JPH061316A - 葉菜類の袋詰め方法および袋詰め装置 - Google Patents

葉菜類の袋詰め方法および袋詰め装置

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JPH061316A
JPH061316A JP15960892A JP15960892A JPH061316A JP H061316 A JPH061316 A JP H061316A JP 15960892 A JP15960892 A JP 15960892A JP 15960892 A JP15960892 A JP 15960892A JP H061316 A JPH061316 A JP H061316A
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JP
Japan
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bag
funnel
opening
plate
guide
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Withdrawn
Application number
JP15960892A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Katsuma
博 鹿妻
Kazunori Imamura
和紀 今村
Futao Matsumoto
二雄 松本
Youji Shiyouya
陽二 昌谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Okabe Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Okabe Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Okabe Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、葉菜類の袋詰めを能率よく行う方
法ならびにその装置を提供する。 【構成】 半截の楕円筒からなるじょうご154が、固
定フレーム100に沿って上下する可動体130に保持
され、上限の位置で上部開口が最大に、下限の位置で下
部開口が上部開口より大になるように、矩形板101の
ガイド溝がガイドピン155を案内する。上限位置でロ
ックピン131は貫通孔111とばね力で嵌合する。カ
セット30に保持された袋12の口が、空気流で開口さ
れる。装入物で光電スイッチ157が働き、ソレノイド
109のプランジヤがロックピンを打撃して嵌合を外
し、同時にモータがラック136と噛合うピニオン10
6を駆動して可動体を下降させ、下限の位置で葉菜類が
落下して袋がミシン目12dから切断される。下限でリ
ミットスイッチが働いてモータが逆転し可動体は上限ま
で戻り、上限でリミットが働いて止ると、ロックピンが
貫通孔と嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、葉菜類の袋詰め方法お
よび装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、葉菜類は流通販売過程におけるバ
ーコード処理、輸送中および店頭陳列中の汚損の防止、
清潔感を与える等の必要性から、包装あるいは袋詰めさ
れるようになった。これらの野菜の包装には、それぞれ
専用の包装機械が使用されることもあるが、葉菜類につ
いてはその大半が手作業に頼っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の葉菜類
の袋詰め作業は、その大部分を人手に依存しているた
め、多大の労力を必要とする欠点があるほかに、袋詰め
作業においては、まず袋の口が開く手間が掛り、開口し
た袋に直接葉菜類を装入することは、(イ)葉が拡がっ
ているため袋の口に引掛って入りにくい。(ロ)袋と葉
の間の摩擦が大きく袋の底まで入らない。(ハ)無理に
押し込むと葉が損傷する等の問題点があるため、実際上
不可能である。このため一般には、まず1袋分の葉菜類
を一束にし、これを滑り性が良く適度の弾力性をもった
合成樹脂フィルムで巻き、このフィルムごと開口させた
袋の中に挿入した後、フィルムのみを抜き取る方法がと
られているが、この作業は能率が悪く多量の袋詰めは困
難であるという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、比較的簡単な構造の装置
を使用することにより、袋詰め作業の能率を向上させる
葉菜類の袋詰め方法およびその装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の葉菜類の袋詰め
方法は、上部および下部の開口の大きさが可変のじょう
ごを、上部開口が大に、下部開口が小となる位置に保持
し、上部開口から前記じょうご内に葉菜類を投入し、じ
ょうごの直下に入り口を開いて保持された袋内に、じょ
うごを降下させてじょうごの下部開口を挿入し、下部開
口を袋内で拡げ、じょうご内の葉菜類を袋内へ落下させ
て装入し、葉菜類の落下した力によって、袋上部の切取
線より袋を切断落下させる袋詰め方法である。
【0006】本発明の葉菜類の袋詰め装置は、上部開口
と下部開口が相互に一方を大、他方を小に開口可能なじ
ょうごと、じょうごが垂直に上下に移動するためのガイ
ド手段と、じょうごが垂直に上限位置に移動したとき、
じょうごの上部開口を最大の大きさに、下部開口を最小
