JPH1143102A - ストレッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装置 - Google Patents
ストレッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装置Info
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- JPH1143102A JPH1143102A JP21397297A JP21397297A JPH1143102A JP H1143102 A JPH1143102 A JP H1143102A JP 21397297 A JP21397297 A JP 21397297A JP 21397297 A JP21397297 A JP 21397297A JP H1143102 A JPH1143102 A JP H1143102A
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- film
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- folding
- holding
- packaging machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルムの延出部が長くなる小さな物品であ
っても、フィルム折込み後の物品底面からのフィルムの
突出を防止する。 【解決手段】 フィルムFが展張保持される包装部の下
方に、受台装置33の載置台群が昇降自在に配設され
る。受台装置33は複数の載置部材42を備え、該部材
42の載置面上に物品Mが載置される。複数の載置部材
42からなる物品載置領域の後方における左右外方の夫
々に、フィルム引張り部材46が配設される。フィルム
引張り部材46の上端は、載置部材42の載置面よりも
高い位置に位置決め設定される。またフィルム引張り部
材46は、左右の折込み部材によるフィルム折込み時
に、該折込み部材の折込み縁部と当接した際にその折込
み方向へ傾動するフィルム引張り片を備える。
っても、フィルム折込み後の物品底面からのフィルムの
突出を防止する。 【解決手段】 フィルムFが展張保持される包装部の下
方に、受台装置33の載置台群が昇降自在に配設され
る。受台装置33は複数の載置部材42を備え、該部材
42の載置面上に物品Mが載置される。複数の載置部材
42からなる物品載置領域の後方における左右外方の夫
々に、フィルム引張り部材46が配設される。フィルム
引張り部材46の上端は、載置部材42の載置面よりも
高い位置に位置決め設定される。またフィルム引張り部
材46は、左右の折込み部材によるフィルム折込み時
に、該折込み部材の折込み縁部と当接した際にその折込
み方向へ傾動するフィルム引張り片を備える。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、供給源から引出
されて包装部に展張保持されるフィルムに対し、物品を
下方から押上げることで該物品の上側をフィルムで覆
い、次いで物品の周縁から外方に延出するフィルム延出
部を物品の底面側に折込むことで包装するストレッチフ
ィルム包装機において、包装部に引出されて物品の底面
側に折込まれるフィルム延出部のフィルム折込み補助装
置に関するものである。
されて包装部に展張保持されるフィルムに対し、物品を
下方から押上げることで該物品の上側をフィルムで覆
い、次いで物品の周縁から外方に延出するフィルム延出
部を物品の底面側に折込むことで包装するストレッチフ
ィルム包装機において、包装部に引出されて物品の底面
側に折込まれるフィルム延出部のフィルム折込み補助装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばトレーに品物を収容した物品をフ
ィルムでタイトに包装する包装機として、ストレッチフ
ィルム包装機が知られている。この包装機は、包装部に
引出されたフィルムを展張保持し、受台装置の載置台に
載置された物品を下方から押上げることで伸長したフィ
ルムにより物品の上側を覆った後、該物品の周縁から外
方に延出するフィルムを底面側に折込んで包装するよう
構成されている。ストレッチフィルム包装機において
は、そのフィルムの性質上、1種類のフィルムにより複
数サイズの物品の包装が可能とされる。また、使用者も
包装作業効率の観点等から、同一サイズのフィルムで包
装可能な大から小までのサイズの物品をランダムに包装
するようにしている。
ィルムでタイトに包装する包装機として、ストレッチフ
ィルム包装機が知られている。この包装機は、包装部に
引出されたフィルムを展張保持し、受台装置の載置台に
載置された物品を下方から押上げることで伸長したフィ
ルムにより物品の上側を覆った後、該物品の周縁から外
方に延出するフィルムを底面側に折込んで包装するよう
