JP2019205634A - 動作支援装置、及び動作支援装置の固定具 - Google Patents

動作支援装置、及び動作支援装置の固定具 Download PDF

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悠真 門倉
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Abstract

【課題】フレームの支援者に対するずれ及び揺れを防止可能な動作支援装置を提供すること。【解決手段】 実施形態によれば、動作支援装置は、装着者の関節に連続する生体の、前記関節回りの回転方向の前面及び後面以外に配される装着具と、前記装着具を前記生体と一体に固定する外側固定具と、前記装着具を前記関節回りに回転する駆動部と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、動作支援装置、及び動作支援装置の固定具に関する。
製造業の作業現場や、リハビリ現場等の様々な現場で使用される、作業者などの装着者の動作を支援する支援装置が知られている。動作を支援する支援装置として、支援力を発生する駆動部と、装着者の支援を要する部位、例えば腰回りの大腿部の回転動作を支援する場合では大腿部に装着され、支援力を当該部位に伝達する装着具と、を有する構成が知られている。装着具は、固定具により装着者に固定される。
特開2014−54273号公報
本発明が解決しようとする課題は、装着具のずれ及び揺れを防止可能な動作支援装置を提供することである。
実施形態によれば、動作支援装置は、装着者の関節に連続する生体の、前記関節回りの回転方向の前面及び後面以外の面に固定される固定される装着具と、前記装着具を前記生体と一体に固定する外側固定具と、前記装着具を前記関節回りに回転する駆動部と、を備える。
一実施形態に係る動作支援装置が装着者に装着された状態を示す正面図。 同動作支援装置が装着者に装着された状態を示す側面図。 同動作支援装置が装着者に装着された状態を示す側面図。 同装着者に取り付けられた加速度センサの検出値を示すグラフ。 同動作支援装置に取り付けられた加速度センサの検出値を示すグラフ。 同動作支援装置の変形例が装着者に装着された状態の要部を示す正面図。 同動作支援装置の同変形例が装着者に装着された状態を示す側面図。 同動作支援装置の別の変形例の要部を示す正面図。 同動作支援装置の同変形例を示す側面図。 同動作支援装置の別の変形例を示す斜視図。 同動作支援装置の別の変形例が装着者に装着された状態を示す背面図。 同動作支援装置の同変形例を示す側面図。
一実施形態に係る動作支援装置10を、図1乃至図5を用いて説明する。図1は、動作支援装置10が装着者1に装着された状態を示す正面図である。図2は、動作支援装置10が装着者1に装着された状態を示す側面図である。図3は、動作支援装置10が装着者1に装着された状態を示す側面図であり、装着者1が膝2を屈曲した状態を示している。
図4は、装着者1に取り付けられた加速度センサ70の検出値を示すグラフである。図5は、動作支援装置10に取り付けられた加速度センサ70の検出値を示すグラフである。
図1乃至図3に示すように、動作支援装置10は、フレーム20と、装着者1を支援する支援力を発生する駆動部30と、フレーム20を装着者1に固定する固定具40と、装着者1の支援対象となる動作の開始及び停止を検出する検出部50と、駆動部30を制御する制御装置60と、を有している。
動作支援装置10は、装着者1の所定の動作を支援可能に構成されている。具体的には、動作支援装置10は、装着者1のいずれかの関節に連続する生体の当該関節回りの回転を支援する。
より具体的に説明すると、動作支援装置10は、装着者1の所定の動作時の所定の生体の関節回りの回転方向の前面及び後面以外に配される装着具を介して当該生体の関節回りの回転を支援する。なお、前面及び後面以外とは、前面以外であって、かつ、後面以外である。
ここでいう、生体の関節回りの回転方向の前面及び後面以外は、生体の当該回転方向に沿う部分である。例えば、生体が大腿部3である場合は、大腿部3の左側部、または、右側部となる。生体が下腿部5である場合は、下腿部5の左側部または右側部となる。
動作支援装置10は、本実施形態では、装着者1の膝2の屈伸動作を支援する。換言すると、動作支援装置10は、本実施形態では、大腿部3(生体)の股関節回りの回転を支援する。
フレーム20は、大腿部3に配される装着具である大腿フレームを少なくとも有する。フレーム20は、例えば、装着者1の腰4に配される腰フレーム21と、装着者1の左脚に配される左フレーム22と、装着者1の右脚に配される右フレーム23と、を有している。
腰フレーム21は、例えば、固定具40の後述される腰固定具41の一部を配置し、腰固定具41を保持する保持部21aを有している。保持部21aは、例えば腰4の周方向に沿う孔である。
