JPH10131751A - タンデムポンプ装置 - Google Patents
タンデムポンプ装置Info
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- JPH10131751A JPH10131751A JP8286951A JP28695196A JPH10131751A JP H10131751 A JPH10131751 A JP H10131751A JP 8286951 A JP8286951 A JP 8286951A JP 28695196 A JP28695196 A JP 28695196A JP H10131751 A JPH10131751 A JP H10131751A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic pump
- relief passage
- passage
- hydraulic
- relief
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/22—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by means of valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B23/00—Pumping installations or systems
- F04B23/04—Combinations of two or more pumps
- F04B23/06—Combinations of two or more pumps the pumps being all of reciprocating positive-displacement type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B11/00—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
- F15B11/16—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with two or more servomotors
- F15B11/17—Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor with two or more servomotors using two or more pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/20—Fluid pressure source, e.g. accumulator or variable axial piston pump
- F15B2211/205—Systems with pumps
- F15B2211/20576—Systems with pumps with multiple pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B2211/00—Circuits for servomotor systems
- F15B2211/50—Pressure control
- F15B2211/505—Pressure control characterised by the type of pressure control means
- F15B2211/50509—Pressure control characterised by the type of pressure control means the pressure control means controlling a pressure upstream of the pressure control means
- F15B2211/50536—Pressure control characterised by the type of pressure control means the pressure control means controlling a pressure upstream of the pressure control means using unloading valves controlling the supply pressure by diverting fluid to the return line
Abstract
(57)【要約】
【課題】 連動する両油圧ポンプでのスーパーチャージ
作用によるキャビテーションの抑制効果が共に十分に確
保されるようにすること。 【解決手段】 第１アクチュエータ１１に作動油を供給
する第１油圧ポンプ２１と第２アクチュエータ１２に作
動油を供給する第２油圧ポンプ２２が連動するように構
成され、また各油圧ポンプ２１，２２に吐出流量の余剰
分を各リリーフ通路３１，３２を通して吸入側に還流す
る各流量制御弁４０，５０が設けられるタンデムポンプ
装置において、第１流量制御弁４０より下流にある第１
リリーフ通路３１と第２流量制御弁５０より下流にある
第２リリーフ通路３２を接続通路３３にて接続するとと