構成されている。ストレッチフィルム包装機において
は、そのフィルムの性質上、1種類のフィルムにより複
数サイズの物品の包装が可能とされる。また、使用者も
包装作業効率の観点等から、同一サイズのフィルムで包
装可能な大から小までのサイズの物品をランダムに包装
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記包装機では、図8
に示す如く、受台装置における載置台の所定位置に、例
えば物品前端(押上げ基準端)Mfrを基準として位置決
め載置された物品Mを、包装部に展張保持されているフ
ィルムFに向けて押上げられるもので、サイズの異なる
物品Mを同一フィルムサイズで兼用包装する場合には、
物品Mの押上げ基準端である前端Mfrに対応するフィ
ルムFの基準位置Pからフィルム後端(前端Mfrに対
する物品後端Mreから外方に延出するフィルム端部)
Freまでの距離Lに対して、物品M1,M2の後端Mr
e1,Mre2からフィルム後端Freまでのフィルム後
側延出部Drの長さl1,l2が、物品Mの前端Mfrか
ら後端Mreまでのサイズによって変化する。
に示す如く、受台装置における載置台の所定位置に、例
えば物品前端(押上げ基準端)Mfrを基準として位置決
め載置された物品Mを、包装部に展張保持されているフ
ィルムFに向けて押上げられるもので、サイズの異なる
物品Mを同一フィルムサイズで兼用包装する場合には、
物品Mの押上げ基準端である前端Mfrに対応するフィ
ルムFの基準位置Pからフィルム後端(前端Mfrに対
する物品後端Mreから外方に延出するフィルム端部)
Freまでの距離Lに対して、物品M1,M2の後端Mr
e1,Mre2からフィルム後端Freまでのフィルム後
側延出部Drの長さl1,l2が、物品Mの前端Mfrか
ら後端Mreまでのサイズによって変化する。
【0004】この場合において、物品Mの前端Mfr
(押上げ基準端)とフィルム後端Freとの間の距離L
を、当該包装機で包装する小さなサイズの物品M1に合
わせて設定すると、大きなサイズの物品M2の包装に際
してその底面側に折込まれたフィルムFのフィルム前側
延出部Dfと、フィルム後側延出部Drとが重ならず、
包装不良が発生するおそれがある。従って、大きなサイ
ズの物品M2に対して、その底面側に折込まれるフィル
ム後側延出部Drの長さl2を、包装するに際して底面
側での前側延出部Dfとの重なり部分が充分に得られる
ように、前端Mfrとフィルム後端部Freとの間の距
離Lが設定される。しかしこの場合は、小さいサイズの
物品M1に対しては底面側に折込まれる後側延出部Dr
の長さl1が長すぎることとなり、後側延出部Drが後
側に折返されてしまい、その折返し部分が物品M1の底
面内に収まりきらなくなる。殊に、図8に示す如く、大
きなサイズの物品M2の後端隅部からフィルム後端隅部
までの長さbに対して、小さいサイズの物品M1の後端
隅部からフィルム後端隅部までの長さaが長く、後側延
出部Drにおける折返し部分の隅部が物品M1の外方に
尻尾状にはみ出してしまう欠点がある(図9参照)。
(押上げ基準端)とフィルム後端Freとの間の距離L
を、当該包装機で包装する小さなサイズの物品M1に合
わせて設定すると、大きなサイズの物品M2の包装に際
してその底面側に折込まれたフィルムFのフィルム前側
延出部Dfと、フィルム後側延出部Drとが重ならず、
包装不良が発生するおそれがある。従って、大きなサイ
ズの物品M2に対して、その底面側に折込まれるフィル
ム後側延出部Drの長さl2を、包装するに際して底面
側での前側延出部Dfとの重なり部分が充分に得られる
ように、前端Mfrとフィルム後端部Freとの間の距
離Lが設定される。しかしこの場合は、小さいサイズの
物品M1に対しては底面側に折込まれる後側延出部Dr
の長さl1が長すぎることとなり、後側延出部Drが後
側に折返されてしまい、その折返し部分が物品M1の底
面内に収まりきらなくなる。殊に、図8に示す如く、大
きなサイズの物品M2の後端隅部からフィルム後端隅部
までの長さbに対して、小さいサイズの物品M1の後端
隅部からフィルム後端隅部までの長さaが長く、後側延
出部Drにおける折返し部分の隅部が物品M1の外方に
尻尾状にはみ出してしまう欠点がある(図9参照)。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、物品の押上げ基準端と反対側の物品
端縁側に延出するフィルム延出部が長くなる小さな物品
であっても、フィルム折込み後の物品底面からのフィル
ムの突出を防止することのできるストレッチフィルム包
装機のフィルム折込み補助装置を提供することを目的と
する。
している課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、物品の押上げ基準端と反対側の物品
端縁側に延出するフィルム延出部が長くなる小さな物品
であっても、フィルム折込み後の物品底面からのフィル
ムの突出を防止することのできるストレッチフィルム包
