JP2002177353A - 運動感覚機能再教育訓練機器 - Google Patents

運動感覚機能再教育訓練機器

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JP2002177353A
JP2002177353A JP2000375685A JP2000375685A JP2002177353A JP 2002177353 A JP2002177353 A JP 2002177353A JP 2000375685 A JP2000375685 A JP 2000375685A JP 2000375685 A JP2000375685 A JP 2000375685A JP 2002177353 A JP2002177353 A JP 2002177353A
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joint
patient
bending
recognition
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JP2000375685A
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English (en)
Inventor
Shohei Furukawa
正平 古川
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者本人の意思と関節の屈伸運動とを結び付
けるとともに、適切な固定手段を設けることにより、よ
り効果的に、関節の屈伸運動と同時に中枢神経系や末梢
神経系(固有受容覚系)の健全化を図ることができる運
動感覚機能再教育訓練機器を提供すること。 【解決手段】 折曲するように設けたアーム2、3を脚
部の関節12に取り付けることにより、関節12の屈伸
運動を他動的又は自動的に行う運動感覚機能再教育訓練
機器であって、患者が感覚的に認識したアーム2、3の
折曲角度を入力する認識角度入力手段と、該認識角度入
力手段により入力が行われたときのアーム2、3の折曲
角度を測定する角度測定手段と、認識角度入力手段が入
力した認識角度と角度測定手段が測定した測定角度とを
比較し、認識角度が測定角度に近似するかどうかを判定
する判定手段と、判定手段の判定結果を患者に通知する
判定結果通知手段とを備えるとともに、足首関節の底背
屈角度及び内外転角度を調整可能に足を固定する回旋角
度調整手段16を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、関節など
の手術後に、患者のリハビリに使用して好適な脚部の運
動感覚機能再教育訓練機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、変形性股関節症や変形性膝関
節症などの手術後には、患者の関節のリハビリが行われ
るが、このリハビリには、関節の可動域の維持や改善の
ために、モータなどの他動的な力を利用して関節の屈伸
運動を行う運動機能訓練機器が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
運動機能訓練機器においては、他動的な力により継続的
に関節の屈伸運動を行うことは可能であるが、患者本人
の意思とは必ずしも無関係に、関節の屈伸運動をただ機
械的に行うことから、筋肉の収縮訓練や関節の可動域の
維持、改善はできるとしても、患者本人の意思による筋
肉の収縮訓練や関節の屈伸の訓練、あるいは運動感覚の
再教育訓練をすることはできなかった。また、上記従来
の運動機能訓練機器では、片方の足ごとに屈伸を行うこ
とから安定が悪く、足首が遊んだり、反動によって腰部
が逃げるトリックモーション動作が出る等の問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の運動機能訓練機器が
有する問題点に鑑み、患者本人の意思と関節の屈伸運動
とを結び付けるとともに、適切な固定手段を設けること
により、より効果的に、関節の屈伸運動と同時に中枢神
経系や末梢神経系(固有受容覚系)の健全化を図ること
ができる運動感覚機能再教育訓練機器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明の運動感覚機能再教育訓練機器は、折曲
するように設けたアームを脚部の関節に取り付けること
により、該関節の屈伸運動を他動的又は自動的に行う運
動感覚機能再教育訓練機器において、患者が感覚的に認
識したアームの折曲角度を入力する認識角度入力手段
