JPWO2004080811A1 - 長尺物包装法及び包装機 - Google Patents
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Abstract
Description
このような袋詰めの煩わしい作業を軽減するために、これまで多くの包装機及び包装袋が提案されている。
包装機としては、例えば特開平11−189216号公報(第2頁、図2参照)のように、傾斜させて配置したほぼ樋状の支持枠体内に物品を収納するための収納袋を多数枚重ねて配置し、その収納袋の挿入口を順次開放する開放操作機構を支持枠体内に設け、この開放操作機構を収納袋の挿入口内に進入して挿入口を開放する回動可能な開放プレートと、その開放プレートを回動させる回動操作レバーとで構成した包装機が知られている。
また、実公平2−34166号公報(実用新案登録請求の範囲、図1参照)のように、包装袋の開口部に被包装物の導入を案内する案内筒を設け、被包装物の投入時に、案内筒の先端を窄めて包装袋の開口部に挿入し、挿入した後に案内筒の先端を拡開させるようにした包装機や、更に、特開2000−177711号公報(第3頁左欄、図5参照)のように、筒状に形成された可撓性のホッパーを昇降自在に備え、このホッパーを扁平状乃至開口状に変形自在とした包装機も知られている。
更に、特開平5−85551号公報(第2頁右欄、図2参照)のように、ゴボウ等の長尺な物を収納する包装袋としては、例えば被包装品を入れる開口部を有する包装袋の開口部上方位置に、包装袋を外部装置に支持させるための被支持部を形成し、包装袋を引っ張ることによって包装袋を支持体から引放すことができる引外し部が形成された包装袋が知られている。
また、前記実公平2−34166号公報、及び特開2000−177711号公報に記載されたホッパーを使用した包装機は、何れもそのホッパーは、その下端部を先細りにして収納袋の挿入口に挿入し、挿入した後にこの下端部を拡開するもので、そのためホッパーの下端部を特殊構造にすると共に機械的な拡開機構を必要とし、ホッパーの構造が複雑化していた。
更に、前記特開平5−85551号公報に記載された包装袋は、袋体を手に持つことなく、一方の手で開口部を広く開けた状態で他方の手で被包装品を容易に袋詰めするものであるが、片手で開口部を開けた状態に維持しなければならないので、開口部の開口作業が面倒であった。
本発明は、これらの従来技術が抱えている課題を解消することに着目してなされたものであり、すなわち、本発明の第1の目的は、袋口の開口、この開口へのホッパーの挿入を連動させることにより、長尺被包装物を柔軟な包装袋へ簡単に袋詰めする長尺物包装法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、袋口の開口、この開口へのホッパーの挿入を連動させることにより、長尺被包装物を柔軟な包装袋へ簡単に袋詰めする長尺物包装機を提供することにある。
本発明の第3の目的は、第2の目的に加え、包装袋へのホッパーの挿入長さを変更できるようにして、長尺被包装物の長さに応じて包装袋を選定できるようにした長尺物包装機を提供することにある。
上記目的は、以下の手段により達成できる。すなわち、本発明の長尺物包装法は、包装袋に粘着して袋口を開口する袋口開口機構と、前記袋口開口機構によって開口された袋口に挿入されるホッパーを有するホッパー導入機構と、前記袋口開口機構及びホッパー導入機構に連動して前記ホッパーを上下動させる操作レバーを有する操作機構とを備え、
前記操作レバーを一方向へ動かすことにより、前記ホッパーを上昇させ、このホッパーの上昇移動に連動して前記開口機構により包装袋の袋口を開口させ、その後、前記操作レバーを反対方向へ動かして、前記ホッパーを下降させてその先端部を袋口内へ挿入させ、前記ホッパーの他端開口から被包装物を投入することを特徴とする。
この発明によれば、包装袋の袋口の開口に連動して、開口した袋口にホッパー先端部を挿入して、ホッパーの他端開口から被包装物を投入できるので、長尺な被包装物でも的確にしかもスムーズに長尺な包装袋へ袋詰めが簡単にできる。
また、本発明の長尺物包装法は、前記ホッパーは、被包装物を投入できる大きさの径及び所定の長さを有する筒状体と、前記筒状体から下方へ延びた複数本の帯状細片とからなり、前記袋口への挿入時に、前記複数本の帯状細片の先端部が先細に収束されて挿入されることを特徴とする。
この発明によれば、袋口への挿入時に、ホッパーの先端部が先細に窄められているので、袋口への挿入が的確且つ容易になる。また、ホッパーの先端部が筒状体から延びた複数本の長尺の帯状細片で形成されているので、被包装物の投入時に包装袋内の空気が前記帯状細片の間から外へ逃げ出し、被包装物の投入が容易になる。
また、本発明の長尺物包装法は、前記袋口開口機構は、前記包装袋の表生地に一時的に粘着して袋口を開口させ、前記表生地を引っ張ることにより、前記粘着が引き離されることを特徴とする。
この発明によれば、プラスチック等の柔軟性のある材料で作製された包装袋を用いても、袋生地を損傷することなく、袋口を簡単に開口させることができる。
また、本発明の長尺物包装法は、前記包装袋は、前記支持体に着脱自在な保持具により装着されることを特徴とする。
この発明によれば、包装袋を費消した場合、他の保持具に予め包装袋を吊下しておいて、この保持具と交換することにより、包装袋の補給が容易になり、袋詰めの作業効率が向上する。
また、本発明の長尺物包装法は、前記包装袋は、柔軟性を有する材料で形成されたものであることを特徴とする。
この発明によれば、包装袋が柔軟性を有しているので、ホッパーから被包装物の投入が容易になり、また、被包装物を傷つけることがない。
本発明の長尺物包装機は、包装袋に粘着して袋口を開口する袋口開口機構と、前記袋口開口機構によって開口された袋口に挿入されるホッパーを有するホッパー導入機構と、前記袋口開口機構及びホッパー導入機構に連動して前記ホッパーを上下動させる操作レバーを有する操作機構とを備え、前記操作レバーを一方向へ動かすことにより、前記ホッパーを上昇させ、このホッパーの上昇移動に連動して前記開口機構により包装袋の袋口を開口させ、その後、前記操作レバーを反対方向へ動かして、前記ホッパーを下降させてその先端部を袋口内へ挿入させ、前記ホッパーの他端開口から被包装物が投入されるようにしたことを特徴とする。
この発明によれば、操作レバーを一方向、例えば下方へ押し下げることにより、ホッパーを上昇させ、これに連動させて開口機構により包装袋の袋口を開口させた後、操作レバーを反対方向、例えば上方へ持ち上げることにより、ホッパーを下降させその先端部を袋口内へ挿入させ、ホッパーの他端から被包装物を投入することができる。したがって、包装袋の袋口には、ホッパーの先端部が挿入された状態でホッパーの他端から被包装物が投入されるので、長尺な被包装物を的確にしかもスムーズに長尺な包装袋へ袋詰めが可能となる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記袋口開口機構と、前記ホッパー導入機構と、前記操作機構とは支柱によって支持され、前記支柱は基台によって支えられており、更に、前記支柱は前記基台に高さ調節が可能なように接続されていることを特徴とする。
この発明によれば、上記各機構が支柱に支持されており、その支柱を基台により支え、更に前記支柱と前記基台が高さ調節が可能なように取り付けられることにより、作業を行う状況に応じて高さを調節し、最も作業の行いやすい高さで包装作業が行えるため、より使い勝手が向上する。
また、本発明の長尺物包装機は、前記ホッパー導入機構が、被包装物を投入できる大きさの径及び所定の長さを有する筒状体と前記筒状体から下方へ延びた複数本の帯状細片とからなるホッパーと、前記袋口への挿入の時に前記ホッパー先端部を収束する収束機構とを備えていることを特徴とする。
この発明によれば、袋口への挿入時に、ホッパーの先端部が先細に窄められているので、袋口への挿入を的確に且つ容易に行うことができる。また、ホッパーの先端部が筒状体から延びた複数本の長尺の帯状細片で形成されているので、被包装物の投入時に包装袋内の空気が前記帯状細片の間から外へ逃げ出し、被包装物の投入が容易になる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記収束機構が、前記ホッパーの外周に嵌められ、前記ホッパーの上下動にしたがって径が変化するループ環と、前記ループ環の大きさを調節する調節部材とを備え、前記ホッパーの下降時に前記調節部材により前記ループ環の径を縮径させ、前記帯状細片の先端部を収束することを特徴とする。
