JP2008135630A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008135630A
JP2008135630A JP2006321655A JP2006321655A JP2008135630A JP 2008135630 A JP2008135630 A JP 2008135630A JP 2006321655 A JP2006321655 A JP 2006321655A JP 2006321655 A JP2006321655 A JP 2006321655A JP 2008135630 A JP2008135630 A JP 2008135630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
substrate
hand
twin
transfer apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006321655A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Asano
保 浅野
Atsuo Fukuoka
篤夫 福岡
Takeshi Furubayashi
剛 古林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JEL Corp
Original Assignee
JEL Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JEL Corp filed Critical JEL Corp
Priority to JP2006321655A priority Critical patent/JP2008135630A/ja
Publication of JP2008135630A publication Critical patent/JP2008135630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 高真空状態下において、半導体基板等を複数の処理チャンバーにおいて効率よく搬送でき、プロセスチャンバーのフットプリントを大幅に縮小可能な基板搬送装置を提供する。
【解決手段】 真空環境2内に、回転駆動軸R4回りに旋回可能な第1アーム130と、第1アーム130に対して所定角度で回動する第2アームと、第2アームの先端で基板を把持可能なツインハンドとが配置された基板搬送装置であって、第1アーム、第2アーム、及びツインハンドを駆動する複数の駆動モータ21,22,23,24の駆動力を同軸配置された複数の各回転駆動軸R1,R2,R3,R4にそれぞれ伝達する伝達ベルト40,41,42,43により、第1アーム130、第2アーム、及びツインハンドは、第1アーム130が旋回中心点として旋回し、第2アームとによるアーム伸縮により所定位置に移動し、ツインハンドがチャンバー間での基板の受け渡しを行うようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は基板搬送装置に係り、特に高真空状態下において、半導体基板等を複数の処理チャンバーをコンパクトに配置できるような搬送平面を実現して効率よい基板搬送を行えるようにした基板搬送装置に関する。
現在、半導体や各種のFPD(Flat Panel Display)パネル等の液晶基板の製造工程において、真空環境でのプロセスが重要な位置を占めている。例えば基板処理のアウトプットを増大させるためには、真空環境内での各処理プロセス間での基板等の搬送タクトタイムの短縮がきわめて重要となっている。
また、従来、半導体製造装置では、クラスタ型の処理形態として、多角形のトランスファーチャンバーの周囲に放射状に各処理のプロセスチャンバーを配置し、トランスファーチャンバー内に設置されたスカラータイプの基板搬送装置(ロボット)による各処理プロセス間での基板の受け渡し(搬送)が行われていた。したがって、複数のプロセスチャンバーを有する半導体製造装置等では、製造装置のフットプリントが増し、効率的に設備面積を利用できないという問題があった。
この問題点を解消するために装置の小フットプリントを実現した搬送装置も提案されている(特許文献1参照)。この搬送装置は、ロードロック室と処理室との間にトランスファーチャンバーに相当する搬送室に直結して配置され、搬送室内に水平多関節ロボットが装備されている。
特開2005−251881号公報。
ところで、特許文献1に開示された搬送装置は、基本的に小型シングルチャンバを想定しており、高精度のアームの旋回動作や長スパンで基板をプロセスチャンバーに移送することは想定していない。また、小フットプリントの要請から、クラスタツールの形状の小型化に対応するためには、真空環境内でのロボットアームの動作、特にプロセスチャンバーに応じた柔軟性を有する動作が求められている。
そこで、本発明の目的は、上述した問題を解消し、高真空状態下で使用される基板搬送装置において、複数のプロセスチャンバーをトランスファーチャンバーに対してコンパクトに配置可能にし、チャンバー間での基板搬送の効率化、ひいては製造工程でのスループットの向上が果たせ、トランスファーチャンバーをシンプルな形状とすることができ、コストダウンを図ることができる基板搬送装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、装置本体が大気中に位置し、該装置本体の蓋部を介して区画された真空環境内のトランスファーチャンバー内に、前記装置本体から突出した回転駆動軸回りに旋回可能な第1アームと、該第1アームに水平関節を介して連結され、第1アームからの回転駆動力により、前記第1アームに対して所定角度で回動する第2アームと、該第2アームの先端にそれぞれ独立して回動可能に連結され、その先端で基板を把持可能なツインハンドとが配置された基板搬送装置であって、前記第1アーム、第2アーム、及びツインハンドを駆動する複数の駆動手段と、該駆動手段の駆動力を同軸配置された複数の各回転駆動軸にそれぞれ伝達する伝達手段とが前記装置本体内に収容され、前記第1アーム、第2アーム、及びツインハンドは前記回転駆動軸に入力された回転駆動力により、前記第1アームが旋回中心点として旋回するとともに、前記第2アームとによるアーム伸縮により所定位置に移動し、前記第2アーム先端に連結されたツインハンドが前記トランスファーチャンバーに連設されたチャンバー間での前記基板の受け渡しを行うことを特徴とするものである。
前記複数の駆動手段は、前記装置本体内の支持フレームに一体的に支持され、該支持フレームを昇降させる昇降手段の駆動により、前記回転駆動軸が前記真空環境内に位置する量が調整できるようにすることが好ましい。
前記回転駆動軸の前記真空環境内に位置する部分に真空シールを設けることが好ましい。また、この真空シールは、磁性流体シールあるいはリップシールとすることがより好ましい。
前記ツインハンドは、一方のハンドがプロセスチャンバー内に進入し前記基板の受け渡しを行う際に、他方のハンドが旋回し待避位置に位置させることが好ましい。
前記ツインハンドは、それぞれのハンドが同一位相で同一のプロセスチャンバー内に進入し、前記基板の受け渡しを行うようにすることが好ましい。
以上に述べたように本発明によれば、プロセスチャンバーの配置においてフットプリントの縮小を実現することができ、装置全体の占有面積の削減、搬送効率の向上による装置全体のスループットの向上が図れ、トランスファーチャンバーに対しては、小容積化による装置の小型化、真空環境を実現するための真空ポンプ等の装置の小型化を図ることができる。また、トランスファーチャンバーにプロセスチャンバーを複数並列配置することができるため、トランスファーチャンバーのコンポーネント化が可能になり、自在な装置レイアウトを設定できる等の効果を奏する。
以下、本発明の基板搬送装置を実施するための最良の形態として、以下の実施例について添付図面を参照して説明する。