と、該認識角度入力手段により入力が行われたときのア
ームの折曲角度を測定する角度測定手段と、認識角度入
力手段が入力した認識角度と角度測定手段が測定した測
定角度とを比較し、認識角度が測定角度に近似するかど
うかを判定する判定手段と、判定手段の判定結果を患者
に通知する判定結果通知手段とを備えるとともに、足首
関節の底背屈角度及び内外転角度を調整可能に足を固定
する回旋角度調整手段を備えたことを特徴とする。
【0006】この運動感覚機能再教育訓練機器では、ア
ームを介して、感覚的に認識した関節の折曲角度が、実
際の角度と比較して判定されることから、患者は中枢神
経系や抹消神経系を関節の角度の判断に集中させること
になり、これにより、関節の屈伸動作と中枢神経の作用
に基づく知覚神経系や抹消神経系の運動感覚の再教育訓
練を行うことができる。その結果、筋肉の収縮訓練や関
節の可動域の維持改善訓練とともに、患者本人の意思に
よる筋肉の収縮訓練や関節の屈伸の訓練が行われ、さら
に、回旋角度調整手段を設けたことにより、足首関節の
底背屈角度及び内外転角度を調整可能に足を固定し、歩
行に必要な多元的な膝関節の屈伸運動を回復状態に合わ
せて行うとともに、将来の歩行等の実動的な訓練を短期
間で効果的に実施することが可能となる。
【0007】また、同じ目的を達成するため、本第2発
明の運動感覚機能再教育訓練機器は、折曲するように設
けたアームを脚部の関節に取り付けることにより、該関
節の屈伸運動を他動的又は自動的に行う運動感覚機能再
教育訓練機器において、患者が感覚的に認識したアーム
の折曲角度を入力する認識角度入力手段と、該認識角度
入力手段により入力が行われたときのアームの折曲角度
を測定する角度測定手段と、認識角度入力手段が入力し
た認識角度と角度測定手段が測定した測定角度とを比較
し、認識角度が測定角度に近似するかどうかを判定する
判定手段と、判定手段の判定結果を患者に通知する判定
結果通知手段とを備えるとともに、前記アームの一端に
連結され、腰部を固定する腰固定手段を備えたことを特
徴とする。
【0008】この運動感覚機能再教育訓練機器では、ア
ームを介して、感覚的に認識した関節の折曲角度が、実
際の角度と比較して判定されることから、患者は中枢神
経系や抹消神経系を関節の角度の判断に集中させること
になり、これにより、関節の屈伸動作と中枢神経の作用
に基づく知覚神経系や抹消神経系の運動感覚の再教育訓
練を行うことができる。その結果、筋肉の収縮訓練や関
節の可動域の維持改善訓練とともに、患者本人の意思に
よる筋肉の収縮訓練や関節の屈伸の訓練が行われ、さら
に、アームに対し腰部を固定する腰固定手段を設けたこ
とにより、腰部の逃げによるトリックモーション動作を
防止し、将来の歩行等の実動的な訓練を短期間で効果的
に実施することが可能となる。
【0009】また、これら本第1、第2発明の運動感覚
機能再教育訓練機器において、前記認識角度入力手段
を、患者がアームの折曲角度を予め定めた角度と認識し
たときに操作するスイッチを備えて構成することができ
る。
【0010】これにより、患者が感覚的に認識した折曲
角度を簡単に入力することができる。
【0011】さらに、予め定めた角度を音声又は表示に
より患者に通知する角度通知手段を設けることができ
る。
【0012】これにより、訓練中でも、予め定めた角度
を患者にわかりやすく知らせることができる。
【0013】そして、判定結果通知手段が、音声又は表
示により判定結果を通知することができる。
【0014】これにより、訓練中でも、判定結果を患者
にわかりやすく知らせることができる。
【0015】また、判定手段の判定結果を統計処理する
統計処理手段を設けることができる。
【0016】これにより、訓練成績を統計的に評価する
ことができる。
【0017】さらに、統計処理手段の統計処理結果を記
憶する記憶手段を設けることができる。
【0018】これにより、訓練成績を保存して、経時的
に評価することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の運動感覚機能再教
育訓練機器の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】図1〜図8に、本発明の運動感覚機能再教
育訓練機器の第1実施例を示す。この運動感覚機能再教
育訓練機器は、図1〜図4に示すように、エンコーダ付
きモータ22により、軸26を境として折曲するように
設けられたアーム2、3を、例えば、膝12の関節に取
り付けることにより、膝関節の屈伸運動を他動的に行う
ことができる。
【0021】そして、この運動感覚機能再教育訓練機器
