JPH1121035A - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置Info
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- JPH1121035A JPH1121035A JP9180003A JP18000397A JPH1121035A JP H1121035 A JPH1121035 A JP H1121035A JP 9180003 A JP9180003 A JP 9180003A JP 18000397 A JP18000397 A JP 18000397A JP H1121035 A JPH1121035 A JP H1121035A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テールコードを介さずに、かごの電装品へ電
力を供給すること。 【解決手段】 エレベータのかごを、レールに案内する
ためのローラガイド31の回転を利用して発電する発電
手段11と、この発電手段から上昇中または下降中のエ
レベータのかごの減速時にのみ電気エネルギーを得るよ
うに制御する制御手段17と、発電手段によって得た電
気エネルギーを蓄積し、かごの各種負荷へ供給するエネ
ルギー蓄積・供給手段12とを具備した。よって、発電
手段はエレベータのかごの減速時にのみ発電を行うの
で、その負荷が軽減され、かつエネルギー蓄積・供給手
段の過充電を防止できる。
力を供給すること。 【解決手段】 エレベータのかごを、レールに案内する
ためのローラガイド31の回転を利用して発電する発電
手段11と、この発電手段から上昇中または下降中のエ
レベータのかごの減速時にのみ電気エネルギーを得るよ
うに制御する制御手段17と、発電手段によって得た電
気エネルギーを蓄積し、かごの各種負荷へ供給するエネ
ルギー蓄積・供給手段12とを具備した。よって、発電
手段はエレベータのかごの減速時にのみ発電を行うの
で、その負荷が軽減され、かつエネルギー蓄積・供給手
段の過充電を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロープ巻き上げ式
エレベータや油圧式エレベータにおいて、テールコード
を介さずに、かご内の各種電装品に電力を供給するエレ
ベータ装置に関する。
エレベータや油圧式エレベータにおいて、テールコード
を介さずに、かご内の各種電装品に電力を供給するエレ
ベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、特開平8−310762号公報
に記載された、従来のエレベータのかごの上に取り付け
られるバッテリ(蓄電池)充電装置を示した図である。
このバッテリ充電装置は、エレベータのかご1aの上に
取り付けたファン2aによって駆動される発電機3aか
ら成り、この発電機3aで得られた電力を非常用バッテ
リ4aに充電するように構成されている。そして、この
バッテリ充電装置は、かご1aの上はり5aに支持され
ているロープ6aに固定されている。
に記載された、従来のエレベータのかごの上に取り付け
られるバッテリ(蓄電池)充電装置を示した図である。
このバッテリ充電装置は、エレベータのかご1aの上に
取り付けたファン2aによって駆動される発電機3aか
ら成り、この発電機3aで得られた電力を非常用バッテ
リ4aに充電するように構成されている。そして、この
バッテリ充電装置は、かご1aの上はり5aに支持され
ているロープ6aに固定されている。
【0003】このバッテリ充電装置の詳細を図9に示し
たように、固定台7aに発電機3aが固定されており、
ファン2aは発電機3aの回転軸に取り付けられてい
る。また、ファン2aの周りを囲むようにファンカバー
8aが設けられている。従って、エレベータかごの上
昇、下降に伴なって生ずる風圧によって、ファン2aを
回転させ、さらに回転するファン2aによって発電機3
aを回転させて電力を得るもので、エレベータ装置の制
御盤などから電力の供給を受けることなく、エレベータ
のかご1aに設けてある非常用バッテリ4aを充電する
ことを目的としたものである。
たように、固定台7aに発電機3aが固定されており、
ファン2aは発電機3aの回転軸に取り付けられてい
る。また、ファン2aの周りを囲むようにファンカバー
8aが設けられている。従って、エレベータかごの上
昇、下降に伴なって生ずる風圧によって、ファン2aを
