JP2542353B2 - 計量包装値付装置 - Google Patents

計量包装値付装置

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JP2542353B2 JP2338321A JP33832190A JP2542353B2 JP 2542353 B2 JP2542353 B2 JP 2542353B2 JP 2338321 A JP2338321 A JP 2338321A JP 33832190 A JP33832190 A JP 33832190A JP 2542353 B2 JP2542353 B2 JP 2542353B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は計量包装値付装置、特に、生鮮食料品等の各
種の被包装物をストレッチフィルムにより包装する包装
手段と、包装された被包装物に価格や重量等が印字され
たラベルを貼り付けるラベル貼付手段とが備えられて、
上記被包装物に対する計量、包装、値付けを行う計量包
装値付装置に関する。
(従来の技術) 被包装物をストレッチフィルムにより包装する包装装
置と、包装された被包装物に価格や重量等が印字された
ラベルを貼り付けるラベル貼付装置とを一体化させた計
量包装値付装置としては、特開昭54−123391,特開昭55
−38217,特開昭57−125125および特開昭60−52725等に
開示された種々のものが知られている。この種の計量包
装値付装置は、通常、当該装置の所定位置に配置された
計量手段によりトレーに収納された被包装物の重量を計
量したのち、該被包装物をリフター手段を介して包装ス
テーションに緊張保持されたフィルムの下方より押し上
げると共に、該包装ステーションに配置された包装手段
を用いてトレーごと被包装物をフィルムにより包装し、
上記包装手段によりトレーの底面側に折り込まれたフィ
ルムをシール手段により熱シールするように構成されて
いると共に、上記包装ステーションの上方位置には、計
量手段により計量された被包装物の重量を示す信号に基
づいて該被包装物に貼り付ける価格や重量等が印字され
たラベルを発行し、且つそのラベルを被包装物に貼り付
けるラベル貼付装置が配置されており、被包装物が包装
ステーションにおいて包装されてヒータ手段上に排出さ
れるまでの間に該被包装物に自動的にラベルを貼付する
ようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような計量包装値付装置において
は、包装された被包装物に対するラベルの貼付を自動で
行うために、ラベル貼付装置が、包装ステーションの上
方に固定配置されており、このため、該ラベル貼付装置
内に設けられたラベルシートの補給や該シートの交換、
あるいはラベル貼付装置の保守点検を行う場合には、作
業者は身を乗り出した姿勢でそれらの作業を行わなけれ
ばならず、作業性が低下することになる。
また、近年においては、被包装物に貼付するラベルと
して、消費者に対する情報としての品名、価格および重
量等が印字されたラベル以外に、バーコード等が印字さ
れた内容の異なったラベルを貼付する場合があり、この
場合には、上記計量包装値付装置に並設させて新たなラ
ベル貼付装置を別途設けることが必要となる。
更に、被包装物によっては、ラベル貼付時の圧力によ
り潰れ易い性質のものがあり、この種の被包装物につい
ては自動貼付が困難となって、手動によってラベルを貼
り付ける必要がある。また、被包装物ないしこれを収納
するトレー寸法、その形状等によりラベルの向きを変え
て貼り付ける必要がある場合、更には、予め包装を完了
した所謂仕越し品に対して計量、値付けを行う場合につ
いても手動によるラベルの貼り付けが行われることにな
り、これらの場合にも、計量包装値付装置に並設させて
新たなラベル貼付装置を別途用意する必要がある。
本発明は、上記のような実情に対処するもので、被包