では、患者が感覚的に認識したアーム2、3の折曲角度
を入力する認識角度入力手段と、該認識角度入力手段に
より入力が行われたときのアーム2、3の折曲角度を測
定する角度測定手段と、認識角度入力手段が入力した認
識角度と角度測定手段が測定した測定角度とを比較し、
認識角度が測定角度に近似するかどうかを判定する判定
手段と、判定手段の判定結果を患者に通知する判定結果
通知手段とが、制御盤20の制御装置42に設けられて
いる。
【0022】また、この運動感覚機能再教育訓練機器で
は、図3に示すように、足10側のアーム2に対し、足
首関節の底背屈角度及び内外転角度を調整可能に足10
を固定する回旋角度調整手段16が設けられている。こ
の回旋角度調整手段16は、足板4を前記軸26と平行
な軸28によって足首関節の底背屈方向に回動可能に枢
支するとともに、ピン29aと複数のピン穴29b等の
固定機構によって、この足板4を任意の角度で固定する
底背屈角度調整機構16aと、足10を固定具7により
固定する足固定板4aを、足板4上で上記軸28と直交
する軸30により足首関節の内外転方向に回動可能に枢
支するとともに、ピン29aと複数のピン穴29b等の
固定機構によって、この足固定板4を任意の角度で固定
する内外転角度調整機構16bとによって構成されてい
る。この回旋角度調整手段16によって、足首関節の底
背屈角度θ2及び内外転角度θ3を調整して足10を固
定することにより、歩行に必要な多元的な膝関節の屈伸
運動を回復状態に合わせて行うことができる。
【0023】さらに、この運動感覚機能再教育訓練機器
では、図4に示すように、腰部側のアーム3の一端に連
結され、腰部を固定する座椅子状の腰固定手段17が設
けられている。この腰固定手段17は、アーム3が回動
できるように枢着されたシート部17aと、該シート部
17aに角度調節可能に設けられた背もたれ部17bと
を備えている。シート部17aは、左右の脚部を訓練で
きるように、アーム3をシート部17aの左右に付け替
えることができる。背もたれ部17bには、左右一対の
アームレスト17cが設けられるとともに、面ファスナ
ー等を備えて腰部を固定する固定用ベルト17dが設け
られている。この腰固定手段17によって、アームに対
し腰部を固定することにより、片脚ごとに屈伸を行う反
動によって腰部が逃げるトリックモーション動作を防止
し、実動的な訓練を効果的に実施することができる。
【0024】一方、前記制御盤20には、予め定めた角
度を音声と表示により患者に通知する角度通知手段が設
けられており、さらに、制御装置42には、前記判定手
段の判定結果を統計処理する統計処理手段と、該統計処
理手段の統計処理結果を記憶する記憶手段とが設けられ
ている。
【0025】判定結果通知手段は、音声と表示により、
リアルタイムで判定結果を通知するように構成されてい
る。また、認識角度入力手段は、患者が、アーム2、3
の折曲角度を予め定めた角度と認識したときに操作する
押しボタンスイッチ13を備えて構成されている。
【0026】なお、図において、1は屈伸装置、5、6
は脚部の固定具、11は患者の手、14は押しボタン用
配線、15は屈伸装置用配線、21はベッド、23は車
輪、24は駆動軸、25はベルト、27はカバーをそれ
ぞれ示している。
【0027】次に、図1〜図4を参照して、関節屈伸装
置1の動作を説明する。関節の屈伸運動を必要とする患
者は、膝12が軸26の上部に位置する状態で、腰固定
手段17のシート部17aに座り、腰部を固定用ベルト
17dにより固定する。そして、足10が屈伸装置1か
ら外れないように、すね側を固定具5でアーム2に固定
するとともに、もも側を固定具6でアーム3に固定し、
足の甲を固定具7により足板4の足固定板4aに固定す
る。このとき、回旋角度調整手段16によって、足首関
節の底背屈角度あるいは内外転角度を任意の角度に調整
して足10を固定することにより、歩行に必要な多元的
な膝関節の屈伸運動を回復状態に合わせて行うことがで
きる。なお、固定具5〜7は簡単に脱着できるように、
面ファスナーなどを使用するとよい。
【0028】モータ22の駆動軸24はアーム2の両車
輪23に直結しており、図2の矢印のように左方向に回
転させると、ベルト25によりその力が軸26に伝達さ
れ、軸26も左方向に回転し、その結果、軸26を中心
にしてアーム3が回転する。このとき、各回転部分の回
転半径、回転移動距離に関しては、車輪23がベッド2
1上で左方向へ移動し、アーム2、3がなす折曲角度θ
が徐々に小さくなった場合でも、図1(b)や図2
(b)に示すように、アーム3の左端がベッド21上の
