JPWO2006022231A1 - 多関節ロボット - Google Patents

多関節ロボット Download PDF

Info

Publication number
JPWO2006022231A1
JPWO2006022231A1 JP2006531897A JP2006531897A JPWO2006022231A1 JP WO2006022231 A1 JPWO2006022231 A1 JP WO2006022231A1 JP 2006531897 A JP2006531897 A JP 2006531897A JP 2006531897 A JP2006531897 A JP 2006531897A JP WO2006022231 A1 JPWO2006022231 A1 JP WO2006022231A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
base
horizontal axis
link
supported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006531897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4618252B2 (ja
Inventor
田中 謙太郎
謙太郎 田中
智 末吉
智 末吉
田中 英次
英次 田中
浩二 津久田
浩二 津久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Publication of JPWO2006022231A1 publication Critical patent/JPWO2006022231A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4618252B2 publication Critical patent/JP4618252B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J5/00Manipulators mounted on wheels or on carriages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/106Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links
    • B25J9/1065Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links with parallelograms
    • B25J9/107Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links with parallelograms of the froglegs type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/02Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
    • B25J9/04Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type by rotating at least one arm, excluding the head movement itself, e.g. cylindrical coordinate type or polar coordinate type
    • B25J9/041Cylindrical coordinate type
    • B25J9/042Cylindrical coordinate type comprising an articulated arm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/106Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links
    • B25J9/1065Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links with parallelograms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

低い最低姿勢と長大な昇降ストロークを備えると共に、所定の位置精度を確保できる剛性を備えた多関節ロボットを提供する。第1水平軸(43)回りに回転自在にされた第1アーム(42)と、第1アーム(42)の他端で第2水平軸(45)回りに回転自在にされた第2アーム(44)と、第2アーム(44)の他端で第3水平軸(47)回りに回転自在にされた第3アーム(46)と、第3アーム(46)の他端で第4水平軸(49)回りに回転自在にされた昇降台(48)と、第1水平軸(43)回りに回転自在にされ、他端を第2水平軸(45)回りに回転自在にされた第4アームと、第1平行リンク機構(53)と第2平行リンク機構(56)と第3平行リンク機構(58)を備える。

Description

本発明は、多関節ロボット、特に垂直動作機構によって長大な昇降ストロークを実現する多関節ロボットに関するものである。
例えば、大型の液晶基板のようなワークを昇降させ、あるいは水平移動させるために、垂直動作機構と水平動作機構を組み合わせて、垂直動作機構に昇降動作を受け持たせ、水平動作機構に水平移動動作を受け持たせたロボットが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
特開2000−24966号公報 特開2002−326182号公報 特開平11−123675号公報
近年、このような産業用ロボットに対して、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークが求められているが、特許文献1あるいは特許文献2に記載のロボットを単純に拡大すると、アーム長が長大になり、最低姿勢を取ったときに長大なアームが水平に延びて場所をとるという問題があった。
また、単純に関節の数を増やしただけでは剛性が確保できず、そのため位置精度が確保されないという問題があった。
さらに、特許文献3に記載のロボットは直動タイプのため、長い昇降ストロークを確保するためには長い直動機構が必要なため、最低姿勢を取った時に据付面からの高さが高くなってしまうという問題があった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークを備えると共に、設置面の省スペース化を可能とし、所定の位置精度を確保できるような剛性を備えた産業用ロボットを提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するために、本発明は次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、多関節ロボットに係り、基台と、一端を前記基台に支持され、第1水平軸回りに回転自在にされた第1アームと、一端を前記第1アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第2水平軸回りに回転自在にされた第2アームと、一端を前記第2アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第3水平軸回りに回転自在にされた第3アームと、前記第3アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第4水平軸回りに回転自在にされた昇降台と、一端を前記基台に支持され、前記第1水平軸回りに回転自在にされた第4アームと、一端を前記第4アームに支持され、前記第1水平軸に平行な第5水平軸回りに回転自在にされ、他端を前記第2アームに支持されて前記第1水平軸に平行な第6水平軸回りに回転自在にされた第5アームと、前記第2水平軸に回転自在に支持された第1リンクベースと、前記第3水平軸に回転自在に支持された第2リンクベースと、前記基台と前記第1リンクベースに回転自在に支持されて、前記第1リンクベース、前記第1アームおよび前記基台とともに第1平行リンク機構を形成する第1補助リンクと、前記第1リンクベースと前記第2リンクベースに回転自在に支持されて、前記第2リンクベース、前記第2アームおよび前記第1リンクベースとともに第2平行リンク機構を形成する第2補助リンクと、前記第2リンクベースと前記昇降台に回転自在に支持されて、前記昇降台、前記第3アームおよび前記第2リンクベースとともに第3平行リンク機構を形成する第3補助リンクを備えるとともに、前記第1アーム、前記第2アーム、前記第3アーム、前記第4アームおよび前記第5アームの長さ比は1:2:1:1:1であり、前記第6水平軸は前記第2水平軸と前記第3水平軸の中間にあるようにすることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の多関節ロボットにおいて、前記第2アームに第1モータを取り付けて、前記第1モータは第1減速機を介して前記第3アームを前記第2アームに対して相対的に回転させ、前記第4アームに第2モータを取り付け、前記第2モータは第2減速機を介して前記第5アームを前記第4アームに対して相対的に回転させるとともに、前記第4アームの中に備えられた連結手段と第3減速機を介して前記第4アームを前記基台に対して相対的に回転させることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、多関節ロボットに係り、基台と、一端を前記基台に支持され、第1水平軸回りに回転自在にされた第1アームと、一端を前記第1アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第2水平軸回りに回転自在にされた第2アームと、一端を前記第2アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第3水平軸回りに回転自在にされた第3アームと、前記第3アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第4水平軸回りに回転自在にされた昇降台と、一端を前記基台に支持され、前記第1水平軸回りに回転自在にされ、前記第1アームと共に前記第2アームを前記第2水平軸回りに両持ちに支持する第4アームと、前記第2水平軸に回転自在に支持された第1リンクベースと、前記第3水平軸に回転自在に支持された第2リンクベースと、前記基台と前記第1リンクベースに回転自在に支持されて、前記第1リンクベース、前記第1アームおよび前記基台とともに第1平行リンク機構を形成する第1補助リンクと、前記第1リンクベースと前記第2リンクベースに回転自在に支持されて、前記第2リンクベース、前記第2アームおよび前記第1リンクベースとともに第2平行リンク機構を形成する第2補助リンクと、前記第2リンクベースと前記昇降台に回転自在に支持されて、前記昇降台、前記第3アームおよび前記第2リンクベースとともに第3平行リンク機構を形成する第3補助リンクを備えたことを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の多関節ロボットにおいて、前記第2アームに第1モータおよび第2モータを取り付け、前記第1モータは第1減速機を介して前記第2アームを前記第1アームに対して相対的に回転させ、第2減速機を介して前記第2アームを前記第4アームに対して相対的に回転させ、前記第1アームの中に備えられた第1連結手段と第3減速機を介して前記第1アームを前記基台に対して相対的に回転させ、前記第4アームの中に備えられた第2連結手段と第4減速機を介して前記第4アームを前記基台に対して相対的に回転させるとともに、前記第2モータは第5の減速機を介して前記第3アームを前記第2アームに対して相対的に回転させることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または3に記載の多関節ロボットにおいて、一端を前記第2水平軸回りに回転自在に前記第1アームに支持されるとともに、他端を前記第3水平軸回り回転自在に前記第3アームに支持された補助アームを備え、前記補助アームは前記第2アームと共に、前記第3アームを両持で支持することを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の多関節ロボットにおいて、前記補助アームの内部を中空とし、ケーブルの通路とすることを特徴としている。
また、請求項7の発明は、請求項1または3に記載の多関節ロボットにおいて、前記昇降台に水平多関節アームを取り付けたことを特徴としている。
また、請求項8の発明は、請求項1または3に記載の多関節ロボットにおいて、
昇降軸に独立に動作可能な2つのモータを搭載して、アームの剛性にあわせて2つモータの回転数をあらかじめ設定しておいた定数により補正し、直線的に昇降するような協調動作が可能な制御装置を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、昇降機構を3つの平行リンク機構からなる垂直多関節機構で構成したので、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークが得られると共に、最低姿勢をとった時の寸法が小さく、設置面積を小さくできる効果がある。
また、アームを両持ちで支持したので剛性が大きくなり、安定した搬送姿勢と、正確な位置決めができる効果がある。
さらに、昇降機構の2つのモータがそれぞれ独立であることにより、それぞれのモータの回転数を調整し、より正確に垂直動作をできる効果がある。
本発明の第1実施例を示す多関節ロボットの正面図である。 本発明の第1実施例を示す多関節ロボットの側面図である。 本発明の第2実施例を示す多関節ロボットの正面図である。 本発明の第2実施例を示す多関節ロボットの側面図である。 本発明の第3実施例を示す水平多関節機構の多関節ロボットを含む全体図である。 本発明の第3実施例を示す水平多関節機構を説明する図である。
符号の説明
1 基台
2 第1アーム
3 第1水平軸
4 第2アーム
5 第2水平軸
6 第3アーム
7 第3水平軸
8 昇降台
9 第4水平軸
10 第4アーム
11 第5アーム
12 第5水平軸
13 第6水平軸
14 第1リンクベース
15 第1補助リンク
16 第1平行リンク機構
17 第2リンクベース
18 第2補助リンク
19 第2平行リンク機構
20 第3補助リンク
21 第3平行リンク機構
22 補助アーム
23 第1モータ
24 第1減速機
25 第2モータ
26 第2減速機
27 連結手段
28 第3減速機
29 水平多関節機構
30 垂直軸
31 旋回ベース
32 水平アーム
33 基台
34 第1アーム
35 第1水平軸
36 第2アーム
37 第2水平軸
38 第3アーム
39 第3水平軸
41 基台
42 第1アーム
43 第1水平軸
44 第2アーム
45 第2水平軸
46 第3アーム
47 第3水平軸
48 昇降台
49 第4水平軸
50 第4アーム
51 第1リンクベース
52 第1補助リンク
53 第1平行リンク機構
54 第2リンクベース
55 第2補助リンク
56 第2平行リンク機構
57 第3補助リンク
58 第3平行リンク機構
59 水平多関節機構
60 補助アーム
61 第1モータ
62 第1減速機
63 第2モータ
64 連結手段
65 シャフト
66 第2減速機
67 第3減速機
68 連結手段
69 第4減速機
70 連結手段
71 第5減速機
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の第1実施例を示す多関節ロボットの外形図であり、図1は正面図であり、図2は側面図である。
両図において、1は多関節ロボットの基台である。
2は第1アームで、その下端を基台1に固定された第1水平軸3の回りに回転自在に取り付けられ、その先端で第2アーム4を支持している。
4は第2アームで、その下端を第1アーム2の先端に固定された第2水平軸5の回りに回転自在に取り付けられ、その先端で第3アーム6を支持している。
6は第3アームで、その下端を第2アーム4の先端に固定された第3水平軸7の回りに回転自在に取り付けられ、その先端で昇降台8を支持している。
8は昇降台で、第3アーム6の先端に固定された第4水平軸の9回りに回転自在に取り付けられている。
一方、10は、第4アームで、その下端を基台1に固定された第1水平軸3の回りに回転自在に取り付けられ、その先端で第5アーム411支持している。
11は第5アームで、その下端を第4アーム10の先端に固定された第5水平軸12の回りに回転自在に取り付けられ、その先端は前記第2アーム4の中央に固定の第6水平軸13の回りに回転自在に支持されている。
ここで、第1水平軸3、第2水平軸5、第3水平軸7、第4水平軸9および第5水平軸12および第6水平軸13はすべて平行であり、第1アーム2、第2アーム4、第3アーム6、第4アーム10および第5アーム11の長さの比は1:2:1:1:1である。
14は第2水平軸5に回転自在に支持された第1リンクベースである。
15は両端を基台1と第1リンクベース14にそれぞれ回転自在に支持された第1補助リンクである。
第1補助リンク15は、第1リンクベース14、第1アーム2、および基台1とともに、第1平行リンク機構16を形成する。
17は第3水平軸7に回転自在に支持された第2リンクベースである。
18は両端を第1リンクベース14と第2リンクベース17にそれぞれ回転自在に支持された第2補助リンクである。
第2補助リンク18は、第2リンクベース17、第2アーム4、および第1リンクベース14とともに、第2平行リンク機構19を形成する。
20は両端を第2リンクベース17と昇降台8にそれぞれ回転自在に支持された第3補助リンクである。
