JPWO2006112008A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置は、かごの速度に応じた電力を発生する発電機、及びかごを強制的に制動するための非常止め装置を備えている。非常止め装置は、かごの速度が異常であるときに発電機が発生する電力によって動作されるようになっている。また、非常止め装置は、かごに搭載されている。

Description

この発明は、かご又は釣合おもりを強制的に停止させるための非常止め装置を備えたエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、かごの非常止め動作を迅速に行うために、電磁アクチュエータにより動作する非常止め装置がかごに搭載されることがある。電磁アクチュエータは、電池からの給電により動作されるようになっている(特許文献1参照)。
国際公開第2004/083091号パンフレット
近年、電池技術の進歩により、小型大容量の電池が開発されポータブル機器等に活用されているが、非常止め装置の電源として用いる場合には、寿命などの点で十分とはいえない。また、大容量のキャパシタなども開発されているが、過去に蓄えられた電気エネルギを使うものであり、経時的には少しずつ放電するものであるから、必要な瞬間に給電できる保障が確実にあるとはいえない。従って、非常止め装置の動作をさらに迅速にかつ確実にすることが要求されている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かごや釣合おもり(昇降体)の速度が過大であるときに、昇降体を強制的に停止させるための非常止め装置をより迅速にかつより確実に動作させることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降体の速度に応じた電力を発生する発電機、及び昇降体に搭載され、かつ、昇降体の速度が異常であるときに発電機が発生する電力によって動作され、かごを強制的に制動するための非常止め装置を備えている。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1のエレベータ装置を示す要部構成図である。 図2のプーリ装置を示す側面図である。 この実施の形態2によるエレベータ装置を示す平面図である。 図4のプーリ装置を示す要部正面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2と、一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とが設置されている。各かごガイドレール2間には昇降体であるかご3が配置され、各釣合おもりガイドレール間には昇降体である釣合おもり4が配置されている。かご3は各かごガイドレール2に案内されながら昇降路1内を昇降され、釣合おもり4は各釣合おもりガイドレールに案内されながら昇降路1内を昇降される。
昇降路1の上部には、そらせ車5と、かご3及び釣合おもり4を昇降させるための駆動力を発生する駆動装置である巻上機6とが設けられている。巻上機6は、モータを含む駆動装置本体7と、駆動装置本体7により回転される駆動シーブ8とを有している。そらせ車5及び駆動シーブ8には、複数本の主索9が巻き掛けられている。かご3及び釣合おもり4は、各主索9により昇降路1内に吊り下げられている。かご3及び釣合おもり4は、駆動シーブ8の回転により昇降路1内を昇降される。
かご3には、各かごガイドレール2にそれぞれ対向する一対の非常止め装置10が搭載されている。各非常止め装置10は、かご3への制動力を発生するための制動部11と、通電により制動部11を動作させる電磁駆動部12とを有している。各制動部11は、かごガイドレール2に接離可能な楔13を有している。楔13は、制動部11の動作によりかごガイドレール2に押し付けられるようになっている。各制動部11は、楔13がかごガイドレール2に押し付けられることにより、かご3に対する制動力を発生するようになっている。かご3は、各制動部11の動作によって発生する制動力により強制的に停止される。
かご3にはまた、かご3の速度に応じて回転される一対の回転体である第1従動プーリ14及び第2従動プーリ15と、第1及び第2従動プーリ14,15が互いに離れる方向へ第1及び第2従動プーリ14,15を付勢する付勢装置16とを有するプーリ装置(回転体装置)17が搭載されている。この例では、プーリ装置17は、かご3の下部に設けられている。また、第1及び第2従動プーリ14,15は、上下方向へ互いに並べて配置されている。即ち、第1従動プーリ(一方の回転体)14は、第2従動プーリ(他方の回転体)15の上方に配置されている。第1及び第2従動プーリ14,15には、第1及び第2従動プーリ14,15をまとめて囲むようにガバナロープ18が巻き掛けられている。