以下、本発明の基板搬送装置の一実施の形態について、各図面を参照して説明する。
[本体駆動部の構成]
図1は、基板搬送装置10の装置本体内に装備された各駆動手段および各駆動手段からの伝達機構の構成を説明するために示した本体正面断面図である。図2は、各駆動手段から伝達された回転力により所定の旋回動作を示す2本のアーム130,140と、アーム140先端に回動可能に連結された上下に位置するツインハンド230,240(先端の図示略、全体図として図3参照、以下、ツインハンドの部材であるハンドベースをそれぞれ符号230,240で示す。)を有する内部構成を説明するために示したアームの正面断面図である。図3は、上述の図1,図2の構成からなる基板搬送装置10のアーム130,140(伸長状態)とツインハンド230,240の構成を示した正面図である。図4は、図3に示した基板搬送装置10の平面図である(同図では、ツインハンド230,240は上下に完全に重なった状態にある)。
基板搬送装置10は、装置本体11を収容するケーシング12とケーシング12の蓋部に相当する基底プレート13とから構成され、基板搬送装置10は、真空環境内の基台(固定部)5に形成された開口部3に基底プレート13を介して支持され、アーム130,140(図2)とハンドベース230,240(図3)全体とが真空環境2内に位置するように設置されている。基底プレート13の中心軸O(図3,図4)を中心とし、気密シール(図示せず)が施された開口部3には、ケーシング12本体内に収容された駆動手段20から付与される回転力により、それぞれが独立して回転可能な4本の回転駆動軸R1,R2,R3,R4が、各軸受部(符号略)を介して支持されている。また、回転駆動軸R1,R2,R3,R4と、これらを回転駆動する駆動手段20としての4基の駆動モータ21,22,23,24はケーシング12内に収容された駆動部支持フレーム25内の支持フランジ(図示せず)に固定されている。この駆動部支持フレーム25は外周が、ケーシング12の内周面に沿って鉛直方向に配列された複数本のリニアガイドレール26にガイド軸受27を介して支持されている。またフレーム25の底部の一部25aはケーシング12の底部に設置された駆動モータ28と駆動モータ28の減速機(図示せず)を介して回転制御されるボールネジ8に螺着した昇降部材29で支持されている。これにより駆動部支持フレーム25全体は、駆動モータ28によるボールネジ8の回転が昇降部材29のZ軸方向の移動に変換され、リニアガイドレール26とガイド軸受27とによって鉛直方向(Z軸方向)に昇降制御される。本実施例では駆動部支持フレーム25の昇降ストロークは最大50mmに設定されているが、その昇降範囲は、後に詳述する各アーム130,140ないしツインハンド230,240の必要昇降量に応じて適宜設定できる。第1アーム130を真空環境2内に上昇させた際に突出した、最外周の回転駆動軸R4の周囲には金属製のベローズ6が装着されている。ベローズ6は第1アーム130の昇降に合わせて蛇腹部が追従して伸縮する。ベローズ6の内部と回転駆動軸R4の外周との間の軸受空間内には多段磁極片(図示せず)を配置した磁性流体シール7が施され、この可動部における真空シールが形成されている。なお、低真空度対応の装置においては、四フッ化エチレン樹脂製等のリップシールを用いて真空シールとすることも可能である。
一方、駆動部支持フレーム25に軸受支持されている各回転駆動軸R1,R2,R3,R4は、1本の中実の上側ハンド旋回駆動軸R1と、この上側ハンド旋回駆動軸R1を玉軸受31で回転可能に支持するとともに、独立して回転駆動可能な中空筒状の下側ハンド回転駆動軸R2と、下側ハンド回転駆動軸R2を玉軸受32で回転可能に支持するとともに、独立して回転駆動可能な空筒状の第2アーム回転駆動軸R3と、第2アーム回転駆動軸R3を玉軸受33で回転可能に支持するともに、独立して回転駆動可能な玉軸受34で中間位置が支持された中空筒状の第1アーム回転駆動軸R4とからなる4本の同軸回転軸から構成されている。
各回転駆動軸R1,R2,R3,R4(以下、総称して示す場合、Riと記す。)の各軸下端には、図1に示したように、所定径のプーリ35,36,37,38が、各回転駆動軸Riを独立して回転できるように、上下方向に4段に位置して各玉軸受(符号略)で支持されている。また各回転駆動軸Riの端部は図示しないスラスト部材で軸方向に拘束されている。回転駆動軸Riの各プーリ35,36,37,38と、駆動部支持フレーム25の図示しない固定フランジに固定された各駆動モータ21,22,23,24の減速機側のプーリ45,46,47,48との間には、伝達ベルト40,41,42,43が掛け渡されている。このように、各回転駆動軸Riのプーリ35,36,37,38には、図示しない制御部により制御された各駆動モータ21,22,23,24の減速機のプーリ45,46,47,48の回転により、伝達ベルト40,41,42,43を通じて、所定の回転駆動力が伝達される。このときの各回転駆動軸Riの回転動作は、所定の制御シーケンスにより、各回転角度、回転角速度、回転方向が高精度に制御される。
[第1アーム、第2アームの構成と連係動作]
(第1アームの構成と旋回動作)
第1アーム130は図2にその断面構成を示したように、駆動側軸部130Aと、従動側軸部130Bとが両端に位置し、両軸間を複数本のタイミングベルトが干渉することなく収容されたステンレス製中空部材からなる。第1アーム130のケーシングに相当するアームカバー134内の駆動側軸部130Aには回転駆動軸R1,R2,R3が延設され、それぞれの軸端に駆動軸側プーリ135U,135L,136が軸支されている。一方、従動側軸部130Bには従動回転軸J11,J12,J13が軸受に支持され、それぞれの軸下側端に従動軸側プーリ138,137L,137Uが軸支され、これら各プーリに下側からそれぞれタイミングベルト132,131L,131Uが掛け渡されている。第1アーム130のアームカバー134の駆動側軸部130Aの下面には中空筒状の第1アーム回転駆動軸R4の上端面が固着されており、第1アーム回転駆動軸R4の回転駆動により、第1アーム130は所定旋回動作が直接制御される。
(第2アームの構成と旋回動作)
第2アーム140も、図2にその断面構成を示したように、アームのケーシングに相当するステンレス製中空部材からなるアームカバー144内の第1従動軸部140A(第1アーム従動側軸部130Bと同一構成)と、第2従動側軸部140Bとが両端に位置し、両軸間を複数本のタイミングベルトが干渉することなく収容されている。この第2アームを駆動するために、装置本体11内の駆動モータ23の減速機プーリ47と第2アーム回転駆動軸R3下端のプーリ37との間にはタイミングベルト42が掛け渡されている。一方、第2アーム回転駆動軸R3の上端は第1アーム130のアームカバー134内に突出し、この突出軸部に玉軸受に支持された駆動側プーリ136が固着されている。この第2アーム回転駆動軸R3と同軸に入れ子状に配置された回転駆動軸R1,R2,R3の上端には独立して回転可能な駆動プーリ135U,135L,136が重層して配置されている。
(第1アーム、第2アームの連係動作)
第1アーム130の従動側軸部130Bには第1関節部J1として機能する従動回転軸J11,J12,J13が設けられている。これら従動回転軸J11,J12,J13は、1本の中実の第2アーム回転軸J11と、この第2アーム回転軸J11を玉軸受(符号略)で回転可能に支持するともに、独立して回転駆動可能な中空筒状の下側ハンド回転軸J12と、下側ハンド回転軸J12を玉軸受で回転可能に支持するともに、独立して回転駆動可能な空筒状の上側ハンド回転軸J13とで構成されている。図2に示したように、本実施例では、各従動軸J11,J12,J13の端部に取り付けられた各従動側プーリ138,137U,137Lの直径は、第2アーム回転駆動軸の駆動プーリの直径をD1としたとき、従動プーリ138の直径D2は1/2×D1であり、その他のプーリ137U,137Lの直径もD2に設定されている。しかし各プーリの直径は、アームの旋回関係を規定するのにふさわしい種々の比率で設定できることはいうまでもない。
