JP4178828B2 - フィルム包装装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケットのバックヤード等で、生鮮食品等の商品をストレッチフィルムで包装するフィルム包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、スーパーマーケット等で一般的に使用されているストレッチフィルム包装装置は、包装装置を構成する機体の上部に配置した包装部にフィルムを略水平に張架し、その張架したフィルムに向けて被包装物(トレイに載った商品)を突き上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、そのフィルムの端部を被包装物の底面側に折り込んで、仕上がりのよい包装を行うというものである。
【0003】
そして、被包装物の突き上げによって該被包装物の上面を覆ったフィルムの端部を、被包装物の底面側に折り込む際は、平板状の折込み部材が被包装物の下に入る為、被包装物はエレベータのヘッド部材より上方に持ち上げられて動き、包装の仕上がりが悪くなったり、或いは被包装物(トレイ)が転倒する虞れがある。
その為に、商品押さえ部材を設け、その商品押さえ部材は被包装物の上面を包装完了後の排出まで十分に押さえるようにする必要があった。即ち、商品押さえ部材は、包装完了の被包装物を排出するまで十分に押さえることができる長さを有している。例えば、特許第2762961号(特開平9−20303号)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記提案は、エレベータ上への被包装物の搬入を、インフィードコンベヤで行うため、長い商品押さえ部材が邪魔になることはない。
しかし、安価な包装装置を構成する為に前記インフィードコンベヤを省き、エレベータに対して被包装物を上方から直接載置しようとすると、前記商品押さえ部材が邪魔になるという問題を有する。
【0005】
本発明は、上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、エレベータに対して被包装物を上方から直接載置する包装装置において、包装仕上がりをよくするための商品押さえ部材が、被包装物の搬入に際し邪魔にならないようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に本発明が講じた技術的手段は、エレベータ上の被包装物を、包装部に張架したフィルムに向けて突き上げて、被包装物の上面をフィルムで包被し、且つフィルムの左右端部及び後端部を被包装物の底面側に折込み、更にプッシャーにより被包装物を排出部に向けて押動することでフィルムの前端部を該被包装物の底面側に折込む包装装置において、前記エレベータに被包装物を載置する位置は該エレベータの略上限位置とし、且つフィルム端部を折込む時、被包装物が浮き上がるのを防止する商品押さえ手段を前記プッシャーに設け、その商品押さえ手段は前記プッシャーと一緒に該プッシャーの退避位置より移動するように構成する(請求項1)。
この構成により、左右端部及び後端部の折込みを終了し、前端部の折込みが排出プッシャーの押動によって行われる時、該排出プッシャーと一緒に商品押さえ手段が移動する為、商品押さえ手段を短くできる。それにより、被包装物をエレベータ上に載置する際に、商品押さえ手段が邪魔にならない。
【0007】
又、排出プッシャーと一緒に移動する前記商品押さえ手段は、プッシャー上に、上下開閉可能に支持すると共に、前記プッシャーの退避位置において該商品押さえ手段の一部に衝合して商品押さえ手段を上方に開動させる当接部材を本体側に設けてもよい(請求項2)。更に、商品押さえ手段を排出プッシャーと一緒に移動させる構成は、上記した排出プッシャー上に設ける形態に限定されず、該商品押さえ手段を独立して設け、これを排出プッシャーの移動に合わせて移動させるようにしてもよい。
