JPH04234588A - 複容積流体ポンプ - Google Patents

複容積流体ポンプ

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JPH04234588A
JPH04234588A JP3127855A JP12785591A JPH04234588A JP H04234588 A JPH04234588 A JP H04234588A JP 3127855 A JP3127855 A JP 3127855A JP 12785591 A JP12785591 A JP 12785591A JP H04234588 A JPH04234588 A JP H04234588A
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グレン・イー・スワンソン
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/24Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves
    • F04C14/26Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves using bypass channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/02Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations specially adapted for several machines or pumps connected in series or in parallel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0021Generation or control of line pressure
    • F16H61/0025Supply of control fluid; Pumps therefore

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動変速機に使用
するようになっている定容積歯車ポンプに関し、そこに
おいて、ポンプの動作速度範囲がエンジンのアイドル状
態に相当する低速度値から高速運転状態の下での自動車
エンジンの運転に相当する高速度値にわたるポンプに関
する。この開示は本出願人と同じ出願人に譲り渡された
1989年10月31日に出願された特許出願継続番号
第429,595号の一部継続出願である。
【0002】
【従来の技術】本発明は、液体トルクコンバータ及び多
変速比複合遊星歯車を有する変速機を備えた、米国特許
第4,347,765号に記載されたような構造的環境
に使用されるようになっている。歯車装置の要素の相対
運動は、流体圧で作動されるクラッチ及びブレーキによ
って制御される。流体圧で作動されるサーボは比率を変
えるようにクラッチ及びブレーキを選択的に係合しかつ
解放するために使用される。
【0003】上記米国特許に示された変速機において、
最も低い比率は停止始動(standing  sta
rt)から加速するために使用される。変速機の全体の
トルク増幅比率はオーバドライブ比率である最終の第4
比率が得られるまで減少する。比率の変更は自動制御弁
装置によって達成される。その装置は、クラッチ及びブ
レーキを係合しかつ解放するために流体圧ポンプからの
圧力を流体圧作動サーボに選択的に分配する。
【0004】前記米国特許に示されている変速機のポン
プは液体トルクコンバータと多段比率歯車装置との中間
の変速機ハウジングに固定されたポンプ本体内に配置さ
れた定容積(positive  displacem
ent)歯車ポンプである。定容積ポンプのトルク入力
要素は液体トルクコンバータのインペラに接続されてい
る。そのトルク入力要素は定容積ポンプの第2の歯車要
素と駆動係合する。
【0005】前記米国特許の変速機に対する動作速度範
囲はエンジンのアイドル速度から高速まで変化し、その
高速はアイドル速度の10倍以上に増大される。車両が
低速で運転されかつ車両が停止始動から加速するにした
がって車両に対するエンジンのスロットルが進められた
とき、トルクコンバータのインペラ速度はアイドリング
速度より高いが、定常状態の高速駆動状態の下で経験さ
れるエンジンの最終の巡航速度よりまだ実質的に低い。
【0006】特にスロットルをきかせて停止始動から加
速中に、比較的高い制御回路圧力がポンプによって維持