装機のフィルム折込み補助装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため本発明は、包装部に引
出されたフィルムを挟持して展張保持する挟持手段と、
包装部に展張保持されているフィルムに向けて所定位置
に位置決め載置された物品を押上げる受台装置と、物品
の周縁から外方に延出するフィルムを物品の底面側に折
込む折込み手段とからなるストレッチフィルム包装機に
おいて、前記物品の押上げ基準端と反対側の物品端縁側
に延出するフィルム延出部における前記受台装置の物品
載置領域から外れた該延出部の延出方向と交差する両側
に臨む部位に下方から当接可能な位置に、フィルム引張
り部材が昇降自在に配設され、前記フィルム引張り部材
は、その最上昇位置での上端が、受台装置による物品最
上昇位置における物品載置面より上方に位置するフィル
ム引張り片を備え、前記フィルム引張り片は、常には起
立状態で静止すると共に、前記折込み手段による物品底
面側へのフィルム折込みに際して、該折込み手段のフィ
ルム折込み縁部との当接により折込み手段の折込み方向
に傾動可能に構成されていることを特徴とする。
所期の目的を好適に達成するため本発明は、包装部に引
出されたフィルムを挟持して展張保持する挟持手段と、
包装部に展張保持されているフィルムに向けて所定位置
に位置決め載置された物品を押上げる受台装置と、物品
の周縁から外方に延出するフィルムを物品の底面側に折
込む折込み手段とからなるストレッチフィルム包装機に
おいて、前記物品の押上げ基準端と反対側の物品端縁側
に延出するフィルム延出部における前記受台装置の物品
載置領域から外れた該延出部の延出方向と交差する両側
に臨む部位に下方から当接可能な位置に、フィルム引張
り部材が昇降自在に配設され、前記フィルム引張り部材
は、その最上昇位置での上端が、受台装置による物品最
上昇位置における物品載置面より上方に位置するフィル
ム引張り片を備え、前記フィルム引張り片は、常には起
立状態で静止すると共に、前記折込み手段による物品底
面側へのフィルム折込みに際して、該折込み手段のフィ
ルム折込み縁部との当接により折込み手段の折込み方向
に傾動可能に構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】包装部に引出されたフィルムは、挟持手段によ
り挟持された状態で展張保持される。包装部に展張保持
されているフィルムに向けて、下方から物品が受台装置
により押上げられることにより、該物品の上側はフィル
ムで覆われる。この物品の上側を覆うフィルムにおける
物品の押上げ基準端と反対側の物品端縁側でその延出方
向と交差する物品を挟む両側に位置する部位は、受台装
置と共に上昇するフィルム引張り部材により受台載置の
物品載置面より高く押上げられる。物品の周縁から外方
に延出するフィルム延出部が折込み手段により物品の底
面側に折込まれる際に、折込み手段がフィルム引張り部
材に当接して該引張り部材をフィルム折込み方向に傾倒
する。このときフィルム引張り部材に引掛かった状態と
なっているフィルムの2隅部位は、折込み手段により折
重ねられるように寄せられて伸張されているフィルムに
対して自己粘着作用により重合状態で付着することで、
該フィルムが物品底面側に折込まれる際にはその長さが
減少し、包装後における小さい物品の底面からフィルム
が突出するのが防止される。
り挟持された状態で展張保持される。包装部に展張保持
されているフィルムに向けて、下方から物品が受台装置
により押上げられることにより、該物品の上側はフィル
ムで覆われる。この物品の上側を覆うフィルムにおける
物品の押上げ基準端と反対側の物品端縁側でその延出方
向と交差する物品を挟む両側に位置する部位は、受台装
置と共に上昇するフィルム引張り部材により受台載置の
物品載置面より高く押上げられる。物品の周縁から外方
に延出するフィルム延出部が折込み手段により物品の底
面側に折込まれる際に、折込み手段がフィルム引張り部
材に当接して該引張り部材をフィルム折込み方向に傾倒
する。このときフィルム引張り部材に引掛かった状態と
なっているフィルムの2隅部位は、折込み手段により折
重ねられるように寄せられて伸張されているフィルムに
対して自己粘着作用により重合状態で付着することで、
該フィルムが物品底面側に折込まれる際にはその長さが
減少し、包装後における小さい物品の底面からフィルム
が突出するのが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るストレッチフ
ィルム包装機のフィルム折込み補助装置につき、好適な
実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明す
る。
ィルム包装機のフィルム折込み補助装置につき、好適な
実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明す
る。