に開口させる上方の開口手段と、じょうごが垂直に下限
位置に移動したとき、じょうごの下部開口を最大の大き
さに、かつ上部開口より大きく開口させる下方の開口手
段と、じょうごが上限の位置にあるとき、じょうごの真
下に葉菜類の袋詰め用の袋を保持する袋保持手段と、袋
保持手段により保持された袋の入口を開口させる手段
と、じょうごを上限の位置へ上昇させる引き上げ手段
と、上限の位置にあるじょうごを下降させ、入口が開口
された袋の中へ進入させて下限の位置まで下降させる引
き下げ手段とを有しており、本発明の第1の葉菜類の袋
詰め装置は、所定量の葉菜類を袋に収納するためのじょ
うごが、水平の断面がほぼ楕円状で、全長が葉菜類とほ
ぼ等しい長さの筒の、楕円の短軸を含む垂直な面で二つ
の半截の楕円筒に分割され、おのおのの分割された線に
沿って重ねしろを有し、重ねしろ部分の中央より下の部
分において2個の別個のピンで回動可能に留められて、
上部開口と下部開口のいずれか一方の大きさが大に、他
方が小になるように相互に開口可能に構成されており、
じょうごが垂直に上下に移動するためのガイド手段が、
垂直な矩形板に固設され、垂直方向に上下に摺動可能な
滑り部材を備えた柱状のガイド部材と、真直で細長い矩
形の板で、一方の端部がじょうごのピンの一方と回動可
能に留められ、ほぼ中央部がガイド部材と平行に滑り部
材に固定され、かつ上方に延びる縦部材であり、じょう
ごの上方の開口手段が、じょうごの半截の楕円筒の上端
と、矩形板に設けられたブラケットとの間に備えられ、
じょうごの上昇につれて各楕円筒の上端部を互に外側に
開くような張力を生ずるばねであり、じょうごの下方の
開口手段が、じょうごを上方の位置から下降させると
き、じょうごの半截の楕円筒の外側と接触し、さらに楕
円筒の上端部外側に設けられた凸部と接触して、楕円筒
を両外側面から押圧し、2個の別個のピンを軸に回転さ
せて、じょうごの下部開口を上部開口より大きく開かせ
る、矩形板上に対向して設けられた2個のガイドローラ
であり、袋保持手段が、袋乗せ板と、袋保持ピンと、箱
形容器と、圧縮ばねとで形成され、垂直な矩形板の上の
位置決め座内に着脱可能に載置されるカセットの構造を
有し、袋乗せ板は、一方の端部に袋を保持するための袋
保持ピン孔を有する矩形の平板であり、袋保持ピンは、
封筒形の袋の入口ののりしろ部に設けられた袋ピン孔
と、袋乗せ板の袋保持ピン孔とを貫通して袋を袋乗せ板
上に保持する、頭部に座板を有するピンであり、箱形容
器は、袋乗せ板の他方の端部を上下から挾むように、側
板の一面の内側に設けられた平行な2個の桟と、底面に
垂直に設けられ袋保持ピンが挿入される孔を有するピン
案内と、直角に屈曲した長方形の板の一方の面が、ピン
案内に保持された袋保持ピンの座板に当接したとき該座
板の上限位置を制限し、長方形の板の他方の面がばね性
のある蝶番によって側板に対向する側板に回動可能に保
持されてなる押さえ板とを有する長方形の箱であり、圧
縮ばねは、箱形容器の底面と袋乗せ板との間に配設され
袋乗せ板を上方へ押圧するばねであり、袋の入口を開口
させる手段が、袋保持手段の上方に設けられ、保持され
た袋の口に向けられた空気流出口より空気流を送出させ
る送風装置であり、じょうごを上限の位置へ上昇させる
引き上げ手段が、ガイド部材の頂部に設けられ、縦部材
の上端と連結された付勢された渦巻ばねであり、上限の
位置にあるじょうごを下限の位置まで下降させる引き下
げ手段が、一端が縦部材の上端に、他端が矩形板に固定
されて矩形板上のガイドローラによって導かれたロープ
を、遊動ローラを介して下方に引き下げる下げロープを
備えた足踏み板を有している。
【0007】本発明の第2の葉菜類の袋詰め装置は、所
定量の葉菜類を袋に収納するためのじょうごが、水平の
断面がほぼ楕円状で、全長が葉菜類とほぼ等しい長さの
筒の、楕円の短軸を含む垂直な面で二つの半截の楕円筒
に分割され、おのおのの分割された線に沿って重ねしろ
を有し、重ねしろ部分の中央より下の部分において2個
の別個のピンで回動可能に留められて、上部開口と下部
開口のいずれか一方の大きさが大に、他方が小になるよ
うに相互に開口可能に構成され、かつ前記半截の楕円筒
の上端部外面に各1本のガイドピンを有し、じょうごが
垂直に上下に移動するためのガイド手段が、垂直な矩形
板を含む固定フレームと、固定フレームに沿って上下に
摺動可能に設けられ、矩形板と平行でかつ矩形板との間
に一定の間隔を有する板状部を含み、じょうごの2個の
別個のピンの一方と回動可能に連結されてじょうごを板
状部に保持する縦部材とを含む可動体とを有しており、
じょうごの上方の開口手段または下方の開口手段が、じ
ょうごの半截の楕円筒の上端部外面に固設された各1本
のガイドピンを案内し、矩形板の垂直方向中心線に関し
対称で、互いに上端が離隔し下端が近接した、矩形板を
貫く2本の細長い一様の巾を有するガイド溝であり、袋
保持手段が、袋乗せ板と、袋保持ピンと、箱形容器と、
圧縮ばねとで形成され、垂直な矩形板の上の位置決め座
内に着脱可能に載置されるカセットの構造を有し、袋乗
せ板は、一方の端部に袋を保持するための袋保持ピン孔
を有する矩形の平板であり、袋保持ピンは、封筒形の袋
の入口ののりしろ部に設けられた袋ピン孔と、袋乗せ板
の袋保持ピン孔とを貫通して袋を袋乗せ板上に保持す
る、頭部に座板を有するピンであり、箱形容器は、袋乗
せ板の他方の端部を上下から挾むように、側板の一面の
内側に設けられた平行な2個の桟と、底面に垂直に設け
られ袋保持ピンが挿入される孔を有するピン案内と、直
角に屈曲した長方形の板の一方の面が、前記ピン案内に