されなければならない。歯車装置及び流体圧被作動サー
ボに対するトルク伝達要件が最大にあるのはこの状態の
下であり、かなりのエネルギがポンプを駆動するために
要求される。これはじばしは寄生的損失と呼ばれる。そ
れ故、ポンプの容量は、ポンプに対する要求が最大のと
き最大流量及び圧力要件に適合するのに十分大きくなる
ように、設計される。これは、車両が巡航運転状態の下
で高速で動作しかつサーボの流体流量の要件が低いとき
、必然的にポンプの容量が過剰になる。
【0007】自動変速機用の変速機ポンプにおける過剰
な汲み上げ容量の問題を解決した試みがある。その一例
は、多段歯車ポンプ及び制御弁装置が設けられた米国特
許第4,502,845号に示されている。その歯車ポ
ンプは二つの汲み上げステージを限定するように二つの
副歯車とかみ合っている主駆動歯車を備えている。副ポ
ンプは、副ポンプを調整弁を介して低圧溜め領域に接続
することによって供給回路圧力の負担から解放されてい
る。ポンプの流量要件が少ないとき、弁は制御オリフィ
スの下流側で生起した圧力に応答する。ポンプ速度が増
加すると、弁は排出通路内の圧力を調節して副ポンプの
排出側を共通ポンプに排出させ、それによって流量要件
が減少したとき汲み上げ馬力を減少している。
【0008】他の従来技術の教示が米国特許第4,20
4,811号に示され、その米国特許は二つの独立の歯
車ポンプ及び共通の駆動装置を有する複合ポンプを示し
ている。ポンプは低い流量要件を有する高圧回路及び高
い流量要件を有する低圧回路の両者に供給可能である。 ポンプ組立体の高圧側からのバイパス流路内の優先弁は
低圧負荷の流量要件を補足する。ポンプそれ自身は米国
特許第4,502,845号のポンプの場合におけると
同様に共通の駆動装置を有する一対の歯車ポンプを備え
ている。
【0009】他の従来技術は一対のポンプ歯車の一方に
対するバイパス弁を提供することによって減少した汲み
上げ要件を補償している。バイパス弁は、ポンプの一つ
が回路圧力に対抗してよりもゼロ圧力に対抗して動作す
るとき減少したポンプ動力の要求があるように、配送圧
力信号に応答して作用する。この装置の例は米国特許第
4,245,964号に示されている。
【0010】従来のドイツ特許公報DE3402448
において、複合ポンプは二つの汲み上げ段を有している
。配送量は、各汲み上げ段の出力を汲み上げ段が並列に
動作するように低い汲み上げ速度において共通の配送ラ
インに接続する流量制御弁によって制御される。高い汲
み上げ速度において、弁は一つの段の出力が他の段の入
力に供給するように汲み上げ段を直列に接続する。
【0011】従来技術の特許第3,692,432号は
従来技術の複合ポンプを示し、そのポンプにおいて、一
つの汲み上げ段の出口側における調整弁は入口側で圧力
を生起し、これによってその段を動作不能にし同時に負
荷の圧力及び流量要件が他の汲み上げ段によって満たさ
れる。
【0012】従来技術の特許第4,850,813号は
、種々の圧力レベルの別個の領域を有する回路を供給す
るようになっている多段ポンプ装置を開示する。一つの
回路領域の流量要件が満たされると、一つの又はそれ以
上の汲み上げ段は、その汲み上げ機能が他の汲み上げ段
によって引き継がれるので動作されない。このように、
各回路領域は最も少ない可能な数の汲み上げ段で加圧流
体が連続的に供給される。
【0013】フランス特許第904,757号は、アク
チュエータが2位置流量制御弁を制御し、その流量制御
弁はアクチュエータがポンプ出力圧力の増加に応答した
とき一つの汲み上げ段の出力をポンプ供給部にバイパス
する複合ポンプを記載している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
のような従来の流体ポンプが有する問題を解決し得る改
良された複容積(dual  capacity)流体
ポンプを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、速
度範囲に亙って動作するようになっている第1及び第2
の対の定容積汲み上げ要素であって、前記対の要素の各
々が流体入口ポートと流体出口ポートとを有し、第1の
対の要素のポンプに対する流れ配送通路と通じる要素と
、低いポンプ速度において前記出口ポート間を一方向に
連通し、それによって前記他方の対の要素に対する出口
ポートからの流れが前記配送通路に伝達される一方向流
れ弁装置と、圧力信号通路を有する前記流れ配送通路内
の流れに独立した圧力信号を発生するための装置と、前
記圧力信号通路の連通していて、高いポンプ速度におい
て入口ポートと他の対のポンプ要素の出口ポートとの間