左フレーム22は、大腿部3の左右方向で外側に配される大腿フレーム24と、下腿部5の左右方向で外側に配される下腿フレーム25と、足6が固定される足フレーム26と、大腿フレーム24を腰フレーム21に連結する第1の連結機構27と、を有している。
大腿フレーム24は、支援対象となる生体である大腿部3の関節回りの前面及び後面以外に配される。大腿フレーム24は、この一例として、大腿部3の左右方向の外側に配される。この為、大腿フレーム24は、大腿部3の回転方向に沿う部分に配される。大腿フレーム24は、例えば、大腿部3に沿って延びる一方向に長い箱状に構成されている。大腿フレーム24の幅は、例えば大腿部3の幅よりも小さい。なお、大腿フレーム24の幅は、大腿フレーム24の大腿部3に対向する面の短手方向の幅である。
大腿フレーム24は、内部に、駆動部30を収容する。大腿フレーム24の、装着者1に装着されたときの膝2側の端部には、固定具40の後述する外側固定具44の一部を配置し、当該外側固定具44を保持する保持部24aが設けられている。保持部24aは、例えば、大腿フレーム24から前方に突出し、且つ外側固定具44を配置する孔が形成された板状の部材により構成されている。
下腿フレーム25は、下腿部5の膝関節回りの回転の前面及び後面以外の部位に配されている。下腿フレーム25は、この一例として、下腿部5の左右方向の外側に配される。この為、下端フレーム25は、下腿部5の回転方向に沿う部分に配される。下腿フレーム25は、例えば、下腿部5に沿って延びる一方向に長い形状に構成されている。下腿フレーム25は、例えばアジャスタ25aを有している。アジャスタ25aは、下腿フレーム25の長手方向の長さを装着者1に合わせて調整可能に構成されている。
足フレーム26は、下腿フレーム25の下端部に、下腿部5に対する足6の回動に追従可能に連結されている。足フレーム26は、足6を載置可能に構成されている。さらに、足フレーム26は、例えば足6を固定可能に構成されてもよい。
第1の連結機構27は、大腿フレーム24を、装着者1の股関節回りの大腿部3の回動に追従可能に、腰フレーム21に連結する。第1の連結機構27は、例えば、大腿フレーム24に固定されるロッド27aと、このロッド27aを腰フレーム21に回動可能に連結する連結部27bと、を有している。
右フレーム23は、左フレーム22と左右対称の構成を有している。この為、右フレーム23の左フレーム22と同様の機能を有する構成は、左フレーム22と同一の符号を付して説明を省略する。
駆動部30は、本実施形態では、左フレーム22の大腿フレーム24に支援力を付与する左駆動部31と、右フレーム23の大腿フレーム24に支援力を付与する右駆動部32と、を有している。
左駆動部31は、一例として、下腿フレーム25に対して一軸回りに大腿フレーム24を回転可能に構成されている。
左駆動部31は、大腿フレーム24内に収容されている。左駆動部31は、大腿フレーム24を、装着者1の膝関節回りの大腿部3の回動に追従可能に下腿フレーム25に連結する第2の連結機構33と、駆動力を発生する例えば駆動源として例えばモータ34と、を有している。なお、駆動源はモータに限定されない。例えば、弾性体であってもよい。
第2の連結機構33は、例えば複数の歯車を有しており、モータ34の出力軸の回転を、下腿フレーム25に対する大腿フレーム24の回転に変換可能に構成されている。また、第2の連結機構33は、減速機としての機能を有してもよい。
右駆動部32は、左駆動部31と左右対称に構成されている。右駆動部32の、左駆動部31と同様の機能を有する構成は、左駆動部31と同一の符号を付して説明を省略する。
固定具40は、腰フレーム21を装着者1の腰4に固定する腰固定具41と、左右のそれぞれの大腿フレーム24を装着者1の左右のそれぞれの大腿部3に固定する大腿固定具42と、を有している。
腰固定具41は、例えばベルトである。腰固定具41は、装着者1の例えば胴7に巻き付けられて固定されることで、腰フレーム21を腰4に固定する。腰固定具41の一部は、腰フレーム21の保持部21a内に配置される。腰固定具41は、その一部が保持部21a内に保持されることで、腰フレーム21に取り付けられる。腰固定具41は、例えば面ファスナ等の固定手段により、装着者1の胴7に巻きつけられた状態で固定される。
大腿固定具42は、大腿フレーム24の左右方向で大腿部3に対向する面に固定された内側固定具43と、大腿フレーム24及び大腿部3を一体に固定する外側固定具44と、を有している。
内側固定具43は、例えば、ベルトである。内側固定具43は、外側固定具44に対して、近位側に位置する。なお、近位側とは、正中側である。より具体的に説明すると、上肢においては、肩側が近位側となる。下肢においては、腰側が近位側となる。