それにより、被包装物をエレベータ上に載置する際は、排出プッシャーは退避位置に位置させることで、商品押さえ手段は上方に開動され、被包装物をエレベータ上に載置する作業が更に楽に出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はインフィードコンベヤが無く、被包装物を直接エレベータ上に載置するストレッチフィルム包装装置の概略を示し、その包装装置Aは略直方体形状をした機枠1内の略中央位置に、被包装物aを載承して上下するエレベータ2が配置され、そのエレベータ2の上限位置より僅か下方位置には包装に使用するフィルムを張架保持する包装部bが設けられ、その包装部bの側方には被包装物aを包装するフィルムを供給するロール配置部3が設けられ、そのロール配置部3にフィルムロール4がセットされている。
【0009】
又、前記ロール配置部3の上方位置から前記包装部b上を通過する経路にはフィルム搬送手段5が配置されており、そのフィルム搬送手段5によりフィルムロール4から繰り出されるフィルム4’の両側部を挟んで所定長さ引出し切断すると共に、切断されたフィルム4’を包装部bに張架するようにしてある。
【0010】
更に、前記搬送手段5の上方には、左右折込み板6,6’及び後折込み板7を配置して、被包装物aの上面を覆うフィルム4’の端部を被包装物aの底面側に折り込むようにし、後折込み板7の上方には排出プッシャー8を配置して包装済みの被包装物a’をヒートシール部9へ向けて水平に押動排出し得るように構成されている。尚、ヒートシール部9への押動によりフィルム4’の前端部が被包装物aの底面側に折り込まれ、その折り込まれたフィルムの端部は該ヒートシール部9でヒートシールされて包装を完成する。
又、前記エレベータ2の下方位置には計量台10が配置され、被包装物aを載承したエレベータが下限位置に下降した時、前記被包装物aが計量台10で載承され、計量し得るように構成されている。
【0011】
前記エレベータ2は、被包装物aを載置する載置台であると共に、包装部bに張架されたフィルム4’に対して下方から被包装物aを突き上げて該被包装物aの上面をフィルム4’で包む働きをなすもので、昇降部2aと、エレベータヘッド2bとを備え、昇降部2aはエレベータヘッド2bが取り付けられる上面板201とその上面板201の幅方向両端に下方に向けて垂直に取り付けた側板202,202’とで略門形に構成され、その左右の側板202,202’に亘って連結板203の一端部が取り付けられ、連結板203の他端部は機枠1に連結されている。又、左右の側板202,202’と機枠1には前記連結板203の下方に位置してリンク204,204’が取り付けられて、昇降リンク機構が構成されている。
そして、前記昇降部2aは、電動モータ205の回転が回転軸206、回転軸206に連結した作動杆207、および作動杆207に連結した縦杆208を介して上下方向に作動され、一定の範囲を上下昇降する。
又、エレベータ2における上下1サイクルの始動位置と終了位置は、被包装物aを載置したり、包装が行われる上限位置に設定されている。
【0012】
又、上記昇降部2aの上面板201は、上下方向に貫通する隙間11が平面略櫛歯状に構成され、その上面板201と対応する下方位置に計量台10が配置さされ、エレベータ2が下降した時、前記隙間11内に計量台10が嵌入突出してエレベータ2上の被包装物aを載承し、被包装物aの重量を計量し得るように構成されている。尚、エレベータ2が下限位置に下降し、計量台10による被包装物aの計量が完了するまでは、エレベータ2の上昇は停止される。
【0013】
櫛歯状をなした上面板201の上面に取り付けられるエレベータヘッド2bは、棒杆の上部にヘッド部材が倒伏可能に取り付けられた今日周知のもので、そうしたヘッドが複数本、前後及び左右方向に所定の間隔をおいて起立設置されている。
そして、上記エレベータ2のエレベータヘッド2b上への被包装物aの載置は、該エレベータ2が上限位置に位置する時行われ、被包装物aが載置された後、エレベータ2が下降する。
エレベータ2の下降は、エレベータ2のエレベータヘッド2b上における被包装物aの有無が検出されて行われるように構成されている。
上限位置に位置するエレベータ2上に被包装物aが載置されているか否かの検出は、エレベータ2の上限位置となる包装部bに配置した物品検出センサ13で検出され、その物品検出センサ13の検出信号により前記エレベータ2の下降が開始される。
【0014】
フィルム搬送手段5は、包装部bより上流位置に配置されたロール配置部3にセットされたフィルムロール4から繰り出されるフィルムの先端部両側を挟持して保持すると共に、包装に必要な長さ宛引き出して切断し、包装部bに張架保持するものである。