第3補助リンク20は、昇降台8、第3アーム6、および第2リンクベース17とともに、第3平行リンク機構21を形成する。
第1平行リンク機構16、第2平行リンク機構19、および第3平行リンク機構21の働きによって、昇降台8の姿勢は水平に保たれる。
22(図1)は、下端を、第1アーム2の上端に固定の第2水平軸5の回りに回転自在に取り付けられ、上端を、第3アーム6の下端に固定の第3水平軸7の回りに回転自在に取り付けられた補助アームである。この補助アーム22は第2アーム4と共に第3アーム6を両持ち支持している。また、補助アーム22の内部は中空であり、基部1から昇降台8に延設されるケーブルの通路として使用される。
23は第2アーム4に固定された第1モータである。第1モータ23は第1減速機24を介して第3アーム6を駆動し、第3アーム6を第2アーム4に対して相対的に回転させる。
25は第4アーム10に固定された第2モータである。第2モータ25は第2減速機26を介して第5アーム11を駆動して、第5アーム11を第4アーム10に対して相対的に回転させるとともに、第4アーム10の中に備えられた連結手段27(ここではベルトプーリ機構だが、シャフトと歯車の組合せでもよい)と第3減速機28を介して第4アーム10を基台1に対して相対的に回転させる。
第1モータ23および第2モータ25は図示しない制御装置によって、独立あるいは協調運転される。
このようにして、第1アーム2、第2アーム4、第3アーム6、第4アーム10および第5アーム11は相対的に回転して昇降台8を昇降させる。この時、第1減速機24、第2減速機26、第3減速機28の回転比は理論上2:2:1となるが、アームの剛性が低い場合など、アームの変形により垂直に動作しないことも想定できる。この場合においても、図示しない制御装置により第1モータ23および第2モータ25の回転数(回転比)を調整することで正確に垂直に動作させることができる。
次に、第1実施例に係る多関節ロボットの昇降動作を説明する。
<上昇動作>
図1および図2の状態から、第2モータ25(図1)を回転させて第2減速機26を介して第5アーム11を図2で時計方向に回転させるとともに、連結手段27と第3減速機28を介して第4アーム10を逆方向に回転させると、第1アーム2と第2アーム4の半分長と第4アーム10および第5アーム11とで構成する菱形が上下方向に伸張する。さらに、第1モータ23を回転させて第1減速機24を介して第3アーム6を時計方向に駆動することにより、第1平行リンク機構16、第2平行リンク機構19、および第3平行リンク機構21もそれぞれ上下方向に長く延びることとなる。この時、第1減速機24、第2減速機26、第3減速機28の回転比を2:2:1とすることで、昇降台8は水平状態を保ちながら垂直に上昇する。
<下降動作>
図1および図2の状態から、第2モータ25(図1)を逆回転させて、第5アーム11を図2で反時計方向に回転させるとともに第4アーム10を逆方向に回転させると、第1アーム2と第2アーム4の半分長と第4アーム10および第5アーム11とで構成する菱形が上下方向に短縮する。さらに第1モータ23を回転させて第3アーム6を逆回転させることにより、第1平行リンク機構16、第2平行リンク機構19、および第3平行リンク機構21もそれぞれ斜めに大きく傾いていき、上下方向に低くなる。この時、第1減速機24、第2減速機26、第3減速機28の回転比を2:2:1とすることで、昇降台8は水平状態を保ちながら垂直に下降する。
以上のように、第1実施例によれば、第1アーム2〜第5アーム11の伸縮機構によって、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークを採ることができる上に、設置面の省スペース化ができて、所定の位置精度を確保できるような剛性を備えた産業用ロボットが得られることとなる。
図3および図4は、本発明の第2実施例を示す多関節ロボットの外形図であり、図3は正面図であり、図4は側面図である。
両図において、41は多関節ロボットの基台である。
42は基台41に支持された第1アームであり、第1水平軸43回りに回転自在に取り付けられている。44は第1アーム42の先端に支持された第2アームであり、第2水平軸45回りに回転自在に取り付けられている。46は第2アーム44の先端に支持された第3アームであり、第3水平軸47回りに回転自在に取り付けられている。48は第3アーム46の先端に支持された昇降台であり、第4水平軸49回りに回転自在に取り付けられている。50は、基台1に支持された第4アームであり、第1水平軸43回りに回転自在に取り付けられている。第4アーム50先端は第2アーム44に支持され、第2水平軸45回りに回転自在に取り付けられている。第4アーム50は第1アーム42と共に、第2アーム44を両持ちで支持していることになる。
51は第2水平軸45に回転自在に支持された第1リンクベースであり、52は両端を基台41と第1リンクベース51に回転自在に支持された第1補助リンクであり、第1リンクベース51、第1アーム42および基台41とともに第1平行リンク機構53を形成する。
54は第3水平軸47に回転自在に支持された第2リンクベースであり、55は両端を第1リンクベース51と第2リンクベース54に回転自在に支持された第2補助リンクであり、第2リンクベース54、第2アーム44および第1リンクベース51とともに第2平行リンク機構56を形成する。
57は第2リンクベース54と、昇降台48に回転自在に支持された第3補助リンクであり、昇降台48、第3アーム46および第2リンクベース54とともに第3平行リンク機構58を形成する。
第1平行リンク機構53、第2平行リンク機構56および第3平行リンク機構58の働きによって、昇降台48の姿勢は水平に保たれる。59は昇降台48の上に取り付けられた水平多関節機構である。水平多関節機構59の構成と機能は前記第1実施例のそれと同一なので説明を省略する。
60は一端を第1アーム42に取り付けられて、第2水平軸45回りに回転自在とされ、他端を第3アーム46に軸支されて、第3水平軸47回りに回転自在にされた補助アームである。補助アーム60は第2アーム44と共に第3アーム46を両持ち支持している。また、補助アーム60の内部は中空であり、基部41から昇降台48に延設されるケーブルの通路として使用される。
61は第2アーム44の上部に固定された第1モータである。第1モータ61は第1減速機62を介して第3アーム46を駆動し、第3アーム46を第2アーム44に対して相対的に回転させる。63は第2アーム44の下部に固定された第2モータである。第2モータ63の動力は連結手段64(ここではベルトプーリ機構だが、シャフトと歯車の組み合わせでもよい)を介してシャフト65に伝えられ、シャフト65は第2減速機66、第3減速機67と結合して第2アーム44を第1アーム42と第4アーム50に対して相対的に回転させる。シャフト65の動力は第1アーム42の中に備えられた連結手段68(ここではベルトプーリ機構だが、シャフトと歯車の組合せでもよい)と第4減速機69を介して第1アーム42を基台41に対して相対的に回転させる。またシャフト65の動力は第4アーム50の中に備えられた連結手段70(ここではベルトプーリ機構だが、シャフトと歯車の組合せでもよい)と第5減速機71を介して第4アーム50を基台41に対して相対的に回転させる。
第1モータ61および第2モータ63は図示しない制御装置によって、独立あるいは協調運転される。このようにして、第1アーム42、第2アーム44、第3アーム46および第4アーム50は相対的に回転して昇降台48を昇降させる。この時も前記第1実施例と同様に、図示しない制御装置によりモータの回転数を補正することができる。
次に、第2実施例に係る多関節ロボットの昇降動作を説明する。
<上昇動作>
図3および図4の状態から、第2モータ63(図1)を回転させて、連結手段64を介してシャフト65に伝え、シャフト65は第2減速機66、第3減速機67と結合して第2アーム44を図4で見て反時計方向に回転させる。また、シャフト65の動力は第1アーム42の中に備えられた連結手段68と第4減速機69を介して第1アーム42を基台41に対して時計方向に回転させる。同じく、シャフト65の動力は第4アーム50の中に備えられた連結手段70と第5減速機71を介して第4アーム50を基台41に対して時計方向に回転させる。その結果、第2アーム44の上端は上昇し、さらに、第1モータ61を回転させて第1減速機62を介して第3アーム46を時計方向に駆動することで、これに伴って、第1平行リンク機構53、第2平行リンク機構56、および第3平行リンク機構58もそれぞれ上下方向に長く延びることとなる。この時、第1減速機62、第2減速機66、第3減速機67、第4減速機69、第5減速機71の回転比を2:2:2:1:1とすることで、昇降台48は水平状態を保ちながら垂直に上昇する。
<下降動作>