第2アーム回転軸J11は、下端がスラスト軸受139で支持され、上端が第2アーム140の上面を形成するプレート145下面に一体的に固着されている。さらに、第1アーム130と、第2アーム140とが摺接する部位には玉軸受を介して第1アーム側関節リング部材146と、第2アーム側関節リング部材147とが対向して装着され、第1関節部J1が形成されている。したがって、第2アーム140自体は、第1アーム130の駆動プーリ136、タイミングベルト132,従動プーリ138を介して中実の第2アーム回転軸J11がその上端で第2アーム140のアームカバー144のプレート145に回転駆動力が伝達され、第1関節部J1回りの旋回動作が実現する。
[ツインハンドの構成]
第2アーム140も、第1アーム130と同様にステンレス製の中空箱形のアーム部材144からなり、アーム内部の先端側には、第2関節部J2として機能する従動回転軸J21,J22が配置されている。これら従動回転軸J21,J22は、1本の中実の上側ハンド回転軸J21と、この上側ハンド回転軸J21を玉軸受(符号略)で回転可能に支持するともに、独立して回転駆動可能な中空筒状の下側ハンド回転軸J22とで構成されている。各プーリ147U,147Lの直径は、D2に設定され、第2アーム140内では、従動回転軸J11,J12に装着されたプーリ145L,145Uに対してタイミングベルト141L,141Uが、第2関節部J2の回転軸に装着されたプーリ147L,147Uとの間に掛け渡されている。
上側ハンド回転軸J21は、下端がスラスト玉軸受232で支持された中実軸で、上端が上側ハンド230の取付孔にフランジ231を介して一体的に固着されている。下側ハンド回転軸J22は、上端が第2アーム140の開口から所定量突出した中空軸で、その上端は下側ハンド240の取付孔にフランジ241を介して一体的に固着されている。このような構成により、第2アーム140の先端側に第2関節部J2が形成され、この第2関節部J2において、第2アーム140と上側ハンド230、下側ハンド245が独立して所定の旋回角で回転する。
上側ハンドベース230と、下側ハンドベース240については、図3,図6において、ハンドベースの一部に設けられた切欠部以外は同一形状をなす、一般的な形状を例示している。本実施例では、略U字形をなすハンド235に製品仕様に応じた所定直径の円形基板Sが載置可能な収納面が根元部235aと先端部235bとに形成されている。
上側ハンド235と下側ハンド245とは、それぞれ独立した駆動モータ21,22と伝達経路を、装置本体11、第1アーム130および第2アーム140内に有するため、図示しない制御部からの動作情報により、両ハンド235,245とは完全に独立した旋回動作が行える。これにより、たとえば図6に示したように、一方のハンド230が図示しないプロセスチャンバー内まで進入し、ハンド235に載置した基板Saの受け渡しを行う際に、他の基板Sbをハンド245に載置した他方のハンドベース240は、待避状態まで旋回にすることができる。その後、第1アーム130、第2アーム140を屈曲させてプロセスチャンバー(図示せず)内のハンド235を後退させるとともに待避位置に旋回させる一方、他方のハンド245を処理チャンバーに向けて旋回させ、引き続き第1アーム130、第2アーム140を伸張させることにより、基板Sの連続的な受け渡しが実現する。
[第1アームと第2アームによる伸縮動作]
次に、第2アーム140と第1アーム130とが連係して実現するアームの伸縮動作について説明する。本実施例において、図5に示した第1アーム130と第2アーム140の姿勢が初期状態である。この状態で基板Sをハンド先端の基板保持部に保持した状態で第1アーム130を旋回させることで、基板Sを搬送するハンド伸張方向の位置決めが可能となる。図5に示した状態から、第1アーム130を角度θだけ旋回させる。このとき第2アーム回転駆動軸J13の駆動角度を同期させると、第1アーム130の旋回角に対して第2アーム回転駆動軸R3の駆動プーリ136の回転角に対して従動軸J1のプーリ138の直径が1/2に設定されているので、当初の図5の角度から2θだけ回動する。すなわち、第1アーム130と第2アーム140の軸芯間距離が等しく設定されているため、後述するハンド230の根元部は、図5→図4のようにX軸方向に直進することができる。
[第1アームの旋回動作とハンドの直線移動の同期]
第1アーム130と第2アーム140とは上述したように、同期をとってそれぞれのアーム130,140が第1アーム回転駆動軸R4、第2アーム回転駆動軸J13を中心に旋回するが、第1アーム130の旋回に伴う第2アーム140の旋回時にハンド235,245は常に基板搬送方向を向くように直線移動する。これらハンド235,240の直線動作を実現するためには、第1アーム回転駆動軸R4を角度θだけ旋回する間に、上側ハンド回転駆動軸R1と、独立して回転駆動可能な下側ハンド回転駆動軸R2とを、旋回角度−θだけ旋回させる。これにより、第2アーム140先端に装着されたハンド235,245は常にX軸方向に直線移動することができる。
[クラスタツールへの適用例]
上述した基板搬送装置10は、真空環境において、アームの旋回、伸縮動作に加えてツインハンドを備えているため、基板のハンドリングの自由度が高い。そのため、装置の占有面積を最小化させるような各種のプロセスチャンバーのレイアウトを実現することができる。図7、図8はプロセスチャンバーの配置例を示した部分平面図、図9はクラスタツールへの適用の自由度を高めるために3アームを備えた基板搬送装置を示した平面図である。
図7は基板搬送装置10が初期姿勢で旋回可能な内法寸法を有するトランスファーチャンバー50で、このトランスファーチャンバー50の側面に並列して2室のプロセスチャンバー51,52が連結されている。同図では、第1アーム130と第2アーム140とが最大離隔を確保し、プロセスチャンバー52の所定位置に基板Sを納めることができるようなチャンバーレイアウトを例示した。したがって、並列設置されたプロセスチャンバー51,52の離隔は同図より狭くあるいは3室のプロセスチャンバーを隣接させて配置することも可能である。その場合には、半導体製造装置のフットプリントをより小さくすることができ、工場内における装置の占有面積の大幅な削減を果たすことができる。なお、図7では、基板Sをプロセスチャンバー52に納める際に他方のハンド245が待避状態に位置した状態が示されている。
図8は、本発明の基板搬送装置10を、1つのプロセスチャンバーで並列処理が行えるツインステージ付きチャンバー53に適用した実施例を示した部分平面図である。同図(a)に示したように、上下位置にあるツインハンド235,245を、載置する基板Sが干渉しないような所定のなす角に設定し、アーム130,140の伸長により2枚の基板Sをツインステージ付きチャンバー53内に同期をとって納め、また処理後の基板Sを同時に取り出すようにすることもできる。
図9各図は、変形例としての3アームタイプの基板搬送装置10の平面図を示している。同図(b)に示したように、第2アーム140の先端に第2アーム140のアーム長と等しい第3アーム150を備え、さらに第3アーム150の先端にツインハンド235,240を装着した構成からなる。また、アーム130,140,150は同図(b)のように、重層させて折りたためるため、旋回時のフットプリントも最小化できる。このように3本のアーム130,140,150によってロングストロークの基板搬送を実現でき、プロセスチャンバーのさらなる多列配置を可能にでき、これにより、フットプリントの一層の縮小化を図ることができる。
