JPWO2005110136A1 - 人工毛髪用収縮性繊維 - Google Patents

人工毛髪用収縮性繊維 Download PDF

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Abstract

従来よりも嵩高性を向上させ、且つソフトな触感を付与した人工毛髪用収縮性繊維を提供する。断面形状や繊維の残留収縮を利用して、収縮による嵩高を向上させることが提案されているが目標の嵩高性が得られず商品性が低下する問題があった。繊維に収縮性を持たせることで、通常の繊維の物性を損なうことなく、優れた嵩高性を付与出来ることを見出し本発明に到達した。本発明は、アクリルニトリルを30重量%以上含有するアクリル系重合体からなる人工毛髪用繊維であって、100℃で30分処理における乾熱収縮率が5%以上であり、且つ単糸繊度が25−95デシテックスであることを特徴とする人工毛髪用収縮繊維である。

Description

本発明は、かつら、ヘアピース、ブレード、エクステンションヘアー、ドールヘアー等に用いられる新規な人工毛髪用収縮性繊維及びそれを用いた頭髪装飾用繊維束に関するものである。
一般的に人工毛髪に使用される合成繊維としては、モダクリル繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリデン繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維等がある。従来、これらの繊維を用いて、かつら、ヘアーピース、ブレード等の人工毛髪用商品に加工する場合に、その商品にあった繊維の断面形状が研究され、改良が重ねられてきた。例えば、嵩高でボリューム感に富んだ商品を得るために特許文献1〜3では、断面形状により嵩高性を向上させうる繊維が提案されているが、断面形状による嵩高効果は限界があり、まだ改善の余地がある。特許文献4では、繊維の残留収縮を利用して熱処理する事で細かく不均一な捲縮を付与する事ができる。又、特許文献5では、残留収縮率の差が5〜80%である2種以上の繊維を混合させ熱処理する事で任意に捲縮を付与することが出来るとの記載があるとの記載があるが捲縮が細かすぎたり、不均一な捲縮しか得られずに触感が硬くなったり、目標の嵩高性が得られず商品性が低下する問題があった。特許文献6では、ポリ塩化ビニル系繊維を用い、カールを均一に発現付与させる事ができるとの記載があるが、嵩高性については満足できるものは得られていないのが現状である。又、捲縮を付与させる加工方法としては、ギヤクリンプ法が作業性の観点から一般的である。しかし、捲縮を付与された繊維束の嵩高性は、繊維の断面形状により決定されているのが現状であった。
実開昭56−42980号公報 特開平8−296112号公報 特開平8−302519号公報 特開平6−287801号公報 特開平9−302513号公報 特開2003−293213号公報
そこで、本発明の目的は、人工毛髪用繊維として、従来よりも嵩高性ならびに操業性(捲縮付与性)を向上させ、且つソフトな触感を付与した人工毛髪用収縮性繊維を提供する事である。
上記の課題を解決するため、鋭意検討を重ねた結果、特定の繊度範囲の繊維に収縮性を持たせる事で、通常の繊維の物性を損なう事なく、優れた嵩高性を付与でき、捲縮の付き易さや加工速度のアップ等、操業性が向上する事を見出し本発明に到達した。すなわち本発明は、アクリルニトリルを30重量%以上含有するアクリル系重合体からなる人工毛髪用繊維であって、100℃で30分処理における乾熱収縮率が5%以上を有し、単糸繊度が25〜95dtexである事を特徴とする人工毛髪用収縮性繊維に関する。
また、紡糸後の糸条を90〜150℃で1.2〜4.0倍に延伸したことを特徴とし、好ましくは、捲縮加工後の見掛け嵩高さが6.5cm以上である人工毛髪用収縮繊維である。さらに、前記人工毛髪用収縮性繊維において、繊維が頭髪装飾用であり、前記頭髪装飾が、かつら、ヘアピース、ブレード、エクステンションヘアー、又はドールヘアーに好適に用いうる。また、前記人工毛髪用収縮性繊維において、 捲縮加工を施した繊維束を形成してなることを特徴とする頭飾用繊維束であり、好ましくは捲縮加工がギアクリンプ法である事を特徴とする。なお、前記頭飾用繊維束において、繊維束が、かつら、ヘアピース、ブレード、エクステンションヘアー、又はドールヘアーとして用いうる。
本発明に係る人工毛髪用収縮性繊維は、特定以上の収縮率を有しており、ブレード用、エクステンションヘアー用をはじめとする人工毛髪用繊維として好ましい風合いとクリンプ加工等の操業性に優れたものである。更に、これらの繊維にギヤークリンプ等の捲縮加工を施した繊維束を用いることにより、嵩高性に優れたブレード用、エクステンションヘアー用等の頭飾用商品を得ることができる。
捲縮前及び捲縮後の嵩高さを測定する方法を示す説明図であり、(イ)は斜視図で(ロ)は測定時の断面図である。
符号の説明
1 測定容器
2 測定容器用蓋
3 人工毛髪用収縮性繊維、捲縮加工後の繊維束
以下に本発明の詳細について説明する。本発明でいうアクリル共重合体とは、アクリロニトリルを30重量%以上含有している重合体が用いられる。アクリロニトリルが30重量%未満であると繊維の耐熱性が悪化する。また、アクリロニトリルの他にこれと共重合しうるビニル系単量体を用いて重合してもよい。共重合しうるビニル系単量体としては、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、臭化ビニリデン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリルアミド、又はそれらのモノ、又はジアルキル置換体、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、スチレンスルホン酸、メタリルスルホン酸、メタクロイルオキシベンゼンスルホン酸、メタクロイルオキシプロピルスルホン酸、又はこれらの金属塩類、及びアンモニウムやアミン塩類、グリシジルアルキレート、グリシジルメタクリレート、アクリルグリシジルエーテル、メタリルグリシジルエーテル等がある。これらの中でも塩化ビニル、塩化ビニリデンが好ましい。上記の重合体を、有機溶剤、例えばアセトン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド等に溶解させて紡糸原液とする。なお、必要に応じて、耐光性等に効果のある安定剤等を添加してもよい。また、光沢の調整のために種々の添加剤を適量加えても差し支えない。さらに、着色繊維とするために、適宜顔料、染料等を使用してもよい。
上記の紡糸原液を通常、湿式あるいは乾式の紡糸法でノズルより紡出し、延伸、熱処理を行っても良い。得られた糸条を90〜150℃、好ましくは115℃〜140℃で1.2〜4.0倍に延伸して、100℃で30分処理における乾熱収縮率が5%以上有する収縮性繊維を得ることができる。延伸温度が90℃より低いと繊維への熱伝導が不十分で所定の延伸倍率まで延伸する事が困難となる。また、150℃を超えると、延伸可能ではあるが収縮率が低下してしまう為好ましくない。なお、本発明の人工毛髪用収縮性繊維が有する乾熱収縮率は、乾熱100℃×30分で5%以上、好ましくは10%以上である。乾熱収縮率が5%に満たない人工毛髪用繊維は、捲縮の付与性が悪く、満足できる嵩高性が得られない。
