JPWO2006033207A1 - タンデムポンプの無負荷運転装置 - Google Patents

タンデムポンプの無負荷運転装置 Download PDF

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Abstract

主オイル供給路9内の圧力が無負荷運転開始圧よりも小さいときには、副オイル供給路10内の圧油はスプール20の内部流路21を通過して主オイル供給路9内に流入する。このとき主副両オイルポンプ7,8からの吐出油は合流した状態でオイル供給対象OBへ送られる。主オイル供給路9内の圧力が上昇して上記無負荷運転開始圧に達したときには、スプール20はスプリング30による付勢方向とは反対の方向に移動して副オイル供給路10内の圧油をドレンし、ポペット40はスプール20と接触してスプール20の内部流路21を閉止する。このとき副オイルポンプ8は無負荷運転状態となり、主オイルポンプ7の吐出油のみがオイル供給対象OBに送られる。

Description

本発明は、1つの駆動源により同時に駆動される2つの流体ポンプを備え、両流体ポンプが吐出する圧油を合流させて流体供給対象に供給する構成のタンデムポンプに関する。さらに詳しくは、流体の供給量が増大して流体供給路内の圧力が無負荷運転開始圧に達したときには一方の流体ポンプを無負荷運転させて駆動源の動力節減を図るようにしたタンデムポンプの無負荷運転装置に関する。
タンデムポンプは1つの駆動源により同時に駆動される2つの流体ポンプを備えており、2つの流体ポンプそれぞれの吐出口から同一の或いは異なる圧力の圧油を吐出させることができる。このようなタンデムポンプは2つの吐出口をそれぞれを異なる2つのアクチュエータに繋いでこれらアクチュエータを別々に作動させるようにすることもできるが、両ポンプが吐出する圧油を合流させて1つの流体供給対象に供給することにより、流体ポンプ2つ分の流量が得られるようにすることもできる。後者のタンデムポンプの使用例としては、例えば自動車用エンジンに備えられ、エンジン各部に潤滑及び冷却のためのオイル(エンジンオイル)をエンジンブロック内に設けられたオイルギャラリーに供給するオイルポンプがある。これは、エンジンのクランクシャフトに取り付けたギヤによりタンデムポンプの駆動軸を駆動する構成となっている。エンジン回転数が小さく、両オイルポンプからの吐出油流量が小さいときには、両オイルポンプの吐出油がオイル供給路内に合流され、エンジン回転数が大きく、両オイルポンプの吐出油流量が大きいときには、両オイルポンプの一方の吐出油をドレンして無負荷運転状態とし、他方のオイルポンプの吐出油のみがオイル供給路内に供給される。このような構成では、エンジンの回転数が小さいときでも十分な潤滑油供給量を確保することできるので、車両が低速走行しているときでもエンジン各部を十分に潤滑等することができる。このようなタンデムポンプは、例えば、特開平10−131751号公報、特開2001−132624号公報等に開示されている。
図7には従来知られたタンデムポンプの無負荷運転装置の一例を示している。図7において、主オイルポンプP1と副オイルポンプP2は1つの駆動源(エンジンM)により同時に駆動されるようになっている。主オイルポンプP1の吐出口から延びた主オイル供給路L1は図示しないラインフィルタを介してオイル供給対象(例えば、エンジンブロック内に設けられたオイルギャラリー)OBに繋がっている。また、副オイルポンプP2の吐出口から延びた副オイル供給路L2は主オイル供給路L1の中間部に接続されている。副オイル供給路L2には主オイル供給路L1から副オイルポンプP2側への作動油の流入を防止するチェックバルブCVが介装されており、副オイル供給路L2におけるチェックバルブCVと副オイルポンプP2との間にはアンロードバルブAVが設置されている。