昇降路1の上部及び下部には、かごガイドレール2にそれぞれ固定された上部固定部材19及び下部固定部材20が設けられている。上部固定部材19には、ガバナロープ18の一端部がばね(弾性体)21を介して接続されている。下部固定部材20には、ガバナロープ18の他端部がばね(弾性体)22を介して接続されている。ガバナロープ18は、下部固定部材20側から、第1従動プーリ14に巻き掛けられた後に、第2従動プーリ15に巻き掛けられ、上部固定部材19側へ至っている。
ガバナロープ18には、ばね21,22及び付勢装置16のそれぞれの付勢力により張力が与えられている。これにより、ガバナロープ18と第1及び第2従動プーリ14,15との間に摩擦力が生じ、第1及び第2従動プーリ14,15のガバナロープ18に対する滑りが防止される。第1及び第2従動プーリ14,15は、かご3が昇降路1内を昇降される際にプーリ装置17がガバナロープ18に対して移動されることにより、かご3の速度に応じて回転されるようになっている。即ち、第1及び第2従動プーリ14,15の回転速度は、かご3の速度が大きくなるにつれて大きくなり、かご3の速度が小さくなるにつれて小さくなるようになっている。
なお、昇降路1内の底部には、かご3が落下したときにかご3への衝撃を緩和するためのかご緩衝器23と、釣合おもり4が落下したときに釣合おもり4への衝撃を緩和するための釣合おもり緩衝器24とが設置されている。また、かご3には、エレベータの運転を制御する制御装置(図示せず)とかご3との間で情報の伝送を行うための制御ケーブル(移動ケーブル)25が接続されている。
図2は、図1のエレベータ装置を示す要部構成図である。また、図3は、図2のプーリ装置17を示す側面図である。図において、かご3には、かご3の移動により電力を発生する第1発電機26及び第2発電機27と、かご3の速度を検出するための第1かご速度検出器28及び第2かご速度検出器29とが搭載されている。第1発電機26及び第1かご速度検出器28は、第1従動プーリ14の回転軸に設けられている。また、第2発電機27及び第2かご速度検出器29は、第2従動プーリ15の回転軸に設けられている。なお、第1発電機26及び第1かご速度検出器28は、第1従動プーリ14の回転軸に設けずに、第1従動プーリ14と一体にしてもよいし、第1従動プーリ14の外周部に係合させてもよい。また、第2発電機27及び第2かご速度検出器29は、第2従動プーリ15の回転軸に設けずに、第2従動プーリ15と一体にしてもよいし、第2従動プーリ15の外周部に係合させてもよい。
第1発電機26は第1従動プーリ14の回転に基づいてかご3の速度に応じた電力を発生し、第2発電機27は第2従動プーリ15の回転に基づいてかご3の速度に応じた電力を発生するようになっている。各非常止め装置10は、かご3の速度が異常(過大)であるときに第1及び第2発電機26,27が発生する電力によって動作されるようになっている。即ち、第1及び第2発電機26,27が発生する電力の大きさはかご3の速度の上昇に伴って大きくなることから、第1及び第2発電機26,27が発生する電力の大きさが、かご3の速度が異常に増大したときの所定の大きさになるまでは、非常止め装置10は動作しないようになっている。
また、第1かご速度検出器28は第1従動プーリ14の回転に基づいてかご3の速度に応じた信号を発生し、第2かご速度検出器29は第2従動プーリ15の回転に基づいてかご3の速度に応じた信号を発生するようになっている。なお、第1及び第2かご速度検出器28,29としては、例えばエンコーダ等が挙げられる。
また、かご3には、かご3の速度が異常であるときのみに第1及び第2発電機26,28からの電力を電磁駆動部12へ供給するための調速装置30及びバックアップ回路31が搭載されている。
調速装置30は、第1及び第2発電機26,27からの電力を受ける受電部32と、第1及び第2かご速度検出器28,29からのそれぞれの情報に基づいてかご3の速度の異常の有無を判定し、かご3の速度が異常であるときのみに受電部32で受けた電力を各非常止め装置10に供給する調速制御部33とを有している。
受電部32は、第1及び第2発電機26,28からの電力を、調速装置30の制御動作のための制御用電源、及び非常止め装置10の電磁駆動部12を動作させるための非常動作用電源として調速制御部33に供給するようになっている。
