JPH09126157A - タンデムポンプ装置 - Google Patents

タンデムポンプ装置

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JPH09126157A
JPH09126157A JP8210290A JP21029096A JPH09126157A JP H09126157 A JPH09126157 A JP H09126157A JP 8210290 A JP8210290 A JP 8210290A JP 21029096 A JP21029096 A JP 21029096A JP H09126157 A JPH09126157 A JP H09126157A
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JP
Japan
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passage
suction
recirculation
pump
return
Prior art date
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Application number
JP8210290A
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English (en)
Inventor
Hideki Nakayoshi
吉 英 記 仲
Naoki Ogushi
串 直 樹 大
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Priority to US08/703,878 priority patent/US5842837A/en
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • F04C15/06Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
    • F04C15/062Arrangements for supercharging the working space
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C11/00Combinations of two or more machines or pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type; Pumping installations
    • F04C11/001Combinations of two or more machines or pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type; Pumping installations of similar working principle

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  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸入口が、二つのバルブ下流側通路に開口す
るときのオフセットを適性にすること。 【解決手段】 第1還流通路26のバルブ下流側通路3
0と吸入口38とを結ぶ第1吸入通路40と、第2還流
通路32のバルブ下流側通路36と吸入口38とを結ぶ
第2吸入通路42とを備え、バルブ下流側通路30と第
1吸入通路40の合流部92とバルブ下流側通路36と
第2吸入通路42の合流部94とを適切な条件とオフセ
ットにしたタンデムポンプ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタンデムポンプ装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術】この種の従来技術としては、例えば実開平
5−986号公報に開示される技術が知られている。こ
れは、回転軸と、それぞれが吸入ポート及び吐出ポート
を持ち、吸入ポートから吸い上げた流体を圧縮し、吐出
ポートより吐出する従列配置したメインポンプ及びサブ
ポンプと、メインポンプの吐出ポートから吐出された流
体の一部をメインポンプの吸入ポートへ還流させるため
のメイン還流通路と、サブポンプの吐出ポートから吐出
された流体の一部をサブポンプの吸入ポートへ還流させ
るためのサブ還流通路と、メインポンプ及びサブポンプ