保持された袋保持ピンの座板に当接したとき座板の上限
位置を制限し、長方形の板の他方の面がばね性のある蝶
番によって側板に対向する側板に回動可能に保持されて
なる押さえ板とを有する長方形の箱であり、圧縮ばね
は、箱形容器の底面と袋乗せ板との間に配設され袋乗せ
板を上方へ押圧するばねであり、袋の入口を開口させる
手段が、袋保持手段の上方に設けられ、かつ保持された
袋の口に向けられた空気流出口より空気流を送出させる
送風装置であり、じょうごを上限の位置へ上昇させる引
き上げ手段または上限の位置にあるじょうごを下限の位
置まで下降させる引き下げ手段が、モータと、矩形板に
設けられた該モータによって駆動されるピニオンと、可
動体に、上下方向に垂直に、かつ前記ピニオンと噛み合
うように固設されたラックであり、可動体の上限または
下限の位置を定めるリミットスイッチを固定フレームに
有し、スイッチを作動させる作動片を可動体に有してお
り、可動体の上限の位置において、可動体と固定フレー
ムとが係止するように、可動体に設けられ、ばねによっ
て付勢されたロックピンと、ロックピンと嵌合する固定
フレームに設けられた貫通孔とを有し、貫通孔とロック
ピンとの嵌合を解除する手段が、固定フレームに設けら
れ、電磁力により突出してロックピンに打撃を与えるプ
ランジヤであり、可動体は、じょうごに葉菜類を投入す
ることによって、下降を開始するように配設された光電
スイッチを有している。
【0008】さらに本発明の第1および第2の葉菜類の
袋詰め装置に用いるカセットによって保持される袋は、
入口を封筒の入口状に切り欠かれたのりしろ部にミシン
目を有し、切り欠かれた側の面に若干個の小孔を有し、
複数枚重ね合わせて加熱によりのりしろ部に穿孔された
袋ピン孔によって束に形成されたものである。
【0009】
【作用】上部と下部の開口を可変としたじょうごがガイ
ドに沿って垂直に上下可能で、上方の位置においてじょ
うごの上部の開口が大に、下部の開口が小となるように
して、上部の開口から葉菜類をじょうごの中へ投入す
る。入口の片側を切欠いた袋がカセットによって複数枚
じょうごの真下に保持されて、空気流で1枚目の袋の入
口を開いておき、じょうごを下方の位置に下げると、じ
ょうごは開かれた袋の入口から進入しつつ、下部開口が
上部開口より大きく開かれるので、じょうご内の葉菜類
は自重で袋内に落下する。袋は葉菜類の自重によりミシ
ン目より切断されて袋詰めが終る。
【0010】本発明の第1の葉菜類の袋詰め装置は、じ
ょうごの下降と上昇を簡単な足踏み装置によって行わせ
るものであり、第2の葉菜類の袋詰め装置は、じょうご
に葉菜類を投入することにより、じょうごが自動的に下
降を開始し、モータおよびリミットスイッチが作動して
じょうごの下降と上昇を行わせ、袋詰め作業を行わせる
ものである。
【0011】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例について図面を
参照して説明する。
【0012】図1は本発明の葉菜類の袋詰め装置の第1
の実施例で、じょうごが上方の位置にある正面図、図2
は図1の一部を切欠いた側面図、図3はじょうごが下方
の位置にある正面図である。
【0013】底板1aと垂直な矩形板1に、柱状のガイ
ド部材2が底板と垂直に設けられ、滑り部材3がガイド
部材2に沿って上下に摺動可能に設けられる。じょうご
4は、水平の断面がほぼ楕円形の円筒を楕円の短軸を含
む垂直な面で2つの半截の楕円筒4a,4bに分割され
て、分割線4cに沿って縦方向に重ねしろ12gをとっ
て重ね合わせられ、重ねしろの中央よりやや下端寄りに
設けたピン4d,4eで2つの半截の楕円筒を回動可能
に留め合わせて、上部開口5と下部開口6のいずれか一
方の大きさが大に、他方が小になるように相互に可変に
形成される。上部開口5の前面には、葉菜類の投入を容
易にするために一部に切欠き5aを設ける。じょうごの
材質は、葉菜類との摩擦抵抗が少なく、耐久性に富むス
テンレスの薄板が適当である。
【0014】細長い薄板で形成された縦部材7は、下端
部がじょうご4の矩形板1に近い側のピン4eに回動可
能に留められ、ほぼ中央部が滑り部材3に固定され、さ
らにガイド部材2に沿って上方に延びている。
【0015】矩形板1に設けられたブラケット8と半截
の楕円筒4a,4bの上端部との間に設けられたばね9
が、縦部材7によって上方に引き上げられるじょうご4
の上部開口5を拡げ、じょうご4が上方の位置に到達し
たとき、一方の楕円筒の分割線4cの下端を他方の楕円
筒の内面に当接させて、上部開口5を最大に、下部開口
6を最小に開かせる。この開きの大きさは、各楕円筒の
分割線4cの下端部分の切落しの量およびピン4d,4
eの位置によって調節することができる。じょうご4が
上方の位置にあるとき、上部開口5から葉菜類をじょう
ご内に投入する。このときじょうご4の下部開口6の大
きさが最小となっているので、葉菜類はじょうご内に保
持される。
【0016】ガイドローラ10がブラケット8に設けら
れ、じょうご4が降下するとじょうごの二つの楕円筒の
外面と接触して、ばね9に抗して半截の楕円筒4a,4
bをピン4d,4eの周りに回転させてじょうご4の上
部開口5を小にするように働く。さらにじょうご4を下
降させ、図3に示す下方の位置において、ガイドローラ
10が各楕円筒4a,4bの上縁部に設けられた凸部1
1の上に位置して、上部開口5を最小にすると同時に、
下部開口6を最大に開く。したがって下部開口6が上部
開口より大となるので、じょうご内の葉菜類はじょうご
4を収容している袋12の中に落下する。
