JPWO2005016733A1 - 自動二輪車用のフロントフェンダおよび自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車用のフロントフェンダおよび自動二輪車 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2005016733A1
JPWO2005016733A1 JP2005513156A JP2005513156A JPWO2005016733A1 JP WO2005016733 A1 JPWO2005016733 A1 JP WO2005016733A1 JP 2005513156 A JP2005513156 A JP 2005513156A JP 2005513156 A JP2005513156 A JP 2005513156A JP WO2005016733 A1 JPWO2005016733 A1 JP WO2005016733A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fender
fork
protector
motorcycle
inner tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005513156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4031502B2 (ja
Inventor
昌俊 宮本
昌俊 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Publication of JPWO2005016733A1 publication Critical patent/JPWO2005016733A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4031502B2 publication Critical patent/JP4031502B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J23/00Other protectors specially adapted for cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J15/00Mud-guards for wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

【課題】 通風性を確保しつつ、インナチューブの傷つきを防止でき、設計自由度の大きいフロントフェンダを提供する。【解決手段】 自動二輪車1の前輪9を覆うフロントフェンダ15であり、フロントフェンダ15は、前輪9の前側を覆う前側フェンダ16と、前輪9の後側を覆う後側フェンダ17と、前輪9を保持するフロントフォーク8の前面を覆うフォークプロテクタ20とから構成されている。後側フェンダ17は、前側フェンダ16よりも低い位置に取り付けされており、フォークプロテクタ20は、フロントフォーク8の後面を露出させる構成となっている。

Description

本発明は、自動二輪車用のフロントフェンダおよび自動二輪車に関する。特に、オフロード自動二輪車用のフロントフェンダに関する。
オフロード自動二輪車では、フロントフォークのインナチューブを保護するために、図11に示すような形状のフォークブーツ(蛇腹式のゴムブーツ)を取り付けることが多い。一方、図12に示すように、車体108の前部に装着されたラジエータ109やエンジン107への通風性を高める観点から、フロントフェンダを前,後泥除け部(102、103)に分割し、前泥除け部102を高所に配置してフロントフォーク(104、106)のインナチューブ104を固定する固定ブラケット105に固定するとともに、後泥除け部103を前輪101の直近に配置してアウタチューブ106に固定したものがある(例えば、特許文献1参照)。
図12に示したフロントフェンダを用いた場合、たしかに通風性は確保することができるが、これでは、飛び石等によるインナチューブへの傷つきを防止することができない。したがって、図12に示した構成において、図11に示したフォークブーツ500をインナチューブ104に装着すること等が必要となってくると思われる。
実公昭62−27507号公報
上述のように、インナチューブ104にフォークブーツ500を装着することが通例となっているが、それが通例であるがゆえに改良が難しく、また、フォークブーツ500の装着の前提が、オフロード自動二輪車の設計ないしデザインに制限を与えてしまっている。本願発明者は、フォークブーツ500に代わる樹脂製のフォークプロテクタの開発を試みたが、インナチューブ104への傷つきを確実に防止することができず、完成させることができなかった。