調速制御部33は、受電部32からの制御用電源の供給により制御動作可能になっている。また、調速制御部33は、第1かご速度検出器28からの情報に基づいてかご3の速度の異常の有無を判定する第1処理部34と、第2かご速度検出器29からの情報に基づいてかご3の速度の異常の有無を判定する第2処理部35と、第1及び第2処理部34,35のうち少なくともいずれかによりかご3の速度が異常であると判定されたときに、受電部32からの非常動作用電源を各非常止め装置10に供給する非常時出力部36とを有している。
第1及び第2処理部34,35のそれぞれには、かご3の速度の異常の有無を判定するための基準である過速度設定パターンが昇降路1内の上下方向についての位置に対応させてあらかじめ設定されている。この例では、過速度設定パターンは、昇降路1の終端部(上端部及び下端部)近傍の所定の区間において、終端部に向けて連続的に小さくなるように設定されている。
第1処理部34は、第1かご速度検出器28からの信号をかご情報として取得し、取得したかご情報に基づいてかご3の位置及び速度を求める第1演算部37と、第1演算部37により求められたかご3の位置及び速度と過速度設定パターンとを比較することにより、かご3の速度の異常の有無を判定する第1判定部38とを有している。
第2処理部35は、第2かご速度検出器29からの信号をかご情報として取得し、取得したかご情報に基づいてかご3の位置及び速度を求める第2演算部39と、第2演算部39により求められたかご3の位置及び速度と過速度設定パターンとを比較することにより、かご3の速度の異常の有無を判定する第2判定部40とを有している。
非常時出力部36は、第1及び第2判定部38,40のそれぞれからの情報に基づいて、受電部32からの非常動作用電源を各非常止め装置10に供給するか否かを決定するようになっている。即ち、非常時出力部36は、第1判定部38による判定と、第2判定部40による判定との二重の判定に基づいて、受電部32からの非常動作用電源を各非常止め装置10に供給するか否かの決定を行うようになっている。
バックアップ回路31は、第1及び第2発電機26,27からの電力の大きさに基づいてかご3の速度の異常の有無を判定し、かご3の速度が異常であると判定したときのみに第1及び第2発電機26,27からの電力を電磁駆動部12へ供給するようになっている。バックアップ回路31には、第1及び第2発電機26,27からの電力の大きさと比較することによりかご3の速度の異常の有無を判定するための基準である異常判定用設定値が設定されている。異常判定用設定値は、エレベータの定格速度よりも大きな値とされている。
各非常止め装置10は、調速装置30及びバックアップ回路31の少なくともいずれか一方から電磁駆動部12への電力の供給により動作され、かご3に対する制動力を強制的に発生するようになっている。
次に、動作について説明する。かご3が昇降路1内を移動されると、第1及び第2従動プーリ14,15がかご3の速度に応じて回転される。これにより、かご3の速度に応じた電力が第1及び第2発電機26,27から調速装置30及びバックアップ回路31に供給され、かご3の速度に応じた信号が第1及び第2かご速度検出器28,29から調速装置30へ伝送される。
調速装置30の制御動作は、第1及び第2発電機26,27からの電力の供給により行われる。調速装置30の制御動作より、第1処理部34では第1かご速度検出器28からの信号に基づくかご3の速度の異常の有無についての判定が行われ、第2処理部35では第2かご速度検出器29からの信号に基づくかご3の速度の異常の有無についての判定が行われる。
また、バックアップ回路31では、調速装置30による判定と並行して、第1及び第2発電機26,27からの電力の大きさに基づいて、かご3の速度の異常の有無が判定される。
エレベータの運転が正常に行われ、かご3の速度が正常である場合には、調速装置30及びバックアップ回路31のそれぞれから各非常止め装置10への電力の供給は停止されている。これにより、かご3は、各非常止め装置10の動作により強制的に停止されることはない。
例えば主索9の破断等によりかご3の速度が異常に増大し、第1及び第2処理部34,35の少なくともいずれか一方によってかご3の速度が異常であると判定された場合には、第1及び第2発電機26,27で発生した電力が調速装置30の非常時出力部36から各非常止め装置10に供給される。