この発明によれば、簡単な部品で収束機構を形成でき、帯状細片の先端部の収束をスムーズに行うことができる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記収束機構が、前記ホッパーの上下動を案内し複数本の帯状細片を収束する環状体と、前記環状体の支持角度を制御する制御手段とを備え、前記ホッパーの上下動に応じて前記制御手段により前記環状体の支持角度を変えて、前記帯状細片の先端部を先細に収束することを特徴とする。
この発明によれば、環状体を堅固な材料、例えばプラスチック、或は金属でつくることができるので、耐久力が増大し、使用頻度に応じた取換えが不要になる。また、環状体は、所定の高さを有しているので、ホッパーのガイドをスムーズに行うことができる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記収束機構が、前記ホッパーの上下動を案内し複数本の帯状細片を収束する非環状体と、前記非環状体の支持角度を制御する制御手段を備え、前記ホッパーの上下動に応じて前記制御手段により前記非環状体の支持角度を変えて、前記帯状細片の先端部を先細に収束することを特徴とする。
この発明によれば、非環状体を堅固な材料、例えばプラスチック、或は金属でつくることができるので、耐久力が増大し、使用頻度に応じた取換えが不要になる。また、非環状体は枠体に取付けられ、枠体が操作レバーの上下動によって揺動する構造になっているので、枠体でホッパーの上下動に追随しながらホッパーの先端部を効率よく収束することができる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記非環状体が、ほぼV字状の収束片であることを特徴とし、更に、前記ホッパー導入機構は、前記ホッパーとほぼ平行に案内部材が付設され、前記操作レバーの上下動操作により、前記ホッパーが前記案内部材にガイドされて上下動することを特徴とする。
この発明によれば、ガイド部材により、ホッパー支持腕がブレることがなく、ホッパーの上下動が安定し、包装袋への挿入が的確になる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記ホッパーが、下降時に前記ホッパーの下端が吊下された包装袋に接近するように傾斜してホッパー支持腕に固定されていることを特徴とする。
この発明によれば、ホッパーは、吊下した包装袋へ近付き袋口への挿入が容易になる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記案内部材には、前記ホッパーの上下動の長さを調節する調節手段が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、調節手段により、包装袋へのホッパーの挿入長さの調節、及び、被包装物に合わせた包装袋の選択が可能となる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記袋口開口機構が、包装袋の横幅とほぼ同じ長さを有するロール体と、前記ロール体の上に装着された粘着材とを備え、前記ロール体は、前記操作レバーの操作に連動して作動する作動レバーの先端部に回動自在に固定され、前記ホッパーの上昇時に、前記粘着材が前記支持体に吊下された包装袋の表生地に貼付し袋口を開口させることを特徴とする。
この発明によれば、包装袋に柔軟性のあるものを使用しても、袋体を損傷することなく簡単に開口できる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記ロール体が、作動レバーに着脱自在に固定されていることを特徴とする。
この発明によれば、ロール体は作動レバーに着脱自在に固定されているので、粘着剤の粘着力の低下したときに簡単に新しいものに変更でき、或いはサイズの異なるロール体への交換も容易になる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記粘着材が、再使用可能な接着剤で形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、再使用可能な接着剤、例えばPVA(ポリビニルアルコール)を使用することにより、粘着力の低下したときに粘着面を水で洗うことで粘着力を回復させて再使用を図ることができる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記包装袋が、前記支持体に着脱自在な保持具により装着されることを特徴とする。
この発明によれば、包装袋を費消した場合、他の保持具に予め包装袋を吊下しておいて、この保持具と交換することにより、包装袋の補給が容易になり、袋詰めの作業効率が向上する。
また、本発明の長尺物包装機は、前記包装袋が、柔軟性を有する材料で形成されたものであることを特徴とする。
この発明によれば、包装袋が柔軟性を有しているので、ホッパーから被包装物の投入が容易になり、また、被包装物を傷つけることがない。
図2は、図1の包装機の角度を変えて見た外観斜視図、
図3は、図1、2の包装機の動作説明図、
図4は、図1の包装機の部分動作説明図、
図5は、収束機構の一実施例概念図、
図6は、本発明の保持具の一実施例。同図(A)は保持具の斜視図、同図(B)は包装袋の斜視図、
図7は、本発明の保持具の他の実施例を示す斜視図、
図8は、本発明の包装機の第2の実施形態を示す外観斜視図、
図9は、図8の包装機の動作説明図、
図10は、本発明の包装機の第3の実施形態を示す外観斜視図、
図11は、図10に示す第3の実施形態の包装機の側面図、
図12は、図10の包装機の動作説明図、
図13は、ホッパーガイドを収束機構と共に示した拡大斜視図、
図14は、他の収束機構を示し、ホッパーが挿入された状態の斜視図、
図15は、ホッパーの上下動に合わせて環状体がバネ体で回動する状態を説明する動作説明図、
図16は、更に他の収束機構を示し、ホッパーが挿入された状態の斜視図、
図17は、ホッパーの上下動に合わせて非環状体が回動する状態を説明する動作説明図、
図18は、本発明の包装機の基台にシューターを取付けた斜視図、
図19は、本発明の第1〜第3の実施形態の包装機のいずれかの支柱の高さの調節機構を示す要部斜視図、
図20は、本発明の収束機構の他の実施例を示し、一部を断面図とした概賂説明図、
図21は、本発明の袋口開口機構のより好ましい実施例を示す要部斜視図、
である。
図1は、本発明の長尺物包装機の第1の実施形態を示す外観斜視図、図2は図1の包装機の角度を変えてみた斜視図、図3は図1、図2の包装機の動作説明図、図4は部分動作説明図である。
この長尺物包装機(以下、包装機という)10は、被包装物の投入時に袋口へ一端が挿入され被包装物を包装袋へ誘導するホッパー23を有するホッパー導入機構20と、このホッパー23を上下動させる操作レバー36を有する操作機構30と、この操作レバー36の操作に連動して支持体に装着された包装袋の袋口を開口させる袋口開口機構60とから構成される。
上記操作機構30は、ホッパー23を上下動させると共に、このホッパー23の上昇移動に連動して袋口開口機構60を作動させて包装袋の袋口を開口させるもので、袋詰め作業場の床面や作業台などの上に載置可能な基台31と、この基台31の上に設置された昇降機構33と、基台31から立設された一対の支柱32a、32b等とからなる。
基台31は、袋詰め作業場の床面や作業台などの上に安定した状態で載置できるように所定大きさの盤状体からなり、この基台31の上に昇降機構33が配設され、また基台31の両側壁からそれぞれ支柱32a、32bがほぼ90°の角度で上方へ立設されている。
昇降機構33は、基台31の上に一端が枢支された作動部材34と、この作動部材34の他端に固定された連結杆35を介して結合された操作レバー36とからなり、この操作レバー36のほぼ中央部が一方の支柱32aの頂部32’aに回動自在に枢支されている。操作レバー36を支柱の頂部32’aに枢支することにより、この枢支点を中心にして操作レバー36が梃子原理を利用するため、小さい力でホッパーを簡単に上下動できる。
作動部材34は、操作レバー36の操作に連動して、ホッパー23を上下動させると共に包装袋の袋口を開口させるもので、所定の大きさを有する板状体からなり、その一端34aが枢支具37により基台31に固定され、他端34bが連結杆35に結合されている。枢支具37には、例えば、蝶番が使用される。