内側固定具43は、本実施形態では、大腿フレーム24の近位側の端部、換言すると腰側の端部に固定されている。内側固定具43は、面ファスナ等の固定手段により、大腿部3に巻き付けられた状態が固定される。すなわち、内側固定具43は、大腿部3に固定された状態では、内側固定具43が環状に構成される、または、内側固定具43と大腿フレーム24とが協同して環状に構成されるとともに、内側固定具43の一部が大腿フレーム24に固定されている状態となる。
外側固定具44は、固定時に環状になることが可能であればよい。外側固定具44は、例えばベルトである。外側固定具44は、紐や、環状のゴムであってもよい。外側固定具44は、内側固定具43に対して遠位側に位置している。外側固定具44は、本実施形態では、遠位側の端部、換言すると、下腿フレーム25側の端部に位置している。外側固定具44の一部は、保持部24aの孔内に位置している。外側固定具44は、その一部が保持部24aの孔内に位置することで、大腿フレーム24に取り付けられる。外側固定具44は、面ファスナ等の固定手段により、大腿フレーム24と大腿部3とに巻きつけられた状態で、固定される。このように、外側固定具44による一体に固定とは、本実施形態では、大腿部3及び大腿フレーム24の一体物の外周面に巻き付けられることにより、当該一体物を互いに固定することである。
なお、外側固定具44は、装着具の生体側に面する面以外の面の少なくとも一部、及び生体に巻き付けられることにより、装着具と生体とを一体に固定することが可能となる。この例としては、例えば、大腿フレーム24に、大腿フレーム24の前面及び後面を貫通する孔が形成され、外側固定具44がこの孔に挿通されてもよい。この場合であっても、外側固定具44は、大腿フレーム24及び生体を、一体に固定することが可能となる。
検出部50は、動作支援装置10による装着者1の支援対象となる動作が膝2の屈伸動作であることから、膝2の屈伸動作の開始及び終了を検出可能に構成されている。検出部50は、例えば、下腿フレーム25に対する大腿フレーム24の回転位置を検出する角度センサである。検出部50は、例えば、第2の連結機構33に設けられている。
制御装置60は、例えば、腰フレーム21に固定されている。制御装置60は、検出部50の検出結果に基づいて駆動部30のモータ34を制御する。
次に、動作支援装置10による装着者1の膝2の屈伸動作の支援について説明する。なお、図2及び図3は、装着者1が屈曲動作を行っている状態を示しており、図2は、屈曲動作の初期の状態を示し、図3は、屈曲動作の終了時を示している。
装着者1は、まず膝2の屈曲動作を行う。装着者1が膝2の屈曲動作を行うと、下腿部5に対して大腿部3が回転し、この回転に伴い上半身が下方に移動する。また、大腿部3の回転に追従して、大腿フレーム24が回転する。
このように、装着者1の屈曲動作では、まず大腿部3が回転し、この回転に追従して、大腿フレーム24が回転する。このとき、大腿部3が外側固定具44により大腿フレーム24に一体に固定されていることから、大腿部3に対して大腿フレーム24の位置がずれることが防止される。
すなわち、大腿フレーム24に対して大腿部3が先に回転するが、大腿フレーム24はモータ34が駆動しておらず回転フリーに支持されている状態であるので、大腿部3の回転にスムーズに追従する。そして、大腿部3と大腿フレーム24とが外側固定具44により一体に固定されていることで、互いに相対位置がずれることが防止される。
検出部50は、屈曲動作の開始に伴う大腿フレーム24の回転を検出する。制御装置60は、大腿フレーム24の回転を検出すると、左右の駆動部31,32のそれぞれのモータ34を駆動して、大腿フレーム24を下腿フレーム25に対して、装着者1の膝2の屈曲動作に伴う回転方向に回転する。大腿フレーム24がモータ34により回転することで、装着者1の大腿部3の回転が支援されるので、屈曲動作が支援される。
この支援時では、大腿部3は、大腿フレーム24に引っ張られることで回転が支援される。このとき、内側固定具43により大腿部3が固定されていることで、大腿部3に対する大腿フレーム24の位置ずれが防止される。
この作用について具体的に説明する。内側固定具43は、上述のように、環状に構成され、または、大腿フレーム24と協同して環状に構成される。そして、内側に大腿部3が固定される。この為、大腿フレーム24が先行して回転し、大腿フレーム24が大腿部3を引っ張ることで大腿部3の回転を支援しても、大腿部3は、内側固定具43内から出ることがないので、大腿フレーム24に対して位置がずれることが防止される。
制御装置60は、検出部50の検出結果に基づいて装着者1の膝2の屈曲動作の終了を判断すると、モータ34の駆動を停止する。
