JP6821257B2 - 切替弁装置 - Google Patents

切替弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6821257B2
JP6821257B2 JP2017048135A JP2017048135A JP6821257B2 JP 6821257 B2 JP6821257 B2 JP 6821257B2 JP 2017048135 A JP2017048135 A JP 2017048135A JP 2017048135 A JP2017048135 A JP 2017048135A JP 6821257 B2 JP6821257 B2 JP 6821257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil pump
pressure
oil
sleeve
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017048135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018151014A (ja
Inventor
真澄 藤川
真澄 藤川
克雄 加藤
克雄 加藤
弘貴 文倉
弘貴 文倉
和裕 宮地
和裕 宮地
浩史 三宅
浩史 三宅
堅一 渡邊
堅一 渡邊
政一 朴
政一 朴
周▲玄▼ 池
周▲玄▼ 池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
JATCO Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
JATCO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, JATCO Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2017048135A priority Critical patent/JP6821257B2/ja
Publication of JP2018151014A publication Critical patent/JP2018151014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6821257B2 publication Critical patent/JP6821257B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両用の自動変速機の油圧回路が備える切替弁装置に関する。
アイドリングストップ機能を備える車両の自動変速機は、エンジン駆動されるメカオイルポンプの他に、バッテリ駆動される電動オイルポンプを備えている。
この自動変速機では、アイドリングストップ機能によるエンジンの停止時に、電動オイルポンプを駆動して油圧作動装置などに必要圧を供給することで、エンジンの再始動後の応答性の低下などを防いでいる。
また、エンジンとモータを駆動源として採用し、エンジンとモータとの間と、モータと駆動輪との間にクラッチをそれぞれ設けたハイブリッド車両がある。
このハイブリッド車両の自動変速機には、車両がWSC(ウェットスタートクラッチ)発進を行う際のクラッチの潤滑のために、潤滑用の電動オイルポンプをさらに備えているものがある。
そのため、アイドリングストップ機能を備えるハイブリッド車両の自動変速機の場合には、ふたつの電動オイルポンプが必要となるが、自動変速機が備える電動オイルポンプの数が多くなるほど、自動変速機の作製コストが上昇する。
例えば、特許文献1には、油圧回路に設けた切替弁により、油圧回路に設けた電磁弁が、調圧弁としての機能と電磁ポンプとしての機能の両方を切り替えて発揮できるようにすることが開示されている。
国際公開第2010/109945号
ここで、アイドリングストップ機能を備えるハイブリッド車両の自動変速機において、例えば油圧回路に切替弁などを設けることで、ひとつのオイルポンプを、アイドリングストップ時の必要圧の供給と、クラッチの潤滑の両方に共用できるようにすることが考えられる。
しかし、切替弁の他に、切替弁を動作させるためのソレノイドや、ソレノイドに元圧を供給するための油路などが必要となるため、油圧回路が複雑化してしまう。
そこで、油圧回路を複雑化することなく、ひとつのオイルポンプを異なる用途に共用できるようにすることが求められている。
本発明は、
スリーブ内で軸線方向に移動可能に設けられたスプールと、
前記スプールを前記軸線方向の一端側に付勢するスプリングと、
前記スリーブ内に開口すると共に、電動オイルポンプ側流路に連絡する第1連絡口と、
前記スリーブ内に開口すると共に、メカオイルポンプ側流路に連絡する第2連絡口と、
前記スリーブ内に開口すると共に、潤滑油供給路に連絡する第3連絡口と、
前記電動オイルポンプ側流路と前記メカオイルポンプ側流路とを接続する接続路と、
前記接続路に設けられて、前記電動オイルポンプ側流路内の圧力が、前記メカオイルポンプ側流路の内の圧力よりもよりも高いときに開弁する逆止弁と、を有し、