そのフィルム搬送手段5は、フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト5a,5a’と、下側の弾性ベルト5a’を上側の弾性ベルト5a側へ圧接するクランプ板5bと、下側の弾性ベルト5a’の始端側の上面に重ね合わせて配置した押えベルト5cとで構成され、それらが包装部bを挟んで前後に配置されている。
そして、前記した前後一対の構成部材は、それぞれ取り付け枠5d,5d’に支持され、その取り付け枠5d,5d’は所定の間隔をおいて機枠1に固定されている。
【0015】
上記フィルム搬送手段5を構成する上下一対の無端状の弾性ベルト5a,5a’はフィルムを挟持して搬送し得るように同方向に駆動回転される。その駆動方式は、減速機付モータ5eで下側の弾性ベルト5a’が巻回されている駆動ローラ5f’を回転し、且つその駆動ローラ5f’の軸に固着したプーリー(図示せず)と上側の弾性ベルト5aが巻回されている駆動ローラ5fの軸に固着したプーリー(図示せず)とに亘ってベルトを巻回して動力伝達が行われ、上側の弾性ベルト5aも回転するように構成されている。尚、上下の弾性ベルトはフィルムの挟持及び搬送が安定よく確実に行われるように、途中にテンション調節機構が装備されている。
【0016】
又、上側の弾性ベルト5aに対して下側の弾性ベルト5a’を圧接するクランプ板5bは、図2に示すように3個に分割され、その3個のクランプ板は電磁ソレノイド等によってそれぞれ独立して上下方向に駆動され、下側の弾性ベルト5a’に押し付け、下側の弾性ベルト5a‘から離反されるように構成されている。従って、3分割されたクランプ板5bの解放のタイミングは別々に変化させることができる。
【0017】
更に、上記フィルム搬送手段5の始端側には、フィルムの先端部を下側の弾性ベルト5a’と押えベルト5cとで圧着してフィルムの移動を止める圧着部12が設けられ、その圧着部12より上流側にフィルムロール4から繰り出されるフィルムに切断のためのミシン目を入れるミシン目刃23が、フィルム面に対し直角方向に進退するように配置されている。
これにより、フィルム搬送手段5の始端側に設置された圧着部12を通過して下流側に位置するフィルムの先端部が、該搬送手段の駆動で挟着されて所定長さ引き出され、所定長さ引き出された位置で前記ミシン目刃23が作動してフィルム4にミシン目が形成され、そのミシン目部分が圧着部12を通過した位置まで搬送され、ミシン目が圧着部12を通過した時該圧着部12が作動してフィルムの移動を止める。それにより、圧着部12より下流側に位置するフィルムはフィルム搬送手段5の駆動で下流側に引っ張られるため、ミシン目部分で引き裂かれ、切断された所定長さのフィルム4’は包装部bに張架保持される。
【0018】
エレベータ2の下方に配置される計量台10は、秤本体と10aと、その秤本体10a上に配置した秤皿10bとで構成され、その秤皿10bには図1に示すように包装完了の被包装物a’が排出される側の側縁に、内側面が内方に傾斜するガイド突起14が起立形成されている。このガイド突起14は、エレベータ2上に載承された被包装物aが計量台10の所定位置に載るように位置修正すると共に、計量完了後、再びエレベータ2に載せて包装部bに張架されたフィルム4’に突き上げる時、被包装物aが包装部bの略中央位置に位置するようにものである。
【0019】
又、前記ヒートシール部9には包装完了した被包装物a’の有無を検出する取除きセンサ15が配置され、その取除きセンサ15と包装部bに配置されている物品検出センサ13との間には安全センサ16が配置されている。
安全センサ16は、ヒートシール部9付近にオペレータの手等が存在しないかを検出するセンサで、少なくとも該センサ16の監視範囲内にオペレータの手等がないことを確認した場合、包装サイクルがスタートされる。
即ち、包装部bに配置した物品検出センサ13が被包装物aの存在を検出して「ON」、取除きセンサ15及び安全センサ16がともに被包装物無しやオペレータの手無し等を検出して「OFF」の場合に、包装スタートが可能となる。尚、品番等を入力した1個目は前記条件(物品検出センサ13:ON、取除きセンサ15:OFF、安全センサ16:OFF)でスタートキーを操作することで包装動作が開始されるが、その後は前記条件が揃うことで包装動作がスタートする。
【0020】