図3および図4の状態から、第2モータ63(図1)を逆回転させて、連結手段64を介してシャフト65に伝え、シャフト65は第2減速機66、第3減速機67と結合して第2アーム44を図4で見て時計方向に回転させる。また、シャフト65の動力は第1アーム42の中に備えられた連結手段68と第4減速機69を介して第1アーム42を基台41に対して反時計方向に回転させる。同じく、シャフト65の動力は第4アーム50の中に備えられた連結手段70と第5減速機71を介して第4アーム50を基台41に対して反時計方向に回転させる。その結果、第2アーム44の上端は下降し、さらに、第1モータ61を逆回転させて第1減速機62を介して第3アーム46を反時計方向に駆動することで、これに伴って、第1平行リンク機構53、第2平行リンク機構56、および第3平行リンク機構58もそれぞれ上下方向に短縮することとなる。この時、第1減速機62、第2減速機66、第3減速機67、第4減速機69、第5減速機71の回転比を2:2:2:1:1とすることで、昇降台48は水平状態を保ちながら垂直に下降する。
第2実施例によれば、第1アーム42と第2アーム44と第3アーム46と第4アーム50との組み合わせで構成される伸縮機構と平行リンク機構によって、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークを採ることができる上に、設置面の省スペース化ができて、所定の位置精度を確保できるような剛性を備えた産業用ロボットが得られることとなる。
図5および図6は本発明の第3実施例を示す水平多関節機構で、図5は多関節ロボットを含む全体図であり、図6は水平多関節機構を説明するための、多関節ロボットの最低姿勢の図で、両図において、29は昇降台8(図2)の上に取り付けられた水平多関節機構である。
図5において、(a)は多関節ロボット上の水平多関節機構29が閉じた状態、(b)は水平多関節機構29が開いた状態で、(a)、(b)においてそれぞれ(1)は正面図、(2)は側面図、(3)は平面図である。
図6において、(a)は水平多関節機構29が閉じた状態、(b)は水平多関節機構29が開いた状態で、(a)、(b)においてそれぞれ(1)は正面図、(2)は平面図である。
水平多関節機構29は垂直軸30(図2)の回りに旋回する旋回ベース31と、旋回ベース31上に並置されて水平方向に進退する2組の水平アーム32から構成されている。
水平アーム32の先端には図示しないハンドが取り付けられ、搬送対象のワークが前記ハンド上に載置される。
本多関節ロボットは上記旋回ベース31による旋回と2組の水平アーム32による伸縮運動により、搬送対象となるワークを旋回、水平移動の搬送作業を行うものである。
本発明は、上記のような構成および作用・効果を有するので、多関節ロボット、特に垂直多関節機構によって長大な昇降ストロークを実現する多関節ロボットとして有用である。
本発明は、多関節ロボット、特に垂直動作機構によって長大な昇降ストロークを実現する多関節ロボットに適用して、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークを備えると共に、設置面の省スペース化を可能とし、所定の位置精度を確保できるような剛性を備えた産業用ロボットを製造、提供する分野に利用することができる。
本発明は、多関節ロボット、特に垂直動作機構によって長大な昇降ストロークを実現する多関節ロボットに関するものである。
例えば、大型の液晶基板のようなワークを昇降させ、あるいは水平移動させるために、垂直動作機構と水平動作機構を組み合わせて、垂直動作機構に昇降動作を受け持たせ、水平動作機構に水平移動動作を受け持たせたロボットが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
特開2000−24966号公報 特開2002−326182号公報 特開平11−123675号公報
近年、このような産業用ロボットに対して、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークが求められているが、特許文献1あるいは特許文献2に記載のロボットを単純に拡大すると、アーム長が長大になり、最低姿勢を取ったときに長大なアームが水平に延びて場所をとるという問題があった。
また、単純に関節の数を増やしただけでは剛性が確保できず、そのため位置精度が確保されないという問題があった。
さらに、特許文献3に記載のロボットは直動タイプのため、長い昇降ストロークを確保するためには長い直動機構が必要なため、最低姿勢を取った時に据付面からの高さが高くなってしまうという問題があった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークを備えると共に、設置面の省スペース化を可能とし、所定の位置精度を確保できるような剛性を備えた産業用ロボットを提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するために、本発明は次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、多関節ロボットに係り、基台と、一端を前記基台に支持され、第1水平軸回りに回転自在にされた第1アームと、一端を前記第1アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第2水平軸回りに回転自在にされた第2アームと、一端を前記第2アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第3水平軸回りに回転自在にされた第3アームと、前記第3アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第4水平軸回りに回転自在にされた昇降台と、一端を前記基台に支持され、前記第1水平軸回りに回転自在にされた第4アームと、一端を前記第4アームに支持され、前記第1水平軸に平行な第5水平軸回りに回転自在にされ、他端を前記第2アームに支持されて前記第1水平軸に平行な第6水平軸回りに回転自在にされた第5アームと、前記第2水平軸に回転自在に支持された第1リンクベースと、前記第3水平軸に回転自在に支持された第2リンクベースと、前記基台と前記第1リンクベースに回転自在に支持されて、前記第1リンクベース、前記第1アームおよび前記基台とともに第1平行リンク機構を形成する第1補助リンクと、前記第1リンクベースと前記第2リンクベースに回転自在に支持されて、前記第2リンクベース、前記第2アームおよび前記第1リンクベースとともに第2平行リンク機構を形成する第2補助リンクと、前記第2リンクベースと前記昇降台に回転自在に支持されて、前記昇降台、前記第3アームおよび前記第2リンクベースとともに第3平行リンク機構を形成する第3補助リンクを備えるとともに、前記第1アーム、前記第2アーム、前記第3アーム、前記第4アームおよび前記第5アームの長さ比は1:2:1:1:1であり、前記第6水平軸は前記第2水平軸と前記第3水平軸の中間にあるようにすることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の多関節ロボットにおいて、前記第2アームに第1モータを取り付けて、前記第1モータは第1減速機を介して前記第3アームを前記第2アームに対して相対的に回転させ、前記第4アームに第2モータを取り付け、前記第2モータは第2減速機を介して前記第5アームを前記第4アームに対して相対的に回転させるとともに、前記第4アームの中に備えられた連結手段と第3減速機を介して前記第4アームを前記基台に対して相対的に回転させることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、多関節ロボットに係り、基台と、一端を前記基台に支持され、第1水平軸回りに回転自在にされた第1アームと、一端を前記第1アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第2水平軸回りに回転自在にされた第2アームと、一端を前記第2アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第3水平軸回りに回転自在にされた第3アームと、前記第3アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第4水平軸回りに回転自在にされた昇降台と、一端を前記基台に支持され、前記第1水平軸回りに回転自在にされ、前記第1アームと共に前記第2アームを前記第2水平軸回りに両持ちに支持する第4アームと、前記第2水平軸に回転自在に支持された第1リンクベースと、前記第3水平軸に回転自在に支持された第2リンクベースと、前記基台と前記第1リンクベースに回転自在に支持されて、前記第1リンクベース、前記第1アームおよび前記基台とともに第1平行リンク機構を形成する第1補助リンクと、前記第1リンクベースと前記第2リンクベースに回転自在に支持されて、前記第2リンクベース、前記第2アームおよび前記第1リンクベースとともに第2平行リンク機構を形成する第2補助リンクと、前記第2リンクベースと前記昇降台に回転自在に支持されて、前記昇降台、前記第3アームおよび前