JP2024029436A - 連続型包装袋ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部を開いた包装袋に対する商品等の詰め込みが包装袋の引き出し作業と連動して容易におこなえるようにする。【解決手段】開口部22が長手方向に離間形成されてロール状に巻き取られた連続型包装袋12を回転可能に保持する連続型包装袋ホルダ11において、連続型包装袋12を保持する保持部13の隣接位置に、引き出された包装袋24が支持される作業面14を形成する。作業面14は、包装袋24の開口部22を寝かせる方向または立てる方向に向ける姿勢に形成される。【選択図】図1

Description

この発明は、複数の包装袋が切り離し可能に連続した連続型包装袋を保持するホルダに関する。
連続型包装袋は、のちに開く開口部を長手方向に一定間隔で有している。開口部には、切り離しをおこなうための切り離しラインが形成され、開口部の隣接位置には表裏のシート部同士を接合する底シール部が形成されている。一般的に使用されている連続型包装袋は、引き出し方向に開口部を有し、反引き出し方向に底シール部を有する構造である。このタイプの連続型包装袋では、包装袋を切り離すと開口部が表れるが、開口部はフィルム同士が密着していて開きにくい。包装袋が柔軟で薄く、平滑性を有することも、開口しにくい一因である。
このため、例えば下記特許文献1などに開示されているような切り離し時に開口部を開く装置が提案されてきた。この装置は、包装袋を引き出す際にその下面との間に摩擦力を生じさせる摩擦付与部材を備えたものであり、引き出したときに包装袋の上面と下面に左右する外力に差を生じさせて開口部を剥離するというものである。
登録実用新案第3226447号公報
開口部のフィルム同士を引き離せば開口部は開きやすくなる。だが、これまでの装置は、袋詰め作業におけるその先のことまでは考慮されていなかった。つまり袋詰め作業は、切り離した包装袋の開口を両手で開き、片手を離して商品等を取って、開いた包装袋に商品等を詰めるが、手にした包装袋は柔軟でツルツルしているうえに風でもなびく状態であるので、作業がしにくい。このため、スーパーのレジなどでは包装袋の開口部を全開にしたうえで丸めながらずり下げるようにして、商品等を詰めやすくするための準備しておくことがなされている。
この発明は、開口部を開いた包装袋に対する商品等の詰め込みが包装袋の引き出し作業と連動して容易におこなえるようにすることを主な目的とする。
そのための手段は、開口部が長手方向に離間形成されてロール状に巻き取られた連続型包装袋を回転可能に保持する連続型包装袋ホルダにおいて、連続型包装袋を保持する保持部の隣接位置に、引き出された包装袋が支持される作業面を形成し、前記作業面の姿勢が包装袋の開口部を寝かせる方向または立てる方向に向けるという構成である。
この構成では、保持部の連続型包装袋から包装袋が引き出されると、その包装袋は後続の包装袋につながった状態のまま作業面で支えられる。開口部を開く構造がある場合はもとより、そうでない場合も包装袋の開口部は作業面で支持されているので、例えば表面のフィルムを指先等で押さえてずらすなどするだけで容易に開くことができる。開口部が開いても包装袋は、作業面上に支持されて後続の包装袋につながっており、包装袋の開口状態を片手でも維持できる。開いた開口部から被包装物を入れたのち、その動作に連続して包装袋を引っ張ると、袋詰め後の包装袋は後続の包装袋から切り離される。
この発明によれば、保持部の隣接位置に作業面を形成したので、引き出してから切り離す前の包装袋を支持できる。このため、例えば開口部を開くとともに、開口部の開きを維持しつつ商品等の詰め込む作業が容易におこなえる。
連続型包装袋ホルダの斜視図。 連続型包装袋ホルダの側面図。 連続型包装袋の斜視図。 他の例に係る連続型包装袋の斜視図。 他の例に係る連続型包装袋の斜視図。 図3に示した連続型包装袋の開口動作を示し斜視図。 作用状態の斜視図。 作用状態の側面図。 他の例に係る連続型包装袋ホルダの側面図。 他の例に係る連続型包装袋ホルダの側面図。 他の例に係る連続型包装袋ホルダの斜視図。 図11に示した連続型包装袋ホルダの側面図。 図11に示した連続型包装袋ホルダの作用状態の斜視図。 図11に示した連続型包装袋ホルダの作用状態の側面図。 他の例に係る連続型包装袋ホルダの側面図。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1に連続型包装袋ホルダ11(以下、「ホルダ」という)の斜視図、図2にその側面図を示す。これらに示すようにホルダ11は、ロール状に巻き取られた連続型包装袋12を引き出して使えるように回転可能に保持するものであって、連続型包装袋12を保持する保持部13の隣接位置に、引き出された包装袋24が支持される作業面14を有している。作業面14を備えることで袋詰め作業の容易化を実現している。