なお、以上で説明した各アームのアーム長さ、アームの旋回により達成される搬送動作、距離、取り付けられるハンド形状、寸法は、搬送予定の基板の大きさ及び搬送距離で決定される。また、各軸受は玉軸受などのダストフリーの転動体を採用することで転がり抵抗を最小限にでき、優れた位置決め特性が確保できる。さらに、その用途、仕様に応じて上下動(Z軸方向)ストローク、アームの搬送シーケンスは適宜選択、付加、削除することができることはいうまでもない。
図10(a),図10(b)は、半導体製造装置のクラスタツール60のインテグレーション化における本発明の基板搬送装置10を適用した例を示した概略レイアウト図、図10(c)は比較のために、従来の基板搬送装置70を用いたクラスタツールのレイアウト図である。なお、図10(a),(b)において、基板搬送装置10は、初期状態と基板Sを載置してプロセスチャンバー内にアクセスした状態とを説明のため、複数のアームの位置状態を表示してある。
図10(a)に示したクラスタツール60は、内部にカセット62が収納された規格化された3FOUPのカセットオープナー61と、ロードロック室63に移送可能な走行搬送装置64を備えたプラットホーム65と、ロードロック室63と、平面形状がほぼ正方形をなすトランスファーチャンバー66と、その周囲の3辺にそれぞれ配置された3基のプロセスチャンバー67,67…とで構成されている。トランスファーチャンバー66のほぼ中央位置に設置された本発明の基板搬送装置10を操作することにより、各プロセスチャンバー67間の基板Sの受け渡しのタクトタイムを最小化することができる。
また、図10(b)に示したように、トランスファーチャンバーの長辺に2基のプロセスチャンバー67,67を並列配置し、他のプロセスチャンバー67,67を対辺位置にも設けた。これにより、トランスファーチャンバー66の周囲に5基のプロセスチャンバー67,67…をよりコンパクトに配置することもできる。図10(c)は、図10(b)との比較のために、従来の基板搬送装置70を用いて5基のプロセスチャンバーとにアクセスするために六角形トランスファーチャンバー66を採用した例を示している。図10(b),(c)との比較からも明らかなように、本発明の基板搬送装置10を採用することにより、半導体製造装置全体のフットプリントを大幅に減少させることができる。
図11(a)は、図10(b)で示したクラスタツールのトランスファーチャンバー66をステージ68で直列に連結して、コンポーネント化して多重チャンバーを実現したクラスタツール60の実施例を示している。図11(b)はこの多重チャンバーに対応した従来の六角形トランスファーチャンバーを適用したクラスタツール60の例を示している。このように、多重チャンバー化された場合、本発明によればクラスタツールのフットプリントの省スペース化の効果は倍加することが明らかである。
図12は、多重プロセスを一方向経路で実現する、インライン方式のクラスタツール60の実施例を示したレイアウト図である。同図に示したように、カセット62に収納された基板は、IN側の受け入れ側プラットホーム65からロードロック室63を介して最初のプロセスチャンバー66の処理プロセスの後、ステージ68を介してラインとして3基のプロセスチャンバー66における各処理プロセスを連続させることができ、最終的にロードロック室63を介してOUT側の搬出側プラットホーム69から処理済み基板としてカセット62に収容される。このインライン方式では、プロセスチャンバー66のレイアウト、配置数、ステージ68による連結方向等は自由に設計できるため、省スペースの要請に高く応えることができる。
本発明の基板搬送装置の装置本体の内部及び一部断面を示した断面図。 基板搬送装置のアーム部分の内部及び一部断面を示した断面図。 本発明の基板搬送装置の設置状態を示した全体正面図。 図3に示した基板搬送装置の平面形状を示した平面図。 図4に示した伸長状態に対する初期状態での平面形状を示した平面図。 ツインハンドの旋回状態を例示した平面形状を示した平面図。 基板搬送装置のトランスファーチャンバー内での設置例を示した部分平面図。 基板搬送装置のトランスファーチャンバー内での他の設置例を示した部分平面図。 基板搬送装置のアーム構成の変形例を示した平面図。 クラスタツールのインテグレーション化の例を示した概略全体平面図。 クラスタツールのインテグレーション化の例を示した概略全体平面図。 クラスタツールのインテグレーション化の例を示した概略全体平面図。
符号の説明
2 真空環境
3 開口部
4 大気中
5 基台
6 ベローズ
7 真空シール
10 基板搬送装置
11 装置本体
12 ケーシング
13 基台プレート(蓋)
20 駆動手段
21,22,23,24,28 駆動モータ
41,42,43,44 伝達ベルト
45,46,47,48 プーリ
50,66 トランスファーチャンバー
51,52,53,67 プロセスチャンバー
60 クラスタツール
62 カセット
63 ロードロック室
68 ステージ
130 第1アーム
131,132 伝達ベルト
134 アーム部材
135L,135U,136 プーリ
140 第2アーム
141,142 伝達ベルト
144 アーム部材
145L,145U,147L,147U プーリ
230 上側ハンド
240 下側ハンド
235,245 基板保持部
1,R2,R3,R4 回転駆動軸
J1 第1関節部
J2 第2関節部
11,J12,J13 従動回転軸
21,J22 従動回転軸
S 基板

Claims (7)

  1. 装置本体が大気中に位置し、該装置本体の蓋部を介して区画された真空環境内のトランスファーチャンバー内に、前記装置本体から突出した回転駆動軸回りに旋回可能な第1アームと、該第1アームに水平関節を介して連結され、第1アームからの回転駆動力により、前記第1アームに対して所定角度で回動する第2アームと、該第2アームの先端にそれぞれ独立して回動可能に連結され、その先端で基板を把持可能なツインハンドとが配置された基板搬送装置であって、
    前記第1アーム、第2アーム、及びツインハンドを駆動する複数の駆動手段と、該駆動手段の駆動力を同軸配置された複数の各回転駆動軸にそれぞれ伝達する伝達手段とが前記装置本体内に収容され、前記第1アーム、第2アーム、及びツインハンドは前記回転駆動軸に入力された回転駆動力により、前記第1アームが旋回中心点として旋回するとともに、前記第2アームとによるアーム伸縮により所定位置に移動し、前記第2アーム先端に連結されたツインハンドが前記トランスファーチャンバーに連設されたチャンバー間での前記基板の受け渡しを行うことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記複数の駆動手段は、前記装置本体内の支持フレームに一体的に支持され、該支持フレームを昇降させる昇降手段の駆動により、前記回転駆動軸が前記真空環境内に位置する量が調整されることを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記回転駆動軸の前記真空環境内に位置する部分に真空シールが設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記真空シールは、磁性流体シールであることを特徴とする請求項3に記載の基板搬送装置。
  5. 前記真空シールは、リップシールであることを特徴とする請求項3に記載の基板搬送装置。
  6. 前記ツインハンドは、一方のハンドがプロセスチャンバー内に進入し前記基板の受け渡しを行う際に、他方のハンドが旋回し待避位置に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の基板搬送装置。
  7. 前記ツインハンドは、それぞれのハンドが同一位相で同一のプロセスチャンバー内に進入し、前記基板の受け渡しを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の基板搬送装置。
