JP2013224801A - シガーライタプラグ - Google Patents

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昇一 原田
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Abstract

【課題】長期の耐久化を実現することを可能としたシガーライタプラグを提供する。
【解決手段】シガーライタプラグ1は、電源40に接続される固定接点31に対向して配置される可動接点11と、固定接点31に対して可動接点11を接触及び離間可能なプラグ本体2と、固定接点31及び可動接点11の接触により電源40からの通電を受けて発熱する発熱部10と、電源40から発熱部10への通電をオンオフする通電切替部16と、発熱部10の温度を検出する温度センサ17と、温度センサ17からの検出信号に基づき通電切替部16を制御する通電制御部18とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、シガーライタプラグに係わり、特に、各種の電気機器を作動させる電源ソケットに差し込むシガーライタプラグに関する。
自動車等の車両用シガーライタは、電熱ヒータが内蔵されたシガーライタプラグを備えている。この種の従来のシガーライタプラグは、例えば自動車のインストルメントパネル内に支持されたプラグソケットに挿抜される。このプラグソケットには、シガーライタプラグを挿抜可能なバイメタルが内蔵されたソケットボディが備えられている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1記載のシガーライタにあっては、シガーライタプラグの電熱ヒータがソケットボディのバイメタルに係合すると、電熱ヒータが通電状態に切り替えられることで発熱する。電熱ヒータが昇温すると、バイメタルが電熱ヒータの外側に湾曲して変形することで、電熱ヒータとバイメタルとの係合が解除される。電熱ヒータが赤熱状態に加熱されたシガーライタプラグをソケットボディから抜き取った後、その電熱ヒータに煙草を着火させることが可能となる。
特開2004−36995号公報
上記特許文献1に記載された従来の車両用シガーライタは、電熱ヒータとバイメタル(加熱変形部材)とを用いることで、シガーライタプラグとソケットボディとの間の電気接続を形成している。しかしながら、このバイメタルは、温度に比例した形状変化を生じるため、電熱ヒータの温度変化に応じて湾曲変形を続けることとなり、経時劣化が発生しやすいという問題点があった。
本発明の目的は、長期の耐久化を実現することを可能としたシガーライタプラグを提供することにある。
[1]本発明は、電源に接続される固定接点に対向して配置される可動接点と、前記固定接点に対して前記可動接点を接触及び離間可能なプラグ本体と、前記固定接点及び前記可動接点の接触により前記電源からの通電を受けて発熱する発熱部と、前記電源から前記発熱部への通電をオンオフする通電切替部と、前記発熱部の温度を検出する温度センサと、前記温度センサからの検出信号に基づき前記通電切替部を制御する通電制御部とを備えたことを特徴とするシガーライタプラグにある。
[2]上記[1]記載の前記通電制御部は、前記温度センサにより検出される温度及び設定された基準温度の温度差を算出する演算部と、前記演算部により算出された温度差を、設定された閾値と比較する比較部とを有し、前記演算部で算出された温度差が閾値を超えたとき、前記電源から前記発熱部への通電を遮断する信号を前記通電切替部に出力するように構成されてなることを特徴とする。
[3]上記[1]又は[2]記載の前記通電切替部は、電磁式リレーあるいは電子スイッチであることを特徴とする。
[4]上記[1]又は[2]記載の前記通電制御部には、前記発熱部への通電開始時から所定時間が経過した後の発熱状態を報知するための報知部が接続されたことを特徴とする。
本発明によれば、高い耐久性を付与したシガーライタプラグが効果的に得られる。
本発明の代表的な実施の形態に係る車両用シガーライタプラグの一例を模式的に示す斜視図である。 図1に示す車両用シガーライタプラグの要部断面図である。 図1に示す車両用シガーライタプラグの回路部の一例を模式的に示す構成ブロック図である。 (a)及び(b)は図1に示す車両用シガーライタプラグの動作を説明するための図であり、(a)は非通電時のシガーライタプラグの状態を模式的に示す図、(b)は通電時のシガーライタプラグの状態を模式的に示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
(シガーライタプラグの外観構成)
図1及び図2において、全体を示す符号1は、自動車用のシガーライタプラグの一構成例を示している。このシガーライタプラグ1の外観構成は、有底筒状の収容部8を有するプラグボディ2と、そのプラグボディ2の開口端部を塞ぐ把手部であるキャップ状の操作ノブ3との二部材を有しており、葉巻や紙巻煙草の着火に用いられるアクセサリ用電気式着火装置として構成されている。