また、調速装置30から各非常止め装置10への電力の供給がなくても、バックアップ回路31によってかご3の速度が異常であると判定された場合には、第1及び第2発電機26,27で発生した電力がバックアップ回路31から各非常止め装置10に供給される。
調速装置30及びバックアップ回路31のそれぞれから各非常止め装置10に供給される電力の大きさは、かご3の速度が異常に増大していることから、各非常止め装置10を動作させるのに十分な大きさとなっている。従って、かご3の速度が異常に増大したときには、各非常止め装置10が調速装置30あるいはバックアップ回路31からの電力の供給により動作され、かご3の移動が停止される。
このようなエレベータ装置では、第1及び第2発電機26,27がかご3の速度に応じた電力を発生し、かご3の速度が異常であるときの第1及び第2発電機26,27の電力によって非常止め装置10が動作されるようになっているので、かご3の移動エネルギを電力に変換することができ、停電時にかご3の速度が異常に増大した場合にも、各非常止め装置10が動作するのに十分な電力を第1及び第2発電機26,27に発生させることができる。従って、停電時において、例えばバッテリが劣化している等の原因により非常止め装置が動作しないといった事態を回避することができ、非常止め装置10をより短時間にかつより確実に動作させることができる。
また、第1及び第2発電機26,27は、かご3に搭載されているので、例えば制御ケーブル25の破断等により各非常止め装置10への電力の供給が遮断されることを防止することができ、各非常止め装置10への電力の供給をより確実に行うことができる。
また、第1及び第2かご速度検出器28,29がかご3の速度に応じた信号を発生し、調速装置30は、第1及び第2かご速度検出器28,29からの信号に基づいてかご3の速度の異常の有無を判定するとともに、かご3の速度が異常であると判定したときのみに第1及び第2発電機26,27からの電力を各非常止め装置10に供給するようになっているので、各非常止め装置10の誤動作の防止を図ることができ、かご3の速度が異常であるときの各非常止め装置10の動作をさらに確実に行うことができる。
また、第1及び第2かご速度検出器28,29は、かご3に搭載されているので、第1及び第2かご速度検出器28,29からの信号を調速装置30まで、より確実に伝送させることができる。
また、プーリ装置17は、かご3の速度に応じて回転される第1及び第2従動プーリ14,15を有し、調速装置30は、第1及び第2従動プーリ14,15の回転に基づいてかご3の速度の異常の有無を判定するようになっているので、調速装置30による判定を簡単な構成でかつより確実に行うことができる。
また、調速装置30は、第1従動プーリ14の回転に基づいてかご3の速度の異常の有無を判定する第1処理部34と、第2従動プーリ15の回転に基づいてかご3の速度の異常を判定する第2処理部35と、第1及び第2処理部34,35のそれぞれからの情報に基づいて、第1及び第2処理部34,35のうち少なくともいずれかによりかご3の速度が異常であると判定されたときに、第1及び第2発電機26,27からの電力を非常止め装置10に供給する非常時出力部36とを有しているので、かご3の速度の異常の有無について複数の判定を行うことができ、各非常止め装置10への電力供給の有無の判断の信頼性を向上することができる。これにより、非常止め装置10の誤動作の防止をさらに図ることができる。
また、第1及び第2従動プーリ14,15には、昇降路1内に上下方向へ張られたガバナロープ18が第1及び第2従動プーリ14,15をまとめて囲むように巻き掛けられており、第1及び第2従動プーリ14,15は、ガバナロープ18に張力が与えられるように互いに離れる方向へ付勢装置16により付勢されているので、第1及び第2従動プーリ14,15とガバナロープ18との間に大きな摩擦力を発生させることができ、第1及び第2従動プーリ14,15のガバナロープ18に対する滑りの発生を防止することができる。これにより、第1及び第2従動プーリ14,15をさらに確実にかご3の速度に対応させて回転させることができる。
また、ガバナロープ18は、ばね21を介して昇降路1の上部に接続され、ばね22を介して昇降路1の下部に接続されているので、ガバナロープ18に張力を与えることができるとともに、ガバナロープ18の長さが経時的変化等により伸びた場合であっても、ガバナロープ18の伸びをばね21,22の弾性により吸収することができ、第1及び第2従動プーリ14,15とガバナロープ18との間の摩擦力の大きさの低下を防止することができる。
実施の形態2.
