JPWO2006040861A1 - 持続的他動運動装置 - Google Patents

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Abstract

持続的他動運動装置は、ベース、ベースに第1の回動軸を中心として回動可能に連結されているリンク体、リンク体に第2の回動軸を中心として回動可能に連結されている下腿保持部、及びリンク体及び下腿保持部を屈伸させる駆動手段を有している。ベースには、股関節を位置決めするための第1の位置決め部が設けられている。第2の回動軸の近傍には、膝関節を位置決めするための第2の位置決め部が設けられている。第1及び第2の回動軸は、それぞれ第1及び第2の位置決め部に対して同方向へオフセットされている。

Description

この発明は、股関節及び膝関節を持続的に運動させることにより拘縮を予防するCPM(Continuous Passive Motion)装置、即ち持続的他動運動装置に関するものである。
従来の持続的他動運動装置では、大腿駆動装置のアームの先端に設けられた保持具を患者の大腿部に装着するとともに、下腿駆動装置のアームの先端に設けられた保持具を患者の下腿部に装着した状態で、大腿駆動装置及び下腿駆動装置が駆動され、患者の股関節や膝関節が屈伸される(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−51297号公報
上記のような従来の持続的他動運動装置では、大腿部及び下腿部のみの動きが規制されているため、例えば患者の腰の位置がずれたりすると、股関節や膝関節に所望の運動をさせることができなくなる恐れがある。これに対して、駆動機構の回転中心を関節の回転中心と一致させようとした場合、膝関節であれば関節の両側に駆動機構の回転中心を配置できるが、股関節では、関節が体内に位置するため、関節の片側(体側)にしか駆動機構の回転中心を配置できない。このため、足を支えるのに十分な強度が得られず、安定した運動を実施できなくなる可能性があった。また、左右どちらの足を運動させるかによって、装置を組み替えたり他の装置を用いたりする必要があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成により、関節の回転中心を中心として股関節及び膝関節をより安定して運動させることができる持続的他動運動装置を得ることを目的とする。
この発明による持続的他動運動装置は、臀部が載置されるベース、ベースに第1の回動軸を中心として回動可能に連結されているリンク体、上記リンク体に第2の回動軸を中心として回動可能に連結され、下腿部を保持する下腿保持部、及び第2の回動軸が第1の回動軸を中心とした円弧に沿って変位するようにリンク体及び下腿保持部を屈伸させる駆動手段を備え、ベースには、股関節を位置決めするための第1の位置決め部が設けられており、第2の回動軸の近傍には、膝関節を位置決めするための第2の位置決め部が設けられており、第1及び第2の回動軸は、リンク体及び下腿保持部を伸展させたとき、それぞれ第1及び第2の位置決め部に対して同方向へずらされているように配置されている。
この発明の一実施形態による持続的他動運動装置を示す斜視図である。 図1の持続的他動運動装置の最短時における伸展状態を示す概略の構成図である。 図1の持続的他動運動装置の最短時における屈曲状態を示す概略の構成図である。 図1の持続的他動運動装置の最長時における伸展状態を示す概略の構成図である。 図1の持続的他動運動装置の最長時における屈曲状態を示す概略の構成図である。 図1の持続的他動運動装置の最短時における動作軌跡を示す説明図である。 図1の持続的他動運動装置の最長時における動作軌跡を示す説明図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はこの発明の一実施形態による持続的他動運動装置を示す斜視図である。図において、患者の臀部が載置される平板状のベース1には、患者の股関節を位置決めするための第1の位置決め部2が設けられている。第1の位置決め部2には、ベース1の中央に描かれた目印線3と、ベース1の幅方向両端部に固定された円柱状の一対の目印部材4とが含まれている。目印部材4は、目印線3の延長線上に配置されている。目印線3及び目印部材4は、ベース1とは異なる色に着色されている。