このプラグボディ2は、図4(a)に示すように、バッテリ電圧を生成する車両電源を供給するアクセサリ用のプラグソケット30へ挿入可能であり、プラグソケット30から外部へ引き抜き可能であるプラグ本体として形成されている。
このプラグボディ2の側部中間には、図1に示すように、挿抜方向に延びる板バネ片4が形成されている。プラグボディ2の側部先端には、図1及び図2に示すように、ヒータエレメント10の収容空間に連通する煙草着火口5が形成されている。この板バネ片4の先端には、プラグソケット30の内部に位置決めするための屈曲片4aが弾性変形可能に内側へ折曲形成されている。この屈曲片4aは、プラグソケット30の図示しない窪み部に係合することでプラグボディ2の抜けを規制している。
このプラグボディ2の開口端部は、図1及び図2に示すように、操作ノブ3のピン挿入孔3aに対応するピン取付孔2aが形成されている。そのピン挿入孔3a及びピン取付孔2aには、取付ピン6が嵌め込み固定されており、操作ノブ3がプラグボディ2に固定されている。この操作ノブ3には、例えばモーメンタリ式の押しボタンスイッチにより構成された操作ボタン9が取付ピン6を介して移動可能に支持案内されるようになっている。このプラグボディ2の先端部には、プラグソケット30の固定接点31に対して接触及び離間可能な可動接点11が進退自在に突出した状態で配置されている。
(シガーライタプラグの内部構成)
従来のシガーライタプラグにあっては、渦巻形状をなすヒータエレメントが可動接点の周囲に配置されていたものを、この実施の形態に係るシガーライタプラグ1は、ヒータエレメント10と可動接点11とがオフセットされた位置関係にある点に一つの主要な基本構成を有している。
この実施の形態に係るシガーライタプラグ1のもう一つの主要な基本の構成は、従来のシガーライタプラグでは、ヒータエレメントにバイメタルを係合させる機械的な電気接続であったものを、ヒータエレメント10への通電をオンオフ制御する回路部を有する電気的な接続構造を備えた点にある。
従って、上記のように構成されたシガーライタプラグ1の構成は、図示例に限定されるものではない。上記シガーライタプラグ1の外観形態としては、他の様々な形態を採用できることは勿論である。
(ヒータエレメントと可動接点との配置構造)
この操作ノブ3の下面には、図2に示すように、操作ボタン9を介して導電性材料からなるロッド7が一体的に形成されている。このロッド7の側部先端には、一対の三角形状の案内リブ7a,7aが突出して形成されている。ロッド7の先端部には、導電性材料からなる有底筒状の可動コンタクト部13が嵌め込まれている。
この可動コンタクト部13の操作ノブ側の端縁部には、図2に示すように、ロッド移動方向に沿って延びる一対のスリット状の案内孔13a,13aが形成されている。その案内孔13aに挿入したロッド7の案内リブ7aを介して可動コンタクト部13がロッド7に沿って案内移動される。
この可動コンタクト部13の内部には、図2に示すように、接触荷重調整用バネである圧縮コイルバネ14が収容されている。可動コンタクト部13の先端面には、プラグソケット30の固定接点31に対して接離可能な可動接点11が突出して形成されている。この圧縮コイルバネ14の両端部は、ロッド7及び可動コンタクト部13のそれぞれに固定支持されており、圧縮コイルバネ14を介して、可動コンタクト部13がロッド7に沿って進退可能に支持されている。
このプラグボディ2の収容部8には、図2に示すように、セラミックスの絶縁材料からなるインシュレータ15が固定されている。このインシュレータ15には、可動コンタクト部13を進退可能に保持する保持孔15aが形成されている。
このインシュレータ15の煙草着火口5と対応する側部には、図2に示すように、渦巻状に形成された電熱ヒータからなるヒータエレメント10が実装されている。このヒータエレメント10の図示しない一方側端子は、プラグボディ2の内周面に溶接により固定されている。同じく図示を省略した他方側端子は、ヒータエレメント10に溶接により固定されるとともに、可動コンタクト部13の外周面に接触している。この一方側端子と他方側端子との短絡が阻止されている。
このヒータエレメント10は、図2に示すように、可動コンタクト部13の可動接点11とプラグソケット30の固定接点31との側部にオフセット配置されている。この可動接点11と固定接点31との接触により通電されることで、ヒータエレメント10は発熱するように構成されている。
このヒータエレメント10以外の部位に可動コンタクト部13の可動接点11とプラグソケット30の固定接点31とを配置した構成となっているので、ヒータエレメント10の発熱部に煙草のカスが付着する場合があっても、煙草のカスが可動接点11と固定接点31とに堆積することを防止することができるとともに、端子間の接触不良を防止することができる。
(回路部の構成)
