ソケッ ト3はそのまま再利用できるので、ソケットを交換しなければならない従来構成 に比べて、修理に要するコストを安くし得る。
【0020】 尚、上記実施例では、温度ヒューズ12のヒューズキャップ14にマイナス形 の係合溝14aを形成したが、代わりに、プラス形の係合溝を形成しても良い。 また、温度ヒューズ12の感温ペレット17を低融点合金製としたが、これに代 えて、熱可塑性樹脂製としても良い。更に、温度ヒューズ12をバイメタルホル ダ5に螺挿する構成としたが、これに限られるものではなく、例えば温度ヒュー ズをバイメタルホルダに圧入する構成としても良い。この構成の場合、温度ヒュ ーズを取り外すために、温度ヒューズのヒューズキャップに引き抜き用治具を引 っ掛けるための凹部を形成すれば良い。
【0021】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、バイメタルへの通電路に設けられる 温度ヒューズを、ソケットの内側からバイメタル支持部材に着脱可能に取付ける 構成としたので、温度ヒューズが溶断した場合に、修理作業を簡単に行うことが でき、しかも修理に要するコストを安くし得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の縦断面図
【図2】ライタ本体が元位置にある状態を示す全体の縦
断面図
【図3】ソケット及び温度ヒューズの分解縦断面図
【図4】温度ヒューズの縦断面図
【図5】溶断した温度ヒューズの縦断面図
【図6】バイメタル座の斜視図
【符号の説明】
1はインストルメントパネル、3はソケット、4はバイ
メタル座(バイメタル支持部材)、5はバイメタルホル
ダ(バイメタル支持部材)、6はバイメタル、12は温
度ヒューズ、18はライタ本体、22はヒータを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット内にライタ本体を挿抜可能に設
    け、前記ソケットの内底部にバイメタルを支持するバイ
    メタル支持部材を設け、前記バイメタルを介して前記ラ
    イタ本体へ通電するように構成したシガレットライタに
    おいて、前記バイメタルへの通電路に設けられる温度ヒ
    ューズを、前記ソケットの内側から前記バイメタル支持
    部材に着脱可能に取付けるように構成したことを特徴と
    するシガレットライタ。
JP5152491U 1991-06-07 1991-06-07 シガレットライタ Expired - Lifetime JP2534711Y2 (ja)

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JP5152491U JP2534711Y2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 シガレットライタ

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JP2534711Y2 JP2534711Y2 (ja) 1997-05-07

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