ここで、エンジンの回転数が小さく、主オイル供給路L1内の圧力が小さいときにはアンロードバルブAVは閉じた状態となり、副オイルポンプP2の吐出油はチェックバルブCVを通って主オイル供給路L1に流れるので、主副両オイルポンプP1,P2の吐出油は合流した状態で主オイル供給路L1からオイル供給対象OBへ送られる。一方、エンジンの回転数が大きくなって両オイルポンプの吐出油流量が増え、主オイル供給路L1内の圧力が無負荷運転開始圧以上になると、主オイル供給路L1内の圧油がパイロット油路LPを介してアンロードバルブAVのスプールを押圧してこれを開放させ、副オイル供給路L2内の作動油がドレン側に開放されて、副オイルポンプP2は無負荷状態となる。このとき副オイル供給路L2内の圧力は低下してチェックバルブCVが副オイル供給路L2を閉止するので、オイル供給対象OBには主オイルポンプP1の吐出油のみが供給される。また、主オイル供給路L1中にはリリーフバルブ(プレッシャレギュレータバルブ)LVが設けられており、主オイル供給路L1内の圧力がリリーフ設定圧以上にならないようになっている。
上記従来におけるタンデムポンプでは、副オイル供給路L2中に設けられるチェックバルブCV及びアンロードバルブAV、更には主オイル供給路L1中に設けられるリリーフバルブ(プレッシャレギュレータバルブ)LVはそれぞれ別個のバルブとして構成されていたため、回路設計時におけるレイアウトの自由度が制限され、装置全体のコンパクト化を図りにくいという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、従来と同等の機能を有しつつ、装置全体のコンパクト化を図ることが可能な構成のタンデムポンプの無負荷運転装置を提供することを目的としている。
本発明に係るタンデムポンプの無負荷運転装置は、駆動源により同時に駆動される主流体ポンプ(例えば、実施形態における主オイルポンプ7)及び副流体ポンプ(例えば、実施形態における副オイルポンプ8)を備えたタンデムポンプと、前記主流体ポンプの吐出口から流体供給対象(例えば、実施形態におけるオイル供給対象OB)へ延びた主流体供給路(例えば、実施形態における主オイル供給路9)と、前記副流体ポンプの吐出口から延びて前記主流体供給路の中間部に接続された副流体供給路(例えば、実施形態における副オイル供給路10)と、前記副流体供給路の一部を構成するバルブボアと、前記バルブボア内に移動自在に嵌合挿入して配設され、軸方向に延びた内部流路を有したスプールと、前記スプールを前記バルブボア内において前記主流体供給路との接続部側に向けて付勢する付勢部材(例えば、実施形態におけるスプリング30)と、前記バルブボア内における前記スプールよりも前記主流体供給路との接続部側において前記バルブボア内を移動自在に配設され、端部が前記スプールの前記内部流路の端部に当接してこれを塞ぐ位置と前記内部流路の端部から離間してこれを開放する位置とに移動可能なポペットとを備えて構成される。さらに、前記バルブボアにはドレン流路が繋がって設けられており、前記スプールは前記主流体供給路内の圧力を受けて前記付勢部材の付勢力に抗して移動可能であり、前記主流体供給路内の圧力が無負荷運転開始圧よりも小さいときには、前記スプールは前記付勢部材の付勢力により前記主流体供給路との接続部側に移動され、前記ドレン流路との連通を遮断するとともに前記内部流路を介して前記副流体供給路と前記主流体供給路とを連通させ、さらに、前記主流体供給路内の圧力が上昇して前記無負荷運転開始圧を超えたときに、前記スプールは前記付勢部材による付勢に抗して移動されて、前記副流体供給路を前記ドレン流路に接続させるように構成され、前記副流体供給路内の圧油がドレンされることにより生じる前記副流体流路および前記主流体流路内の圧力の差により前記ポペットは前記スプールの前記内部流路の端部に当接してこれを塞ぐ位置に移動されるように構成されている。
また、上記タンデムポンプの無負荷運転装置において、前記ポペットの内部には、前記主流体供給路と前記ポペットの外周面との双方に開口するドレン兼用流路が設けられており、前記主流体供給路内の圧力が前記無負荷運転開始圧を超えてこれより高圧のリリーフ設定圧に達したとき、前記スプールは前記リリーフ設定圧の押圧力を受けて前記ドレン兼用流路を前記ドレン流路と接続させる位置まで移動されて、前記主流体供給路内の圧油を前記ドレン流路からドレンするようになっているのが好ましい。
