JP2010070002A - レベリング装置を備える車両用前照灯 - Google Patents

レベリング装置を備える車両用前照灯 Download PDF

Info

Publication number
JP2010070002A
JP2010070002A JP2008238244A JP2008238244A JP2010070002A JP 2010070002 A JP2010070002 A JP 2010070002A JP 2008238244 A JP2008238244 A JP 2008238244A JP 2008238244 A JP2008238244 A JP 2008238244A JP 2010070002 A JP2010070002 A JP 2010070002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
leveling device
cylindrical portion
lamp
headlamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008238244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5045623B2 (ja
Inventor
Takashi Watanabe
隆史 渡邉
Takeki Sugimoto
雄樹 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP2008238244A priority Critical patent/JP5045623B2/ja
Priority to US12/560,680 priority patent/US8033701B2/en
Priority to CN2009101738515A priority patent/CN101676610B/zh
Publication of JP2010070002A publication Critical patent/JP2010070002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5045623B2 publication Critical patent/JP5045623B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/076Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by electrical means including means to transmit the movements, e.g. shafts or joints

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

【課題】従来のレベリング装置を備える車両用前照灯では、ケース体とランプボディとの間の安定した距離を確保することが難しい。
【解決手段】この発明は、ランプハウジング3と、レベリング装置6と、を備える。ランプハウジング3は、円透孔55が設けられている取付部53と、取付部53に設けられている当接凸部18と、を有する。レベリング装置6は、円透孔55中に挿入されていて円透孔55の縁に取り付けられている円筒部15が設けられているハウジング9と、ハウジング9の一部に設けられていて、当接凸部18が当接する当面凸部19と、を有する。この結果、この発明は、当接凸部18が当面凸部19に当接して、ランプハウジング3とレベリング装置6との間の安定した距離を確保することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光軸を調整するレベリング装置を備える、たとえば、ヘッドランプやフォグランプなどの車両用前照灯に関するものである。
この種のレベリング装置を備える車両用前照灯は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯について説明する。従来のレベリング装置を備える車両用前照灯は、ランプボディの挿入孔中にレベリング装置のケース体の保持筒部を挿入すると共に、挿入孔の縁に保持筒部を取り付け、レベリング装置の保持筒部から突出するアジャスティングスクリューを反射鏡に取り付け、ランプボディの固定壁をレベリング装置のケース体に当接させるものである。そして、レベリング装置のケース体内の駆動機構を駆動させることにより、アジャスティングスクリューが駆動して反射鏡がランプボディに対して傾動して車両用前照灯の光軸が調整される。
前記の従来のレベリング装置を備える車両用前照灯は、ランプボディの挿入孔の縁にレベリング装置のケース体の保持筒部を取り付けてランプボディにレベリング装置を取り付け、さらに、ランプボディの固定壁をレベリング装置のケース体に当接させてランプボディとレベリング装置とをガタ無く安定して取り付けるものである。
ところが、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯は、ランプボディの固定壁をレベリング装置のケース体にただ単に当接させるものであるから、固定壁が当接するケース体の全体の肉厚がほぼ同等である。このために、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯は、ケース体の内部に凸部やリブがある場合には、その凸部やリブに対応するケース体の外面にひけが発生してケース体の外面が変形する場合がある。この結果、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯は、ケース体とランプボディとの間の安定した距離を確保することが難しく、このために、ランプボディとレベリング装置とをガタ無く安定して取り付けることにおいて課題がある。