また、この作動部材34には、袋口開口機構60を作動させて包装袋の袋口を開口するように一端34aにカム機構38と、他端34bに回動体39とが設けられる。回動体39は、例えばローラが使用される。
基台31の両側壁から立設された支柱32a、32b間には、包装袋を吊下する支持体40が設けられる。
この支持体40は、長尺な包装袋を吊下し得る長さを有する板状体からなり、その表面41には包装袋を吊下する保持具50が着脱自在に固定され、また裏面42には昇降杆21が上下動できるように枠体42a、42bが固定される。保持具50は、支持体40の上方に設けられる。
保持具50を着脱自在に固定することにより、吊下した包装袋を費消した際に、予め他の保持具に包装袋を吊下しておいて、この保持具と交換することによって、簡単に包装袋の補給が可能になる。保持具50には、例えばフックや支持ピン等が使用される。
図6は、この保持具50の一例であり、同図(A)は保持具の斜視図、同図(B)は、この保持具に吊下される包装袋の斜視図である。
この保持具50は、一対のフック52a、52bと、このフックが固定される板体51とからなり、一対のフック52a、52bは包装袋53の取付け穴57a、57bの間隔と同じ間隔をあけて板体51に固定されている。また、板体51には、支持体40の取付け金具に着脱自在に装着できるように両側端に開口53a、53bが設けられている。
予めこのような保持具50に複数枚の包装袋53を吊り下げて必要個数準備しておくことにより、一つの保持具の包装袋が消費された際に、次の保持具と交換して簡単な作業効率の向上を図ることができる。
また、包装袋53は、長尺物を詰めることができるように、所定の横幅と、この横幅に比べて縦寸法が長い細長封筒状の袋体からなり、上方部には袋口56と、一対の取付け穴57a、57bが形成される。また、袋体の上方部には、一対の取付け穴57a、57bに到達するミシン目57’a、57’bが設けられる。
この包装袋53は、細長い表面生地体54と、この表面生地体54の裏面側に配置され、同表面生地体と同一幅で、若干長い裏面生地体55とで形成される。表面生地体54、裏面生地体55は、同一素材でも、或いは異なる素材でもよく、また、透明、半透明乃至不透明材料でもよく、更にこの素材は、合成樹脂フィルムに限定されることなく、紙類を使用してもよい。
図7は本発明の保持具の他の例を示す斜視図であり、図6(A)に記載の保持具50の代わりに使用しうる保持具50’である。
図7に記載の保持具50’は、図6に記載の保持具50の短辺に対応する部分が長辺に対応する部分より長く形成された板体51’と、板体51’の上方にフック固定具54’で固定されたフック52’とからなり、板体51’の下方にはコ字状の枠体55’が取付けられ、板体51’の上端はこの板体を吊下げ保持するように釣針状あるいは逆V字状に屈曲された屈曲部53’が形成され、包装装置の支持体40の下方に設けられた隙間40’(図10参照)に引っ掛けて保持されるようになっている。
この保持具50’を使用することにより、接着部材62が包装袋53の上部に接着する際に、接着部材62と板体51’により包装袋53が挟まれるようになるため、包装袋の接着がより確実に行えるようになる。更に、板体51’の下方に枠体55’を有することにより、フックに吊下げられた包装袋53が左右に揺れ、取付け穴57a、57bがミシン目57’a、57’bから裂けて落ちないようにしている。
図6、7に記載の保持具は使用用途に応じて適宜選択して使用することができる。
ホッパー導入機構20は、上下方向に移動可能に支持体40に固定された昇降杆21と、この昇降杆21の一端に固定されたホッパー23と、昇降杆21の他端に連結された作動レバー21aとからなる。
昇降杆21は、支持体40の裏面に設けられたL字状の枠体42a、42bで形成された摺動溝により上下方向へ摺動可能に保持される。また、昇降杆21の下部には、この昇降杆21が作動部材34が持ち上げられた際に、回転体39と当接して上下動するように、やや斜めに角度をもって取付けたほぼL字型の作動レバー21aが設けてある。更に、昇降杆21は、その上部に、作動レバー21aとは反対方向に直角に突き出したアーム21bが設けられ、このアーム21bにホッパー23が取付けられる。
ホッパー23は、長物の被包装物を投入できる径を有した長尺な筒状をなし、円筒状の筒体24と、この筒体24の一端から長手方向に複数本のスリットで分割された複数本の短冊状の細片251〜2510からなる筒状体25とで形成される。短冊状の細片251〜2510の長さは、被包装物が収納される包装袋の長さによって適当な長さに設定されるが、被包装物の投入時に袋口から少なくとも三分の一程度のところまで届く長さが好ましい。また、この細片は、筒体24と一体或いは別体で形成されてもよい。しかし、短冊状の細片は可撓性のある材料で形成されることが好ましい。可撓性材料には、例えばプラスチック材が用いられる。なお、短冊状の細片の材料は、これに限定されない。
ホッパー23を複数本のスリットで分割された複数本の短冊状の細片251〜2510で構成することにより、被包装物がこのホッパー23を通って包装袋内に投入されたとき、通常は、包装袋内の空気が逃げ場を失い被包装物投入の障害になるが、複数のスリットを形成することにより、溜まった空気はスリットを通って外へ逃げることができるので投入が容易になる。
複数の帯状細片からなる筒状体25は、複数の帯状細片251〜2510がスリットにより分離されているので、その先端部25aを包装袋の袋口へ挿入させる際には、筒状体25の先端部25aを束ねる収束機構が必要となる。
この収束機構は、複数の帯状細片からなる筒状体25が上方に持ち上げられている状態、すなわち、その先端部25aが袋口56へ挿入される前の状態では、バラバラになっている複数の帯状細片251〜2510を比較的強く束ねて先細にして袋口56への挿入を容易にし、筒状体の先端部25aが包装袋の内部へ挿入されるに伴い、この束ね力を弱くして被包装物の投入を容易にする機構が好ましい。
図5は、この収束機構の一例である。この収束機構81は、複数本の短冊状の細片251〜2510を束ねるループ環82aと、この収束機構81の収束力を調節する調節部材83とからなる。ループ環82aは、所定長さを有する1本の糸状体82を用い、支持体40の穴40aに挿通し、その中央部を環状にしてループ環82aを作り、糸状体82の他端82bを支持体40の裏面から引き或いは緩めることにより、ループ環82aの径が縮径或いは拡大するようにする。この引き或いは緩めの調節部材83には、重錘を用い、この重量を変えることにより、ループ環82aの径が所定の収束力で縮径或いは拡大される。糸状体82には、ワイヤ、ナイロンコード等が使用される。すなわち、この収束機構81では、支持体40の保持具50の付近に設け、ループ環82aを介して調整部材83を垂下させ、ループ環82aはホッパー23の上下動にしたがって調整部材83に引かれて縮径或いは拡大される。
なお、収束機構81の調整部材83は、図1〜3のように、支持体40の表面に設けてもよい。
上記袋口開口機構60は、ほぼL字型の作動レバー61と、この作動レバー61の先端に固定された接着部材62と、作動レバー61の下端に固定された回転体63とからなり、L字型作動レバー61の角部が支点61cにおいて一方の支柱32aに軸支される。L字型の作動レバー61は、長辺レバー61aと、短辺レバー61bとからなり、長辺レバー61aの先端に接着部材62が支持体40と平行になるように支軸62aで回転自在に固定される。また短辺レバー61bの先端には、回転体63が設けられる。回転体63には、環状ロールが使用される。
この接着部材62は、包装袋の横幅とほぼ同じ長さを有するロールと、このロール上に装着された粘着材62bとからなり、包装袋と平行となる支軸65で長辺レバー61aの先端に枢支される。粘着材62bには、包装袋の表面生地に貼り付き、簡単に剥離できしかも再使用可能な接着剤、例えばPVA(ポリビニルアルコール)が使用される。このような接着剤を使用することにより、粘着力の低下したときに粘着面を水で洗うことで粘着力を回復させて再利用を図ることができる。
接着部材62を長辺レバー61aの先端に回転自在に枢支すると、薄く且つ柔軟な包装袋に着脱自在に幅広く貼り付くので、袋口の開口が簡単になる。また、ロールが回動することにより粘着材の貼り付く場所が移動し、粘着材を長持ちさせることが可能となる。また包装袋を引っ張ると接着部材62が回転するので、袋口56の開口が容易になる。