まず、連続型包装袋12について説明する。連続型包装袋は、のちに開く開口部が長手方向に一定間隔で離間形成されている。開口部は切り離しのための切り離しラインで構成され、開口部の隣接位置には表裏のシート部同士を接合する底シール部が形成されている。このような構成であるので、連続型包装袋は、引き出し方向先端側の包装袋を引き出してから切り離しラインで切り離すと、切り離した部分に開口部が表れることになる。
このような連続型包装袋12には2つのタイプがある。ひとつは、引き出し方向に開口部を有し、反引き出し方向に底シール部を有する構造である。ここではこのタイプを「先端開口型」という。他の一つは、これとは反対であり、引き出し方向に底シール部を有し、反引き出し方向に開口部を有する構造である。このタイプをここでは「先端シール型」という。図1、図2に示したホルダ11は、先端シール型の連続型包装袋12を保持するのに適したものである。
先端シール型の連続型包装袋12について具体的に説明する。図3に示したように、連続型包装袋12はポリエチレン等の薄い合成樹脂フィルムで偏平なチューブ状に形成されている。引き出し方向の先端から僅かに後退した位置に底シール部21を有し、底シール部21から一定長さ後退した位置に開口部22となる切り離しライン23としてミシン目を有している。底シール部21と切り離しライン23は連続型包装袋12の幅全体にわたって直線状に形成されており、互いに平行である。底シール部21と切り離しライン23との間は、ボトムシール型の包装袋24におけるいわゆるスカート25となる部分である。
切り離しライン23の長手方向の一部には、開口部22を開きやすくする構造が設けられる。これは、切り離しライン23を構成するミシン目が部分的に破断された開封端緒26である。開封端緒26は、互いに対向するフィルム同士の密着が解かれた状態になっており、外観上は対向する面のフィルムから浮いたり、皺を有したりしている。開封端緒26の形成は、連続型包装袋12の製造時の搬送過程でミシン目を破断する方向に負荷を与えることで容易におこなえる。しかも製造工程でごみの発生を防止することもできる。
図示例の開封端緒26は、巻き取った際に内側になるフィルムに形成されており、その形成位置は切り離しライン23の長手方向の中間部である。
また、切り離しライン23には、包装袋24の切り離しを容易にする構造が設けられる。これはスリット27であり、包装袋24の厚み方向に貫通している。開封端緒26が切り離しライン23の長手方向の中間部に形成されているので、スリット27はそれを挟む両側2カ所に形成される。
図3の包装袋24は幅方向の両側が折り込みの無いタイプであるが、図4に示したように、内側に折り込まれるマチ28を左右両側部に有する横マチ付きの包装袋24としてもよい。開封端緒26は、巻き取った際に外側になるフィルムに形成してもよい。また開封端緒26は形成せずともよく、同様に、スリット27も省略することができる(図5参照)。
このような構成の連続型包装袋12は、図6に示したように底シール部21を先頭に引き出して包装袋24の上端である切り離しライン23が表れると、開封端緒26も露出する。開封端緒26は対向する外側のフィルムに密着していない状態であるので、たとえば仮想線で示したように開封端緒26を摘まめば容易に開くことができ、内側のフィルムにおけるミシン目が破れて開口部22が開口する。引っ張り力を開口部22全体に及ぼせばすべてのミシン目が破れて包装袋24は後続の包装袋24から分離されることになる。図6は、包装袋24が下方へ引き出された状態、つまり開口部22が上を向いた状態を表しているが、包装袋24が横に引き出された状態、つまり開口部22が横を向いた状態でも、開口と分離の態様は同じである。