JP2006321655A 2006-11-29 2006-11-29 基板搬送装置 Pending JP2008135630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006321655A JP2008135630A (ja) 2006-11-29 2006-11-29 基板搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006321655A JP2008135630A (ja) 2006-11-29 2006-11-29 基板搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008135630A true JP2008135630A (ja) 2008-06-12

Family

ID=39560262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006321655A Pending JP2008135630A (ja) 2006-11-29 2006-11-29 基板搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008135630A (ja)

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008277725A (ja) * 2007-05-02 2008-11-13 Psk Inc 基板返送ユニット、及び基板移送方法、そして前記ユニットを有する基板処理装置、及び前記ユニットを利用した基板処理方法
JP2010157736A (ja) * 2008-12-29 2010-07-15 Kc Tech Co Ltd 原子層蒸着装置
WO2011080897A1 (ja) 2009-12-28 2011-07-07 株式会社アルバック 駆動装置及び搬送装置
US8007218B2 (en) 2007-01-19 2011-08-30 Psk Inc. Unit and method for transferring substrates and apparatus and method for treating substrates with the unit
WO2012039274A1 (ja) * 2010-09-24 2012-03-29 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
CN102452559A (zh) * 2010-10-22 2012-05-16 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 传送装置及系统
JP2013175737A (ja) * 2007-05-08 2013-09-05 Brooks Automation Inc 機械的スイッチ機構を利用する複数の可動アームを有する基板搬送装置
JP2013540361A (ja) * 2010-10-08 2013-10-31 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 同軸駆動真空ロボット
WO2013187290A1 (ja) * 2012-06-12 2013-12-19 東京エレクトロン株式会社 基板搬送方法及び基板搬送装置
JP2014516814A (ja) * 2011-06-15 2014-07-17 テクニシュ・ウニヴェルシタット・ベルリン ロボットの駆動方法、ロボット、並進運動ロボット、ロボットシステム、及びロボットシステムの駆動方法
JP2014236036A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 シンフォニアテクノロジー株式会社 ワーク搬送ロボット
KR20160004927A (ko) * 2014-07-03 2016-01-13 가부시키가이샤 다이헨 가공물 반송장치
KR20160098524A (ko) * 2012-02-10 2016-08-18 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기판 프로세싱 장치
US10335945B2 (en) 2007-05-08 2019-07-02 Brooks Automation, Inc. Substrate transport appartatus with multiple movable arms utilizing a mechanical switch mechanism
US10421196B2 (en) 2017-07-26 2019-09-24 Daihen Corporation Transfer apparatus
KR20190117591A (ko) * 2017-02-07 2019-10-16 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기판 이송을 위한 방법 및 장치
CN110505945A (zh) * 2017-02-15 2019-11-26 柿子技术公司 具有多个末端执行器的物料操纵机器人
JP2019537253A (ja) * 2016-10-18 2019-12-19 マットソン テクノロジー インコーポレイテッドMattson Technology, Inc. 被加工物を処理するためのシステムおよび方法
JP2020038880A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 東京エレクトロン株式会社 基板搬送機構、基板処理装置及び基板搬送方法
CN111971784A (zh) * 2018-03-31 2020-11-20 平田机工株式会社 腔室构造
JP2021022643A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 日本電産サンキョー株式会社 ロボットにおけるワーク位置検出方法
JPWO2021033534A1 (ja) * 2019-08-22 2021-02-25
WO2021096987A1 (en) * 2019-11-15 2021-05-20 Applied Materials, Inc. Multi-finger robot apparatus, electronic device manufacturing apparatus, and methods adapted to transport multiple substrates in electronic device manufacturing
JP2021145140A (ja) * 2015-03-12 2021-09-24 パーシモン テクノロジーズ コーポレイションPersimmon Technologies, Corp. エンドエフェクタの従動運動を伴うロボット
WO2021206071A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 川崎重工業株式会社 真空用双腕ロボット
US11244846B2 (en) 2018-05-18 2022-02-08 Applied Materials, Inc. Multi-blade robot apparatus, electronic device manufacturing apparatus, and methods adapted to transport multiple substrates in electronic device manufacturing
US11322379B2 (en) 2020-06-16 2022-05-03 Dly Technologies Inc. Wafer storage box, wafer transfer device and wafer storage and transfer assembly having the same