次に、装着者1が、膝2の屈曲動作の終了後に膝2の伸展動作を開始すると、大腿部3の回転に追従して大腿フレーム24が回転される。検出部50は、大腿フレーム24が回転すると、この回転を検出する。
制御装置60は、検出部50が膝2の伸展に伴う大腿フレーム24の回転の開始を検出すると、モータ34を駆動して、大腿フレーム24を下腿フレーム25に対して、膝2の伸展動作に伴う回転方向に回転する。大腿フレーム24が回転されることで、装着者1の膝2の伸展動作が支援される。この伸展動作時においても、屈曲動作時と同様に、大腿部3に対する大腿フレーム24のずれの発生は防止される。
このように構成された動作支援装置10では、大腿フレーム24が外側固定具44により大腿部3に、一体に固定される。具体的には、外側固定具44は、大腿フレーム24と大腿部3との外周に巻き付けられることにより、大腿フレーム24と大腿部3とを一体に固定する。換言すると、外側固定具44は、固定時に環状に構成され、内側に大腿フレーム24と大腿部3とを固定する。
この為、大腿部3に対する大腿フレーム24の固定強度を高めることができるので、大腿部3に対する大腿フレーム24の位置ずれ、及び大腿部3に対する大腿フレーム24の揺れの発生を防止できる。
さらに、大腿部3に対する大腿フレーム24のずれ及び揺れを防止できるので、大腿フレーム24を介して大腿部3に伝達される支援力の伝達効率が低下することを防止できる。
さらに、動作支援装置10では、大腿固定具42は、内側固定具43を有している。内側固定具43により、動作支援装置10による大腿部3の回転動作の支援時に、大腿部3に対する大腿フレーム24のずれの発生を防止できる。
さらに、動作支援装置10では、内側固定具43が大腿フレーム24の大腿部3側の面に固定されることから、大腿フレーム24と大腿部3との間に、内側固定具43の一部を配置する構成にすることが可能となる。
このように、内側固定具43の一部を大腿フレーム24と大腿部3との間に配置する構成の場合、この一部は、クッションとして機能する。このクッション機能が十分である場合には、別途にクッションを設ける必要がない。または、クッション機能が不十分である場合には別途にクッションを設けてもよい。別途にクッションを設ける場合であっても、内側固定具43がクッションとして機能するので、別途に設けるクッションの数を少なくできる。
さらに、動作支援装置10では、外側固定具44が内側固定具43に対して遠位側に位置する。この為、大腿フレーム24において回転モーメントが大きくなる遠位側を、固定強度の高い外側固定具44で固定するので、大腿部3に対する大腿フレーム24の位置ずれの発生をより一層防止することが可能となる。
次に、大腿フレーム24の大腿部3に対する固定性を評価する実験について、図4及び図5を用いて説明する。本実験は、動作支援装置10を装着者1が装着した状態で屈伸動作を1回行うものである。本実験では、装着者1の大腿部3の前面に、加速度センサ70が取り付けられている。また、左右のどちらか一方の大腿フレーム24の前面にも加速度センサ70が取り付けられている。これら加速度センサ70は、3軸の加速度を検出可能に構成されており、具体的には、互いに直交する3方向である、第1の方向、第2の方向、及び第3の方向のそれぞれに作用する加速度を検出する。
第1の方向は、装着者1が直立の姿勢にあるときは、装着者1の前後方向に平行となる。第2の方向は、装着者1が直立の姿勢にあるときは、装着者1の上下方向に平行となる。第3の方向は、装着者1が直立の姿勢にあるときは、左右方向に平行となる。
図4は、装着者1に取り付けられた加速度センサ70の検出結果を示している。図4の横軸は、時間を示し、図中右側に進むにつれて時間が経過したことを示す。図4の縦軸は、加速度を示す。縦軸は、上側に進むにつれて加速度が大きいことを示す。なお、縦軸の中心は0(ゼロ)であり、0より上側を正とし、0より下側を負とする。図4中の実線は、第1の方向に作用する加速度を示す。図4中の1点鎖線は、第2の方向に作用する加速度を示す。図4中の2点鎖線は、第3の方向に作用する加速度を示す。
図5は、大腿フレーム24に取り付けられた加速度センサ70の検出結果を示している。図5の横軸は、時間を示し、図中右側に進むにつれて時間が経過したことを示す。図5の縦軸は、加速度を示す。図5の縦軸は、加速度を示す。縦軸は、上側に進むにつれて加速度が大きいことを示す。なお、縦軸の中心は0(ゼロ)であり、0より上側を正とし、0より下側を負とする。図5中の実線は、第1の方向に作用する加速度を示す。図5中の1点鎖線は、第2の方向に作用する加速度を示す。図5中の2点鎖線は、第3の方向に作用する加速度を示す。
図4に示すように、装着者1が屈伸動作を開始する前の状態では、装着者1は、直立の姿勢にある。この為、前後左右方向となる第1の方向及び第3の方向となるには加速度は生じていない。上下方向となる第2の方向には、重力が作用することから重量加速度が作用している。この為、加速度センサ70は、第2の方向に重力加速度を検出する。