もに、この接続通路３３に還流量の多い側のリリーフ通
路３２から還流量の少ない側のリリーフ通路３１への作
動油の流動を許容するチェック弁７０を介装した。
作用によるキャビテーションの抑制効果が共に十分に確
保されるようにすること。 【解決手段】 第１アクチュエータ１１に作動油を供給
する第１油圧ポンプ２１と第２アクチュエータ１２に作
動油を供給する第２油圧ポンプ２２が連動するように構
成され、また各油圧ポンプ２１，２２に吐出流量の余剰
分を各リリーフ通路３１，３２を通して吸入側に還流す
る各流量制御弁４０，５０が設けられるタンデムポンプ
装置において、第１流量制御弁４０より下流にある第１
リリーフ通路３１と第２流量制御弁５０より下流にある
第２リリーフ通路３２を接続通路３３にて接続するとと
もに、この接続通路３３に還流量の多い側のリリーフ通
路３２から還流量の少ない側のリリーフ通路３１への作
動油の流動を許容するチェック弁７０を介装した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、第１アクチュエー
タに作動油を供給する第１油圧ポンプと第２アクチュエ
ータに作動油を供給する第２油圧ポンプが連動するよう
に構成されたタンデムポンプ装置に関する。
タに作動油を供給する第１油圧ポンプと第２アクチュエ
ータに作動油を供給する第２油圧ポンプが連動するよう
に構成されたタンデムポンプ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のタンデムポンプ装置は、例えば
特開昭６２−１３９９１８号公報に示されていて、第１
油圧ポンプに吐出流量の余剰分を第１リリーフ通路を通
して吸入側に還流する第１流量制御弁が設けられるとと
もに、第２油圧ポンプに吐出流量の余剰分を第２リリー
フ通路を通して吸入側に還流する第２流量制御弁が設け
られており、各還流によるスーパーチャージ作用を利用
して各油圧ポンプでのキャビテーションの抑制が図られ
ている。
特開昭６２−１３９９１８号公報に示されていて、第１
油圧ポンプに吐出流量の余剰分を第１リリーフ通路を通
して吸入側に還流する第１流量制御弁が設けられるとと
もに、第２油圧ポンプに吐出流量の余剰分を第２リリー
フ通路を通して吸入側に還流する第２流量制御弁が設け
られており、各還流によるスーパーチャージ作用を利用
して各油圧ポンプでのキャビテーションの抑制が図られ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、第１
リリーフ通路を通して第１油圧ポンプの吸入側に還流す
る流量と、第２リリーフ通路を通して第２油圧ポンプの
吸入側に還流する流量には、流量差（第１アクチュエー
タと第２アクチュエータが具体的に特定されることによ
り通常は一義的に決まる）があって、各油圧ポンプでの
スーパーチャージ作用によるキャビテーションの抑制効
果にも差が生じる。
リリーフ通路を通して第１油圧ポンプの吸入側に還流す
る流量と、第２リリーフ通路を通して第２油圧ポンプの
吸入側に還流する流量には、流量差（第１アクチュエー
タと第２アクチュエータが具体的に特定されることによ
り通常は一義的に決まる）があって、各油圧ポンプでの
スーパーチャージ作用によるキャビテーションの抑制効
果にも差が生じる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、第１アクチュエータ
に作動油を供給する第１油圧ポンプと第２アクチュエー
タに作動油を供給する第２油圧ポンプが連動するように
構成され、また第１油圧ポンプに吐出流量の余剰分を第
１リリーフ通路を通して吸入側に還流する第１流量制御
弁が設けられるとともに、第２油圧ポンプに吐出流量の
余剰分を第２リリーフ通路を通して吸入側に還流する第
２流量制御弁が設けられるタンデムポンプ装置におい
て、第１流量制御弁より下流にある第１リリーフ通路と
第２流量制御弁より下流にある第２リリーフ通路を接続
通路にて接続するとともに、この接続通路に還流量の多
い側のリリーフ通路から還流量の少ない側のリリーフ通
路への作動油の流動を許容するチェック弁を介装したこ
とに特徴がある。
に対処すべくなされたものであり、第１アクチュエータ
に作動油を供給する第１油圧ポンプと第２アクチュエー
タに作動油を供給する第２油圧ポンプが連動するように
構成され、また第１油圧ポンプに吐出流量の余剰分を第
１リリーフ通路を通して吸入側に還流する第１流量制御
弁が設けられるとともに、第２油圧ポンプに吐出流量の
余剰分を第２リリーフ通路を通して吸入側に還流する第
２流量制御弁が設けられるタンデムポンプ装置におい
て、第１流量制御弁より下流にある第１リリーフ通路と
第２流量制御弁より下流にある第２リリーフ通路を接続
通路にて接続するとともに、この接続通路に還流量の多
い側のリリーフ通路から還流量の少ない側のリリーフ通
路への作動油の流動を許容するチェック弁を介装したこ
とに特徴がある。
【０００５】
【発明の作用・効果】本発明によるタンデムポンプ装置
においては、還流量の多い側のリリーフ通路から、チェ
ック弁を介装した接続通路を通して還流量の少ない側の
リリーフ通路に、還流量の多い側のリリーフ通路を還流
する作動油の一部を導入することができるため、還流量