US11358809B1 (en) * 2021-03-01 2022-06-14 Applied Materials, Inc. Vacuum robot apparatus for variable pitch access
US11482434B2 (en) 2016-10-18 2022-10-25 Belting E-Town Semiconductor Technology Co., Ltd Systems and methods for workpiece processing
DE102022125564B3 (de) 2022-10-04 2023-10-12 J.Schmalz Gmbh Verfahren zum Handhaben von Gegenständen und Handhabungsanlage
US11817342B2 (en) 2021-10-25 2023-11-14 Dly Technologies Inc. Wafer carrier, wafer access device and wafer carrier and access assembly having the same
US11887880B2 (en) 2017-08-17 2024-01-30 Persimmon Technologies Corporation Material handling robot

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001157974A (ja) * 1999-11-30 2001-06-12 Assist Japan Kk ダブルアーム型基板搬送ロボット
JP2004265894A (ja) * 2003-01-17 2004-09-24 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
JP2004288719A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Tokyo Electron Ltd 基板搬送装置及び基板処理装置
JP2004535072A (ja) * 2001-07-13 2004-11-18 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 独立多エンドエフェクタを備えた基板移送装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001157974A (ja) * 1999-11-30 2001-06-12 Assist Japan Kk ダブルアーム型基板搬送ロボット
JP2004535072A (ja) * 2001-07-13 2004-11-18 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 独立多エンドエフェクタを備えた基板移送装置
JP2004265894A (ja) * 2003-01-17 2004-09-24 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
JP2004288719A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Tokyo Electron Ltd 基板搬送装置及び基板処理装置

Cited By (76)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8007218B2 (en) 2007-01-19 2011-08-30 Psk Inc. Unit and method for transferring substrates and apparatus and method for treating substrates with the unit
JP4542574B2 (ja) * 2007-05-02 2010-09-15 ピーエスケー・インコーポレーテッド 基板移送ユニット、及び基板移送方法、そして前記ユニットを有する基板処理装置、及び前記ユニットを利用した基板処理方法
JP2008277725A (ja) * 2007-05-02 2008-11-13 Psk Inc 基板返送ユニット、及び基板移送方法、そして前記ユニットを有する基板処理装置、及び前記ユニットを利用した基板処理方法
KR102216638B1 (ko) 2007-05-08 2021-02-17 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기계적 스위치 메카니즘을 이용한 복수의 가동 암들을 갖는 기판 이송 장치
KR20170124613A (ko) * 2007-05-08 2017-11-10 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기계적 스위치 메카니즘을 이용한 복수의 가동 암들을 갖는 기판 이송 장치
US10335945B2 (en) 2007-05-08 2019-07-02 Brooks Automation, Inc. Substrate transport appartatus with multiple movable arms utilizing a mechanical switch mechanism
KR20200007102A (ko) * 2007-05-08 2020-01-21 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기계적 스위치 메카니즘을 이용한 복수의 가동 암들을 갖는 기판 이송 장치
KR102121016B1 (ko) 2007-05-08 2020-06-09 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기계적 스위치 메카니즘을 이용한 복수의 가동 암들을 갖는 기판 이송 장치
JP2013175737A (ja) * 2007-05-08 2013-09-05 Brooks Automation Inc 機械的スイッチ機構を利用する複数の可動アームを有する基板搬送装置
JP2010157736A (ja) * 2008-12-29 2010-07-15 Kc Tech Co Ltd 原子層蒸着装置
US8968476B2 (en) 2008-12-29 2015-03-03 K.C. Tech Co., Ltd. Atomic layer deposition apparatus
KR101477366B1 (ko) * 2009-12-28 2015-01-06 가부시키가이샤 아루박 구동장치 및 반송 장치
JP5463367B2 (ja) * 2009-12-28 2014-04-09 株式会社アルバック 駆動装置及び搬送装置
WO2011080897A1 (ja) 2009-12-28 2011-07-07 株式会社アルバック 駆動装置及び搬送装置
JPWO2011080897A1 (ja) * 2009-12-28 2013-05-09 株式会社アルバック 駆動装置及び搬送装置
US9252038B2 (en) 2009-12-28 2016-02-02 Ulvac, Inc. Drive device and conveyance device
JP2012066342A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Nidec Sankyo Corp 産業用ロボット
CN103124617A (zh) * 2010-09-24 2013-05-29 日本电产三协株式会社 工业用机器人
US8888435B2 (en) 2010-09-24 2014-11-18 Nidec Sankyo Corporation Industrial robot with overlapping first hand and second hand during time of linear transport