を連通するためにかつ低いポンプ速度において前記連通
を阻止するために前記圧力信号の大きさの変化に応答す
る流量制御弁装置とを備えて構成されている。本願の他
の発明は、速度範囲内の速度で駆動されるようになって
いる複容積流体ポンプ組立体において、第1及び第2の
定容積ポンプであって、各々が一対の汲み上げ要素並び
に入口及び出口ポート、前記ポンプの一方の出口ポート
と連通するポンプ配送通路、及び前記ポンプ組立体が速
度範囲の低速で駆動されるとき前記ポンプの他方のため
の出口ポートを配送通路と接続する一方向流れ弁装置を
有し、それによって前記ポンプの両方の流れ出力が前記
速度範囲の低い駆動速度において前記配送通路に供給さ
れる定容積ポンプと、前記ポンプ配送通路、前記ポンプ
配送通路から隔離された圧力信号通路内の流れに独立し
た圧力信号を発生する装置と、前記速度範囲の高い駆動
速度において前記他のポンプのための入口及び出口ポー
トを接続するために前記圧力信号通路を連通するポンプ
速度に応答する流量制御弁とを備えて構成されている。
【0016】
【作用】本発明は、簡素化した流量制御弁と、一つのポ
ンプの排出側が低い車両速度において第2のポンプの吐
出し側に接続されるようになっている2ステージ定容積
ポンプ組立体とを有するので、前述の従来技術の開示と
は区別される。しかしながら、流量制御弁が一つの位置
から他の位置に動かされたとき、第2のポンプの吐出し
側は入口側に接続されるようになっている。ポンプの駆
動速度が増加すると、第2のポンプはゼロ正味圧力差に
対して動作し、それによってポンプ組立体を駆動するの
に必要な馬力を減少する。
【0017】高圧に対抗する高いポンプ速度において過
剰な流体が汲み上げられないので流体通路は下流側でよ
い。この特徴により、スペースを節約できかつ製造コス
トを減少できる。
【0018】本発明はポンプ速度信号を得るための簡素
化した装置を提供する。本発明の一つの実施例によれば
、この装置は最小の動力を必要とする一対の簡単な流量
制御ポンプ歯車を備えている。これらのポンプ歯車は、
入口側において主定容積汲み上げステージの取入れ側に
連通する小容量のポンプを形成している。流量制御ポン
プ歯車の出口側は流量制御弁と連通すると共に流量制御
ポンプ歯車の吐出し側と排出区域との間の制御可能なオ
リフィスと連通する。このように、流量制御ポンプ歯車
の吐出し側に生起される圧力は、制御可能なオリフィス
を横切る圧力差が流量制御ポンプ歯車の速度が増加する
と増加するので、駆動速度に依存する。もし流量制御ポ
ンプ歯車の速度が所定の値を超えていると、流量制御弁
は、主歯車汲み上げステージの一つの吐出し側が主汲み
上げステージに対する共通の入口に接続される位置に移
動される。流量制御ポンプ歯車は主ポンプ歯車の速度に
比例した速度で駆動される。
【0019】ポンプ速度が測定された値を超えて増加し
たとき、流量制御弁は増加した流量に応答し、単に一つ
の汲み上げステージが圧力の要求を満たすように主汲み
上げ歯車の一つに組の一方の側を排出する。
【0020】本発明の簡素化した弁装置は、従来技術と
して知られている複雑な速度センサ及び回路バイパス弁
構造を設ける必要をなくしている。流量制御ポンプ歯車
は最小の流量要件を有し、かつ主汲み上げ歯車ステージ
の一つを移行速度値をこえる高速で不動作にすることに
よって得られる動力の節約に比較して最小の汲み上げ損
失を有する。
【0021】本発明のこの実施例の改良した複容積ポン
プは、油温の変化に起因する粘度の変化に対して自己補
償を行う。通常この種の変速機において、変速機ポンプ
に取り付けられている弁回路における流体の漏れは動作
温度が上昇すると増加する。そのうえ、ポンプ歯車の回
りの漏洩バイパス流は動作温度が上昇すると増加する。 本発明の流量制御ポンプ歯車は、流量制御ポンプ歯車が
形成されている材料の熱膨張係数が主歯車の熱膨張係数
と一致するように設計されている。例えば、適当な成形
樹脂又はプラスチックが使用され得る。このように、温
度の上昇は流量制御ポンプ歯車の速度の増加に対する流
量制御弁の応答を遅らせる。これは好ましい特性である
。なぜならば、流量制御ポンプ歯車を横切るバイパス流
の増加に起因する流量制御弁の応答の遅れは、変速機回
路自身の流量要件及び主ポンプ歯車の漏洩流量の増加を
引き起こす同じ条件の下で起こる。流量制御弁が一方の
位置から他方の位置に動かされる切換え点の変化は、流
体の粘度が変化するため流量要件の変化を本来的に補償
する。
【0022】移行状況において流量制御ポンプ歯車に対
する出口ポートに非常に小さな出口圧力のみがが要求さ
れる。自動車変速機に対して圧力は約0.7ないし1.