の外周部一側に位置するようメイン還流通路の途中に配
設され、流体の一部の吸入ポートへの還流量を制御する
メイン還流制御バルブと、サブ還流通路の途中にメイン
ポンプ及びサブポンプの外周部一側に配設され、流体の
一部の吸入ポートへの還流量を制御するサブ還流制御バ
ルブとを備えたポンプ装置であり、一つの吸入口が2つ
の還流通路のバルブ下流側通路に開口している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】吐出ポートより吐出さ
れた流体の一部をメインポンプの吸入ポートへ還流させ
る通路へ、吸入口から流体を合流させるポンプ装置にお
いては、還流通路の長さ、還流通路の太さ、還流通路を
流れる流体の流速及び圧力をチューニングすることでス
ーパーチャージ効果を発生し、気泡(キャビーションに
よる気泡)の発生を防止している。
【0004】ところで、上記の従来技術においては、1
つの吸入口が2つの還流通路のバルブ下流側通路に連通
していることから、吸入口から両方のバルブ下流側通路
への合流条件(合流部の通路の大きさ、角度、吸込口と
還流通路とのオフセット量など)を適正にすることは難
しい。よって、スーパーチャージ効果を有効に発揮する
ことが困難であるため気泡を含んだ流体が消滅すること
なく吸入ポートへ流れ、ポンプ効率の低下、騒音などを
招く恐れがある。
【0005】本発明は、吸入口から2つのバルブ下流側
通路への合流条件を適切に確保し、スーパーチャージ効
果を発揮できるタンデムポンプ装置を提供することを技
術的課題とする。
【0006】
【課題を解決する手段】上記の課題を解決するために、
請求項1において講じた手段は、回転軸と、回転軸の回
りに配設され、第1吸入ポート及び第1吐出ポートを持
ち、第1吸入ポートから吸い上げた流体を圧縮し、第1
吐出ポートより吐出する、回転軸により駆動される第1
ポンプと、回転軸の回りに配設され、第2吸入ポート及
び第2吐出ポートを持ち、第2吸入ポートから吸い上げ
た流体を圧縮し、第2吐出ポートより吐出する、回転軸
により駆動される第2ポンプと、第1吐出ポートから吐
出された流体の一部を第1吸入ポートへ還流させるため
の第1還流通路と、第2吐出ポートから吐出された流体
の一部を第2吸入ポートへ還流させるための第2還流通
路と、第1及び第2ポンプの外周部一側に位置するよう
第1還流通路の途中に配設され、第1ポンプの吐出流体
の一部の第1吸入ポートへの還流量を制御する第1還流
制御バルブと、第1及び第2ポンプの外周部一側に位置
するよう第2還流通路の途中に配設され、第2ポンプの
吐出流体の一部の第2吸入ポートへの還流量を制御する
第2還流制御バルブと、第1及び第2ポンプの外周部一
側に配設され、第1及び第2還流通路のバルブ下流側通
路に連通する吸入口と、第1還流通路のバルブ下流側通
路と吸入口とを結ぶ第1吸入通路と、第2還流通路のバ
ルブ下流側通路と吸入口とを結ぶ第2吸入通路とを備え
たことである。従って、吸入口と第1還流通路のバルブ
下流側通路を第1吸入通路で結び、吸入口と第2還流通
路のバルブ下流側通路を第2吸入通路で結んだので、各
吸入通路の各バルブ下流側通路への開口面積及び開口位
置を適正に確保することが可能となる。
【0007】請求項2において講じた手段は、第1還流
通路の第1還流制御バルブ下流側通路と第1吸入通路の
接続及び第2還流通路の第2還流制御バルブ下流側通路
と第2吸入通路の接続が、それぞれ所定量オフセットさ
れた位置で接続されたことである。従って、還流通路と
吸入通路を所定量オフセットして配置して合流すること
により、還流通路を流れる流体と吸入通路を流れる流体
との激しい衝突により、流体内部に気泡が混入すること
を防止することが可能となる。
【0008】請求項3において講じた手段は、第1吸入
通路の第1還流通路側の接続部が第1還流制御バルブの
隣接して配置され、第2吸入通路の第2還流通路側の接
続部が第2還流制御バルブの隣接して配置したことであ
る。従って、流体合流後の還流通路の長さを確保するこ
とができ、流体内部に含まれる気泡を分離する空間、時
間を確保することが可能となる。
【0009】請求項4において講じた手段は、第1還流
通路と第1吸入通路及び第2還流通路と第2吸入通路が
それぞれ垂直方向に配置されていることである。従っ
て、還流通路と吸入通路との配置をコンパクトに配置す
ることができ、タンデムポンプを小型化することが可能
となる。また、2つの還流制御バルブ、2つの還流通路
のバルブ下流側通路及び吸入口をポンプの外周部一側に
設けることが可能となり、2つの吸入通路の長さを極力
短くでき、流路抵抗を低下させることができる。その結