しかしながら、インナチューブ104への傷つきを確実に防止できるフォークプロテクタを開発することができれば、ゴム製のフォークブーツ500とは異なり、樹脂製のフォークプロテクタの設計自由度はかなり大きく、それゆえ、良好な外観にデザインされたものや、自動二輪車の設計上より合理的な形状なものを容易に製造することができる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、通風性を確保しつつ、インナチューブの傷つきを防止でき、設計自由度の大きいフロントフェンダを提供することにある。
本発明のフロントフェンダは、自動二輪車の前輪を覆うフロントフェンダであり、前記前輪の前側を覆う前側フェンダと、前記前輪の後側を覆う後側フェンダと、前記前輪を保持するフロントフォークの前面を覆うフォークプロテクタとから構成されており、前記後側フェンダは、前記前側フェンダよりも低い位置に取り付けされており、前記フォークプロテクタは、前記フロントフォークの後面を露出させる構成となっている。
ある好適な実施形態において、前記フロントフォークは、前記前輪を保持するアウタチューブと、前記アウタチューブ内に収納されるインナチューブとからなり、前記フォークプロテクタは、前記インナチューブの前面を覆っている。
前記インナチューブの後面の後方には、ラジエータが位置付けられることが好ましい。
ある好適な実施形態において、前記前側フェンダは、前記インナチューブに取り付けられており、前記後側フェンダは、前記アウタチューブに取り付けられている。
ある好適な実施形態において、前記前側フェンダは、前記フォークプロテクタに固定されている。
ある好適な実施形態では、前記フォークプロテクタが覆っている領域と、前記後側フェンダが覆っている領域とが、自動二輪車の側方から見てオーバーラップしている。
前記フォークプロテクタは、前記後側フェンダと摺動可能に係合されていることが好ましい。
前記後側フェンダには、前記フォークプロテクタの一部と係合するプロテクタガイドが設けられていることが好ましい。
ある好適な実施形態において、前記プロテクタガイドは、前記フォークプロテクタの前後左右への移動を規制するメインガイド部と、前記フォークプロテクタの内側および後方への移動を規制するサブガイド部から構成されている。
本発明の自動二輪車は、上記フロントフェンダを備えている。
前記自動二輪車は、オフロード用自動二輪車であることが好ましい。
本発明の実施形態に係る自動二輪車のフロントフェンダは、ヘッドパイプで支持される操向軸に左,右のインナチューブを固定し、該インナチューブの下部にアウタチューブを装着してなる正立タイプのフロントフォークにより支持された前輪の上側を覆う自動二輪車のフロントフェンダであり、該フロントフェンダを前側フェンダと後側フェンダとに二分割し、該前側フェンダを上記インナチューブの固定ブラケットに取付け、上記後側フェンダを上記アウタチューブに取付け、フォークプロテクタを上記インナチューブの前側を覆うように配置するとともに、該フォークプロテクタの上部を上記前側フェンダと共に上下に動くように固定し、上記後側フェンダの前縁部を、車両側方から見たとき上記フォークプロテクタとラップするように前方に延長したことを特徴とする。
ある実施形態では、上記フォークプロテクタに摺動可能に係合して該フォークプロテクタの振れを規制するプロテクタガイドを設けたことを特徴とする。
ある実施形態では、上記プロテクタガイドが上記後側フェンダに支持固定されていることを特徴とする。
ある実施形態において、上記プロテクタガイドは、上記フォークプロテクタの前後左右への移動を規制するメインガイド部と、上記フォークプロテクタの左右及び後方への移動を規制するサブガイド部とを有し、上記メインガイド部は、上記フロントフォークの全ストロークに渡って上記フォークプロテクタと係合し、上記サブガイド部は、これと上記フォークプロテクタとの係合長がフロントフォークがストロークするほど長くなることを特徴とする。
ある実施形態において、上記後側フェンダは、前側ほど深く形成されていることを特徴とする。
ある実施形態において、上記後側フェンダの内周面と前輪の外周面との隙間は前側より後側が大きくなっていることを特徴とする。
本発明のフロントフェンダによれば、前輪の前側を覆う前側フェンダと、前輪の後側を覆う後側フェンダと、フロントフォークの前面を覆うフォークプロテクタとから構成されているので、フォークプロテクタによってフロントフォークの前面を保護することができるとともに、後側フェンダによってフロントフォークの後面を保護することができる。また、後側フェンダは前側フェンダよりも低い位置に取り付けされているとともに、フォークプロテクタはフロントフォークの後面を露出させる構成となっているので、通風性を確保することができる。さらに、フォークブーツを用いずに、フォークプロテクタを用いているので、フロントフェンダの設計自由度を大きくすることが可能となる。
[図1]本発明の実施形態に係るフロントフェンダ15を装着した自動二輪車の要部側面図である。
[図2]本発明の実施形態に係るフロントフェンダ15の分解斜視図である。
[図3]前側フェンダ16の取付け部分の側面図である。
[図4]前側フェンダ16の平面図である。
[図5]前側フェンダ16の取付け部分の断面図である。
[図6]後側フェンダ17の取付け部分の側面図である。