【0009】図1に示すように、原反ロール10から引
出されたフィルムFは、案内ローラ11を介して支持機
構12に向け給送されるようになっている。この支持機
構12は、図2に示す如く、フィルム引出し方向と交差
する幅方向に離間して機枠13に配設された一対の保持
部材14,14間に架設され、上下に対向する一対のロ
ーラ15,15と、このローラ15,15の配設位置より
フィルム引出し方向前側に配設されて、上下に対向する
一対の支持板16,16とで構成される。そして、上側
のローラ15および支持板16と、下側のローラ15お
よび支持板16との間に、フィルムFを引出し可能な状
態で支持するようになっている。また両支持板16,1
6は、平面視において櫛歯状に形成され、両支持板1
6,16で支持しているフィルムFの前端縁を、後述す
るフィルム引出し機構22で支障なく挟持し得るよう構
成される。
出されたフィルムFは、案内ローラ11を介して支持機
構12に向け給送されるようになっている。この支持機
構12は、図2に示す如く、フィルム引出し方向と交差
する幅方向に離間して機枠13に配設された一対の保持
部材14,14間に架設され、上下に対向する一対のロ
ーラ15,15と、このローラ15,15の配設位置より
フィルム引出し方向前側に配設されて、上下に対向する
一対の支持板16,16とで構成される。そして、上側
のローラ15および支持板16と、下側のローラ15お
よび支持板16との間に、フィルムFを引出し可能な状
態で支持するようになっている。また両支持板16,1
6は、平面視において櫛歯状に形成され、両支持板1
6,16で支持しているフィルムFの前端縁を、後述す
るフィルム引出し機構22で支障なく挟持し得るよう構
成される。
【0010】前記支持機構12からフィルム引出し方向
前側に離間する位置に、フィルム引出し方向と交差する
幅方向に延在するカッター17が、後述する受台装置3
3の載置台44と一体的に上下動するよう配設される。
そして、このカッター17が、フィルム経路の下方に臨
む待機位置から上方の作動位置に移動することで、フィ
ルムFを支持機構12の前側で幅方向の全長に亘って切
断するよう構成される。
前側に離間する位置に、フィルム引出し方向と交差する
幅方向に延在するカッター17が、後述する受台装置3
3の載置台44と一体的に上下動するよう配設される。
そして、このカッター17が、フィルム経路の下方に臨
む待機位置から上方の作動位置に移動することで、フィ
ルムFを支持機構12の前側で幅方向の全長に亘って切
断するよう構成される。
【0011】前記カッター17の配設位置よりフィルム
引出し方向前側に、フィルムFを上下方向から挟持する
挟持手段としての後部挟持機構18が配設されている。
この後部挟持機構18は、図3に示す如く、フィルム経
路の上方に配設固定されて幅方向に延在する固定挟持体
19と、フィルム経路の下方において作動機構20に支
持されて固定挟持体19と対向する可動挟持体21とを
備え、作動機構20により可動挟持体21を固定挟持体
19に対して開閉(近接・離間移動)するよう構成され
る。そして、可動挟持体21を固定挟持体19に対し閉
じることで、両挟持体19,21の間でフィルムFにお
けるフィルム引出し方向の後端部近傍を挟持するように
なっている(図6参照)。なお、可動挟持体21が開いて
いる状態で、後述するフィルム引出し機構22が両挟持
体19,21の間を通過して支持機構12に近接し得る
よう設定される。
引出し方向前側に、フィルムFを上下方向から挟持する
挟持手段としての後部挟持機構18が配設されている。
この後部挟持機構18は、図3に示す如く、フィルム経
路の上方に配設固定されて幅方向に延在する固定挟持体
19と、フィルム経路の下方において作動機構20に支
持されて固定挟持体19と対向する可動挟持体21とを
備え、作動機構20により可動挟持体21を固定挟持体
19に対して開閉(近接・離間移動)するよう構成され
る。そして、可動挟持体21を固定挟持体19に対し閉
じることで、両挟持体19,21の間でフィルムFにお
けるフィルム引出し方向の後端部近傍を挟持するように
なっている(図6参照)。なお、可動挟持体21が開いて
いる状態で、後述するフィルム引出し機構22が両挟持
体19,21の間を通過して支持機構12に近接し得る
よう設定される。
【0012】前記可動挟持体21の長さ(左右方向の長
さ)寸法は、フィルムFの幅以上に設定され、固定挟持
体19に当接してフィルムFを挟持する中央挟持部21
aと、中央挟持部21aの左右両側に設けられて、フィ
ルムFの引出し時から折込み時に亘ってフィルムFを下
方から掬いうけることで、左右のフィルムFの垂下がり
を防止する側部支持部21b,21bとを備えている。
また中央挟持部21aは、後述するフィルム引張り部材
46によりフィルム後方左右両側部が引張られる際に、
フィルムFの弛みが許容されるような長さ寸法に設定さ
れている。なお、固定挟持体19の中央に下方に突出す
る中央挟持部を形成し、可動挟持体21のフィルム挟持