記第2リンクベースとともに第3平行リンク機構を形成する第3補助リンクを備えたことを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の多関節ロボットにおいて、前記第2アームに第1モータおよび第2モータを取り付け、前記第1モータは第1減速機を介して前記第2アームを前記第1アームに対して相対的に回転させ、第2減速機を介して前記第2アームを前記第4アームに対して相対的に回転させ、前記第1アームの中に備えられた第1連結手段と第3減速機を介して前記第1アームを前記基台に対して相対的に回転させ、前記第4アームの中に備えられた第2連結手段と第4減速機を介して前記第4アームを前記基台に対して相対的に回転させるとともに、前記第2モータは第5の減速機を介して前記第3アームを前記第2アームに対して相対的に回転させることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または3に記載の多関節ロボットにおいて、一端を前記第2水平軸回りに回転自在に前記第1アームに支持されるとともに、他端を前記第3水平軸回り回転自在に前記第3アームに支持された補助アームを備え、前記補助アームは前記第2アームと共に、前記第3アームを両持で支持することを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の多関節ロボットにおいて、前記補助アームの内部を中空とし、ケーブルの通路とすることを特徴としている。
また、請求項7の発明は、請求項1または3に記載の多関節ロボットにおいて、前記昇降台に水平多関節アームを取り付けたことを特徴としている。
また、請求項8の発明は、請求項1または3に記載の多関節ロボットにおいて、
昇降軸に独立に動作可能な2つのモータを搭載して、アームの剛性にあわせて2つモータの回転数をあらかじめ設定しておいた定数により補正し、直線的に昇降するような協調動作が可能な制御装置を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、昇降機構を3つの平行リンク機構からなる垂直多関節機構で構成したので、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークが得られると共に、最低姿勢をとった時の寸法が小さく、設置面積を小さくできる効果がある。
また、アームを両持ちで支持したので剛性が大きくなり、安定した搬送姿勢と、正確な位置決めができる効果がある。
さらに、昇降機構の2つのモータがそれぞれ独立であることにより、それぞれのモータの回転数を調整し、より正確に垂直動作をできる効果がある。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の第1実施例を示す多関節ロボットの外形図であり、図1は正面図であり、図2は側面図である。
両図において、1は多関節ロボットの基台である。
2は第1アームで、その下端を基台1に固定された第1水平軸3の回りに回転自在に取り付けられ、その先端で第2アーム4を支持している。
4は第2アームで、その下端を第1アーム2の先端に固定された第2水平軸5の回りに回転自在に取り付けられ、その先端で第3アーム6を支持している。
6は第3アームで、その下端を第2アーム4の先端に固定された第3水平軸7の回りに回転自在に取り付けられ、その先端で昇降台8を支持している。
8は昇降台で、第3アーム6の先端に固定された第4水平軸の9回りに回転自在に取り付けられている。
一方、10は、第4アームで、その下端を基台1に固定された第1水平軸3の回りに回転自在に取り付けられ、その先端で第5アーム411支持している。
11は第5アームで、その下端を第4アーム10の先端に固定された第5水平軸12の回りに回転自在に取り付けられ、その先端は前記第2アーム4の中央に固定の第6水平軸13の回りに回転自在に支持されている。
ここで、第1水平軸3、第2水平軸5、第3水平軸7、第4水平軸9および第5水平軸12および第6水平軸13はすべて平行であり、第1アーム2、第2アーム4、第3アーム6、第4アーム10および第5アーム11の長さの比は1:2:1:1:1である。
14は第2水平軸5に回転自在に支持された第1リンクベースである。
15は両端を基台1と第1リンクベース14にそれぞれ回転自在に支持された第1補助リンクである。
第1補助リンク15は、第1リンクベース14、第1アーム2、および基台1とともに、第1平行リンク機構16を形成する。
17は第3水平軸7に回転自在に支持された第2リンクベースである。
18は両端を第1リンクベース14と第2リンクベース17にそれぞれ回転自在に支持された第2補助リンクである。
第2補助リンク18は、第2リンクベース17、第2アーム4、および第1リンクベース14とともに、第2平行リンク機構19を形成する。
20は両端を第2リンクベース17と昇降台8にそれぞれ回転自在に支持された第3補助リンクである。
第3補助リンク20は、昇降台8、第3アーム6、および第2リンクベース17とともに、第3平行リンク機構21を形成する。
第1平行リンク機構16、第2平行リンク機構19、および第3平行リンク機構21の働きによって、昇降台8の姿勢は水平に保たれる。
22(図1)は、下端を、第1アーム2の上端に固定の第2水平軸5の回りに回転自在に取り付けられ、上端を、第3アーム6の下端に固定の第3水平軸7の回りに回転自在に取り付けられた補助アームである。この補助アーム22は第2アーム4と共に第3アーム6を両持ち支持している。また、補助アーム22の内部は中空であり、基部1から昇降台8に延設されるケーブルの通路として使用される。
23は第2アーム4に固定された第1モータである。第1モータ23は第1減速機24を介して第3アーム6を駆動し、第3アーム6を第2アーム4に対して相対的に回転させる。
25は第4アーム10に固定された第2モータである。第2モータ25は第2減速機26を介して第5アーム11を駆動して、第5アーム11を第4アーム10に対して相対的に回転させるとともに、第4アーム10の中に備えられた連結手段27(ここではベルトプーリ機構だが、シャフトと歯車の組合せでもよい)と第3減速機28を介して第4アーム10を基台1に対して相対的に回転させる。
第1モータ23および第2モータ25は図示しない制御装置によって、独立あるいは協調運転される。
このようにして、第1アーム2、第2アーム4、第3アーム6、第4アーム10および第5アーム11は相対的に回転して昇降台8を昇降させる。この時、第1減速機24、第2減速機26、第3減速機28の回転比は理論上2:2:1となるが、アームの剛性が低い場合など、アームの変形により垂直に動作しないことも想定できる。この場合においても、図示しない制御装置により第1モータ23および第2モータ25の回転数(回転比)を調整することで正確に垂直に動作させることができる。
次に、第1実施例に係る多関節ロボットの昇降動作を説明する。
<上昇動作>
図1および図2の状態から、第2モータ25(図1)を回転させて第2減速機26を介して第5アーム11を図2で時計方向に回転させるとともに、連結手段27と第3減速機28を介して第4アーム10を逆方向に回転させると、第1アーム2と第2アーム4の半分長と第4アーム10および第5アーム11とで構成する菱形が上下方向に伸張する。さらに、第1モータ23を回転させて第1減速機24を介して第3アーム6を時計方向に駆動することにより、第1平行リンク機構16、第2平行リンク機構19、および第3平行リンク機構21もそれぞれ上下方向に長く延びることとなる。この時、第1減速機24、第2減速機26、第3減速機28の回転比を2:2:1とすることで、昇降台8は水平状態を保ちながら垂直に上昇する。
<下降動作>
図1および図2の状態から、第2モータ25(図1)を逆回転させて、第5アーム11を図2で反時計方向に回転させるとともに第4アーム10を逆方向に回転させると、第1アーム2と第2アーム4の半分長と第4アーム10および第5アーム11とで構成する菱形が上下方向に短縮する。さらに第1モータ23を回転させて第3アーム6を逆回転させることにより、第1平行リンク機構16、第2平行リンク機構19、および第3平行リンク機構21もそれぞれ斜めに大きく傾いていき、上下方向に低くなる。この時、第1減速機24、第2減速機26、第3減速機28の回転比を2:2:1とすることで、昇降台8は水平状態を保ちながら垂直に下降する。
以上のように、第1実施例によれば、第1アーム2〜第5アーム11の伸縮機構によって、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークを採ることができる上に、設置面の省スペース化ができて、所定の位置精度を確保できるような剛性を備えた産業用ロボットが得られることとなる。
図3および図4は、本発明の第2実施例を示す多関節ロボットの外形図であり、図3は正面図であり、図4は側面図である。
両図において、41は多関節ロボットの基台である。