ほぼ一定位置に留まるように設計する。また、モータ2
2による駆動軸24の回転方向を逆転すると、軸26が
逆転してアーム2、3がなす折曲角度θが徐々に大きく
なり、図1(a)や図2(a)に示すように、アーム
2、3は伸長した状態となる。したがって、これらの動
作を繰り返すことにより、患者の足10の膝12に対
し、筋肉の屈伸運動を連続して実施することが可能とな
る。
【0029】次に、図5を参照して、本実施例の運動感
覚機能再教育訓練機器の制御方法を説明する。ここで、
図において、31はメイン電源スイッチ、32はスター
トストップスイッチ、33はフロッピドライバ、34は
速度切替つまみ、35は伸び角度設定つまみ、36は曲
げ角度設定つまみ、37はタイマー設定つまみ、38は
非常停止スイッチ、39はランプ、40は表示機、41
はスピーカ、42は制御装置をそれぞれ示している。こ
れら各部材は制御盤20を構成し、屈伸装置用配線15
によりモータ22と、押しボタン用配線14により押し
ボタンスイッチ13と接続されている。
【0030】スタートストップスイッチ32は、1回押
すことにより動作のスタートスイッチとして機能し、再
度押すことによりストップスイッチとして機能する。フ
ロッピドライバ33は、患者固有の動作仕様や、判定手
段の判定結果、あるいは統計処理手段の統計処理結果を
フロッピディスクに読み書きする。速度切替つまみ34
は、モータ22の回転速度を変えるためのつまみであ
り、伸び角度設定つまみ35は、アーム2、3がなす折
曲角度θの最大値を設定するためのつまみである。ま
た、曲げ角度設定つまみ36は、アーム2、3がなす角
度θの最小値を設定するためのつまみであり、タイマー
設定つまみ37は、スタートストップスイッチ32が押
されてから自動停止するまでの時間を設定するためのつ
まみである。
【0031】さらに、非常停止スイッチ38は、押すこ
とにより運動感覚機能再教育訓練機器を非常停止するボ
タンであり、ランプ39は、押しボタンスイッチ13が
押されたときに点灯する。表示機40は、判定結果や統
計処理結果を表示し、スピーカ41は後述する番号を音
声出力したり、後述する動作評価結果を音声出力する。
制御装置42は、運動感覚機能再教育訓練機器全体の動
作を制御するもので、必要な情報の記憶、読み書き機能
も有している。なお、制御盤20の代わりとして、パー
ソナルコンピュータを用いることも可能であり、その場
合は、各スイッチやつまみ類の機能は、キーボードの操
作に置き換えることができる。
【0032】次に、本実施例の運動感覚機能再教育訓練
機器の動作評価について説明する。図6は、予め定めた
アームの折曲角度θと、該折曲角度θの近似値となる角
度範囲を示し、仮に、θ=170±20゜の範囲を1
番、θ=150±20゜の範囲を2番、θ=130±2
0゜の範囲を3番、θ=110±20゜の範囲を4番、
θ=90±20゜の範囲を5番、θ=70±20゜の範
囲を6番、θ:50±20゜の範囲を7番、θ=30±
20゜の範囲を8番などと定義する。
【0033】動作がスタートすると、スピーカ41から
は、適当な規則に従って上記番号が音声出力され、患者
に対し、予め定めた角度が通知される。なお、適当な規
則としては、例えば、1番から8番などの番号順、又は
2番、4番、8番、1番、3番、7番などのランダムな
番号指定、又は同一番号の繰り返しなどとする。また、
このときのアーム2、3の角度範囲は、伸び角度設定つ
まみ35及び曲げ角度設定つまみ36により、事前に設
定した角度範囲のもののみとする。
【0034】関節の屈伸運動を受ける患者は、スピーカ
41から音声出力された番号を聞き、自身の関節の屈伸
量を感覚で認識しながら、音声出力された番号の角度範
囲に達したと思われるところで手元の押しボタンスイッ
チ13を押す。これにより、患者が関節で感覚的に認識
したアーム2、3の折曲角度が、制御装置42に入力さ
れる。制御装置42は、アーム2、3の折曲角度θの値
を、例えば、モータ22に搭載したエンコーダのパルス
数により常時監視しておき、押しボタンスイッチ13が
押されたときの角度が、音声出力した番号の角度範囲に
あるかどうかを判断する。そして、押しボタンスイッチ
13が押されたときの角度が、予め定めた角度の角度範
囲内に入る場合には、成功の合図として、例えば、「ピ
ンポーン」という音を、入らない場合には失敗の合図と
して、例えば、「ブッブー」という音を、それぞれスピ
ーカ41より発生させる。
【0035】これにより、患者は、当然ながら少しでも
成功数を上げようとして、あらゆる中枢神経系や抹消神
経系を膝関節の角度の判断に集中させることとなり、集