特許第2835927号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来のレベリング装置を備える車両用前照灯では、ケース体とランプボディとの間の安定した距離を確保することが難しいという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、固定部材が、透孔が設けられている取付部と、その取付部に設けられている当接凸部と、を有し、一方、レベリング装置が、透孔中に挿入されていて透孔の縁に取り付けられている筒部が設けられているハウジングと、そのハウジング内に配置されている駆動装置と、ハウジングおよび筒部に進退可能に取り付けられていてかつ傾動部材に取り付けられていて、駆動装置の駆動によりハウジングおよび筒部に対して進退して傾動部材を固定部材に対して傾動させて車両用前照灯の光軸を調整するシャフトと、ハウジングの一部に設けられていて、当接凸部が当接する当面凸部と、を有する、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、当面凸部が、所定の幅と高さを有していて、ハウジングの縁に沿って設けられている、ことを特徴とする。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)は、シャフトが、ハウジングの垂直中心線上に位置し、当面凸部が、所定の幅と高さを有していて、ハウジングの垂直中心線上に設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、前記の課題を解決するための手段により、固定部材の取付部の透孔の縁にレベリング装置のハウジングの筒部を取り付けて固定部材の取付部にレベリング装置を取り付け、さらに、固定部材の取付部の当接凸部をレベリング装置のハウジングの当面凸部に当接させて固定部材とレベリング装置とをガタ無く安定して取り付けるものである。ここで、この発明(請求項1にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、ハウジングの一部に当面凸部を設けるものであるから、ハウジングの肉厚を、当面凸部の箇所で厚くして、その他の箇所で薄くすることができる。このために、この発明(請求項1にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、ハウジングの内部に凸部やリブがある場合であっても、その凸部やリブに対応するハウジングの外面にひけが発生するのを防止することができ、ハウジングの外面が変形するのを防止することができる。この結果、この発明(請求項1にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、固定部材の取付部とレベリング装置のハウジングとの間の安定した距離を確保することができ、このために、固定部材とレベリング装置とをガタ無く安定して取り付けることができる。
また、この発明(請求項2にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、当面凸部が所定の幅と高さを有していてハウジングの縁(外周)に沿って設けられているので、ハウジングの縁の強度が向上され、その結果、環境温度の変化により、ハウジングに反りが発生するのを防止することができ、レベリング装置の性能を維持することができる。たとえば、図4および図5に示すように、ハウジングが、筒部および当面凸部19、190、191が設けられている第1部分(前側ハウジング)9とその他の第2部分(後側ハウジング)10とに2分割されていて、第1部分9が第2部分10に外側から嵌合している状態で、係合孔23の縁と係合爪26との係合により、第1部分9と第2部分10とが一体に固定されていて、かつ、第1部分9と第2部分10との間にパッキンなどのシール部材29が介在されている場合。この場合においては、ハウジングの第1部分9の縁に沿って設けられている当面凸部19、190により、ハウジングの第1部分9の縁の強度が向上されるので、環境温度の変化でハウジングの第1部分9が反って第1部分9の側壁が図5中の実線矢印方向に開くのを防止することができる。これにより、係合孔23の縁と係合爪26との係合状態が安定して、係合孔23の縁と係合爪26との係合状態が外れるのを防止することができる。また、第1部分9と第2部分10との間のシール部材29の潰し量が安定して、水や塵埃がハウジング内に浸入するのを防止することができる。この結果、環境温度の変化に対して、レベリング装置の性能を維持することができる。
しかも、この発明(請求項2にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、当面凸部が所定の幅を有していてハウジングの縁(外周)に沿って設けられているので、当面凸部に当接する当接凸部を、固定部材の取付部のうち、当面凸部と対応する範囲すなわちハウジングの縁に沿った広い範囲内の任意の位置(箇所)に設けることができる。この結果、この発明(請求項2にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、車種により、固定部材の取付部の形状やレイアウトなどが異なり、当接凸部の固定部材の取付部への設ける位置が異なる場合であっても、所定の幅を有していてハウジングの縁(外周)に沿って設けられている当面凸部で十分に対応することができる。これにより、この発明(請求項2にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、種々の車種の固定部材に対して、1種類の共有のレベリング装置で対応することができ、その分、レベリング装置の製造や製品管理が簡単となりコストを安価にすることができる。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、シャフトがハウジングの垂直中心線上に位置し、また、当面凸部が所定の幅と高さを有していてハウジングの垂直中心線上に設けられているので、固定部材の取付部の透孔の縁とレベリング装置のハウジングの筒部との取付箇所の中心と、固定部材の取付部の当接凸部とレベリング装置のハウジングの当面凸部との当接箇所とが、ハウジングの垂直中心線上に位置する。このために、この発明(請求項3にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、レベリング装置が固定部材にハウジングの垂直中心線に対して左右にバランス良く固定されるので、固定部材とレベリング装置とをガタ無く安定して取り付けることができる。
しかも、この発明(請求項3にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、当面凸部が所定の幅を有していてハウジングの垂直中心線上に設けられているので、当面凸部に当接する当接凸部を、固定部材の取付部のうち、当面凸部と対応する範囲すなわちハウジングの垂直中心線上に広い範囲内の任意の位置(箇所)に設けることができる。この結果、この発明(請求項3にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、車種により、固定部材の取付部の形状やレイアウトなどが異なり、当接凸部の固定部材の取付部への設ける位置が異なる場合であっても、所定の幅を有していてハウジングの垂直中心線上に設けられている当面凸部で十分に対応することができる。これにより、この発明(請求項3にかかる発明)のレベリング装置を備える車両用前照灯は、種々の車種の固定部材に対して、1種類の共有のレベリング装置で対応することができ、その分、レベリング装置の製造や製品管理が簡単となりコストを安価にすることができる。
