JPH04237675A - パワーステアリングシステム - Google Patents

パワーステアリングシステム

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JPH04237675A
JPH04237675A JP3015877A JP1587791A JPH04237675A JP H04237675 A JPH04237675 A JP H04237675A JP 3015877 A JP3015877 A JP 3015877A JP 1587791 A JP1587791 A JP 1587791A JP H04237675 A JPH04237675 A JP H04237675A
Authority
JP
Japan
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pump
vane
power steering
oil
spool
Prior art date
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Pending
Application number
JP3015877A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Iwata
岩田 洋人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/062Details, component parts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/2496Self-proportioning or correlating systems
    • Y10T137/2559Self-controlled branched flow systems
    • Y10T137/2564Plural inflows
    • Y10T137/2572One inflow supplements another
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/2496Self-proportioning or correlating systems
    • Y10T137/2559Self-controlled branched flow systems
    • Y10T137/2574Bypass or relief controlled by main line fluid condition

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベーンポンプを備えた
パワーステアリングシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリングシステムは、一般に
、ベーンポンプから吐出されたオイルをパワーステアリ
ングのサーボ弁を介してパワーシリンダに給排すること
により操舵補助力を付与するようになっている。上記ベ
ーンポンプは、ほぼ楕円形のカム面を有するカムリング
と、このカムリング内で回転するロータと、ロータに形
成された半径方向スリット内で進退動する複数枚のベー
ンとを備えており、隣接する2枚のベーン間に形成され
るポンプ室の容積を、ロータの回転に伴って増減させる
ことによりポンプ作用を行うものであり、ロータ回転時
に各ベーンがカムリングのカム面に確実に摺接するよう
に、吐出されたオイルをベーンの背面側に導入している
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパワーステ
アリングシステムでは、ベーンポンプの1回転当りの吐
出量は一定であるから高速時には必要以上の流量を吐出
することになるため、駆動馬力の損失が大きいという問
題があった。また、ベーンの背面に吐出圧油を導入して
いたため、吸入領域でのベーンのカム面への押付力が大
きくなり、カム面とベーン先端との摺動による摩耗があ
った。その結果、吸入効率を上げるためにカム面に面取
りを行ったり、吸入穴を設けることは不可能であった。 さらに、ベーンのカム面への押付力が大きいため摺動抵
抗も大きくなり、駆動馬力を無駄に消費するという欠点
もあった。
【0004】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、高速時の不必要な消費エネルギーを低減すること
ができるパワーステアリングシステムを提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパワーステ
アリングシステムは、パワーステアリングに作動油を供
給するベーンポンプと、このベーンポンプと同一の駆動
シャフトによって回転駆動されるサブポンプと、ポンプ
回転数が設定値になったときに切換作動されるコントロ
ールバルブとを備えており、設定値よりも低回転時には
、上記サブポンプからの吐出油をベーンポンプのベーン
背面に送り、高回転時には、ベーン背面への供給を停止
してパワーステアリングへ供給するものである。
【0006】第2の発明は、コントロールバルブによっ
て2つのポンプからの流路を切換え、サブポンプの低回
転時には、ベーンポンプからの吐出油をパワーステアリ
ングに供給するとともに、ベーンの背面に導入し、中回
転時には、ベーンポンプからの吐出油のベーン背面への
供給を遮断してサブポンプからの吐出油をベーン背面に
導入し、高回転時には、サブポンプからの吐出油のベー