回転させ、さらに回転するファン2aによって発電機3
aを回転させて電力を得るもので、エレベータ装置の制
御盤などから電力の供給を受けることなく、エレベータ
のかご1aに設けてある非常用バッテリ4aを充電する
ことを目的としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
8−310762号公報に示されている従来のバッテリ
充電装置は、エレベータかごの走行中、常時発電を行う
ものである。従って、発電用モータの負荷が大きくな
り、その分容量の大きいモータが必要となるとともに、
バッテリを過充電にして寿命を短くしてしまうおそれが
あった。また、ファンによる発電においては、かごの周
囲を流れる気流経路を考慮に入れないと、効率の良い発
電は行えないという問題もあった。
8−310762号公報に示されている従来のバッテリ
充電装置は、エレベータかごの走行中、常時発電を行う
ものである。従って、発電用モータの負荷が大きくな
り、その分容量の大きいモータが必要となるとともに、
バッテリを過充電にして寿命を短くしてしまうおそれが
あった。また、ファンによる発電においては、かごの周
囲を流れる気流経路を考慮に入れないと、効率の良い発
電は行えないという問題もあった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決したエレベ
ータ装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
ータ装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エレベー
タのかごを、レールに案内するためのローラガイドに連
結され、このローラガイドの回転を利用して発電する発
電手段と、この発電手段から上昇中または下降中の前記
エレベータのかごの減速時にのみ電気エネルギーを得る
ように制御する制御手段と、前記発電手段によって得た
電気エネルギーを蓄積し、前記かごの各種負荷へ供給す
るエネルギー蓄積・供給手段とを具備することを特徴と
するものである。
タのかごを、レールに案内するためのローラガイドに連
結され、このローラガイドの回転を利用して発電する発
電手段と、この発電手段から上昇中または下降中の前記
エレベータのかごの減速時にのみ電気エネルギーを得る
ように制御する制御手段と、前記発電手段によって得た
電気エネルギーを蓄積し、前記かごの各種負荷へ供給す
るエネルギー蓄積・供給手段とを具備することを特徴と
するものである。
【0007】このように、発電手段はエレベータのかご
の減速時にのみ発電を行うので、発電手段の負荷が軽減
されるとともに、エネルギー蓄積・供給手段での過充電
を防止することができる。
の減速時にのみ発電を行うので、発電手段の負荷が軽減
されるとともに、エネルギー蓄積・供給手段での過充電
を防止することができる。
【0008】第2の発明は、エレベータのかごをレール
に案内するためのローラガイドに連結され、このローラ
ガイドの回転を利用して発電する発電用モータと、この
発電用モータから上昇中または下降中の前記エレベータ
のかごの減速時にのみ電気エネルギーを得るように制御
する制御手段と、前記発電用モータによって得た電気エ
ネルギーを蓄積し、前記かごの各種負荷へ供給するエネ
ルギー蓄積・供給手段と、前記エレベータのかごと同期
して回転駆動される調速機に備えられた過速度検出手段
と、この過速度検出手段が作動した際に、前記発電用モ
ータの電機子を短絡させるブレーキ手段とを具備するこ
とを特徴とするものである。
に案内するためのローラガイドに連結され、このローラ
ガイドの回転を利用して発電する発電用モータと、この
発電用モータから上昇中または下降中の前記エレベータ
のかごの減速時にのみ電気エネルギーを得るように制御
する制御手段と、前記発電用モータによって得た電気エ
ネルギーを蓄積し、前記かごの各種負荷へ供給するエネ
ルギー蓄積・供給手段と、前記エレベータのかごと同期
して回転駆動される調速機に備えられた過速度検出手段
と、この過速度検出手段が作動した際に、前記発電用モ
ータの電機子を短絡させるブレーキ手段とを具備するこ
とを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、発電用モータはエレベ
ータのかごの減速時にのみ発電を行うので、発電用モー
タの負荷が軽減されてその容量も小さくて済む。さら