装着者1が膝2の屈伸動作を開始すると、まず、屈曲動作に伴い、装着者1の姿勢が変化する。具体的には、大腿部3の前面が上下方向に対して傾斜する。この傾斜に伴い、大腿部3に取り付けられた加速度センサ70の第1の方向が上下方向に近くなり、第2の方向が前後方向に近くなる。
装着者1が深い位置まで屈曲動作を行うと、換言すると、大腿部3の前面が前後方向に沿う姿勢となるまで屈曲動作を行うと、横軸の中央部に示すように、加速度センサ70の第1の方向が上下方向に略平行となることから、加速度センサ70は第1の方向に重力加速度を検出する。また、第2の方向は、前後方向に近くなることから、加速度がほぼゼロとなる。
なお、加速度センサ70は、屈曲動作に伴う装着者1のゆれや傾きに合わせて姿勢が変化するので、第3の方向が左右方向に対してずれる。この為、この実験では、屈曲動作に伴い、第3の方向にも若干の加速度を検出している。
装着者1は、屈曲動作が完了すると、伸展動作を行う。伸展動作に伴い、加速度センサ70の姿勢が、第1の方向が前後方向に平行となり、第2の方向が上下方向となる姿勢に戻る。この為、加速度センサ70の検出結果も、屈曲前の検出結果に戻る。
図5に示すように、大腿フレーム24に取り付けられた加速度センサ70の検出結果は、装着者1に取り付けられた加速度センサ70の検出結果と略同じ結果となっている。この為、装着者1が屈伸動作を行っても、大腿部3に対して大腿フレーム24がずれたり、または、ゆれが生じていないことがわかる。
ずれ及びゆれが生じていないことについて、具体的に説明する、大腿部3に対して大腿フレーム24の位置がずれると、大腿フレーム24に取り付けられた加速度センサ70は、このずれの発生時に発生する加速度を検出する。また、大腿部3に対する大腿フレーム24の位置のずれにより、加速度センサ70の姿勢が変化する。加速度センサ70の姿勢が変化することにより、装着者1に取り付けられた加速度センサ70の第1乃至第3の方向が、大腿フレーム24に取り付けられた加速度センサ70の第1乃至第3の方向に対してずれる。このずれにより、装着者1に取り付けられた加速度センサ70の検出結果と、大腿フレーム24に取り付けられた加速度センサ70の検出結果とにずれが生じる。
しかしながら、図4に示す、装着者1の大腿部3に取り付けられた加速度センサ70の検出結果と、図5に示す、大腿フレーム24に取り付けられた加速度センサ70の検出結果が、略同じであることから、大腿部3に対する大腿フレーム24のずれの発生が防止されていることがわかる。
大腿部3に対する大腿フレーム24の揺れが生じると、大腿フレーム24に取り付けられた加速度センサ70は、この揺れを検出する。しかしながら、図4に示す、装着者1の大腿部3に取り付けられた加速度センサ70の検出結果と、図5に示す、大腿フレーム24に取り付けられた加速度センサ70の検出結果が、略同じであることから、大腿部3に対する大腿フレーム24の揺れの発生が防止されていることがわかる。
なお、本実施形態では、支援対象となる生体に配される1つの装着具にのみ、内側固定具43及び外側固定具44が設けられたが、これに限定されない。他の例では、他の生体に配される装着具にも、外側固定具、または、外側固定具及び内側固定具が設けられてもよい。
この変形例1を、下腿フレーム25を下腿部5に固定する外側固定具及び内側固定具を有する図6に示す固定具40Aを用いて説明する。なお、下腿フレーム25は、駆動部30によって、大腿フレーム24に対して回転力が作用する。換言すると、下腿フレーム25は、駆動部30によって駆動される装着具の一例でもある。なお、変形例1に係る固定具40Aを用いた動作支援装置10において、上述した一実施形態に係る動作支援装置10と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。この変形例1に係る固定具40Aを有する動作支援装置10の構成は、上述の一実施形態の動作支援装置10と、フレーム20が足フレーム26を有していない点を除いて、同じである。
なお、図6において、説明の便宜上、各構成の形状を簡略化し、または、寸法を拡大若しくは縮小して示す。図6は、固定具40Aを有する動作支援装置10のフレーム20が固定された装着者1の要部を示す平正面図である。
固定具40Aは、腰固定具と、大腿固定具42と、下腿フレーム25を装着者1の下腿部5に固定する下腿固定具45と、を有している。なお、下腿フレーム25は、下腿部5の回転方向の前面及び後面以外の一例となる、下腿部5の左右方向の外側となる部分、換言すると、回転方向に沿う部分に配されている。
下腿固定具45は、下腿フレーム25の左右方向で下腿部5に対向する面に固定された下腿用内側固定具46と、下腿フレーム25及び下腿部5を一体に固定する下腿用外側固定具47と、を有している。