図4は、この実施の形態2によるエレベータ装置を示す平面図である。また、図5は、図4のプーリ装置を示す要部正面図である。図において、かご3には、プーリ装置(回転体装置)54が搭載されている。プーリ装置54は、かご3の上部に設けられている。また、プーリ装置54は、互いに間隔を置いて水平方向へ並べられた第1従動プーリ(回転体)51及び第2従動プーリ(回転体)52と、第1及び第2従動プーリ51,52が互いに離れる方向へ第1従動プーリ51及び第2従動プーリ52を付勢する付勢装置53とを有している。
第1従動プーリ51は、水平方向について、第2従動プーリ52よりもかご3の外側に配置されている。また、第1従動プーリ51の外周部には、ガバナロープ18が巻き掛けられる2本の溝部51a,51bが設けられている。第2従動プーリ52の外周部には、ガバナロープ18が巻き掛けられる1本の溝部52aが設けられている。
ガバナロープ18は、第1及び第2従動プーリ51,52をまとめて囲むように第1従動プーリ51及び第2従動プーリ52に巻き掛けられている。また、ガバナロープ18は、下部固定部材20側から、溝部51aに沿って第1従動プーリ51に巻き掛けられ、溝部52aに沿って第2従動プーリ52に巻き掛けられた後、溝部51bに沿って第1従動プーリ51に再度巻き掛けられ、上部固定部材19側に至っている。ガバナロープ18には、ばね21,22及び付勢装置53のそれぞれの付勢力により張力が与えられている。
また、かご3には、かご3の移動により電力を発生する第1発電機55及び第2発電機56が搭載されている。第1発電機55は、第1従動プーリ51の回転軸に設けられている。また、第2発電機56は、第2従動プーリ52の回転軸に設けられている。
第1発電機55は第1従動プーリ51の回転に基づいてかご3の速度に応じた電力を発生し、第2発電機56は第2従動プーリ52の回転に基づいてかご3の速度に応じた電力を発生するようになっている。各非常止め装置10は、かご3の速度が異常であるときに第1及び第2発電機55,56が発生する電力によって動作されるようになっている。この例では、第1発電機55は、第1従動プーリ51の回転に応じた周波数の電圧を発生する交流発電機とされている。また、第2従動プーリ52の回転に応じた周波数の電圧を発生する交流発電機とされている。
かご3には、調速装置57が搭載されている。調速装置57は、第1及び第2発電機55,56からの電力を受けることにより、制御動作可能になっている。また、調速装置57は、第1及び第2発電機55,56のそれぞれで発生する電圧の周波数(電力の情報)に基づいてかご3の速度の異常の有無を判定し、かご3の速度が異常であるときのみに第1及び第2発電機55,56で発生した電力を各非常止め装置10に供給するようになっている。
また、調速装置57は、第1発電機55からの電圧の周波数に基づいてかご3の速度の異常を判定する第1処理部と、第2発電機56からの電圧の周波数に基づいてかご3の速度の異常を判定する第2処理部と、第1及び第2処理部のうち少なくともいずれかによりかご3の速度が異常であると判定されたときに、第1及び第2発電機55,56からの電力を各非常止め装置10に供給する非常時出力部とを有している。
即ち、調速装置57には、制御動作のための電源としてだけでなく、かご3の速度を検出してかご3の速度の異常の有無を判定するための情報(かご情報)としても第1及び第2発電機55,56からの電力が供給されるようになっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。かご3の移動により第1及び第2従動プーリ51,52が回転されると、かご3の速度に応じた電力が第1及び第2発電機55,56から調速装置57に供給される。
これにより、調速装置57では、第1及び第2発電機55,56のそれぞれからの電力の情報(この例では、電圧の周波数)に基づいてかご3の速度の異常の有無が判定される。
エレベータの運転が正常に行われ、かご3の速度が正常である場合には、調速装置57ではかご3の速度の異常を判定せず、調速装置57から各非常止め装置10への電力の供給は停止されている。