【0017】空気流を送出する送風装置21が矩形板1
に設けられ、空気流出口22から袋を保持するカセット
30の上部へ向って斜下向きに空気流を送出すようにな
っている。この空気流がカセット30で保持されている
袋12の1枚目の入口12aを開口させる。
【0018】袋の入口12aの形状は、ブラケット8の
内側に設けられた成形板23によって成形されて、じょ
うご4が下降して袋12へ進入するときに接触を起こさ
ぬように保たれる。じょうご4の下部開口6の先端に、
2枚の延長片4gを設ければじょうごを袋の中へ容易に
進入させることができる。延長片の材料にはテフロンの
薄板が好適である。袋12の片面に設けられた若干個の
小孔12eは、空気流により開かれた袋12の形状を安
定させる役目をする。
【0019】ガイド部材2の頂部に、渦巻ばね24が設
けられ、ばねの一端が縦部材7の上端に連結され、じょ
うご4が上方の位置に在るように常に付勢されている。
【0020】ロープ26の一端が縦部材7の上端に固着
されて下方に延び、軸が固定されたロープガイドローラ
25および遊動するロープガイドローラ25aを経て矩
形板上の固定点27まで延びている。遊動ローラ25a
の軸は、下げロープ29によって蝶番28aで底板に連
結された足踏み板28の端と連結されている。
【0021】袋12は、図4に示すように、平袋の入口
12aの一部を切欠いて封筒状とし、封筒ののりしろに
相当する上端部12cにミシン目12dが設けられ、ま
た上面には小孔12eが設けられている。材質は配向性
ポリプロピレンのフィルムなどが好適である。この袋1
2を重ね合わせて上端部12cに電熱による穿孔を施す
ことにより、複数枚の袋が袋保持ピン孔12fの周囲に
おいて互いに融着され、袋12の束が形成される。
【0022】袋保持用のカセット30は、袋12の束を
保持して図2に示すように、空気流出口22の下方に接
して矩形板1の面上に設けられた位置決め座20の内に
着脱可能に装着されている。カセット30は、箱形容器
31と、袋12の束を保持する袋乗せ板32と、圧縮ば
ね33と、袋保持ピン34とによって構成される。
【0023】袋乗せ板32は、箱形容器31内に収容さ
れ、袋12の束をその上面に乗せて保持するための矩形
の板で、板の寸法は使用される最も大きい袋12と同様
の寸法を有し、板の一方の端部に袋ピン孔12fと対応
する袋保持ピン孔32aが設けられている。
【0024】箱形容器31は、袋乗せ板32の他方の端
部を、容器の下方の側板の内側に設けられた平行な2個
の桟31aによって挾むように保持する長方形の箱で、
底面31bにピン案内31cを備えて袋保持ピン34を
底面31bと垂直に保持し、圧縮ばね33が袋乗せ板3
2を押し上げるようにピン案内31cの周りに配設され
ている。
【0025】袋保持ピン34は、頭部に座板34aを有
し、袋乗せ板32に袋12の束を乗せた後、袋ピン孔1
2fから挿入されて袋乗せ板32の袋保持ピン孔32a
を貫いて袋12を袋乗せ板32の上に保持し、さらに箱
形容器31の底面31bに設けられたピン案内31cの
孔に挿入されて保持される。
【0026】押さえ板31dは、直角に屈曲した矩形の
二面からなる板で、一方の面が箱形容器31の桟31a
が設けられている側板と対向する側板に設けられたばね
力のある蝶番31eに接続されていて、一方の面を蝶番
の軸のまわりに、ばね力に抗して側板に沿う位置まで旋
回させたとき、押さえ板31dの屈曲した他方の面がピ
ン案内31cに保持された袋保持ピン34の座板34a
に当接して、圧縮ばね33により押し上げられる袋乗せ
板32および袋12の上端部12cを押圧する座板34
aの上限位置を一定の位置に制限するようになってい
る。
【0027】次に、本発明の葉菜類の袋詰め装置の第1
の実施例の使用方法について説明する。まず、袋12を
複数枚重ね合わせて束とする。袋12の材質が配向性ポ
リプロピレンの場合には、電熱を用いて保持孔12fを
穿孔すれば、袋は孔の部分で熱溶着されて容易に束を形
成するので取扱いが容易となる。袋の束を袋乗せ板32
の上に置き、袋ピン孔12fと袋保持ピン孔32aとを
合致させ、袋保持ピン34を貫通させ、座板34aを押
さえ板31dのばね力で押圧し袋の束を固定しカセット
30をつくる。
【0028】じょうご4は縦部材7によって付勢された
渦巻ばね24と連結されているから、常に上方の位置ま
で引き上げられ、上部開口5はばね9によって最大に拡
げられ、したがって下部開口6は最小となっている。こ
の状態で、カセット30を矩形板1の位置決め座20の
中へ装着する。送風装置21を起動して1枚目の袋12
の入口12aに空気流を送出して開口させる。次に、上
部開口5からじょうご4内に袋詰めすべき葉菜類の1袋
分を投入し、足踏み板28を踏んで、下げロープ29に
より遊動ロープ25aを引き下げることにより、固定点
27で一端が固定されたロープ26を引き下げ、縦部材
7の上端を、付勢されている渦巻ばね24の引張力に抗
して引き下げる。縦部材7は、ガイド部材2を摺動する
滑り部材3に導かれ垂直に下方へ降下するから、縦部材
7の下端でピン4eによって留められているじょうご4
も降下する。降下するじょうご4は、ガイドローラ10
によつて二つの半截の楕円筒4a,4bが左右から押圧
されて、上部開口5が小さく、下部開口6が次第に大き
くなりつつ袋12の中へ進入し、ローラ10がじょうご
の凸部11に乗ったとき、下部開口6が最大となって
(図3)、じょうご内の葉菜類は袋12内に落下する。
葉菜類が落下したときの力により、袋12はミシン目1
2dから切断されて落下し、袋詰めが終る。