下腿用内側固定具46は、例えばベルトである。下腿用内側固定具46は、下腿用外側固定具47に対して、近位側に位置する。下腿用内側固定具46は、本実施形態では、下腿フレーム25の近位側の端部、換言すると大腿フレーム24側の端部に位置している。
下腿用内側固定具46は、面ファスナ等の固定手段により、下腿部5に巻き付けられた状態が固定される。すなわち、下腿用内側固定具46は、下腿部5に固定された状態では、下腿用内側固定具46のみ、または下腿フレーム25と協同して環状に構成されるとともに、その一部が下腿フレーム25に固定されている状態となる。
下腿用外側固定具47は、下腿用内側固定具46に対して遠位側に位置している。下腿用外側固定具47は、本実施形態では、遠位外側の端部に位置している。下腿用外側固定具47は、下腿部5及び下腿フレーム25を一体に固定可能に構成されている。下腿用外側固定具47は、例えばベルトである。下腿用外側固定具47は、下腿部5及び下腿フレーム25を一体に固定する際に、環状に構成される。下腿用外側固定具47は、面ファスナ等の固定手段により、下腿フレーム25と下腿部5とに巻きつけられた状態で、固定される。本変形例では、下腿用外側固定具47は、下腿部5及び下腿フレーム25の一体物の外周面に巻き付けられることにより、下腿部5及び下腿フレーム25の一体物を互いに固定する。
この変形例1に係る固定具40Aを有する動作支援装置10は、上述の一実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、上述の一実施形態では、内側固定具43、及び外側固定具44は、伸縮率が例えば同じである。しかしながら、装着具を生体に固定する外側固定具、または外側固定具及び内側固定具は、生体に応じた伸縮率を有してもよい。
ここでいう、生体に応じた伸縮率とは、例えば、装着者1の動作に伴いの断面積の変化量が大きい生体に固定される固定具については、この断面積の増大に伴い生体が圧迫されることない程度の伸縮率である。
図6に示した変形例1に係る固定具40Aでは、大腿固定具42の内側固定具43は、例えば大腿部3の長手方向の中央の近傍に固定される。大腿部3の長手方向の中央の近傍は、膝2の屈曲時での、断面積の増大量が多い。この為、変形例1にかかる固定具40Aの更なる変形例2として、内側固定具43は、この断面積の増大に追従して延び、装着者に圧迫感を与えない程度の伸縮率を有する材料で構成されてもよい。
また、図6に示した変形例2にかかる固定具40Aでは、外側固定具44は、大腿部3の膝2の近傍に固定される。大腿部3の膝2の近傍の部位は、膝2の屈曲動作時での断面積の増大量が小さい。このため、外側固定具44を構成する材料は、膝2の近傍の断面積の増大量に応じた、比較的小さい伸縮率を有する材料でよい。
下腿用内側固定具46、及び下腿用外側固定具47も同様である。
また、上述の一実施形態では、内側固定具43、及び外側固定具44は、伸縮率が例えば同じである。しかしながら、装着具を生体に固定する外側固定具、または外側固定具及び内側固定具は、異なる伸縮率を有する材料を接続することで構成されてもよい。
この例としては、動作支援装置10により支援方向が一方向である場合、例えば、膝2の屈曲動作、または、膝2の伸展動作のみを支援する構成である場合では、生体に固定される固定具のうち、支援方向に生体に対向する部分の伸縮率を、他の部分に対して小さく構成してもよい。この変形例3について、図6及び図7に示された固定具40Aを用いて説明する。
例えば、変形例3に係る固定具40Aを有する動作支援装置10が、膝2の伸展動作のみを支援する構成を有する場合では、外側固定具44の大腿部3の後面に対向する部分の伸縮率を他の部分に対して小さくする。この場合、例えば、外側固定具44を、2つの異なる伸縮率を有する部材を接続することで構成し、伸縮率の小さい方44aを大腿部3の後面に対向させ、伸縮率が大きい方44bを前方に位置させる。
すなわち、伸展動作の支援時では、外側固定具44の大腿部3の後面に対向する部分となる伸縮率が小さい方44aが、大腿部3を押すこととなる。この為、大腿フレーム24からの支援力の大腿部3への伝達ロスを小さくできる。
内側固定具43も同様であり、内側固定具43の大腿部3の後面に対向する部分の伸縮率を、他の部分に比較して小さくすることで、大腿フレーム24からの支援力の伝達ロスを小さくできる。
下腿用外側固定具47は、膝2の伸展動作時では、下腿部5の前面を押す。この為、下腿用外側固定具の下腿部5の前面に対向する部分の伸縮を、他の部分に比較して小さくすることで、下腿フレーム25から下腿部へ伝達される支援力の伝達ロスを小さくできる。下腿用外側固定具47を、伸縮率が異なる2つの部材を接続して構成する場合、伸縮率が小さい方47aを下腿部5の前方に位置させ、伸縮率が大きい方47bを下腿部5の後方に位置させる。