例えば主索9の破断等によりかご3の速度が異常に増大し、かご3の速度が異常であると調速装置57によって判定された場合には、第1及び第2発電機55,56で発生した電力が調速装置57から各非常止め装置10に供給される。これにより、各非常止め装置10が動作され、かご3の移動が停止される。
このようなエレベータ装置において、調速装置57は、第1及び第2発電機55,56からの電圧の周波数を電力の情報として取得し、電力の情報に基づいてかご3の速度の異常の有無を判定するとともに、かご3の速度が異常であると判定したときのみに第1及び第2発電機55,56からの電力を各非常止め装置10へ供給するようになっているので、かご3の速度を検出するための専用の速度検出器を用いることなく、かご3の速度を検出することができる。これにより、部品点数を少なくすることができ、低コスト化及び小形化を図ることができる。
また、第1及び第2従動プーリ51,52は、互いに間隔を置いて水平方向へ並べられているので、プーリ装置54の高さ方向の寸法を小さくすることができ、昇降路1の高さ方向についての寸法を小さくすることができる。これにより、エレベータ装置の縮小化を図ることができる。
なお、上記の例では、調速装置57がかご3の速度を検出するための電力の情報は、電圧の周波数とされているが、かご3の速度に応じて変化する情報であればよく、電圧の大きさであってもよく、また、発電機の調速装置への出力部分に抵抗等の負荷を設けることにより電流の大きさや周波数を電力の情報としてもよい。このようにしても、調速装置57によってかご3の速度の異常の有無を判定することができ、かご3の速度を検出するための専用の速度検出器を省略することができる。
また、各上記実施の形態では、かご3の速度に応じて回転される従動プーリの数が第1及び第2従動プーリの2つとされているが、従動プーリの数を1つとしてもよい。このようにしても、調速装置は、従動プーリの回転に基づいてかご3の速度を求めることができ、かご3の速度の異常の有無の判定を行うことができる。この場合、ガバナロープ18は、1つの従動プーリにのみ巻き掛けられる。また、ガバナロープ18には、ばね21,22の付勢力により張力が与えられる。
また、従動プーリの数を3つ以上としてもよい。この場合、調速装置には、各従動プーリに対応する3つ以上の処理部が設けられる。各処理部では、対応する従動プーリの回転に基づいてかご3の速度の異常の有無についての判定が行われる。また、非常時出力部は、各処理部による判定のうち、かご3の速度が異常であるとの判定の数がかご3の速度が正常であるとの判定の数よりも多いときに、第1及び第2発電機からの電力を各非常止め装置10に供給するようになっている。例えば従動プーリの数が3つである場合には、かご3の速度が異常であるとの判定が2つあるいは3つの処理部によって行われたときに、調速装置が発電機からの電力を各非常止め装置10に供給するようになっている。このようにすれば、一部の従動プーリの回転について誤った判定があったとしても他の従動プーリについての判定により各非常止め装置10への電力供給の決定を行うことができ、調速装置による判定の信頼性の向上を図ることができる。
また、各上記実施の形態では、ガバナロープ18が昇降路1の上部及び下部のそれぞれにばね21,22を介して接続されているが、昇降路1の上部及び下部のいずれかのみにばねを介してガバナロープ18を接続してもよい。このようにしても、ガバナロープ18の伸びをばねによって吸収することができ、従動プーリとガバナロープ18との間の摩擦力の大きさの低下を防止することができる。
また、各上記実施の形態では、プーリ装置、非常止め装置、調速装置及びバックアップ回路がかご3のみに搭載されているが、釣合おもり4に搭載されるようにしてもよいし、かご3及び釣合おもり4のいずれにも搭載されるようにしてもよい。


Claims (13)

  1. 昇降体の速度に応じた電力を発生する発電機、及び
    上記昇降体に搭載され、かつ、上記昇降体の速度が異常であるときに上記発電機が発生する上記電力によって動作され、上記昇降体を強制的に制動するための非常止め装置