面をフラットに形成することでも同様の作用を奏する。
さ)寸法は、フィルムFの幅以上に設定され、固定挟持
体19に当接してフィルムFを挟持する中央挟持部21
aと、中央挟持部21aの左右両側に設けられて、フィ
ルムFの引出し時から折込み時に亘ってフィルムFを下
方から掬いうけることで、左右のフィルムFの垂下がり
を防止する側部支持部21b,21bとを備えている。
また中央挟持部21aは、後述するフィルム引張り部材
46によりフィルム後方左右両側部が引張られる際に、
フィルムFの弛みが許容されるような長さ寸法に設定さ
れている。なお、固定挟持体19の中央に下方に突出す
る中央挟持部を形成し、可動挟持体21のフィルム挟持
面をフラットに形成することでも同様の作用を奏する。
【0013】前記支持機構12の配設位置よりフィルム
引出し方向前側に、支持機構12に対して水平に近接・
離間移動自在なフィルム引出し機構22が配設されてい
る。このフィルム引出し機構22は、フィルム経路を挟
んで上側に位置する固定挟持体23と下側に位置する可
動挟持体24とからなり、両挟持体23,24でフィル
ムFの前端縁を挟持するよう構成してある。また可動挟
持体24は、図2に一部を示す如く、支持機構12にお
ける支持板16,16の櫛歯と干渉しない櫛歯状に形成
されて、支持板16,16で支持されているフィルムF
の前端縁を上下の挟持体23,24で挟持し得るよう構
成される。なお、実施例では、前記フィルム引出し機構
22が、フィルムFの前端縁を挟持する挟持手段を兼用
する。
引出し方向前側に、支持機構12に対して水平に近接・
離間移動自在なフィルム引出し機構22が配設されてい
る。このフィルム引出し機構22は、フィルム経路を挟
んで上側に位置する固定挟持体23と下側に位置する可
動挟持体24とからなり、両挟持体23,24でフィル
ムFの前端縁を挟持するよう構成してある。また可動挟
持体24は、図2に一部を示す如く、支持機構12にお
ける支持板16,16の櫛歯と干渉しない櫛歯状に形成
されて、支持板16,16で支持されているフィルムF
の前端縁を上下の挟持体23,24で挟持し得るよう構
成される。なお、実施例では、前記フィルム引出し機構
22が、フィルムFの前端縁を挟持する挟持手段を兼用
する。
【0014】前記機枠13のフィルム経路を挟んで幅方
向に離間する位置に、図2に示す如く、フィルム引出し
方向と平行な一対の案内軸25,25が配設され、両軸
25,25間にフィルム引出し機構22の固定挟持体2
3が摺動自在に架設されている。また各案内軸25に近
接する位置に、フィルム引出し方向の前後に離間して機
枠13に回転自在に枢支されたプーリ26,26間に巻
掛けられた無端ベルト27が夫々走行自在に臨み、各無
端ベルト27の適宜位置に前記固定挟持体23が固定さ
れている。一方のプーリ26は、図示しないサーボモー
タにより回転駆動され、フィルム引出し機構22を支持
機構12に近接する挟持位置と離間する作動位置との間
を水平移動させるよう構成される。すなわち、フィルム
引出し機構22が挟持位置に到来して支持機構12で支
持されているフィルムFの前端縁を挟持した後、該引出
し機構22を作動位置に移動することで、該フィルムF
を所定長さだけ原反ロール10から引出して包装部に展
張するようになっている。なおフィルムFは、後述する
物品Mの押上げ基準端(実施例では前端Mfr)を基準と
して、この基準位置Pから前方に所定長さのフィルム前
側延出部Dfが臨むように包装部に引出される。
向に離間する位置に、図2に示す如く、フィルム引出し
方向と平行な一対の案内軸25,25が配設され、両軸
25,25間にフィルム引出し機構22の固定挟持体2
3が摺動自在に架設されている。また各案内軸25に近
接する位置に、フィルム引出し方向の前後に離間して機
枠13に回転自在に枢支されたプーリ26,26間に巻
掛けられた無端ベルト27が夫々走行自在に臨み、各無
端ベルト27の適宜位置に前記固定挟持体23が固定さ
れている。一方のプーリ26は、図示しないサーボモー
タにより回転駆動され、フィルム引出し機構22を支持
機構12に近接する挟持位置と離間する作動位置との間
を水平移動させるよう構成される。すなわち、フィルム
引出し機構22が挟持位置に到来して支持機構12で支
持されているフィルムFの前端縁を挟持した後、該引出
し機構22を作動位置に移動することで、該フィルムF
を所定長さだけ原反ロール10から引出して包装部に展
張するようになっている。なおフィルムFは、後述する
物品Mの押上げ基準端(実施例では前端Mfr)を基準と
して、この基準位置Pから前方に所定長さのフィルム前
側延出部Dfが臨むように包装部に引出される。
【0015】前記包装部を挟む幅方向の両側に、フィル
ム引出し機構22により包装部に引出されたフィルムF
の幅方向両側を挟持して展張状態で保持する挟持手段と
しての左右の側部挟持機構28,28が配設されてい
る。両側部挟持機構28,28は、フィルム経路を挟ん