に、かごが過速度になったような非常時には、発電用モ
ータをブレーキとして作用させることができ、安全性の
向上に寄与することができる。
ータのかごの減速時にのみ発電を行うので、発電用モー
タの負荷が軽減されてその容量も小さくて済む。さら
に、かごが過速度になったような非常時には、発電用モ
ータをブレーキとして作用させることができ、安全性の
向上に寄与することができる。
【0010】第3の発明は、エレベータのかご上または
かご下に設置され、かごの上昇および下降に伴い、かご
回りに生じる気流を利用して発電を行う発電手段と、こ
の発電手段を上昇中または下降中の前記エレベータのか
ごの減速時にのみ電気エネルギーを得るように制御する
制御手段と、前記発電手段によって得た電気エネルギー
を蓄積し、前記かごの各種負荷へ供給するエネルギー蓄
積・供給手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
かご下に設置され、かごの上昇および下降に伴い、かご
回りに生じる気流を利用して発電を行う発電手段と、こ
の発電手段を上昇中または下降中の前記エレベータのか
ごの減速時にのみ電気エネルギーを得るように制御する
制御手段と、前記発電手段によって得た電気エネルギー
を蓄積し、前記かごの各種負荷へ供給するエネルギー蓄
積・供給手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
【0011】これによって、発電手段はエレベータのか
ごの減速時にのみ発電を行うので、発電手段の負荷が軽
減されるとともに、エネルギー蓄積・供給手段での過充
電を防止することがてきる。
ごの減速時にのみ発電を行うので、発電手段の負荷が軽
減されるとともに、エネルギー蓄積・供給手段での過充
電を防止することがてきる。
【0012】第4の発明は、第1ないし第3の発明に、
エネルギー蓄積・供給手段の限界入力電圧と発電手段ま
たは発電用モータによって得られた出力電圧とを比較す
る比較手段と、この比較手段によって前記発電手段また
は発電用モータの出力電圧が前記エネルギー蓄積・供給
手段の限界入力電圧を超えているときに、前記エネルギ
ー蓄積・供給手段への前記発電手段または発電用モータ
からの電気エネルギーの供給を遮断する遮断手段とを付
加したことを特徴とするものである。
エネルギー蓄積・供給手段の限界入力電圧と発電手段ま
たは発電用モータによって得られた出力電圧とを比較す
る比較手段と、この比較手段によって前記発電手段また
は発電用モータの出力電圧が前記エネルギー蓄積・供給
手段の限界入力電圧を超えているときに、前記エネルギ
ー蓄積・供給手段への前記発電手段または発電用モータ
からの電気エネルギーの供給を遮断する遮断手段とを付
加したことを特徴とするものである。
【0013】これによって、エネルギー蓄積・供給手段
に設けられているバッテリの過電圧入力を防止すること
ができる。
に設けられているバッテリの過電圧入力を防止すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1ないし図7を参照して詳細に説明する。
いて、図1ないし図7を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係るエレベータ装置の基
本的な全体構成を示したブロック図である。すなわち、
テールコードを介さずに、エレベータのかご内の各種電
装品に電力を供給するために、エレベータのかごが上昇
したり下降する場合の、減速時にのみ電力を生ずる発電
手段11をエレベータのかごに設け、この発電手段11
で得た電気エネルギーをエネルギー蓄積・供給手段12
に蓄積させる。
本的な全体構成を示したブロック図である。すなわち、
テールコードを介さずに、エレベータのかご内の各種電
装品に電力を供給するために、エレベータのかごが上昇
したり下降する場合の、減速時にのみ電力を生ずる発電
手段11をエレベータのかごに設け、この発電手段11
で得た電気エネルギーをエネルギー蓄積・供給手段12
に蓄積させる。
【0016】このエネルギー蓄積・供給手段12は、図
2に示すように、例えばバッテリ21、発電機極性切替
回路22、タイマ23、遮断回路24から構成されてい
る。そして、このバッテリ21は、発電手段11で変換
した電気エネルギーを蓄え、後述するDC−AC変換手
段13およびDC−DC変換手段15へ電力を供給す
る。また、発電機極性切替回路22は、エレベータが上