以下に、この発明にかかるレベリング装置を備える車両用前照灯の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
以下、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯の構成について説明する。図1において、符号1は、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯であって、この例ではヘッドランプである。前記ヘッドランプ1は、灯室2を区画する固定部材としてのランプハウジング3およびランプレンズ4と、前記灯室2内に配置されている傾動部材としての取付ブラケット5と、前記ランプハウジング3と前記取付ブラケット5との間に配置されているレベリング装置6と、を備えるものである。
前記傾動部材は、1個もしくは複数個のランプユニット(図示せず)と、前記1個もしくは複数個のランプユニットを取り付けた前記取付ブラケット5と、から構成されている。前記ランプユニットは、たとえば、プロジェクタタイプやリフレクタタイプ(反射タイプ)や直射タイプなどある。前記ランプユニットは、光源(図示せず)からの光(図示せず)を所定の光軸(図示せず)に沿って前記ランプレンズ4を通して車両の前方に所定の配光パターン(図示せず)で照射する。なお、前記ランプユニットの構成部品たとえばリフレクタと前記取付ブラケット5とが兼用する場合がある。また、光源としては、たとえば、LEDなどの半導体型光源、HIDなどの放電灯、ハロゲンバルブ、白熱バルブなどがある。さらに、所定の配光パターンとしては、たとえば、すれ違い用配光パターン、高速道路用配光パターン、走行用配光パターンなどがある。
前記傾動部材の前記取付ブラケット5は、前記ランプハウジング3に前記レベリング装置6およびピボット機構7を介して前記ピボット機構7の球部8の中心を通る水平線H(ほぼ水平線も含む)回りに上下に回転可能に取り付けられている。なお、前記ランプハウジング3と前記取付ブラケット5との間に左右用の光軸調整機構(図示せず)を設け、前記傾動部材を前記ピボット機構7の球部8の中心を通る垂直線V(ほぼ垂直線も含む)回りに左右に光軸調整可能に構成しても良い。
前記レベリング装置6は、図1および図2に示すように、ハウジング9、10と、駆動装置としてのモータ(図示せず)および駆動力伝達機構(図示せず)と、シャフト12と、コネクタ部(図示せず)と、基板としてのプリント配線基板(図示せず)と、を備える。
前記ハウジング9、10は、係合爪50、51により、前記ランプハウジング3にOリング形状のパッキン52を介して気密にもしくは水密に取り付けられている。前記ハウジングは、図1〜図5に示すように、第1部分の前側のハウジング9と、第2部分の後側のハウジング10とに、垂直(ほぼ垂直も含む)に2分割されている。前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10とは、前記前側ハウジング9が前記後側ハウジング10に外側から嵌合している状態で、係合孔23の縁と係合爪26との係合により、着脱可能に一体にまたは固定されている。
すなわち、前記前側ハウジング9の開口部の縁には、溝20が設けられている。前記溝20の間には、弾性片22が設けられている。前記弾性片22には、前記係合孔23が設けられている。前記係合孔23は、前記前側ハウジング9の上下両縁の中央にそれぞれ1個、左右両縁の中央にそれぞれ2個、合計6個設けられている。一方、前記後側ハウジング10の開口部の縁には、ランス形状の前記係合爪26が前記係合孔23に対応して6個設けられている。6個の前記係合孔23の縁と6個の前記係合爪26とがそれぞれ相互に係合している。
前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10との間には、パッキンなどのシール部材29が介在されている。前記シール部材29は、環状形状をなし、前記前側ハウジング9と前記後側ハウジング10との間を、気密にもしくは水密に保持するものである。
前記前側ハウジング9の一部には、当面凸部19が一体に設けられている。すなわち、前記当面凸部19、190は、平面をなしていてかつ所定の幅Wと高さTを有していて、前記前側ハウジング9の表面の下縁および左右両縁の下部に沿って凹形状に一体に設けられている。また、前記当面凸部19、191は、所定の幅Wと高さTを有していて、前記前側ハウジング9の表面の下半部の箇所であって前記ハウジング9、10の垂直中心線VO−VO上に一体に設けられている。この結果、前記当面凸部19、190、191は、所定の幅Wと高さTを有していて、前記前側ハウジング9の表面に山の字形状に一体に設けられている。
なお、前記前側ハウジング9の裏面側(前記ハウジング9、10内部)には、前記モータや前記駆動力伝達機構や前記シャフト12や前記コネクタ部や前記基板としてのプリント配線基板などを保持する凸部やリブ27が一体に設けられている。
前記前側ハウジング9の前面側(外面側)の上側のほぼ中央には、筒部この例では円筒部15が一体に設けられている。前記後側ハウジング10の後面側(外面側)の上側のほぼ中央には、小円筒部21が前記前側ハウジング10の前記円筒部15と同軸上に一体に設けられている。また、前記後側ハウジング10の後面側(外面側)の下側のほぼ中央には、車両側のコネクタ(図示せず)挿入用の凹部(図示せず)が設けられている。
前記円筒部15は、段部11を介して小径円筒部13と大径円筒部14とからなる。すなわち、前記円筒部15は、小径で軸方向に長い内側の円筒部13と、大径で軸方向に短い外側の円筒部14との2重の円筒部からなる。前記小径円筒部13と前記大径円筒部14とは、同心上にある。
前記円筒部15のうち前記小径円筒部13の外周面には、4個の前記係合爪50、51が十字方向にそれぞれ一体に設けられている。4個の前記係合爪のうち、3個の係合爪50は、幅が狭く、1個の係合爪51は、幅が広い。また、前記円筒部15のうち前記段部11には、前記パッキン52が収納される環状の収納凹部16が設けられている。
前記円筒部15のうち前記大径円筒部14の外周面には、6本の係止凸部(係止凸条)17が等間隔に前記円筒部15の軸方向にそれぞれ一体に設けられている。