果、吸入通路内でのキャビテーションによる気泡の発生
を抑制できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図5
に示す図面を参照して説明する。このタンデムポンプ装
置は、第1ポンプ10と第2ポンプ12とを駆動軸14
によって駆動している。タンデムポンプ装置のハウジン
グは、図2に示すようにフロントハウジング16と、セ
ンターボディ18と、リヤハウジング20とから構成さ
れている。このタンデムポンプ装置は、更に、第1還流
制御バルブ22と、第2還流制御バルブ24と、第1還
流通路26と、第2還流通路32と、吸入口38と、第
1吸入通路40と、第2吸入通路42とを備えている。
なお、図1に示すように、第1還流通路26は第1還流
制御バルブ22の上流側通路28と第1還流制御バルブ
22の下流側通路30とから構成されており、第2還流
通路32は第2還流制御バルブ24の上流側通路34と
第2還流制御バルブ24の下流側通路36とから構成さ
れている。
【0011】図2に示されるように、駆動軸14は、フ
ロントハウジング16、センターボディ18、リヤハウ
ジング20の中に嵌挿され、プーリ44に取り付けられ
る図示しないベルトを介して車輌用エンジン(図示せ
ず)により駆動される。
【0012】第1ポンプ10は、フロントハウジング1
6とセンターボディ18との間に配置されたトロコイド
ポンプである。図2及び図3に示されるように、第1ポ
ンプ10は、センターボディ18側に設けた吸入ポート
46と吐出ポート48と、駆動軸14に固定されるイン
ナロータ50と、フロントハウジング16の凹部17に
回動自在に配置されたアウターロータ52とから構成さ
れている。アウターロータ52は、インナロータ50と
噛合してインナロータ50との間に複数の作用空間54
を形成している。
【0013】第2ポンプ12は、センターボディ18と
リアハウジング20との間に配置されたベーンポンプで
ある。第2ポンプ12は、図2及び図4に示されるよう
に、リヤハウジング20の凹部21に配置されたプレッ
シャープレート56、カムリング58、駆動軸14に固
定されるロータ60、ロータ60に取り付けた複数のベ
ーン62、吸入ポート64、吐出ポート66とから構成
されている。図4に示すように、吸入ポート64および
吐出ポート66は、ロータ60の回りにそれぞれ2ヵ所
形成されている。また、吸入ポート64は、カムリング
58の外周に形成される吸入油室65に連通している。
第2ポンプ12は、第2還流制御バルブ24の下流側通
路36からの油を吸入油室65、吸入ポート64、吐出
ポート66を介して第2ポンプ吐出通路67へ吐出して
いる。
【0014】第1還流制御バルブ22は、第1ポンプ1
0から吐出される油の一部を吸入ポート46へ還流させ
る量を制御するものであり、図2に示すようにセンター
ボディ18の駆動軸14上側に配設されている。また、
図5に示すように、この還流制御バルブ22は、スプリ
ング68、スプールバルブ70とから構成されている。
図5においては、スプールバルブ70の先端72が空間
78を形成するハウジングに近接しているが、先端72
には図示しない切削溝が形成されており第1ポンプ吐出
通路74は常に連通している。スプリング68は、スプ
ールバルブ70を図示左方向に付勢している。しかしな
がら、スプリング68のバネ力は、第1ポンプ吐出通路
74の空間76の油圧がスプールバルブ70を図示右方
向へ付勢する力よりも小さく設定されている。そこで、
第1ポンプ吐出通路74の空間78から分岐する分岐通
路80を介して、空間78の油の一部をスプリング68
を収容する収容室82へ導びくことで、スプリング68
のバネ力と収容室82の油圧とによってスプールバルブ
70を図示左方向に移動させる。また、第1還流制御バ
ルブ22は、エレクトロニックコントロールユニット8
4(以下、ECUと称する)により制御されるリニアソ
ルノイドバルブ86が設けられている。リニアソルノイ
ドバルブ86は収容室82の圧力を制御している。具体
的には、リニアソルノイドバルブ86のバルブ88を開
放して、収容室82の油をフィルター90、通路92を
介してオイル吸い込み94へドレンすることで、収容室
82の圧力を低下する。逆に、リニアソルノイドバルブ
86のバルブ88を閉鎖して、分岐通路80の油を収容
室82へ導いて室圧を上昇させる。
【0015】第2還流制御バルブ24は、第2ポンプ1
2から吐出される油の一部を吸入ポート64へ還流させ
る量を制御するものであり、図2に示すようにリアハウ
ジング20の駆動軸14上側に配設されている。尚、こ
の第2還流制御バルブ24は、第1還流制御バルブ22