05kg/cm2(10ないし15psi)である。そ
れ故、流量制御ポンプ歯車を駆動するのに要求される馬
力は非常に小さい。
【0023】ポンプ組立体の不調の機会は、従来技術の
複雑な回路設計に比較して設計自体が簡素化しているの
で減少される。
【0024】本発明の別の実施例において、一つの汲み
上げモードからの他の汲み上げモードへの移行を行う制
御信号はソレノイドで制御されるオリフィス弁によって
得られ、そのオリフィス弁は移行弁と連通している単一
の通路内の圧力の生起を制御し、その移行弁は出力ポン
プ流れを一つのポンプステージから共通の出口流路又は
そのポンプステージの入口側に向ける。第1の実施例の
場合のように、信号通路内の圧力信号はポンプの流れそ
れ自身とは独立にトリガーされる。例えば、弁は車両速
度測定機構又はエンジン駆動車両の場合にはエンジン速
度センサに応答する。もしポンプがエンジン駆動車両の
多段変速機構に使用されるなら、オリフィス弁は、単に
一つのポンプステージが高い速度比で動作中に作用しか
つ両ステージが低い速度比で動作中に作用するように、
変速機の比率の変化に感応するようにつくられる。いず
れの場合にも、一つのモードから他のモードへの移行は
、ポンプステージの出力流量及び出力圧力に基本的に独
立している異質の動作変数に依存する。これは二つの実
施例に共通する特徴である。
【0025】
【実施例】図1及び図2の番号10は全体にポンプハウ
ジングをしめす。図1及び図2は米国特許第4,347
,765号に示される種類の変速機用のポンプハウジン
グを概略的に示し、その米国特許のポンプは図に示され
るように外部歯車ポンプと言うよりはむしろ内部及び外
部ポンプ歯車を有する三日月型(crescent)歯
車ポンプである。ポンプのハウジングは三つのポンプ歯
車開口12、14及び16が形成され、それらは中心軸
線が平行に隔てられた円筒状の開口である。開口は、開
口14と開口12とが共通の部分を有するように、図示
のごとく重ね合わされる。一対の開口14及び16につ
いても同じことが言え、共通部分で重ね合わされる。
【0026】開口14は外部歯車ポンプ要素すなわち汲
み上げ要素18を受ける。対応する外部歯車ポンプ要素
すなわち汲み上げ要素20及び22はそれぞれ開口12
及び16に受けられている。要素18は、例えばトルク
コンバータのインペラのような変速機のトルク入力要素
に接続されているポンプ駆動要素として作用し、そのイ
ンペラは内燃機関によって駆動される。
【0027】ポンプ要素すなわち歯車要素18はポンプ
要素すなわち歯車要素20及び22と駆動的に係合して
汲み上げ作用を行う。要素18は第1図及び第2図で矢
印の方向に駆動される。各対の歯車18、20及び22
はポンプ入口及びポンプ出口を有する。対の歯車要素1
8及び22に対するポンプ入口は24で示されかつ対の
歯車18及び20に対する対応するポンプ入口は26で
示されている。
【0028】低圧溜め28は通路30を介して入口24
と通じ、その入口24は通路32を介して入口26と通
じる。
【0029】対の歯車要素18及び22に対する高圧流
体配送ポートは34で示されている。対の歯車要素20
及び18に対する対応する高圧配送ポートは36で示さ
れている。配送ポート34は圧力配送通路38と連通し
、その配送通路は自動変速機その他のための制御弁装置
と連通してもよい。対の歯車要素18及び20に対する
配送ポート36は通路40及び一方向流れチェック弁4
2を介して通路38に連通している。この弁は、通路4
0から通路38への流れは許容されるが、通路38から
通路40への逆の流れが阻止されるように環状のシート
に着座する弁要素を備えている。
【0030】通路40は、46で示される流量制御弁の
弁室44と連通する。弁46は隔てられた弁ランド部5
0及び52を有する弁スプール48を備えている。弁開
口44と通路40との連通は枝通路54によって与えら
れる。
【0031】弁スプール48は弁ばね56によって図に
示されるように上方向に偏倚される。弁スプールが図1
に示される位置にあるとき、低圧供給通路32は弁ラン
ド部52によって阻止される。このように対の歯車ポン
プ要素18及び20の供給側と通路54との間の連通は
形成されない。もし弁スプールが図2に示されるように
下方向に移動されると、歯車ポンプ要素18及び20の
供給側と通路54との間で連通する。このように、歯車
ポンプ要素18及び20の高圧側は低圧溜めと連通し、
歯車ポンプ要素18及び20によって汲み上げられた流
体は低い圧力の下でポート36からポート26に循環さ
れる。歯車ポンプ要素18及び20の汲み上げ作用によ
り小さな圧力差だけが生起される。
【0032】一対の流量制御ポンプ歯車58及び60が
トルクコンバータのインペラ又は駆動ポンプ歯車要素に
、エンジン速度に比例して駆動されるように、駆動的に
接続されている。これらのポンプ歯車は協働するポンプ