前記ヘッドランプ1の前記ランプハウジング3のうち、前記レベリング装置6を取り付ける箇所の取付部53には、前記レベリング装置6を取り付けるための透孔この例では円形の円透孔55が設けられている。前記取付部53の円透孔55は、段部54を介して内側の小径円透孔56と外側の大径円透孔57とからなる。前記大径円透孔57は、ランプハウジング3の外側面であって前記小径円透孔56の外側に一体に設けられた短円筒壁部の内側の空間からなる。また、前記取付部53には、前記当面凸部19、190、191の平面に当接するピンやリブなどの当接凸部18が一体に設けられている。前記当面凸部19、190、191の平面と前記当接凸部18の先端との当接は、点当接でも良いし、または、面当接でも良い。
前記小径円透孔56の内径は、前記小径円筒部13の外径よりも若干大きい。また、前記大径円透孔57の内径は、前記大径円筒部14の外径よりも若干大きい。
前記取付部53の前記円透孔55のうち前記小径円透孔56の縁には、4個の溝部58、59が前記係合爪50、51に対応して十字方向にそれぞれ設けられている。4個の前記溝部のうち、3個の溝部58は、前記幅狭の係合爪50に対応して幅が狭く、1個の溝部59は、前記幅広の係合爪51に対応して幅が広い。前記3個の幅狭の係合爪50および溝部58と、前記1個の幅広の係合爪51および溝部59は、前記レベリング装置6をヘッドランプ1に取り付ける際の誤組付を防ぐためのものである。
前記取付部56の内側の前記円透孔55のうち前記小径円透孔56の縁には、ストッパ60が一体に設けられている。また、前記取付部53の前記円透孔55のうち前記大径円透孔57の内周面には、3本のロック凸部(ロック凸条)61が等間隔に前記円透孔55の軸方向にそれぞれ一体に設けられている。
前記シャフト12は、アジャストスクリューであって、前記前側ハウジング9の前記円筒部15および前記後側ハウジング10の前記小円筒部21内に、前記駆動力伝達機構およびクラウンギア24を介して、前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前後方向すなわち前記シャフト12の軸方向に進退可能にかつ回転可能に取り付けられている。前記シャフト12の一端部(前端部)には、スクリュー部25が設けられている。
前記シャフト12の前記スクリュー部25には、ナット部材(ナット、スクリューマウンティング)28が、前記シャフト12の軸方向(図1中の実線矢印方向であって、前後方向)にねじ送り可能にねじ装着されている。 前記ナット部材28は、前記取付ブラケット5に装着されている。これにより、前記シャフト12は、前記ナット部材28を介して前記傾動部材の前記取付ブラケット5に取り付けられている。また、前記のように、前記ハウジング9、10は、前記ランプハウジング3に取り付けられている。この結果、前記レベリング装置6は、前記固定部材としての前記ランプハウジング3と前記傾動部材としての前記取付ブラケット5との間に配置されていることとなる。
前記シャフト12が前記モータの駆動により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退すると、前記ナット部材28が図1中の破線矢印方向に前記シャフト12の進退と一体に進退する。また、前記シャフト12が前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向に回転すると、前記ナット部材28が図1中の破線矢印方向にねじ送り作用で前記シャフト12に対して進退する。これにより、前記取付ブラケット5をはじめとする前記傾動部材が前記水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、前記ヘッドランプ1の光軸が調整される。
前記駆動力伝達機構は、たとえば、第1ギアと、第2ギアと、第3ギアのウォームと、ウォームホイールと、ロッドと、から構成されている。前記駆動力伝達機構は、前記ハウジング9、10内であって、前記モータと前記シャフト12との間に配置されていて、前記モータの駆動により前記シャフト12を前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退させる。
前記クラウンギア24の面取溝(図示せず)中には、前記シャフト12の面取部(図示せず)が挿入されている。この結果、前記シャフト12は、前記クラウンギア24に対して回転不可能かつ軸方向に移動可能(進退可能)である。これにより、前記シャフト12は、前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前記クラウンギア24と共に回転する。
前記シャフト12は、前記駆動力伝達機構および前記クラウンギア24を介して、前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して軸方向に進退可能にかつ回転可能に取り付けられている。この結果、前記シャフト12は、前記モータの駆動により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(前記シャフト12の軸方向)に進退し、前記クラウンギア24の手動回転により前記ハウジング9、10および前記円筒部15に対して前記クラウンギア24と共に回転する。
前記プリント配線基板は、前記ハウジング9、10内に配置されていて前記ハウジング9、10に取り付けられている。前記プリント配線基板の他面上には、図示されていないが、コンデンサやハイブリットICなどの電子部品が実装されていると共に配線がプリントされている。前記ハウジング9、10に取り付けられている前記プリント配線基板と前記駆動力伝達機構の第2ロッドとの間には、位置センサ(図示せず)が設けられている。前記位置センサは、スライド抵抗からなり、前記ヘッドランプ1の光軸の上下方向の傾動角度を計測把握することができる。前記位置センサと前記モータ11とをオートレベリングシステムの制御装置(図示せず)に接続することにより、車両の姿勢の変化に応じて前記ヘッドランプ1の上下方向の光軸を自動的に調整することができる。
前記コネクタ部は、前記プリント配線基板と電気的に接続されていて、かつ、前記車両側のコネクタと電気的に接続されることにより、前記プリント配線基板を介して前記モータに給電するものである。
この実施例におけるレベリング装置6を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、以上のごとき構成からなり、以下、レベリング装置6を固定部材としてのランプハウジング3に取り付ける取付方について説明する。
