JP6831873B2 - 筋力補助装置 - Google Patents
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Description
図1から図5を参照して第1実施形態に係る筋力補助装置100の構成を説明する。図1は、筋力補助装置100の全体を示す平面図である。この図は、装着者6に装着された状態の筋力補助装置を示している。図2は、筋力補助装置100の一部を拡大して示す拡大図である。この図は、筋力補助装置100の左側のアシスト部20およびガイド部30の近辺を示している。図3は、筋力補助装置100の一部を左後方から見た斜視図である。図4は、筋力補助装置100を図2のA−A線で切断した断面図である。図5は、比較例の筋力補助装置500を示す平面図である。筋力補助装置100は、胴装着部10と、アシスト部20と、ガイド部30と、連結アーム40と、腕装着部50とを主に備える。本実施形態では、胴装着部10の左右両側に、アシスト部20と、ガイド部30と、連結アーム40と、腕装着部50とからなる組が対称に設けられている。
胴装着部10は、本体部11と、1対の装着ベルト12とを有する。本体部11の形状は特に限定されないが、本実施形態では、前後に薄いほぼ直方体状または箱形状である。本体部11は、例えば金属製であってもよいし、一部または全部が樹脂製であってもよい。図1の本体部11は、上下長が左右長よりやや長いほぼ矩形の輪郭を有する。装着ベルト12は、本体部11の上部から延び出し装着者6の肩を通り胴体7の前側に至る肩ベルト13と、本体部11の側部から胴体7の側部を通り胴体7の前側に至る体側部ベルト14と、を含む。肩ベルト13と体側部ベルト14とが胴体7の前側で相互に連結されることによって、胴装着部10は、胴体7の後側(背中)に固定的に支持される。
本実施形態におけるアシスト部20は、連結アーム40のガイド部30に対する回転を制御することにより、装着者6の肩関節周りの上肢8(装着者の体の一部)の動きを制限して装着者6をアシストする。すなわち本実施形態は、回転制御機構としてのアシスト部20を例示する。なお本明細書で用いる体の一部の「動き」とは、装着者6の体の一部が関節などを中心として揺れ動く運動である「揺動」や、関節などの周りを回転する運動である「回転」などを広く含むものとする。また体の一部が揺動するとき、当該揺動の中心となる関節などを「揺動中心」と呼ぶ。アシスト部20は、筐体22と、アシスト軸24と、スライド部26とを含む。筐体22は箱形状の筐体である。アシスト軸24は、例えば金属製のスピンドルで構成され、筐体22に対して回転可能に設けられる。アシスト軸24には連結アーム40が連結される。
ガイド部30は、本体部11の横方向側部から左右両側に延びるアーム状またはレバー状の部材である。ガイド部30は、本体部11からほぼ水平面内で装着者6の上肢8の所定の可動範囲に沿って湾曲しながら延びる。より具体的には、本実施形態のガイド部30は、装着者6が腕を下げたときの肩の中心を通る鉛直線を中心とした円弧状に、本体部11から装着者6の肩の脇まで延びる。このときの肩の中心は、上肢8が肩の周りを揺動するときの揺動中心になっている。すなわちガイド部30は、体の一部が所定位置にあるときの揺動中心を通る直線を中心軸とする円弧状に設けられている。なおここでいう「円弧」とは、円周の一部に限られず、楕円、放物線またはアーチの一部など、体の一部の所定の可動範囲に沿った好適な曲線を広く含むものとする。ガイド部30は、例えば金属や樹脂などで形成される。更に所定の可動範囲とは、体の一部の可動範囲全てであっても、一部であってもよい。
連結アーム40は、アシスト部20のアシスト軸24に連結されるアーム状またはレバー状の部材である。連結アーム40は、アシスト軸24の回転に伴って、アシスト軸24のアシスト軸24の軸線d1を中心に回転する。連結アーム40は、アシスト軸24と、上肢8に取り付けられる腕装着部50とを連結する。連結アーム40は、アシスト軸24からアシスト軸24の軸線d1と非平行な方向に延び出している。連結アーム40には、アシスト軸24からの筋力補助力が入力される。腕装着部50は、連結アーム40とともにガイド部30に対して回転する。
腕装着部50は、装着者6の上腕8aに取り付けられ、アシスト部20から印加される筋力補助力を上腕8aに伝達するためのものである。腕装着部50の構成は特に限定されないが、本実施形態の腕装着部50は、上腕8aが挿入される筒状部を形成する装着体52と、補助ベルト54とを有する。装着体52は、例えば、所定の剛性を有する樹脂を成形することにより形成される。この所定の剛性は、例えば装着体52の自重によっては殆ど変形せず筒状を維持可能な程度の剛性である。装着体52は、第3アーム部43に接続される。図1の装着体52は、前方に伸ばした状態の上腕8aに下方から対面するように構成され、上腕8aを下から支持する。補助ベルト54は、例えば柔軟性を有する帯状の部材を含む。図1の補助ベルト54は、前方に伸ばした状態の上腕8aに主として上方から対面するように構成される。補助ベルト54は、その長さを調整可能に構成される。補助ベルト54の長さを調節することにより、腕装着部50が上腕8aを安定して保持することが可能となる。