装物を包装する包装手段と、包装された被包装物に価格
や重量等が印字されたラベルを貼り付けるラベル貼付手
段とを有する計量包装値付装置において、1台の計量包
装装置でラベルの貼付を自動と手動とに切り換えて行う
ことができ、しかも、手貼り作業と共に上記ラベル貼付
手段に対する保守点検作業等を極めて容易に行い得るよ
うにすることを第1の目的とし、また、1台の計量包装
値付装置で内容の異なった2種類のラベルを貼り付ける
得るようにすることを第2の目的とする。更に、1台の
計量包装値付装置でラベルの貼付を自動と手動とに切り
換えて行うことができながら、ラベル貼付手段の位置変
更により自動モードと手貼りモードとを自動的に切り換
え得るようにすることを第3の目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、本発明は次のように構
成したことを特徴とする。
まず、本願の第1請求項に係る発明(以下、第1発明
という)は、被包装物の重量を計量する計量手段と、上
記被包装物を緊張保持されたフィルムの下方から押し上
げると共に、該フィルムの前後左右の側縁部を被包装物
の底面側に折り込んで包装する包装手段と、上記計量手
段からの出力信号に基づいて包装済みの被包装物に貼付
するラベルを発行すると共に、該ラベルを被包装物に貼
り付けるラベル貼付手段とを有する計量包装値付装置に
おいて、上記ラベル貼付手段を、ラベルの発行と該ラベ
ルの貼付とを行う自動貼付モードと、ラベルの発行のみ
を行う手貼りモードとに切り換え可能とすると共に、該
ラベル貼付手段を包装位置直上の自動ラベル貼付位置と
その手前の手動ラベル貼付位置との間で移動可能に支持
する支持手段を設けたことを特徴とする。
また、本願の第2請求項に係る発明(以下、第2発明
という)は、上記第1発明と同様に、計量手段、包装手
段およびラベル貼付手段とを有する計量包装値付装置に
おいて、上記ラベル貼付手段を2台並列配置し、且つそ
れぞれが異なった内容を印字したラベルの発行および該
ラベルの貼付を行うと共に、これらのラベル貼付手段
を、ラベルの発行と該ラベルの貼付とを行う自動貼付モ
ードと、ラベルの発行のみを行う手貼りモードとに切り
換え可能とし、かつ、各ラベル貼付手段を包装位置直上
の自動ラベル貼付位置とその手前の手動ラベル貼付位置
との間で移動可能に支持する支持手段を設けたことを特
徴とする。
更に、本願の第3請求項に係る発明(以下、第3発明
という)は、上記第1ないし第2発明と同様に、計量手
段、包装手段およびラベル貼付手段とを有する計量包装
値付装置において、上記ラベル貼付手段を、ラベルの発
行と該ラベルの貼付とを行う自動貼付モードと、ラベル
の発行のみを行う手貼りモードとに切り換え可能とする
と共に、該ラベル貼付手段を被包装物にラベルを貼り付
ける自動ラベル貼付位置とその手前の手動ラベル貼付位
置との間で移動可能に支持する支持手段と、上記ラベル
貼付手段がいずれの位置にあるかを検出する検出手段
と、該検出手段からの信号に基づいて上記ラベル貼付手
段が自動ラベル貼付位置にあるときにはその貼付モード
を自動貼付モードに切り換え、また該ラベル貼付手段が
手動ラベル貼付位置にあるときにはその貼付モードを手
貼りモードに切り換える貼付モード切換手段とを設けた
ことを特徴とする。
(作用) 第1発明によれば、貼付モード切換手段により、ラベ
ル貼付手段の貼付モードが自動貼付モードと手貼りモー
ドに切り換え可能となっていると共に、支持手段によ
り、ラベル貼付手段が、包装位置直上の自動ラベル貼付
位置とその手前の手動ラベル貼付位置との間で移動可能
とされているので、包装位置直上の自動ラベル貼付位置
においてはラベル貼付手段により自動的にラベルの貼付
を行うことが可能となり、また、該ラベル貼付手段を必
要に応じて自動ラベル貼付位置の手前の手動ラベル貼付
位置に移動させることにより、手動でラベルを容易に貼
付することが可能となる。その上、この手動ラベル貼付