で上側に位置する固定挟持体29と、下側に位置して固
定挟持体29に対して開閉自在な可動挟持体30とから
なり、固定挟持体29に対して可動挟持体30を閉じる
ことでフィルムFを挟持するよう構成される。
ム引出し機構22により包装部に引出されたフィルムF
の幅方向両側を挟持して展張状態で保持する挟持手段と
しての左右の側部挟持機構28,28が配設されてい
る。両側部挟持機構28,28は、フィルム経路を挟ん
で上側に位置する固定挟持体29と、下側に位置して固
定挟持体29に対して開閉自在な可動挟持体30とから
なり、固定挟持体29に対して可動挟持体30を閉じる
ことでフィルムFを挟持するよう構成される。
【0016】前記包装部の下方には、図1に示す如く、
供給コンベヤ31が走行自在に配置されている。この供
給コンベヤ31は、走行方向に所定間隔で離間する複数
のアタッチメント32を備え、該アタッチメント32に
より物品Mを受台装置33における後述する載置台群上
まで搬送するよう構成される。また供給コンベヤ31の
走行方向下流には、前記包装部の真下に臨む位置に受台
装置33の載置台群が昇降自在に配設され、前記供給コ
ンベヤ31で搬送された物品Mは該載置台群に移載され
るようになっている。このとき、載置台群に対して物品
Mは、供給コンベヤ31による搬送方向上流側に臨む前
端(押上げ基準端)Mfrを基準として位置決め載置され
る。そして受台装置33の載置台群は、後述の機構によ
りフィルム経路を越える上方位置まで上動されて、該載
置台群に載置されている物品MでフィルムFを押上げて
その上面を覆い得るよう構成される。なお、供給コンベ
ヤ31の搬送方向と前記フィルム引出し機構22の引出
し方向とは逆となるよう設定されている。また供給コン
ベヤ31の適宜位置に物品検出センサ(図示せず)が配設
され、該センサで物品Mを検出した信号が制御装置(図
示せず)に出力されることで、包装機の運転が開始され
るよう構成される。
供給コンベヤ31が走行自在に配置されている。この供
給コンベヤ31は、走行方向に所定間隔で離間する複数
のアタッチメント32を備え、該アタッチメント32に
より物品Mを受台装置33における後述する載置台群上
まで搬送するよう構成される。また供給コンベヤ31の
走行方向下流には、前記包装部の真下に臨む位置に受台
装置33の載置台群が昇降自在に配設され、前記供給コ
ンベヤ31で搬送された物品Mは該載置台群に移載され
るようになっている。このとき、載置台群に対して物品
Mは、供給コンベヤ31による搬送方向上流側に臨む前
端(押上げ基準端)Mfrを基準として位置決め載置され
る。そして受台装置33の載置台群は、後述の機構によ
りフィルム経路を越える上方位置まで上動されて、該載
置台群に載置されている物品MでフィルムFを押上げて
その上面を覆い得るよう構成される。なお、供給コンベ
ヤ31の搬送方向と前記フィルム引出し機構22の引出
し方向とは逆となるよう設定されている。また供給コン
ベヤ31の適宜位置に物品検出センサ(図示せず)が配設
され、該センサで物品Mを検出した信号が制御装置(図
示せず)に出力されることで、包装機の運転が開始され
るよう構成される。
【0017】前記受台装置33は、図5に示す如く、左
右方向に延在する支持部材としての支持ブラケット34
の長手方向の一方の端部に、機枠13に配設固定されて
上下に延在するガイドレール35を挟むように3つのガ
イドローラ36が回転自在に設けられると共に、他方の
端部には、機枠13に配設固定されて上下に延在するス
ライドロッド37に摺動自在に嵌挿されたスライドボス
38が配設されている。また支持ブラケット34の長手
方向両端部には、昇降用レバー39の先端に回転自在に
枢支された連結部材40が夫々接続され、一対の昇降用
レバー39,39を図示しない駆動手段により作動する
ことで、支持ブラケット34はガイドレール35および
スライドロッド37に沿って平行姿勢を保持したまま垂
直に上下動するよう構成される。
右方向に延在する支持部材としての支持ブラケット34
の長手方向の一方の端部に、機枠13に配設固定されて
上下に延在するガイドレール35を挟むように3つのガ
イドローラ36が回転自在に設けられると共に、他方の
端部には、機枠13に配設固定されて上下に延在するス
ライドロッド37に摺動自在に嵌挿されたスライドボス
38が配設されている。また支持ブラケット34の長手
方向両端部には、昇降用レバー39の先端に回転自在に
枢支された連結部材40が夫々接続され、一対の昇降用
レバー39,39を図示しない駆動手段により作動する
ことで、支持ブラケット34はガイドレール35および
スライドロッド37に沿って平行姿勢を保持したまま垂
直に上下動するよう構成される。
【0018】前記支持ブラケット34には、前後方向に
延在する複数の第1支軸41が同一水平面内で左右方向
に所定間隔離間して配設され、各支軸41に複数の載置
部材42が取付けられている。この載置部材42は、第
1支軸41に位置決め固定された腕部43と、この腕部