ベース1の一端部には、円筒状の軸保持部材5が接続されている。軸保持部材5には、第1の回動軸6が回動自在に挿通されている。第1の回動軸6の両端部には、リンク体7が接続されている。即ち、リンク体7は、ベース1に第1の回動軸6を中心として回動可能に連結されている。
また、リンク体7は、第1の回動軸6の軸方向(ベース1の幅方向)に互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のアーム8,9と、第1の回動軸6と平行にアーム8,9間に固定された補強部材10とを有している。各アーム8,9は、アーム本体11と、アーム本体11に伸縮可能に挿入された挿入部12と、アーム本体11からの挿入部12の引き出し量をロックするための第1のロック機構13とを有している。第1のロック機構13は、アーム本体11の第1の回動軸6側の端部に設けられている。また、リンク体7には、大腿部をより確実に保持するためのベルト等の保持具を設けることができる。
第1のロック機構13のロック状態を解除することにより、アーム本体11からの挿入部12の引き出し量は変更可能となっている。これにより、第1の回動軸6に対して直角方向へのリンク体7の全長は調整可能となっている。リンク体7の全長を調整することで、患者の身長の高い人から低い人まで本装置が対応できるようになっている。アーム本体11から引き出された挿入部12の端部は、第1の回動軸6に接続されている。また、アーム本体11の中間部は、第1の回動軸6とは反対側の端部が第1の回動軸6側の端部よりも上方に位置するように湾曲(又は屈曲)されている。
アーム本体11の第1の回動軸6とは反対側の端部には、患者の下腿部を保持する下腿保持部14が第2の回動軸15を中心として回動可能に連結されている。第2の回動軸15は、第1の回動軸6に平行である。下腿保持部14は、保持部本体16と、保持部本体16の長さ方向へスライド可能な踵受け部17と、保持部本体16に対する踵受け部17の変位をロックする第2のロック機構18と、保持部本体16のリンク体7とは反対側の端部に設けられた一対のローラ19とを有している。踵受け部17を保持部本体16の長さ方向へスライド可能に設けることで、患者の身長の違いに本装置が対応可能となっている。また、一対のローラ19は、リンク体7と下腿保持部14とが屈曲するときに側壁部21,22の下端側となる部分がスムーズに移動できるようにするためのものである。
下腿保持部14の第2の回動軸15の近傍には、患者の膝関節を位置決めするための第2の位置決め部20が設けられている。保持部本体16は、互いに平行な第1及び第2の側壁部21,22を有している。第2の位置決め部20は、第1及び第2の側壁部21,22の互いに対向する内壁面のベース1側端部に設けられている。アーム本体11は、保持部本体16の外側から第1及び第2の側壁部21,22に連結されている。ローラ19の回転軸は、第1及び第2の回動軸6,15と平行である。第1及び第2の側壁部21,22の内側の第2の回動軸15に対応した位置には、一対の保持具28が互いに対向するように配置されている。側壁部21,22間には、これらの保持具28によって、下腿部をより確実に保持するためのベルト、例えば布製のベルト29が設けられている。ベルト29は、柔軟性を有し、回動軸15のほぼ背後の位置で下腿部を支持する。
リンク体7及び下腿保持部14を伸展させたとき(図1の状態)、第1及び第2の回動軸6,15は、第1及び第2の位置決め部2,20に対してそれぞれ同方向へオフセットして設けられている。即ち、この持続的他動運動装置の使用状態では、ベース1に対するリンク体7の回転中心の位置が股関節の回転中心の位置からオフセットして設けられているとともに、リンク体7に対する下腿保持部14の回転中心の位置が膝関節の回転中心の位置からオフセットして設けられている。