昇運転か、下降運転かによって発電手段11から得られ
る電気エネルギーの極性を切り替える。さらに、タイマ
23は、かごの停止から一定時間をカウントして、この
一定時間に達したとき、遮断回路24を開放して、発電
手段11から後述するDC−AC変換手段13およびD
C−DC変換手段15への電力の供給を遮断するもので
ある。
2に示すように、例えばバッテリ21、発電機極性切替
回路22、タイマ23、遮断回路24から構成されてい
る。そして、このバッテリ21は、発電手段11で変換
した電気エネルギーを蓄え、後述するDC−AC変換手
段13およびDC−DC変換手段15へ電力を供給す
る。また、発電機極性切替回路22は、エレベータが上
昇運転か、下降運転かによって発電手段11から得られ
る電気エネルギーの極性を切り替える。さらに、タイマ
23は、かごの停止から一定時間をカウントして、この
一定時間に達したとき、遮断回路24を開放して、発電
手段11から後述するDC−AC変換手段13およびD
C−DC変換手段15への電力の供給を遮断するもので
ある。
【0017】さて、エネルギー蓄積・供給手段12から
供給される電気エネルギーは直流電圧であり、これをD
C−AC変換手段13で交流電圧に変換するとともに、
トランスで用途別の電圧に変換し、AC電源14として
かご内の各種電装品へ供給する。さらに、エネルギー蓄
積・供給手段12から供給される直流電圧を、DC−D
C変換手段15で用途別の直流電圧に変換して、DC電
源16としてかご内の各種電装品へ供給する。なお、発
電手段11をエレベータのかごが上昇中または下降中の
減速時にのみ電力を生じさせるように制御するために、
制御手段17が設けられている。
供給される電気エネルギーは直流電圧であり、これをD
C−AC変換手段13で交流電圧に変換するとともに、
トランスで用途別の電圧に変換し、AC電源14として
かご内の各種電装品へ供給する。さらに、エネルギー蓄
積・供給手段12から供給される直流電圧を、DC−D
C変換手段15で用途別の直流電圧に変換して、DC電
源16としてかご内の各種電装品へ供給する。なお、発
電手段11をエレベータのかごが上昇中または下降中の
減速時にのみ電力を生じさせるように制御するために、
制御手段17が設けられている。
【0018】次に、本発明の具体的な一実施の形態につ
いて説明する。
いて説明する。
【0019】図3は、発電手段11をローラガイド31
に連結した発電機32で構成した実施の形態を示したも
のである。すなわち周知のように、ローラガイド31
は、エレベータのかご1aを図示しないレールに案内す
るためのものであり、このローラガイド31に、固定台
33によってエレベータのかご1aに固定された発電機
32を連結したものである。
に連結した発電機32で構成した実施の形態を示したも
のである。すなわち周知のように、ローラガイド31
は、エレベータのかご1aを図示しないレールに案内す
るためのものであり、このローラガイド31に、固定台
33によってエレベータのかご1aに固定された発電機
32を連結したものである。
【0020】従って、エレベータのかご1aが上昇した
り下降したりする際に、レールに沿ってローラガイド3
1が回転するため、このときの回転エネルギーが固定台
33に固定されている発電機32を回転させて電気エネ
ルギーに変換する。ただし、エレベータのかご1aの加
速時に発電機32を作用させることは、エレベータのか
ごを1aを昇降させるためにロープを駆動する巻上機に
対して大きな負荷を与えることになるので、制御器17
によって、加速時には発電機32を無負荷状態とすると
ともに、減速時にのみ電気エネルギーを得るように制御
している。
り下降したりする際に、レールに沿ってローラガイド3
1が回転するため、このときの回転エネルギーが固定台
33に固定されている発電機32を回転させて電気エネ
ルギーに変換する。ただし、エレベータのかご1aの加
速時に発電機32を作用させることは、エレベータのか
ごを1aを昇降させるためにロープを駆動する巻上機に
対して大きな負荷を与えることになるので、制御器17
によって、加速時には発電機32を無負荷状態とすると
ともに、減速時にのみ電気エネルギーを得るように制御
している。
【0021】なお、発電機32をかご枠のローラガイド
全てに付設すれば、より大きな発電エネルギーが得られ
ることは言うまでもない。
全てに付設すれば、より大きな発電エネルギーが得られ