43の上端部に傾動可能に配設された載置台44とから
構成され、該載置台44は、ばね45の弾性力により常
には起立状態で静止し、その上端の載置面が略同一水平
面上に保持されている。そして各載置台44は、後述す
る後、左右の折込み部材54,55,55によるフィルム
折込みに際し、前後左右の両方向またはそのいずれかの
方向へばね45の弾性力に抗して傾動し得るようになっ
ている。受台装置33における各載置部材42は、物品
Mの最大包装可能寸法に対応して、それらの物品Mを載
置して上昇しフィルムFを押上げる際に下方から物品M
を安定して支持し得る間隔および位置関係で配置されて
いる。なお、前記複数の第1支軸41に代えて、支持ブ
ラケット34の上面に1枚の基台を配設固定し、この基
台上に複数の載置部材42を所要のパターンでまとめて
配置する構成を採用し得る。
延在する複数の第1支軸41が同一水平面内で左右方向
に所定間隔離間して配設され、各支軸41に複数の載置
部材42が取付けられている。この載置部材42は、第
1支軸41に位置決め固定された腕部43と、この腕部
43の上端部に傾動可能に配設された載置台44とから
構成され、該載置台44は、ばね45の弾性力により常
には起立状態で静止し、その上端の載置面が略同一水平
面上に保持されている。そして各載置台44は、後述す
る後、左右の折込み部材54,55,55によるフィルム
折込みに際し、前後左右の両方向またはそのいずれかの
方向へばね45の弾性力に抗して傾動し得るようになっ
ている。受台装置33における各載置部材42は、物品
Mの最大包装可能寸法に対応して、それらの物品Mを載
置して上昇しフィルムFを押上げる際に下方から物品M
を安定して支持し得る間隔および位置関係で配置されて
いる。なお、前記複数の第1支軸41に代えて、支持ブ
ラケット34の上面に1枚の基台を配設固定し、この基
台上に複数の載置部材42を所要のパターンでまとめて
配置する構成を採用し得る。
【0019】図4に示す如く、前記複数の載置部材42
からなる物品載置領域から外れた後方(物品押上げ基準
端と反対側であって実施例ではフィルム引出し方向後
側)における左右外方の夫々に、フィルム引張り部材4
6が配設されている。このフィルム引張り部材46は、
支持ブラケット34の第1支軸群を挟む左右両側に配設
された第2支軸47に位置決め固定された保持部48
と、この保持部48の上端部に傾動可能に配設されたフ
ィルム引張り片49とから構成され、該引張り片49
は、ばね50の弾性力により常には起立状態で静止する
よう構成される。そしてこのフィルム引張り片49は、
後、左右の折込み部材54,55,55によるフィルム折
込み時に、該折込み部材54,55,55の折込み縁部と
当接した際にその折込み方向へばね50の弾性力に抗し
て傾動し得るようになっている。またフィルム引張り片
49の上端位置は、図6に示すように、前記載置部材4
2における載置台44の物品載置面よりも高い位置に位
置決め設定されると共に、載置台44の傾動支点と同一
の高さで傾動支持されるよう構成される。
からなる物品載置領域から外れた後方(物品押上げ基準
端と反対側であって実施例ではフィルム引出し方向後
側)における左右外方の夫々に、フィルム引張り部材4
6が配設されている。このフィルム引張り部材46は、
支持ブラケット34の第1支軸群を挟む左右両側に配設
された第2支軸47に位置決め固定された保持部48
と、この保持部48の上端部に傾動可能に配設されたフ
ィルム引張り片49とから構成され、該引張り片49
は、ばね50の弾性力により常には起立状態で静止する
よう構成される。そしてこのフィルム引張り片49は、
後、左右の折込み部材54,55,55によるフィルム折
込み時に、該折込み部材54,55,55の折込み縁部と
当接した際にその折込み方向へばね50の弾性力に抗し
て傾動し得るようになっている。またフィルム引張り片
49の上端位置は、図6に示すように、前記載置部材4
2における載置台44の物品載置面よりも高い位置に位
置決め設定されると共に、載置台44の傾動支点と同一
の高さで傾動支持されるよう構成される。
【0020】前記フィルム引張り片49は、例えばナイ
ロン樹脂等を材質としてその上端が山形等の突状に形成
されると共に、少なくともフィルムFとの当接表面には
フィルムFとの摩擦抵抗を低減するため凹凸処理が施さ
れ、後、左右の折込み部材54,55,55によるフィル
ム折込み時にフィルムFとの接触により該フィルムFに
損傷を与えないよう構成してある。なお、実施例のフィ
ルム引張り片49には、ナイロン樹脂素材からなる本体
の上端に布サック等のフィルム損傷防止部材51が装着
され、フィルムFを引掛けて折重ねるに際して、フィル
ムFの破れ等の防止対策を確実なものとしている。
ロン樹脂等を材質としてその上端が山形等の突状に形成
されると共に、少なくともフィルムFとの当接表面には
フィルムFとの摩擦抵抗を低減するため凹凸処理が施さ
れ、後、左右の折込み部材54,55,55によるフィル