の多い側の油圧ポンプでのスーパーチャージ作用による
キャビテーションの抑制効果を十分に確保した上で、還
流量の少ない側の油圧ポンプでのスーパーチャージ作用
を高めてキャビテーションの抑制効果を十分に確保する
ことができる。
においては、還流量の多い側のリリーフ通路から、チェ
ック弁を介装した接続通路を通して還流量の少ない側の
リリーフ通路に、還流量の多い側のリリーフ通路を還流
する作動油の一部を導入することができるため、還流量
の多い側の油圧ポンプでのスーパーチャージ作用による
キャビテーションの抑制効果を十分に確保した上で、還
流量の少ない側の油圧ポンプでのスーパーチャージ作用
を高めてキャビテーションの抑制効果を十分に確保する
ことができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図１は本発明によるタンデムポ
ンプ装置を自動車の油圧ファンモータ１１とパワーステ
アリング装置１２の両アクチュエータのために適用した
実施形態を示していて、このタンデムポンプ装置におい
ては、油圧ファンモータ１１に作動油を供給する油圧ポ
ンプ２１とパワーステアリング装置１２に作動油を供給
する油圧ポンプ２２がエンジンまたは電気モータ（共に
図示省略）によって連動して駆動されるように構成され
ている。なお、油圧ファンモータ１１は、エンジン用ラ
ジエータ９１及びエアコン用コンデンサ９２を冷却する
ためのものである。
面に基づいて説明する。図１は本発明によるタンデムポ
ンプ装置を自動車の油圧ファンモータ１１とパワーステ
アリング装置１２の両アクチュエータのために適用した
実施形態を示していて、このタンデムポンプ装置におい
ては、油圧ファンモータ１１に作動油を供給する油圧ポ
ンプ２１とパワーステアリング装置１２に作動油を供給
する油圧ポンプ２２がエンジンまたは電気モータ（共に
図示省略）によって連動して駆動されるように構成され
ている。なお、油圧ファンモータ１１は、エンジン用ラ
ジエータ９１及びエアコン用コンデンサ９２を冷却する
ためのものである。
【０００７】油圧ポンプ２１は、タンク１００から作動
油を吸入して油圧ファンモータ１１に向けて吐出するよ
うになっていて、吐出流量の余剰分をリリーフ通路３１
を通して吸入側に還流する流量制御弁４０が設けられて
いる。また、油圧ポンプ２２は、タンク１００から作動
油を吸入してパワーステアリング装置１２に向けて吐出
するようになっていて、吐出流量の余剰分をリリーフ通
路３２を通して吸入側に還流する流量制御弁５０と据え
きり対応用のリリーフバルブ８０が設けられている。
油を吸入して油圧ファンモータ１１に向けて吐出するよ
うになっていて、吐出流量の余剰分をリリーフ通路３１
を通して吸入側に還流する流量制御弁４０が設けられて
いる。また、油圧ポンプ２２は、タンク１００から作動
油を吸入してパワーステアリング装置１２に向けて吐出
するようになっていて、吐出流量の余剰分をリリーフ通
路３２を通して吸入側に還流する流量制御弁５０と据え
きり対応用のリリーフバルブ８０が設けられている。
【０００８】流量制御弁４０は、リリーフ通路３１の開
度を制御する主弁４１と、この主弁４１を全開状態（油
圧ポンプ２１の吐出流量を略全量還流させる状態）とす
ることが可能なパイロット電磁弁４２を備えている。主
弁４１は、スプール４１ａとこれを閉方向に付勢するス
プリング４１ｂを有して、スプール４１ａの両端には油
圧ポンプ２１の吐出通路に設けた絞り６１の前後差圧が
パイロット圧として付与されるように構成されており、
スプリング４１ｂと絞り６１の前後差圧によってスプー
ル４１ａの作動が制御されて、リリーフ通路３１を通し
て油圧ポンプ２１の吸入側に還流する作動油の流量が制
御されるようになっている。パイロット電磁弁４２は、
電気制御装置（図示省略）によって開閉作動を制御され
る常閉弁であり、油圧ファンモータ１１の回転を低回転
にする条件にて開作動して絞り６１の下流側のパイロッ
ト通路（絞り４３が介装されている）をドレン通路に連
通させて主弁４１を全開状態とさせるようになってい
る。なお、パイロット電磁弁４２は、エンジン用ラジエ
ータ９１内の水温及びエアコン用コンデンサ９２の温度
に応じて、電気制御装置（図示省略）により開閉をリニ
アコントロールされるようになっている。
度を制御する主弁４１と、この主弁４１を全開状態（油
圧ポンプ２１の吐出流量を略全量還流させる状態）とす
ることが可能なパイロット電磁弁４２を備えている。主
弁４１は、スプール４１ａとこれを閉方向に付勢するス
プリング４１ｂを有して、スプール４１ａの両端には油
圧ポンプ２１の吐出通路に設けた絞り６１の前後差圧が
パイロット圧として付与されるように構成されており、
スプリング４１ｂと絞り６１の前後差圧によってスプー
ル４１ａの作動が制御されて、リリーフ通路３１を通し
て油圧ポンプ２１の吸入側に還流する作動油の流量が制
御されるようになっている。パイロット電磁弁４２は、
電気制御装置（図示省略）によって開閉作動を制御され
る常閉弁であり、油圧ファンモータ１１の回転を低回転
にする条件にて開作動して絞り６１の下流側のパイロッ
ト通路（絞り４３が介装されている）をドレン通路に連
通させて主弁４１を全開状態とさせるようになってい
る。なお、パイロット電磁弁４２は、エンジン用ラジエ