以下、肩関節の周りの上腕の動きに関し、上腕を前方に上げる動作を「屈曲」、屈曲した状態の上腕を下ろす動作または後方に上げる動作を「伸展」、上腕を側方に外側に向けて上げる動作を「外転」、外転した状態の上腕を下ろす動作または側方に内側に向けて上げる動作を「内転」、屈曲または外転した状態の上腕をほぼ水平面内で外側または後方に回す動作を「水平外転」、屈曲または外転した状態の上腕をほぼ水平面内で内側または前方に回す動作を「水平内転」と呼ぶ。腕が垂れ下がった状態を0°として、肩の中心を通る鉛直線と上腕とのなす角を「屈曲または伸展の角度」と定義する。腕が垂れ下がった状態を0°として、肩の中心を通り側方を向く水平直線と上腕とのなす角を「外転または内転の角度」と定義する。腕を側方に水平に上げた状態を0°として、肩の中心を通り側方を向く水平直線と上腕とのなす角を「水平外転または水平内転の角度」と定義する。
先ず比較例について説明する。比較例の筋力補助装置500は、本実施形態を創作する過程で、比較のために案出されたものである。図5に示されるように、筋力補助装置500は、ガイド部30に代えて湾曲した形状のアーム530を有する。アーム530は、本体部511の後面に設けられた連結部512に回転可能に連結される。アシスト部520は、アーム530の連結部512と反対側の端部に固定される。筋力補助装置500のその他の構成は、実施形態の筋力補助装置100と同じである。以下、実施形態の筋力補助装置100と重複する点は説明を省き、相違する点に焦点を当てて説明する。
以上の比較例を踏まえ、本実施形態について説明する。狭い空間での作業を容易にし、装着者6が感じる上肢8の運動の違和感を減らすためには、アシスト部20と装着者6の胴体7との距離ができる限り短いままであることが望ましい。このため本実施形態は、本体部11の横方向側部から左右両側に延びるガイド部30が設けられ、アシスト部20のスライド部26がガイド部30に沿って移動するように構成されている。その結果、図1に示されるように、アシスト部20およびスライド部26の本体部11に対する最大突出量Y2を比較例のY1より小さくすることができる。
図11と図12を参照して、第4実施形態に係る筋力補助装置130の構成を説明する。図11は、筋力補助装置130の一部を示す平面図である。図12は、筋力補助装置130の一部を左後方から見た斜視図である。第3実施形態の筋力補助装置120は、第1実施形態の筋力補助装置100に対し、スライド部26に代えてスライド部26cを有し、ガイド部30に代えて第1ガイド部310cと第2ガイド部320cとを有する点で相違する。他の構成は筋力補助装置100の構成と同じである。後述するように、第1ガイド部310cはアシスト部20cをガイドし、第2ガイド部320cは第1ガイド部310cをガイドする。
図13を参照して、第5実施形態に係る筋力補助装置140の構成を説明する。図13は、筋力補助装置140の一部を示す平面図である。第5実施形態の筋力補助装置130は、第2実施形態の筋力補助装置110に対し、移動体38dをさらに備える点で相違し、他の構成は同じである。移動体38dは、アシスト部20dの筐体22dと接続され、ガイド部30dに沿って移動可能に設けられ、ガイド部30dに対して対する相対距離が変化可能である。
図15を参照して、第7実施形態に係る筋力補助装置160の構成を説明する。図15は、筋力補助装置140の一部を左後方から見た斜視図である。筋力補助装置160は、第1実施形態の筋力補助装置100に対し、ガイド部30fと本体部11fとを接続する支持部80が設けられ、本体部11fにヘッドレスト90が設けられている点で相違し、他の構成は同じである。
以下、変形例について説明する。変形例の説明では、実施の形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付す。実施の形態と重複する説明を適宜省略し、実施の形態と相違する構成について重点的に説明する。
Claims (8)
- 装着者の体の一部の動きを支援または制限するアシスト部と、
前記体の一部の可動範囲に沿って前記アシスト部の移動をガイドするガイド部と、
を備え、
前記アシスト部はアシスト軸を備え、
前記ガイド部はアシスト部の複数の位置において前記アシスト軸の軸線が体の一部の揺動中心を向くように設けられている筋力補助装置。 - 前記アシスト部と接続され、前記ガイド部に沿って移動可能に設けられ、前記ガイド部に対して相対的に回転可能な移動体を備える請求項1に記載の筋力補助装置。
- 前記ガイド部は溝部を有し、
前記移動体は当該溝部に沿って移動可能であるとともに前記回転の回転軸となる軸部を有する請求項2に記載の筋力補助装置。 - 前記ガイド部は、
前記アシスト部をガイドする第1ガイド部と、
前記第1ガイド部をガイドする第2ガイド部と、
を有する請求項1に記載の筋力補助装置。 - 前記アシスト部と接続され、前記ガイド部に沿って移動可能に設けられ、前記ガイド部に対する相対距離が変化可能な移動体を備える請求項1に記載の筋力補助装置。
- 前記ガイド部は、長さが調整可能である直線部分を有する請求項1から5のいずれかに記載の筋力補助装置。
- 前記ガイド部が取り付けられる本体部と、
前記ガイド部と前記本体部とを接続する支持部と、
を備える請求項1から6のいずれかに記載の筋力補助装置。 - 前記ガイド部が取り付けられる本体部を備え、
前記本体部にヘッドレストが設けられている請求項1から7のいずれかに記載の筋力補助装置。
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