42は基台41に支持された第1アームであり、第1水平軸43回りに回転自在に取り付けられている。44は第1アーム42の先端に支持された第2アームであり、第2水平軸45回りに回転自在に取り付けられている。46は第2アーム44の先端に支持された第3アームであり、第3水平軸47回りに回転自在に取り付けられている。48は第3アーム46の先端に支持された昇降台であり、第4水平軸49回りに回転自在に取り付けられている。50は、基台1に支持された第4アームであり、第1水平軸43回りに回転自在に取り付けられている。第4アーム50先端は第2アーム44に支持され、第2水平軸45回りに回転自在に取り付けられている。第4アーム50は第1アーム42と共に、第2アーム44を両持ちで支持していることになる。
51は第2水平軸45に回転自在に支持された第1リンクベースであり、52は両端を基台41と第1リンクベース51に回転自在に支持された第1補助リンクであり、第1リンクベース51、第1アーム42および基台41とともに第1平行リンク機構53を形成する。
54は第3水平軸47に回転自在に支持された第2リンクベースであり、55は両端を第1リンクベース51と第2リンクベース54に回転自在に支持された第2補助リンクであり、第2リンクベース54、第2アーム44および第1リンクベース51とともに第2平行リンク機構56を形成する。
57は第2リンクベース54と、昇降台48に回転自在に支持された第3補助リンクであり、昇降台48、第3アーム46および第2リンクベース54とともに第3平行リンク機構58を形成する。
第1平行リンク機構53、第2平行リンク機構56および第3平行リンク機構58の働きによって、昇降台48の姿勢は水平に保たれる。59は昇降台48の上に取り付けられた水平多関節機構である。水平多関節機構59の構成と機能は前記第1実施例のそれと同一なので説明を省略する。
60は一端を第1アーム42に取り付けられて、第2水平軸45回りに回転自在とされ、他端を第3アーム46に軸支されて、第3水平軸47回りに回転自在にされた補助アームである。補助アーム60は第2アーム44と共に第3アーム46を両持ち支持している。また、補助アーム60の内部は中空であり、基部41から昇降台48に延設されるケーブルの通路として使用される。
61は第2アーム44の上部に固定された第1モータである。第1モータ61は第1減速機62を介して第3アーム46を駆動し、第3アーム46を第2アーム44に対して相対的に回転させる。63は第2アーム44の下部に固定された第2モータである。第2モータ63の動力は連結手段64(ここではベルトプーリ機構だが、シャフトと歯車の組み合わせでもよい)を介してシャフト65に伝えられ、シャフト65は第2減速機66、第3減速機67と結合して第2アーム44を第1アーム42と第4アーム50に対して相対的に回転させる。シャフト65の動力は第1アーム42の中に備えられた連結手段68(ここではベルトプーリ機構だが、シャフトと歯車の組合せでもよい)と第4減速機69を介して第1アーム42を基台41に対して相対的に回転させる。またシャフト65の動力は第4アーム50の中に備えられた連結手段70(ここではベルトプーリ機構だが、シャフトと歯車の組合せでもよい)と第5減速機71を介して第4アーム50を基台41に対して相対的に回転させる。
第1モータ61および第2モータ63は図示しない制御装置によって、独立あるいは協調運転される。このようにして、第1アーム42、第2アーム44、第3アーム46および第4アーム50は相対的に回転して昇降台48を昇降させる。この時も前記第1実施例と同様に、図示しない制御装置によりモータの回転数を補正することができる。
次に、第2実施例に係る多関節ロボットの昇降動作を説明する。
<上昇動作>
図3および図4の状態から、第2モータ63(図1)を回転させて、連結手段64を介してシャフト65に伝え、シャフト65は第2減速機66、第3減速機67と結合して第2アーム44を図4で見て反時計方向に回転させる。また、シャフト65の動力は第1アーム42の中に備えられた連結手段68と第4減速機69を介して第1アーム42を基台41に対して時計方向に回転させる。同じく、シャフト65の動力は第4アーム50の中に備えられた連結手段70と第5減速機71を介して第4アーム50を基台41に対して時計方向に回転させる。その結果、第2アーム44の上端は上昇し、さらに、第1モータ61を回転させて第1減速機62を介して第3アーム46を時計方向に駆動することで、これに伴って、第1平行リンク機構53、第2平行リンク機構56、および第3平行リンク機構58もそれぞれ上下方向に長く延びることとなる。この時、第1減速機62、第2減速機66、第3減速機67、第4減速機69、第5減速機71の回転比を2:2:2:1:1とすることで、昇降台48は水平状態を保ちながら垂直に上昇する。
<下降動作>
図3および図4の状態から、第2モータ63(図1)を逆回転させて、連結手段64を介してシャフト65に伝え、シャフト65は第2減速機66、第3減速機67と結合して第2アーム44を図4で見て時計方向に回転させる。また、シャフト65の動力は第1アーム42の中に備えられた連結手段68と第4減速機69を介して第1アーム42を基台41に対して反時計方向に回転させる。同じく、シャフト65の動力は第4アーム50の中に備えられた連結手段70と第5減速機71を介して第4アーム50を基台41に対して反時計方向に回転させる。その結果、第2アーム44の上端は下降し、さらに、第1モータ61を逆回転させて第1減速機62を介して第3アーム46を反時計方向に駆動することで、これに伴って、第1平行リンク機構53、第2平行リンク機構56、および第3平行リンク機構58もそれぞれ上下方向に短縮することとなる。この時、第1減速機62、第2減速機66、第3減速機67、第4減速機69、第5減速機71の回転比を2:2:2:1:1とすることで、昇降台48は水平状態を保ちながら垂直に下降する。
第2実施例によれば、第1アーム42と第2アーム44と第3アーム46と第4アーム50との組み合わせで構成される伸縮機構と平行リンク機構によって、低い最低姿勢と長大な昇降ストロークを採ることができる上に、設置面の省スペース化ができて、所定の位置精度を確保できるような剛性を備えた産業用ロボットが得られることとなる。
図5および図6は本発明の第3実施例を示す水平多関節機構で、図5は多関節ロボットを含む全体図であり、図6は水平多関節機構を説明するための、多関節ロボットの最低姿勢の図で、両図において、29は昇降台8(図2)の上に取り付けられた水平多関節機構である。
図5において、(a)は多関節ロボット上の水平多関節機構29が閉じた状態、(b)は水平多関節機構29が開いた状態で、(a)、(b)においてそれぞれ(1)は正面図、(2)は側面図、(3)は平面図である。
図6において、(a)は水平多関節機構29が閉じた状態、(b)は水平多関節機構29が開いた状態で、(a)、(b)においてそれぞれ(1)は正面図、(2)は平面図である。
水平多関節機構29は垂直軸30(図2)の回りに旋回する旋回ベース31と、旋回ベース31上に並置されて水平方向に進退する2組の水平アーム32から構成されている。
水平アーム32の先端には図示しないハンドが取り付けられ、搬送対象のワークが前記ハンド上に載置される。
本多関節ロボットは上記旋回ベース31による旋回と2組の水平アーム32による伸縮運動により、搬送対象となるワークを旋回、水平移動の搬送作業を行うものである。
本発明は、上記のような構成および作用・効果を有するので、多関節ロボット、特に垂直多関節機構によって長大な昇降ストロークを実現する多関節ロボットとして有用である。
本発明の第1実施例を示す多関節ロボットの正面図である。 本発明の第1実施例を示す多関節ロボットの側面図である。 本発明の第2実施例を示す多関節ロボットの正面図である。 本発明の第2実施例を示す多関節ロボットの側面図である。 本発明の第3実施例を示す水平多関節機構の多関節ロボットを含む全体図である。 本発明の第3実施例を示す水平多関節機構を説明する図である。
符号の説明
1 基台
2 第1アーム
3 第1水平軸
4 第2アーム
5 第2水平軸
6 第3アーム
7 第3水平軸
8 昇降台
9 第4水平軸
10 第4アーム
11 第5アーム
12 第5水平軸
13 第6水平軸
14 第1リンクベース
15 第1補助リンク
16 第1平行リンク機構
17 第2リンクベース
18 第2補助リンク
19 第2平行リンク機構
20 第3補助リンク
21 第3平行リンク機構
22 補助アーム
23 第1モータ
24 第1減速機
25 第2モータ
26 第2減速機
27 連結手段
28 第3減速機
29 水平多関節機構
30 垂直軸
31 旋回ベース
32 水平アーム
33 基台
34 第1アーム
35 第1水平軸
36 第2アーム
37 第2水平軸
38 第3アーム
39 第3水平軸
41 基台
42 第1アーム
43 第1水平軸
44 第2アーム
45 第2水平軸
46 第3アーム
47 第3水平軸
48 昇降台
49 第4水平軸
50 第4アーム
51 第1リンクベース