つぎに、ホルダについて説明する。保持部13は、連続型包装袋12の端を引っ張った時に回転するように保持する構成であれば、連続型包装袋12を軸支するものでも置くものでも、いずれでもよい。図1、図2に例示の保持部13は後者であり、ロール状の連続型包装袋12をその軸方向を寝かせた姿勢で載せられるように上を向いた半円筒形の凹曲面31を有している。このような保持部13は例えばステンレスなどの金属板をU字状に湾曲して得られる。
保持部13における連続型包装袋12の軸方向に対応する両端部には着脱自在のキャップ部材32を設けて、連続型包装袋12のセンタリングと連続型包装袋12の交換・補充を可能にしている。
作業面14は、保持部13に保持される連続型包装袋12の回転軸方向と直交する方向に広がる形態であり、少なくとも1枚の包装袋24に対応する大きさに形成されている(図1参照)。作業面14の形態は図示例のように全体が平面であるほか、商品等の詰めるもの(被包装物)に応じて凹曲面や溝状の部分を有するもの、全体的に湾曲したものなど、適宜設計できる。
作業面14の姿勢は、包装袋24の開口部22を寝かせる方向または立てる方向に向けるものである。ここで、「寝かせる」とは、のちに開く開口部22が向く方向、換言すれば包装袋24の開口部22と底シール部21を結ぶ方向が横を向く状態をいい、「立てる」とはそれ以外のうちで、開口部22が向く方向を斜め上や真上とする状態である。これは包装袋24を支持したときに開口部22を真下や斜め下に向けるのではないことを意味しており、支持した姿勢で被包装物を入れられるようにしている。
図1、図2に例示の作業面14は包装袋24の開口部22を寝かせる方向に向けるものであり、水平に支持されている。作業面14の形状は平面視長方形であり、長手方向の一端部が保持部13で支持され、他端が脚部15で支持される。作業面14は金属板を曲げるなどして形成されており、その下面に、保持部13の凹曲面31の両側で対をなす起立壁33のうち一方の上端が結合されている。起立壁33は高さの高い高壁33aと、それよりも高さの低い低壁33bであり、高壁33aが作業面14の下面に結合される。作業面14の下面に対する高壁33aの結合位置は、長手方向の一端から中間に寄った位置であり、作業面14の一端部が保持部13の上方に重なるように固定されることになる。これにより、作業面14の一端部が保持部13にとっての蓋としての機能を果たすとともに、装置の小型化に資する。作業面14の他端の脚部15は、金属板を直角に曲げることで形成され、作業面14と一体である。
作業面14の一端部と下方の保持部13との間には包装袋24を通す隙間が形成されており、作業面14の一端には包装袋24を円滑に摺動させる縁部14aを有している。前述のように内側のフィルムに開封端緒26を備えた連続型包装袋12を保持する場合には、連続型包装袋12は、図1、図2に示したように、引き出されたのち作業面14の一端である縁部14aで折り返して内側のフィルムをあおむけにする態様で保持される。
また、作業面14の一端の縁部14aに対向する部位には、作業面14上に引き出された包装袋24の開口部22に空気を送るエアノズル16が備えられている。エアノズル16は包装袋24の開口部22における長手方向の中間部に向けて設けられ、センサで人の手や商品等を検知したときに作動するように構成されている。このエアノズル16は、保持部13の起立壁部のうち作業面14と接合されていない低壁33bの上端部に支持させて備えられる。エアノズル16は着脱可能に備えると、不要な時に取り外せるのでよい。
作業面14における他端、つまり保持部13から離れた位置であって、1枚の包装袋24を広げたときに底シール部21に対応する側の端には、引き出し方向先端側の包装袋24を切り離す切断手段17が設けられている。切断手段17は包装袋24間の切り離しライン23に対して荷重をかけられる構造ものであればよく、例えば図1に示したような切り離しバー71で構成できる。切り離しバー71は、金属製の線材で構成されており、その一部に折り曲げによって形成された三角形状の凸部72を有している。前述の連続型包装袋12のように左右2カ所にスリット27を有する場合に対応して、図示例の切り離しバー71は、2個の凸部72を有している。
以上のような構成のホルダ11は、スーパー等の小売業者が店舗内で行う商品の袋詰めや、レジでの包装サービス、サッカー台での包装袋の提供などにおいて、つぎのように使用される。