位置にて、ラベルシートの補給や交換ないし該貼付手段
の保守点検作業等を極めて容易に行い得ることになっ
て、それらの作業性が向上することになる。
また、第2発明によれば、上記第1発明と同様に、ラ
ベル貼付手段が、自動貼付モードと手貼りモードに切り
換え可能となっていると共に、包装位置直上の自動ラベ
ル貼付位置とその手前の手動ラベル貼付位置との間で移
動可能とされているので、包装位置直上の自動ラベル貼
付位置において自動的にラベルの貼付を行うことが可能
となり、また、自動ラベル貼付位置の手前の手動ラベル
貼付位置において手動でラベルを容易に貼付することが
可能となる。その上、この手動ラベル貼付位置にて、上
記ラベル貼付手段の保守点検作業等を極めて容易に行い
得ることになって、それらの作業性が向上すると共に、
1台の計量包装値付装置で内容の異なった2種類のラベ
ルを被包装物に貼付することが可能となる。
更に、第3発明によれば、貼付モード切換手段によ
り、ラベル貼付手段が自動ラベル貼付位置にあるときに
はその貼付モードが自動的に自動貼付モードに切り換え
られ、また該ラベル貼付手段が自動ラベル貼付位置の手
前の手動ラベル貼付位置にあるときにはその貼付モード
が自動的に手貼りモードに切り換えられるようになって
いるので、手貼りが要求される場合には、ラベル貼付手
段を手動ラベル貼付位置に移動させるだけで手動でラベ
ルを貼付することが可能となり、また、自動ラベル貼付
位置に移動させた場合には自動でラベルが貼付されるこ
とになる。このように、1台の計量包装値付装置で手動
と自動とに切り換えて被包装物に対してラベルを貼り付
けることができる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1ないし第3図に示すように、本実施例に係る計量
包装値付装置1は、包装機2の本体2aの正面中央部に設
けられてトレーAに収納された被包装物Bの重量を計量
する計量機構3と、この計量機構3により計量された被
包装物Bを受け取って、上方の包装ステーションSに押
し上げるリフター機構4と、上記包装ステーションSに
おいて被包装物BをトレーAごとフィルム5により包装
する折り込み機構6と、上記包装ステーションSの前方
における計量機構3の上方に配置され、且つトレーAの
底面側に折り込まれたフィルム5を熱シールするシール
機構7と、包装済みの被包装物Bの後方より前方に移動
して該被包装物Bを上記シール機構7上に排出するプッ
シャー8とを有する。
また、上記本体2aの上面部には、表示部9aと操作部9b
とが備えられて上記各機構3,4,6,7およびプッシャー8
の作動を制御すると共に、上記計量機構3により計量さ
れた被包装物Bの重量を示す信号に基づいて該被包装物
Bの価格等の算出を行う制御装置9と、包装済みの被包
装物Bに貼り付けるラベルを発行すると共に、該ラベル
を被包装物Bに貼り付ける2台のラベル貼付機構10,10
が並列配置されており、これらの各ラベル貼付機構10
は、上記制御手段9からの出力信号に基づいて被包装物
Bの重量や価格等をラベルに印字して発行するラベルプ
リンタ11と、このラベルプリンタ11から発行されたラベ
ルを包装ステーションSにおいてフィルム5により包装
された被包装物Bに自動的に貼り付けるラベル貼付機12
とで構成されている。
なお、上記シール機構7は、該シール機構7を支持す
る左右一対の支軸7a,7a(第2,3図参照)を中心に、第3
図に鎖線で示すように、上方に回動して退避可能とされ
ている。
そして、上記計量機構3は、被包装物Bの重量を計量
する計量器13と、該計量器13の上面に支持された一対の
プーリ14,14間に掛け渡された複数の搬送ベルト15…15
とを有し、これらの各搬送ベルト15に、トレーAの端部
を押圧して上記リフター機構4側に被包装物Bを送り込
む突起15aが固定されている。従って、上記搬送ベルト1
5上に被包装物Bが載置された場合には、該被包装物B