[図7]後側フェンダ17の取付け部分の平面図である。
[図8]後側フェンダ17の取付け部分の断面図である。
[図9]図6中のIX−IX線断面図である。
[図10]図6中のX−X線断面図である。
[図11]フォークブーツ500の構成を示す斜視図である。
[図12]従来のフロントフェンダを装着した自動二輪車の要部側面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
4 操向軸
5 アッパブラケット
5a アッパステー
6 アンダブラケット
6a アンダステー
7 ハンドル(操向ハンドル)
8 フロントフォーク
9 前輪
9a 車軸
10 インナチューブ
11 アウタチューブ
11a 前ボス部
11a′ 突部
11b 後ボス部
12 ラジエータ
15 フロントフェンダ
16 前側フェンダ
16a 前フェンダ部
16b 上壁
16c 右側壁
16d 左側壁
16d 取り付け部
17 後側フェンダ
17a 後フェンダ部
17b 左右側壁
17c 凹部
17d 延長部
17e メインガイド部
17f サブガイド部
17f′ 下端部
17h 固定フランジ部
20 フォークプロテクタ
20a プロテクタ部(フェンダ部)
20b 固定部
20c 左,右カバー部
20d 上端ボス部
20e 内側壁
20g プロテクタ部(係合部)
21,22,23,25,26,30 ボルト
32 プロテクタガイド
34 ブレーキホース
34′ 途中部分
35 クランプ部材
101 前輪
102 前泥除け部
103 後泥除け部
104 インナチューブ
105 固定ブラケット
106 アウタチューブ
107 エンジン
108 車体
109 ラジエータ
500 フォークブーツ
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
(実施形態1)
図1および図2を参照しながら、本発明の実施形態に係るフロントフェンダ15について説明する。図1は、本実施形態のフロントフェンダ15を装着した自動二輪車の要部側面図であり、図2は、フロントフェンダ15の分解斜視図である。
本実施形態のフロントフェンダ15は、自動二輪車1の前輪9を覆うフロントフェンダである。フロントフェンダ15は、図1に示すように、前輪9の前側を覆う前側フェンダ16と、前輪9の後側を覆う後側フェンダ17と、前輪9を保持するフロントフォーク8の前面を覆うフォークプロテクタ20とから構成されている。後側フェンダ17は、前側フェンダ16よりも低い位置に取り付けされており、フォークプロテクタ20は、フロントフォーク8の後面を露出させる構成となっている。
フロントフォーク8は、前輪9を保持するアウタチューブ11と、アウタチューブ11内に収納されるインナチューブ10とからなり、フォークプロテクタ20は、インナチューブ10の前面を覆っている。なお、インナチューブ10の後面の後方には、ラジエータ12が位置付けられる。
本実施形態では、前側フェンダ16は、インナチューブ10に取り付けられており、一方、後側フェンダ17は、アウタチューブ11に取り付けられている。また、前側フェンダ16は、フォークプロテクタ20に固定されている。図1に示した例では、フォークプロテクタ20が覆っている領域と、後側フェンダ17が覆っている領域とが、自動二輪車1の側方から見てオーバーラップ(ラップ)している(図1中の符合「17d」参照)。
また、詳細は後述するが、フォークプロテクタ20は、後側フェンダ17と摺動可能に係合されている。後側フェンダ17には、図2に示すように、フォークプロテクタ20の一部と係合するプロテクタガイド(17e、17f)が設けられている。当該プロテクタガイドは、フォークプロテクタ20の前後左右への移動を規制するメインガイド部17eと、フォークプロテクタ20の内側および後方への移動を規制するサブガイド部17fから構成されている。
本実施形態のフロントフェンダ15は、前側フェンダ16と後側フェンダ17とフォークプロテクタ20とから構成されているので、フォークプロテクタ20によってフロントフォーク8の前面を保護することができるとともに、後側フェンダ17によってフロントフォーク8の後面を保護することができる。すなわち、フォークプロテクタ20がフロントフォーク8の前面を保護することによって、飛び石等によってインナチューブ10の前面が傷つかないようにし、さらに、後側フェンダ17による保護で、飛び石等によるインナチューブ10の後面に傷がつかないようにしている。ここでは、図1に示すように、フォークプロテクタ20が覆っている領域と、後側フェンダ17が覆っている領域とがオーバーラップするようにすると、さらに保護を万全にすることができる。
また、後側フェンダ17は前側フェンダ16よりも低い位置に取り付けされているとともに、フォークプロテクタ20はフロントフォーク8の後面を露出させる構成となっているので、通風性を確保することができる。すなわち、後側フェンダ17が前側フェンダ16と同じ高さに取り付けられていると、後側フェンダ17がラジエータ12の前方を塞いで邪魔してしまうので、通風性が悪くなってしまう。また、フォークプロテクタ20がフロントフォーク8の前面だけでなく後面も覆ってしまうと、これもラジエータ12の前方を塞いでしまうので、通風性を阻害してしまう。そこで、本実施形態の構成では、通風性を阻害しないように、後側フェンダ17を低くするとともに、フォークプロテクタ20がフロントフォーク8の後面を露出させるようにしている。