また、第1の位置決め部2から第1の回動軸6までのオフセット寸法(例えば約100mm)は、第2の位置決め部20から第2の回動軸15までのオフセット寸法(例えば約80mm)とは異なっている。さらに、第2の回動軸15と第2の位置決め部20との間の間隔は固定されている。さらにまた、リンク体7の全長を変化させることにより、第1の回動軸6と第2の回動軸15との間の間隔は調整可能になっている。
図2は図1の持続的他動運動装置の最短時における伸展状態を示す概略の構成図、図3は図1の持続的他動運動装置の最短時における屈曲状態を示す概略の構成図、図4は図1の持続的他動運動装置の最長時における伸展状態を示す概略の構成図、図5は図1の持続的他動運動装置の最長時における屈曲状態を示す概略の構成図である。
第1の側壁部21内には、第2の回動軸15が第1の回動軸6を中心とした円弧に沿って変位するようにリンク体7及び下腿保持部14を屈伸させる駆動手段23が収容されている。駆動手段23は、第2の回動軸15と同軸に固定された駆動プーリ24、駆動プーリ24に巻かれた駆動ワイヤ25、駆動ワイヤ25の一端部と第1の側壁部21の内部との間に接続された第1のチューブ形エアアクチュエータ26、及び駆動ワイヤ25の他端部と第1の側壁部21の内部との間に接続された第2のチューブ形エアアクチュエータ27を有している。駆動プーリ24は、第1の側壁部21に対して第2の回動軸15及びアーム本体11と一体に回動される。
チューブ形エアアクチュエータ26,27は、インナチューブと、インナチューブの外周を覆うメッシュスリーブ(網状被覆体)とを有している。インナチューブは、例えばブチルゴム等の弾性体により構成されている。また、インナチューブの長さ方向の一端部には、インナチューブ内に対して空気を供給・排出するための空気給排ユニットが給排管を介して接続されている。インナチューブの長さ方向の他端部には、ブッシュが挿入されて気密に閉じられているとともに、駆動ワイヤ25が接続されている。
メッシュスリーブは、例えば伸縮性を持たない高張力繊維等の線材により構成されている。メッシュスリーブの長さ方向の両端部は、締め付け具により締め付けられており、これによりインナチューブの両端部に対して固定されている。
インナチューブは、内部に空気が供給されることにより膨張する。このとき、メッシュスリーブを構成する線材は伸縮性を持たないため、インナチューブの膨張はアクチュエータ全体の長さの縮小に変換される。即ち、チューブ形エアアクチュエータ26,27は、空気が供給されると、径が拡大されつつ長さが縮小される。この長さの縮小により、チューブ形エアアクチュエータ26,27は駆動力(引張力)を発生する。
チューブ形エアアクチュエータ26,27で発生した駆動力は、駆動ワイヤ25を介して駆動プーリ24に伝達され、これにより駆動プーリ24、第2の回動軸15及びアーム本体11が回動される。
図2及び図4の状態から、第1のチューブ形エアアクチュエータ26内の空気を排出しつつ第2のチューブ形エアアクチュエータ27内に空気を供給することにより、第2のチューブ形エアアクチュエータ27の長さが縮小されるとともに第1のチューブ形エアアクチュエータ26の長さが伸ばされ、駆動プーリ24が図の時計方向に回動される。これにより、アーム本体11が時計方向に回動され、装置全体は図3及び図5に示すような屈曲状態に変態される。逆に、図3及び図5の状態から、第2のチューブ形エアアクチュエータ27内の空気を排出しつつ第1のチューブ形エアアクチュエータ26内に空気を供給することにより、逆に装置全体は伸展状態に戻される。
次に、動作について説明する。図6は図1の持続的他動運動装置の最短時における動作軌跡を示す説明図、図7は図1の持続的他動運動装置の最長時における動作軌跡を示す説明図である。図6及び図7では、装置の伸展状態を実線、屈曲状態を2点鎖線、中間状態を1点鎖線で示している。