下腿用内側固定具46も同様であり、下腿用内側固定具46の下腿部5の前面に対向する部分の伸縮率を、他の部位の伸縮率に比較して小さくすることで、下腿フレーム25からの支援力の伝達ロスを小さくできる。
また、上述の一実施形態では、動作支援装置10の、内側固定具43及び外側固定具44は、大腿フレーム24の長手方向にずれた位置に位置しているが、これに限定されない。例えば、外側固定具44は、内側固定具43を含めて、生体及び装着具を一体に固定してもよい。この変形例について、図8及び図9を用いて説明する。
図8は、この変形例4に係る固定具40Bを有する動作支援装置10の右フレーム23を代表して示す正面図である。なお、変形例4に係る固定具40Bを用いた動作支援装置10において、上述した一実施形態に係る動作支援装置10と同様の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図9は、この右フレーム23の側面図である。
図8及び図9に示すように、外側固定具44は、大腿部3及び大腿フレーム24の内側固定具43により固定された部分を、内側固定具43を含めて固定する。
ここで、内側固定具43について、説明する。内側固定具43は、大腿部3に巻き付けられる本体43aと、本体43aを大腿フレーム24に固定するパッド43bと、を有している。パッド43bは、本体43aに固定されている。パッド43bは、比較的柔らかい材料で形成されている。
本変形例の内側固定具43のように、大腿部3と大腿フレーム24との間に隙間がある場合は、内側固定具43は、パッド43bを有してもよい。
この変形例4では、大腿部3及び大腿フレーム24の固定強度をより一層向上できる。さらに、このように、外側固定具44が内側固定具43を含めて大腿部3及び大腿フレーム24を固定する場合、この、外側固定具44及び内側固定具43の組み合わせを複数設けてもよい。例えば、この組み合わせを2つ設けて、それぞれを、大腿フレーム24の長手方向の両端に1つずつ配置してもよい。
また、このように、内側固定具43を含めて固定する外側固定具44を備える固定具40Bは、例えば、内側固定具43のみを有する動作支援装置に対して、別途に準備した外側固定具44を適用することでも構成することが可能となる。
また、上述の一実施形態及び複数の変形例では、動作支援装置10は、一例として、装着者1の右脚及び左脚に装着され、大腿部3を支援した。しかしながら、動作支援装置10は、大腿部3の支援をすることに限定されない。動作支援装置10は、装着者1の膝関節以外の関節に連続する生体の、当該関節回りの回転の支援を行うことが可能である。
この変形例5について、図10に示す動作支援装置10Bを用いて説明する。動作支援装置10Bは、一例として、装着者1の上腕の肩回りの回動動作を支援する。この変形例5に係る動作支援装置10は、装着者1の上腕に配される上腕フレーム28を有している。
上腕フレーム28は、一例として、装着者1の肩を中心とする左右方向に平行な回転軸回りの上腕の回転方向の前面及び後面以外に配される。すなわち、本実施形態では、上腕フレーム28は、装着者1の上腕の、肩回りの前後方向に沿う回転支援する。上腕フレーム28は、一例として、上腕の左右方向外側、換言すると、回転方向に沿う部分に配される。上腕フレーム28は、駆動部30により肩回りに回動可能に構成されている。この変形例では、駆動部30は、上腕フレーム28の肩側の端部に設けられたモータを有しており、このモータにより、上腕フレーム28を、左右方向に平行な回転軸回りの両方向に回転する。上腕フレーム28が回転されることで、装着者1の上腕の肩を回転中心とする左右方向に平行な回転軸回り回りの回転動作が支援される。
上腕フレーム28は、内側固定具43と、外側固定具44とにより、上腕8に固定される。内側固定具43は、上腕フレーム28の上腕側の面に固定されており、上腕を固定可能に構成されている。内側固定具43の、支援方向に上腕8に対向する部分、すなわち、上腕8の後面に対向する部分は、伝達ロスを小さくする為に、伸縮率が、他の部分に比較して小さく構成されている。
外側固定具44は、上腕フレーム28を装着者1の上腕と一体に固定可能に構成されている。外側固定具44は、装着者1の肘の近傍に固定される。肘の近傍は、上腕8の回転に伴う断面積の増大が比較的小さい。この為、外側固定具44は、上腕8の回転動作時に装着者が圧迫感を感じない程度の小さい伸縮率を有する材料から構成されてもよい。
このように、動作支援装置10Bによれば、装着者1の上腕8の肩9回りの回動動作の支援が可能である。さらに、上腕フレーム28の上腕8に対する位置のずれ、及びゆれの発生を防止できる。