まず、パッキン52をレベリング装置6の前側ハウジング9の円筒部15の収納凹部16中にセットして仮保持させる。つぎに、図2および図6中の実線矢印に示すように、レベリング装置6のシャフト12をランプハウジング3の円透孔55(小径円透孔56および大径円透孔57)を通して外側から灯室2内に挿入する。それから、レベリング装置6の円筒部15(小径円筒部13)の3個の幅狭の係合爪50および1個の幅広の係合爪51と、ランプハウジング3の取付部53の円透孔55(小径円透孔56)の3個の幅狭の溝部および1個の幅広の溝部と、を合わせる(図7および図8参照)。
前記の状態において、レベリング装置6の円筒部15の小径円筒部13をランプハウジング3の取付部53の円透孔55の小径円透孔56および灯室2中に挿入する。また、レベリング装置6の円筒部15の係合爪50、51をランプハウジング3の取付部53の円透孔55の小径円透孔56を通して灯室2中に挿入する。さらに、レベリング装置6の円筒部15の大径円筒部14をランプハウジング3の取付部53の円透孔55の大径円透孔57中に挿入する。このとき、パッキン52は、レベリング装置6の前側ハウジング9の円筒部15の段部11(収納凹部16の底壁面)と、ランプハウジング3の取付部53の円透孔55の段部54との間において圧縮された状態で挟み込まれている。
つぎに、図7および図8中の実線矢印に示すように、レベリング装置6をランプハウジング3に対して回転させる。すると、レベリング装置6の円筒部15(小径円筒部13)の係合爪50、51がランプハウジング3の取付部53の円透孔55(小径円透孔56)の縁に係合する。これにより、レベリング装置6は、ランプハウジング3に対してシャフト12の軸方向(円筒部15の軸方向、円透孔55の軸方向)に移動することなく取り付けられる。
また、レベリング装置6の円筒部15(小径円筒部13)の係合爪の1個がランプハウジング3の取付部53の円透孔55(小径円透孔56)の縁のストッパ60に当接する。これにより、レベリング装置6は、ランプハウジング3に対してシャフト12の軸回り(円筒部15の軸回り、円透孔55の軸回り)であって、図2および図6中の実線矢印方向に回転することなく取り付けられる。
さらに、係合爪の1個がストッパ60に当接したときに、レベリング装置6の円筒部15(大径円筒部14)の6本の係止凸部17のうち3本がランプハウジング3の取付部53の円透孔55(大径円透孔57)の3本のロック凸部61をそれぞれ乗り越えて係止する。これにより、レベリング装置6は、ランプハウジング3に対してシャフト12の軸回り(円筒部15の軸回り、円透孔55の軸回り)であって、図2および図6中の実線矢印方向と逆方向に回転することなく取り付けられる。レベリング装置6の円筒部15の係止凸部17がランプハウジング3の取付部53の円透孔55のロック凸部61を乗り越える際に、節度音と節度感とが得られる。この節度音と節度感とにより、レベリング装置6がランプハウジング3に取り付けられたことが音と感触により確認することができる。
以上のようにして、レベリング装置6のハウジング9、10および円筒部15がランプハウジング3の取付部53に取り付けられる。このとき、パッキン52は、レベリング装置6の円筒部15の段部11とランプハウジング3の取付部53の段部54との間に圧接されて介装されている。これにより、ヘッドランプ1の灯室2内は、気密性にもしくは水密性が維持される。また、レベリング装置6の円筒部15(大径円筒部14)の6本の係止凸部17のうち3本がヘッドランプ1のランプハウジング3の取付部53の円透孔55(大径円透孔57)の3本のロック凸部61にそれぞれ係止する。このために、レベリング装置6は、ランプハウジング3に円周上の等間隔の3点支持により支持されるので、レベリング装置6のシャフト12および円筒部15の中心と、ランプハウジング3の円透孔55の中心とが合致して、レベリング装置6をランプハウジング3に高精度に取り付けることができる。
このとき、図1に示すように、ヘッドランプ1のランプハウジング3の取付部53の当接凸部18が、レベリング装置6の前側ハウジング9の当面凸部19、190、191に当接している。
この実施例におけるレベリング装置6を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定について説明する。工具によりクラウンギア24を手動により回転させる。すると、駆動力伝達機構の作用により、シャフト12は、ハウジング9、10および円筒部15に対して軸方向に進退(移動)することなく回転するだけである。
シャフト12がクラウンギア24の手動回転によりハウジング9、10および円筒部15に対して図1中の実線矢印方向に回転すると、シャフト12のスクリュー部25にねじ込まれているナット部材28がねじ送り作用によりシャフト12の軸方向に進退する。このナット部材28の進退により、取付ブラケット5をはじめとする傾動部材がランプハウジング3をはじめとする固定部材に対して水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定が行われる。
ヘッドランプ1の上下方向の光軸の初期設定が完了して、ヘッドランプ1のランプユニットの光源を点灯する。すると、光源からの光は、所定の光軸に沿ってランプレンズ4を通して車両の前方に所定の配光パターンで照射される。
ここで、車両の姿勢が変化すると、オートレベリングシステムの制御装置が車両の姿勢の変化を検知してモータ11を駆動させる。なお、手動スイッチによりモータ11を駆動させても良い。モータ11が駆動すると、モータ11の駆動力すなわちモータ11の出力軸の回転力は、駆動力伝達機構を介してシャフト12に伝達される。すると、駆動力伝達機構の作用により、シャフト12は、ハウジング9、10および円筒部15に対して回転せずに進退するだけである。
このために、シャフト12は、モータ11の駆動によりハウジング9、10および円筒部15に対して図1中の実線矢印方向(シャフト12の軸方向)に進退すると、ナット部材28が図1中の破線矢印方向にシャフト12の進退と一体に進退する。これにより、取付ブラケット5をはじめとする傾動部材がランプハウジング3をはじめとする固定部材に対して水平線H回りに図1中の二点鎖線矢印方向に上下に傾動して、ヘッドランプ1の光軸が車両の姿勢の変化に対応して自動的に調整される。