メカオイルポンプの吐出圧が前記スプールに作用すると、前記スプールが前記軸線方向の他端側に押し切られて、前記第1連絡口と前記第3連絡口とを連通させると共に、
電動オイルポンプの吐出圧が、前記メカオイルポンプの吐出圧に代えて前記スプールに作用すると、前記スプールが、前記軸線方向の他端側に押し切られた位置から、前記電動オイルポンプの吐出圧に応じて前記軸線方向の一端側に変位して、前記第3連絡口の開口量が減少するようにした切替弁装置とした。
本発明によれば、メカオイルポンプの駆動時には、スプールが他端側に押し切られて、第1連絡口と第3連絡口とが連通する。これにより、電動オイルポンプ側流路から供給されたオイルが、潤滑油供給路に供給されて、潤滑油供給路が連絡する潤滑必要部品が潤滑される。
メカオイルポンプの停止時には、逆止弁が開弁して、電動オイルポンプ側流路から供給されたオイルがメカオイルポンプ側流路に流入する。これにより、メカオイルポンプ側流路が連絡する油圧作動装置に、電動オイルポンプ側流路から供給されたオイルが供給されるので、メカオイルポンプの停止時に、油圧作動装置におけるオイルの必要圧を確保できる。
この際に、スプールが軸線方向の一端側への変位量に応じて、第3連絡口の開口量が変化するので、第3連絡口から排出されるオイルの量を、電動オイルポンプの吐出圧に応じて調節することで、油圧作動装置側に供給されるオイルの圧力(油圧)を調整できる。
よって、油圧作動装置側での必要圧を確保しつつ、潤滑必要部品の潤滑を行うことができる。
実施の形態にかかる切替弁装置を説明する図である。 実施の形態にかかる切替弁装置の動作を説明する図である。 他の実施の形態にかかる切替弁装置を説明する図である。 他の実施の形態にかかる切替弁装置の動作を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を、車両用の自動変速機が備える油圧回路10の切替弁装置1に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は、切替弁装置1を説明する図であり、(a)は、切替弁装置1を備える油圧回路10を模式的に示した図であり、(b)は、切替弁装置1の切替弁2の部分を拡大して模式的に示した図である。
図2は、切替弁装置1の動作を説明する図であり、(a)は、アイドリングストップ時の切替弁2と逆止弁3の状態を説明する図であり、(b)は、エンジン駆動時の切替弁2と逆止弁3の状態を説明する図である。
実施の形態にかかる切替弁装置1を有する油圧回路10は、アイドリングストップ機能を有するハイブリッド車両の自動変速機に採用されている。
この自動変速機を搭載したハイブリッド車両は、モータ(図示せず)とエンジン(図示せず)との間と、モータ(図示せず)と駆動輪(図示せず)との間に、それぞれクラッチをしている。
この自動変速機は、エンジン(図示せず)の出力回転で駆動するメカオイルポンプ4と、バッテリ(図示せず)から供給される電力で駆動する電動オイルポンプ5と、を有している。
切替弁装置1は、エンジンの駆動時には、メカオイルポンプ4から吐出されたオイル(油圧)を、油圧作動装置に供給して油圧作動装置を駆動させる一方で、電動オイルポンプ5から吐出されたオイルを、クラッチ6に供給してクラッチ6を潤滑するように構成されている。
また、アイドリングストップ時には、電動オイルポンプ5から吐出されたオイルを、油圧作動装置とクラッチ6に供給して、油圧作動装置にアイドリングストップ時の必要圧を供給しつつ、クラッチ6の潤滑を行うように構成されている。
メカオイルポンプ4は、図示しないオイルストレーナを介してオイルパン(図示せず)側からオイルを吸引し、吸引したオイルを加圧して、油圧供給路41にライン圧PLを供給する。
油圧供給路41に供給されたライン圧PLは、図示しない油圧作動装置側に供給されて、油圧作動装置の駆動に用いられる。
例えば、油圧作動装置がベルト式の無段変速機のプーリ機構である場合には、ライン圧PLは、図示しない調圧弁などを経て、プーリに付設された油圧室に供給される。
油圧供給路41では、メカオイルポンプ4の下流側に、油圧供給路41から分岐した油路42が設けられており、この油路42は、後記する逆止弁3との接続部31を経て、切替弁2のスリーブ11に連絡している。
電動オイルポンプ5は、図示しないオイルストレーナを介してオイルパン(図示せず)側からオイルを吸引し、吸引したオイル加圧して、油圧供給路51に圧送する。
油圧供給路51に供給されたオイルは、後記する切替弁2を経てクラッチ6に供給されて、クラッチ6の潤滑に用いられる。
例えば、クラッチ6が、モータ(図示せず)と駆動輪(図示せず)との間のクラッチである場合には、車両がWSC(ウェットスタートクラッチ)発進を行う際のクラッチ6の潤滑に、電動オイルポンプ5からのオイルが用いられる。
油圧供給路51では、電動オイルポンプ5と切替弁2との間の領域から分岐して連絡路52が設けられており、この連絡路52は、逆止弁3を介して、油圧供給路41側の油路42に接続されている。
そのため、電動オイルポンプ5から吐出されたオイルが通流する油圧供給路51と、メカオイルポンプ4から吐出されたオイルが通流する油圧供給路41は、逆止弁3が設けられた連絡路52を介して連通可能となっている。