中すればする程、膝の屈伸運動の訓練であることを忘
れ、成功数を上げるための訓練、すなわち膝関節の屈伸
動作と中枢神経の作用に基づく知覚神経系や抹消神経系
の運動感覚の再教育訓練を行うことが可能となる。その
結果、筋肉の収縮訓練や、関節の可動域の維持、改善の
訓練と同時に、患者本人の意思による筋肉の収縮、関節
の屈伸の訓練、すなわち知覚神経系や抹消神経系の再教
育訓練が可能となり、これにより、将来の歩行等の実動
的な訓練を効果的かつ短期間で実施することが可能とな
る。
【0036】以上の動作を、図7にフローチャートとし
て示す。なお、本フローチャートでは動作の要点のみを
記しており、細目は一部省略している。まず、ステップ
50で電源スイッチがONされ、運動感覚機能再教育訓
練機器の動作がスタートし、ステップ51で時間設定な
どの必要な設定がなされる。ステップ52でスタートス
イッチがONされると、ステップ53でモータが回転を
開始し、アーム2、3の折曲角度のモニタが始まり、同
時に経過時間が測定される。
【0037】次に、例えば、ステップ54で、番号が音
声出力されることにより、患者に対し予め定めた角度が
通知され、ステップ55で患者によって押しボタンスイ
ッチ13が押されたかどうかを確認する。ここで、音声
出力される番号は、つまみ35、36により設定された
範囲で出力するものとする。もし、押しボタンスイッチ
13が押されれば、ステップ56で、患者が認識した角
度が予め定めた角度範囲内に入るかどうかを判断し、入
る場合はステップ57で正解の合図を、入らない場合は
ステップ58で失敗の合図をそれぞれ音声出力する。
【0038】一方、ステップ59で、設定時間に達した
かどうかを常時モニタしておき、まだであれば、ステッ
プ60で、アームの折曲角度が予め定めた角度に達して
いるかどうかを確認し、達していればステップ61でモ
ータを逆転し、曲げ運動又は伸び運動の他の側の屈伸運
動に移行する。そして、ステップ62で、アームの折曲
角度が予め定めた角度に達しているかどうかを確認し、
達していればステップ63でモータを逆転してステップ
54に戻る。また、ステップ60又はステップ62にお
いて、アームの折曲角度が予め定めた角度に達していな
い場合は、ステップ55に戻り、再び押しボタンスイッ
チ13が押されるのを待つ。
【0039】他方、ステップ59において、動作の継続
時間が設定時間に達した場合には、ステップ64でモー
タ22を停止し、ステップ65で統計処理を行い、ステ
ップ66でこのフローチャートがストップする。ステッ
プ65での統計処理内容には、番号を出力した回数、押
しボタンが押された回数、正解の回数、失敗の回数、番
号ごとの正解率、全体の正解率(得点)などの計算があ
り、その結果は制御装置42に記録保存され、同時に正
解率(得点)を表示機40に表示する。
【0040】なお、非常停止スイッチ38が押された場
合は、直ちにモータ22の回転を停止し、ステップ65
で統計処理に入る。動作途中でスタートストップスイッ
チ32が押された場合は、一時停止扱いとし、全ての動
作は一時停止し、再度押されれば全ての動作を再開す
る。
【0041】また、上記フローチャートでは省略した
が、このフローチャートに基づく動作訓練に入る前に、
手動モードにてモータ22を回転させ、予め定めた角度
の角度範囲を患者に事前に体感させるようにする。
【0042】ところで、点数の低い患者、すなわち神経
系の訓練初期の患者に対しては、上記正解の角度の範囲
を±20゜より拡大し、例えば、±30゜などとする。
この方が点数が向上し、患者は喜びが大きくなる。これ
に対し、点数の高い患者、すなわち神経系の訓練後期又
は再教育が十分なされた患者に対しては、上記正解の範
囲を狭くし、±15゜又は±10゜などとすると、さら
に挑戦意欲の向上が期待できる。すなわち、この設定角
度範囲の変更により、難易度を変更することが可能であ
る。
【0043】また、本実施例の説明では、モータの正転
(又は逆転)ごとに番号の音声出力を行うようにした
が、正転時に番号の音声出力、逆転時に次の番号の音声
出力とすれば、同じ合計動作時間で約2倍の番号の音声
出力が、すなわち2倍の知覚神経の動作訓練が可能とな
る。
【0044】一方、予め定めたアームの角度を患者に通
知する場合、例えば、1回目の番号の音声出力のタイミ
ングはスタート時とし、2回目以降は、1回目の正解又
は失敗の合図の直後としてもよい。音声出力の声の大き
さ、話す速度などは患者の年齢、聴力などに応じて最適
値になるよう可変とする。また、音声出力はスピーカ4
1により実施する構成を示したが、聴力障害者が患者の