【0029】次に、本発明の第2の実施例について図面
を参照して説明する。
【0030】図5は本発明の葉菜類の袋詰め装置の第2
の実施例で、カバーを取外し一部を切欠いた斜視図、図
6は図5の固定フレーム裏側の配置略図、図7は可動体
が固定フレームに係止された状態を示す部分平面略図で
ある。
【0031】固定フレーム100は、水平なベース10
3とこれに垂直に固設された矩形板101と、矩形板の
両側に矩形板と直角に接続された細長いガイド部材10
2から構成される。固定フレーム100を構成する矩形
板101には、図6に示すように、垂直な中心線X−X
に関して対称で、上端が互いに離れ下端が互いに近接し
た2本のガイド溝104が矩形板を貫いて設けられ、ガ
イド溝の下方に中心線X−X上に空気流出口122およ
び空気流を送出するための送風装置121が設けられ
る。モータ105がその回転軸を矩形板101に貫通さ
せて設けられ、回転軸の先端にピニオン106が備えら
れる。一方のガイド部材102の内側に設けられた上部
リミットスイッチ107および下部リミットスイッチ1
08は、ガイド部材102に案内されて上下に摺動する
可動体130の上限および下限の位置を定めるリミット
スイッチで、可動体に設けられた不図示の作動片が接触
することにより作動する。ソレノイドコイル109は、
戻しばね114を有するプランジヤ110を電磁力によ
り突出させて、可動体130を固定フレーム100に係
止させているロックピン131の先端を打撃して、ロッ
クピンと矩形板101に設けられた貫通孔111との嵌
合を解除するための手段である。
【0032】可動体130は、固定フレーム100の両
側のガイド部材102を外側から包むように設けられた
断面がかぎ形の二つの側板134と、これら二つの側板
を連結し、かつ矩形板101と平行で矩形板との間に一
様な間隔を有する板状部133とで形成されている。二
つの側板134に設けられた、ベースに垂直の方向のお
のおの2個のガイド溝135は、固定フレームのガイド
部材102に設けられたおのおの2個のローラ112と
嵌合して、可動体130がガイド部材102に沿って上
下に摺動するときのガイドの役目を果たしている。可動
体の摺動方向の全長は、固定フレームの全長から可動体
の摺動距離を引いた長さより僅かに小とし、また板状部
133の摺動方向の寸法は、可動体の下限の位置におい
て袋12を保持するカセット30と当接しない寸法とす
る。ラック136は側板134の内側に、ベース103
に対して垂直に、かつピニオン106と噛合うように固
設され、モータ105で駆動されるピニオン106が正
逆に回転することにより可動体130を上限または下限
の位置まで上昇または下降させる。
【0033】第1の実施例と同一の形状の、葉菜類を袋
に収納するためのじょうご154が、縦部材137の下
端部とピン4eによって回動可能に連結されている。縦
部材137が、上端部で板状部133の中央部分に固設
されて、じょうご154のピン4d,4eの軸を結ぶ中
心線が矩形板101に垂直となるように、じょうご15
4を可動体130の外側に保持している。じょうご15
4の二つの半截の楕円筒4a,4bの上端部の外面に、
おのおの対称の位置に、矩形板101に対して垂直に各
1本のガイドピン155が設けられる。ガイドピン15
5は、板状部133に設けられた逃げ孔156を通過し
て延び、ガイドピンの先端部が矩形板101のガイド溝
104の中において溝に摺動可能に保持される。
【0034】ガイド溝104の位置・形状、縦部材13
7の寸法およびガイドピン155の半截の楕円筒4a,
4bへの取付位置は、可動体130が上限の位置にある
とき、ガイドピン155がガイド溝104の上端に到達
してじょうご154の上部開口5を最大に、下部開口6
を最小に開かせて、投入された葉菜類を保持し、可動体
130が下限の位置にあるとき、ガイドピン155がガ
イド溝104の下端に到達してじょうご154の上部開
口5を最小に、かつ下部開口6より小となるように開か
せて、収容されている葉菜類が自重で落下しうるように
設ける。ガイドピン155の逃げ孔156は、可動体1
30が上下に移動したとき、ガイドピンの動きを妨げな
い位置および大きさに設ける。
【0035】ロックピン131は、取付金物により板状
部133の上部に矩形板101に垂直に、かつばね13
2によって付勢されて先端が常に矩形板の表面を押圧す
るように設けられる。可動体130が上限の位置まで上
昇したときロックピン131は、矩形板に設けられた貫
通孔111の中へ進入嵌合して、可動体130を矩形板
101に係止させる。
【0036】カセット30は、第1の実施例に用いられ
たものと同一であって、袋12の束を保持し、図5に示
すように、空気流出口122の下方に接して、矩形板1
01の面上に設けられた位置決め座120の内に着脱可
能に装着される。
【0037】光電スイッチ157は、じょうご154の
上部開口5を挾むように左右上方に板状部133に設け
られ、葉菜類を投入するとき光線が遮断されることによ
って装置を起動させるスイッチである。制御用リレー1
58は、光電スイッチ157および上部・下部リミット
スイッチ107・108の作動によって、ソレノイドコ
イル109およびモータ105の制御を行うリレーであ
る。
【0038】次に、本発明の葉菜類の袋詰め装置の第2
の実施例の使用方法について説明する。可動体130の
はじめの位置は、常に上限の位置にある。それは前工程
の終りに可動体が上限の位置に来たとき、上部リミット
スイッチ107が作動してモータ105の回転を停止さ