の重量が計量され、且つ計量後に各搬送ベルト15が駆動
されて上記突起15aによりトレーAごと被包装物Bをリ
フター機構4側に送り込むようになっている。
また、上記リフター機構4は、包装ステーションSの
直下方に配置されていると共に、このリフター機構4
は、図示しない適宜の昇降手段により昇降されるリフタ
ー16と、このリフター16の上面に立設された多数の支持
脚17〜17とを有し、上記リフター16が、第3図に示す下
降位置にあるときに、計量機構3からトレーAに収納さ
れた被包装物Bが搬入され、これが支持脚17〜17の頂部
に載置されたのち、所定のタイミングでリフター16が上
昇されることにより、トレーAごと被包装物Bを緊張保
持されたフィルム5の下方より包装ステーションSに押
し上げるようになっている。
一方、上記包装ステーションSには、フィルム5が、
幅方向の両側縁部を相対向して配置された上下各一対の
フィルム搬送ベルト18,18により挟持された状態で包装
動作に先立ち供給されるようになされている。この供給
されるフィルム5は、図示しないフィルムロールより引
き出されたのち、トレーAごと被包装物Bを包装するに
足る大きさに予め裁断されており、上記リフター機構4
により被包装物Bが押し上げられると、この押し上げに
より、上記フィルム搬送ベルト18,18により幅方向に両
側縁部が挟持されたフィルム5が該被包装物Bの上面に
密着し、この状態で、包装ステーションSに備えられて
いる折り込み機構6によりフィルム5の前後左右の各側
縁部を、被包装物Bが収納されたトレーAの底面側に折
り込んで包装するようになっている。
上記折り込み機構6は、駆動モータ等の適宜の駆動手
段(図示せず)により駆動されてトレーAの左右両側方
から互いに接近するようにして移動してフィルム5の左
右の側縁部をトレーAの底面側に折り込む一対の左右折
込板19,19(第3図において一方のみ図示)と、同じく
図示しない適宜の駆動手段により駆動されてトレーAの
後方より前方に移動してフィルム5の後方の側縁部をト
レーAの底面側に折り込む後折込板20と、上記シール機
構7の後方に配設されて後折込板20と同期した所定のタ
イミングで駆動されるプッシャー8による被包装物Bの
排出動作に伴ってフィルム5の前方の側縁部をトレーA
の底面側に折り込む前折込板21とで構成されている。
そして、上記ラベル貼付機構10,10が、それぞれラベ
ルプリンタ11とラベル貼付機12とを一体的に組み合わせ
た構成とされており、ラベルプリンタ11のケーシング11
aの前部に一対のヒンジ22,22(第2,3図参照)を介して
ラベル貼付機12のケーシング12aが開閉自在に支持され
ており、該ラベル貼付機12のケーシング12aを開いたと
きには、ラベルプリンタ11およびラベル貼付機12の内部
がそれぞれ外部に露呈することになり、これにより、ラ
ベルプリンタ11内に設けられたラベルシートロールの装
填や交換ないし該ラベルプリンタ11を含めたラベル貼付
機構10の保守点線作業等を容易に行い得るようになって
いる。
上記ラベルプリンタ11の内部には、第3図に示すよう
に、帯状のシート23に多数のラベルCを剥離可能に、且
つシート23の長さ方向に一定したピッチ間隔で貼着され
たラベルロール24が配置され、このロール24より引き出
されたシール23は、印字ヘッド25とプラテンローラ26と
の間を通過する間に、該シート23上のラベルCに被包装
物Bの重量や価格等が印字され、印字されたラベルC
は、その前方の剥離装置27によりシート23より剥離され
るようになっている。
また、ラベル貼付機12は、駆動モータ等の適宜の駆動
手段(図示せず)により駆動される上下一対のプーリ2
8,28間に掛け渡されたタイミングベルト29と、このタイ
ミングベルト29にベース30を介して連結され、且つ上下
方向に延びるガイド31,31に沿って昇降するアーム32
と、このアーム32に下端に揺動可能に取り付けられたラ
ベル吸着ヘッド33と、この吸着ヘッド33にラベルCを吸