逆止弁3は、油路42との接続部31と、連絡路52との接続部32と、接続部31と接続部32との圧力差に応じて、接続部32の開口32aを開閉するボール状の弁体33と、を有している。
この逆止弁3では、接続部32内のオイルの圧力(電動オイルポンプ5の吐出圧P1)が、接続部31内のオイルの圧力(メカオイルポンプ4の吐出圧P2)よりも高くなると(P1>P2)、弁体33が接続部32の開口32aから離れて接続部31内に移動することで、開弁するようになっている。
これにより、電動オイルポンプ5から吐出されたオイルが、接続部32を通って接続部31内に流入し、接続部31内に流入したオイルは、接続部31に接続された油路42を通って、油圧供給路41と切替弁2に供給されるようになっている。
切替弁装置1は、切替弁2と逆止弁3とを有しており、切替弁2では、円筒状のスリーブ11内で、スプール20が、スリーブ11の長手方向に沿う中心軸線(軸線X)方向に移動可能に収容されている。
スリーブ11は、長手方向の一端が底壁111で封止されていると共に、他端が、スリーブ11に内嵌したストッパ19で封止されている。
スリーブ11の内周では、ストッパ19側から順番に、ドレンポート12、第1排出ポート13と、第1入力ポート14と、第2入力ポート15と、ドレンポート16と、が開口している。
第1排出ポート13には、クラッチ6に潤滑用のオイルを供給するための油路61が接続されており、第1排出ポート13から油路61に排出されたオイルは、クラッチ6に供給されて、クラッチ6を潤滑する。
第1入力ポート14には、電動オイルポンプ5から延びる油圧供給路51が接続されており、スリーブ11の内部空間は、第1入力ポート14を介して、油圧供給路51に連絡している。
そのため、電動オイルポンプ5から油圧供給路51に吐出されたオイルが、第1入力ポート14を通って、スリーブ11内に供給されるようになっている。
第2入力ポート15には、油圧供給路41から分岐した油路42が接続されており、スリーブ11の内部空間は、第2入力ポート15を介して、油圧供給路41に連絡している。
そのため、メカオイルポンプ4から吐出されたオイルの一部が、第2入力ポート15を通って、スリーブ11内に供給されるようになっている。
図1の(b)に示すように、スリーブ11内に収容されたスプール20は、スリーブ11の内径D1よりも小さい外径の軸部25を有している。
スプール20では、軸部25の長手方向の一端25aに、第1ランド21が設けられている。この第1ランド21は、スリーブ11の内径D1に整合する外径を有すると共に、軸線X方向に所定長さで形成されている。
第1ランド21では、スリーブ11の底壁111との対向面が、軸線Xに直交するストッパ面211となっている。スプール20が、スリーブ11内を底壁111側(図1の(b)において右側)に変位した際に、底壁111にストッパ面211が当接することで、スプール20の底壁111側への変位が規制される。
スプール20の軸部25では、第1ランド21からストッパ19側(図中、左側)にオフセットした位置に、第2ランド22が設けられている。この第2ランド22は、スリーブ11の内径D1に整合する外径を有すると共に、軸線X方向に所定長さで形成されている。
軸線X方向における第2ランド22の一方の面221は、油路42からスリーブ11内に供給された油圧(メカオイルポンプ4の吐出圧、または電動オイルポンプ5の吐出圧)が作用する受圧面となっている。
第2ランド22の他方の面222は、油圧供給路51からスリーブ11内に供給された油圧(電動オイルポンプ5の吐出圧)が作用する受圧面となっている。
スプール20の軸部25では、第2ランド22からストッパ19側(図中、左側)にオフセットした位置に、スリーブ11の内径D1に整合する外径の第3ランド23が設けられている。
軸線X方向における第3ランドの一方の面231は、油圧供給路51からスリーブ11内に供給された油圧(電動オイルポンプ5の吐出圧)が作用する受圧面となっている。
第3ランド23の他方の面232には、軸部25のストッパ19側(図中、左側)に外挿されたスプリングSpの一端が、軸線X方向から当接している。
このスプリングSpの他端は、スリーブ11に内嵌したストッパ19に軸線X方向から当接している。
この状態においてスプリングSpは軸線X方向に圧縮されており、第3ランド23には、スプリングSpの付勢力が作用している。
実施の形態では、メカオイルポンプ4の吐出圧と、電動オイルポンプ5の吐出圧が、スリーブ11内に作用していない場合に、スプール20は、スプリングSpから作用する付勢力で、第1ランド21のストッパ面211を、スリーブ11の底壁111に当接させた位置(基準位置)に配置される(図1の(b)参照)。
さらに、メカオイルポンプ4の吐出圧が、スリーブ11内に供給されている場合に、スプール20は、第2ランド22に作用するメカオイルポンプ4の吐出圧で、軸部25の他端25bをストッパ19に近づける方向(図中、左方向)に変位する。