    を備えていることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記発電機は、上記昇降体に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 上記昇降体の速度に応じた信号を発生する速度検出器、及び
    上記速度検出器からの信号を昇降体情報として取得し、上記昇降体情報に基づいて上記昇降体の速度の異常の有無を判定し、上記昇降体の速度が異常であると判定したときのみに上記発電機から上記非常止め装置への上記電力の供給を行う調速装置
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 上記速度検出器は、上記昇降体に搭載されていることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ装置。
  5. 上記発電機からの上記電力の情報を昇降体情報として取得し、上記昇降体情報に基づいて上記昇降体の速度の異常の有無を判定し、上記昇降体の速度が異常であると判定したときのみに上記発電機から上記非常止め装置への上記電力の供給を行う調速装置
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  6. 上記電力の情報は、電圧の大きさであることを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置。
  7. 上記発電機は、交流の電圧を発生するようになっており、
    上記電圧の周波数が上記電力の情報として上記発電機から上記調速装置へ供給されるようになっていることを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置。
  8. 上記昇降体の速度に応じて回転される回転体を有する回転体装置をさらに備え、
    上記調速装置は、上記回転体の回転に基づいて上記昇降体情報を取得するようになっていることを特徴とする請求項3乃至請求項7の何れかに記載のエレベータ装置。
  9. 上記回転体装置は、複数の上記回転体を有しており、
    上記調速装置は、各上記回転体の回転によるそれぞれの上記昇降体情報に基づいて個別に上記昇降体の速度の異常の有無の判定を行い、少なくともいずれかの判定が上記かごの速度が異常であるとの判定であるときに、上記発電機から上記非常止め装置への上記電力の供給を行うようになっていることを特徴とする請求項8に記載のエレベータ装置。
  10. 上記回転体装置は、3つ以上の上記回転体を有しており、
    上記調速装置は、各上記回転体の回転によるそれぞれの上記昇降体情報に基づいて個別に上記昇降体の速度の異常の有無の判定を行い、上記昇降体の速度が異常であるとの判定の数が上記昇降体の速度が正常であるとの判定の数よりも多いときに、上記発電機から上記非常止め装置への上記電力の供給を行うようになっていることを特徴とする請求項8に記載のエレベータ装置。
  11. 上記回転体装置は、昇降路の上部及び下部に接続されたガバナロープが巻き掛けられた一対の上記回転体と、各上記回転体が互いに離れる方向へ上記回転体を付勢する付勢装置とを有し、かつ、上記昇降体に搭載され、
    上記ガバナロープは、各上記回転体をまとめて囲むように各上記回転体に巻き掛けられており、
    上記ガバナロープには、上記付勢装置の各上記回転体に対する付勢により、張力が与えられていることを特徴とする請求項8乃至請求項10の何れかに記載のエレベータ装置。
  12. 各上記回転体は、互いに間隔を置いて水平方向へ並べられていることを特徴とする請求項11に記載のエレベータ装置。
  13. 上記ガバナロープは、上記昇降路の上部及び下部の少なくともいずれか一方に弾性体を介して接続されていることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のエレベータ装置。




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