本発明に係るタンデムポンプの無負荷運転装置では、主流体供給路内の圧力が無負荷運転開始圧よりも小さいときには、副流体供給路内の圧油はスプールの内部流路を通過して主流体供給路内に流入する。このとき主副両流体ポンプからの吐出油は合流した状態で流体供給対象へ送られる。主流体供給路内の圧力が上昇して上記無負荷運転開始圧に達したときには、スプールは付勢部材による付勢方向とは反対の方向に移動して副流体供給路内の圧油をドレンし、ポペットはスプールと接触してスプールの内部流路を閉止する。このとき副流体ポンプは無負荷運転状態となり、主流体ポンプの吐出油のみが流体供給対象に送られる。このように本発明に係るタンデムポンプの無負荷運転装置では、副流体供給路内の圧力が上昇して無負荷運転開始圧に達したときには副流体ポンプを無負荷運転状態にして駆動源の動力節減を行う(更には主流体供給路内の圧力がリリーフ設定圧に達したときには主流体供給路内の圧油をリリーフさせる)という従来と同等の機能を維持しつつ、必要な構成品であるスプール、付勢部材及びポペットが1つのバルブボア内に備えられた構成を有しているので、回路設計時におけるレイアウトの自由度が高くなり、装置全体のコンパクト化を図ることが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタンデムポンプの無負荷運転装置の構成を示す断面図である。
図2は、上記無負荷運転装置の部分分解断面図である。
図3は、バルブボディ内に備えられる構成品の分解斜視図である。
図4は、主副両オイルポンプの吐出油が合流した状態でオイル供給対象へ送られるときのスプール及びポペットの動作位置の一例を示す図である。
図5は、副オイルポンプが無負荷運転状態となって主オイルポンプの吐出油のみがオイル供給対象へ送られるときのスプール及びポペットの動作位置の一例を示す図である。
図6は、吐出流路内の吐出圧がリリーフ設定圧に達して主オイルポンプの吐出圧の一部がドレンされるときのスプール及びポペットの動作位置の一例を示す図である。
図7は、従来におけるタンデムポンプの無負荷運転装置の構成例を示す油圧回路図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るタンデムポンプの無負荷運転装置を示している。この無負荷運転装置は自動車用エンジンに備えられてエンジン各部の潤滑及び冷却のためのオイル(エンジンオイル)をオイル供給対象(例えば、図示しないエンジンブロック内に設けられたオイルギャラリー)OBへ圧送するものであり、エンジンのクランクケースの一部からなるポンプボディ1に組み付けられている。ポンプボディ1にはポンプ室2が形成されており、ここにタンデムポンプ3が設置されている。タンデムポンプ3は、駆動歯車4と、その両側において駆動歯車4と外接噛合する2つの従動歯車(第1従動歯車5及び第2従動歯車6)とからなり、駆動歯車4は駆動軸4aにより、また第1及び第2従動歯車5,6はそれぞれ従動軸5a,6aにより回転自在に支持されている。駆動歯車4は駆動軸4aがエンジンのクランクシャフト(図示せず)により駆動されて、図1中に示す矢印の方向(反時計回り)に回転する。第1従動歯車5及び第2従動歯車6は駆動歯車4の回転に従って、それぞれ図1中に示す矢印の方向(時計回り)に回転する。
駆動歯車4および第1従動歯車5、また駆動歯車4および第2従動歯車6はそれぞれ従来知られた歯車ポンプを構成している。すなわち、駆動歯車4が回転し、これによって第1従動歯車5(或いは第2従動歯車6が)回転すると、その回転によって生じた低圧部から作動油が流入するとともに、高圧部から作動油が吐出する。本実施形態では、駆動歯車4と第1従動歯車5との噛合部よりも上側の部分が吸入口7aとなり、噛合部よりも下側の部分が吐出口7bとなる。また、駆動歯車4と第2従動歯車6との噛合部よりも下側の部分が吸入口8aとなり、噛合部よりも上側の部分が吐出口8bとなる。ここで、駆動歯車4と第1従動歯車5とから構成されるオイルポンプを主オイルポンプ7、駆動歯車4と第2従動歯車6とから構成されるオイルポンプを副オイルポンプ8と称し、吸入口7aを主オイルポンプ7の吸入口、吐出口7bを主オイルポンプ7の吐出口、吸入口8aを副オイルポンプ8の吸入口、吐出口8bを副オイルポンプ8の吐出口として説明する。