接着部材62は、袋口56を開口し、被包装物を投入するまで、この開口状態を維持する必要がある。この状態を維持するのに長辺レバー61aの揺動範囲を規制する調整部材64が支柱32aに設けられる。この調整部材64には、例えば調整溝を有する全体がL字状の金具が使用される。
図4は作動部材34のカム機構38とこれに係合する袋口開口機構60の短辺レバー61bに設けた回転体63の動作説明図である。
静止位置にあったカム機構38(図4(A))が、作動部材34の上方への回動に伴い回転体63と係合し、さらに作動部材34の回動を進めるとカム機構38が回転体63を押し、レバー61は支点61cを中心にして時計回りの方向に回動し始める(図4(B))。カム38の形状はS字状、E字状又は日の字状であり、その中間部が支持された形状である為、往路は上端が回転体63に係合してもその下端がカム38の支持体に係合して回転できないのでレバー61を連動させる(図4(c))。ホッパー23が上方に移動し所定の位置に達して回動体63がカム38を乗り越えると回転体63の係合が急激に外れ、包装袋53に接着部材62を貼り付けたレバー61は自身の重みから調整部材64に支えられる元の位置まで後退して袋口56を開口する。カム38は復路にはカム38の支持体との係合がなく、つまりカム38は図において反時計回り方向に力を加えても回転運動を行うだけなので、回転体63はカム38を障害とすることなく円滑に元の位置に復帰する。(図4(D))。作動部材34はさらに所定位置までホッパー23及び筒状体25が達するまで昇降杆21の押上げを行う(図4(E))。
次に、この包装機への被包装物袋詰め作業を図3を参照して説明する。なお、図3は、図1、2の包装機の側面図を用いて説明する動作図で、以下の説明で図3に付していない符号は他の図1、2等のものを用いている。
先ず、操作レバー36を矢印のように下方へ押し下げる。操作レバー36が下方へ押し下げられると、作動部材34の一端34bが持ち上がり、回動体39が作動レバー21aの下面に沿って転動し、昇降杆21を押上げる(図3(A)、(B))。
操作レバー36をさらに押し下げると、昇降杆21と共にホッパー23が上方に移動し、その先端部25aが包装袋53の正面部より上方へ上昇すると共に、先端部25aが収束機構のループ環82aによって先細に束ねられる。それとほぼ同時に作動部材34もさらに持ち上げられ、作動部材34のカム38に係合した回転体63を介して、支点61cを中心にして回動した袋口開口機構60のレバー61が、その自由端に設けた接着部材62が包装袋53の袋口56近傍に貼り付き、その後、回転体63の係合がはずれレバー61が後退して袋口56を開口する(図3(C))。
したがって、操作レバー36を下方へ押し下げることにより、ホッパー23の先端部25aが袋口56より上方へ上昇され、包装袋53の袋口56が開口した状態となる。レバー61は、調整部材64により、所定の位置に停止し、袋口56は開口した状態に維持されている。
次いで、操作レバー36を矢印のように上方へ持ち上げる。この持ち上げにより、作動部材34は、徐々に下降し始め、この下降に従って、ホッパー23の先端部25aが袋口56へ挿入される。このとき、前述したように、ホッパーの先端部25aは、束ねられて先細になっているので、袋口56への挿入がスムーズに行われる。(図3(D))。
更に、操作レバー36を持ち上げると、ホッパー23の先端部25aは、包装袋内へ入り込むと共に、先端部の先細が徐々に拡開される。
この状態で、ホッパー23の筒体24から長尺な被包装物を投入する。すると、被包装物は自重によりホッパー23の内周面に沿って落下し、ホッパー23の先端部25aを拡開させて包装袋53内に収納される。(図3(E))。
その後、被包装物を入れた包装袋53を保持具50から引っ張って離脱させる(図3(F))。この離脱により、包装袋53は上縁部が接着部材62から剥離されるとともに、ミシン目57’a、57’b(図6参照)から破断され、保持具50から引き離される。
この包装機は、操作レバーの押し下げによって、ホッパーを上昇させ、これに連動させて袋口開口機構により袋口を開口させた後、ホッパーの先端部を袋口に挿入し、この状態でホッパーの他端から被包装物を投入することができるので、包装袋へ被包装物をスムーズに詰めることができる。被包装物は、長尺野菜でも比較的短いもの、例えばアスパラ等から、これより長尺のもの、例えば長ネギ、ゴボウ、或いは長芋など、従来長尺野菜が倒れ投入するのが難しく、また、ホッパーの先端が包装袋内に入り込む長さが短いために、スムーズに袋内へ誘導し難かった長尺野菜の袋詰めが簡単になる。
図8、9は、本発明の第2の実施形態の包装機を示し、図8は包装機の外観斜視図、図9は図8の包装機の動作説明図である。
この包装機10Aは、被包装物の投入時に袋口へ一端が挿入され被包装物を包装袋へ誘導するホッパーを有するホッパー導入機構20Aと、このホッパーを上下動させる操作レバーを有する操作機構30Aと、この操作レバーの操作に連動して支持体に装着された包装袋の袋口を開口させる袋口開口機構60Aとから構成される。なお、この包装機10Aは、上記の包装機10とほぼ同じ構成を有しているので、共通部分は包装機10と同一番号を用い重複説明を省略し、異なる構成について詳述する。
前記操作機構30Aは、基台31の他端31bから立設された板状部材93と、この板状部材93の上端部92に固定された作動レバー91とからなる。
作動レバー91は、パイプ材を用いほぼU字状に屈曲され、U字状の底部91aは昇降杆21の作動レバー21aの下に配設され、U字状の開放端部は板状部材93の上端部92に枢支具により回動可能に固定される。また、作動レバー91のほぼ中央部91bは操作レバー36に一端が結合された連結棒35の他端に連結される。
作動レバー91を上記の構成にすることにより、上記第1の実施形態の作動部材34と同じく、操作レバー36が下方へ押し下げられると、上端部点92を軸支点にしてU字状の底部が昇降杆21を上方へ押上げ、ホッパー23を上昇させるが、作動部材34と比べて、カム機構等が不要になり、作動部材の機構が簡単になる。また、昇降杆21の構造が簡単になる。
また、操作レバー36は、その先端部付近の下部に回転体70が連結体71を介して設けられる。この回転体70は、操作レバー36が下方へ押し下げられたとき、この回転体70が袋口開口機構60Aの舌片72と当接され、袋口を開口させる機能を果たす。
前記ホッパー導入機構20Aは、ホッパー23の構造は第1の実施形態のものと同じであるが、収束機構81のループ環82aの取付け箇所が異なる。すなわち、第1の実施形態ではループ環82aがホッパー23の短冊状の細片からなる筒状体25の位置にあるが、この第2の実施形態では筒体24の外周に位置させる。この位置変更に合わせて、糸状体82を支持体40に取付ける位置を上方に設ける。
この取付け箇所を変更することにより、ホッパー23の上下動が円滑になると共に、複数の帯状細片の先端部25aの収束が円滑になる。
また、支持体40には、保持具50に吊下された包装袋53の袋口56の開口を確実にするために、接着部材62に貼着された包装袋53の表生地54が貼着され、裏生地55が移動するのを押さえて袋口の開口を容易にするストッパー80が設けられる。
また、袋口開口機構60Aは、長辺レバー61の先端部、すなわち接着部材62が装着された箇所の付近に、斜め下方を向いた舌片72が長辺レバー61の先端付近に枢支具を用いて取付けられる。この枢支具には、蝶番等が使用される。
この舌片72は、所定の長さを有し、操作レバー36が下方へ押し下げられた際に、その回転体70が舌片72の上面を転動しながら下方へ押し下げ、これに伴って、長辺レバー61を介して接着部材62を包装袋(図示省略)の表生地方向に移動させ、貼着させる。
回転体70が舌片72の先端部72aを通り過ぎると、回転体70は舌片72の下面に移動し、その後、操作レバー36を上方へ持ち上げると、回転体70は、舌片72の端部72aを持ち上げる。この持ち上げにより、舌片72は、長辺レバー61の先端部に枢支されているため、回転体70により舌片72の端部72aが所定の位置まで持ち上げられ、所定の位置を過ぎたところで舌片72の端部72aの先端が回転体70から滑り落ちる。その後、回転体70が舌片72を持ち上げ、以って長辺レバー61を支えており、接着部材が包装袋の表生地に貼付され、貼付されたまま、袋口を拡大する方向へゆっくりと傾き、所定の時間を掛けて袋口を開口する。この開口動作により、袋口がゆっくり開けられるので、貼着された後、接着部材が直ぐ離れるものに比べて、開口時における袋体の破断等をなくすることができる。