これにより、スプール20は、スプリングSpを圧縮しながら変位して、軸部25の他端25bを、ストッパ19に当接させた位置(押切り位置)に配置されるようになっている(図2の(b)参照)。
実施の形態では、スリーブ11が押切り位置に配置された状態で、第1排出ポート13と、第1入力ポート14とが、スリーブ11内の空間を介して互いに連通するように、軸部25における第2ランド22および第3ランド23の位置と、第2ランド22および第3ランド23の軸線X方向の長さと、第1排出ポート13と第1入力ポート14のスリーブ11における開口位置が設定されている。
さらに、実施の形態では、スリーブ11内に電動オイルポンプ5の吐出圧のみが供給されている際に、電動オイルポンプ5の吐出圧が小さくなるほど、スプール20が、押切り位置(図2の(b)参照)から離れる方向(図中、右方向)に変位して、第1排出ポート13の開口幅W1が小さくなるようになっている(図2の(a)参照)。
ここで、この図2の(a)に示す状態では、逆止弁3が開弁しており、電動オイルポンプ5側の油圧供給路51と、メカオイルポンプ4側の油圧供給路41とが、逆止弁3を有する連絡路52と油路42とを介して連通している。
そのため、電動オイルポンプ5から油圧供給路51に供給されたオイルは、連絡路52を通って油圧供給路41側に供給されて、最終的に油圧作動装置に供給される。
したがって、油圧供給路41側に供給される電動オイルポンプ5からのオイルの圧力は、第1排出ポート13からのオイルの排出量に応じて、変化するようになっている。
以下、かかる構成の切替弁装置1の動作を説明する。
エンジン(図示せず)の駆動力で車両が走行している場合には、メカオイルポンプ4は、エンジンの回転駆動力で駆動しており、電動オイルポンプ5は、バッテリ(図示せず)で駆動している。
この状態では、メカオイルポンプ4から油圧供給路41に供給されたオイルの一部が、油路42に流入し、電動オイルポンプ5から油圧供給路51に供給されたオイルの一部が連絡路52に流入する(図2の(b)参照)。
実施の形態では、メカオイルポンプ4の吐出圧P2のほうが、電動オイルポンプ5の吐出圧P1の最大圧よりも高い圧力に設定されている。そのため、逆止弁3では、油路42に接続された接続部31内の圧力のほうが、連絡路52に接続された接続部32内の圧力よりも高く、逆止弁3は、接続部32の開口32aを弁体33で閉じた閉弁状態となる。
そのため、メカオイルポンプ4から吐出されて、油路42内に流入したオイルは、第2入力ポート15を介してスリーブ11内に供給されて、スプール20をストッパ19側(図中、左側)に押圧する。
これにより、スプール20は、軸部25の他端25bをストッパ19に当接させた押切り位置に保持される(図2の(b)参照)。
この状態において、油圧供給路41から分岐した油路42は閉回路となる。よって、油圧供給路41が連絡する油圧作動装置には、メカオイルポンプ4の吐出圧に応じて決まるライン圧PLが安定的に供給される。
一方、電動オイルポンプ5から油圧供給路51に吐出されたオイルは、第1入力ポート14を介してスリーブ11内に供給される。前記したように、電動オイルポンプ5の吐出圧は、メカオイルポンプ4の吐出圧よりも低い圧力が最大圧となっている。
そのため、電動オイルポンプ5からスリーブ11内に供給されたオイルは、スプール20をストッパ19から離れる方向(図2の(b)における右方向)に変位させることがない。よって、スプール20は、メカオイルポンプ4の吐出圧で、押切り位置に保持され続けることになる。
スプール20が、押切り位置(図2の(b)参照)に配置されていると、スリーブ11内に開口する第1入力ポート14と第1排出ポート13は、スリーブ11内の空間を介して互いに連通している。
そのため、電動オイルポンプ5から供給されたオイルは、第1排出ポート13を通って油路61に排出される。これにより油路61が接続されたクラッチ6に、電動オイルポンプ5から吐出されたオイルが供給され続けることになるので、クラッチ6が適切に潤滑されることになる。
この状態において、アイドルストップ機能によりエンジンが停止すると、エンジン駆動されるメカオイルポンプ4が停止して、油圧供給路41と油路42の油圧が低下する。
そうすると、電動オイルポンプ5の吐出圧P1が、油圧供給路41側の油圧(メカオイルポンプ4側の吐出圧P2)よりも大きくなった時点で、逆止弁3の弁体33が、接続部32の開口32aを塞ぐ位置から離れて、逆止弁3が開弁する(図2の(a)参照)。
これにより、電動オイルポンプ5から油圧供給路51に供給されたオイルが、油圧供給路41から分岐した油路42に流入する。
そして、油路42に流入したオイルは、第2入力ポート15を通ってスリーブ11内に流入する一方で、油圧供給路41を通って油圧作動装置側に供給される。
前記したように、スリーブ11内に電動オイルポンプ5の吐出圧のみが供給されている場合、電動オイルポンプ5の吐出圧が小さくなるほど、スプール20が、押切り位置(図2の(b)参照)から離れる方向(図中、右方向)に変位して、第1排出ポート13の開口幅W1が小さくなる(図2の(a)参照)。
そのため、油圧供給路41側に供給される電動オイルポンプ5からのオイルの圧力は、第1排出ポート13からのオイルの排出量に応じて変化する。
