JP2982693B2 - ストレッチ包装機 - Google Patents
ストレッチ包装機Info
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- belt
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Description
関し、さらに詳しくはフィルム両端部近傍を挟持してフ
ィルムを包装部に移送する移送手段の改良に関する。
た上下一対の無端状ベルト、または、上側が帯板状の当
板で下側が無端状ベルトと、下側の無端状ベルト内に設
けられ、内側から無端状ベルトを上側の無端状ベルト又
は当板に押動させて移送されたフィルムを挟持するクラ
ンプ板とを備え、フィルムを包装部に移送し、張架保持
するフィルム移送手段と、押圧部材と受け部材とでフィ
ルム先端部を狭持し、フィルムロールから繰り出された
フィルムを待機させて、前記のベルト同士の間、また
は、当板とベルトの間に該押圧部と受け部を移動させ
て、フィルム先端の両端部近傍を挟みこませてフィルム
の受け渡しを行うフィルム保持手段とを備えて構成され
ている。
を説明すると、フィルムは上記フィルム保持手段によっ
てフィルム移送手段に受け渡される。そして、フィルム
を移送し被包装物の大きさに見合った長さに達すると保
持手段先端部に設けられたカッタ部がフィルムを切断す
る。この切断されたフィルムは、包装部に移送され、張
架保持される。そして、この張架保持されたフィルムに
被包装物を突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆っ
た後、フィルムの端部を折り込み板によって被包装物下
面に折り込んで包装が完了する。
フィルムをフィルム移送手段に受け渡すために、フィル
ム幅よりも並設された無端状ベルト間の外幅を狭めてフ
ィルム先端の両端部近傍が挟まれるように構成している
ため、結果的には両側の無端状ベルトの外側端部からフ
ィルム端部が垂れ下がるような状態で移送されている。
このような状態で移送されると、ときとしてフィルム端
部が下側の無端状ベルトの下部に回り込んでベルト下面
に密着してしまうことがあり、挟持状態を開放(包装動
作の一部である)した際にフィルムがフィルム移送手段
から離れず包装不良を発生させてしまうといった問題点
を有していた。
で、無端状ベルトの外側端部からフィルムの端部がはみ
出した状態でもフィルム端部が下側の無端状ベルトの下
部に回り込む虞れのないストレッチ包装機を提供するこ
とを目的とする。
に講じた技術的手段は、並設された上下一対の無端状ベ
ルト、又は、上側が当板で下側が無端状ベルトの間にフ
ィルム両端部近傍を挟んで支持し、該無端状ベルトを回
動することでフィルムを包装部に移送すると共に、下側
の無端状ベルトの内側に設けられたクランプ板で内側か
ら下側の無端状ベルトを上側の無端状ベルト又は当板に
押動させて移送されたフィルムを狭持し張架保持するフ
ィルム移送手段を備え、被包装物を張架保持されたフィ
ルムに突き上げて被包装物の上面をフィルムで覆った後
フィルムの端部を被包装物下面に折り込んで包装するス
トレッチ包装機において、前記クランプ板の外側端部
に、起立片からなるガイド部を形成し、このガイド部
は、下側の無端状ベルトの外側端部からはみ出したフィ
ルム端部と接触し、フィルム端部をほぼ水平方向に案内
して、下側の無端状ベルトの下部にフィルム端部が回り
込むのを防止することを特徴とする。
イド部は、フィルムを挟持させた場合でもその頂部が下
側の無端状ベルトの上面より低く形成されていることが
効果的である(請求項2)。前記のクランプ板は、フィ
ルム移送方向に少なくとも3分割し(請求項3)、分割
された外側に配設されたクランプ板に、クランプ板の起
立片と対向する端部に下側の無端状ベルトの搬送方向と
直交方向の挙動を抑制させる抑制部を突設したことを特
徴とする(請求項4)。
無端状ベルトの搬送開始端部近傍を支点に上側の搬送開
始端部を回動させて搬送開始端部を開閉可能に構成する
とともに、フィルム先端部を狭持して開いた状態の搬送
開始端部へ移動させるフィルム保持手段を備え、前記搬
送開始端部の開閉とフィルム保持手段の移動とによって
フィルムの受け渡しを行う(請求項5)。さらに、前記
並設された上下一対の無端状ベルトの少なくとも一方を
移動させて間隔を調節するプリストレッチ機構を備え、
前記ガイド部が設けられたクランプ板は、上下一対の無
端状ベルトの移動に伴ってフィルムの幅方向に一体に移
動するように設けられたことを特徴とする(請求項
6)。
求項1によれば、ガイド部がフィルム両端部を案内し