次に、この包装機への被包装物袋詰め作業を図9を参照して説明する。なお、図9は図8の包装機の側面図(図9(A))を用いて説明するもので、以下の説明で図9に付していない符号は図8のものを用いている。また第1の実施形態で述べたものと共通する部分の説明は省略する。
先ず、操作レバー36を矢印方向に押し下げる。操作レバー36が下方へ押し下げられると、上端部92を軸支点にしてU字状の底部91aが作動レバー21aと係合し昇降杆21を上方へ押上げてホッパー23を上昇させ、それに伴いホッパー23の先端部25aが筒体24上にあった収束機構のループ環82aによって先細に束ねられる。それとほぼ同時に操作レバー36の先端部に連結体71を介した回転体70が舌片72の上面を転動しながら下方へ押し下げ、これに伴って、長辺レバー61を介して接着部材62を包装袋54の表生地方向に移動させ、貼着させる。(図9(B)、(C))
接着部材62が包装袋53に貼着された後、さらに操作レバー36を押し下げると回転体70が舌片72の先端部72aを通り過ぎる(図9(D))。そのとき回転体70は舌片72の下面に移動し、その後、操作レバー36を上方へ持ち上げると、回転体70は、舌片72の先端部72aを持ち上げる。(図9(E))この持ち上げにより、舌片72は、長辺レバー61の先端部に枢支されているので、回転体70により舌片72の先端部72aが所定の位置まで持ち上げられ、所定の位置を過ぎたところで舌片72の先端部72aの先端が回転体70から滑り落ちる(図9(F))。
この際、回転体70が舌片72を持ち上げ、以って長辺レバー61を支えており、接着部材が包装袋の表生地に貼付され、貼付されたまま、袋口を拡大する方向へゆっくりと傾き、所定の時間を掛けて袋口を開口する。また、操作レバー36を持ち上げるとホッパー導入機構20Aのホッパー23も下がり、接着部材62とストッパー80で押さえられて広く開いた袋口56に収束機構のループ環82aによって先細に束ねられた短冊状片の先端部25aが挿入される。以降は第1の実施形態でも述べたとおり、ホッパー23の筒体24から長尺な被包装物を投入すると、被包装物は自重によりホッパー23の内周面に沿って落下し、ホッパー23の先端部25aを拡開させて包装袋54内に収納される。
このように本発明の第2の実施形態によれば、昇降機構にカムを要したり、下部作動アームに傾斜をつけたりする必要がないため、より容易な構造となし、またホッパー導入機構で収束機構を上部に移動し、調整部材を支持体の内側へ移動し、保持具に包装袋の裏面生地体へのストッパーを設けたことから、より確実なホッパー端部の挿入及び被包装物の誘導が可能となり、そして袋口開口機構ではレバーの上下運動の応力部に舌片を採用することにより包装物に接着部材が粘着した後開口する動作に関しても、操作レバーの操作に連動するようになったことでゆっくり開口を行え、袋体の破断をなくすることができる。
図10〜図12は、本発明の第3の実施形態の包装機を示し、図10は第3の実施形態の包装機の外観斜視図、図11は第3の実施形態の包装機の側面図、図12は図10の包装機の動作説明図である。この包装機10Bは、上記包装機10、10Aと同じように、袋口開口機構60Bと、この袋口開口機構によって開口された袋口に挿入されるホッパー23を有するホッパー導入機構20Bと、袋口開口機構60B及びホッパー導入機構20Bに連動してホッパー23を上下動させる操作レバー36を有する操作機構30Bとを備えている。そして、各手段の基本的な動作は、上記各包装機とほぼ同じであるが、上記各包装機とは、ホッパー23の上下動を円滑にするためのガイド部材26、及びこのガイド部材26に包装袋の長さに合わせて包装袋内に挿入されるホッパーの長さを調節する調節手段28が付設されているという点の構成が異なる。そこで、同じ部分の説明は重複を避けて省略し、異なる構成及び動作について説明する。
操作機構30Bには、図10、12に示すように、ホッパー23を円滑に上下動させるためのガイド部材26、このガイド部材26を支持する支持手段29が付設される。このガイド部材26は、ほぼT字型の棒状体からなり、このT字型の上方部分がホッパー支持腕27cに固定される。ホッパー支持腕27cは、ガイド部材26の横棒を介して連結杆35に連結される。
ガイド部材26をホッパー支持腕27c及び連結杆35に取付ける際に、ガイド部材26の下方へ垂下した縦棒部分(以下、ガイド桿という)、すなわちガイド桿27aは、ホッパー23と所定の距離離してほぼ平行にスライド移動するように支持手段29により保持される。この保持により、ガイド部材26は、操作レバー36の上下動に連動して上下方向へ移動され、ガイド桿27a及びホッパー23も同期して上下動し、このときガイド部材26は、ホッパー23の上下動を支援サポート及びガイドすることになる。
支持手段29は、図11に示すように、ガイド桿27aを支持して円滑にスライドさせるためのもので、複数個のガイドローラ291〜294と、これらのガイドローラ291〜294を取付ける枠体290とからなる。
複数個のガイドローラ291〜294は、間にガイド桿27aを挟んで対向して枠体290に固定される。枠体290は、支持板を介して支柱32a、32bに固定される。
したがって、ガイド部材26を支持手段29により支柱32a、32bに固定することにより、ガイド部材26の取付けが堅固になると共に、ガイド部材26の上下動が安定する。その結果、ホッパー支持腕27cがブレることがなく、ホッパー23の上下動を安定させることができる。
このようにガイド部材26を付設することにより、ホッパーの上下動が安定するが、更に安定化を図るには、このガイド部材とは別にホッパーに接触させてガイドする部材を設けることが好ましい。
図13は、ホッパーガイドを収束機構と共に示した拡大斜視図である。
このホッパーガイド90は、断面がほぼ半円形状をなし、所定の長さを有する樋91からなり、その直径は、ホッパーの直径より若干長く、樋91内をホッパー23が円滑に上下動できる長さになっている。樋91の背面は、支持体40に固定される。樋91の下端部は、袋口に近くなることから、袋口へのホッパーの挿入に邪魔にならないように、側壁911、912を削っておくことが好ましい。したがって、ホッパーガイド90を付設することにより、ホッパーの上下動がよりスムーズになる。このホッパーガイド90は、包装機10Bだけでなく、他の包装機10、10Aにも付設してもよい。
また、ホッパー支持腕27cは、先端のホッパー取付け部が連結杆35の枢支点351に対して所定の角度で前下がりになるように連結杆35に固定することが好ましい。
ホッパー支持腕27cを傾斜させることにより、支持腕27cの先端に装着されるホッパー23及びガイド部材26は、傾斜して垂下されることになる。このときガイド部材26の傾斜は、支持手段29のガイドローラ291〜294の大きさ等を変え、例えばガイドローラ291、294の大きさを小さくする。或は取付け位置を変えることにより対処する。
このようにホッパー支持腕27cを前下がりに傾斜させて、その支持腕27cの先端にホッパー23を取付けることにより、ホッパー23は、下降時にその先端部が支柱32aに接近するため、吊下した包装袋の袋口への挿入が容易になる。
ガイド桿27aの下端部には、複数個のピン取付孔271〜273が設けられる。これらのピン取付孔271〜273には、所定の長さを有する停止ピン270が差し込まれるようになっている。このピン270は、ガイド桿27aが持ち上げられたとき、枠体290から抜け出さないようにストッパーとして、及びホッパー23の移動距離を調節する調節機構として機能する。すなわち、停止ピン270を図10の最下位の位置273から、上方、例えばピン取付孔271へ移動させると、ホッパー23の移動距離は、停止ピンを移動させた距離分少なくなる。
したがって、停止ピン270の取付け位置を変更することにより、包装袋へのホッパー23の挿入長さの調節、及び、被包装物に合わせた包装袋の選択が可能となる。
また、停止ピン270の取付け位置の変更により、ホッパー23の移動距離も変わるので、袋口開口機構60Bの調節も必要となる。この調節は、作動レバー61へのカム72aの位置を移動させることによって行う。すなわち、停止ピン270を取付け孔271の位置から、下方へ移動させるのに付随して、カム72aの取付け位置も下方へ移動させる。