リンク体7の全長は、患者の股関節から膝関節までの長さに応じて調整される。即ち、リンク体7の全長は、股関節が第1の位置決め部2のほぼ真上に位置するように患者が横たわったときに、膝関節が第2の位置決め部20のほぼ真横に位置するように調整される。股関節の位置は、例えば大転子の位置から推測することができる。また、大転子の位置を第1の位置決め部2に合わせれば股関節が所定の位置に位置するように、第1の位置決め部2の位置を予め設定してもよい。さらに、踵受け部17の位置は、患者の下腿部の長さに応じて調整される。
装置の使用時には、図6及び図7に示すように、ベース1上に臀部を載せ、下腿保持部14上に下腿部を載せた状態で、装置が伸展状態と屈曲状態との間で繰り返し変態される。装置が屈曲状態となることにより、膝関節が屈曲されながら上方へ持ち上げられる。また、装置が伸展状態に戻されることにより、膝関節は伸展されながら下降される。このようにして、股関節及び膝関節の角度が繰り返し変化される。また、関節角度の変化幅や変化速度は、空気給排ユニットを制御することにより任意に設定可能である。
このような使用状態において、第2の回動軸15は、第1の回動軸6を中心とした円弧状の軌道L1に沿って変位される。一方、膝関節は、股関節の回動中心Cを中心として円弧状の軌道L2に沿って変位される。図6及び図7では、軌道L1,L2が互いに交差しているが、膝関節と第2の回動軸15との間には常に間隔が保持されており、軌道L1,L2の交点を膝関節と第2の回動軸15とが同時に通過することはない。このように、第2の回動軸15と膝関節とは、それぞれの支点を中心として独立して円運動することができる。
上記のような持続的他動運動装置では、股関節を位置決めするための第1の位置決め部2がベース1に設けられ、膝関節を位置決めするための第2の位置決め部20が第2の回動軸15の近傍に設けられ、リンク体7及び下腿保持部14を伸展させたとき、第1及び第2の回動軸6,15は、第1及び第2の位置決め部2,20に対してそれぞれ同方向へオフセットして設けられているので、膝関節を股関節の回転中心を中心として変位させることができ、膝関節に無理な力がかからず、股関節及び膝関節をより安定して運動させることができる。
即ち、第1及び第2の位置決め部2,20の位置を機構の回動中心からオフセットさせることにより、患者の大腿部をその両側で支持する構造を採用することが可能となっているとともに、股関節、膝関節及び踵の位置が実質的に規定される3点式の装置とすることができる。このため、十分な装置強度を確保することができるとともに、膝関節及び踵の位置のみが規定される2点式の装置に比べて、股関節及び膝関節をより安定して運動させることができる。
また、リンク体7は、第1の回動軸6の軸方向に互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のアーム8,9を有し、第1及び第2のアーム8,9の基端部は、第1の回動軸6を中心として回動可能にベース1に連結されているので、大腿部の荷重を大腿部の両側で安定して支持することができ、装置の動作をより安定させることができる。
さらに、駆動手段23は、第1及び第2のチューブ形エアアクチュエータ26,27を有しているので、装置全体の軽量化を図ることができる。
なお、上記の例では、駆動手段の駆動源としてチューブ形エアアクチュエータを使用したが、他の流体を用いた流体圧式アクチュエータを使用してもよい。また、上記の例ではチューブ形のアクチュエータを用いたが、シリンダ形のアクチュエータであってもよい。さらに、電動モータ等を駆動源として用いてもよい。
また、上記の例では、下腿保持部14にローラ19が設けられているローラ形の装置を示したが、下腿保持部のリンク体とは反対側の端部をレールに沿って案内するスライド形の装置にも、この発明は適用できる。
さらに、上記の例では、下腿保持部14側に駆動手段23を設けたが、駆動手段はリンク体側に設けることもできる。

Claims (16)

  1. 臀部が載置されるベース、
    上記ベースに第1の回動軸を中心として回動可能に連結されているリンク体、