ータ９１内の水温及びエアコン用コンデンサ９２の温度
に応じて、電気制御装置（図示省略）により開閉をリニ
アコントロールされるようになっている。
【０００９】流量制御弁５０は、リリーフ通路３２の開
度を制御する主弁５１のみで構成されていて、主弁５１
は、スプール５１ａとこれを閉方向に付勢するスプリン
グ５１ｂを有して、スプール５１ａの両端には油圧ポン
プ２２の吐出通路に設けた絞り６２の前後差圧がパイロ
ット圧として付与されるように構成されており、スプリ
ング５１ｂと絞り６２の前後差圧によってスプール５１
ａの作動が制御されて、リリーフ通路３２を通して油圧
ポンプ２２の吸入側に還流する作動油の流量（パイロッ
ト電磁弁４２が閉じている状態では、リリーフ通路３１
を通して油圧ポンプ２１の吸入側に還流する作動油の流
量より多い）が制御されるようになっている。
度を制御する主弁５１のみで構成されていて、主弁５１
は、スプール５１ａとこれを閉方向に付勢するスプリン
グ５１ｂを有して、スプール５１ａの両端には油圧ポン
プ２２の吐出通路に設けた絞り６２の前後差圧がパイロ
ット圧として付与されるように構成されており、スプリ
ング５１ｂと絞り６２の前後差圧によってスプール５１
ａの作動が制御されて、リリーフ通路３２を通して油圧
ポンプ２２の吸入側に還流する作動油の流量（パイロッ
ト電磁弁４２が閉じている状態では、リリーフ通路３１
を通して油圧ポンプ２１の吸入側に還流する作動油の流
量より多い）が制御されるようになっている。
【００１０】ところで、本実施形態においては、流量制
御弁４０より下流にあるリリーフ通路３１と流量制御弁
５０より下流にあるリリーフ通路３２が接続通路３３に
て接続されるとともに、油圧ファンモータ１１とパワー
ステアリング装置１２に作動油が共に供給されている状
態で還流量の多い側のリリーフ通路３２から還流量の少
ない側のリリーフ通路３１への作動油の流動を許容する
チェック弁７０が接続通路３３に介装されている。した
がって、還流量の多い側のリリーフ通路３２からチェッ
ク弁７０を介装した接続通路３３を通して還流量の少な
い側のリリーフ通路３１にリリーフ通路３２を還流する
作動油の一部を導入することができるため、還流量の多
い側の油圧ポンプ２２でのスーパーチャージ作用による
キャビテーションの抑制効果を十分に確保した上で、還
流量の少ない側の油圧ポンプ２１でのスーパーチャージ
作用を高めてキャビテーションの抑制効果を十分に確保
することができる。かかる作用効果は図２〜図５で確認
できるものであり、図２は接続通路３３とチェック弁７
０を設けない場合の油圧ポンプ２２の回転数と吸込圧の
関係を示し、図３は接続通路３３とチェック弁７０を設
けない場合の油圧ポンプ２１の回転数と吸込圧の関係を
示し、図４は接続通路３３とチェック弁７０を設けた場
合の油圧ポンプ２２の回転数と吸込圧の関係を示し、図
５は接続通路３３とチェック弁７０を設けた場合の油圧
ポンプ２１の回転数と吸込圧の関係を示している。
御弁４０より下流にあるリリーフ通路３１と流量制御弁
５０より下流にあるリリーフ通路３２が接続通路３３に
て接続されるとともに、油圧ファンモータ１１とパワー
ステアリング装置１２に作動油が共に供給されている状
態で還流量の多い側のリリーフ通路３２から還流量の少
ない側のリリーフ通路３１への作動油の流動を許容する
チェック弁７０が接続通路３３に介装されている。した
がって、還流量の多い側のリリーフ通路３２からチェッ
ク弁７０を介装した接続通路３３を通して還流量の少な
い側のリリーフ通路３１にリリーフ通路３２を還流する
作動油の一部を導入することができるため、還流量の多
い側の油圧ポンプ２２でのスーパーチャージ作用による
キャビテーションの抑制効果を十分に確保した上で、還
流量の少ない側の油圧ポンプ２１でのスーパーチャージ
作用を高めてキャビテーションの抑制効果を十分に確保
することができる。かかる作用効果は図２〜図５で確認
できるものであり、図２は接続通路３３とチェック弁７
０を設けない場合の油圧ポンプ２２の回転数と吸込圧の
関係を示し、図３は接続通路３３とチェック弁７０を設
けない場合の油圧ポンプ２１の回転数と吸込圧の関係を
示し、図４は接続通路３３とチェック弁７０を設けた場
合の油圧ポンプ２２の回転数と吸込圧の関係を示し、図
５は接続通路３３とチェック弁７０を設けた場合の油圧
ポンプ２１の回転数と吸込圧の関係を示している。
【００１１】上記実施形態においては、本発明によるタ
ンデムポンプ装置を自動車の油圧ファンモータ１１とパ
ワーステアリング装置１２の両アクチュエータのために
適用したが、本発明によるタンデムポンプ装置は第１ア
クチュエータに作動油を供給する第１油圧ポンプと第２
アクチュエータに作動油を供給する第２油圧ポンプが連
動するように構成され、また第１油圧ポンプに吐出流量
の余剰分を第１リリーフ通路を通して吸入側に還流する
第１流量制御弁が設けられるとともに、第２油圧ポンプ
に吐出流量の余剰分を第２リリーフ通路を通して吸入側
に還流する第２流量制御弁が設けられるタンデムポンプ
装置には同様に実施できるものであり、上記実施形態に
限定されるものではない。
ンデムポンプ装置を自動車の油圧ファンモータ１１とパ
ワーステアリング装置１２の両アクチュエータのために
適用したが、本発明によるタンデムポンプ装置は第１ア