図3を参照すると、同図には、シガーライタプラグ1の回路部の一構成例がブロック図で示されている。この回路部は、図2及び図3に示すように、車載用のバッテリ40からヒータエレメント10への通電をオンオフする通電切替部であるリレー16と、ヒータエレメント10の発熱部の温度に応じた検出信号を出力する温度センサ17と、温度センサ17からの検出信号に基づきリレー16による通電のオンオフを制御するECU(Electronic Control Unit)18とを備えている。
このバッテリ40は、シガーライタプラグ1に電力を供給する電源供給手段である。バッテリ40は、図2及び図3に示すように、可動コンタクト部13の可動接点11とプラグソケット30の固定接点31とに接続されるようになっており、基板12上の図示しない各種の電気回路及び駆動回路に必要な動作電圧を供給する。
このヒータエレメント10は、図3に示すように、バッテリ40を電源としており、バッテリ40からヒータエレメント10へ通電が行われることで、ヒータエレメント10の発熱部の温度が上昇する。その通電は、回路部に接続されるECU18により制御される。
このリレー16は、図3に示すように、一端がバッテリ40に接続されるとともに、他端がヒータエレメント10に接続されている。図示例によるリレー16は、例えば通電により可動リレー接点と固定リレー接点とがオンする常開接点を備えた電磁式リレーであり、ECU18のソフトウェア制御によりオンオフ制御される。リレー16は、ECU18からのオフ信号を受けることで可動リレー接点と固定リレー接点とが開くオフ状態に制御され、回路部の電源供給経路を遮断可能とされている。
このバッテリ40からヒータエレメント10への通電をオンオフする通電切替部は、リレー16に代えて、例えばトランジスタを利用した電子スイッチであっても構わない。ECU18のソフトウェア制御により、その電子スイッチのオンオフ制御が可能である。
この温度センサ17は、ヒータエレメント10の発熱部の温度を検出する一般的な温度センサからなり、図3に示すように、検出したヒータエレメント10の発熱部の温度を電気信号としてECU18に出力する。
このECU18は、CPU、ROM、RAM、及び時間計時用のタイマなどを有する一般的なマイコンとして構成されている。ECU18は、操作ボタン9の押し込み操作により電力供給を開始するトリガとなる信号を受けたとき、バッテリ40からヒータエレメント10への電力の供給を開始する構成となっており、温度センサ17から入力された検出信号、及び記憶している制御プログラムなどに基づいてリレー16による通電のオンオフを制御する。
図示例によるECU18は、温度センサ17により検出される温度、及び設定された基準温度の温度差を算出する演算部と、この演算部により算出された温度差を、設定された閾値と比較する比較部とを有しており、演算部で算出された温度差が閾値を超えたとき、バッテリ40からヒータエレメント10への通電を遮断するオフ信号をリレー16に出力するように構成されている。
このECU18は、CPUなどの各種の構成要素を実現する制御プログラム、制御プログラムを格納する記憶ユニット、外部接続用インターフェースを中心にハードウェアとソフトウェアとの任意の組合せにより実現される。その方法や装置としては、従来周知の各種の方法や装置を用いることができることは当業者には理解されるところであり、特定されるものではない。
このヒータエレメント10には、図3に示すように、ヒータエレメント10への通電開始時から所定時間が経過した後の発熱状態を報知するための音声報知部からなる報知部19がECU18を介して接続されている。これにより、ヒータエレメント10への通電開始から所定時間の経過後に音声によりヒータエレメント10の発熱状態を知ることができる。ここで、所定時間とは、ヒータエレメント10が煙草を着火させるのに必要な赤熱状態になる時間をいう。
(プラグソケットの構成)
上記のように構成されたシガーライタプラグ1においては、図4(a)及び(b)に示すように、バイメタルを有しない電源ソケットであるプラグソケット30に差し込んで、操作ボタン9の押し込み操作により電気的に接続されたことをトリガとして、シガーライタプラグ1の回路部に所定の電力が供給される。
このプラグソケット30は金属材料からなる。プラグソケット30は、図4(a)に示すように、車室内の運転席前方に配置されたインストルメントパネル50の前面に配置されている。プラグソケット30は、プラグ挿入孔32aを有する筒状のソケットボディ32を備えている。そのソケットボディ32の先端部には、インストルメントパネル50の前面に露出する環筒状の取付フランジ部32bが形成されている。
このソケットボディ32の内部底面には、図4(a)に示すように、樹脂製のインシュレータ33が取り付けられている。ソケットボディ32の外部底面には、樹脂製のベース34が取り付けられている。このインシュレータ33及びベース34のそれぞれには、ボルト挿通孔33a,34aが形成されており、そのボルト挿通孔33a,34aを介して固定接点31となるボルト(以下、「接点ボルト31」ともいう。)がソケットボディ32の底面にナット35により締付固定されている。