ン背面への供給を遮断してパワーステアリングに送るよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】本発明に係るパワーステアリングシステムでは
、高速時にはベーンポンプの機能を停止してサブポンプ
からの吐出油をパワーステアリングに供給するようにし
たので、高速時の消費馬力が低減される。
【0008】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。 図1は本発明の一実施例に係るパワーステアリングシス
テムに用いられるオイルポンプの縦断面図であり、ほぼ
円筒状のフロントボディ2と板状のリアボディ4とを突
き合わせてポンプボディ6が形成され、フロントボディ
2の空間内にベーンポンプ(メインポンプ)のカートリ
ッジ8が収容され、リアボディ4の内部にはトロコイド
ポンプ(サブポンプ)10が収容されている。
【0009】フロントボディ2の小径筒部2aからポン
プボディ6内に駆動シャフト12が挿入され、ベアリン
グ14,16によって回転自在に支持されている。なお
、18はポンプ内の液密を保持するオイルシールである
。駆動シャフト12のポンプボディ6内の中間部分には
、ロータ20がスプラインにより連結されて回転駆動さ
れるようになっている。ロータ20には円周方向等間隔
に、半径方向のスリットが形成され、各スリット内にベ
ーン21が進退動可能に嵌挿されている。このロータ2
0の外周側には、ほぼ楕円形のカム面を有するカムリン
グ22が配設されている。これらロータ20およびカム
リング22はフロントボディ2内に配置されたプレッシ
ャプレート24とリアボディ4とに挾持されてポンプカ
ートリッジ8を構成している。
【0010】上記ロータ20がカムリング22内で回転
すると、各ベーン21がスリット内で進退動してカムリ
ング22のカム面に摺接し、隣接する2枚のベーン21
間に形成された各ポンプ室の容積が増減してポンプ作用
を行う。このポンプカートリッジ8から高圧室26内に
吐出されたオイルは、フローコントロールバルブ28を
介してパワーステアリング(図示せず)に送られ、余剰
流量は吸込ポートからのオイルと合流し吸込通路30を
経てポンプカートリッジ8の吸込側に送られる。
【0011】リアボディ4内に設けられたトロコイドポ
ンプ10は、内歯のステータ32と、このステータ32
よりも1枚少ない歯を有し、ステータ32内を偏心回転
する外歯のロータ34から成っており、上記フロントボ
ディ2の吸込通路30に続くリアボディ4の吸込通路3
5からオイルを吸入し、通路36を介して吐出する。こ
のトロコイドポンプ10からの吐出油はコントロールバ
ルブ38に送られる。
【0012】このコントロールバルブ38について図2
により説明する。リアボディ4のバルブ孔40内にスプ
ール42が摺動自在に嵌合している。このスプール42
は、一方の端面側の液室44内に収容されたスプリング
46によって他方の液室48側に押され、ストッパ42
aがバルブ孔40の端面に当って停止する。スプール4
2の外周面には2つの環状溝42b,42cが形成され
、ストッパ42a寄りの環状溝42bからスプール内部
を通ってスプリング46を収容した液室44へ連通する
通路42dが設けられている。
【0013】トロコイドポンプ10からの吐出通路36
は、2本の分岐路36a,36bに分岐してバルブ孔4
0内に開口している。その一方36aは上記ストッパ4
2a側の液室48に、他方は、非作動状態のスプール4
2のスプリング46寄りの環状溝42c内にそれぞれ吐
出油を導入する。また、バルブ孔40には、図示しない
パワーステアリングと上記ベーンポンプ8のベーン21
背面へそれぞれ連通する2本の通路50,52が設けら
れている。パワーステアリングへの通路50は、スプー
ル42非作動時にはそのストッパ42a側のランド42
eによって閉塞され、スプール42の移動によって液室
48と連通するようになっており、ベーン背面への通路
52は、上記トロコイドポンプ10からの吐出通路36
の一方の分岐路36bが開口する環状溝42c内に開口
している。また、スプール42の環状溝42c内に開口
する吐出通路36bと、パワーステアリングへの通路5
0のバルブ孔40への開口部にはそれぞれオリフィス5
4,56が設けられている。また、通路50内には、ベ
ーンポンプ8の非作動時にトロコイドポンプ10からの
逆流を防止するためにチェックバルブ55が設けられて
いる。なお、スプリング46が収容された液室44はド
レン通路57を介してタンク等の低圧部に連通している
。上記パワーステアリングへの通路50とスプール42
の環状溝42cへ開口する2本の通路36b,52は、
スプール42の移動によって図3に示すように、パワー
ステアリングへの通路50のオリフィス56が開き始め
た後、トロコイドポンプ10の吐出通路36bのオリフ
ィス54が閉じ、また、この時点ではベーン背面への通
路52は開放している。さらにスプール42が移動する
と、図4に示すように、ベーン21背面への通路52が
閉じ、その後吐出通路36bのオリフィス54が開くよ
うになっている。
【0014】以上の構成に係るパワーステアリングシス
テムでは、サブポンプとしてのトロコイドポンプ10の
吐出量は、ベーンポンプ8のベーン21背面側で必要と
する油量よりも大きく設定されており、アイドリング状
態から低速走行時には、トロコイドポンプ10の吐出量
は少なくスプール42が移動しないため(図2の状態)
、その吐出油は、吐出通路36b、オリフィス54、ス
プール42の環状溝42cおよび通路52を介してベー
ン21の背面へ送られ、ベーンポンプ8は通常のポンプ