上記のようにタンデムポンプ3は1つの駆動源(エンジン)により同時に駆動される主オイルポンプ7及び副オイルポンプ8を備える。そして、主オイルポンプ7の吐出口7bに繋がって主オイル供給路9が延びており、副オイルポンプ8の吐出口8bに繋がって副オイル供給路10(10a,10b,10c)が延びている。主オイル供給路9は図示しないオイル供給対象OBに繋がっており、副オイル供給路10(10a,10b,10c)は図1に示すように、主オイル供給路9の中間部に接続されている。また、主オイルポンプ7の吸入口7aに繋がる第1オイル吸入路11はオイルパンTに繋がっており、副オイルポンプ8の吸入口8aに繋がる第2オイル吸入路12は第1オイル吸入路11の中間部に接続されている。
副オイル供給路10中には、この副オイル供給路10の一部を構成するようにバルブボア13が延びており、このバルブボア13内には全体として円筒状のスプール20が挿設されている(図2及び図3も参照)。このスプール20は、図1に示すように、軸方向に延びた内部流路21を有した中間部22と、この中間部22の左側(図1における左側)に設けられて左方に開口した有底円筒状のスプリング収容部23とを有しており、バルブボア13内において副オイル供給路10の延びる方向に移動自在に配設されている。スプリング収容部23内には、ポンプボディ1内に形成されたスプリング収容空間14内に配設されたスプリング30の右側部分が収容されており、スプール20はこのスプリング30により常時右方(主オイル供給路9側)に付勢されるようになっている。スプリング収容空間14内には中空円筒状のスプールストッパ51及び円盤状の付勢力調整具52が収容され、ポンプボディ1に設けられたプレート取り付け溝15内に取り付けられたエンドプレート53によってスプリング収容空間14が閉じられている。なお、厚さの異なる敷設力調整具52を交換使用することによりスプリング30の付勢力を適宜調整できる。
バルブボア13の右端部にはスプール当接面13aが段差状に形成され、その右側にポペット収容ボア13dが形成されている。なお後述するように、ポペット収容ボア13dおよびその右端部の開口13eが副オイル供給路10の一部を構成する。
スプール20はスプリング30の付勢力を受けてバルブボア13内で右側に移動して、スプール20の主オイル供給路9側(図1では紙面右側)の端部28(図2参照)がバルブボア13に形成されたスプール当接面13a(図2参照)に当接するまで移動可能であり、このときのスプール20の位置を、以下、スプール20の「初期位置」と称する。なお、スプール20がバルブボア13内で最も左側の位置に位置するのは、スプリング収容部23の端部23aがスプールストッパ51の端部51a(図1及び図2参照)に右方から当接したときであり、これを「最大左動位置」と称する。
ポペット収容ボア13d内には主オイル供給路9側に開口した有底筒状のポペット40が配設されており、このポペット40は、ポペット収容ボア13d内をスプール20の軸に沿った方向に移動自在となっている。ポペット40は外径の大きい胴部41と、この胴部41の左側(スプール20側)に位置して胴部41よりも小さい外径のシート部42とを有してなり、シート部42には径方向に貫通した複数の連通孔43bが形成されている。
シート部42はスプール20の右側開口部21a内に右方から(主オイル供給路9側から)入り込むようになっている。ポペット40のシート部42が右側開口部21a内に入り込んでスプール20の内部流路21内に形成された弁座部24から離間した状態では、スプール20の内部流路21は連通孔43bを介してポペット40の内部空間43bと連通し、さらには副オイル供給路10cを通って主オイル供給路9と連通する(この状態ではポペット40が開放位置に位置すると称する)。一方、シート部42が弁座部24に接触した状態では、スプール20の内部流路21はポペット40によりこの部分で閉止される(この状態ではポペット40が閉塞位置に位置すると称する)。なお、ポペット40の内部空間43aとポペット40シート部42の外周部に設けられた複数の連通孔43bとにより形成される流路をドレン兼用連通路43と称する。このため、ポペット40のシート部42がスプール20の弁座部24から離間した状態では、図1に示すように、スプール20の内部流路21はポペット40の上記ドレン兼用連通路43および副オイル供給路10cを介して主オイル供給路9と連通する。