場合は聞くことができないため、代わりに補聴器的なイ
ヤホンであってもよいし、別の表示装置として、例え
ば、専用の表示機、テレビ画面、パーソナルコンピュー
タの画面などと併用することも可能である。
【0045】さらに、音声出力内容、表示機の表示内容
としては、単に正解の合図、失敗の合図だけではなく、
前回と今回の得点比較結果、結果が70点以上の場合は
「よくできました」、70点未満の場合は「次回は頑張
りましょう」などの音声出力や表示を行うとさらに訓練
意欲向上に役立つ。そして、訓練中に適当な音量でバッ
クグラウンド音楽を流すようにしたり、テレビ画面に
て、別の番組や楽しめる映像を流すようにすることも可
能である。この場合には、患者はさらにリラックスした
状態で訓練を楽しく行うことが可能となる。
【0046】図8に、押しボタンスイッチの変形例を示
す。押しボタンユニット70の押しボタンスイッチ71
は、この実施例では親指80で押すことにより、押しボ
タンスイッチ13と全く同一の機能を発揮することがで
きる。72はピンで、グリップ73の回転中心となる。
74は別の押しボタンスイッチであり、グリップ73を
親指以外の指81で、グリップ77と共に握ることによ
り押すことができる。この握りを放せば、ばね75の引
っ張り力により押しボタンスイッチ74は開放される。
【0047】押しボタンスイッチ74は、前記したスタ
ートストップスイッチ32と同一の機能を有し、グリッ
プ73とグリップ77を握って一度押すようにすると動
作が開始され、もう一度押すと動作は一時停止する。し
たがって、訓練を受ける患者は、この押しボタンスイッ
チ74を非常停止スイッチの代わりに用いることもでき
る。すなわち、動作中に何がしかの異常が発生した場合
にこのスイッチを押すことにより、簡単に動作を停止す
ることができる。
【0048】図9〜図10に、本発明の運動感覚機能再
教育訓練機器の第2実施例を示す。本実施例において、
モータ22としては、常時ある一定の力によりその回転
を保持するようにしておき、外部からモータ22にかけ
られた回転力、すなわち回転トルクを測定可能なトルク
測定機能付きモータとする。この常時一定にしておくト
ルクの大きさは、トルク切替つまみ85により変更可能
とする。なお、その他の部品に関しては、第1実施例と
同様である。
【0049】次に、この実施例の運動感覚機能再教育訓
練機器の動作を、図10のフローチャートにより説明す
る。なお、本フローチャートでは動作の要点のみを記し
ており、細目は一部省略している。
【0050】まず、ステップ90で電源スイッチがON
され、動作がスタートし、ステップ91で時間設定など
の必要な設定がなされる。ステップ92でスタートスイ
ッチがONされると、ステップ93でモータはトルク測
定を開始し、アーム1、2の折曲角度のモニタが始ま
り、同時に経過時間が測定される。
【0051】次に、ステップ94で、番号が音声出力さ
れることにより、患者に対し予め定めた角度が通知され
ると、患者はその番号に対応した角度になるように、自
分の意志で関節を屈曲する。このことを自らの意志によ
る運動、すなわち自動的屈曲運動と呼ぶ。患者は、自分
で認識した屈曲角度がその番号の位置に来たと判断した
場合に、押しボタンスイッチ13を押す。このとき、制
御装置42により押しボタンスイッチ13が押されたか
どうかを確認する。もし、押しボタンスイッチ13が押
されれば、ステップ96で、患者が認識した角度が予め
定めた角度範囲内に入るかどうかを判断し、入る場合は
ステップ97で正解の合図を、入らない場合はステップ
98で失敗の合図をそれぞれ音声出力する。
【0052】一方、ステップ99で、設定時間に達した
かどうかを常時モニタしておき、まだであれば、ステッ
プ100で、番号の出力から押しボタンが押されるまで
の予め設定した動作時間と経過時間を比較し、すなわち
タイムオーバかどうかを判断し、タイムオーバのときは
ステップ101において、失敗の合図を行い、再度94
に戻る。この場合は同じ番号を出力することにより、押
しボタンを押すことの催促をしてもよいし、別の番号を
出力してもよい。
【0053】ステップ99において、継続時間が設定時
間に達した場合には、ステップ102で統計処理を行
い、ステップ103でこのフローチャートがストップす
る。ステップ102での統計処理内容には、番号を出力
した回数、押しボタンが押された回数、正解の回数、失
敗の回数、番号ごとの正解率、全体の正解率(得点)、
押しボタンを押すまでの時間、モータの回転トルクの時
間変化、屈曲角度とトルクとの関係データ把握などの計
算があり、その結果は制御部42に記録保存され、同時