実施の形態では、アイドリングストップ機能によりエンジンが停止した時点で、制御装置8が電動オイルポンプ5の吐出圧を制御して、第1排出ポート13からのオイルの排出量を調整することで、逆止弁3を通ってメカオイルポンプ4側の油圧供給路41に供給されるオイルの圧力が、油圧作動装置の必要圧になるようにしている。
ここで、油圧作動装置が、ベルト式無段変速機が備えるプーリの駆動装置である場合、オイルの供給先はプーリの油圧室となる。
この場合には、電動オイルポンプ5から吐出されて、油圧供給路41に供給されるオイルの圧力がプーリ比を維持するために必要な油圧となるように、制御装置8が、電動オイルポンプ5の吐出圧を制御して、第1排出ポート13からのオイルの排出量を調整する。
これにより、アイドリングストップに伴うエンジンの停止により、メカオイルポンプ4が停止した場合でも、アイドリングストップ後のエンジンの再始動に備えて、プーリ比を、再発進に備えたプーリ比で保持することができる。
このように、アイドリングストップ時には、切替弁装置1では、スプール20の第3ランド23が、第1入力ポート14と第1排出ポート13を連通させた位置に配置される。そのため、電動オイルポンプ5の吐出圧は、油圧作動装置側のみだけでなく、クラッチ6側にも供給される。
そのため、電動オイルポンプ5から吐出させたオイルで、油圧作動装置での必要圧を確保している間でも、クラッチ6の潤滑を継続して実施できる。
以上のとおり、実施の形態では、
(1)スリーブ11内で軸線X方向に移動可能に設けられたスプール20と、
スプール20を軸線X方向の一端側の底壁111に向けて付勢するスプリングSpと、
スリーブ11内に開口すると共に、油圧供給路51(電動オイルポンプ側流路)に連絡する第1入力ポート14(第1連絡口)と、
スリーブ11内に開口すると共に、油圧供給路41(メカオイルポンプ側流路)に油路42を介して連絡する第2入力ポート15(第2連絡口)と、
スリーブ11内に開口すると共に、油路61(潤滑油供給路)に連通する第1排出ポート13(第3連絡口)と、
油圧供給路51と油圧供給路41とを連絡する連絡路52と、
連絡路52に設けられて、油圧供給路51内の圧力が、油圧供給路41内の圧力よりもよりも高いときに開弁する逆止弁3と、を有し、
メカオイルポンプ4の吐出圧がスプール20に作用すると、スプール20が軸線X方向の他端側のストッパ19側に押し切られて、第1入力ポート14と第1排出ポート13とを連通させると共に、
電動オイルポンプ5の吐出圧が、メカオイルポンプ4の吐出圧に代えてスプール20に作用すると、スプール20が、軸線X方向のストッパ19側に押し切られた位置から、電動オイルポンプ5の吐出圧に応じて軸線X方向の底壁111側に変位して、第1排出ポート13の開口量が減少するように設定した構成の切替弁装置1とした。
このように構成すると、メカオイルポンプ4の駆動時には、スプール20がストッパ19に押し切られた押切り位置に配置されて、第1入力ポート14と第1排出ポート13とが連通する。これにより、電動オイルポンプ5から油圧供給路51に供給されたオイルが、油路61に供給されて、油路61が連絡する潤滑必要部品であるクラッチ6が潤滑される。
電動オイルポンプ5が駆動した状態でメカオイルポンプ4が停止すると、逆止弁3が開弁して、電動オイルポンプ5から油圧供給路51に供給されたオイルが、メカオイルポンプ4側の油圧供給路41に流入する。これにより、油圧供給路41が連絡する油圧作動装置に、電動オイルポンプ5からのオイルが供給されるので、メカオイルポンプ4の停止時に、油圧作動装置におけるオイルの必要圧を確保できる。
この際に、スプール20の軸線X方向の一端側(底壁111側)への変位量に応じて、第1排出ポート13の開口量が変化するので、第1排出ポート13から排出されるオイルの量を、電動オイルポンプ5の吐出圧に応じて調節することで、油圧作動装置側に供給されるオイルの圧力(油圧)を調整できる。
よって、油圧作動装置側での必要圧を確保しつつ、潤滑必要部品であるクラッチ6
の潤滑を行うことができる。
(2)連絡路52は、油圧供給路41と油圧供給路51とを接続して設けられている構成とした。
このように構成すると、電動オイルポンプ5の既存の油圧供給路51と、メカオイルポンプ4の既存の油圧供給路41とを、逆止弁3を有する連絡路52で接続して、ひとつの切替弁2を追加するだけで、電動オイルポンプ5から吐出させたオイルを、油圧作動装置での必要圧の確保と、クラッチ6の潤滑に利用できる。
よって、アイドリングストップ機能付きのハイブリッド車両において、油圧回路10の構成を複雑化することなく、電動オイルポンプを、潤滑必要部品の潤滑を止めることなく、アイドリングストップ時の必要圧の確保にも利用できる。
さらに、追加した切替弁2の駆動を、メカオイルポンプ4の吐出圧と、電動オイルポンプ5の吐出圧とを用いて行うので、切替弁を動作させるためのソレノイドや、ソレノイドに元圧を供給するための油路を、油圧回路10に追加する必要がない。
また、切替弁2が、電動オイルポンプ5のリリーフ弁としても機能するので、従来の自動変速機に電動オイルポンプを搭載する際に必要とされていたリリーフ弁の省略が可能になり、油圧回路のレイアウトの自由度が向上する。