この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、ランプハウジング3の取付部53の円透孔55の縁にレベリング装置6のハウジング9、10の円筒部15を取り付けてランプハウジング3の取付部53にレベリング装置6を取り付け、さらに、ランプハウジング3の取付部53の当接凸部18をレベリング装置6の間輪側ハウジング9の当面凸部19、190、191に当接させてランプハウジング3とレベリング装置6とをガタ無く安定して取り付けるものである。ここで、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、前側ハウジング9の一部に当面凸部19、190、191を設けるものであるから、図4および図5に示すように、前側ハウジング9の肉厚を、当面凸部19、190、191の箇所で厚くして、その他の箇所で薄くすることができる。このために、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、前側ハウジング9の内部に凸部やリブ27がある場合であっても、その凸部やリブ27に対応する前側ハウジング9の外面にひけが発生するのを防止することができ、前側ハウジング9の外面が変形するのを防止することができる。この結果、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、ランプハウジング3の取付部53とレベリング装置6の前側ハウジング9との間の安定した距離を確保することができ、このために、ランプハウジング3とレベリング装置6とをガタ無く安定して取り付けることができる。
また、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、当面凸部19、190が所定の幅Wと高さTを有していて前側ハウジング9の縁(外周)に沿って設けられているので、前側ハウジング9の縁の強度が向上され、その結果、環境温度の変化により、前側ハウジング9に反りが発生するのを防止することができ、レベリング装置6の性能を維持することができる。たとえば、図4および図5に示すように、ハウジングが、円筒部15および当面凸部19、190、191が設けられている第1部分の前側ハウジング9とその他の第2部分の後側ハウジング10とに2分割されていて、前側ハウジング9が後側ハウジング10に外側から嵌合している状態で、係合孔23の縁と係合爪26との係合により、前側ハウジング9と後側ハウジング10とが一体に固定されていて、かつ、前側ハウジング9と後側ハウジング10との間にパッキンなどのシール部材29が介在されている場合。この場合においては、前側ハウジング9の縁に沿って設けられている当面凸部19、190により、前側ハウジング9の縁の強度が向上されるので、環境温度の変化で前側ハウジング9が反って前側ハウジング9の側壁が図5中の実線矢印方向に開くのを防止することができる。これにより、係合孔23の縁と係合爪26との係合状態が安定して、係合孔23の縁と係合爪26との係合状態が外れるのを防止することができる。また、前側ハウジング9と後側ハウジング10との間のシール部材29の潰し量が安定して、水や塵埃がハウジング内に浸入するのを防止することができる。この結果、環境温度の変化に対して、レベリング装置6の性能を維持することができる。
しかも、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、当面凸部19、190が所定の幅Wを有していて前側ハウジング9の縁(外周)に沿って設けられているので、当面凸部19、190に当接する当接凸部18を、ランプハウジング3の取付部53のうち、当面凸部19、190と対応する範囲すなわち前側ハウジング9の縁に沿った広い範囲内の任意の位置(箇所)に設けることができる。この結果、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、車種により、ランプハウジング3の取付部53の形状やレイアウトなどが異なり、当接凸部18のランプハウジング3の取付部53への設ける位置が異なる場合であっても、所定の幅Wを有していて前側ハウジング9の縁(外周)に沿って設けられている当面凸部19、190で十分に対応することができる。これにより、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、種々の車種のヘッドランプ1のランプハウジング3に対して、1種類の共有のレベリング装置6で対応することができ、その分、レベリング装置6の製造や製品管理が簡単となりコストを安価にすることができる。
さらに、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、シャフト12がハウジング9、10の垂直中心線VO−VO上に位置し、また、当面凸部19、191が所定の幅Wと高さTを有していてハウジング9、10の垂直中心線VO−VO上に設けられているので、ランプハウジング3の取付部53の円透孔55の縁とレベリング装置6のハウジング9、10の円筒部15との取付箇所の中心と、ランプハウジング3の取付部53の当接凸部18とレベリング装置6の前側ハウジング9の当面凸部19、191との当接箇所とが、ハウジング9、10の垂直中心線VO−VO上に位置する。このために、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、レベリング装置6がランプハウジング3にハウジング9、10の垂直中心線VO−VOに対して左右にバランス良く固定されるので、ランプハウジング3とレベリング装置6とをガタ無く安定して取り付けることができる。
しかも、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、当面凸部19、191が所定の幅Wを有していて前側ハウジング9の垂直中心線VO−VO上に設けられているので、当面凸部19、191に当接する当接凸部18を、ランプハウジング3の取付部53のうち、当面凸部19、191と対応する範囲すなわち前側ハウジング9の垂直中心線VO−VO上に広い範囲内の任意の位置(箇所)に設けることができる。この結果、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、車種により、ランプハウジング3の取付部53の形状やレイアウトなどが異なり、当接凸部18のランプハウジング3の取付部53への設ける位置が異なる場合であっても、所定の幅Wを有していて前側ハウジング9の垂直中心線VO−VO上に設けられている当面凸部19、191で十分に対応することができる。これにより、この実施例におけるレベリング装置を備える車両用前照灯、すなわち、ヘッドランプ1は、種々の車種のヘッドランプ1のランプハウジング3に対して、1種類の共有のレベリング装置6で対応することができ、その分、レベリング装置6の製造や製品管理が簡単となりコストを安価にすることができる。