せるため可動体も停止し、同時にロックピン131がば
ね132の押圧力によって矩形板101の貫通孔111
の中に進入して、可動体130を矩形板に係止するため
である。
【0039】第1の実施例におけると同様に、まずカセ
ット30をつくり矩形板101上の位置決め座120に
装着する。次に電源スイッチ159を投入して送風装置
121を起動し、空気流出口122より空気流を送出さ
せて、カセット30によって保持されている袋12の束
の最上部の1枚目の袋を開口させる。袋詰めすべき所定
量の葉菜類を上部開口5よりじょうご154内に投入す
ると、光電スイッチ157が作動してソレノイドコイル
109が付勢され、プランジヤ110が突出してロック
ピン131の先端を打撃し、貫通孔111との嵌合が解
除され、モータ105が起動してピニオン106を回転
させ、ラック136を下降させることにより、可動体1
30も下降する。可動体130が下降すると、縦部材1
37によって可動体に連結されているじょうご154も
下降し、じょうご154の下部開口6は、カセットによ
って保持され空気流により開口された袋12の入口12
aから袋内へ挿入される。じょうごが下降するにつれ、
ガイドピン155がガイド溝104内を案内されて溝の
上端より下端に向かって移動する。可動体130が下限
の位置に来たときガイドピン155はガイド溝104の
下端に位置する。2本のガイド溝は、それぞれガイドピ
ン155を案内したとき、じょうごの下部開口6が上部
開口5より大きくなるように、上端より下端に向かって
お互いの間隔が接近して設けられているので、ガイドピ
ン155が下端の位置にきたとき、じょうご内の葉菜類
は下部開口6から自重によって袋12の中へ落下する。
さらに可動体130の下限の位置において、ガイド部材
102の内側下部に設けられた下部リミットスイッチ1
08に、可動体130に設けられた不図示の下部作動片
が接触してリミットスイッチを作動させ、モータ105
を逆転させるからピニオン106も逆転してラック13
6および可動体130を上昇させ、じょうごもともに上
昇する。じょうごが上昇するにつれて、ガイドピン15
5がガイド溝104に案内され、じょうごの上部開口5
を開き、可動体の上限の位置において上部開口5は最大
の大きさに開口される。可動体130がはじめの上限の
位置へ戻ると、ガイド部材102の内側上部に設けられ
た上部リミットスイッチ107と可動体130に設けら
れた不図示の上部作動片が接触して上部リミットスイッ
チを作動させ、モータ105を停止させるから可動体は
上限の位置で停止する。同時にロックピン131がばね
132の力によって矩形板101の貫通孔111の中に
進入嵌合し、可動体130を矩形板に係止させてはじめ
の状態に戻り、引きつづき袋詰めを繰返して行うことが
できる。これらの一連の動作は制御用リレー158によ
って制御される。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、固定され
たガイド部材に沿って上下に移動可能で、開き角度が可
変のじょうごと、その直下に、袋の一部を切り欠いた封
筒状の、上部にミシン目を有する袋を重ねて保持板に保
持ピンで固定し、さらに袋を空気流によって開口させ、
上方の位置に引き上げられたじょうご内に葉菜類を投入
し、じょうごを下降させつつじょうごの下部開口を上部
開口より大きく開かせて、内部の葉菜類を袋内に自重で
落下させることにより袋がミシン目から切断されて袋詰
めができるので、袋詰めの労力が大幅に削減できるほ
か、開き角度可変のじょうごによって葉菜類が袋の入口
に引掛かることなく、かつ袋の底まで葉が損傷すること
なく挿入でき、能率の良い袋詰め作業が行われるという
効果を奏する。
【0041】本発明の第1の葉菜類の袋詰め装置は、じ
ょうごの上下の移動を足踏み装置によって行うものであ
って、構造が極めて簡単であり、第2の葉菜類の袋詰め
装置は、じょうごに葉菜類を投入すれば自動的にリミッ
トスイッチとモータが作動してじょうごの上下の移動を
行わせるようにしたため、さらに能率良く袋詰めを行う
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の葉菜類の袋詰め装置の第1の実施例
で、じょうごが上方の位置にある正面図である。
【図2】図1の一部を切欠いた側面図である。
【図3】図1のじょうごが下方の位置にある正面図であ
る。
【図4】(A)は包装用袋の斜視図、(B)は袋の断面
の側面略図である。
【図5】本発明の葉菜類の袋詰め装置の第2の実施例
で、カバーを取外し一部を切欠いた斜視図である。
【図6】図5の固定フレーム裏側の配置略図である。
【図7】図5の可動体が固定フレームに係止された状態
を示す部分平面略図である。
【符号の説明】