に正解率(得点)を表示機40に表示する。この場合、
モータの回転を保持する力の量はトルク切替つまみ85
により可変としておき、患者の回復度に応じて強くした
り、弱くしたりすることにより、患者の訓練負荷を変え
ることができる。なお、その他の動作に関しては第1実
施例と同様である。
【0054】
【発明の効果】本第1発明の運動感覚機能再教育訓練機
器によれば、アームを介して、感覚的に認識した関節の
折曲角度が、実際の角度と比較して判定されることか
ら、患者は中枢神経系や抹消神経系を関節の角度の判断
に集中させることになり、これにより、関節の屈伸動作
と中枢神経の作用に基づく知覚神経系や抹消神経系の運
動感覚の再教育訓練を行うことができる。その結果、筋
肉の収縮訓練や関節の可動域の維持改善訓練とともに、
患者本人の意思による筋肉の収縮訓練や関節の屈伸の訓
練が行われ、さらに、回旋角度調整手段を設けたことに
より、足首関節の底背屈角度及び内外転角度を調整可能
に足を固定し、歩行に必要な多元的な膝関節の屈伸運動
を回復状態に合わせて行うとともに、将来の歩行等の実
動的な訓練を短期間で効果的に実施することが可能とな
る。
【0055】また、本第2発明の運動感覚機能再教育訓
練機器によれば、アームを介して、感覚的に認識した関
節の折曲角度が、実際の角度と比較して判定されること
から、患者は中枢神経系や抹消神経系を関節の角度の判
断に集中させることになり、これにより、関節の屈伸動
作と中枢神経の作用に基づく知覚神経系や抹消神経系の
運動感覚の再教育訓練を行うことができる。その結果、
筋肉の収縮訓練や関節の可動域の維持改善訓練ととも
に、患者本人の意思による筋肉の収縮訓練や関節の屈伸
の訓練が行われ、さらに、アームに対し腰部を固定する
腰固定手段を設けたことにより、腰部の逃げによるトリ
ックモーション動作を防止し、将来の歩行等の実動的な
訓練を短期間で効果的に実施することが可能となる。
【0056】さらに、認識角度入力手段を、患者がアー
ムの折曲角度を予め定めた角度と認識したときに操作す
るスイッチにより構成することにより、患者が感覚的に
認識した折曲角度を簡単に入力することができる。
【0057】そして、予め定めた角度を音声又は表示に
より患者に通知する角度通知手段を設けることにより、
訓練中でも、予め定めた角度を患者にわかりやすく知ら
せることができる。
【0058】また、判定結果通知手段が、音声又は表示
により判定結果を通知することにより、訓練中でも、判
定結果を患者にわかりやすく知らせることができる。
【0059】さらに、判定手段の判定結果を統計処理す
る統計処理手段を設けることにより、訓練成績を統計的
に評価することができる。
【0060】そして、統計処理手段の統計処理結果を記
憶する記憶手段を設けることにより、訓練成績を保存し
て、経時的に評価することができる。また、モータの回
転を保持する力を設けておき、それに逆らって患者の意
志による自動的屈曲訓練を行うことにより、関節筋肉、
及び感覚機能の再教育訓練、自主訓練の促進、関節の屈
曲角度と筋肉による出力トルクとの関係把握、トルクの
ピーク値把握などが可能となる。また、モータの回転を
保持する力を可変にすることにより、患者の回復度に応
じて強くしたり、弱くしたりすることにより、患者の訓
練負荷を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運動感覚機能再教育訓練機器の第1実
施例を示し、(a)は患者が膝を伸ばした状態を示す側
面図、(b)は膝を曲げた状態を示す側面図である。
【図2】同実施例の運動感覚機能再教育訓練機器を示
し、(a)はアームを伸ばした状態を示す側面図、
(b)はアームを折曲した状態を示す側面図である。
【図3】同実施例の運動感覚機能再教育訓練機器を示
し、(a)は足板と足固定板を示す正面図、(b)は同
側面図、(c)はアームに対する足板の枢着状態を示す
説明図である。
【図4】同実施例の運動感覚機能再教育訓練機器を示
し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
【図5】同実施例の運動感覚機能再教育訓練機器の制御
盤を示す正面図である。
【図6】予め定めたアームの折曲角度と、該折曲角度の
近似値となる角度範囲とを、番号と対応させて示す説明
図である。
【図7】同実施例の制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】押しボタンスイッチの変形例を示し、(a)は
その側面図、(b)は使用状態を示す側面図である。
【図9】本発明の第2実施例の制御盤を示す正面図であ
る。