このカム72aの取付け位置を変更することにより、操作機構30Bの回転カム70がカム72aに正確に当接し、円滑な操作が可能になる。
次に、この包装機への被包装物袋詰め作業を、図12を参照して説明する。図12は、図10、11に示した包装機の側面図による動作説明図で、以下の説明において図12に付していない符号は、図10、11のものを用いている。
先ず、操作レバー36を矢印のように下方へ押し下げる。操作レバー36が上方へ押し下げられると、支点を中心として回転して操作レバー36の他端が持ち上がり、他端に一端が連結された連結杆35が押し上げられ、その連結杆35の他端が連結されているガイド部材26及びホッパー支持腕27cが押上げられ、ホッパー23が上昇する(図12(a)、(b)参照)。
操作レバー36をさらに押し下げると、ガイド桿27aと共にホッパー23がさらに上方に上昇し、ホッパー23の下端部が、支持板に取付けられた包装袋53の袋口より上方へ上昇すると共に、ホッパー先端部の細片251〜2510からが収束機構81のループ環82aによって先細に束ねられる。それとほぼ同時に押し下げられた操作レバー36の手元にある回転カム70が作動レバー61のカム72aと係合して袋口開口機構60Bの作動レバー61の自由端を支柱32a方向に移動させ、その自由端に設けた粘着部材62を包装袋53の袋口に押し付ける(図12(c))。カム72aは例えば蝶番型のカムで、操作レバー36の押し下げの際には回転カム70と係合しても変形せず屈曲したままであり、復帰の際には軸を中心に回動して展開し、回転カム70の復帰を妨害することなく、回転カム70との係合が外れると原形に戻る。
操作レバー36をさらに押し下げると、ホッパー23がさらに持ち上げられ、作動レバー64の蝶番カム72aに係合した回転カム70が蝶番カム72aを外れると、作動レバー61が軸支点61cを中心にして回動して原位置に復帰する。作動レバー61の自由端に設けた粘着部材62が押し付けられた包装袋は、作動レバー61の復帰とともに袋口を開口する(図12(d))。ストッパー兼調節部材70aは、蝶番カム72aの動作を規制するものである。このように、操作レバー36を下方へ押し下げることにより、ホッパー23の先端部が袋口より上方へ上昇され、包装袋の袋口が開口した状態となる。作動レバー61は、調節部材70aにより、所定の位置に停止し、袋口を開口した状態に維持される。
次いで、操作レバー36を矢印のように今度は上方へ持ち上げる。この持ち上げにより、ガイド桿27aは、下降し始め、この下降に従って、ホッパー23の先端部(複数の帯状細片251〜2510)が袋口に挿入される。このとき、前述したように、ホッパーの先端部は、糸状体82で束ねられて先細になっているので、袋口への挿入がスムーズに行われる。(図12(e))。
更に、操作レバー36を持ち上げると、ホッパー23の先端部は、包装袋内へ入り込むと共に、絞られた先端部の複数の帯状細片251〜2510が徐々に拡開される。
この状態で、ホッパー23の筒体24から長尺な被包装物を投入する。すると、被包装物は自重によりホッパー23の内部を落下し、ホッパー23の先端部を拡開させて包装袋内に収納される。(図12(e))。
そこで、被包装物を入れた包装袋を例えば下方へ引っ張って保持具から離脱させると(図12(f))、包装袋53は上縁部が粘着部材62から剥離されるとともに、ミシン目部分から破断され、保持具から引き離される。
包装機10Bでは、収束機構81として図5に示す機構を用いているが、他の収束機構を使用してもよい。
図14、15は、他の収束機構を示し、図14は他の収束機構を示し、ホッパーが挿入された状態の斜視図、図15は包装機10Bに適用したときの動作説明図である。なお、この収束機構は、他の包装機10、10Aに適用し得るものである。
この収束機構81Aは、ホッパー23の上下動をガイドし複数本の帯状細片251〜2510を束ねる環状体93と、この環状体の移動を調節するバネ体96とからなる。
なお、図14に示した機構には、ホッパーガイド90が付設されていないが、収束機構81Aと同じようにホッパーガイド90を設けてもよい。ホッパーガイドを付設することにより、ホッパーの上下動がよりスムーズになる。
環状体93は、ホッパー23の筒状体の直径より若干大きい直径を有し、所定の高さを有する筒状体からなり、この筒状体内をホッパー23がスムーズに移動できるようになっている。
環状体93の外周壁と支柱に連結された支柱32aとが蝶番95で固定される。なお、蝶番に代えて、軸支部材、例えば屈曲可能なゴム体等を使用してもよい。また、環状体93は、支柱32aに直接固定せず、別部材の基材に回動手段(例えば蝶番95など)を介して取付けて、この基材を支柱等に着脱自在に取付けるようにしてもよい。この着脱自在な取付けにより、他の収束機構との取換えが可能になる。
環状体93は、蝶番95を介して支柱32aの表面からほぼ垂直方向へ立設するようにバネ体96で引っ張られている。すなわち、環状体93への蝶番取付け部分と支柱32aとの間に、蝶番95がほぼ折り畳まれた状態になるようにバネ体96のバネ力が調節されて取付けられる。
したがって、環状体93にホッパー23が挿入される前は、環状体93は支柱32aから立設され、ホッパー23が環状体93に挿入されるとバネ体96が伸長され、環状体93はほぼ水平方向に保持される。このとき、環状体93は、バネ体96により強く引っ張られた状態になっている。また、ホッパー23が上昇すると、環状体93は、バネ体96の引張り力により元の状態、すなわち立設した状態へ戻ろうとする。
以下、この関係を図15を参照して説明する。図15は、ホッパーの上下動に合わせて環状体がバネ体で回動する状態を説明する動作説明図である。
包装機10Bは、未使用のとき、図15(a)に示すように、ホッパー23が環状体93内に挿入されており、環状体93は、ほぼ水平状態に保持され、バネ体96が伸びた状態になっている。この状態から、ホッパー23が引き上げられホッパーの複数の帯状細片251〜2510が環状体93内に達すると、図15(b)、(c)に示すように、環状体93はバネ体96で引っ張られ、複数の帯状細片251〜2510を収束させて、袋口の開口の大きさより小さくなるように複数の帯状細片251〜2510の先端を収束させる(図15(c)参照)。
その後、ホッパー23が下降され、ホッパーの先端が包装袋の袋口に挿入されると、環状体93は、ホッパーの外周面に当接しながら、且つバネ体96に引っ張られながら再び元の状態に戻る。(図15(d)、(e)参照)。
環状体93には、バネ体96の取付け部分と対向する箇所に、ホッパー23の複数の帯状細片251〜2510を更に収束するために、ガイド筒94を設けることが好ましい。このガイド筒94は、上方の開口94aの直径が大きく、下方の開口94bが小さく、ラッパ状になっており、環状体93の側壁の一部に連なって膨出して形成され、環状体93の側壁の開口からホッパーの複数の帯状細片251〜2510が収束されながら入り込むようにする。
この収束機構81Aによると、環状体を堅固な材料、例えばプラスチック、或は金属でつくることができるので、収束機構80の紐体に比べて、耐久力が増大し、使用頻度に応じた取換えが不要になる。また、紐体に比べて、環状体は、所定の高さを有しているので、ホッパーのガイドをスムーズに行うことができる。
図16は、更に他の収束機構を示し、ホッパーが挿入された状態の斜視図である。
この収束機構81Bは、上記収束機構81Aの環状体に代えて、非環状体を用いたものである。
この非環状体101は、収束部がほぼV字状の収束片からなり、図16に示すように、枠体100の一端に設けられている。
枠体100は、2本の長片枠1021、1022が平行に併設され、他端が短片枠103で連結されている。V字状の非環状体(収束片)101は、2本の長片枠1021、1022の各端から互いに交わる方向に延びて形成されて、V字底部の角度はホッパーの複数の帯状細片を徐々に収束して、袋口の開口より小さくなるまで収束させる程度になっている。枠体100の幅は、ホッパー23の直径より幾分広くして、各長片枠の間でホッパーが上下動できるように2本の短支柱1041、1042に回動自在に枢支されている。V字状非環状体(収束片)101及び各長短片枠1021、1022、103は、樹脂等で一体に形成される。
ガイド部材26には、作動バー107がガイド部材26の短辺と直交する方向に作動バー107のほぼ中心位置108で付設される。作動バー107の長さは、各長片枠1021、1022間の幅より長くし、ホッパー23が上昇したとき、この作動バー107が各長片枠1021、1022に当接し、押上げ、V字状収束片端(非環状体部101)を下方へ押下げる。