さらに、本実施形態の構成では、インナチューブ10の保護に、図11に示したようなフォークブーツ(蛇腹式のゴムブーツ)500を用いずに、フォークプロテクタ20を用いているので、フロントフェンダ15の設計自由度を大きくすることが可能となる。すなわち、フォークプロテクタ20は、例えば樹脂から構成されているので、その比較的複雑な形状でも加工が容易であり、デザイン性に優れた外観・形状にすることができる。また、レースや通常の走行にとって、より合理的な形状なものが自動二輪車の設計の上で開発された場合にもその形状に容易に加工して量産することができる。また、流行に合わせた形状に改良するのも容易に行うことができる。
そして、前側フェンダ16をインナチューブ10に取り付けるとともに、後側フェンダ17をアウタチューブ11に取り付けることにより、前側フェンダ16とハンドル7との位置(距離)をほぼ一定にすることができるとともに、後側フェンダ17と前輪9との位置(距離)をほぼ一定にすることができる。
加えて、フォークプロテクタ20は、後側フェンダ17と摺動可能に係合されているので、フォークプロテクタ20の振れを規制することができ、その結果、走行中のフォークプロテクタ20の振れによる損傷を防止することができる。また、後側フェンダ17に、フォークプロテクタ20の一部と係合するプロテクタガイド(17e、17f)を設けたので、フォークプロテクタ20の振れが生じ易い下部を後側フェンダ17により支持することができ、振れによる損傷を確実に防止できるとともに、別部品により支持する場合に比べて部品点数の増加を防止できる。さらに、当該プロテクタガイドが、フォークプロテクタ20の前後左右への移動を規制するメインガイド部17eと、フォークプロテクタ20の内側および後方への移動を規制するサブガイド部17fから構成したことにより、フロントフォーク8がストロークするにつれてメインガイド部17eとともにサブガイド部17fが係合することとなり、全ストロークに渡ってフォークプロテクタ20の振れをより確実に防止することができる。
以下、図1および図2に加えて、図3から図10も加えて、本実施形態の構成をさらに詳述する。図3は前側フェンダ16の取付け部分の側面図であり、図4は前側フェンダ16の平面図であり、そして、図5は前側フェンダ16の取付け部分の断面図である。図6、図7および図8は、それぞれ、後側フェンダ17の取付け部分の側面図、平面図および断面図である。図9は図6中のIX−IX
線断面図であり、図10は図6中のX−X線断面図である。
図1に示した自動二輪車1は、オフロードタイプの自動二輪車の前部車体を示しており、これは車体フレーム2の前端に固着されたヘッドパイプ3により左右一対のフロントフォーク8,8を左右に回動可能に支持した構造となっている。
ヘッドパイプ3により操向軸4が軸受(不図示)を介して回動自在に支持されており、そして、操向軸4の上端及び下端には、それぞれ、アッパブラケット5,アンダブラケット6が固着されている。さらに、アッパブラケット5には、操向ハンドル7がボルト締め固定されている。また、ヘッドパイプ3の後側下方には、不図示のエンジンに供給された冷却水を冷却するラジエータ12が配設されている。
アッパ,アンダブラケット5,6には、左,右のフロントフォーク8,8が後側に傾斜させて固定されている。また、左右のフロントフォーク8の下端間に、前輪9の車軸9aが軸支されている。
フロントフォーク8は、インナチューブ10をこれの下側に配置されたアウタチューブ11内に相対移動可能に挿入した正立タイプのものであり、各インナチューブ10がアッパ,アンダブラケット5,6にボルト締め固定されている。
また、左,右のフロントフォーク8,8間には、前輪9の上側を覆うフロントフェンダ15が配設されている。このフロントフェンダ15は樹脂製のものであり、前側フェンダ16と後側フェンダ17とに分割されている。この前側フェンダ16はインナチューブ10が固定されたアンダブラケット6に取付けられており、後側フェンダ17はアウタチューブ11の上端部に取付けられている。この前,後側フェンダ16,17の間に形成された隙間からラジエータ12に走行風が導入される。また、フロントフォーク8には左,右のインナチューブ10の前側を覆う樹脂製のフォークプロテクタ20が配設されている。
図2に示すように、前側フェンダ16は、前輪9の上方を覆う大略くちばし状の前フェンダ部16aと、前フェンダ部16aの後端に一体形成された上壁16b及び左右側壁16c,16cを有する取付け部16dとを備えている。また、前側フェンダ16は前側ほど肉厚が徐々に薄くなるように形成されている。
後側フェンダ17は、前輪9の上縁後部を覆う円弧状の後フェンダ部17aと、後フェンダ部17aの左右縁部に一体形成された左右側壁17b,17bとを備えている。