また、更なる変形例としては、図11及び図12に示す変形例6に係る動作支援装置10Cのように、装着者1の上肢及び下肢の動作の支援を可能に構成されてもよい。一例として、動作支援装置10Cは、変形例1乃至変形例4のいずれか1つの動作支援装置10の構成と、変形例5に係る動作支援装置10Bの構成とを有する。
動作支援装置10Cは、さらに、装着者1の左右のそれぞれの前腕に配される前腕フレーム29を有している。前腕フレーム29は、上腕フレーム28に、肘回りの装着者1の前腕の回動に追従して回動可能に、連結されている。
前腕フレーム29は、装着者1の前腕の肘関節の回転方向の前面及び後面以外の部分に配されている。前腕フレーム29は、この一例として、装着者1の左右方向に外側となる部分、換言すると回転方向に沿う部分に配される。
前腕フレーム29は、内側固定具43、及び外側固定具44が設けられている。外側固定具44は、内側固定具43よりも遠位側に位置している。前腕フレーム29に設けられる内側固定具43は、前腕フレーム29の装着者1の前腕側の面に設けられており、前腕に固定可能に構成されている。前腕フレーム29に設けられる外側固定具44は、前腕フレーム29及び前腕を一体に固定可能に構成されている。外側固定具44は、例えば、固定時に環状に構成され、内側に前腕フレーム29及び前腕を固定する。
また、変形例6に係る動作支援装置10Cでは、例えば大腿フレーム24の幅が、上述の一実施形態及び複数の変形例1乃至5の大腿フレーム24の幅に対して、広い。装着者1の大腿部3は、曲面により構成されていることから、大腿部3が大腿フレーム24に接触している状態であっても、大腿部3及び大腿フレーム24の間に隙間が生じる。この隙間は、大腿フレーム24の幅が広いほど大きくなる。
この隙間が大きいほど、位置ずれや揺れが発生しやすくなる。しかしながら、外側固定具44を用いることにより、大腿部3と大腿フレーム24とが一体に強固に固定されるので、上述の隙間が大きい場合であっても、大腿部3に対して大腿フレーム24を、ずれ及びゆれの発生を防止できる。
また、上述の一実施形態、及び変形例1乃至変形例6では、動作支援装置10は、生体に装着される装着具を駆動部により回転することで、生体の動作を支援した。しかしながら、動作支援装置10による支援は、生体の関節回りの回転動作のみに限定されない。例えば、生体の関節回りの位置を保持する支援をおこなってもよい。この場合、駆動部は、装着具を回転することはなく、装着具を関節回りの所定位置に固定する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…装着者、2…膝、3…大腿部、4…腰、5…下腿部、6…足、7…胴、8…上腕、9…肩、10…動作支援装置、10B…動作支援装置、10C…動作支援装置、20…フレーム、21…腰フレーム、24…大腿フレーム、25…下腿フレーム、28…上腕フレーム、30…駆動部、31…左駆動部、32…右駆動部、34…モータ、40…固定具、40A…固定具、40B…固定具、42…大腿固定具、43…内側固定具、44…外側固定具、45…下腿固定具、46…下腿用内側固定具、47…下腿用外側固定具、50…検出部、60…制御装置、70…加速度センサ。

Claims (6)

  1. 装着者の関節に連続する生体の、前記関節回りの回転方向の前面及び後面以外に配される装着具と、
    前記装着具を前記生体と一体に固定する外側固定具と、
    前記装着具を前記関節回りに回転する駆動部と、
    を具備する動作支援装置。
  2. 前記装着具の前記生体側の面に設けられ、前記生体を固定する内側固定具を具備する請求項1に記載の動作支援装置。
  3. 前記外側固定具は、前記内側固定具に対して遠位側に位置する
    請求項2に記載の動作支援装置。
  4. 前記駆動部は、前記装着具を前記関節回りの一方向のみ回転駆動し、
    前記装着具の、前記一方向に前記生体に対向する部分の伸縮性は、他の部分伸縮性に比較して小さい
    請求項1に記載の動作支援装置。
  5. 前記駆動部は、前記装着具を前記関節回りの一方向のみ回転駆動し、
    前記外側固定具及び前記内側固定具の少なくとも一方の、前記一方向に前記生体に対向する部分の伸縮性は、他の部分伸縮性に比較して小さい
    請求項2に記載の動作支援装置。
  6. 装着者の関節に連続する生体の、前記関節回りの回転方向の前面及び後面以外に、装着具を前記生体と一体に固定する、動作支援装置に用いられる固定具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111098331A (zh) * 2020-01-04 2020-05-05 中国矿业大学徐海学院 一种可实时检测关节磨损程度的工业机器人

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