歯車空洞62及び63内に置かれている。流量制御ポン
プ歯車が矢印で示される方向に回転するとき、流体がポ
ンプ出口ポート64及び制御圧力ポート66に配送され
る。流量制御ポンプ歯車のための入口ポート68は溜め
28に通じている低圧通路32と連通する。制御圧通路
66はポンプ配送通路38から隔離されかつ流量制御弁
46によって受けられる圧力信号で別個に加圧される。
【0033】制御圧力通路66はランド部50の上側で
弁室44と通じそれによってばね56の力に対抗する制
御圧力の力を確立する。制御圧力通路66は調整可能な
制御オリフィス69と通じる。調整可能な弁要素70は
オリフィスの有効寸法が制御されるようにオリフィス6
9と協働する。
【0034】流量制御ポンプ歯車の被駆動速度が増加す
ると、制御圧力通路66を通る流れが増加する。通路6
6内の流量が増加すると、調整可能な流量制御オリフィ
ス69における流量制限のために通路66内の圧力は増
加する。圧力が増加すると、弁要素に作用する力は増加
する。ばね56の力が制限圧力通路66内の圧力により
打ち負かされると、ばねは圧縮されてそれによって圧力
供給通路32と通路54との間が連通される。これは対
の歯車ポンプ要素によって配送される流体を18及び2
0によってバイパスする。
【0035】通路54が低圧通路32と連通するやいな
や、チェック弁42は流体が単に一対の歯車ポンプ要素
18及び22によってのみ加圧された配送通路に供給さ
れるように閉じられる。この状態は図2に示される。
【0036】流量制御弁要素48が切り換えられる前に
、両対の歯車ポンプ要素は通路38において流れを配送
する。弁要素48が切り換えられる移行点に達した後、
対のポンプ歯車要素18及び20を駆動するのに要求さ
れる汲み上げ馬力はほぼゼロに減少される。これは図2
に示される状態である。移行が起こる点は流れ制御オリ
フィス69の大きさを変えるように弁要素70を適切に
調整することによって制御され得る。
【0037】もし油の温度が高いと、流量制御ポンプ歯
車の回りの漏れは油が冷たいときの漏れよりも高い。こ
のように、流量制御ポンプ歯車は高速で回転されて流量
制御弁において十分な圧力を与え弁要素48を図2に示
される位置において移動する。流量制御ポンプ歯車によ
って汲み上げられる流体の有効温度は主ポンプ歯車にお
ける流体の有効温度とほぼ同じである。このように、高
温において、ポンプ歯車要素18、20及び22の回り
をバイパスする流れは増加する。更に、変速機からの弁
回路における漏れは温度が高いときは高く、温度が高い
方が温度が低いよりも多量の流体が通路38に配送され
る。それ故、温度が高いとき弁要素48が高いほうに切
り換えられる移行点にとっては好ましい。前述のように
、高温においてタンデム汲み上げモードから単一ステー
ジ汲み上げモードへの移行を行うために流量制御ポンプ
歯車が高速で回転されることので、それが達成されるの
が確かに有効である。
【0038】理想的には流量制御ポンプ歯車が形成され
る材料の熱膨張係数は主ポンプ歯車が形成される材料の
熱膨張係数より僅かに大きくなければならない。そこで
、温度の上昇につれて制御弁装置における増加した漏洩
に調和するために温度変化にたいして過剰補償がある。 流量制御ポンプ歯車は、そのポンプ歯車に作用する圧力
差がむしろ小さいので、安価な方法で作られ得る。 例えば、流量制御ポンプ歯車によって生起される最大圧
力は約0.7ないし1.05kg(10ないし15ps
i)であり、しかるに主ポンプ歯車によって生起される
最大圧力は約21kg(300psi)にもなる。
【0039】図4及び図5の実施例は流量制御歯車58
及び60を備えていない。図1及び図2の実施例のポン
プ歯車58及び60によって得られた圧力信号は図4及
び図5において全体を72で示されたソレノイド作動弁
によって得られる。
【0040】図4及び図5の実施例において、圧力信号
通路74は流量制御弁室44’の上端から流量制御オリ
フィス76の一方の側に伸びていて、そのオリフィスは
ポンプ出力配送通路38’に通じている。図1及び図2
の実施例の対応要素を有する図4及び図5の実施例の構
造上の特徴は、図1及び図2の記載に使用された参照番
号と同じ参照番号にダッシュを付けて示されている。
【0041】図4及び図5の実施例において、圧力信号
はソレノイド弁72が排出ポート77を閉じたとき通路
74内に生起される。ソレノイド弁72は排出ポート7
7と整合されかつばね80によって図4及び図5で見て
下方に偏倚されたときポートを閉じる弁要素78を備え
ている。弁はソレノイド巻線によって発生される電磁力
によって引っ込められる。
【0042】弁72がポート77を開くと、通路74内
の圧力は逃がされる。したがって、ばね56’はシャト
ル弁46’を上方向に移動し、それによって通路32’
と54’との連通を阻止する。ポンプステージ18’及
び20’の吐出し側はそれから加圧流体を通路40’を