スプール20の中間部22のほぼ中央部分にはその軸方向両側よりも外径の小さいスプールロッド部25が設けられている。このスプールロッド部25の左右には左右スプールランド部26a,26bが形成されており、これら左右スプールランド部26a,26bはバルブボア13(13b,13c)内に嵌合挿入される。左スプールランド部26aには、外周面に沿って複数個の連通孔27が設けられており、これら連通孔27は内部流路21と繋がっている。また、スプールロッド部25の右方の右スプールランド部26bには径方向に貫通するドレン用開口29が形成されており、このドレン用開口29も内部流路21と繋がっている。
副オイル供給路10をバルブボア13内からなる部分(流路10bとする)と、副オイルポンプ8の吐出口8bからバルブボア13に至るまでの部分(流路10aとする)と、バルブボア13から主オイル供給路9に至るまでの部分(流路10cとする)とに分けて説明するが、連通孔27は、スプール20が「初期位置」から「最大左動位置」まで移動したとしても、常に流路10aに繋がって位置している。
スプールロッド部25の外周面とバルブボア13のシートボア13bとの間の空間は作動油通路16を形成しており、この作動油通路16は第2オイル吸入路12を介してオイルパンTに通ずるドレン流路17に繋がっている。スプール20が初期位置に位置した状態、或いは初期位置より少量だけ左方に移動した状態では、流路10aと作動油通路16との連通はスプールランド部26がシートボア13bと嵌合することによって阻止されるが、スプール20が更に左方に移動した状態では、流路10aと作動油通路16とは連通する。
この無負荷運転装置の組み立ては、図2に示すように、ポンプボディ1のバルブボア13(およびスプールボア13d)内にポペット40、スプール20、スプリング30、スプールストッパ51及び付勢力調整具52をこの順で挿入したうえで、付勢力調整具52を指で押圧することによりスプリング30を縮めた状態でエンドプレート53をポンプボディ1のプレート取り付け溝15内に挿入して行う。
このような構成を有するタンデムポンプ3の無負荷運転装置において駆動歯車4が回転駆動されると、駆動歯車4と噛合した第1従動歯車5及び第2従動歯車6も回転し、主オイルポンプ7と副オイルポンプ8はそれぞれポンプ作動を行う。具体的には、主オイルポンプ7はオイルパンT内のオイルを吸入口7aより吸入し、吐出口7bから吐出する。また副オイルポンプ8はオイルパンT内のオイルを吸入口8aより吸入し、吐出口8bから吐出する。
これら吐出油の供給先となるオイル供給対象OBはエンジンブロック内のオイルギャラリーであり、供給油量の増加に応じて供給圧が高くなる構成である。このため、エンジンの回転数が小さいときには、主副両オイルポンプ7,8の吐出油流量も小さいので、オイル供給路9,10内の圧力も小さい。ここで、副オイルポンプ8からの吐出圧は内部流路21に作用してスプール20を左方へ付勢するように作用する。このため、スプール20はスプリング30の付勢力に抗して初期位置よりも左方へ移動することになるが、吐出圧が小さいためその移動量が小さく、図4に示すように、副オイル供給路10aと作動油通路16との連通がスプールランド部26とシート部13bとの嵌合によって阻止される。この間は、流路10a内に吐出された油はその全量がスプール20の内部流路21内に流入することになる。
このようにして内部流路21内に流入した副オイルポンプ8からの吐出油は、ポペット40を主オイル供給路9側に押しのけて(ポペット40のシート部42をスプール20の弁座部24から離間させて)主オイル供給路9内に流入する(図4の矢印で示す油の流れ参照)。このため、主オイルポンプ7からの吐出油と副オイルポンプ8からの吐出油は合流した状態で主オイル供給路9からオイル供給対象OBへ送られる。このとき主副両オイルポンプ7,8の吐出油流量はそれぞれ小さいが、双方合流されてオイル供給対象OBへ送られるので、全体としては十分な潤滑油供給量を確保できる。