52 第1補助リンク
53 第1平行リンク機構
54 第2リンクベース
55 第2補助リンク
56 第2平行リンク機構
57 第3補助リンク
58 第3平行リンク機構
59 水平多関節機構
60 補助アーム
61 第1モータ
62 第1減速機
63 第2モータ
64 連結手段
65 シャフト
66 第2減速機
67 第3減速機
68 連結手段
69 第4減速機
70 連結手段
71 第5減速機

Claims (8)

  1. 基台と、
    一端を前記基台に支持され、第1水平軸回りに回転自在にされた第1アームと、
    一端を前記第1アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第2水平軸回りに回転自在にされた第2アームと、
    一端を前記第2アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第3水平軸回りに回転自在にされた第3アームと、
    前記第3アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第4水平軸回りに回転自在にされた昇降台と、
    一端を前記基台に支持され、前記第1水平軸回りに回転自在にされた第4アームと、
    一端を前記第4アームに支持され、前記第1水平軸に平行な第5水平軸回りに回転自在にされ、他端を前記第2アームに支持されて前記第1水平軸に平行な第6水平軸回りに回転自在にされた第5アームと、
    前記第2水平軸に回転自在に支持された第1リンクベースと、
    前記第3水平軸に回転自在に支持された第2リンクベースと、
    前記基台と前記第1リンクベースに回転自在に支持されて、前記第1リンクベース、前記第1アームおよび前記基台とともに第1平行リンク機構を形成する第1補助リンクと、
    前記第1リンクベースと前記第2リンクベースに回転自在に支持されて、前記第2リンクベース、前記第2アームおよび前記第1リンクベースとともに第2平行リンク機構を形成する第2補助リンクと、
    前記第2リンクベースと前記昇降台に回転自在に支持されて、前記昇降台、前記第3アームおよび前記第2リンクベースとともに第3平行リンク機構を形成する第3補助リンクと、を備えるとともに、
    前記第1アーム、前記第2アーム、前記第3アーム、前記第4アームおよび前記第5アームの長さ比は1:2:1:1:1であり、
    前記第6水平軸は前記第2水平軸と前記第3水平軸の中間にあることを特徴とする多関節ロボット。
  2. 前記第2アームに第1モータを取り付けて、前記第1モータは第1減速機を介して前記第3アームを前記第2アームに対して相対的に回転させ、
    前記第4アームに第2モータを取り付け、前記第2モータは第2減速機を介して前記第5アームを前記第4アームに対して相対的に回転させるとともに、前記第4アームの中に備えられた連結手段と第3減速機を介して前記第4アームを前記基台に対して相対的に回転させることを特徴とする請求項1記載の多関節ロボット。
  3. 基台と、
    一端を前記基台に支持され、第1水平軸回りに回転自在にされた第1アームと、
    一端を前記第1アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第2水平軸回りに回転自在にされた第2アームと、
    一端を前記第2アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第3水平軸回りに回転自在にされた第3アームと、
    前記第3アームの他端に支持され、前記第1水平軸に平行な第4水平軸回りに回転自在にされた昇降台と、
    一端を前記基台に支持され、前記第1水平軸回りに回転自在にされ、前記第1アームと共に前記第2アームを前記第2水平軸回りに両持ちに支持する第4アームと、
    前記第2水平軸に回転自在に支持された第1リンクベースと、
    前記第3水平軸に回転自在に支持された第2リンクベースと、
    前記基台と前記第1リンクベースに回転自在に支持されて、前記第1リンクベース、前記第1アームおよび前記基台とともに第1平行リンク機構を形成する第1補助リンクと、
    前記第1リンクベースと前記第2リンクベースに回転自在に支持されて、前記第2リンクベース、前記第2アームおよび前記第1リンクベースとともに第2平行リンク機構を形成する第2補助リンクと、
    前記第2リンクベースと前記昇降台に回転自在に支持されて、前記昇降台、前記第3アームおよび前記第2リンクベースとともに第3平行リンク機構を形成する第3補助リンクと、を備えたことを特徴とする多関節ロボット。
  4. 前記第2アームに第1モータおよび第2モータを取り付け、前記第1モータは第1減速機を介して前記第2アームを前記第1アームに対して相対的に回転させると共に、第2減速機を介して前記第2アームを前記第4アームに対して相対的に回転させ、前記第1アームの中に備えられた第1連結手段と第3減速機を介して前記第1アームを前記基台に対して相対的に回転させ、前記第4アームの中に備えられた第2連結手段と第4減速機を介して前記第4アームを前記基台に対して相対的に回転させるとともに、前記第2モータは第5の減速機を介して前記第3アームを前記第2アームに対して相対的に回転させることを特徴とする請求項3記載の多関節ロボット。
  5. 一端を前記第2水平軸回りに回転自在に前記第1アームに支持されるとともに、他端を前記第3水平軸回り回転自在に前記第3アームに支持された補助アームを備え、前記補助アームは前記第2アームと共に、前記第3アームを両持で支持したことを特徴とする請求項1または3記載の多関節ロボット。
  6. 前記補助アームの内部を中空とし、ケーブルの通路としたことを特徴とする請求項5記載の多関節ロボット。
  7. 前記昇降台に水平多関節アームを取り付けたことを特徴とする請求項1または3記載の多関節ロボット。
  8. 昇降軸に独立に動作可能な2つのモータを搭載して、アームの剛性にあわせて2つモータの回転数をあらかじめ設定しておいた定数により補正し、直線的に昇降するような協調動作が可能な制御装置を備えたことを特徴とする請求項1または3記載の多関節ロボット。
JP2006531897A 2004-08-25 2005-08-22 多関節ロボット Active JP4618252B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004245411 2004-08-25
JP2004245411 2004-08-25
PCT/JP2005/015220 WO2006022231A1 (ja) 2004-08-25 2005-08-22 多関節ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006022231A1 true JPWO2006022231A1 (ja) 2008-05-08
JP4618252B2 JP4618252B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=35967443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006531897A Active JP4618252B2 (ja) 2004-08-25 2005-08-22 多関節ロボット

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7814811B2 (ja)
JP (1) JP4618252B2 (ja)
KR (1) KR101193761B1 (ja)
DE (1) DE112005002074T5 (ja)
TW (1) TW200615099A (ja)
WO (1) WO2006022231A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4148280B2 (ja) 2005-10-18 2008-09-10 セイコーエプソン株式会社 平行リンク機構及び産業用ロボット
US9004846B2 (en) 2011-02-11 2015-04-14 The Procter & Gamble Company Gripper assembly for moving device
US20120205928A1 (en) * 2011-02-11 2012-08-16 Stefano La Rovere Gripper Assembly for Mechanical Device
KR101382673B1 (ko) * 2012-10-19 2014-04-14 현대중공업 주식회사 글라스용 반송로봇구조
CN106839782B (zh) * 2017-01-22 2018-11-30 浙江厚达智能科技股份有限公司 钢铁生产用单力源倾倒装置
CN107355656A (zh) * 2017-07-11 2017-11-17 罗厚镇 一种机械臂系统及其驱动方法