と同じ構造であるが、ECUにより制御されるリニアソ
ルノイドバルブは付属されていない。
【0016】第1還流通路26は、図1に示されるよう
に、第1ポンプ10の吐出ポート48から吐出された油
の一部を第1ポンプ10の吸入ポート46へ還流する通
路である。第1還流通路26を介して吸入ポート46へ
還流する油量は、第1還流通路26の途中に配置した第
1還流バルブ22によって制御される。第1還流通路2
6の下流側通路30は、図2に示されるように、センタ
ーボディ18の駆動軸14の上部に配置しており、第1
還流制御バルブ22と第1ポンプ10の吸入ポート46
とを直線的に連通している。
【0017】また、第2還流通路32は、図1に示され
るように、第2ポンプ12の吐出ポート64から吐出さ
れた油の一部を第2ポンプ12の吸入ポート64へ還流
する通路である。第2還流通路32を介して吸入ポート
64へ還流する油量は、第2還流通路32の途中に配置
した第2還流バルブ24によって制御される。第2還流
通路32の下流側通路36は、図2に示されるように、
リアハウジング20の駆動軸14の上側に配置してお
り、第2還流制御バルブ24と第2ポンプ12の吸入油
室65とを直線的に連通している。
【0018】吸入口38は、図1に示されるように、オ
イルパン90と連通している。また、吸入口38は、第
1吸入通路40と第2吸入通路42とに分岐しており、
それぞれの通路は、下流側通路30、36に連通してい
る。吸入口38、第1吸入通路40、第2吸入通路42
は、それぞれ図2の駆動軸14上側に配設されている。
【0019】第1吸入通路40と下流側通路30との合
流部92、第2吸入通路42と下流側通路36との合流
部94について説明する。
【0020】第1吸入通路40を流れるオイルパン90
からの油の流れと、下流側通路30を流れる第1還流通
路26の油の流れが合流することによって、合流条件に
よっては、油に内在するガス分が気泡となって発生す
る。この気泡が油と共に吸入ポート46から第1ポンプ
10内に入り込むことで、第1ポンプ10が騒音を発生
したり、必要とされる油量が第1ポンプ吐出通路74へ
流れないなどの不具合が発生する。これらの不具合につ
いては、第2ポンプ12においても同様である。一方、
油に内在するガス分を気泡としないスーパーチャージ効
果について、さまざまな実験を行って、次の実験結果を
得た。
【0021】まず、図6には、下流側通路30の流路面
積Sと下流側通路30の流路長さLとの関係を示す第1
の実験結果を示す。この実験結果は、図7に示すような
試験キット100をさまざまな条件で作成して、試験ポ
ンプ102の発生する騒音を測定した。図6に示す斜線
領域は、試験ポンプ102が実用化できる低騒音域を示
している。試験キット100は、試験ポンプ102、下
流側通路に相当する流路104、還流制御バルブに相当
するバルブ106、吸入通路に相当する通路108から
構成されている。試験ポンプ102は、第1ポンプ10
と同型のトロコイドポンプと図7に示すように第2ポン
プ12と同型のベーンポンプを準備した。なお、図7の
作図の都合上、ベルブ106の摺動方向と、通路108
が平行に記載されているが、通路108は試験ポンプ1
02の駆動軸103と同方向に配置されている。流路1
04の長さをLとし、流路104の面積をSとし、流路
104の油圧、試験ポンプ102の回転数を一定とし
て、流路104の長さLと面積Sを変化させた。
【0022】図6に示す第1の実験結果から得られるこ
とは、同一面積であるならば、流路長さを長くした方が
騒音が少ない。つまり、スーパーチャージ効果によって
キャビテーションによる気泡が発生しないことが明確で
ある。このことは、仮に通路108と流路104との合
流により気泡が発生しても、流路104が長いことによ
り気泡が下方に位置した試験ポンプ102に吸い込まれ
ないことに起因するものと推察される。
【0023】次に、図8には、図7に示す試験キット1
00の流路104の中心に対して、通路108の中心位
置をバルブ106の移動方向にオフセットした場合にお
ける、オフセット量に対する試験ポンプ102の騒音限
界の回転数を示している。流路104の径は、2種類の
大きさを準備した。なお、バルブ106の開方向(図7
における左方向)を+(プラス)表示しており、バルブ
106の閉方向(図7における右方向)を−(マイナ
ス)表示している。図7に示す斜線領域は、試験ポンプ
102が実用化できない高騒音域を示している。図7に
示された試験結果から、流路の径にかかわらず通路10
8はバルブ106の開方向に若干量オフセットすること