て、下側の無端状ベルトの下部にフィルムが垂れ下がっ
て回り込むのを防止する。そして、ガイド部がフィルム
移送手段を構成するクランプ板のフィルム端部側(幅方
向外側)に設けられていることで、ガイド部はクランプ
板に伴って上下動する。しかも、ガイド部はクランプ板
のフィルム端部側に起立片を形成して構成する。請求項
2によれば、下側の無端状ベルトを上側の無端状ベルト
側へ圧接してフィルムを挟持させた場合でも、クランプ
板に一体形成したガイド部はその頂部が下側の無端状ベ
ルトの上面より低く形成されていることで、下側の無端
状ベルトとガイド部との間隙にフィルムの端部が入り込
むのを防止する。
移送方向に少なくとも3分割して、被包装物にあわせた
最適な包装動作の制御を可能とする。請求項4によれ
ば、外側に配設されたクランプ板に抑制部を突設して、
外側部分の無端状ベルトの幅方向の遊びをなくす。請求
項5によれば、開いた搬送開始端部内にフィルム先端部
をフィルム保持手段で移動させ、搬送開始端部を閉じる
ことで並設された上下一対の無端状ベルトの間にフィル
ム両端部近傍を挟んでフィルムの受け渡しをする。請求
項6によれば、クランプ板と上下一対の無端状ベルトの
少なくとも一方をフィルムの幅方向に離間させて間隔調
節を行っても、無端状ベルトとガイド部の水平方向の距
離は一定距離を維持する。
に基づいて説明をする。図面は、被包装物を包装するの
に好適なストレッチ包装機を例示し、図中符号Mはスト
レッチ包装機、符号Cはフィルム保持手段、符号Dはフ
ィルム移送手段である。図1乃至図3に示すストレッチ
包装機Mは、機枠Aの前方に被包装物を載置する商品載
置部aを設け、該商品載置部aに載せた被包装物をコン
ベアBにより機枠A内部に設けたエレベータ1まで搬送
する。上記エレベータ1の上方には包装部bが設けら
れ、その包装部bの側方(上流側)にフィルムロール配
置部2とその配置部2にセットされたフィルムロール3
から繰り出されるフィルム3´の先端部を保持するフィ
ルム保持手段Cが設けられ、そのフィルム保持手段Cで
保持されているフィルムを挟持して引き出し、包装部b
まで搬送するフィルム移送手段Dが前記フィルム保持手
段Cの先端に接近させて配置され、且つフィルム保持手
段Cとフィルム移送手段Dとの間にはフィルム移送手段
で挟持され引き出されたフィルムを所定長さに切断する
カッターEが配置されている。又、フィルム移送手段D
の上方には左右折り込み板16,16´と後折り込み板17、
及び後折り込み板17の上方に位置して排出プッシャ18が
配設されている。
置部2にセットされたフィルムロール3の両側部を挟持
して保持するもので、図2に示すようにフィルムの下側
に配置されるフィルム受け部材4とそのフィルム受け部
材4の表面に支持されたフィルム3´を前記フィルム受
け部材4側に押し付ける押圧部材5とで構成され、その
フィルム受け部材4と押圧部材5とからなる保持手段が
フィルム幅の間隔と対応する間隔をおいて左右に配置さ
れており、押圧部材5は一端が軸支されて開閉回動自在
に設けられている。又、前記したフィルム受け部材4は
モータによって駆動回転される無端状ベルト4a に固定
されている。そして、無端状ベルト4a の正回転(図2
の矢印方向の回転)によりフィルム受け部材4と押圧部
材5によって保持されているフィルム3´の先端部を後
述するフィルム移送手段Dの搬送開始端部(図2におい
て右側)へ移動させる。尚、フィルム保持手段Cはフィ
ルムロール配置部2にセットするフィルムロールに対応
できるようにフィルム幅に応じて保持手段の一方又は両
方を幅方向に移動できるように構成するも任意である。
の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト6,
6´と下側の弾性ベルト6´を上側の弾性ベルト6側へ
圧接するクランプ板7とで構成され、それらが包装部b
を挟んで前後に配置され、その間隔は前記したフィルム
保持手段Cを構成する一対の保持手段と同じ間隔であ
る。この上側の弾性ベルト6の搬送開始端部側は、略逆
三角形状にプーリーが配設され、中央下部のプーリー61
と右側上部のプーリー62は、連結部材64によって連結さ
れ、この連結部材64に電磁ソレノイド65のプランジャ先
端が回動可能に軸支されている。このように構成されて
いる上側の弾性ベルト6の搬送開始端部は、左側のプー
リー63を支点としてプランジャが往復動することで開閉
可能になっている。そして、これら一対の構成部材はそ
れぞれ取り付け枠8,8´に支持され、その取り付け枠
8,8´は該取り付け枠8,8´の下側に直角に交差し
て配置された2本の案内杆9,9´に連結部材10,10´
を介して支持されており、一方の移送手段D1 を取り付