着させるように該吸着ヘッド33に吸引作用を及ぼすブロ
ワ34とで構成されており、該ブロワ34により負圧を吸着
ヘッド33の下部に設けられた通気性を有する緩衝部材33
a作用させ、その負圧により印字済みのラベルCを吸着
するように構成されている。即ち、第3図に実線で示す
ように、吸着ヘッド33が上昇位置にある場合には、該ヘ
ッド33およびこれに一体の緩衝部材33aが傾斜状態とさ
れ、この傾斜状態とされた緩衝部材33aの下面にラベル
Cが吸着されることになる。そして、上記プーリ28,28
を介してタイミングベルト29が所定方向に駆動されるこ
とにより、第3図に鎖線で示すように、アーム32と共に
吸着ヘッド33およびラベルCを吸着した緩衝部材33aが
下降されることになり、これにより、ラベルCがフィル
ム5により包装された被包装物Bの上面に貼り付けられ
るようになっている。
そして、ラベルプリンタ11とラベル貼付機12とでなる
各ラベル貼付機構10が、第3図に矢印Xで示すように、
上記プッシャー8による被包装物Bの排出方向と一致す
る前後方向に実線で示す状態と鎖線で示す状態との間で
移動可能とされている。即ち、上記包装機2の本体2aの
上面に固設されたフレーム35の上部に前後方向に延びる
複数の支持ブラケット36…36が固定されていると共に、
各ラベル貼付機構10におけるラベルプリンタ11のケーシ
ング11aの上面にベース37が一体的に取り付けられてお
り、このベース37の両側部に固定された左右一対のガイ
ド部材38,38が、上記複数の支持ブラケット36…36の側
面部に取り付けられたガイドレール39,39にそれぞれ係
合されていることにより、上記ベース37の前面に取り付
けられた把手37aを手前に引き出すことにより、各ラベ
ル貼付機構10,10の全体が、第3図に実線で示す状態よ
り矢印X方向に移動して鎖線で示すように前方に引き出
されるようになっている。
また、第2,3図に示すように、上記本体2aの所定位置
には、各ラベル貼付機構10,10の位置を検出する位置検
出センサ40,40がそれぞれ配設されており、これらの各
センサ40,40によりラベル貼付機構10,10の位置が検出さ
れるようになっている。
そして、第4図に示すように、上記表示部9aと操作部
9bとが備えられた制御装置9に、計量機構3からの被包
装物Bの重量を示す信号と、上記各位置検出センサ40,4
0からのラベル貼付機構10,10の位置を示す信号とが入力
されると共に、この制御装置9からは、上記リフター機
構4、折り込み機構6、シール機構7、プッシャー8お
よびラベル貼付機構10,10等の作動を制御する制御信号
が出力されるようになっており、上記折り込み機構6に
よる包装動作およびプッシャー8による被包装物Bの排
出動作に同期した所定のタイミングでラベル貼付機構1
0,10によるラベルの貼付動作が行われると共に、上記各
位置検出センサ40,40からの信号に基づいて、第3図に
実線で示すように、各ラベル貼付機構10,10が包装ステ
ーションSの直上のラベル貼付位置にあるときには、ラ
ベルCの発行と該ラベルCの貼付とを一貫して行う自動
貼付モードに切り換えられ、また、鎖線で示すように前
方に引き出されて計量機構3ないしシール機構7の上方
にあるときにはラベルCの発行のみを行う手貼りモード
に切り換えられるようになっている。
次に、本実施例の作用を説明すると、上記各ラベル貼
付機構10の全体が、第3図に示すように、包装ステーシ
ョンSの直上の自動ラベル貼付位置とその手前の手動ラ
ベル貼付位置との間で移動可能とされていることによ
り、該ラベル貼付装置10の全体を、第3図に鎖線で示す
ように、前方に引き出すと共に、ラベル貼付機12のケー
シング12aを開くことにより、ラベルロール24の補給や
交換ないしラベル貼付機構10の保守点検作業等を極めて
容易に行い得ることになって、その作業性が一段と向上
することになる。
そして、第3図に示すように、上記計量機構3により