本発明の人工毛髪用収縮性繊維の断面形状については特に限定されないが、人工毛髪としての嵩高性やカール特性や櫛通り性等の美容特性を勘案すると、断面形状としては、馬蹄型、C字型、中空型、楕円型、円型、亜鈴型及びY字型などが適しているが、十分な嵩高さを得るためには、馬蹄型、C字型、亜鈴型およびY字型が好ましく、特にY字型の断面が嵩高さの点から優れているため好ましい。
本発明でいう乾熱収縮率とは、乾熱100℃における収縮率を意味するものであり、具体的には、1デシテックス当たり10mg/デシテックス荷重下の試長(Lw)を測定し、収縮は、対流型オーブン中で乾熱100℃、30分処理で収縮させた後、室温に戻し10mg/デシテックス荷重下の試長(L`w)を測定し、下記式により収縮率を求めた。
乾熱収縮率(%)=((Lw−L`w)/Lw)×100
また、乾熱収縮率の処理温度は、乾熱80℃下で1%以上、好ましくは2%以上。乾熱90℃下で2%以上、好ましくは4%以上。乾熱110℃下では10%以上、好ましくは15%以上となり処理温度により収縮率は変化していく。
発明の人工毛髪用収縮性繊維における単繊維繊度は、25〜95デシテックスの範囲が望ましいが、好ましくは、30〜80デシテックスである。25デシテックス未満では人工毛髪としての外観上細すぎ、且つ柔らかすぎ、95デシテックスを超えると太すぎるため風合いが硬すぎて、いずれの場合も人工毛髪用の原料として不適である。
本発明に係る人工毛髪用収縮性繊維を頭髪用繊維束とする場合には、繊維に捲縮加工を施すことが好ましい。捲縮加工を施す方法としては、2本のヒーター式歯車のギヤロールに繊維を挟んで連続的に波形形状の捲縮を付与するギヤクリンプ法や蒸気等で加熱した繊維をスタッフィングボックス等に連続的に押し込んで捲縮を付与するスタッフィングボックス法等があるが、頭髪装飾用途として必要な捲縮形状を付与すれば良く、本発明でいう捲縮加工は、ギヤクリンプ法が一般的であり、この方法が作業性等の観点から最も好ましい。これらの方法により、目的とする商品にあった波形形状の捲縮を付与する事でブレード、エクステンションヘアー等の加工性が向上する。本発明の人工毛髪用収縮性繊維及び繊維束は、かつら、ヘアピース、ブレード、エクステンションヘアー、又はドールヘアー等の頭髪装飾用として用いるものであるが、ギヤクリンプ等の捲縮加工を施した繊維束は、上記頭飾用繊維束の中でも、特にブレード、エクステンションヘアー等に好適である。
本発明における見掛け嵩高さとは、以下の条件により測定されるものである。すなわち、捲縮前の繊維束を正確に1mに切り揃え、110gを計り取り、繊維束Fとする。この繊維束Fを図1(イ)に示すような、長さ(L)×幅(W)=30cm×6cmで両端が開放された溝を有する溝状容器1に静置し、上から溝と同寸法の薄板2を静かに置いて、0.25g/cm2の荷重をかけ、1分間経過後の溝状容器1内にある高さHを測定した。Hは、図1(ロ)に示す溝状容器1の内側底辺から薄板2下面までの高さ(cm)である。
またソフト感、嵩高性、操業性、総合評価は、以下に示す方法に従って調べた。その結果を表1に示す。
ソフト感は、5名で官能テスト(捲縮加工後の繊維束の柔らかさ)を行って判断した。嵩高性は、見掛け嵩高さと捲縮後の繊維束及び三つ編み商品のボリューム感を評価した。操業性は、実施例記載のクリンプ加工機械を用いたギアクリンプ法での捲縮付与性について、すなわちギアの波形に近いクリンプが得られるかについて評価を行った。総合評価は、ソフト感、嵩高性、操業性において全て満足できるものを合格(○)、それ以外の場合を不合格とした。
(実施例1)
アクリロニトリル49重量%、塩化ビニル50重量%、スチレンスルホン酸ソーダ1重量%からなる共重合体樹脂をアセトンに溶解し、更にカーボンブラック0.6重量%, カチオン液状染料(保土谷化学製)レッド;0.25重量%,イエロー;0.4%重量%をを添加させ、27.5重量%の紡糸原液を調整した。この紡糸原液を亜鈴型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.1で20重量%で20℃のアセトン水溶液中に紡出し、得られた繊維を水洗浴60℃で脱溶剤及び1.5倍の延伸を行い、次いで130℃で乾燥処理後、120℃で2.5倍の乾熱延伸を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は50dtexであり、乾熱収縮率は13.3%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=1.4cmあった。この繊維束をギヤーピッチ=8mm、ギヤー深さ=5mmのギヤクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与した後、櫛で十分に整条し、見掛けの嵩高さを前記と同様の測定器で測定した所、高さH=7.95cmであった。また、前記測定条件と同じ条件の捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(実施例2)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、Y字型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.2で25重量%で18℃のアセトン水溶液に紡糸した。この繊維は、実施例1と同様の方法で乾燥〜乾熱延伸を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は51dtexであり、乾熱収縮率は12.5%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=2.5cmあった。又、この繊維束を実施例1と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=9.80cmであった。この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(実施例3)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、馬蹄型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.1で20重量%で20℃のアセトン水溶液に紡糸した。この繊維は、実施例1と同様の方法で乾燥〜乾熱延伸を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は55.6dtexであり、乾熱収縮率は15.1%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=1.6cmあった。又、この繊維束を実施例と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=8.22cmであった。又、この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(実施例4)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、亜鈴型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.1で20重量%で20℃のアセトン水溶液に紡出し、得られた繊維を水洗浴60℃で脱溶剤及び1.5倍の延伸を行い、次いで130℃で乾燥処理後、120℃で1.8倍の乾熱延伸を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は50dtexであり、乾熱収縮率は5.3%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=1.5cmあった。