なお、非環状体の形状は、V字状に限定されず、他の形状、例えば湾曲した形状にしてもよい。また、この非環状体は、上述の枠体の長辺枠1021と短辺枠103を除いた長辺枠1022に鉤型の収束片を設けたものでもよい。
以下、この関係を図17を参照して説明する。図17はホッパーの上下動に合わせて非環状体が回動する状態を説明する斜視図である。
包装機10Bは、未使用のとき、図17(a)に示すように、ホッパー23は、枠体100の各長片枠1021、1022間に位置している。この状態から、ホッパー23が上昇すると、ホッパー支持腕によって作動バー107を介して各長片枠1021、1022が押上げられ、V字状収束片101が下方へ押下げられる。このV字状収束片101の押下げにより、ホッパーの複数の帯状細片251〜2510がV字片の間に収束され、袋口開口の大きさより小さくなるように複数の帯状細片251〜2510の先端を収束される(図17(b)、(c)参照。)。
その後、ホッパー23が下降され、ホッパー23の先端が包装袋の袋口に挿入される。(図17(d)、(e)参照。)。
この収束機構81Bによると、非環状体を堅固な材料、例えばプラスチック、或は金属でつくることができるので、耐久力が増大し、糸状体のような使用頻度に応じた取換えが不要になる。また、非環状体は枠体に設けられ、操作レバーの上下動によって揺動する構造になっているので、枠体でホッパーの上下動をガイドしながらホッパーの先端部を効率よく収束することができる。
図18は、本包装機に付設したシューターを示す。図10に示した包装機のように基台31が枠体の場合には、本包装機を所定の高さに保持し、基台31に滑り台のようなシューター120を取付ければ、上部の包装機で袋詰めした被包装物の袋を保持具から離脱させてそのまま落とすとシューター120によって回収でき、作業効率を向上できる。ちなみにこのシューター120は前記図10の第3の実施形態の包装機にのみ取付け可能なものではなく、本発明の第1、第2の実施形態の包装機においても、基台の形状を枠体とすることにより同様にこのシューター120の取付けが可能となる。
また、上記第1〜第3の実施形態の包装機は、いずれも支柱32が基台31に固定されているが、作業場所によっては、高さの調整が必要な場合がある。図19は、支柱の高さの調節機構を示す要部斜視図である。この調節機構は、上記第1〜第3の実施形態の包装機に付設できるものである。 この調節機構は、各支柱32a、32bの基台31へ固定部に、それぞれ補助支柱130a1〜130b2を継ぎ足して基台31へ固定された構成を有する。各補助支柱130a1〜130b2の基台31への固定は、ネジ結合によって行われる。また、支柱32a、32bに接する側面には、それぞれの補助支柱130a1〜130b1を貫通するように複数のピン取付け穴1321〜1326が設けられる。高さ調整は、いずれかのピン取付け穴1321〜1326に固定ピン131a、131bを挿入し、支柱32a、32bを固定する。これにより、例えば座って作業を行う場合は支柱を短くしたり、立って作業を行う場合は支柱を長くしたりすることによって作業性を向上させることができるようになる。
上記3つの実施形態に共通して使用できるものとして、図5に記載の収束機構の更に好ましい実施形態を図20を参照して説明する。図20は、本発明の収束機構の他の実施例を示し、一部を断面図とした概略説明図であり、ここでは第3の実施例の包装機に取付けた場合について示している。ただし、同様の構成を本発明の第1、第2の実施形態にも取付け可能であることは当業者にとり自明であろう。
図20に記載の収束機構は、図5に記載の収束機構に加えて、第2のループ環82bを設けた点が異なる。第2のループ環82bは一端がガイド桿27aの下端部に設けた固定具82cに固定され、所定高さに支柱32a、32bを連結するように設けられた円柱状の連結棒84を1回転した後、他端が錘83に連結されている。このようにして設けられた第2のループ環82bは、ホッパー23が所定高さ以下のときに錘83を第1のループ環82aの代わりに支持するような長さに設定されており、ホッパー23が所定高さ以上持ち上げられるとその支持が外れるようになっている。このような第2のループ環82bを設けることにより、ホッパー23が下方に位置しているときに第1のループ環82aによる収束作用がホッパー23の可動を妨害したり、被包装物投入時にも第1のループ環82aがホッパー23の細片251〜2510を収束することにより、ホッパー23内部で被包装物が詰まったりする可能性がなく、より良好な物品の包装を行うことができる。
同様に上記第1〜第3の実施形態の何れにも適応可能な実施形態として、袋口開口機構の好ましい実施例について図21を参照して説明する。
図21は、本発明の袋口開口機構のより好ましい実施例を示す要部斜視図である。図21に記載の袋口収束機構には、作動レバー61の上端付近に支軸65を挿し込み固定可能な取付け穴661〜664が複数個設けてある。これは、開口部の位置が一般のものよりも低い位置に設けられた包装袋や、袋体の開口部に封をするためのシール部が設けられた包装袋など、包装袋によって接着部材62が接着する箇所が異なるため、使用する包装袋によって粘着部材62の位置を適宜変更できるように取付け穴661〜663が複数個設けられている。このようになせば、包装袋の開口部の高さに合わせて支軸65の取付け穴661〜663を変更でき、以って粘着部材62の位置を適宜変更させることができるようになり、より多種の包装袋に使用することができるようになる。
明 細 書
長尺物包装機
技 術 分 野
本発明は、長尺物包装機に係り、更に詳しくは、特に包装しにくい長尺な野菜、例えばアスパラ、長ねぎ、ゴボウ或いは長芋などを柔軟な包装袋、例えばプラスチック製包装袋の中に簡単な操作により確実に投入できる長尺物包装機に関する。
背 景 技 術
スーパーマーケットなどで販売されている野菜類、例えばなす、きゅうり、アスパラ、長ねぎ、ゴボウ、長芋などは、透明なプラスチックフィルム製の包装袋に袋詰めされ、商品棚などに陳列されている。これらの野菜類の袋詰め作業は、生産者から集荷し、スーパーマーケットなどに納入されるまでの過程で行われ、殆ど手作業で行われている。これらの袋詰め作業のうち、特に長尺な野菜、例えばアスパラ、長ねぎ、ゴボウ或いは長芋等の袋詰めは、包装袋にプラスチック製の柔軟且つ透明で、長尺のものが使用されることから、包装袋の袋口の開口が困難で、またこの袋口から長尺野菜を投入しても、長尺野菜が袋の途中に引っ掛かってしまい底部までスムーズに投入できないことが多く、これら長尺野菜の袋詰め作業には多大な労力と時間が費やされていた。
このような袋詰めの煩わしい作業を軽減するために、これまで多くの包装機及び包装袋が提案されている。
包装機としては、例えば特開平11−189216号公報(第2頁、図2参照)
的に行うことが難しかった。
また、前記実公平2−34166号公報、及び特開2000−177711号公報に記載されたホッパーを使用した包装機は、何れもそのホッパーは、その下端部を先細りにして収納袋の挿入口に挿入し、挿入した後にこの下端部を拡開するもので、そのためホッパーの下端部を特殊構造にすると共に機械的な拡開機構を必要とし、ホッパーの構造が複雑化していた。
更に、前記特開平5−85551号公報に記載された包装袋は、袋体を手に持つことなく、一方の手で開口部を広く開けた状態で他方の手で被包装品を容易に袋詰めするものであるが、片手で開口部を開けた状態に維持しなければならないので、開口部の開口作業が面倒であった。
本発明は、これらの従来技術が抱えている課題を解消することに着目してなされたものであり、すなわち、本発明の第1の目的は、袋口の開口、この開口へのホッパーの挿入を連動させることにより、長尺被包装物を柔軟な包装袋へ簡単に袋詰めする長尺物包装機を提供することにある。
本発明の第2の目的は、第1の目的に加え、包装袋へのホッパーの挿入長さを変更できるようにして、長尺被包装物の長さに応じて包装袋を選定できるようにした長尺物包装機を提供することにある。