けた取り付け枠8’は固定され、他方の移送手段D2 を
取り付けた取り付け枠8は案内杆9,9´に沿って移動
自在に構成され、その可動側の移送手段D2 には間隔拡
張手段(図示省略)が連結されて固定側の移送手段D1
との間隔を調節し得るように構成されている。
下一対の無端状の弾性ベルト6,6´はフィルムの両端
部近傍を挟持して搬送し得るよう同方向に駆動回転さ
れ、その駆動方式は減速機付モータ12で下側の弾性ベル
ト6´が巻回されている駆動ローラ6a´を回転し、且
つその駆動ローラ6a´の軸に固着したギヤと(図示せ
ず)と上側の弾性ベルト6が巻回されている駆動ローラ
6a の軸に固着され、かつ前記ギヤと噛合するギヤとに
よって動力伝達が行われ上側の弾性ベルト6も回転する
ように構成されている。上側の弾性ベルト6に対して下
側の弾性ベルト6´を圧接してフィルムを狭持するクラ
ンプ板7は、図3に示すように、5個に分割され、その
5個のクランプ板は中央クランプ板7a、中央クランプ板
7aの左右に配置された第1の左右クランプ板7b,7b´、
および前記第1の左右クランプ板7b,7b´の外側に配置
された第2の左右クランプ板7c,7c´の如く中央クラン
プ板7aに対して左右対称位置に配置されている。この上
記5個のクランプ板7は、外側に配置される第2の左右
クランプ板7c,7c´の長さよりその内側に配置される第
1の左右クランプ板7b,7b´及び中央クランプ板7aの長
さが短く形成されている。更に、5個に分割されたクラ
ンプ板7はその中央クランプ板7aを略包装位置の中央
(センタリング完了後のフィルムの中心位置)に配置
し、他は前記中央のクランプ板7aに対し左右対称位置に
配置されている。
示すように摩擦係数が小さいワックス入りのナイロン樹
脂材からなるクランプ板本体71と、補強枠部材72とから
なり、断面コ字状の補強枠部材72にクランプ板本体71が
取り付けられている。なお、クランプ板本体71を構成す
るワックス入りのナイロン樹脂は柔軟性を有しているこ
とから圧接する際に撓まないように補強枠部材72に取り
付けているもので、硬質性の部材を用いた場合は補強枠
部材72は要しない。そして、外側に配置された第2の左
右クランプ板7c,7c´のクランプ板本体71は、フィルム
端部側に起立片からなるガイド部 711が、対向する側に
は同一の高さの抑制部 712が、クランプ板本体71と一体
成形されており(図5参照)、中央クランプ板7aと、中
央クランプ板7a の左右に配置された第1の左右クラン
プ板7b,7b’のクランプ板本体71は、フィルム端部側に
起立片からなるガイド部 711のみがクランプ板本体71と
一体成形されている。(図6参照)なお、起立片からな
るガイド部 711の頂部(上面)は、下側の弾性ベルト6
´を上側の弾性ベルト側へ圧接してフィルム3´を挟持
させた場合でも下側の弾性ベルト6´の上面より低くな
るように形成されている。
し付け、離反させる機構は、図4に示すように取り付け
枠8,8´に取り付けた電磁ソレノイド13のプランジャ
13’の先端を取り付け枠8,8´に対し回動自在に軸支
した揺動板14の一方端に連結し、その揺動板14の他方端
はクランプ板7の長さ方向の略中央に連結すると共に、
前記プランジャ13’にはスプリング15を張設して該プラ
ンジャを常時引き出す方向に付勢している。それによっ
て電磁ソレノイド13がOFFの時はスプリング15の作用
でクランプ板7は下側の弾性ベルト6´を上側の弾性ベ
ルト6側に押し付け(図4の実線の状態)、電磁ソレノ
イド13に通電されてONするとプランジャ13’は引き込
まれ、それにより揺動板14が半時計回り方向に回動され
てクランプ板7は弾性ベルト6´より離反し(図4の仮
想線の状態)、フィルムの挟持が解放される。
の解放のタイミングはフィルムの折り込みの順番に従っ
て解放し、一般的にはフィルムの幅方向前後に配置され
た第2の左右クランプ板7c,7c’→前後の第1の左右ク
ランプ板7b,7b’→後側の中央クランプ板7a→前側の中
央クランプ板7aの順に解放される。
Mは、フィルム保持手段Cでフィルム先端部を挟持して
開いた状態のフィルム移送手段Dの搬送開始端部へフィ
ルム先端部を移動させ、搬送開始端部を閉じることで並
設された上下一対の無端状の弾性ベルト6、6´の間に
フィルム両端部近傍を挟みこませ、フィルム3´の先端
部がフィルム移送手段Dに受け渡される。その後、フィ
ルム移送手段Dが駆動されフィルム3´の移送が開始さ
れる。そして、フィルムの長さが被包装物の大きさに見
合った所定長さに達すると保持手段先端部に設けられた
カッタEがフィルム3´を切断する。この所定長さに切