このベース34の外周端縁には、図4(a)に示すように、弾性変形可能な取付爪34b,34bが突出形成されている。この取付爪34bには、コネクタハウジング36が取付孔を介して着脱可能に嵌め込み固定されている。このコネクタハウジング36の内部には、プラス端子37及びマイナス端子38がそれぞれ取り付けられている。
この接点ボルト31の頭部は、図4(a)に示すように、ソケット接点部であり、シガーライタプラグ1における可動コンタクト部13の可動接点11に対向して配置されている。この可動接点11が接点ボルト31の頭部に電気的に接触する。これにより、ヒータエレメント10の一方側端子がプラグソケット30を介してマイナス端子38に電気的に接続されるとともに、ヒータエレメント10の他方側端子が可動コンタクト部13及び接点ボルト31の頭部を介してコネクタハウジング36のプラス端子37に電気的に接続される。このプラス端子37及びマイナス端子38のそれぞれは、バッテリ40の両端に図示しないヒューズを介して電気的に接続される。
(シガーライタプラグの動作)
以下に、図3、図4(a)及び図4(b)を参照しながら、煙草着火口5を介してヒータエレメント10の発熱部により煙草を着火させるためのシガーライタプラグの動作を説明する。
いま、使用者が、図4(a)に示すように、シガーライタプラグ1をプラグソケット30のプラグ挿入孔32a内に差し込むと、操作ノブ3の底面が、図4(b)に示すように、プラグソケット30の取付フランジ部32bに当接する。ここで、操作ボタン9を押し込み操作すると、その押し込み操作をトリガとして、ECU18がバッテリ40からヒータエレメント10への通電を開始する。
この操作ボタン9が押し込み操作されると、図4(b)に示すように、可動コンタクト部13には、圧縮コイルバネ14のバネ力が付与される。この可動コンタクト部13は、案内孔13aを介してロッド7の案内リブ7aに沿って後退する。可動コンタクト部13の可動接点11は、圧縮コイルバネ14のバネ力に抗してプラグソケット30側に付勢された状態となり、プラグソケット30の接点ボルト31の頭部に弾性的に接触する。
この可動コンタクト部13の可動接点11は、圧縮コイルバネ14のバネ力が付与されると、圧縮コイルバネ14のバネ力に抗して接点ボルト31の頭部に弾性的に圧接するので、可動接点11と接点ボルト31の頭部との接触状態が確実に保たれる。
この可動コンタクト部13の可動接点11とプラグソケット30の接点ボルト31の頭部とは対向接触されることから、プラグソケット30からシガーライタプラグ1側にバッテリ40の電力が供給されると、リレー16がオフ状態からオン状態に切り替わり、ヒータエレメント10の発熱部が加熱され、この発熱部の温度が上昇する。
このECU18は、温度センサ17の検出信号に基づき検出される温度と、設定された基準温度との温度差を算出し、算出された温度差が設定された閾値を越えたか否かを判断する。ECU18は、算出された温度差が設定された閾値を越えたとき、ヒータエレメント10に所定温度の加熱状態が得られたと判断し、リレー16に対してオフ信号を出力する。
これにより、リレー16の可動リレー接点と固定リレー接点とが開放される。回路部の電源供給経路が遮断され、バッテリ40からヒータエレメント10への電力の供給が停止する。そして、このヒータエレメント10が非通電状態となる。
このヒータエレメント10の発熱部に所定温度の加熱状態が得られると、ECU18は、報知部19へ信号を送り、ヒータエレメント10に所定温度の加熱状態が得られたことを使用者に知らせる。
使用者が、プラグソケット30からシガーライタプラグ1を引き抜くと、可動コンタクト部13の可動接点11とプラグソケット30の接点ボルト31の頭部とが離間され、プラグソケット30からシガーライタプラグ1が抜き取られる。このとき、可動コンタクト部13は、案内孔13aを介してロッド7の案内リブ7aに沿って進行する。これにより、圧縮コイルバネ14のバネ力により可動コンタクト部13の可動接点11が初期の自然状態に復帰する。
以上の動作により、シガーライタプラグ1の煙草着火口5を介してヒータエレメント10の発熱部により煙草を着火させることが可能となる。
(実施の形態の効果)
以上のように構成されたシガーライタプラグ1を採用することで、上記効果に加えて以下の効果が得られる。
(1)シガーライタプラグ1とプラグソケット30との間の電気接続の耐久性が高くなり、シガーライタの信頼性が高まる。
(2)バイメタルと、バイメタル及び電熱ヒータを係合させるための係合機構などの機械的な組付構成部品が不要であり、シガーライタプラグ1とプラグソケット30との間の電気接続が機械的に複雑でないため、シガーライタプラグ1の内部構造を簡略化することができる。
(3)部品点数を削減することができるようになり、製作コストの低廉化を図ることができる。