1 矩形板 1a 底板 2 ガイド部材 3 滑り部材 4 じょうご 4a,4b 半截の楕円筒 4c 分割線 4d,4e ピン 4g 延長片 5 上部開口 5a 切欠き 6 下部開口 7 縦部材 8 ブラケット 9 ばね 10 ガイドローラ 11 凸部 12 袋/封筒状平袋 12a 袋の入口 12b 切欠かれた上縁 12c 上端部/のりしろ 12d ミシン目/切取線 12e 小孔 12f 袋ピン孔 12g 重ねしろ 20 位置決め座 21 送風装置 22 空気流出口 23 成形板 24 渦巻ばね 25 ロープガイドローラ 25a 遊動ローラ 26 ロープ 27 固定点 28 足踏み板 28a 蝶番 29 下げロープ 30 カセット 31 箱形容器 31a 桟 31b 底面 31c ピン案内 31d 押さえ板 31e 蝶番 32 袋乗せ板 32a 袋保持ピン孔 33 圧縮ばね 34 袋保持ピン 34a 座板 100 固定フレーム 101 矩形板 102 ガイド部材 103 ベース 104 ガイド溝 105 モータ 106 ピニオン 107 上部リミットスイッチ 108 下部リミットスイッチ 109 ソレノイドコイル 110 プランジヤ 111 貫通孔 112 ローラ 113 ローラ 114 戻しばね 120 位置決め座 121 送風装置 122 空気流出口 130 可動体 131 ロックピン 132 ばね 133 板状部 134 側板 135 ガイド溝 136 ラック 137 縦部材 154 じょうご 155 ガイドピン 156 逃げ孔 157 光電スイッチ 158 制御用リレー 159 電源スイッチ X−X 垂直な中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 二雄 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)発明者 昌谷 陽二 東京都千代田区大手町二丁目六番三号 新 日本製鐵株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部および下部の開口の大きさが可変の
    じょうごを、上部開口が大、下部開口が小となる位置に
    保持し、 上部開口から前記じょうご内に葉菜類を投入し、 前記じょうごの直下に入り口を開いて保持された袋内
    に、前記じょうごを降下させて該じょうごの下部開口を
    挿入し、 前記下部開口を前記袋内で拡げ、前記じょうご内の葉菜
    類を前記袋内へ落下させて装入し、 前記葉菜類の落下した力によって、前記袋上部の切取線
    より袋を切断落下させる葉菜類の袋詰め方法。
  2. 【請求項2】 葉菜類の袋詰め装置であって、 上部開口と下部開口が相互に一方を大、他方を小に開口
    可能なじょうごと、 該じょうごが垂直に上下に移動するためのガイド手段
    と、 前記じょうごが垂直に上限位置に移動したとき、該じょ
    うごの上部開口を最大の大きさに、下部開口を最小に開
    口させる上方の開口手段と、 前記じょうごが垂直に下限位置に移動したとき、該じょ
    うごの下部開口を最大の大きさに、かつ上部開口より大
    きく開口させる下方の開口手段と、 前記じょうごが上限の位置にあるとき、該じょうごの真
    下に葉菜類の袋詰め用の袋を保持する袋保持手段と、 前記袋保持手段により保持された前記袋の入口を開口さ
    せる手段と、 前記じょうごを前記上限の位置へ上昇させる引き上げ手
    段と、 前記上限の位置にあるじょうごを前記下限の位置まで下
    降させ、入口が開口された前記袋の中へ進入させる引き
    下げ手段とを有する葉菜類の袋詰め装置。
  3. 【請求項3】 所定量の葉菜類を袋に収納するためのじ
    ょうごは、水平の断面がほぼ楕円状で、全長が葉菜類と
    ほぼ等しい長さの筒の、楕円の短軸を含む垂直な面で二
    つの半截の楕円筒に分割され、おのおのの分割された線
    に沿って重ねしろを有し、該重ねしろ部分の中央より下
    の部分において2個の別個のピンで回動可能に留めら
    れ、上部開口と下部開口のいずれか一方の大きさが大
    に、他方が小になるように相互に開口可能に構成された
    請求項2に記載の葉菜類の袋詰め装置。
  4. 【請求項4】 前記じょうごが垂直に上下に移動するた
    めのガイド手段は、垂直な矩形板に固設され、垂直方向
    に上下に摺動可能な滑り部材を備えた柱状のガイド部材
    と、 真直で細長い矩形の板で、一方の端部が前記じょうごの
    前記ピンの一方と回動可能に留められ、ほぼ中央部が前
    記ガイド部材と平行に前記滑り部材に固定され、かつ上
    方に延びる縦部材である請求項2または3に記載の葉菜
    類の袋詰め装置。
  5. 【請求項5】 前記じょうごの上方の開口手段は、該じ
    ょうごの前記半截の楕円筒の上端と、前記矩形板に設け
    られたブラケットとの間に備えられ、該じょうごの上昇
    につれて前記各楕円筒の上端部を互に外側に開くような
    張力を生ずるばねであり、 前記じょうごの下方の開口手段は、該じょうごを上方の
    位置から下降させるとき、該じょうごの前記半截の楕円
    筒の外側と接触し、さらに該楕円筒の上端部外側に設け
    られた凸部と接触し、該楕円筒を両外側面から押圧し、
    前記2個の別個のピンを軸に回転させて、前記じょうご
    の下部開口を上部開口より大きく開かせる、前記矩形板
    上に対向して設けられた2個のガイドローラである、請
    求項2ないし4のいずれか1項に記載の葉菜類の袋詰め
    装置。
  6. 【請求項6】 前記じょうごを前記上限の位置へ上昇さ
    せる引き上げ手段は、前記ガイド部材の頂部に設けら
    れ、前記縦部材の上端と連結された付勢された渦巻ばね
    であり、 前記上限の位置にあるじょうごを前記下限の位置まで下
    降させる引き下げ手段は、一端が前記縦部材の上端に、
    他端が前記矩形板に固定されて、矩形板上のガイドロー
    ラによって導かれたロープを、遊動ローラを介して下方
    に引き下げる下げロープを備えた足踏み板である、請求
    項2ないし5のいずれか1項に記載の葉菜類の袋詰め装
    置。
  7. 【請求項7】 前記半截の楕円筒の上端部外面に各1本