次に、エンジンの回転数が上がってくると、主副両オイルポンプ7,8の吐出油流量も増大するので、オイル供給路9,10内の圧力も上昇してくる。これによりスプール20は更に左方へ移動する。そして、オイル供給路9,10内の圧力が無負荷運転開始圧に達したときには、図5に示すように、スプールランド部26右端部までが流路10a内に位置し、流路10aと作動油通路16とは連通して、副オイルポンプ8の吐出油の一部が流路10aから作動油通路16及びドレン流路17を経てオイルパンTに戻されるようになる。すなわち、スプール20はスプリング30による付勢に抗して左方向に移動して副オイル供給路10をドレン流路17に接続することにより、副オイル供給路10a内の圧油をドレンする。
これにより副オイル供給路10aおよびスプール20の内部流路21内の圧力は低下する。この結果、主オイル供給路9内の圧力と副オイル供給路10a内の圧力との間には差圧が生ずるので、ポペット40は左方へ移動し、スプール20の弁座部24に押し付けられる。これにより主オイル供給路9と副オイル供給路10aとの連通はポペット40により遮断された状態となり、しかも、ポペット40は主オイル供給路9内の圧力に押されてスプール20を左方へ付勢するので、スプール20はますます左方へ移動し、流路10aから作動油通路16及びドレン流路17を経てオイルパンTに戻される圧油の流量は増大し、副オイルポンプ8からの吐出油は全量がオイルパンTに戻されるようになる。
これにより副オイルポンプ8は無負荷運転状態となり、タンデムポンプ3を駆動する駆動源(エンジン)の動力が節減される。なお、このとき主オイルポンプ7からの吐出油のみが主オイル供給路9からオイル供給対象OBへ送られることになるが、主オイルポンプ7の吐出油流量は既に十分な大きさに達しているので、オイル供給対象OBに必要な潤滑油供給量を確保することができる。
この後更にエンジンの回転数が上がって主オイルポンプ7からの吐出油流量が一層増大するのに応じて吐出流路9内の吐出圧も増大するが、この吐出圧はポペット40に作用する。このため、ポペット40は主オイル供給路9(及び流路10c)内の圧力を受けてスプール20を左方向に押圧しながら移動する。そして主オイルポンプ7からの吐出圧がリリーフ設定圧に達すると、スプール20の右スプールランド部26bに設けられたドレン用開口29がドレン流路17内に開口し、主オイル供給路9内の圧油の一部は流路10cからポペット40内のドレン兼用流路43及びスプール20に設けられたドレン用開口29を通ってドレン兼用流路17内へ流れ、オイルパンTに戻される(図6参照)。すなわち、主オイル供給路9内の圧力がリリーフ設定圧以上となると、ドレン兼用流路43はドレン用開口29を介してドレン流路17と接続し、主オイル供給路9内の圧油をドレンする。
このようなスプール20及びポペット40による主オイル供給路9内の圧油のドレン動作(リリーフ動作)はリリーフバルブ(プレッシャレギュレータバルブ)としての働きをなすものであり、このようなリリーフ動作により、主オイル供給路9内の圧力が予め定めた最大圧(リリーフ設定圧)を超えることが防止され、回路の安全が確保される。
なお、上記のように主オイル供給路9内の圧油がリリーフされる状態からエンジンの回転数が下がると、ポペット40がスプール20を左方へ付勢する付勢力は弱まり、スプール20はスプリング30の付勢力により右方へ移動する。そして、スプール20に形成されたドレン用開口29がバルブボア13のシートボア13cにより閉止されるようになると、主オイル供給路9内の圧油がドレン流路17内へ流れることはなくなり、上記リリーフ動作は終了する(図5参照)。また、更にエンジン回転数が下がるとスプール20はスプリング30の付勢力により一層右方へ移動する。そして、スプール20のスプールランド部26がポンプボディ1のシートボア13bと対向するようになると、副オイル供給路10内(流路10a内)の圧油がドレン流路17へ流れることはなくなり、副オイルポンプ8の無負荷運転状態は終了する(図4参照)。