ることは言うまでもない。
【0022】この実施の形態では、ローラガイド31に
装着した発電機32(例えば発電用モータ)により、エ
レベータの減速時に発生する回生エネルギーを利用して
発電し、得られた電気エネルギーをエネルギー蓄積・供
給手段12のバッテリ21に蓄えると共に、かご1a内
の負荷すなわち各種の電装品の電源として供給するた
め、これらへの電源供給をエレベータ装置の機械室の制
御盤から行う必要がなく、かつ発電のために発電用モー
タの容量を大きくする必要もないエレベータ装置を得る
ことができる。
装着した発電機32(例えば発電用モータ)により、エ
レベータの減速時に発生する回生エネルギーを利用して
発電し、得られた電気エネルギーをエネルギー蓄積・供
給手段12のバッテリ21に蓄えると共に、かご1a内
の負荷すなわち各種の電装品の電源として供給するた
め、これらへの電源供給をエレベータ装置の機械室の制
御盤から行う必要がなく、かつ発電のために発電用モー
タの容量を大きくする必要もないエレベータ装置を得る
ことができる。
【0023】図4は、図3を参照して説明した実施の形
態に、さらに、かご1aの速度が定格速度を超えている
ことを検出する過速度検出手段34と、過速度を検出し
た際に発電機32の電機子を短絡させる電機子短絡手段
35を付加した実施の形態を示したものである。
態に、さらに、かご1aの速度が定格速度を超えている
ことを検出する過速度検出手段34と、過速度を検出し
た際に発電機32の電機子を短絡させる電機子短絡手段
35を付加した実施の形態を示したものである。
【0024】すなわち、通常エレベータ装置には、かご
と釣合いおもりとを吊っているロープが破断したような
場合に、かごや釣合いおもりが落下するのを阻止するた
めの非常止め装置が安全装置として備えられている。一
般には、ガバナロープを介してエレベータのかご1aと
同期して回転駆動される調速機(ガバナ)によって、か
ご1aの速度が異常に増大したこと(すなわち、過速度
となったこと)を検出し、このとき、調速機のロープキ
ャッチがガバナロープを拘束し、その結果非常止め引上
ロッドを引上げて非常止め装置を作動させてかごを停止
させている。
と釣合いおもりとを吊っているロープが破断したような
場合に、かごや釣合いおもりが落下するのを阻止するた
めの非常止め装置が安全装置として備えられている。一
般には、ガバナロープを介してエレベータのかご1aと
同期して回転駆動される調速機(ガバナ)によって、か
ご1aの速度が異常に増大したこと(すなわち、過速度
となったこと)を検出し、このとき、調速機のロープキ
ャッチがガバナロープを拘束し、その結果非常止め引上
ロッドを引上げて非常止め装置を作動させてかごを停止
させている。
【0025】そこで、過速度検出手段34として、調速
機の過速度検出部に電気的接点を設けることにより、過
速度の発生を検出し、過速度検出時に電機子短絡手段3
5によって、発電機32の電機子を短絡して、本来発電
機32として機能している発電用モータに回転方向とは
逆方向に働く電磁力を発生させて、これをブレーキとし
て利用するものである。
機の過速度検出部に電気的接点を設けることにより、過
速度の発生を検出し、過速度検出時に電機子短絡手段3
5によって、発電機32の電機子を短絡して、本来発電
機32として機能している発電用モータに回転方向とは
逆方向に働く電磁力を発生させて、これをブレーキとし
て利用するものである。
【0026】これにより、非常時(すなわち過速度時)
に調速機の作用に合わせて、通常発電に用いるモータを
利用して、ブレーキとしての機能を果たさせることがで
き、安全性を向上させることが可能となる。
に調速機の作用に合わせて、通常発電に用いるモータを
利用して、ブレーキとしての機能を果たさせることがで
き、安全性を向上させることが可能となる。
【0027】なお、上述のエレベータ装置の非常止め装
置は、非常時(過速度時)に非常止め装置のくさびを巻
き上げて機械的にレールをつかみ、ブレーキ力を発生さ
せる。このくさびを巻き上げるために、図5に示すよう
に巻上機36が備えられているので、この巻上機36へ
発電機32から電源を供給するようにすれば、非常止め
装置の駆動電源も機械室から供給する必要がなくなる。
置は、非常時(過速度時)に非常止め装置のくさびを巻
き上げて機械的にレールをつかみ、ブレーキ力を発生さ
せる。このくさびを巻き上げるために、図5に示すよう
に巻上機36が備えられているので、この巻上機36へ