又、この繊維束を実施例と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=6.70cmであった。又、この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(比較例1)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、亜鈴型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.4で20重量%で18℃のアセトン水溶液に紡出し、得られた繊維を水洗浴60℃で脱溶剤及び1.5倍の延伸を行い、次いで130℃で乾燥処理後、120℃で2.5倍の乾熱延伸を行い、更に145℃で弛緩熱処理を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は46dtexであり、乾熱収縮率は1.5%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=1.3cmあった。又、この繊維束を実施例と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=5.50cmであった。又、この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(比較例2)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、亜鈴型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.4で20重量%で18℃のアセトン水溶液に紡出し、得られた繊維を水洗浴60℃で脱溶剤及び1.5倍の延伸を行い、次いで130℃で乾燥処理後、120℃で2.5倍の乾熱延伸を行い、更に150℃で弛緩熱処理を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は51dtexであり、乾熱収縮率は1.1%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=1.4cmあった。又、この繊維束を実施例と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=6.15cmであった。又、この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(比較例3)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、馬蹄型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.4で20重量%で18℃のアセトン水溶液に紡出し、得られた繊維を水洗浴60℃で脱溶剤及び1.5倍の延伸を行い、次いで130℃で乾燥処理後、120℃で2.8倍の乾熱延伸を行い、更に130℃で弛緩熱処理を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は43dtexであり、乾熱収縮率は4.2%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=1.3cmあった。又、この繊維束を実施例と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=5.95cmであった。又、この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(比較例4)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、亜鈴型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.4で20重量%で18℃のアセトン水溶液に紡出し、得られた繊維を水洗浴60℃で脱溶剤及び1.5倍の延伸を行い、次いで130℃で乾燥処理後、140℃で2.5倍の乾熱延伸を行い、更に155℃で弛緩熱処理を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は50dtexであり、乾熱収縮率は3.5%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=1.5cmあった。又、この繊維束を実施例と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=5.8cmであった。又、この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(比較例5)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、Y字型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.2で20重量%で18℃のアセトン水溶液に紡出し、得られた繊維を水洗浴60℃で脱溶剤及び1.5倍の延伸を行い、次いで125℃で乾燥処理後、135℃で2.5倍の乾熱延伸を行い、更に145℃で弛緩熱処理を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は32dtexであり、乾熱収縮率は1.2%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=2.1cmあった。又、この繊維束を実施例と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=7.55cmであった。又、この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した。
(比較例6)
実施例1と同様の紡糸原液を用いて、Y字型紡糸ノズルを用いて、ノズルドラフト1.2で25重量%で18℃のアセトン水溶液に紡出し、得られた繊維を水洗浴60℃で脱溶剤及び1.5倍の延伸を行い、次いで135℃で乾燥処理後、130℃で2.5倍の乾熱延伸を行い、更に148℃で弛緩熱処理を行った。こうして得られた繊維の単糸繊度は51dtexであり、乾熱収縮率は1.0%であった。得られた繊維を束ねて総繊度113万dtexとし、図1に示す測定容器にて、捲縮前の見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=2.5cmあった。又、この繊維束を実施例1と同様にクリンプ加工機械を用いて、捲縮を付与し整条した後、見掛けの嵩高さを測定した所、高さH=7.0cmであった。この捲縮束を、実施例1と同様にして捲縮加工を施し整条した繊維束を、代表的なブレードである5g×30段(レギュラーサイズ)の三つ編み商品とし、ブレードとしての嵩高性とソフト感及び捲縮付与性等操業性について官能評価を行い、総合評価を行った。これらの結果を表1に示した
Figure 2005110136