なお、上記のように副オイルポンプ8が無負荷運転を開始する「無負荷運転開始圧」と、主オイル供給路9内の圧油がリリーフを開始する「リリーフ設定圧」はスプリング30のばね特性や初期変位(スプール20が初期位置にあるときのスプリング30の変位)によって任意に設定することができる。このため上記無負荷運転開始圧やリリーフ設定圧を変更するときには、スプリング30をばね特性の異なるものに交換するか、或いは付勢力調整具52を厚さの異なるものに交換すればよい。
このように本実施形態において示したタンデムポンプの無負荷運転装置では、副オイル供給路10内の圧力が無負荷運転開始圧に達したときには副オイルポンプ8を無負荷運転状態にして駆動源の動力節減を行い、更には主オイル供給路9内の圧力がリリーフ設定圧に達したときには主オイル供給路9内の圧油をリリーフさせるという従来と同等の機能を維持しつつ、必要な構成品であるスプール20、スプリング20及びポペット40が1つのバルブボア13内に備えられた構成を有しているので、回路設計時におけるレイアウトの自由度が高くなり、装置全体のコンパクト化を図ることが可能である。
なお、上述の実施形態では、ポペット40の内部に、主オイル供給路9とポペット40の外周面との双方に開口するドレン兼用流路43を設けるとともに、バルブボア13にドレン用開口29を設け、主オイル供給路9内の圧力がリリーフ設定圧に達したとき、ドレン兼用流路43がドレン用開口29に接続して主オイル供給路9内の圧油がドレンされるようになっており、スプール20、ポペット40及びスプリング30がリリーフバルブとしての機能をも果たす構成となっていたが、上記ドレン兼用流路43及びドレン用開口29を廃して、主オイル供給路9中に別途リリーフバルブを設けるようにしてもよい。このような構成ではリリーフバルブは別途必要となるものの、従来の構成におけるチェックバルブ及びアンロードバルブの機能を発揮する構成品であるスプール、ポペット及びスプリングが1つのバルブボア内に収容された構成となるので、従来に比して構成が簡単になるという効果は十分に得られる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施形態では、本発明が自動車用エンジンに備えられてエンジン各部の潤滑及び冷却のためのオイルをオイルギャラリーなどのオイル供給対象OBへ圧送するためのものとして用いられる例を示したが、これは一例であり、オイルが供給される対象は特に限定されない。したがって、本装置におけるオイルの供給対象を流体アクチュエータとし、負荷に応じたアクチュエータの動作速度等を制御する装置として使用することも可能である。また、上述の実施形態では、タンデムポンプが吐出供給する流体はオイルであったが、この流体はオイルに限られず、水や空気等であってもよい。また、タンデムポンプを構成する2つの流体ポンプは歯車ポンプからなっていたが、1つの駆動源により同時に駆動される2つの流体ポンプであれば、他の形態のポンプ(例えばベーンポンプやピストンポンプ等)であっても構わない。

Claims (8)

  1. 駆動源により同時に駆動される主流体ポンプ及び副流体ポンプを備えたタンデムポンプと、
    前記主流体ポンプの吐出口から流体供給対象へ延びた主流体供給路と、
    前記副流体ポンプの吐出口から延びて前記主流体供給路の中間部に接続された副流体供給路と、
    前記副流体供給路の一部を構成するバルブボアと、
    前記バルブボア内に移動自在に嵌合挿入して配設され、軸方向に延びた内部流路を有したスプールと、
    前記スプールを前記バルブボア内において前記主流体供給路との接続部側に向けて付勢する付勢部材と、
    前記バルブボア内における前記スプールよりも前記主流体供給路との接続部側において前記バルブボア内を移動自在に配設され、端部が前記スプールの前記内部流路の端部に当接してこれを塞ぐ閉塞位置と前記内部流路の端部から離間してこれを開放する開放位置とに移動可能なポペットとを備え、