発電機32から電源を供給するようにすれば、非常止め
装置の駆動電源も機械室から供給する必要がなくなる。
【0028】次に、エネルギー蓄積・供給手段12のバ
ッテリ21に対する保護手段を備えた本発明の他の実施
の形態について説明する。
ッテリ21に対する保護手段を備えた本発明の他の実施
の形態について説明する。
【0029】図6は、この実施の形態を説明するために
示した系統図である。本図において、発電機32とバッ
テリ21は、すでに説明したものと同様である。そし
て、バッテリ21の保護手段として、発電機32とバッ
テリ21との接続を遮断するバッテリ遮断機41、バッ
テリの限界電圧を指令する基準電圧発生器42、発電機
32から得られる電圧と基準電圧発生器42の電圧とを
比較する比較器53とを備えている。ここで予め、エレ
ベータの過速度時に、発電機32から出力される出力電
圧が限界入力電圧となるようなバッテリ21を選んでお
くものとする。
示した系統図である。本図において、発電機32とバッ
テリ21は、すでに説明したものと同様である。そし
て、バッテリ21の保護手段として、発電機32とバッ
テリ21との接続を遮断するバッテリ遮断機41、バッ
テリの限界電圧を指令する基準電圧発生器42、発電機
32から得られる電圧と基準電圧発生器42の電圧とを
比較する比較器53とを備えている。ここで予め、エレ
ベータの過速度時に、発電機32から出力される出力電
圧が限界入力電圧となるようなバッテリ21を選んでお
くものとする。
【0030】遮断機41は、バッテリ21の限界電圧以
上の電圧がバッテリ21に入力された際に電力供給線を
遮断するものである。従って、バッテリ21を過電圧入
力による破損から防止するために、常時発電機32の出
力電圧を比較器43で基準電圧発生器42の電圧と比較
することにより監視して、発電機32の出力電圧が基準
電圧発生器42の出力電圧を超えると、バッテリの限界
電圧値を超えたと判断して、遮断機41に遮断指令を与
え、発電機22とバッテリ21との接続を遮断し、限界
電圧以上の電圧でバッテリ21が充電されないようにす
る。同時に、エレベータの保護回路に保護動作指令を与
える。
上の電圧がバッテリ21に入力された際に電力供給線を
遮断するものである。従って、バッテリ21を過電圧入
力による破損から防止するために、常時発電機32の出
力電圧を比較器43で基準電圧発生器42の電圧と比較
することにより監視して、発電機32の出力電圧が基準
電圧発生器42の出力電圧を超えると、バッテリの限界
電圧値を超えたと判断して、遮断機41に遮断指令を与
え、発電機22とバッテリ21との接続を遮断し、限界
電圧以上の電圧でバッテリ21が充電されないようにす
る。同時に、エレベータの保護回路に保護動作指令を与
える。
【0031】これにより、非常時(過速度時)にバッテ
リ21の破損を防止すると共に、保護回路の動作指令を
同一比較手段により行うことが可能となる。
リ21の破損を防止すると共に、保護回路の動作指令を
同一比較手段により行うことが可能となる。
【0032】なお本発明は、上述の実施の形態に限定さ
れることなく要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実
施できることは言うまでもない。例えば、特開平8−3
10762号公報に示されているような、発電手段とし
て、エレベータのかご1aの上に取り付けた、ファン2
aによって駆動される発電機3aを用いたものにも適用
できる。
れることなく要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実
施できることは言うまでもない。例えば、特開平8−3
10762号公報に示されているような、発電手段とし
て、エレベータのかご1aの上に取り付けた、ファン2
aによって駆動される発電機3aを用いたものにも適用
できる。
【0033】ただし、この実施の形態における発電手段
11としてのファン2aや発電機3aは、図7に示すよ
うに、吸気口52および排気口53を有する整風カプセ
ル51で囲むようにして、斜線を施した位置に設置する
ことにより、かごの上昇、下降により発生する気流を効
率よく利用しており、かつ、減速時にのみファン2aの
回転エネルギーを発電機3aにより電気エネルギーに変
換するものとする。また、この整風カプセル51に囲ま
れたファン2aや発電機3aから成る発電手段11は、