通しかつチェック弁42’を通過して共通の配送通路3
8’に配送する。例えば、エンジン速度が低いか又は車
両速度が低いとき、この状態は存在する。ポンプの流量
要件が他の理由により減少したときこの状態は存在する
【0043】弁72がポート77を閉じると通路74内
で圧力が生起される。これにより、流量制御弁46’の
ランド50’の上側で圧力が生起され、それによって弁
46’をばね56’の力に抗して下方向に移動する。こ
れにより通路32’が通路54’と通じる。このように
、逆止弁すなわちチェック弁42’の左側の圧力は降下
され、それによって弁42’を閉じる。第2の汲み上げ
ステージ18’20’を横切る圧力差は、それから除去
されかつ圧力は汲み上げステージ18’20’によって
のみ出力通路38’に配送される。
【0044】図1及び図2の実施例において一方で、図
4及び図5の実施例において他方であり、一つの汲み上
げモードからたの汲み上げモードへの移行は動作状態に
依存する信号によって得られる。それらの動作状態はエ
ンジン速度又は車両速度でよい。エンジン駆動車両の場
合において、図4及び図5の実施例における一方のステ
ージから他方のステージへの移行は、多段動力変速機構
を有する車両の場合の比率の変化に応答して行われる。 このように、ソレノイド弁は変速機で得られる比率の範
囲で最も高い比率に変速機が切り換えられたとき閉じる
ように動作され、かつ変速機が最も低い比率又は最も低
い比率と最も高い比率との間の他のアンダードライブ比
で動作されているとき開かれ得る。これらの動作条件は
二つの汲み上げステージの流体配送特性と独立している
【0045】共通の出力通路38’に送られる流体の圧
力は制御弁回路における漏れのような変数に依存し、そ
のポンプ装置はポンプ装置によって供給される種々の圧
力負荷の一部又は大きさである。しかしながら、一つの
汲み上げステージから他のステージへの移行はポンプに
直接影響する変数から独立している。一方のステージか
ら他方のステージへの移行は、本発明の各実施例におい
て、全体のドライブラインの動作変数に依存する。移行
点は通路38’又は38を通してポンプ出力回路に送ら
れる流れと独立している。
【0046】第3図において、10気圧に等しい圧力に
おいて全体のポンプ効率が50%と仮定して本発明の改
良した複容積ポンプ組立体の動力要件の見積もりを示す
。第3図はキロワットで測定された汲み上げ馬力とエン
ジン速度との間の関係を示す。両汲み上げステージが有
効なとき線Aは直線汲み上げ特性を示す。複汲み上げモ
ードから単一汲み上げモードへの変化に対する移行点は
Bで示される。点Bに達した後汲み上げ馬力はCで示さ
れる値に降下する。その後、単一の汲み上げステージが
有効な場合の速度の増加は線Dで示される。再び、こお
関係はほぼ直線であるが、線Aの対応する部分より実質
的に低く降下する。このように、有効動力の節約は第3
図において斜線表示区域Eで示される。
【0047】本発明を実施するための最適のモードが詳
細に示されたが、当業者は特許請求の範囲に記載の本発
明を実施するための種々の変更、改良を行うことができ
る。
【0048】
【効  果】本発明の簡素化した弁装置は、従来技術と
して知られている複雑な速度センサ及び回路バイパス弁
構造を設ける必要をなくしている。流量制御ポンプ歯車
は最小の流量要件を有し、かつ主汲み上げ歯車ステージ
の一つを移行速度値をこえる高速で不動作にすることに
よって得られる動力の節約に比較して最小の汲み上げ損
失を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】特に参照特許第4,374,765号に示され
た種類の、変速機回路に使用される種類の2段ポンプ組
立体のポンプ歯車を備えている本発明の第1の実施例を
示す概略図であって、図1の流量制御弁低速状態にある
のを示す図である。
【図2】流量制御弁が高速位置に移された、図1と同様
の図である。
【図3】10気圧で50%の全体のポンプ効率を確保す
る複容積ポンプのための予測された動力要件を示す図で
ある。
【図4】移行弁用のオリフィス弁操作装置によって制御
される二つの汲み上げステージを含む本発明の第2の実
施例を示す形状の概略断面図であって、流量制御弁が低
速位置で示されている図である。
【図5】流量制御弁が高速位置に動かされた図4と同様
の図である。
【符号の説明】
10  ポンプハウジング             
 12、14、16  ポンプ歯車開口 18、20、22  汲み上げ要素      24 
 入口36  配送ポート             
       38、40  通路 48  弁スプール                
    58、60  ポンプ歯車 74  圧力信号通路               
   76  流量制御オリフィス 18’、20’  ポンプステージ      38’
  配送通路 40’  通路                  