断されたフィルム3´は、包装部bに移送される。上記
フィルム移送手段Dでフィルム3´の移送が行われてい
る場合、図5及び図6に示すように、上下の無端状の弾
性ベルト6、6´の外側端部からはみ出したフィルム端
部はクランプ板本体71に設けたガイド部711 に案内さ
れ、下側の無端状の弾性ベルト6´の下部に回り込むの
が防止される。なお、外側に配置された第2の左右クラ
ンプ板7c,7c’に抑制部712 を設けたのは、前記ガイド
部711 と抑制部712 によって形成される凹部に下側の無
端状の弾性ベルト6´を収納することで該ベルト6´横
方向の移動を規制し、フィルム3´の移送が安定に行わ
れるように意図したためである。また、上記抑制部712
を外側に配置されたクランプ板7c,7c’にのみ設け、内
側に配置されている他のクランプ板7a,7a’、7b,7b’
に設けなかったのは後述する包装時において下側の無端
状の弾性ベルト6´の中央部分の横方向(内側方向)の
移動を可能とすることでフィルム端部の抜けを容易に
し、フィルムに加わる好ましくないテンションをなるべ
く解消することを意図したためである。
はコンベアBにより機枠A内部に設けたエレベータ1ま
で搬送される。そして搬送エレベータ1に載せられた被
包装物は、エレベータの上昇により上記包装部bに張架
保持されたフィルム3´に対して突き上げて被包装物の
上面をフィルム3´で覆った後、フィルム3´の端部
を、左右折り込み板16,16’と後折り込み板17とにより
被包装物の底面に折り込む。しかる後、排出プッシャ18
により被包装物を機枠A前側のヒートシール部Fへ向け
て水平に押動させながら、上記フィルム3´の前側端部
を折り込んでフィルムが折り込まれる。そして、ヒート
シール部Fで被包装物の底面に折り込まれたフィルムの
端部をヒートシールして包装を完成する。
クランプ板に一体成形して形成したが別部材で構成して
もよいもので、この場合、棒状の部材をクランプ板本体
に固着すること等が挙げられる。本実施の形態で例示し
たようにクランプ板に一体成形したものが部品点数や組
立工程を増やすこともないとの理由から、このクランプ
板に一体成形した構成が好ましい。また、本実施の形態
のフィルム移送手段は、上下一対の無端状ベルトを備え
たものを例示したが、このものに限定されるものではな
く、上側が当板で下側が無端状ベルトにして構成しても
良い。さらに、クランプ板を動かす機構は取り付け枠に
支持されているが、機枠等の固定部材からブラケットを
介して取り付けてもよい。また、本実施の形態ではクラ
ンプ板は5分割され、外側のクランプ板は内側のクラン
プ板より長く構成されていたが、クランプ板の分割数、
長さ等はとくに限定されるものではない。
両端部を案内して、下側の無端状ベルトの下部にフィル
ムが垂れ下がるのを防止するから、フィルム端部が下側
の無端状ベルトの下部に回り込んで密着することがな
く、包装不良を発生させることなく確実に包装が行われ
る。そして、ガイド部をフィルム移送手段を構成するク
ランプ板のフィルム端部側に設け、ガイド部がクランプ
板に伴って上下動するからクランプ板とガイド部の位置
関係は常に一定なのでフィルムがクランプ板とガイド部
の間に挟まれるおそれがない。更に、クランプ板のフィ
ルム端部側に設けられた起立片によりガイド部を構成す
るから、部品点数や組立工程を増やすこともないので経
済的効果を生ずる。請求項2によれば、下側の無端状ベ
ルトを上側の無端状ベルト側へ圧接してフィルムを挟持
させた場合でも、下側の無端状ベルトの上面より低く形
成することで、下側の無端状ベルトとガイド部との間隙
にフィルムが入り込むのを防止する。
移送方向に少なくとも3分割して、被包装物にあわせた
最適な包装動作の制御を可能とするから、大小の被包装
物にも容易に対応できる。請求項4によれば、外側に配
設されたクランプ板に抑制部を突設して、外側部分の無
端状ベルトの幅方向の遊びをなくしたので、フィルムの
移送が安定して行われるとともに、中央部のクランプ板
には抑制部を設けず遊びを設けたので、包装時にフィル
ムの抜けが容易となり、フィルムに加わる不所望なテン
ションを少なくする。請求項5によれば、開いた搬送開
始端部内にフィルム先端部をフィルム保持手段で移動さ
せ、搬送開始端部を閉じることで並設された上下一対の
無端状ベルトの間にフィルム両端部近傍を挟んでフィル
ムの受け渡しをするから、確実なフィルムの受け渡しが
可能となる。請求項6によれば、クランプ板と上下一対
の無端状ベルトの少なくとも一方をフィルムの幅方向に
離間させて間隔調節を行っても、無端状ベルトとガイド
部の水平方向の距離は一定距離を維持するから、間隔調
節が起因して包装不良を発生させることがない。