そして、フォークプロテクタ20は、インナチューブ10の前側を囲む概ね半円状の左,右プロテクタ部20a,20aと、左,右プロテクタ部20aの上端部同士を連結するように一体形成された固定部20bと、固定部20bの左,右側部から上方に延びる左,右カバー部20c,20cとを備えている。
図3から図5に示すように、前側フェンダ16の取付け部16dは、左,右プロテクタ部20aと固定部20bにより囲まれて内側に隠れている。また、左,右プロテクタ部20aの下部は、最伸位置にあるアウタチューブ11の上端部まで延びている。
また、図6に示すように、左プロテクタ部20a内には、左のフロントフォーク8に沿うようにブレーキホース34が配索されている。このブレーキホース34の下端はアウタチューブ11の下端部に固定されたキャリパ(不図示)に接続され、上端は操向ハンドル7に固定された不図示のマスタシリンダに接続されている。
ブレーキホース34はアウタチューブ11にボルト締め固定されたクランプ部材35,アンダブラケット6及びアッパブラケット5に固定された不図示のクランプ部材により支持固定されている。
このブレーキホース34は前輪9のストロークに伴って屈曲するのであるが、この屈曲によってブレーキホース34の途中部分34′がプロテクタ部20aと接触するのを回避するために、該途中部分34′を後側フェンダ17の下端部17f′とアウタチューブ11のボス部11a,突部11a′間部分とで挟み込む構造が採用されている。これによりブレーキホース34の途中部分34′が前方に屈曲してプロテクタ部20aと接触するのが回避されている。
図2および図3に示すように、左,右カバー部20cは不図示のヘッドライトを概ね囲むように形成されており、各カバー部20cの上端ボス部20dは不図示のグロメットを介在させてヘッドライトとともにアッパブラケット5のアッパステー5aにボルト21により共締め固定されている。
図3から図5に示すように、フォークプロテクタ20の固定部20bは、前側フェンダ16の上壁16bに略沿うように形成されており、上壁16bの前側部分とともにアンダブラケット6の前部下面に下方から螺挿された左,右のボルト22,22により共締め固定されている。また、上壁16bの後端部はアンダブラケット6の後部下面に下方から螺挿された左,右のボルト23,23により締結固定されている。
固定部20bの左右側部は、図3に示すように、アンダブラケット6のアンダステー6aに外方から装着されたボルト25により締結固定されている。また、固定部20bの左右側部には二重壁構造の内側壁20eが形成されており、内側壁20eには前側フェンダ16の左,右側壁16cがボルト26により締結固定されている。これによりフォークプロテクタ20は前側フェンダ16と共に上下動するようにアンダブラケット6に固定されている。
図6に示すように、後側フェンダ17の後フェンダ部17aは全長に渡って同じ肉厚に設定されており、左,右側壁17b,17bは後側より前側ほど上下寸法が大きくなるように形成されている。これにより後側フェンダ17は前側ほど深く形成されている。左,右側壁17bは左,右のアウタチューブ11の間に位置するように挿入されており、各側壁17bにはアウタチューブ11との干渉を回避する逃げ凹部17c,17cが形成されている。また、左,右側壁17bの下縁部には固定フランジ部17hが形成されている。
図6から図8および図10に示すように、左,右のアウタチューブ11には、前,後ボス部11a,11bが膨出形成されており、この前,後ボス部11a,11bに左,右側壁17bの固定フランジ部17hが内側から螺挿された一対のボルト30,30により締結固定されている。
また、図6に示すように、後フェンダ部17aの内周面と前輪9の外周面との隙間は、前側より後側が大きくなるように設定されており、具体的には前側の隙間が約15mmに対して後側は約22mm程度に設定されている。
図6および図7に示すように、後フェンダ部17aの前縁には庇状の延長部17dが形成されており、延長部17dは、車両側方から見ると、インナチューブ10より車両前側に位置し、かつフォークプロテクタ20のプロテクタ部20aとオーバーラップ(ラップ)するように突出している。
また、図6および図7、図9および図10に示すように、後側フェンダ17の左,右側壁17bの前縁には、左,右のプロテクタ部20aに摺動可能に係合してプロテクタ部20aの振れを規制するプロテクタガイド32が設けられている。このプロテクタガイド32は、左,右側壁17bの前縁の上端部に一体形成されたメインガイド部17e及び該メインガイド17eに続いて下方に延びるように一体形成されたサブガイド部17fと、上記左,右のプロテクタ部20aの内縁に一体形成され、メインガイド部17e及びサブガイド部17fに係合可能に屈曲形成された係合部20gとから構成されている。
メインガイド部17eは、外側に開口する横断面大略C字状に形成され、メインガイド部17e内に係合部20gが摺動可能に係合しており、メインガイド部17eによりプロテクタ部20aは前後,左右への移動が規制されている。そして、このメインガイド部17eは、これの全部がフロントフォーク8の全ストロークに渡ってプロテクタ部20gと係合するようになっている。