本発明の長尺物包装機は、包装袋に粘着して袋口を開口する袋口開口機構と、前記袋口開口機構によって開口された袋口に挿入されるホッパーを有するホッパー導入機構と、前記袋口開口機構及びホッパー導入機構に連動して前記ホッパーを上下動させる操作レバーを有する操作機構とを備え、前記操作レバーを一方向へ動かすことにより、前記ホッパーを上昇させ、このホッパーの上昇移動に連動して前記開口機構により包装袋の袋口を開口させ、その後、前記操作レバーを反対方向へ動かして、前記ホッパーを下降させてその先端部を袋口内へ挿入させ、前記ホッパーの他端開口から被包装物が投入されるようにした長尺物包装機において、前記袋口開口機構は、包装袋の横幅とほぼ同じ長さを有するロール体と、前記ロール体の上に装着された粘着材とを備え、前記ロール体は、前記操作レバーの操作に連動して作動する作動レバーの先端部に回動自在に固定され、前記ホッパーの上昇時に、前記粘着材が前記支持体に吊下された包装袋の表生地に貼付し袋口を開口させることを特徴とする。
この発明によれば、操作レバーを一方向、例えば下方へ押し下げることにより、ホッパーを上昇させ、これに連動させて開口機構により包装袋の袋口を開口させた後、操作レバーを反対方向、例えば上方へ持ち上げることにより、ホッパーを下降させその先端部を袋口内へ挿入させ、ホッパーの他端から被包装物を投入することができる。したがって、包装袋の袋口には、ホッパーの先端部が挿入された状態でホッパーの他端から被包装物が投入されるので、長尺な被包装物を的確にしかもスムーズに長尺な包装袋へ袋詰めが可能となる。そして、包装袋に柔軟性のあるものを使用しても、袋体を損傷することなく簡単に開口できる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記袋口開口機構と、前記ホッパー導入機構と、前記操作機構とは支柱によって支持され、前記支柱は基台によって支えられており、更に、前記支柱は前記基台に高さ調節が可能なように接続されていることを特徴とする。
この発明によれば、上記各機構が支柱に支持されており、その支柱を基台により支え、更に前記支柱と前記基台が高さ調節が可能なように取り付けられること
また、本発明の長尺物包装機は、前記ロール体が、作動レバーに着脱自在に固定されていることを特徴とする。
この発明によれば、ロール体は作動レバーに着脱自在に固定されているので、粘着剤の粘着力の低下したときに簡単に新しいものに変更でき、或いはサイズの異なるロール体への交換も容易になる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記粘着材が、再使用可能な接着剤で形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、再使用可能な接着剤、例えばPVA(ポリビニルアルコール)を使用することにより、粘着力の低下したときに粘着面を水で洗うことで粘着力を回復させて再使用を図ることができる。
また、本発明の長尺物包装機は、前記包装袋が、前記支持体に着脱自在な保持具により装着されることを特徴とする。
この発明によれば、包装袋を費消した場合、他の保持具に予め包装袋を吊下しておいて、この保持具と交換することにより、包装袋の補給が容易になり、袋詰めの作業効率が向上する。
また、本発明の長尺物包装機は、前記包装袋が、柔軟性を有する材料で形成されたものであることを特徴とする。
Claims (20)
- 包装袋に粘着して袋口を開口する袋口開口機構と、前記袋口開口機構によって開口された袋口に挿入されるホッパーを有するホッパー導入機構と、前記袋口開口機構及びホッパー導入機構に連動して前記ホッパーを上下動させる操作レバーを有する操作機構とを備え、
前記操作レバーを一方向へ動かすことにより、前記ホッパーを上昇させ、このホッパーの上昇移動に連動して前記開口機構により包装袋の袋口を開口させ、その後、前記操作レバーを反対方向へ動かして、前記ホッパーを下降させてその先端部を袋口内へ挿入させ、前記ホッパーの他端開口から被包装物を投入することを特徴とする長尺物包装法。 - 前記ホッパーは、被包装物を投入できる大きさの径及び所定の長さを有する筒状体と、前記筒状体から下方へ延びた複数本の帯状細片とからなり、前記袋口への挿入時に、前記複数本の帯状細片の先端部が先細に収束されて挿入されることを特徴とする請求の範囲1記載の長尺物包装法。
- 前記袋口開口機構は、前記包装袋の表生地に一時的に粘着して袋口を開口させ、前記表生地を引っ張ることにより、前記粘着が引き離されることを特徴とする請求の範囲1記載の長尺物包装法。
- 前記包装袋は、前記支持体に着脱自在な保持具により装着されることを特徴とする請求の範囲1記載の長尺物包装法。
- 前記包装袋は、柔軟性を有する材料で形成されたものであることを特徴とする請求の範囲1〜4の何れか1項記載の長尺物包装法。
- 包装袋に粘着して袋口を開口する袋口開口機構と、前記袋口開口機構によって開口された袋口に挿入されるホッパーを有するホッパー導入機構と、前記袋口開口機構及びホッパー導入機構に連動して前記ホッパーを上下動させる操作レバーを有する操作機構とを備え、前記操作レバーを一方向へ動かすことにより、前記ホッパーを上昇させ、このホッパーの上昇移動に連動して前記開口機構により包装袋の袋口を開口させ、その後、前記操作レバーを反対方向へ動かして、前記ホッパーを下降させてその先端部を袋口内へ挿入させ、前記ホッパーの他端開口から被包装物が投入されるようにしたことを特徴とする長尺物包装機。
- 前記袋口開口機構と、前記ホッパー導入機構と、前記操作機構とは支柱によって支持され、前記支柱は基台によって支えられており、更に、前記支柱は前記基台に高さ調節が可能なように接続されていることを特徴とする請求の範囲6記載の長尺物包装機。
- 前記ホッパー導入機構は、被包装物を投入できる大きさの径及び所定の長さを有する筒状体と前記筒状体から下方へ延びた複数本の帯状細片とからなるホッパーと、前記袋口への挿入の時に前記ホッパー先端部を収束する収束機構とを備えていることを特徴とする請求の範囲6記載の長尺物包装機。
- 前記収束機構は、前記ホッパーの外周に嵌められ、前記ホッパーの上下動にしたがって径が変化するループ環と、前記ループ環の大きさを調節する調節部材とを備え、前記ホッパーの下降時に前記調節部材により前記ループ環の径を縮径させ、前記帯状細片の先端部を収束することを特徴とする請求の範囲8記載の長尺物包装機。
- 前記収束機構は、前記ホッパーの上下動を案内し複数本の帯状細片を収束する環状体と、前記環状体の支持角度を制御する制御手段とを備え、前記ホッパーの上下動に応じて前記制御手段により前記環状体の支持角度を変えて、前記帯状細片の先端部を先細に収束することを特徴とする請求の範囲8記載の長尺物包装機。
- 前記収束機構は、前記ホッパーの上下動を案内し複数本の帯状細片を収束する非環状体と、前記非環状体の支持角度を制御する制御手段を備え、前記ホッパーの上下動に応じて前記制御手段により前記非環状体の支持角度を変えて、前記帯状細片の先端部を先細に収束することを特徴とする請求の範囲8記載の長尺物包装機。
- 前記非環状体は、ほぼV字状の収束片であることを特徴とする請求の範囲11記載の長尺物包装機。
- 前記ホッパー導入機構は、前記ホッパーとほぼ平行に案内部材が付設され、前記操作レバーの上下動操作により、前記ホッパーが前記案内部材にガイドされて上下動することを特徴とする請求の範囲6記載の長尺物包装機。
- 前記ホッパーは、下降時に前記ホッパーの下端が吊下された包装袋に接近するように傾斜してホッパー支持腕に固定されていることを特徴とする請求の範囲13記載の長尺物包装機。
- 前記案内部材には、前記ホッパーの上下動の長さを調節する調節手段が設けられていることを特徴とする請求の範囲13記載の長尺物包装機。
- 前記袋口開口機構は、包装袋の横幅とほぼ同じ長さを有するロール体と、前記ロール体の上に装着された粘着材とを備え、前記ロール体は、前記操作レバーの操作に連動して作動する作動レバーの先端部に回動自在に固定され、前記ホッパーの上昇時に、前記粘着材が前記支持体に吊下された包装袋の表生地に貼付し袋口を開口させることを特徴とする請求の範囲6記載の長尺物包装機。
- 前記ロール体は、作動レバーに着脱自在に固定されていることを特徴とする請求の範囲16記載の長尺物包装機。
- 前記粘着材は、再使用可能な接着剤で形成されていることを特徴とする請求の範囲16記載の長尺物包装機。
- 前記包装袋は、前記支持体に着脱自在な保持具により装着されることを特徴とする請求の範囲6〜18の何れか1項記載の長尺物包装機。
- 前記包装袋は、柔軟性を有する材料で形成されたものであることを特徴とする請求の範囲6〜18の何れか1項記載の長尺物包装機。
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