クチュエータに作動油を供給する第１油圧ポンプと第２
アクチュエータに作動油を供給する第２油圧ポンプが連
動するように構成され、また第１油圧ポンプに吐出流量
の余剰分を第１リリーフ通路を通して吸入側に還流する
第１流量制御弁が設けられるとともに、第２油圧ポンプ
に吐出流量の余剰分を第２リリーフ通路を通して吸入側
に還流する第２流量制御弁が設けられるタンデムポンプ
装置には同様に実施できるものであり、上記実施形態に
限定されるものではない。
【図１】 本発明によるタンデムポンプ装置の一実施形
態を示す油圧回路図である。
態を示す油圧回路図である。
【図２】 図１の接続通路とチェック弁を設けない場合
のパワーステアリング装置側の油圧ポンプの回転数と吸
込圧の関係を示すグラフである。
のパワーステアリング装置側の油圧ポンプの回転数と吸
込圧の関係を示すグラフである。
【図３】 図１の接続通路とチェック弁を設けない場合
の油圧ファンモータ側の油圧ポンプの回転数と吸込圧の
関係を示すグラフである。
の油圧ファンモータ側の油圧ポンプの回転数と吸込圧の
関係を示すグラフである。
【図４】 図１に示したパワーステアリング装置側の油
圧ポンプの回転数と吸込圧の関係を示すグラフである。
圧ポンプの回転数と吸込圧の関係を示すグラフである。
【図５】 図１に示した油圧ファンモータ側の油圧ポン
プの回転数と吸込圧の関係を示すグラフである。
プの回転数と吸込圧の関係を示すグラフである。
１１…油圧ファンモータ（第１アクチュエータ）、１２
…パワーステアリング装置（第２アクチュエータ）、２
１…油圧ポンプ（第１油圧ポンプ）、２２…油圧ポンプ
（第２油圧ポンプ）、３１…リリーフ通路（第１リリー
フ通路）、３２…リリーフ通路（第２リリーフ通路）、
３３…接続通路、４０…流量制御弁（第１流量制御
弁）、５０…流量制御弁（第２流量制御弁）、６１，６
２…絞り、７０…チェック弁、１００…タンク。
…パワーステアリング装置（第２アクチュエータ）、２
１…油圧ポンプ（第１油圧ポンプ）、２２…油圧ポンプ
（第２油圧ポンプ）、３１…リリーフ通路（第１リリー
フ通路）、３２…リリーフ通路（第２リリーフ通路）、
３３…接続通路、４０…流量制御弁（第１流量制御
弁）、５０…流量制御弁（第２流量制御弁）、６１，６
２…絞り、７０…チェック弁、１００…タンク。
Claims (1)
- 【請求項１】 第１アクチュエータに作動油を供給する
第１油圧ポンプと第２アクチュエータに作動油を供給す
る第２油圧ポンプが連動するように構成され、また第１
油圧ポンプに吐出流量の余剰分を第１リリーフ通路を通
して吸入側に還流する第１流量制御弁が設けられるとと
もに、第２油圧ポンプに吐出流量の余剰分を第２リリー
フ通路を通して吸入側に還流する第２流量制御弁が設け
られるタンデムポンプ装置において、第１流量制御弁よ
り下流にある第１リリーフ通路と第２流量制御弁より下
流にある第２リリーフ通路を接続通路にて接続するとと
もに、この接続通路に還流量の多い側のリリーフ通路か
ら還流量の少ない側のリリーフ通路への作動油の流動を
許容するチェック弁を介装したことを特徴とするタンデ
ムポンプ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8286951A JPH10131751A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | タンデムポンプ装置 |
| US08/957,183 US5950431A (en) | 1996-10-29 | 1997-10-24 | Tandem pump apparatus |
| DE19747620A DE19747620A1 (de) | 1996-10-29 | 1997-10-28 | Tandempumpvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8286951A JPH10131751A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | タンデムポンプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10131751A true JPH10131751A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17711074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8286951A Pending JPH10131751A (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | タンデムポンプ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5950431A (ja) |
| JP (1) | JPH10131751A (ja) |
| DE (1) | DE19747620A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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