    上記リンク体に第2の回動軸を中心として回動可能に連結され、下腿部を保持する下腿保持部、及び
    上記第2の回動軸が上記第1の回動軸を中心とした円弧に沿って変位するように上記リンク体及び上記下腿保持部を屈伸させる駆動手段
    を備え、
    上記ベースには、股関節を位置決めするための第1の位置決め部が設けられており、
    上記第2の回動軸の近傍には、膝関節を位置決めするための第2の位置決め部が設けられており、
    上記第1及び第2の回動軸は、上記リンク体及び上記下腿保持部を伸展させたとき、それぞれ上記第1及び第2の位置決め部に対して同方向へオフセットした位置へ配置されている持続的他動運動装置。
  2. 上記第2の回動軸と上記第2の位置決め部との間の間隔は固定されており、上記第1の回動軸と上記第2の回動軸との間の間隔は調整可能になっている請求項1記載の持続的他動運動装置。
  3. 上記リンク体は、上記第1の回動軸の軸方向に互いに間隔をおいて配置された第1及び第2のアームを有し、上記第1及び第2のアームの基端部は、上記第1の回動軸を中心として回動可能に上記ベースに連結されている請求項1記載の持続的他動運動装置。
  4. 上記第1及び第2のアームは、アーム本体と、上記アーム本体に挿入された挿入部と、上記アーム本体からの上記挿入部の引き出し量をロックするための第1のロック機構とを有し、上記アーム本体からの上記挿入部の引き出し量を変更することにより、上記第1の回動軸に対して直角の方向への上記リンク体の全長が調整可能になっている請求項3記載の持続的他動運動装置。
  5. 上記下腿保持部は、保持部本体と、上記保持部本体の長さ方向へスライド可能な踵受け部とを有している請求項1記載の持続的他動運動装置。
  6. 上記下腿保持部は、上記保持部本体に対する上記踵受け部の変位をロックする第2のロック機構をさらに有している請求項5記載の持続的他動運動装置。
  7. 上記挿入部の端部は、上記第1の回動軸に接続されており、上記アーム本体の中間部は、上記第1の回動軸とは反対側の端部が上記第1の回動軸側の端部よりも上方に位置するように湾曲されている請求項4記載の持続的他動運動装置。
  8. 上記第1の位置決め部は、上記ベースの中央に付された目印線を含む請求項1記載の持続的他動運動装置。
  9. 上記第1の位置決め部は、上記ベースの幅方向端部に固定された目印部材を含む請求項1記載の持続的他動運動装置。
  10. 上記保持部本体は、互いに平行な第1及び第2の側壁部を有している請求項5記載の持続的他動運動装置。
  11. 上記第2の位置決め部は、上記第1及び第2の側壁部の互いに対向する内壁面の上記ベース側端部に設けられている請求項10記載の持続的他動運動装置。
  12. 上記駆動手段は、上記第1の側壁部内に収容されている請求項10記載の持続的他動運動装置。
  13. 上記駆動手段は、上記第2の回動軸と同軸に設けられた駆動プーリ、上記駆動プーリに巻かれた駆動ワイヤ、上記駆動ワイヤの一端部と上記第1の側壁部の内部との間に接続された第1のチューブ形エアアクチュエータ、及び上記駆動ワイヤの他端部と上記第1の側壁部の内部との間に接続された第2のチューブ形エアアクチュエータを有し、
    上記チューブ形エアアクチュエータは、空気を供給・排出することにより長さが縮小・伸長されて駆動力を発生する請求項12記載の持続的他動運動装置。
  14. 上記駆動手段は、空気を供給・排出することにより長さが縮小・伸長されて駆動力を発生するチューブ形エアアクチュエータである請求項1記載の持続的他動運動装置。
  15. 上記下腿保持部の上記リンク体とは反対側の端部には、ローラが設けられている請求項1記載の持続的他動運動装置。
  16. 上記第1及び第2の側壁部の内側の上記第2の回動軸に対応した位置には、一対の保持具が設けられており、上記第1及び第2の側壁部間には、柔軟性を有したベルトが上記保持具によって設けられている請求項10記載の持続的他動運動装置。
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