(3)油路61は、アイドリングストップ機能を有するハイブリッド車両におけるモータと駆動輪との間に介在させたクラッチ6に潤滑用のオイルを供給する油路であり、
油圧供給路41は、油圧作動装置(プーリ駆動装置、摩擦締結装置)に作動用のオイルを供給する油路であり、
電動オイルポンプ5の吐出圧を制御する制御装置8は、エンジン駆動されるメカオイルポンプ4が、エンジンのアイドリングストップにより停止した際に、電動オイルポンプ5の吐出圧を制御して、メカオイルポンプ4と油圧作動装置とを連絡する油圧供給路41に供給されるオイルの圧力を、メカオイルポンプ4の再始動に備えた油圧作動装置の必要圧となるように調整する構成とした。
このように構成すると、アイドリングストップ機能によるエンジンの停止時に、電動オイルポンプ5から供給されるオイルを用いて、エンジンの再始動(メカオイルポンプ4の再始動)に備えた油圧作動装置の必要圧を確保できる。これにより、エンジンの再始動後の油圧駆動装置の応答性の低下を好適に防止できる。
この際に、電動オイルポンプ5を設けた本来の目的、すなわち潤滑必要部品の潤滑を止めることなく、油圧作動装置の必要圧を確保できる。
とくに、切替弁2が、通常使用最小値以上のライン圧がスプール20に作用した際に、スプール20が押切り位置に配置されるようにしたので、メカオイルポンプ4の駆動時に、ライン圧PLの安定性を確保できる。
通常使用最小値以上のライン圧がスプール20に作用した際に、スプール20が押切り位置に配置されない場合には、スプール20の軸線X方向の変位により、ライン圧が安定しなくなる可能性があるが、かかる事態の発生を好適に防止できる。
さらに、メカオイルポンプ4の吐出圧に代えて、電動オイルポンプ5の吐出圧がスプール20に作用している場合に、油圧供給路51から油圧供給路41に供給されるオイルの圧力が、油圧供給路41より先の油圧回路で必要とする油圧となるようにスプール20で調整することで、油圧駆動装置の必要圧を確実に確保できる。
以下、本願発明の他の実施形態を説明する。
図3は、他の実施形態にかかる切替弁装置1Aを説明する図であり、(a)は、切替弁装置1Aを備える油圧回路10を模式的に示した図であり、(b)は、切替弁装置1Aの切替弁2Aの部分を拡大して模式的に示した図である。
図4は、切替弁装置1Aの動作を説明する図であり、(a)は、アイドリングストップ時の切替弁2Aと逆止弁3の状態を説明する図であり、(b)は、エンジンないしは走行用のモータの駆動時の切替弁2Aと逆止弁3の状態を説明する図である。
前記した実施の形態では、連絡路52は、油圧供給路41と油圧供給路51とが、連絡路52を介して接続されている場合を例示したが、本願発明は、この態様に限定されるものではない。
例えば、図3の(a)に示すように、逆止弁3に接続された連絡路52を、スリーブ11の内周に開口する第2排出ポート17に接続して、油圧供給路41が、スリーブ11の内部空間を介して連絡路52に連絡するようにしても良い。
この場合には、図4の(b)に示すように、切替弁2Aのスプール20が、軸部25の他端25bを、ストッパ19に当接させた押切り位置に配置された状態で、第1排出ポート13と、第1入力ポート14と、第2排出ポート17とが、スリーブ11内の空間を介して互いに連通するように、軸部25における第2ランド22および第3ランド23の位置と、第2ランド22および第3ランド23の軸線X方向の長さと、第1排出ポート13と第1入力ポート14と第2排出ポート17のスリーブ11における開口位置が設定されている。
このような構成の切替弁装置1Aとすることによっても、アイドリングストップ時に、スプール20の第2ランド22および第3ランド23を、第1入力ポート14と第1排出ポート13と第2排出ポート17とを連通させた位置に配置することができる。
これにより、電動オイルポンプ5から吐出させたオイルで、油圧作動装置での必要圧を確保しつつ、クラッチ6の潤滑を継続できる。
(4)スリーブ11内に開口すると共に連絡路52に連絡する第2排出ポート17(第4連絡口)を有しており、
連絡路52は、油圧供給路51と油圧供給路41から分岐した油路42とを、スリーブ11内の空間を介して連絡させている構成とした。
このように、ひとつの切替弁2Aを追加して、電動オイルポンプ5の既存の油圧供給路51と、メカオイルポンプ4の既存の油圧供給路41とを、逆止弁3を有する連絡路52と、切替弁2Aのスリーブ11内の空間とを介して互いに連絡させることで、電動オイルポンプ5から吐出させたオイルを、油圧作動装置での必要圧の確保と、クラッチ6の潤滑に利用できる。
よって、アイドリングストップ機能付きのハイブリッド車両において、潤滑必要部品の潤滑に用いられていた電動オイルポンプを、潤滑必要部品の潤滑を止めることなく、アイドリングストップ時の必要圧の確保にも利用できる。
また、電動オイルポンプを、アイドリングストップ時の必要圧の確保に利用できるようにするために、油圧回路10の構成を複雑化する必要もない。
さらに、前記した実施の形態で示した切替弁2、2Aは、本願発明の切替弁装置1、1Aを構成する切替弁の一例を示したものである。