【図10】同実施例の制御装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 屈伸装置 2 アーム 3 アーム 4 足板 4a 足固定板 5、6、7 固定具 10 患者の足 11 患者の手 12 患者の膝 13 押しボタンスイッチ 14 押しボタン用配線 15 屈伸装置用配線 16 回旋角度調整手段 16a 底背屈角度調整機構 16b 内外転角度調整機構 17 腰固定手段 17a シート部 17b 背もたれ部 17c アームレスト 17d 固定用ベルト 20 制御盤 21 ベッド 22 エンコーダ付きモータ 23 車輪 24 駆動軸 25 ベルト 26 軸 27 カバー 28 軸 29 ピン穴 30 軸 31 メイン電源スイッチ 32 スタートストップスイッチ 33 フロッピドライバ 34 速度切替つまみ 35 伸び角度設定つまみ 36 曲げ角度設定つまみ 37 タイマー設定つまみ 38 非常停止スイッチ 39 ランプ 40 表示機 41 スピーカ 42 制御装置 70 押しボタンユニット 71 押しボタンスイッチ 72 ピン 73 グリップ 74 押しボタンスイッチ 75 ばね 76 押しボタン用配線 77 グリップ 80 親指 81 親指以外の指 85 トルク切替つまみ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲するように設けたアームを脚部の関
    節に取り付けることにより、該関節の屈伸運動を他動的
    又は自動的に行う運動感覚機能再教育訓練機器におい
    て、患者が感覚的に認識したアームの折曲角度を入力す
    る認識角度入力手段と、該認識角度入力手段により入力
    が行われたときのアームの折曲角度を測定する角度測定
    手段と、認識角度入力手段が入力した認識角度と角度測
    定手段が測定した測定角度とを比較し、認識角度が測定
    角度に近似するかどうかを判定する判定手段と、判定手
    段の判定結果を患者に通知する判定結果通知手段とを備
    えるとともに、足首関節の底背屈角度及び内外転角度を
    調整可能に足を固定する回旋角度調整手段を備えたこと
    を特徴とする運動感覚機能再教育訓練機器。
  2. 【請求項2】 折曲するように設けたアームを脚部の関
    節に取り付けることにより、該関節の屈伸運動を他動的
    又は自動的に行う運動感覚機能再教育訓練機器におい
    て、患者が感覚的に認識したアームの折曲角度を入力す
    る認識角度入力手段と、該認識角度入力手段により入力
    が行われたときのアームの折曲角度を測定する角度測定
    手段と、認識角度入力手段が入力した認識角度と角度測
    定手段が測定した測定角度とを比較し、認識角度が測定
    角度に近似するかどうかを判定する判定手段と、判定手
    段の判定結果を患者に通知する判定結果通知手段とを備
    えるとともに、前記アームの一端に連結され、腰部を固
    定する腰固定手段を備えたことを特徴とする運動感覚機
    能再教育訓練機器。
  3. 【請求項3】 前記認識角度入力手段を、患者がアーム
    の折曲角度を予め定めた角度と認識したときに操作する
    スイッチを備えて構成したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の運動感覚機能再教育訓練機器。
  4. 【請求項4】 予め定めた角度を音声又は表示により患
    者に通知する角度通知手段を設けたことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の運動感覚機能再教育訓練機器。
  5. 【請求項5】 判定結果通知手段が、音声又は表示によ
    り判定結果を通知することを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の運動感覚機能再教育訓練機器。
  6. 【請求項6】 判定手段の判定結果を統計処理する統計
    処理手段を設けたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4又は5記載の運動感覚機能再教育訓練機器。
  7. 【請求項7】 統計処理手段の統計処理結果を記憶する
    記憶手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の運動
    感覚機能再教育訓練機器。
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