Claims (8)

  1. アクリルニトリルを30重量%以上含有するアクリル系重合体からなる人工毛髪用繊維であって、100℃で30分処理における乾熱収縮率が5%以上を有し、単糸繊度が25〜95デシテックスである事を特徴とする人工毛髪用収縮性繊維。
  2. 紡糸後の糸条を90〜150℃で1.2〜4.0倍に延伸したことを特徴とする請求項1記載の人工毛髪用収縮繊維。
  3. 捲縮加工後の見掛け嵩高さが6.5cm以上であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の人工毛髪用収縮繊維。
  4. 繊維が頭髪装飾用である請求項1〜3いずれかに記載の人工毛髪用収縮性繊維。
  5. 頭髪装飾が、かつら、ヘアピース、ブレード、エクステンションヘアー、又はドールヘアーである請求項4記載の人工毛髪用収縮性繊維。
  6. 請求項1〜3いずれかに記載の人工毛髪用性繊維に捲縮加工を施した繊維束を形成してなることを特徴とする頭飾用繊維束。
  7. ギヤクリンプ法による捲縮加工を施したことを特徴とする請求項6記載の頭飾用繊維束。
  8. 繊維束が、かつら、ヘアピース、ブレード、エクステンションヘアー、又はドールヘアーである請求項6または請求項7記載の頭飾用繊維束。
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