よって、スリーブ11における入力ポート、排出ポート、ドレンポートの開口位置および大きさ、そしてスプール20におけるランドの位置および大きさも、上記した実施の形態のものに限定されず、本願発明の目的を達成できる範囲で、適宜決定可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態の一つを例示したが、本発明は、前記した実施の形態や、変形例の態様にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
1、1A 切替弁装置
10 油圧回路
11 スリーブ
111 底壁
12 ドレンポート
13 第1排出ポート(第3連絡口)
14 第1入力ポート(第1連絡口)
15 第2入力ポート(第2連絡口)
16 ドレンポート
17 第2排出ポート(第4連絡口)
19 ストッパ
2、2A 切替弁
20 スプール
21 第1ランド
211 ストッパ面
22 第2ランド
23 第3ランド
25 軸部
3 逆止弁
31、32 接続部
33 弁体
4 メカオイルポンプ
41 油圧供給路(メカオイルポンプ側流路)
42 油路
5 電動オイルポンプ
51 油圧供給路(電動オイルポンプ側流路)
52 連絡路
6 クラッチ
61 油路(潤滑油供給路)
8 制御装置
D1 内径
P1 吐出圧
P2 吐出圧
P2 油圧
PL ライン圧
Sp スプリング
W1 開口幅
X 軸線

Claims (4)

  1. スリーブ内で軸線方向に移動可能に設けられたスプールと、
    前記スプールを前記軸線方向の一端側に付勢するスプリングと、
    前記スリーブ内に開口すると共に、電動オイルポンプ側流路に連絡する第1連絡口と、
    前記スリーブ内に開口すると共に、メカオイルポンプ側流路に連絡する第2連絡口と、
    前記スリーブ内に開口すると共に、潤滑油供給路に連絡する第3連絡口と、
    前記電動オイルポンプ側流路と前記メカオイルポンプ側流路とを連絡する連絡路と、
    前記連絡路に設けられて、前記電動オイルポンプ側流路内の圧力が、前記メカオイルポンプ側流路の内の圧力よりもよりも高いときに開弁する逆止弁と、を有し、
    メカオイルポンプの吐出圧が前記スプールに作用すると、前記スプールが前記軸線方向の他端側に押し切られて、前記第1連絡口と前記第3連絡口とを連通させると共に、
    電動オイルポンプの吐出圧が、前記メカオイルポンプの吐出圧に代えて前記スプールに作用すると、前記スプールが、前記軸線方向の他端側に押し切られた位置から、前記電動オイルポンプの吐出圧に応じて前記軸線方向の一端側に変位して、前記第3連絡口の開口量が減少するようにしたことを特徴とする切替弁装置。
  2. 前記連絡路は、前記メカオイルポンプ側流路と前記電動オイルポンプ側流路とを接続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の切替弁装置。
  3. 前記スリーブ内に開口すると共に前記連絡路に連絡する第4連絡口を有しており、
    前記連絡路は、前記電動オイルポンプ側流路と前記メカオイルポンプ側流路とを、前記スリーブ内の空間を介して連絡させていることを特徴とする請求項1に記載の切替弁装置。
  4. 前記潤滑油供給路は、クラッチに潤滑用のオイルを供給する油路であり、
    前記メカオイルポンプ側流路は、油圧作動装置に作動用のオイルを供給する油路であり、
    前記電動オイルポンプの吐出圧を制御する制御装置を有しており、
    前記制御装置は、前記メカオイルポンプの停止時に、前記電動オイルポンプの吐出圧を制御して、前記メカオイルポンプ側流路に供給するオイルの圧力を、前記メカオイルポンプの停止時における前記油圧作動装置の必要圧に調整することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の切替弁装置。
JP2017048135A 2017-03-14 2017-03-14 切替弁装置 Active JP6821257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017048135A JP6821257B2 (ja) 2017-03-14 2017-03-14 切替弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017048135A JP6821257B2 (ja) 2017-03-14 2017-03-14 切替弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018151014A JP2018151014A (ja) 2018-09-27