かご上に限らずかご下にも設けてよい。
11としてのファン2aや発電機3aは、図7に示すよ
うに、吸気口52および排気口53を有する整風カプセ
ル51で囲むようにして、斜線を施した位置に設置する
ことにより、かごの上昇、下降により発生する気流を効
率よく利用しており、かつ、減速時にのみファン2aの
回転エネルギーを発電機3aにより電気エネルギーに変
換するものとする。また、この整風カプセル51に囲ま
れたファン2aや発電機3aから成る発電手段11は、
かご上に限らずかご下にも設けてよい。
【0034】従って、かご上、かご下に装着したファン
により、かごの減速時に発生する回生エネルギーを利用
して発電し、バッテリに充電すると共にかご内電装品の
電源として供給するため、電源供給を機械室の制御盤か
ら行う必要がなく、かつ発電のためにモータの容量を大
きくする必要のないエレベータ装置を提供することがで
きる。また、発電手段としてのファンや発電機を、整風
カプセル51内に設置することにより、発電効率を向上
することができる。
により、かごの減速時に発生する回生エネルギーを利用
して発電し、バッテリに充電すると共にかご内電装品の
電源として供給するため、電源供給を機械室の制御盤か
ら行う必要がなく、かつ発電のためにモータの容量を大
きくする必要のないエレベータ装置を提供することがで
きる。また、発電手段としてのファンや発電機を、整風
カプセル51内に設置することにより、発電効率を向上
することができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、エレ
ベータのかご内の各種電装品への電力供給を、ローラガ
イド31に連結した発電機32やかご上、かご下に設け
た風力発電手段により、エレベータのかごの減速時に発
生する回生エネルギを利用して行うようにしたので、モ
ータの負荷に悪影響を与えることのないエレベータ装置
を提供できる。そして、かご内の各種電装品への電力
を、制御盤からテールコードを介して供給する必要もな
いので、テールコードの本数を削減することが可能であ
り、電力供給線の電圧降下の対策も不要となり、テール
コードの重量が原因となるトルク変動を抑えることもで
きる。
ベータのかご内の各種電装品への電力供給を、ローラガ
イド31に連結した発電機32やかご上、かご下に設け
た風力発電手段により、エレベータのかごの減速時に発
生する回生エネルギを利用して行うようにしたので、モ
ータの負荷に悪影響を与えることのないエレベータ装置
を提供できる。そして、かご内の各種電装品への電力
を、制御盤からテールコードを介して供給する必要もな
いので、テールコードの本数を削減することが可能であ
り、電力供給線の電圧降下の対策も不要となり、テール
コードの重量が原因となるトルク変動を抑えることもで
きる。
【図1】本発明に係るエレベータ装置の全体的な構成を
示したブロック図である。
示したブロック図である。
【図2】本発明におけるエネルギー蓄積・供給手段の一
実施の形態を示したブロック図である。
実施の形態を示したブロック図である。
【図3】本発明における発電手段の一実施の形態を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示した説明図であ
る。
る。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態を示した説明図
である。
である。
【図6】バッテリの保護手段を有する本発明の実施の形
態を示した説明図である。
態を示した説明図である。
【図7】本発明における発電手段の他の実施の形態を示
した説明図である。
した説明図である。
【図8】公知のバッテリ充電装置の概要を示した説明図
である。
である。
【図9】バッテリ充電装置に使用されるファンと発電機
を示した説明図である。
を示した説明図である。
11 発電手段 12 エネルギー蓄積・供給手段 13 DC−AC変換手段 15 DC−DC変換手段 17 制御器 21 バッテリ 31 ローラガイド 32 発電機 34 過速度検出手段 35 電機子短絡手段 36 非常止め装置駆動用巻上機 41 遮断器 51 整風カプセル
Claims (6)
- 【請求項1】 エレベータのかごをレールに案内するた
めのローラガイドに連結され、このローラガイドの回転
を利用して発電する発電手段と、 この発電手段から上昇中または下降中の前記エレベータ
のかごの減速時にのみ電気エネルギーを得るように制御