      44’  流量制御弁室

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  速度範囲に亙って動作するようになっ
    ている第1及び第2の対の定容積汲み上げ要素であって
    、前記対の要素の各々が流体入口ポートと流体出口ポー
    トとを有し、第1の対の要素のポンプに対する流れ配送
    通路と通じる要素と、低いポンプ速度において前記出口
    ポート間を一方向に連通し、それによって前記他方の対
    の要素に対する出口ポートからの流れが前記配送通路に
    伝達される一方向流れ弁装置と、圧力信号通路を有する
    前記流れ配送通路内の流れに独立した圧力信号を発生す
    るための装置と、前記圧力信号通路の連通していて、高
    いポンプ速度において入口ポートと他の対のポンプ要素
    の出口ポートとの間を連通するためにかつ低いポンプ速
    度において前記連通を阻止するために前記圧力信号の大
    きさの変化に応答する流量制御弁装置と、を備えた複容
    積流体ポンプ。
  2. 【請求項2】  速度範囲内の速度で駆動されるように
    なっている複容積流体ポンプ組立体において、第1及び
    第2の定容積ポンプであって、各々が一対の汲み上げ要
    素並びに入口及び出口ポート、前記ポンプの一方の出口
    ポートと連通するポンプ配送通路、及び前記ポンプ組立
    体が速度範囲の低速で駆動されるとき前記ポンプの他方
    のための出口ポートを配送通路と接続する一方向流れ弁
    装置を有し、それによって前記ポンプの両方の流れ出力
    が前記速度範囲の低い駆動速度において前記配送通路に
    供給される定容積ポンプと、前記ポンプ配送通路、前記
    ポンプ配送通路から隔離された圧力信号通路内の流れに
    独立した圧力信号を発生する装置と、前記速度範囲の高
    い駆動速度において前記他のポンプのための入口及び出
    口ポートを接続するために前記圧力信号通路を連通する
    ポンプ速度に応答する流量制御弁と、を備えた複容積流
    体ポンプ組立体。
  3. 【請求項3】  速度範囲に亙って動作するようになっ
    ている第1及び第2の対の定容積汲み上げ要素であって
    、前記対の要素の各々が流体入口ポートと流体出口ポー
    トとを有し、第1の対の要素のポンプに対する流れ配送
    通路と通じる要素と、低いポンプ速度において前記出口
    ポート間を一方向に連通し、それによって前記他方の対
    の要素に対する出口ポートからの流れが前記配送通路に
    伝達される一方向流れ弁装置と、高いポンプ速度におい
    て入口ポートと他の対の汲み上げ要素の出口ポートとの
    間を連通するためのかつ低いポンプ速度において前記連
    通を阻止するための流量制御弁装置と、流体出口ポート
    を有する流量制御ポンプを備えている、ポンプで駆動さ
    れる速度圧力信号発生装置と、前記流量制御ポンプの出
    口ポートと連通する信号通路及び前記信号通路内で速度
    圧力を発生するために前記信号通路と連通する制御オリ
    フィス装置とを備え、前記流量制御弁装置が前記速度圧
    力信号の増加に応答して入口ポートと前記他の対の汲み
    上げ要素の出口ポートとの間を連通するために前記信号
    通路と連通する複容積流体ポンプ。
  4. 【請求項4】  速度範囲内の速度で駆動されるように
    なっている複容積流体ポンプ組立体において、第1及び
    第2の定容積ポンプであって、各々が入口ポート及び出
    口ポート、前記ポンプの一方の出口ポートと連通するポ
    ンプ配送通路、及び速度範囲の低速において前記ポンプ
    の他方のための出口ポートを配送通路と接続する一方向
    流れ弁装置を有し、それによって前記ポンプの両方の流
    れ出力が前記速度範囲の高い駆動速度において前記配送
    通路に供給される定容積ポンプと、前記速度範囲の高い
    駆動速度において前記他のポンプのための入口及び出口
    ポートを接続するためのポンプで駆動される速度応答信
    号発生装置と、前記流量制御ポンプの出口ポートと連通
    する信号通路及び前記信号通路内に速度信号を発生する
    ために前記信号通路と連通する制御オリフィス装置と、
    を備え、前記流量制御弁装置が前記速度圧力信号の増加
    に応答して入口ポートと前記他の対の汲み上げ要素の出
    口ポートとの間を連通するために前記信号通路と連通す
    る複容積流体ポンプ組立体。
  5. 【請求項5】  前記流量制御ポンプが、低圧流体供給
    部と連通する入口ポートを有する一対のポンプ歯車を備
    え、前記流量制御弁装置が速度圧力区域を有するシャト
    ル弁要素及び前記速度圧力の力に対抗する力で前記シャ