JP6821257B2 true JP6821257B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=63681426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017048135A Active JP6821257B2 (ja) 2017-03-14 2017-03-14 切替弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6821257B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110671251A (zh) * 2019-09-25 2020-01-10 南京威孚金宁有限公司 一种ve分配泵机械断油机构及其断油方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022168595A1 (ja) * 2021-02-02 2022-08-11 ジヤトコ株式会社 油圧供給装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7150288B2 (en) * 2004-03-25 2006-12-19 General Motors Corporation Control valve apparatus
JP4900682B2 (ja) * 2006-09-13 2012-03-21 アイシン精機株式会社 油圧供給装置
JP2010249205A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Toyota Motor Corp 車両の油圧制御機構
JP5630372B2 (ja) * 2011-05-18 2014-11-26 トヨタ自動車株式会社 油圧制御装置
JP2013217492A (ja) * 2012-03-12 2013-10-24 Honda Motor Co Ltd 自動変速機の油圧供給装置
JP2016079992A (ja) * 2014-10-09 2016-05-16 ジヤトコ株式会社 油圧供給システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110671251A (zh) * 2019-09-25 2020-01-10 南京威孚金宁有限公司 一种ve分配泵机械断油机构及其断油方法
CN110671251B (zh) * 2019-09-25 2023-07-07 南京威孚金宁有限公司 一种ve分配泵机械断油机构及其断油方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018151014A (ja) 2018-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4544294B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JP4192846B2 (ja) 油圧制御装置
JP5471231B2 (ja) 車両用オイル供給装置
WO2010058660A1 (ja) 動力伝達装置およびこれを搭載する車両
JP6232898B2 (ja) 車両用動力伝達装置の油圧回路
JP6821257B2 (ja) 切替弁装置
JP5811011B2 (ja) 無段変速機
US20080087337A1 (en) Hydraulic system for supplying hydraulic fluid to a component
WO2012114612A1 (ja) ベルト式無段変速機およびそれを備えた車両
US10514039B2 (en) Hydraulic control device
JP6928481B2 (ja) 油圧供給機構及びオイルポンプ装置
US10724623B2 (en) Fluid pressure loop
JP6469156B2 (ja) 流体圧回路
US10641348B2 (en) Popoff valve in hydraulic arrangement for multi-clutch assembly
JP5195346B2 (ja) 動力伝達装置およびこれを搭載する車両
JP5195343B2 (ja) 動力伝達装置およびこれを搭載する車両
JP6705185B2 (ja) オイル供給装置
EP3312396A1 (en) Oil supply system
KR101854413B1 (ko) 파일롯 밸브를 포함하는 솔레노이드 밸브
US20170363203A1 (en) Switch valve assembly and hydraulic control module including same
US10041509B2 (en) Hydraulic device
JP7456787B2 (ja) 無段変速機の油圧回路
JP2006504907A (ja) 無段階変速装置
JP6001979B2 (ja) 可変容量型ポンプ
JP5051139B2 (ja) 動力伝達装置およびこれを搭載する車両

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6821257

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150