CN112091947B (zh) * 2020-09-22 2023-04-14 威海海洋职业学院 一种可以跟踪抓取动态目标的机器人

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07148684A (ja) * 1993-11-25 1995-06-13 Toshiba Corp マスタ・スレーブシステムのマスタアーム装置
JPH07214482A (ja) * 1994-01-28 1995-08-15 Fujitsu Ltd 多関節アーム機構
JPH07328982A (ja) * 1994-06-02 1995-12-19 Shin Meiwa Ind Co Ltd 多関節型ロボットの配線・配管構造
JPH11238779A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Mecs Corp 薄型基板搬送多関節ロボット
JPH11300663A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Mecs Corp 薄型基板搬送装置
JP2000006064A (ja) * 1998-06-18 2000-01-11 Mecs Corp 基板搬送ロボット
JP2000024966A (ja) * 1998-07-14 2000-01-25 Mitsubishi Electric Corp 産業用ロボット
JP2001217298A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Shinko Electric Co Ltd ロードポート装置におけるウェハキャリアの移載装置
JP2001239482A (ja) * 2000-02-26 2001-09-04 Samsung Electronics Co Ltd 作業対象物移送装置
JP2002210684A (ja) * 2000-11-14 2002-07-30 Daihen Corp トランスファロボット
JP2002326182A (ja) * 2001-04-26 2002-11-12 Daihen Corp アーム動作機構およびこれを備えた産業用ロボット
JP2002326181A (ja) * 2001-04-26 2002-11-12 Daihen Corp アーム動作機構およびこれを備えた産業用ロボット
JP2003197713A (ja) * 2001-12-28 2003-07-11 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012860Y1 (ja) * 1969-11-29 1975-04-19
JPS5345986B2 (ja) * 1973-07-31 1978-12-11
JPS637286A (ja) * 1986-06-24 1988-01-13 松下電器産業株式会社 ロボツトの原点補正方法
JPH08373B2 (ja) * 1993-03-12 1996-01-10 日本電気株式会社 マニピュレータ
JPH11123675A (ja) 1997-10-22 1999-05-11 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd ロボットの垂直軸上下機構
JP2002166376A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Hirata Corp 基板搬送用ロボット
JP2002332197A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Aitec:Kk 昇降装置
JP4411025B2 (ja) * 2003-07-11 2010-02-10 株式会社ダイヘン 2アーム式搬送ロボット

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07148684A (ja) * 1993-11-25 1995-06-13 Toshiba Corp マスタ・スレーブシステムのマスタアーム装置
JPH07214482A (ja) * 1994-01-28 1995-08-15 Fujitsu Ltd 多関節アーム機構
JPH07328982A (ja) * 1994-06-02 1995-12-19 Shin Meiwa Ind Co Ltd 多関節型ロボットの配線・配管構造
JPH11238779A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Mecs Corp 薄型基板搬送多関節ロボット
JPH11300663A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Mecs Corp 薄型基板搬送装置
JP2000006064A (ja) * 1998-06-18 2000-01-11 Mecs Corp 基板搬送ロボット
JP2000024966A (ja) * 1998-07-14 2000-01-25 Mitsubishi Electric Corp 産業用ロボット
JP2001217298A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Shinko Electric Co Ltd ロードポート装置におけるウェハキャリアの移載装置
JP2001239482A (ja) * 2000-02-26 2001-09-04 Samsung Electronics Co Ltd 作業対象物移送装置
JP2002210684A (ja) * 2000-11-14 2002-07-30 Daihen Corp トランスファロボット
JP2002326182A (ja) * 2001-04-26 2002-11-12 Daihen Corp アーム動作機構およびこれを備えた産業用ロボット
JP2002326181A (ja) * 2001-04-26 2002-11-12 Daihen Corp アーム動作機構およびこれを備えた産業用ロボット
JP2003197713A (ja) * 2001-12-28 2003-07-11 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090003983A1 (en) 2009-01-01
WO2006022231A1 (ja) 2006-03-02
JP4618252B2 (ja) 2011-01-26
KR101193761B1 (ko) 2012-10-23
DE112005002074T5 (de) 2007-07-05
TWI379749B (ja) 2012-12-21
TW200615099A (en) 2006-05-16
KR20070043942A (ko) 2007-04-26
US7814811B2 (en) 2010-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4291709B2 (ja) 直線移動機構およびこれを用いた搬送ロボット
JP4618252B2 (ja) 多関節ロボット
JP4466785B2 (ja) 移送ロボットおよび移送ロボットの制御方法
JP5847393B2 (ja) 搬送ロボット
JP2015036184A (ja) 産業用ロボット
JP2011199121A (ja) 搬送装置
JP2008135630A (ja) 基板搬送装置
JP4737123B2 (ja) 移送ロボット
WO2016189565A1 (ja) 水平多関節ロボット
JP5578973B2 (ja) 産業用ロボット
JP5078738B2 (ja) ワーク搬送用ロボット
WO2022062683A1 (zh) 机器人
JP4276534B2 (ja) 搬送ロボット
JP2005186259A5 (ja)
KR101260657B1 (ko) 관절 로봇형 수직 승강장치
JP2007130734A (ja) 上下機構を備えた搬送ロボット
KR100630955B1 (ko) 기판 반송장치
JP5971140B2 (ja) マニュピュレータ装置
JP3126440U (ja) 多関節ロボット
JP5474328B2 (ja) 基板搬送ロボット
JP2006239794A (ja) 産業ロボットのアーム構造
JP5231054B2 (ja) リフター装置
TWI623397B (zh) Horizontal articulated robot
JP5309324B2 (ja) 基板搬送システム
JP2009184078A (ja) 搬送ロボット

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4618252

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141105

Year of fee payment: 4