WO2012039274A1 (ja) * 2010-09-24 2012-03-29 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
US9656386B2 (en) 2010-10-08 2017-05-23 Brooks Automation, Inc. Coaxial drive vacuum robot
JP2013540361A (ja) * 2010-10-08 2013-10-31 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 同軸駆動真空ロボット
CN102452559A (zh) * 2010-10-22 2012-05-16 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 传送装置及系统
CN102452559B (zh) * 2010-10-22 2015-01-14 北京北方微电子基地设备工艺研究中心有限责任公司 传送装置及系统
JP2014516814A (ja) * 2011-06-15 2014-07-17 テクニシュ・ウニヴェルシタット・ベルリン ロボットの駆動方法、ロボット、並進運動ロボット、ロボットシステム、及びロボットシステムの駆動方法
KR102096074B1 (ko) 2012-02-10 2020-04-01 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기판 프로세싱 장치
JP2016219831A (ja) * 2012-02-10 2016-12-22 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 基板処理装置
KR20160098524A (ko) * 2012-02-10 2016-08-18 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기판 프로세싱 장치
KR101757524B1 (ko) 2012-06-12 2017-07-12 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 반송 방법 및 기판 반송 장치
WO2013187290A1 (ja) * 2012-06-12 2013-12-19 東京エレクトロン株式会社 基板搬送方法及び基板搬送装置
JP2013258260A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Tokyo Electron Ltd 基板搬送方法及び基板搬送装置
JP2014236036A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 シンフォニアテクノロジー株式会社 ワーク搬送ロボット
KR20160004927A (ko) * 2014-07-03 2016-01-13 가부시키가이샤 다이헨 가공물 반송장치
KR102398520B1 (ko) * 2014-07-03 2022-05-16 가부시키가이샤 다이헨 가공물 반송장치
JP2016013603A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 株式会社ダイヘン ワーク搬送装置
JP7139488B2 (ja) 2015-03-12 2022-09-20 パーシモン テクノロジーズ コーポレイション エンドエフェクタの従動運動を伴うロボット
JP2021145140A (ja) * 2015-03-12 2021-09-24 パーシモン テクノロジーズ コーポレイションPersimmon Technologies, Corp. エンドエフェクタの従動運動を伴うロボット
JP2019537253A (ja) * 2016-10-18 2019-12-19 マットソン テクノロジー インコーポレイテッドMattson Technology, Inc. 被加工物を処理するためのシステムおよび方法
JP2021145141A (ja) * 2016-10-18 2021-09-24 マトソン テクノロジー インコーポレイテッドMattson Technology, Inc. 被加工物を処理するためのシステムおよび方法
US11482434B2 (en) 2016-10-18 2022-10-25 Belting E-Town Semiconductor Technology Co., Ltd Systems and methods for workpiece processing
KR102498492B1 (ko) 2016-10-18 2023-02-10 매슨 테크놀로지 인크 워크피스 처리를 위한 시스템 및 방법
US11923215B2 (en) 2016-10-18 2024-03-05 Beijing E-town Semiconductor Technology Co., Ltd. Systems and methods for workpiece processing
US11257696B2 (en) 2016-10-18 2022-02-22 Mattson Technology, Inc. Systems and methods for workpiece processing
KR20210139479A (ko) * 2016-10-18 2021-11-22 매슨 테크놀로지 인크 워크피스 처리를 위한 시스템 및 방법
JP7209138B2 (ja) 2017-02-07 2023-01-20 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 基板搬送のための方法および装置
KR102592340B1 (ko) * 2017-02-07 2023-10-20 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기판 이송을 위한 방법 및 장치
KR20190117591A (ko) * 2017-02-07 2019-10-16 브룩스 오토메이션 인코퍼레이티드 기판 이송을 위한 방법 및 장치
JP2020506555A (ja) * 2017-02-07 2020-02-27 ブルックス オートメーション インコーポレイテッド 基板搬送のための方法および装置
JP2020507938A (ja) * 2017-02-15 2020-03-12 パーシモン テクノロジーズ コーポレイションPersimmon Technologies, Corp. 複数のエンドエフェクタを備えた材料取り扱いロボット
CN110505945B (zh) * 2017-02-15 2024-01-19 柿子技术公司 具有多个末端执行器的物料操纵机器人
CN110505945A (zh) * 2017-02-15 2019-11-26 柿子技术公司 具有多个末端执行器的物料操纵机器人
JP7196101B2 (ja) 2017-02-15 2022-12-26 パーシモン テクノロジーズ コーポレイション 複数のエンドエフェクタを備えた材料取り扱いロボット
US10421196B2 (en) 2017-07-26 2019-09-24 Daihen Corporation Transfer apparatus
US11887880B2 (en) 2017-08-17 2024-01-30 Persimmon Technologies Corporation Material handling robot
CN111971784B (zh) * 2018-03-31 2023-07-04 平田机工株式会社 腔室构造