(4)シガーライタプラグ1にプラグソケット30からの電力供給機能を集中させることが可能となり、アクセサリ用のプラグソケット30に対するシガーライタプラグとしての利便性を高めることが可能となる。
[変形例]
以上の説明からも明らかなように、本発明のシガーライタプラグ1を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態及び図示例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。本発明にあっては、例えば次に示すような変形例も可能である。
(1)上記実施の形態及び図示例では、温度センサ17の検出信号に基づきリレー16に対してECU18からのオフ信号を出力する構成を例示したが、例えばリレー16を接続状態とした時点からの経過時間を計時するタイマ手段により計時される経過時間が設定時間を超えたときに、リレー16をオフ制御する構成であっても構わない。
(2)上記実施の形態及び図示例においては、例えばヒータエレメント10の発熱部の温度を設定する温度設定スイッチを設けることで、温度センサ17の検出結果と温度設定スイッチの設定結果とに基づいてバッテリ40からヒータエレメント10への通電を制御する構成であってもよい。
(3)上記実施の形態及び図示例では、バッテリ40からの通電によりECU18及びリレー16に電流が流れる回路構成を例示したが、ECU18を駆動しても、リレー16には電流が流れないが、ECU18から送られるオン信号の印加による駆動要求に基づいてリレー16に電流が流れる回路構成としてもよい。
(4)上記実施の形態及び図示例では、音声による報知部19を例示したが、例えばブザー、光や画像による報知部19であってもよい。
(5)上記実施の形態及び図示例では、操作ボタン9の押し込み操作をトリガとして、ECU18がバッテリ40からヒータエレメント10への通電を開始する構成であったが、これに代えて、例えばシガーライタプラグ1の差し込み時において可動コンタクト部13の可動接点11とプラグソケット30の接点ボルト31の頭部とが対向接触されることをトリガとして、リレー16がオン状態に切り替わり、ヒータエレメント10への通電が開始される構成であっても構わない。
以上の説明からも明らかなように、上記実施の形態、変形例及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが本発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…シガーライタプラグ、2…プラグボディ、2a…ピン取付孔、3…操作ノブ、3a…ピン挿入孔、4…板バネ片、4a…屈曲片、5…煙草着火口、6…取付ピン、7…ロッド、7a…案内リブ、8…収容部、9…操作ボタン、10…ヒータエレメント、11…可動接点、12…基板、13…可動コンタクト部、13a…案内孔、14…圧縮コイルバネ、15,33…インシュレータ、15a…保持孔、16…リレー、17…温度センサ、18…ECU、19…報知部、30…プラグソケット、31…固定接点(接点ボルト)、32…ソケットボディ、32a…プラグ挿入孔、32b…取付フランジ部、33a,34a…ボルト挿通孔、34…ベース、34b…取付爪、35…ナット、36…コネクタハウジング、37…プラス端子、38…マイナス端子、40…バッテリ、50…インストルメントパネル

Claims (4)

  1. 電源に接続される固定接点に対向して配置される可動接点と、
    前記固定接点に対して前記可動接点を接触及び離間可能なプラグ本体と、
    前記固定接点及び前記可動接点の接触により前記電源からの通電を受けて発熱する発熱部と、
    前記電源から前記発熱部への通電をオンオフする通電切替部と、
    前記発熱部の温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサからの検出信号に基づき前記通電切替部を制御する通電制御部とを備えたことを特徴とするシガーライタプラグ。
  2. 前記通電制御部は、前記温度センサにより検出される温度及び設定された基準温度の温度差を算出する演算部と、前記演算部により算出された温度差を、設定された閾値と比較する比較部とを有し、
    前記演算部で算出された温度差が閾値を超えたとき、前記電源から前記発熱部への通電を遮断する信号を前記通電切替部に出力するように構成されてなることを特徴とする請求項1記載のシガーライタプラグ。
  3. 前記通電切替部は、電磁式リレーあるいは電子スイッチであることを特徴とする請求項1又は2記載のシガーライタプラグ。
  4. 前記通電制御部には、前記発熱部への通電開始時から所定時間が経過した後の発熱状態を報知するための報知部が接続されたことを特徴とする請求項1又は2記載のシガーライタプラグ。
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