サブガイド部17fは、左,右側壁17bに外側に突出するように形成されており、サブガイド部17fと側壁17bとのコーナ部に係合部20gが摺動可能に係合している。そして、サブガイド部17fによりプロテクタ部20gは左右及び後方への移動が規制されている。また、サブガイド部17fのプロテクタ部20gとの係合長は、フロントフォーク8がストロークするほど長くなるようになっている。
本実施形態のフロントフェンダ15を組み付けるには、予め前側フェンダ16とフォークプロテクタ20とを組み付けてサブアッシィを形成する。ブレーキホース34をフロントフォーク8に沿って配索するとともに各クランプ部材35により支持固定する。次いで、前側フェンダ16とフォークプロテクタ20とのサブアッシィをアンダブラケット6にボルト締め固定する。続いて、後側フェンダ17を左右のアウタチューブ11,11の間に装着するとともに、メインガイド部17eにプロテクタ部20aの係合部20gを嵌め込み、後側フェンダ17をアウタチューブ11にボルト締め固定する。この後、前輪9をアウタチューブ11間に取付ける。
本実施形態によれば、フロントフェンダ15を前側フェンダ16と後側フェンダ17とに分割し、前側フェンダ16をインナチューブ10を支持するアンダブラケット6に取付け固定し、後側フェンダ17をアウタチューブ11に取り付け固定し、該後側フェンダ17の前縁部にフォークプロテクタ20のフェンダ部20aとオーバーラップするように延長部17dを形成したので、アウタチューブ11に配設した後側フェンダ17が前輪9により、跳ね上げられた飛び石等がインナチューブ10の背面側に当たるのを阻止することができる。これにより、所望の外観形状にデザインされたフォークプロテクタ20の採用が可能となり、従来のフォークブーツを装着する場合に比べて外観を向上できる。
また、後側フェンダ17の前縁に延長部17dを形成するものであるから前,後側フェンダ16,17の間から走行風を導入する場合の支障となることはなく、ラジエータ12の冷却性能を高めることができる。
本実施形態では、上記後側フェンダ17にフォークプロテクタ20のプロテクタ部20aに摺動可能に係合して該プロテクタ部20aの振れを規制するプロテクタガイド32を設けたので、フリーとなっているプロテクタ部20aが走行中に振れたりすることはなく、プロテクタ部20aの損傷を防止できる。
また、プロテクタガイド32を後側フェンダ17に一体形成したメインガイド部17e及びサブガイド部17fと左,右のプロテクタ部20aに一体形成した係合部20gとから構成したので、振れが生じ易いプロテクタ部20aを後側フェンダ17により支持することができ、振れによる損傷を確実に防止できるとともに、別部品により支持する場合に比べて部品点数の増加を防止できる。
本実施形態では、上記メインガイド部17eをこれの全部がフロントフォーク8の全ストロークに渡ってプロテクタ部20aと係合し、サブガイド部17fをフロントフォーク8がストロークするほどプロテクタ部20aとの係合長が長くなるようにしたので、フロントフォーク8がストロークするにつれてメインガイド部17eとともにサブガイド部17fがプロテクタ部20aに係合することとなり、全ストロークに渡ってフォークプロテクタ20の振れをより確実に防止できる。
さらに、本実施形態では、後側フェンダ17の左,右側壁17bを後側より前側ほど上下寸法が大きくなるように、つまり前側ほど深く形成したので、後側フェンダ17の前端部をアウタチューブ11に固定して片持ち支持する場合の支持剛性を高めることができ、後端部での振れを抑制でき、また飛石等がインナチューブ10に向って飛散するのをより一層確実に防止できる。また、後側フェンダ17の内周面と前輪9の外周面との隙間を前側より後側を大きくしたので、後側フェンダ17の後端部の振れによる前輪9との接触を防止できる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
例えば、ラジエータ12の位置に、空冷のエンジンを位置付けることも可能である。また、オフロード自動二輪車を例にして説明したが、本発明の効果を得られる自動二輪車であれば、オフロード自動二輪車に限らず、本実施形態の構成を採用することができる。
本発明によれば、通風性を確保しつつ、インナチューブの傷つきを防止でき、設計自由度の大きいフロントフェンダを提供することができる。

Claims (11)

  1. 自動二輪車の前輪を覆うフロントフェンダであって、
    前記フロントフェンダは、
    前記前輪の前側を覆う前側フェンダと、
    前記前輪の後側を覆う後側フェンダと、
    前記前輪を保持するフロントフォークの前面を覆うフォークプロテクタと
    から構成されており、
    前記後側フェンダは、前記前側フェンダよりも低い位置に取り付けされており、
    前記フォークプロテクタは、前記フロントフォークの後面を露出させる構成となっている、フロントフェンダ。
  2. 前記フロントフォークは、前記前輪を保持するアウタチューブと、前記アウタチューブ内に収納されるインナチューブとからなり、