CN111971784A (zh) * 2018-03-31 2020-11-20 平田机工株式会社 腔室构造
US11244846B2 (en) 2018-05-18 2022-02-08 Applied Materials, Inc. Multi-blade robot apparatus, electronic device manufacturing apparatus, and methods adapted to transport multiple substrates in electronic device manufacturing
JP2022133270A (ja) * 2018-05-18 2022-09-13 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 電子デバイス製造において複数の基板を移送するように適合されたマルチブレードロボット装置、電子デバイス製造装置、及び方法
JP7469385B2 (ja) 2018-05-18 2024-04-16 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 電子デバイス製造において複数の基板を移送するように適合されたマルチブレードロボット装置、電子デバイス製造装置、及び方法
JP7225613B2 (ja) 2018-09-03 2023-02-21 東京エレクトロン株式会社 基板搬送機構、基板処理装置及び基板搬送方法
JP2020038880A (ja) * 2018-09-03 2020-03-12 東京エレクトロン株式会社 基板搬送機構、基板処理装置及び基板搬送方法
JP2021022643A (ja) * 2019-07-26 2021-02-18 日本電産サンキョー株式会社 ロボットにおけるワーク位置検出方法
JP7303686B2 (ja) 2019-07-26 2023-07-05 ニデックインスツルメンツ株式会社 ロボットにおけるワーク位置検出方法
JPWO2021033534A1 (ja) * 2019-08-22 2021-02-25
CN114269666A (zh) * 2019-08-22 2022-04-01 川崎重工业株式会社 基板搬运机器人、基板搬运系统以及基板搬运方法
US11031269B2 (en) 2019-08-22 2021-06-08 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Substrate transport robot, substrate transport system, and substrate transport method
CN114269666B (zh) * 2019-08-22 2024-02-06 川崎重工业株式会社 基板搬运机器人、基板搬运系统以及基板搬运方法
TWI741752B (zh) * 2019-08-22 2021-10-01 日商川崎重工業股份有限公司 基板搬送機器人、基板搬送系統及基板搬送方法
WO2021033534A1 (ja) * 2019-08-22 2021-02-25 川崎重工業株式会社 基板搬送ロボット、基板搬送システムおよび基板搬送方法
JP7412865B2 (ja) 2019-08-22 2024-01-15 川崎重工業株式会社 基板搬送ロボット、基板搬送システムおよび基板搬送方法
WO2021096987A1 (en) * 2019-11-15 2021-05-20 Applied Materials, Inc. Multi-finger robot apparatus, electronic device manufacturing apparatus, and methods adapted to transport multiple substrates in electronic device manufacturing
WO2021206071A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 川崎重工業株式会社 真空用双腕ロボット
US11322379B2 (en) 2020-06-16 2022-05-03 Dly Technologies Inc. Wafer storage box, wafer transfer device and wafer storage and transfer assembly having the same
US11358809B1 (en) * 2021-03-01 2022-06-14 Applied Materials, Inc. Vacuum robot apparatus for variable pitch access
US11817342B2 (en) 2021-10-25 2023-11-14 Dly Technologies Inc. Wafer carrier, wafer access device and wafer carrier and access assembly having the same
DE102022125564B3 (de) 2022-10-04 2023-10-12 J.Schmalz Gmbh Verfahren zum Handhaben von Gegenständen und Handhabungsanlage

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008135630A (ja) 基板搬送装置
US11613002B2 (en) Dual arm robot
KR101477366B1 (ko) 구동장치 및 반송 장치
US8701519B2 (en) Robot with belt-drive system
JP4950745B2 (ja) 搬送装置
JP5627599B2 (ja) 搬送アーム、及びこれを備える搬送ロボット
JP2011199121A (ja) 搬送装置
JP2011082532A (ja) 独立多エンドエフェクタを備えた基板移送装置
JP2011119556A (ja) 水平多関節ロボットおよびそれを備えた搬送装置
WO2010041562A1 (ja) 基板搬送ロボットおよびシステム
JP2008272847A (ja) 搬送装置
JP2008246644A (ja) 搬送装置
US20040199287A1 (en) Three-degree-of-freedom parallel robot arm
JP2000072248A (ja) 基板搬送装置
JP5021397B2 (ja) 搬送装置
US20130209201A1 (en) Carrier device
JP2004090186A (ja) クリーン搬送ロボット
US7018162B2 (en) Articulated carrying device
JP4276534B2 (ja) 搬送ロボット
JP3488393B2 (ja) 多関節ロボット装置
JP2022034669A (ja) 搬送装置
JP5309324B2 (ja) 基板搬送システム
JPH05277972A (ja) 搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20091028

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110906

A521 Written amendment

Effective date: 20111205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111212

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20120127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120630