    のガイドピンを有する請求項2または3に記載の葉菜類
    の袋詰め装置。
  8. 【請求項8】 前記じょうごが垂直に上下に移動するた
    めのガイド手段は、 垂直な矩形板を含む固定フレームと、 該固定フレームに沿って上下に摺動可能に設けられ、前
    記矩形板と平行でかつ該矩形板との間に一定の間隔を有
    する板状部を含み、前記じょうごの2個の別個のピンの
    一方と回動可能に連結されて該じょうごを前記板状部に
    保持する縦部材とを含む可動体とを有する、請求項2ま
    たは7に記載の葉菜類の袋詰め装置。
  9. 【請求項9】 前記じょうごの上方の開口手段または下
    方の開口手段は、前記じょうごの半截の上端部外面に固
    設された各1本の前記ガイドピンを案内し、前記矩形板
    の垂直方向中心線に関し対称で、互いに上端が離隔し下
    端が近接した、該矩形板を貫く2本の細長い一様の巾を
    有するガイド溝である、請求項2,7または8のいずれ
    か1項に記載の葉菜類の袋詰め装置。
  10. 【請求項10】 前記じょうごを前記上限の位置へ上昇
    させる引き上げ手段または前記上限の位置にあるじょう
    ごを前記下限の位置まで下降させる引き下げ手段が、モ
    ータと、前記矩形板に設けられた該モータによって駆動
    されるピニオンと、 前記可動体に、上下方向に垂直に、かつ前記ピニオンと
    噛み合うように固設されたラックからなる、請求項2ま
    たは7ないし9のいずれか1項に記載の葉菜類の袋詰め
    装置。
  11. 【請求項11】 前記可動体の上限または下限の位置を
    定めるリミットスイッチを前記固定フレームに有し、該
    スイッチを作動させる作動片を前記可動体に有する、請
    求項2または7ないし10のいずれか1項に記載の葉菜
    類の袋詰め装置。
  12. 【請求項12】 前記可動体の上限の位置において、該
    可動体と前記固定フレームとが係止するように、該可動
    体に設けられ、ばねによって付勢されたロックピンと、
    該ロックピンと嵌合する前記固定フレームに設けられた
    貫通孔とを有する請求項2または7ないし11のいずれ
    か1項に記載の葉菜類の袋詰め装置。
  13. 【請求項13】 前記貫通孔と前記ロックピンとの嵌合
    を解除する手段が、前記固定フレームに設けられ、電磁
    力により突出して前記ロックピンに打撃を与えるプラン
    ジヤである、請求項2または7ないし12のいずれか1
    項に記載の葉菜類の袋詰め装置。
  14. 【請求項14】 前記可動体は、前記じょうごに葉菜類
    を投入することによって、下降を開始するように配設さ
    れた光電スイッチを有する、請求項2または7ないし1
    3のいずれか1項に記載の葉菜類の袋詰め装置。
  15. 【請求項15】 前記袋保持手段は、袋乗せ板と、袋保
    持ピンと、箱形容器と、圧縮ばねとで形成され、垂直な
    矩形板の上の位置決め座内に着脱可能に載置されるカセ
    ットの構造を有し、 前記袋乗せ板は、一方の端部に袋を保持するための袋保
    持ピン孔を有する矩形の平板であり、 前記袋保持ピンは、封筒形の袋の入口ののりしろ部に設
    けられた袋ピン孔と、前記袋乗せ板の袋保持ピン孔とを
    貫通して該袋を前記袋乗せ板上に保持する、頭部に座板
    を有するピンであり、 前記箱形容器は、前記袋乗せ板の他方の端部を上下から
    挾むように、側板の一面の内側に設けられた平行な2個
    の桟と、底面に垂直に設けられ前記袋保持ピンが挿入さ
    れる孔を有するピン案内と、直角に屈曲した長方形の板
    の一方の面が、前記ピン案内に保持された前記袋保持ピ
    ンの座板に当接したとき該座板の上限位置を制限し、前
    記長方形の板の他方の面がばね性のある蝶番によって前
    記側板と対向する側板に回動可能に保持されてなる押さ
    え板とを有する長方形の箱であり、 前記圧縮ばねは、前記箱形容器の底面と前記袋乗せ板と
    の間に配設され該袋乗せ板を上方へ押圧するばねであ
    る、請求項2ないし14のいずれか1項に記載の葉菜類
    の袋詰め装置。
  16. 【請求項16】 前記袋の入口を開口させる手段が、前
    記袋保持手段の上方に設けられ、保持された袋の口に向
    けられた空気流出口より空気流を送出させる送風装置で
    ある、請求項2ないし15のいずれか1項に記載の葉菜
    類の袋詰め装置。
  17. 【請求項17】 前記カセットによって保持される前記
    袋は、入口を封筒の入口状に切り欠かれたのりしろ部に
    ミシン目を有し、切り欠かれた側の面に若干個の小孔を
    有し、複数枚重ね合わせて加熱により前記のりしろ部に
    穿孔された前記袋ピン孔によって束に形成されたもので
    ある、請求項2ないし16のいずれか1項に記載の葉菜
    類の袋詰め装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004080811A1 (ja) * 2003-03-13 2004-09-23 Fukuoka Marumoto Co., Ltd. 長尺物包装法及び包装機
CN115140324A (zh) * 2022-07-18 2022-10-04 江西诺泰生物科技有限公司 一种蛋白固体饮料全自动定量分装机

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