保持部13の連続型包装袋12の端を引き出して、引き出し方向先端側の包装袋24を作業面14の上に広げる。すると保持部13側の部分に開封端緒26があらわれるので、作業面14に支えられたこの部分を摘まむなり押し付けながらずらすなりしてミシン目を破って、図7に示したように表面側のフィルムの開口部22を開く。このあと、必要に応じてエアノズル16から開口部22に空気を送り込んで包装袋24を広げる(図8の実線参照)。この状態で被包装物Xを包装袋24内に入れる。包装袋24は開いているものの作業面14上で後続の包装袋24につながっており、片手でも容易に包装袋24の動きを規制できる。また被包装物Xの収納は作業面14に沿って移動させて行える。被包装物Xの収納後、この収納動作に沿った方向に包装袋24を移動して、必要に応じて切断手段17を利用して、図8の仮想線で示したように後続の包装袋24から引き離す。これにより袋詰め作業が完了する。
このように、保持部13の隣接位置に作業面14を形成しているので、引き出した開口前の包装袋24を支えることができ、開口作業から被包装物Xの挿入作業、包装袋24の切り離し作業までの一連の動作が滞りなく行える。このため、袋詰め作業が容易に、そして効率よくできる。ひいては、先端シール型の連続型包装袋12を使いやすく保持することができる。さらに、包装袋24を引き出した先に作業面14があるので、ホルダ11を例えばサッカー台に置いて使用する場合に、単に引き出すだけの構成とは異なり、顧客が必要以上の枚数の包装袋24を取って持ち去るような行為を抑制できる。
以下、他の例について説明する。この説明において、前述の構成と同一の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
切断手段17は、先の例では作業面14における他端、つまり引き出し方向先端側であって作業面14で支持した包装袋24の底シール部21に対応する側に設けたが、その反対側である保持部13側の端部に設けてもよい。この場合は、図9に示したように、作業面14の一端に引き出した包装袋24の端をその縁部14aに規制する規制手段19を備えるのが望ましい。規制手段19は、上下動可能な金属製の線材91で構成できる。すなわち、引き出された包装袋24を線材91の下にとおして自重で押さえる構造である。このほかに規制手段19は弱粘着性の部材を備えるなどして構成することもできる。
図10は、前述のホルダ11と同じタイプの構造のホルダ11についての他の例を示す側面図である。その(a)は、エアノズル16と切断手段17を省略した例を示している。このように必要最低限の構成、またそれに近い構成にすることで、装置の簡素化、低コスト化をはかれる。(b)は(a)のホルダ11において作業面14の姿勢が包装袋24の開口部22を立てる方向に向けるものとした例である。つまり、作業面14は他端が一端よりも下がる態様、つまり包装袋24の底シール部21側が下がるように傾斜している。このように傾斜した作業面14を有するホルダ11では、被包装物Xの種類によっては挿入がより円滑におこなえる。
図11、図12は、保持部13と作業面14の配列の方向性を前述のホルダ11と異にしたホルダ11の例を示している。すなわち、図1、図2、図10のようなホルダ11を、作業面14の姿勢が横方向に長くなっているので「横型」と呼ぶとすれば、図11、図12のホルダ11は、作業面14の姿勢が縦方向に長くなっているので「縦型」といえる。
縦型のホルダ11は、保持部13を上方に備え、その下に作業面14を備えている。保持部13は、連続型包装袋12の軸方向を水平にした姿勢で保持するものであり、図10に示したように、フレーム18の上端部に形成された軸受け部35と、この軸受け部35に支持される軸部材36で構成される。軸受け部35は板材で構成され、上方が開放された切欠き35aを有している。軸部材36は円筒状で連続型包装袋12の中心の穴に遊嵌される軸心部36aと、これの両端で軸受け部35の切欠き35aに支持される一対の被支持部36bを有している。