計量されたのち、リフター機構4により包装ステーショ
ンSに押し上げられた被包装物Bが、該包装ステーショ
ンSにおいて、折り込み機構6により包装されるのであ
るが、包装ステーションSの直上には、2台のラベル貼
付機構10,10が並列配置されているので、一方のラベル
貼付機構10により、被包装物の品名や価格ならびに重量
等を印字したラベルCを貼付し、他方のラベル貼付機構
10によりバーコード等を印字したラベルCを貼付するこ
とができ、このように、1台の計量包装値付装置で内容
の異なる2種類のラベルCを被包装物Bに貼付すること
ができる。
更に、各ラベル貼付機構10,10が、包装ステーション
Sの直上の自動ラベル貼付位置では自動貼付モードに、
また、第3図に鎖線で示すように、手前側に引き出され
た手動ラベル貼付位置では手貼りモードに自動的に切り
換えられることになり、これにより、各ラベル貼付機構
10,10を自動ラベル貼付位置と手動ラベル貼付位置との
間で移動させるだけで、一台の計量包装値付装置1によ
り手動と自動とに切り換えて被包装物BにラベルCを貼
り付けることができることになって、当該計量包装値付
装置1の汎用性が一段と向上することになる。
なお、各ラベル貼付機構10を、第3図に矢印Xで示す
前後方向に移動させて、その前後位置を調整することに
より、ラベルCの貼付位置を調整することができる。
(発明の効果) 以上のように、第1発明によれば、貼付モード切換手
段により、ラベル貼付手段の貼付モードが自動貼付モー
ドと手貼りモードに切り換え可能となっていると共に、
支持手段により、ラベル貼付手段が、包装位置直上の自
動ラベル貼付位置とその手前の手動ラベル貼付位置との
間で移動可能とされているので、包装位置直上の自動ラ
ベル貼付位置においてはラベル貼付手段により自動的に
ラベルの貼付を行うことができ、また、該ラベル貼付手
段を必要に応じて自動ラベル貼付位置の手前の手動ラベ
ル貼付位置に移動させることにより、手動でラベルを容
易に貼付することができ、しかも、この手動ラベル貼付
位置にて、ラベルシートの補給や交換ないし該貼付手段
の保守点検作業等を極めて容易に行い得ることになっ
て、それらの作業性を向上させることができる。
また、第2発明によれば、上記第1発明と同様に、ラ
ベル貼付手段が、自動貼付モードと手貼りモードに切り
換え可能となっていると共に、包装位置直上の自動ラベ
ル貼付位置とその手前の手動ラベル貼付位置との間で移
動可能とされているので、包装位置直上の自動ラベル貼
付位置において自動的にラベルの貼付を行うことがで
き、また、自動ラベル貼付位置の手前の手動ラベル貼付
位置において手動でラベルを容易に貼付することがで
き、しかも、この手動ラベル貼付位置にて、上記ラベル
貼付手段の保守点検作業等を極めて容易に行い得ること
になって、それらの作業性が向上すると共に、1台の計
量包装値付装置により内容の異なった2種類のラベルを
被包装物に貼付することが可能となる。
更に、第3発明によれば、貼付モード切換手段によ
り、ラベル貼付手段が自動ラベル貼付位置にあるときに
はその貼付モードが自動貼付モードに自動的に切り換え
られ、また該ラベル貼付手段が自動ラベル貼付位置の手
前の手動ラベル貼付位置にあるときにはその貼付モード
が手貼りモードに自動的に切り換えられるようになって
いるので、手貼りが要求される場合には、ラベル貼付手
段を手前側の手動ラベル貼付位置に移動させるだけで手
動でラベルを貼付することができ、また、自動ラベル貼
付位置に移動させた場合には自動でラベルが貼付される
ことになり、1台の計量包装値付装置で手動と自動とに
切り換えて被包装物に対してラベルを貼り付けることが
できることになって、当該装置の機能性ならびに汎用性
が一段の向上することになる。
【図面の簡単な説明】
図面は第1ないし第3発明に共通の実施例を示すもの
で、第1図は本実施例に係る計量包装値付装置の外観斜
視図、第2図は該装置の拡大正面図、第3図は該装置の