    前記フォークプロテクタは、前記インナチューブの前面を覆っている、請求項1に記載のフロントフェンダ。
  3. 前記インナチューブの後面の後方には、ラジエータが位置付けられる、請求項2に記載のフロントフェンダ。
  4. 前記前側フェンダは、前記インナチューブに取り付けられており、
    前記後側フェンダは、前記アウタチューブに取り付けられている、請求項2に記載のフロントフェンダ。
  5. 前記前側フェンダは、前記フォークプロテクタに固定されている、請求項4に記載のフロントフェンダ。
  6. 前記フォークプロテクタが覆っている領域と、前記後側フェンダが覆っている領域とが、自動二輪車の側方から見てオーバーラップしている、請求項1から5の何れか一つに記載のフロントフェンダ。
  7. 前記フォークプロテクタは、前記後側フェンダと摺動可能に係合されている、請求項1に記載のフロントフェンダ。
  8. 前記後側フェンダには、前記フォークプロテクタの一部と係合するプロテクタガイドが設けられている、請求項7に記載のフロントフェンダ。
  9. 前記プロテクタガイドは、
    前記フォークプロテクタの前後左右への移動を規制するメインガイド部と、
    前記フォークプロテクタの内側および後方への移動を規制するサブガイド部から構成されている、請求項1から8の何れか一つに記載のフロントフェンダ。
  10. 請求項1から5の何れか一つに記載のフロントフェンダを備えた自動二輪車。
  11. 前記自動二輪車は、オフロード用自動二輪車である、請求項10に記載の自動二輪車。
JP2005513156A 2003-08-19 2004-08-04 自動二輪車用のフロントフェンダおよび自動二輪車 Active JP4031502B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003294974 2003-08-19
JP2003294974 2003-08-19
PCT/JP2004/011182 WO2005016733A1 (ja) 2003-08-19 2004-08-04 自動二輪車用のフロントフェンダおよび自動二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2005016733A1 true JPWO2005016733A1 (ja) 2006-10-12
JP4031502B2 JP4031502B2 (ja) 2008-01-09

Family

ID=34191072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005513156A Active JP4031502B2 (ja) 2003-08-19 2004-08-04 自動二輪車用のフロントフェンダおよび自動二輪車

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1657150B1 (ja)
JP (1) JP4031502B2 (ja)
CN (1) CN100393571C (ja)
AT (1) ATE542732T1 (ja)
ES (1) ES2377929T3 (ja)
WO (1) WO2005016733A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006037457A1 (de) * 2006-08-10 2008-02-14 Bayerische Motoren Werke Ag Motorrad
JP2009154843A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Yamaha Motor Co Ltd フロントフェンダおよび自動二輪車
JP2009161018A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP2013136306A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両
CN104114443B (zh) * 2012-02-16 2016-08-24 本田技研工业株式会社 机动二轮车中的前挡泥板结构
JP6816086B2 (ja) * 2017-12-27 2021-01-20 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP6759313B2 (ja) * 2017-12-27 2020-09-23 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のフロントカウル構造
JP6883063B2 (ja) * 2019-06-04 2021-06-09 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58199278A (ja) * 1982-05-11 1983-11-19 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のフロントフエンダ