被包装物aの上面を覆うフィルム4’の左右端部及び後端部を、該被包装物の底面側に折込む時、被包装物の持ち上がりを防止する商品押さえ手段17は図4に示すように、金属平板からなる平面矩形状の押さえ本体17aをゴム材やスポンジ材等の弾性部材17bで包んで構成され、更に前記押さえ本体17aには幅方向の両側を直角に折り曲げて取付用側板17cが同一体に形成されている。そして、その取付用側板17cが、前記排出プッシャー8上に起立突設した突片18に軸19で上下開動可能に取り付けられている。
又、商品押さえ手段17を上下開動可能に支持する軸19にはコイルスプリング20を巻装し、そのコイルスプリング20の一端を押さえ本体17aに、他端を排出プッシャー8に夫々係着して、常に商品押さえ手段17に閉動方向の力(被包装物の上面を押さえる方向の力)が働くように構成されている。
【0021】
更に、前記商品押さえ手段17は、排出プッシャー8が退避位置に位置する時、自動的に上方へ開動跳ね上げられるように構成されている。
その構成は、商品押さえ手段17を構成する押さえ本体17aに一体に形成した取付用側板17cの後端が、機枠1に対して前記排出プッシャー8方向に向けて張り出し固定した当接部材21とで構成されている。尚、取付用側板17cの後端は、切断端部がそのまま露出する状態でも良いが、端部を内方に向けて直角に折り曲げて、当接部材21との接触面積を広くしてもよい。
前記排出プッシャー8は、フィルム搬送手段5と直角に交差する方向に配置された2本の平行な無端回動ベルト(図示省略)に連結されて往復移動するように構成されている
【0022】
又、機体1側に固定する当接部材21は、取付腕21aとその先部に取り付ける当て部材21bとで構成され、当て部材21bは前記商品押さえ手段を構成する金属板と衝合しても衝撃が少ない樹脂板で構成されている。そして、その当て部材21bは取付腕21aに対して突出長さを調節できるように長孔22が形成されている。即ち、当て部材21bの突出量を多くして当接部材21を長くした場合は、商品押さえ手段17の跳ね上げ開動量が大きくなり、逆に当て部材21bの突出量を少なくして当接部材21を短くした場合は、商品押さえ手段17の跳ね上げ開動量が少なくなる。依って、エレベータ2上に載置する被包装物aの大きさ等に応じて、商品押さえ手段17の跳ね上げ開動量を調節できる。尚。当接部材21は、所定長さを有した単一部材で構成してもよいものである。
【0023】
次に、前記した商品押さえ手段17の動作を図面に基づいて説明する。
(1)被包装物aを略上限位置に位置するエレベータ2上に載置する時、排出プッシャー8は退避位置に位置するため、商品押さえ手段17は排出プッシャー8上において上方に跳ね上げ開動された状態に保持される(図5参照)。それにより、オペレータが被包装物aをエレベータ2上に載置する作業をスムーズに行うことが出来る。
そして、被包装物aがエレベータ2上に載置されたことが物品検出センサ13で検出されると、エレベータ2は下降を開始し、エレベータ2上の被包装物aの上端が、フィルムが張架される包装部より下方に位置するよう移動する。
被包装物aの上端が包装部より下方に位置すると、フィルム搬送手段5が作動してフィルムロールからフィルムを引き出すと共に、所定長さに切断して包装部に張架する。更に下降するエレベータが下限位置に到達すると、被包装物は計量台10上に支持され計量が行われる。
計量が完了すると、下限位置に位置するエレベータ2は上昇を開始し、計量台10に載っている被包装物aを再びエレベータ2上に載せて上昇する。
そして、包装部bに張架されたフィルム4’に被包装物aを突き上げて該被包装物aの上面をフィルム4’で覆う。
(2)エレベータ2が包装部bを通過すると、左右折込み板6,6’が包装部の中心方向に移動して被包装物aを包むフィルム4’の左右端部を該被包装物aの底面側に折込むが、この時には、退避位置に位置する排出プッシャー8は、包装部b側に向けて移動して接近した位置で停止している。その移動により、排出プッシャー8上に支持されていた商品押さえ手段17は当接部材21から離れる為、強制跳ね上げが解除され、コイルスプリング20の弾発力で閉動方向に付勢され、フィルム端部の折込が行われる被包装物aの上面を押さえる(図6参照)。