なお、前記の実施例においては、レベリング装置6を備える車両用前照灯としてヘッドランプ1について説明する。ところが、この発明においては、ヘッドランプ1以外のレベリング装置6を備える車両用前照灯にも適用することができる。
また、前記の実施例においては、所定の幅Wと高さTを有する当面凸部19、190、191を、前側ハウジング9の縁に沿って設け、かつ、前側ハウジング9の垂直中心線VO−VO上に設けたものである。ところが、この発明においては、当面凸部を、前側ハウジング9の縁に沿って設けたもの、あるいは、前側ハウジング9の垂直中心線VO−VO上に設けたもの、あるいは、前側ハウジング9の一部に設けたものであっても良い。
さらに、前記の実施例においては、所定の幅Wと高さTを有する当面凸部19、190、191を、前側ハウジング9の縁に沿って設け、かつ、前側ハウジング9の垂直中心線VO−VO上に設けたものである。ところが、この発明においては、当面凸部を、前側ハウジング9の任意の位置に設けても良い。ただし、図3中の二点鎖線の範囲内に当面凸部を設けることが好ましい。
この発明にかかるレベリング装置を備える車両用前照灯の実施例を示すヘッドランプの縦断面図(垂直断面図)である。 同じく、レベリング装置を示す斜視図である。 同じく、レベリング装置を示す正面図である。 同じく、図3におけるIV−IV線断面図である。 同じく、図3におけるV−V線断面図である。 同じく、ランプハウジングの取付部を示す一部斜視図である。 同じく、レベリング装置をランプハウジングに取り付ける前の状態を示す図1におけるVII矢視図である。 同じく、レベリング装置をランプハウジングに取り付ける前の状態を示す図1におけるVIII矢視図である。 同じく、レベリング装置をランプハウジングに取り付けた状態を示す図1におけるVII矢視図である。 同じく、レベリング装置をランプハウジングに取り付けた状態を示す図1におけるVIII矢視図である。 同じく、図9におけるXI−XI線断面図である。
符号の説明
1 ヘッドランプ(レベリング装置を備える車両用前照灯)
2 灯室
3 ランプハウジング(固定部材)
4 ランプレンズ
5 取付ブラケット(傾動部材)
6 レベリング装置
7 ピボット機構
8 球部
9 前側ハウジング
10 後側ハウジング
11 段部
12 シャフト
13 小径円筒部
14 大径円筒部
15 円筒部
16 収納凹部
17 係止凸部
18 当接凸部
19、190、191 当面凸部
20 溝
21 小円筒部
22 弾性片
23 係合孔
24 クラウンギア
25 スクリュー部
26 係合爪
27 凸部やリブ
28 ナット部材
29 シール部材
50 幅狭の係合爪
51 幅広の係合爪
52 パッキン
53 取付部
54 段部
55 円透孔
56 小径円透孔
57 大径円透孔
58 幅狭の溝部
59 幅広の溝部
60 ストッパ
61 ロック凸部
H 水平線
V 垂直線
VO−VO 垂直中心線
W 幅
T 高さ

Claims (3)

  1. 光軸を調整するレベリング装置を備える車両用前照灯において、
    固定部材と、
    前記固定部材に傾動可能に取り付けられている傾動部材と、
    前記レベリング装置と、
    を備え、
    前記固定部材は、
    透孔が設けられている取付部と、
    前記取付部に設けられている当接凸部と、
    を有し、
    前記レベリング装置は、
    前記透孔中に挿入されていて前記透孔の縁に取り付けられている筒部が設けられているハウジングと、
    前記ハウジング内に配置されている駆動装置と、
    前記ハウジングおよび前記筒部に進退可能に取り付けられていて、かつ、前記傾動部材に取り付けられていて、前記駆動装置の駆動により前記ハウジングおよび前記筒部に対して進退して前記傾動部材を前記固定部材に対して傾動させて車両用前照灯の光軸を調整するシャフトと、
    前記ハウジングの一部に設けられていて、前記当接凸部が当接する当面凸部と、
    を有する、
    ことを特徴とするレベリング装置を備える車両用前照灯。
  2. 前記当面凸部は、所定の幅と高さを有していて、前記ハウジングの縁に沿って設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレベリング装置を備える車両用前照灯。
  3. 前記シャフトは、前記ハウジングの垂直中心線上に位置し、
    前記当面凸部は、所定の幅と高さを有していて、前記ハウジングの垂直中心線上に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のレベリング装置を備える車両用前照灯。
JP2008238244A 2008-09-17 2008-09-17 レベリング装置を備える車両用前照灯 Active JP5045623B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008238244A JP5045623B2 (ja) 2008-09-17 2008-09-17 レベリング装置を備える車両用前照灯
US12/560,680 US8033701B2 (en) 2008-09-17 2009-09-16 Head lamp leveling device for vehicle
CN2009101738515A CN101676610B (zh) 2008-09-17 2009-09-16 具备调平装置的车辆用前照灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008238244A JP5045623B2 (ja) 2008-09-17 2008-09-17 レベリング装置を備える車両用前照灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010070002A true JP2010070002A (ja) 2010-04-02
JP5045623B2 JP5045623B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=42029268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008238244A Active JP5045623B2 (ja) 2008-09-17 2008-09-17 レベリング装置を備える車両用前照灯