JPS59113283U (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 スズキ株式会社 オ−トバイの前輪泥除け
JPS60105582U (ja) * 1983-12-26 1985-07-18 本田技研工業株式会社 自動二輪車のフロントフエンダ−
JPH03204384A (ja) * 1989-12-28 1991-09-05 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のフロントフェンダ
JPH07257459A (ja) * 1994-03-28 1995-10-09 Suzuki Motor Corp 自動二輪車のフォークプロテクター構造
JPH0867280A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Suzuki Motor Corp 自動二輪車のフォークプロテクター構造
JPH0891267A (ja) * 1994-09-27 1996-04-09 Suzuki Motor Corp 自動二輪車のフロントフォークプロテクタ
JP3561333B2 (ja) * 1995-07-21 2004-09-02 本田技研工業株式会社 自動二、三輪車におけるフロントフェンダ取付け構造
JP4209501B2 (ja) * 1998-07-10 2009-01-14 本田技研工業株式会社 スクータ型車両のフロントフェンダ構造
US6634664B1 (en) * 2000-10-31 2003-10-21 Shimano Inc. Multi-purpose mounting member for bicycle

Also Published As

Publication number Publication date
CN1829627A (zh) 2006-09-06
ES2377929T3 (es) 2012-04-03
EP1657150A4 (en) 2009-11-11
CN100393571C (zh) 2008-06-11
JP4031502B2 (ja) 2008-01-09
WO2005016733A1 (ja) 2005-02-24
EP1657150A1 (en) 2006-05-17
EP1657150B1 (en) 2012-01-25
ATE542732T1 (de) 2012-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5879064B2 (ja) 鞍乗型車両
US9834266B2 (en) Body cover for straddle type vehicle, and straddle type vehicle including same
US8770330B2 (en) Exterior shroud member for a saddle-type vehicle, and vehicle incorporating the same
JP6550670B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP4031502B2 (ja) 自動二輪車用のフロントフェンダおよび自動二輪車
JP2012017087A (ja) 鞍乗型車両
JP6130119B2 (ja) 自動二輪車
JP6554739B2 (ja) 鞍乗り型車両の前部構造
JP2006076512A (ja) 車両
JP2003170879A (ja) 自動二輪車用リアインナーフェンダの取付構造および自動二輪車用リアインナーフェンダ
JP6130150B2 (ja) フォークガード構造
JP6498231B2 (ja) フォークガード構造
JP2020196364A (ja) 鞍乗り型車両
JP4924258B2 (ja) 自動二輪車のヘッドランプ取付け構造
JP4184736B2 (ja) 自動二輪車のフロントフェンダ構造
CN217893104U (zh) 风挡
JP7245861B2 (ja) 鞍乗り型車両のナンバープレート取付構造
JP7440551B2 (ja) タンクカバー
TWI720619B (zh) 跨坐型車輛
JP7309681B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP7100147B2 (ja) ナックルガード
JP7096134B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6757770B2 (ja) 鞍乗り型車両の前部構造
JP7440552B2 (ja) シュラウド
JP6816086B2 (ja) 鞍乗型車両

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4031502

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250