作用を行い、その吐出油がパワーステアリングへ供給さ
れる。
【0015】上記の状態から回転数が上昇すると、トロ
コイドポンプ10からの吐出油が導入される液室48内
の圧力が上昇してスプール42が右行する。オリフィス
54,56の目的は、各々オリフィス上流側の圧力を高
め、スプール42の両端に作用する油圧に差を付けるた
めである。高速になればなる程、オリフィスによる圧力
降下が大きくなり、よってスプール42は右方向に移動
することになる。図3の状態迄スプール42が移動する
と、ストッパ42a側の液室48とパワーステアリング
への通路50が連通するので、トロコイドポンプ10の
吐出油がパワーステアリングへ供給されるとともに、ス
プール42の環状溝42cへ開口していたオリフィス5
4が閉じられるため、ベーン21背面への圧油の供給が
遮断され、ベーンポンプ8の機能が停止する。
【0016】さらに回転数が上ってトロコイドポンプ1
0からの流量が増加すると、パワーステアリングへの通
路50の開口部にオリフィス56が設けられているため
、液室48内の圧力が上昇しスプール42をさらに右行
させる(図4の状態)。この状態では、トロコイドポン
プ10からの供給通路36bのオリフィス54が、内部
通路42dが設けられている環状溝42b内に開放され
、吐出油の一部が余剰流量として還流されるため、パワ
ーステアリングには必要以上の流量を供給しない。
【0017】このようにメインのベーンポンプ8に加え
てサブポンプ(トロコイドポンプ)10を設け、このト
ロコイドポンプ10からの吐出油をベーン背面に導入し
てベーンポンプ8のポンプ作用を行わせ、高回転時には
ベーンポンプ8の機能を停止させるようにしたので、高
速時の消費エネルギーを低減することができる。また、
トロコイドポンプ10は始動性が良いため、パワーステ
アリングの低温始動性を向上させることができる。しか
も、トロコイドポンプ10からベーン21背面へ導入さ
れる吐出油は低圧であるため、ベーン21のカムリング
22への押付力が小さく、カムリング22とベーン21
の耐久性を向上させることができる。
【0018】なお、吸込領域でのベーン21のカムリン
グ22への押付力が小さいため、図5A,5Bに示すよ
うに、カムリング22の吸込領域に面取り22aを設け
ることができ、吸入効果を上げることができる。その結
果、充填効率の向上によりキャビテーションの発生回転
数を高回転数迄伸ばすこどができる。また、面取り22
aに換えて、カムリング22の外面からカム面へ向けて
穴を明けるようにしても良い。
【0019】図6は第2の実施例に係るパワーステアリ
ングシステムを簡略化して示す図であり、102は、パ
ワーステアリング104に作動油を供給するベーンポン
プ(メインポンプ)、106は、車速に比例したスピー
ドで回転する車速センサーポンプ(サブポンプ)であり
、これら2つのポンプ102,106は、コントロール
バルブ108およびチエックバルブ109を介してパワ
ーステアリング104に接続されている。なお、車速ポ
ンプ106には、車両の前進、後退に対応して回転方向
が反転する軸部からの取出しを考慮して、逆方向の2つ
のチェックバルブ110,112が設けられている。
【0020】コントロールバルブ108は、図8に示す
ように、バルブ孔114内に摺動可能に収容されたスプ
ール116を備えている。スプール116は、一方の端
面側の液室118内に収容されたスプリング120によ
って他方の端面側の液室122側に付勢され、ストッパ
116aがバルブ孔114の端面に当って停止する。ス
プール116の外周面には3本の環状溝(図示左方から
第1、第2、第3とする)116b,116c,116
dが形成されている。また、第1の環状溝116bとス
プリング室118とを連通する通路116eおよびこの
室118からのドレン通路117が設けられている。
【0021】一方、バルブ孔114内には、ベーンポン
プ102、車速センサーポンプ106およびパワーステ
アリング104等への接続通路が開口している。車速セ
ンサーポンプからの吐出通路124は2本の分岐路12
4a,124bに分岐し、一方124aがストッパ11
6a側の液室122内に開口し、他方124bはスプー
ル116の非作動時に第2環状溝116cと第3環状溝
116dとの間のランド116fによって閉塞される位
置に開口している。吐出通路124の後者124bの開
口部にはオリフィス126が設けられている。パワース
テアリング104への接続通路128は、第1環状溝1
16bの第2環状溝116c寄りの位置に開口しており
、その開口部にはオリフィス130および上記チェック
バルブ109が設けられている。このチェックバルブ1
09は、パワーステアリング104から接続通路128
、第1環状溝116b、通路116eおよび室118を
介してタンクへ逆流することを防止するために設けられ
ている。ベーンポンプ102からの吐出油が導入される
通路132およびベーンの背面に圧油を送る通路134
は、第3環状溝116dのスプリング室118寄りと第
2環状溝116c寄りとにそれぞれ設けられている。
【0022】以上の構成に係るパワーステアリングシス
テムでは、停止時、極低速時および後退時には、スプー
ル116は作動せず(図8の状態)、ベーンポンプ10
2の吐出油が通路132、第3環状溝116dおよび通
路134を介してベーンの背面へ送られ、従来と同様に
ベーンポンプ102が作動してパワーステアリング10
4に圧油を供給する。
【0023】低速〜中速時には、ストッパ116a側の
液室122の圧力が上昇してスプール116が図9に示
す位置迄移動する。この位置では、車速センサーポンプ