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8033701B2 (ja)
JP (1) JP5045623B2 (ja)
CN (1) CN101676610B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013206770A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Koito Mfg Co Ltd 光学ユニット

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9151459B2 (en) 2011-10-11 2015-10-06 Sabic Global Technologies B.V. Mounting structure for a headlamp reflector
US9010973B2 (en) * 2012-04-05 2015-04-21 Tricore Corporation Motor vehicle headlight positioning device
JP5995656B2 (ja) * 2012-10-24 2016-09-21 株式会社小糸製作所 車輌用前照灯
JP6054782B2 (ja) * 2013-03-19 2016-12-27 スタンレー電気株式会社 車両用灯具のピボットホルダ構造
JP6125902B2 (ja) * 2013-05-17 2017-05-10 株式会社小糸製作所 車輌用前照灯
JP7096703B2 (ja) * 2018-05-16 2022-07-06 株式会社小糸製作所 車両用筐体

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE120442T1 (de) * 1983-03-22 1985-05-09 Ichikoh Industries Ltd., Tokyo Vorrichtung zur regelung der leuchtweite eines kraftfahrzeugscheinwerfers.
DE4209958A1 (de) 1992-03-27 1993-09-30 Bosch Gmbh Robert Scheinwerfer für Kraftfahrzeuge
JP2835927B2 (ja) 1993-08-10 1998-12-14 株式会社小糸製作所 レベリング装置の取付構造
FR2721121B1 (fr) 1994-06-14 1996-07-19 Valeo Vision Actionneur de commande de la position d'au moins un organe mobile parmi un ensemble de positions discrètes, notamment pour véhicules automobiles.
JP3907827B2 (ja) * 1998-05-25 2007-04-18 株式会社小糸製作所 自動車用ヘッドランプ
FR2780768B1 (fr) 1998-07-01 2000-12-29 Valeo Vision Projecteur de vehicule automobile et correcteur associe
JP4442901B2 (ja) * 2005-06-27 2010-03-31 株式会社小糸製作所 車輌用前照灯のレベリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013206770A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Koito Mfg Co Ltd 光学ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
US8033701B2 (en) 2011-10-11
JP5045623B2 (ja) 2012-10-10
US20100091512A1 (en) 2010-04-15
CN101676610B (zh) 2011-05-11
CN101676610A (zh) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2165880B1 (en) Vehicle headlamp having leveling device
JP5045623B2 (ja) レベリング装置を備える車両用前照灯
JP4353241B2 (ja) 車両用前照灯のレベリング装置およびレベリング装置を備える車両用前照灯
JP4190004B2 (ja) 車輌用灯具
JP5507987B2 (ja) 車両用灯具
JP4236178B2 (ja) 車輌用灯具
JP4968049B2 (ja) レベリング装置を備える車両用前照灯
US6290379B1 (en) Aiming mechanism of headlamp for automobile
JP4442901B2 (ja) 車輌用前照灯のレベリング装置
JP4623049B2 (ja) 車両用前照灯のレベリング装置
JP2008273232A (ja) 車両用前照灯のレベリング装置
JP4831062B2 (ja) 車両用前照灯のレベリング装置
JP4623048B2 (ja) 車両用前照灯のレベリング装置
JP4962303B2 (ja) 車両用前照灯のレベリング装置およびレベリング装置を備える車両用前照灯
JP4636627B2 (ja) 車輌用灯具
JP4803166B2 (ja) 車両用灯具
JP4798176B2 (ja) 車両用前照灯のレベリング装置
JP3939007B2 (ja) 自動車用前照灯
JP4726249B2 (ja) 車輌用灯具
JP2517486B2 (ja) 前照灯の照射角度調整装置
CN101900305A (zh) 具备调平装置的车辆用前照灯
JP2010179920A (ja) 車輌用灯具
JP2011044435A (ja) アクチュエータ
JP2009190685A (ja) 車両用灯具ユニットの光軸調整装置及びレベリングアクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120702

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5045623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250