でスーパーチャージ効果が大きいことが明白である。こ
のことは、流路104内の油の流れと通路108内の油
の流れが螺旋状に混じり合うことによって気泡の発生を
抑えることができるものである。
【0024】従って、試験キット100を用いた上記の
実験の結果、合流部92、94の好ましい条件は、第1
吸入通路40、第2吸入通路42が下流側通路30、3
6の長さを確保できる第1還流制御バルブ22、第2還
流制御バルブ24に隣接した位置で、それぞれ下流側通
路30、36に合流していることと、この合流部分が所
定量オフセットされていることである。この条件に合わ
せるように、第1吸入通路40は、第1還流制御バルブ
22に隣接して下流側通路30に所定量オフセットして
合流している。第2吸入通路42についても同様であ
る。
【0025】なお、図1に示されるように、第1ポンプ
10の吐出通路74には、油圧モータ110が接続され
ており、油圧モータ110には、ラジエータ112を冷
却するためのファン114が回転可能に接続されてい
る。ECU84は、ラジエータ112の冷却水の温度が
上昇すると信号を出力し、第1還流制御バルブ22の還
流量を調整する。
【0026】また、第2ポンプの吐出通路67には、パ
ワーステアリング116が接続されていて、第2還流制
御バルブ24により、パワーステアリング116に送ら
れる油の量は一定に保たれている。
【0027】次に本発明の実施の形態の作用について説
明する。
【0028】第1ポンプ10及び第2ポンプ12では、
駆動軸14の回転速度に応じた流量の油が吐出ポート4
8、66から吐出通路74、67へ吐出される。吐出通
路74、67へ吐出された油の一部は、還流制御バルブ
22、24により、第1還流通路26、第2還流通路3
2を流れ下流側通路30、36へ流出され吸入通路4
0、42と合流し、吸入ポート46、66へ流れる。
【0029】第1還流制御バルブ22は、ラジエータ1
12内の冷却水の温度が低い時は、ECU84によりリ
ニアソルノイドバルブ86が通電され、スプールバルブ
70に掛かる背圧を減らすことにより、スプールバルブ
70を図5における右方向へ移動し、バルブ上流側通路
28とバルブ下流側通路30とを連通させる。
【0030】第2還流制御バルブ24は、吐出通路67
に流れる油の量を一定にするためのものである。よっ
て、第2ポンプ12からの吐出油量が増大し、第2還流
制御バルブ24に所定圧以上の吐出圧がかると第2還流
通路32のバルブ上流側通路34とバルブ下流側通路3
6とを連通する。
【0031】この還流制御バルブ22、24からの流出
時のバルブの絞りによりキャビテーションが発生し、還
流制御バルブ22、24から流出する油に気泡が含まれ
るが、本実施の形態においては、バルブ下流側通路3
0、36と第1吸入通路40、第2吸入通路42との合
流部92、94の位置、オフセット量によるスーパーチ
ャージ効果により気泡を第1ポンプ10、第2ポンプ1
2に吸い込ませることがない。また、吸入口38とバル
ブ下流側通路30、36とをそれぞれ独立した吸入通路
40、42で連結したので、合流部92、94の位置、
オフセット量を自由に設定することができる。その結
果、スーパーチャージ効果を最大限有効に使うことが可
能となる。
【0032】また、還流制御バルブ22、24と吸入口
38を第1ポンプ10及び第2ポンプ12の外周部の一
側に集中して配設したことから、タンデムポンプ装置を
小型化することができ、吸入通路40、42の長さを極
力短くでき、吸入通路40、42内での流路抵抗を低下
させることができ、吸入通路40、42内でのキャビテ
ーションを抑制できる。
【0033】また、バルブ下流側通路30、36や吸入
通路40、42を全てストレートにしたことから、セン
ターボディ18、リアハウジング20の製造時の鋳造に
おいて、中子を容易に抜くことができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、吸入口と第1
還流通路のバルブ下流側通路を第1吸入通路で結び、吸
入口と第2還流通路のバルブ下流側通路を第2吸入通路
で結んだので、各吸入通路の各バルブ下流側通路への開
口面積及び開口位置を適正に確保することができる。
【0035】請求項2の発明によれば、還流通路と吸入
通路を所定量オフセットして配置して合流することによ
り、還流通路を流れる流体と吸入通路を流れる流体との
激しい衝突により、流体内部に気泡が混入することを防
止することができる。
【0036】請求項3の発明によれば、流体合流後の還
流通路の長さを確保することができ、流体内部に含まれ
る気泡を分離する空間、時間を確保することができる。