断側面図。
図。
ベルト) 3´…フィルム b…包装部 7…クランプ板 711…ガイド部 712…抑制部
Claims (6)
- 【請求項1】 並設された上下一対の無端状ベルト、又
は、上側が当板で下側が無端状ベルトの間にフィルム両
端部近傍を挟んで支持し、該無端状ベルトを回動するこ
とでフィルムを包装部に移送すると共に、下側の無端状
ベルトの内側に設けられたクランプ板で内側から下側の
無端状ベルトを上側の無端状ベルト又は当板に押動させ
てフィルムを挟持し張架保持するフィルム移送手段を備
え、被包装物を張架保持されたフィルムに突き上げて被
包装物の上面をフィルムで覆った後フィルムの端部を被
包装物下面に折り込んで包装するストレッチ包装機にお
いて、前記クランプ板の外側端部に、起立片からなるガイド部
を形成し、このガイド部は、下側の無端状ベルトの外側
端部からはみ出したフィルム端部と接触し、 フィルム端
部をほぼ水平方向に案内して、下側の無端状ベルトの下
部にフィルム端部が回り込むのを防止することを特徴と
するストレッチ包装機。 - 【請求項2】 前記起立片は、フィルムを狭持させた場
合でもその頂部が下側の無端状ベルトの上面より低く形
成されていることを特徴とする請求項1記載のストレッ
チ包装機。 - 【請求項3】 前記クランプ板は、フィルム移送方向に
少なくとも3分割されていることを特徴とする請求項1
記載のストレッチ包装。 - 【請求項4】 前記少なくとも3分割されたクランプ板
のうち外側に配設されたクランプ板に、クランプ板の起
立片と対向する端部に下側の無端状ベルトの搬送方向と
直交方向の挙動を抑制させる抑制部を突設したことを特
徴とする請求項3記載のストレッチ包装機。 - 【請求項5】 前記フィルム移送手段を、上側の無端状
ベルトの搬送開始端部近傍を支点に上側の搬送開始端部
を回動させて搬送開始端部を開閉可能に構成するととも
に、 フィルム先端部を狭持して開いた状態の搬送開始端部へ
移動させるフィルム保持手段を備え、 前記搬送開始端部の開閉とフィルム保持手段の移動とに
よってフィルムの受け渡しを行う ことを特徴とする請求
項1記載のストレッチ包装機。 - 【請求項6】 前記並設された上下一対の無端状ベルト
の少なくとも一方を移動させて間隔を調節するプリスト
レッチ機構を備え、前記ガイド部が設けられたクランプ
板は、上下一対の無端状ベルトの移動に伴ってフィルム
の幅方向に一体に移動するように設けられたことを特徴
とする請求項5記載のストレッチ包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8171123A JP2982693B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | ストレッチ包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8171123A JP2982693B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | ストレッチ包装機 |
Publications (2)
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---|---|
JPH1016908A JPH1016908A (ja) | 1998-01-20 |
JP2982693B2 true JP2982693B2 (ja) | 1999-11-29 |
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Family Applications (1)
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JP8171123A Expired - Lifetime JP2982693B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | ストレッチ包装機 |
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Families Citing this family (1)
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-
1996
- 1996-07-01 JP JP8171123A patent/JP2982693B2/ja not_active Expired - Lifetime
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