(3)左右折込み板6,6’によるフィルム端部の折り込みに続いて、後折込み板7が作動して後側のフィルム端部を被包装物aの底面側に折込む時も、商品押さえ手段17は被包装物aの上面を押さえている(図7参照)。
(4)そして、後折込み板7による折り込みが完了して該後折込み板7が原点位置に後退する一方、排出プッシャー8は移動を開始し、三方のフィルム端部の折り込みが終わった被包装物aをヒートシール部9に向けて押動排出する。この時、まだ折り込まれていない前側のフィルム端部は、ヒートシール部9の手前に配置された前折込用ローラ24上を通過することで底面側に折込まれる。この排出時、商品押さえ手段17は一緒に移動する為、被包装物aの押さえは続行されている(図8参照)。
(5)排出プッシャー8の押動排出で、フィルム端部の折り込みが完了され、被包装物aはヒートシール部9に排出され、折込まれた各フィルム端部の重なり部がヒートシールされる。この時も、商品押さえ手段17は被包装物aを押さえている為、前記ヒートシールが確実に行われる(図9参照)。
被包装物aをヒートシール部9に排出完了した排出プッシャー8は、退避位置(初期位置)に後退する。退避位置では、商品押さえ手段17の後端が当接部材21に衝合して、該商品押さえ手段17を自動的に跳ね上げ開動させる。
【0024】
【発明の効果】
本発明のフィルム包装装置は請求項1記載の構成により、商品押さえ手段の長さを従来構造に対して短く構成でき、しかも排出プッシャーと一緒に移動する為、包装済みの被包装物を排出する時も被包装物を押さえることが出来る。そして、エレベータ上に被包装物を載置する時は、排出プッシャーは退避位置に位置するため、商品押さえ手段が商品搬入の邪魔になることはない。
又、請求項2記載の構成により、被包装物をエレベータ上に載置する時、排出プッシャーを退避位置に位置させることで商品押さえ手段は上方に跳ね上げ開動され、包装部内への突出量が少なくなり、更に被包装物の載置作業がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装装置の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】同縦断正面図である。
【図3】同横断平面図である。
【図4】排出プッシャー及び商品押さえ手段部分を示す拡大断面図で、(a)は退避位置に位置する場合の状態図、(b)は被包装物を排出する方向に移動した場合の状態図である。
【図5】被包装物をエレベータ上に載置する場合の商品押さえ手段の状態を示す説明図である。
【図6】被包装物の上面を覆っているフィルムの端部を左右折込み板で折込んでいる時の商品押さえ手段の状態を示す説明図である。
【図7】同後折込み板で折込んでいる時の商品押さえ手段の状態を示す説明図である。
【図8】同排出プッシャーで被包装物を押動し、前側のフィルム端部を折込んでいる時の商品押さえ手段の状態を示す説明図である。
【図9】被包装物をヒートシール部に排出した時の商品押さえ手段の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A…包装装置 a…被包装物
b…包装部 1…機枠
2…エレベータ 4…フィルムロール
4’…フィルム 8…排出プッシャー
17…商品押さえ手段 21…当接部材

Claims (2)

  1. エレベータ上の被包装物を、包装部に張架したフィルムに向けて突き上げて、被包装物の上面をフィルムで包被し、且つフィルムの左右端部及び後端部を被包装物の底面側に折込み、更にプッシャーにより被包装物を排出部に向けて押動することでフィルムの前端部を該被包装物の底面側に折込む包装装置において、
    前記エレベータに被包装物を載置する位置は該エレベータの略上限位置とし、且つフィルム端部を折込む時、被包装物が浮き上がるのを防止する商品押さえ手段を前記プッシャーに設け、その商品押さえ手段は前記プッシャーと一緒に該プッシャーの退避位置より移動するようにしたことを特徴とするフィルム包装装置。
  2. 前記商品押さえ手段は、プッシャー上に、上下開閉可能に支持すると共に、前記プッシャーの退避位置において該商品押さえ手段の一部に衝合して商品押さえ手段を上方に開動させる当接部材を本体側に設けたことを特徴とする請求項1記載のフィルム包装装置。
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