    前記バルブボアにはドレン流路が繋がって設けられており、前記スプールは前記主流体供給路内の圧力を受けて前記付勢部材の付勢力に抗して移動可能であり、
    前記主流体供給路内の圧力が無負荷運転開始圧よりも小さいときには、前記スプールは前記付勢部材の付勢力により前記主流体供給路との接続部側に移動され、前記ドレン流路との連通を遮断するとともに前記内部流路を介して前記副流体供給路と前記主流体供給路とを連通させ、
    前記主流体供給路内の圧力が上昇して前記無負荷運転開始圧を超えたときに、前記スプールは前記付勢部材による付勢に抗して移動されて、前記副流体供給路を前記ドレン流路に接続させるように構成され、前記副流体供給路内の圧油がドレンされることにより生じる前記副流体流路および前記主流体流路内の圧力の差により前記ポペットは前記スプールは前記閉塞位置に移動されるように構成されていることを特徴とするタンデムポンプの無負荷運転装置。
  2. 前記タンデムポンプが駆動源により駆動される駆動歯車とこの駆動歯車と外接噛合する第1従動歯車及び第2従動歯車とから構成される歯車ポンプからなることを特徴とする請求項1に記載のタンデムポンプの無負荷運転装置。
  3. 前記スプールは前記内部流路を有した中間部と前記中間部の片側において前記付勢部材の付勢力を受ける付勢部材収容部とから構成され、
    前記中間部の外周部における軸方向中央部に小径のスプールロッド部が設けられるとともに、このスプールロッド部の左右にスプールランド部が設けられており、前記左右スプールランド部が前記バルブボアと嵌合して前記スプールが前記バルブボア内に移動自在に挿入配設されていることを特徴とする請求項1に記載のタンデムポンプの無負荷運転装置。
  4. 前記左スプールランド部には、外周面に貫通して前記内部流路に連通する連通孔が設けられており、前記連通孔は前記スプールの移動範囲内において常に前記副流体通路における前記副流体ポンプの吐出口側に繋がることを特徴とする請求項3に記載のタンデムポンプの無負荷運転装置。
  5. 前記主流体供給路内の圧力が前記無負荷運転開始圧を超えて前記スプールが前記付勢部材による付勢に抗して移動されたときに、前記スプールロッド部を介して前記副流体供給路を前記ドレン流路に接続させるように構成されていることを特徴とする請求項3もしくは4に記載のタンデムポンプの無負荷運転装置。
  6. 前記ポペットの内部には、前記主流体供給路と前記ポペットの外周面との双方に開口するドレン兼用流路が設けられており、前記主流体供給路内の圧力が前記無負荷運転開始圧を超えてこれより高圧のリリーフ設定圧に達したとき、前記スプールは前記リリーフ設定圧の押圧力を受けて前記ドレン兼用流路を前記ドレン流路と接続させる位置まで移動されて、前記主流体供給路内の圧油を前記ドレン流路からドレンするようになっていることを特徴とする請求項1記載のタンデムポンプの無負荷運転装置。
  7. 前記スプールは前記内部流路を有した中間部と前記中間部の片側において前記付勢部材の付勢力を受ける付勢部材収容部とから構成され、
    前記中間部の外周部における軸方向中央部に小径のスプールロッド部が設けられるとともに、このスプールロッド部の左右にスプールランド部が設けられており、前記左右スプールランド部が前記バルブボアと嵌合して前記スプールが前記バルブボア内に移動自在に挿入配設されていることを特徴とする請求項6に記載のタンデムポンプの無負荷運転装置。
  8. 前記右スプールランド部には外周面に貫通して前記内部流路における前記ポペットにより閉塞される部分より前記主流体供給路側の部分に連通するドレン用開口が設けられており、
    前記主流体供給路内の圧力が前記リリーフ設定圧に達したとき、前記スプールは前記リリーフ設定圧の押圧力を受けて前記ドレン用開口が前記ドレン流路と連通する位置まで移動されて前記ドレン兼用流路を前記ドレン流路と接続させるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載のタンデムポンプの無負荷運転装置。
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