する制御手段と、 前記発電手段によって得た電気エネルギーを蓄積し、前
記かごの各種負荷へ供給するエネルギー蓄積・供給手段
とを具備することを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項2】 エレベータのかごをレールに案内するた
めのローラガイドに連結され、このローラガイドの回転
を利用して発電する発電用モータと、 この発電用モータから上昇中または下降中の前記エレベ
ータのかごの減速時にのみ電気エネルギーを得るように
制御する制御手段と、 前記発電用モータによって得た電気エネルギーを蓄積
し、前記かごの各種負荷へ供給するエネルギー蓄積・供
給手段と、 前記エレベータのかごと同期して回転駆動される調速機
に備えられた過速度検出手段と、この過速度検出手段が
作動した際に、前記発電用モータの電機子を短絡させる
ブレーキ手段とを具備することを特徴とするエレベータ
装置。 - 【請求項3】 前記エレベータが過速度になった際に、
機械的にレールをつかんでブレーキ力を発生させる前記
エレベータのかごに設けられている非常止め装置を駆動
するための駆動手段へ、前記発電用モータによって発生
した電気エネルギーを供給することを特徴とする請求項
2に記載のエレベータ装置。 - 【請求項4】 エレベータのかご上またはかご下に設置
され、かごの上昇および下降に伴い、かご回りに生じる
気流を利用して発電する発電手段と、 この発電手段を上昇中または下降中の前記エレベータの
かごの減速時にのみ電気エネルギーを得るように制御す
る制御手段と、 前記発電手段によって得た電気エネルギーを蓄積し、前
記かごの各種負荷へ供給するエネルギー蓄積・供給手段
とを具備することを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項5】 前記エネルギー蓄積・供給手段より供給
される直流電力を交流に変換し、変換された交流電力を
かごの各種負荷に供給するDC−AC変換手段と、 前記エネルギー蓄積・供給手段より供給される直流電力
を用途別の直流電圧に変換して、かごの各種負荷に供給
するDC−DC変換手段とを具備することを特徴とする
請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1の請求項に
記載のエレベータ装置。 - 【請求項6】 前記エネルギー蓄積・供給手段の限界入
力電圧と発電手段または発電用モータによって得られた
出力電圧とを比較する比較手段と、 この比較手段によって前記発電手段または発電用モータ
の出力電圧が前記エネルギー蓄積・供給手段の限界入力
電圧を超えているときに、前記エネルギー蓄積・供給手
段への前記発電手段または発電用モータからの電気エネ
ルギーの供給を遮断する遮断手段とを具備することを特
徴とする請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1の
請求項に記載のエレベータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9180003A JPH1121035A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9180003A JPH1121035A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | エレベータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1121035A true JPH1121035A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16075763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9180003A Pending JPH1121035A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1121035A (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-07-04 JP JP9180003A patent/JPH1121035A/ja active Pending
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