構成を示す要部拡大断面図、第4図は該装置の制御シス
テムを示すブロック図である。 1……計量包装値付装置、3……計量手段(計量機
構)、5……フィルム、6……包装手段(折り込み機
構)、9……モード切換手段(制御装置)、10……ラベ
ル貼付手段(ラベル貼付機構)、35〜39……支持手段、
40……検出手段(位置検出センサ)、B……被包装物。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装物の重量を計量する計量手段と、上
    記被計量物を緊張保持されたフィルムの下方から押し上
    げると共に、該フィルムの前後左右の側縁部を被包装物
    の底面側に折り込んで包装する包装手段と、上記計量手
    段からの出力信号に基づいて包装済みの被包装物に貼付
    するラベルを発行すると共に、該ラベルを被包装物に貼
    り付けるラベル貼付手段とを有する計量包装値付装置で
    あって、上記ラベル貼付手段が、ラベルの発行と該ラベ
    ルの貼付とを行う自動貼付モードと、ラベルの発行のみ
    を行う手貼りモードとに切り換え可能とされていると共
    に、該ラベル貼付手段を包装位置直上の自動ラベル貼付
    位置とその手前の手動ラベル貼付位置との間で移動可能
    に支持する支持手段が設けられていることを特徴とする
    計量包装値付装置。
  2. 【請求項2】被包装物の重量を計量する計量手段と、上
    記被計量物を緊張保持されたフィルムの下方から押し上
    げると共に、該フィルムの前後左右の側縁部を被包装物
    の底面側に折り込んで包装する包装手段と、上記計量手
    段からの出力信号に基づいて包装済みの被包装物に貼付
    するラベルを発行すると共に、該ラベルを被包装物に貼
    り付けるラベル貼付手段とを有する計量包装値付装置で
    あって、上記ラベル貼付手段が2台並列配置され、且つ
    それぞれが異なった内容を印字したラベルの発行及び貼
    付を行うと共に、これらのラベル貼付手段が、ラベルの
    発行と該ラベルの貼付とを行う自動貼付モードと、ラベ
    ルの発行のみを行う手貼りモードとに切り換え可能とさ
    れていると共に、各ラベル貼付手段を包装位置直上の自
    動ラベル貼付位置とその手前の手動ラベル貼付位置との
    間で移動可能に支持する支持手段が設けられていること
    を特徴とする計量包装値付装置。
  3. 【請求項3】被包装物の重量を計量する計量手段と、上
    記被包装物を緊張保持されたフィルムの下方から押し上
    げると共に、該フィルムの前後左右の側縁部を被包装物
    の底面側に折り込んで包装する包装手段と、上記計量手
    段からの出力信号に基づいて包装済みの被包装物に貼付
    するラベルを発行すると共に、該ラベルを被包装物に貼
    り付けるラベル貼付手段とを有する計量包装値付装置で
    あって、上記ラベル貼付手段が、ラベルの発行と該ラベ
    ルの貼付とを行う自動貼付モードと、ラベルの発行のみ
    を行う手貼りモードとに切り換え可能とされていると共
    に、該ラベル貼付手段を被包装物にラベルを貼り付ける
    自動ラベル貼付位置とその手前の手動ラベル貼付位置と
    の間で移動可能に支持する支持手段と、上記ラベル貼付
    手段がいずれの位置にあるかを検出する検出手段と、該
    検出手段からの信号に基づいて上記ラベル貼付手段が自
    動ラベル貼付位置にあるときにはその貼付モードを自動
    貼付モードに切り換え、また該ラベル貼付手段が手動ラ
    ベル貼付位置にあるときにはその貼付モードを手貼りモ
    ードに切り換える貼付モード切換手段とが備えられてい
    ることを特徴とする計量包装値付装置。
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