フレーム18の高さは1枚の包装袋24を垂直に立て高さよりも長く形成され、包装袋24の引き出し方向の面(前面)に作業面14が形成されている。作業面14は垂直ではなく、図12に見られるように下方の部位の方が外方にせり出す姿勢に僅かに傾斜している。作業面14の形状は全体が平面である。フレーム18における作業面14の上端より上には、支持ロール81とピンチロール82が備えられている。支持ロール81は作業面14の上端に近接した位置で背面側から引き出される包装袋24を前方に導くものである。ピンチロール82は、フレーム18に沿って上下動可能に設けられ、支持ロール81の上に引き出される包装袋24を挟む。
このような構成のホルダ11では、連続型包装袋12の内側のフィルムを作業面14上で前面にあらわすように連続型包装袋12が保持部13に保持される。そして図13に示したように、包装袋24を支持ロール81とピンチロール82の間から引き出す。
使用に際して1枚の包装袋24の全体があらわすように引き出して作業面14に沿わせると、包装袋24は作業面14に支えられる。この状態の包装袋24の開口部22を図14に示したように開いて被包装物Xを入れる。開口部22を開くのは、開封端緒26があればそれを利用し、なければ摩擦力を作用させるなどしてミシン目を破断する。また被包装物Xの収納は作業面14に沿って移動させて行える。この収納動作に沿った方向に作業面14上で包装袋24を移動して、図14の仮想線で示したように後続の包装袋24から引き離す。これにより袋詰め作業が完了する。
このように、縦型のホルダ11の場合も保持部13の隣接位置に作業面14を有しているので、引き出した開口前の包装袋24を支えることができ、一連の袋詰め作業が容易になる。
図15は、基本的な構成を図11のホルダ11と同じにしたものであり、縦型のホルダ11において前後両面に作業面14を備えている。すなわち、このホルダ11はフレーム18の前後両面に上下方向に長い作業面14を形成しており、連続型包装袋12が回転可能に保持される保持部13をフレーム18の内側に備えている。保持部13は上下に2個配設されており、これらは共に、図1に示した例の保持部13と同じ、凹曲面31を有するものである。一方の保持部13に保持された連続型包装袋12は一方の作業面14上に引き出され、他方の保持部13に保持された連続型包装袋12は他方の作業面14上に引き出される。
このような構成のホルダ11では、前後両面において同時に袋詰め作業がおこなえるので、作業性をさらに向上できる。
図示は省略するが、切断手段17を備える場合には、作業面14の一端である上端部に備えるとよい。またエアノズルはフレーム18の上端部に備えることができる。
また、連続型包装袋12が先端開口型である場合には、作業面14の他端、つまり保持部13とは反対側の端の向きが横方向か、上方へ傾いた方向か、真上である必要があるが、必要に応じて切断手段やエアノズルを備えて構成できる。連続型包装袋12が開封端緒のような構成を有しない場合には、摩擦力を付与したりして開口しやすくする構成を採用することもできる。
11…連続型包装袋ホルダ
12…連続型包装袋
13…保持部
14…作業面
16…エアノズル
17…切断手段
21…底シール部
22…開口部
23…切り離しライン
26…開封端緒

Claims (5)

  1. 開口部が長手方向に離間形成されてロール状に巻き取られた連続型包装袋を回転可能に保持する連続型包装袋ホルダであって、
    連続型包装袋を保持する保持部の隣接位置に、引き出された包装袋が支持される作業面を形成し、
    前記作業面の姿勢が包装袋の開口部を寝かせる方向または立てる方向に向けるものである
    連続型包装袋ホルダ。
  2. 前記作業面が平面である
    請求項1に記載の連続型包装袋ホルダ。
  3. 保持する連続型包装袋が、包装袋を構成する表裏のシート部同士が接合された底シール部を引き出し方向に有し、反引き出し方向には切り離しラインからなる開口部を有するものであり、
    シート部の切り離しラインをミシン目で構成するとともに、
    一方のシート部における切り離しラインの一部にミシン目を破断した開封端緒を有するものである
    請求項1または請求項2に記載の連続型包装袋ホルダ。
  4. 前記作業面上に引き出された包装袋の開口部に空気を送るエアノズルが備えられた
    請求項3に記載の連続型包装袋ホルダ。
  5. 前記作業面に引き出し方向先端側の包装袋を切り離す切断手段が設けられた
    請求項3に記載の連続型包装袋ホルダ。
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