【0037】請求項4の発明によれば、還流通路と吸入
通路との配置をコンパクトに配置することができ、タン
デムポンプを小型化することができる。また、2つの還
流制御バルブ、2つの還流通路のバルブ下流側通路及び
吸入口をポンプの外周部一側に設けることが可能とな
り、2つの吸入通路の長さを極力短くでき、流路抵抗を
低下させることができる。その結果、吸入通路内でのキ
ャビテーションによる気泡の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム図である。
【図2】本発明の実施の形態のタンデムポンプ装置の断
面図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】図2におけるB−B断面図である。
【図5】図2におけるC−C断面図である。
【図6】流路面積と流路長さの関係を示すグラフであ
る。
【図7】試験キットの概要を示す断面図である。
【図8】ポンプの回転数とオフセット量の関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
10・・・第1ポンプ 12・・・第2ポンプ 14・・・回転軸 22・・・第1還流制御バルブ 24・・・第2還流制御バルブ 26・・・第1還流通路 30・・・第1還流通路のバルブ下流側通路 32・・・第2還流通路 36・・・第2還流通路のバルブ下流側通路 38・・・吸入口 40・・・第1吸入通路 42・・・第2吸入通路 46・・・第1吸入ポート 48・・・第1吐出ポート 64・・・第2吸入ポート 66・・・第2吐出ポート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、 前記回転軸の回りに配設され、第1吸入ポート及び第1
    吐出ポートを持ち、前記第1吸入ポートから吸い上げた
    流体を圧縮し、前記第1吐出ポートより吐出する、前記
    回転軸により駆動される第1ポンプと、 前記回転軸の回りに配設され、第2吸入ポート及び第2
    吐出ポートを持ち、前記第2吸入ポートから吸い上げた
    流体を圧縮し、前記第2吐出ポートより吐出する、前記
    回転軸により駆動される第2ポンプと、 前記第1吐出ポートから吐出された流体の一部を前記第
    1吸入ポートへ還流させるための第1還流通路と、 前記第2吐出ポートから吐出された流体の一部を前記第
    2吸入ポートへ還流させるための第2還流通路と、 前記第1及び第2ポンプの外周部一側に位置するよう前
    記第1還流通路の途中に配設され、前記第1ポンプの吐
    出流体の一部の前記第1吸入ポートへの還流量を制御す
    る第1還流制御バルブと、 前記第1及び第2ポンプの前記外周部一側に位置するよ
    う前記第2還流通路の途中に配設され、前記第2ポンプ
    の吐出流体の一部の前記第2吸入ポートへの還流量を制
    御する第2還流制御バルブと、 前記第1及び第2ポンプの前記外周部一側に配設され、
    前記第1及び第2還流通路のバルブ下流側通路に連通す
    る吸入口と、 前記第1還流通路の前記第1還流制御バルブ下流側通路
    と前記吸入口とを結ぶ第1吸入通路と、 前記第2還流通路の前記第2還流制御バルブ下流側通路
    と前記吸入口とを結ぶ第2吸入通路とを備えたタンデム
    ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1還流通路の前記第1還流制御バ
    ルブ下流側通路と前記第1吸入通路の接続及び前記第2
    還流通路の前記第2還流制御バルブ下流側通路と前記第
    2吸入通路の接続が、それぞれ所定量オフセットされた
    位置で接続されたことを特徴とする請求項1のタンデム
    ポンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1吸入通路の前記第1還流通路側
    の接続部が前記第1還流制御バルブの隣接して配置さ
    れ、前記第2吸入通路の前記第2還流通路側の接続部が
    前記第2還流制御バルブの隣接して配置されたことを特
    徴とする請求項2のタンデムポンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1還流通路と前記第1吸入通路及
    び前記第2還流通路と前記第2吸入通路がそれぞれ垂直
    方向に配置されていることを特徴とする請求項3のタン
    デムポンプ装置。
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