106の吐出通路124のランド116fによって閉塞
されていた側124bが第2環状溝116c内に開放さ
れ、ベーン背面への通路134はランド116fによっ
てベーンポンプ102の吐出通路132から遮断され、
第2環状溝116cを介して上記車速センサーポンプ1
06の吐出通路124bに接続される。従って、ベーン
の背面には車速センサーポンプ106からのオイルが送
られてベーンポンプ102が作動される。
【0024】さらに車速が上がって高速になると、液室
122内の圧力上昇によってスプール116はより大き
く右行する(図10の状態)。この時には、パワーステ
アリング104への通路128が液室122内に開放さ
れて車速センサーポンプ106からの吐出通路124の
一方124aに接続される。吐出通路124の他方側1
24bは、第2環状溝116cから遮断され第1環状溝
116b内に開放される。また、ベーン背面への通路1
34は第2環状溝116c内に開放しており、車速セン
サーポンプ106の吐出通路124とは遮断される。そ
の結果、ベーンの背面には圧油が供給されないためベー
ンが押し出されずベーンポンプ102は機能を停止し、
パワーステアリング104には車速センサーポンプ10
6からのオイルが供給される。また、余剰流量は第1環
状溝116b、スプール116内部の通路116e、ス
プリング室118およびドレン通路117を介して還流
する。
【0025】上記実施例に係るパワーステアリングシス
テムでは、高速時にベーンポンプ102の機能を停止し
て、小容量のサブポンプ(車速センサーポンプ)106
のみでパワーステアリング104を作動させるため、駆
動トルクを削減することができる。また、ベーンの背面
側の圧力が車速センサーポンプ106の吐出油によって
保持されるため、カムとベーンの摺動による摩耗を減少
させることができ、しかも、摩擦トルクの減少により駆
動トルクを削減することができる。なお、車速センサー
ポンプ106としては、トロコイドポンプ、内接歯車ポ
ンプあるいは外接歯車ポンンプ等を用いることができる
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、高速
時にはベーンポンプの機能を停止して、小容量のサブポ
ンプのみでパワーステアリングを作動させるので、駆動
トルクを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパワーステアリングシ
ステムに用いられるオイルポンプの縦断面図である。
【図2】コントロールバルブの縦断面図である。
【図3】コントロールバルブの作動状態を示す図である
【図4】コントロールバルブの他の作動状態を示す図で
ある。
【図5】Aはカムリング要部の縦断面図、Bはカムリン
グ要部の正面図である。
【図6】第2の実施例に係るパワーステアリングシステ
ムの説明図である。
【図7】車速センサーポンプの回路図である。
【図8】コントロールバルブの縦断面図である。
【図9】コントロールバルブの作動状態を示す図である
【図10】コントロールバルブの他の作動状態を示す図
である。
【符号の説明】
8    ベーンポンプ 10  サブポンプ 12  駆動シャフト 21  ベーン 38  コントロールバルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パワーステアリングに作動油を供給す
    るベーンポンプと、このベーンポンプと同一の駆動シャ
    フトによって回転駆動されるサブポンプと、ポンプ回転
    数が設定値になったときに切換作動されるコントロール
    バルブとを備え、設定値よりも低回転時には、上記サブ
    ポンプからの吐出油をベーンポンプのベーン背面に送り
    、高回転時には、ベーン背面への供給を停止してパワー
    ステアリングへ供給することを特徴とするパワーステア
    リングシステム。
  2. 【請求項2】  パワーステアリングに作動油を供給す
    るベーンポンプと、車速に比例して回転数が変化するサ
    ブポンプと、このサブポンプの回転数に応じて切換作動
    されるコントロールバルブとを備え、サブポンプの低回
    転時には、ベーンポンプからの吐出油をパワーステアリ
    ングに供給するとともに、ベーンの背面に導入し、中回
    転時には、ベーンポンプからの吐出油のベーン背面への
    供給を遮断してサブポンプからの吐出油をベーン背面に
    導入し、高回転時には、サブポンプからの吐出油のベー
    ン背面への供給を遮断してパワーステアリングに送るよ
    うにしたことを特徴とするパワーステアリングシステム
JP3015877A 1991-01-16 1991-01-16 パワーステアリングシステム Pending JPH04237675A (ja)

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JP3015877A JPH04237675A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 パワーステアリングシステム
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JP3015877A JPH04237675A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 パワーステアリングシステム

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