    トル弁要素を偏倚するための装置を備え、前記シャトル
    弁要素は、そのシャトル弁要素が前記速度圧力によって
    切り換えられたとき前記他の対のポンプ要素の前記入口
    ポートと出口ポートとの間を連通する隔てられた弁ラン
    ドを有する請求項3に記載の複容積流体ポンプ。
  6. 【請求項6】  前記流量制御ポンプが、低圧流体供給
    部と連通する入口ポートを有する一対のポンプ歯車を備
    え、前記流量制御弁装置が速度圧力区域を有するシャト
    ル弁要素及び前記速度圧力の力に対抗する力で前記シャ
    トル弁要素を偏倚するための装置を備え、前記シャトル
    弁要素は、そのシャトル弁要素が前記速度圧力によって
    切り換えられたとき前記他の対のポンプ要素の前記入口
    ポートと出口ポートとの間を連通する隔てられた弁ラン
    ドを有する請求項4に記載の複容積流体ポンプ組立体。
  7. 【請求項7】  前記第1及び第2の汲み上げ要素の対
    が共通のポンプ歯車を有し、各汲み上げ要素の対の一つ
    の要素が前記共通のポンプ歯車とかみ合いそれによって
    二つの汲み上げステージを形成しているポンプ歯車を有
    している請求項1に記載の複容積流体ポンプ。
  8. 【請求項8】  前記第1及び第2のポンプが共通のポ
    ンプ歯車を有し、各ポンプの一つの要素が前記共通の歯
    車とかみ合いそれによって複数汲み上げステージを形成
    しているポンプ歯車を有している請求項2に記載の複容
    積流体ポンプ組立体。
  9. 【請求項9】  エンジンから車両のドライブラインの
    けん引車輪にトルクを分配するようになっている動力伝
    達機構のための流体圧制御システムに使用するための複
    容積流体ポンプにおいて、速度範囲に亙って動作するよ
    うになっている第1及び第2の対の定容積汲み上げ要素
    あって、前記対の各々が流体入口ポートと流体出口ポー
    トとを有し、第1の対の要素の出口要素がポンプの流れ
    配送通路と通じる要素と、ポンプ流体の配送に独立して
    いる前記ドライブライン用の動作変数の大きさに依存す
    る圧力信号を発生するための装置と、前記出口ポート間
    を一方向に連通し、それによって前記他方の対の要素に
    対する出口ポートからの流れが前記配送通路に伝達され
    る一方向流れ弁装置と、前記動作変数が一つの調整され
    た値を有するとき前記他の対の汲み上げ要素の入口ポー
    トと出口ポートとの間を連通するためにかつ前記動作変
    数が他の調整された値を有するときに前記連通を阻止す
    るために前記動作変数の大きさの変化に応答する流量制
    御弁装置と、を備える複容積流体ポンプ。
  10. 【請求項10】  エンジンから速度範囲内の速度で駆
    動されるべきけん引車輪にトルクを分配するようになっ
    ているドライブラインに使用するための複容積流体ポン
    プにおいて、ポンプ流体の分配に独立した前記ドライブ
    ライン用の動作変数の大きさに依存する圧力信号を発生
    するための装置と、第1及び第2の定容積ポンプであっ
    て、各々が一対の汲み上げ要素並びに入口及び出口ポー
    ト、前記ポンプの一方の出口ポートと連通するポンプ配
    送通路、及び前記動作変数が一つの調整された値を有す
    るとき前記ポンプの他方のための出口ポート配送通路と
    接続する一方向流れ弁装置を有し、それによって前記ポ
    ンプの両方の流れ出力が前記配送通路に供給される定容
    積ポンプと、前記動作変数が他の調整された値を有する
    とき前記他のポンプのための入口及び出口ポートを接続
    するための流量制御弁装置と、を備えている複容積流体
    ポンプ。
  11. 【請求項11】  前記圧力信号発生装置が、前記流れ
    配送通路及び前記流量制御弁装置と連通する圧力信号通
    路と、前記信号通路と連通する排出ポートと、前記排出
    ポートを開閉するようになっている弁要素を有するソレ
    ノイド作動弁装置とを備え、前記ソレノイド作動弁装置
    が前記弁要素を動作するように前記動作変数の変化に応
    答する請求項9に記載の複容積流体ポンプ。
  12. 【請求項12】  前記圧力信号発生装置が、前記流れ
    配送通路及び前記流量制御弁装置と連通する圧力信号通
    路と、前記信号通路と連通する排出ポートと、前記排出
    ポートを開閉するようになっている弁要素を有するソレ
    ノイド作動弁装置とを備え、前記ソレノイド作動弁装置
    が前記弁要素を動作するように前記動作変数の変化に応
    答する請求項10に記載の複容積流体ポンプ。
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