ム折込み時にフィルムFとの接触により該フィルムFに
損傷を与えないよう構成してある。なお、実施例のフィ
ルム引張り片49には、ナイロン樹脂素材からなる本体
の上端に布サック等のフィルム損傷防止部材51が装着
され、フィルムFを引掛けて折重ねるに際して、フィル
ムFの破れ等の防止対策を確実なものとしている。
【0021】前記機枠13には、図1に示す如く、包装
部の上方に物品押え板52が配設されると共に、該物品
押え板52の下方に、前記受台装置33により押上げら
れた物品Mをフィルム引出し方向の前方に搬出するため
の物品搬出部材53が前後方向に移動自在に配設されて
いる。また機枠13には、受台装置33が上動した際に
物品Mの下方に臨む位置に、物品Mのフィルム引出し方
向後側の周縁から外方に延出するフィルム延出部を物品
Mの底面側に折込む後部折込み部材(折込み手段)54が
フィルム引出し方向前後に移動自在に配設されると共
に、フィルム引出し方向と交差する左右両側の周縁から
外方に延出するフィルム延出部を物品Mの底面側に折込
む左右の側部折込み部材(折込み手段)55,55が水平
方向に回動可能に配設されている。後部折込み部材54
と左右の側部折込み部材55,55とは連杆56,56を
介して連動するよう連結されており、後部折込み部材5
4が前後方向へ移動することで左右の側部折込み部材5
5,55が開閉移動して、物品Mの後側および左右の周
縁から外方に延出するフィルム延出部を物品Mの底面側
に夫々折込むよう構成される。
部の上方に物品押え板52が配設されると共に、該物品
押え板52の下方に、前記受台装置33により押上げら
れた物品Mをフィルム引出し方向の前方に搬出するため
の物品搬出部材53が前後方向に移動自在に配設されて
いる。また機枠13には、受台装置33が上動した際に
物品Mの下方に臨む位置に、物品Mのフィルム引出し方
向後側の周縁から外方に延出するフィルム延出部を物品
Mの底面側に折込む後部折込み部材(折込み手段)54が
フィルム引出し方向前後に移動自在に配設されると共
に、フィルム引出し方向と交差する左右両側の周縁から
外方に延出するフィルム延出部を物品Mの底面側に折込
む左右の側部折込み部材(折込み手段)55,55が水平
方向に回動可能に配設されている。後部折込み部材54
と左右の側部折込み部材55,55とは連杆56,56を
介して連動するよう連結されており、後部折込み部材5
4が前後方向へ移動することで左右の側部折込み部材5
5,55が開閉移動して、物品Mの後側および左右の周
縁から外方に延出するフィルム延出部を物品Mの底面側
に夫々折込むよう構成される。
【0022】前記受台装置33により押上げられた物品
Mを挟んで後部折込み部材54と反対側に、図4に示す
如く、複数の物品排出ローラ57と該ローラ間に掛け渡
された排出ベルト58とからなる前部折込み部材(折込
み手段)59が機枠13に配設固定され、前記物品搬出
部材53により物品Mが搬出される際に、物品Mを載置
して下流側に移送することで前部折込み部材59によっ
て物品Mのフィルム引出し方向前側の周縁から外方に延
出するフィルム延出部が物品Mの底面側に折込まれるよ
うになっている。なお、前部折込み部材59の配設位置
より搬出方向前方に、複数の移送ローラ60の配設間に
熱溶着面が設けられるヒータブロック61が設けられ、
前部折込み部材59の配設位置を通過した物品Mがヒー
タブロック61に移送された所定タイミングで複数の移
送ローラ60が下降することで、該ブロック61上を走
行する無端状耐熱ベルトからなるヒータベルト62に載
置され、該ヒータベルト62により物品Mが直交方向に
移送される間に、該物品Mの下面側におけるフィルム重
合部が熱溶着されるよう構成される。
Mを挟んで後部折込み部材54と反対側に、図4に示す
如く、複数の物品排出ローラ57と該ローラ間に掛け渡
された排出ベルト58とからなる前部折込み部材(折込
み手段)59が機枠13に配設固定され、前記物品搬出
部材53により物品Mが搬出される際に、物品Mを載置
して下流側に移送することで前部折込み部材59によっ
て物品Mのフィルム引出し方向前側の周縁から外方に延
出するフィルム延出部が物品Mの底面側に折込まれるよ
うになっている。なお、前部折込み部材59の配設位置
より搬出方向前方に、複数の移送ローラ60の配設間に
熱溶着面が設けられるヒータブロック61が設けられ、
前部折込み部材59の配設位置を通過した物品Mがヒー
タブロック61に移送された所定タイミングで複数の移
送ローラ60が下降することで、該ブロック61上を走
行する無端状耐熱ベルトからなるヒータベルト62に載
置され、該ヒータベルト62により物品Mが直交方向に
移送される間に、該物品Mの下面側におけるフィルム重
合部が熱溶着されるよう構成される。
【0023】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係るストレッ
チフィルム包装機のフィルム折込み補助装置の作用につ
き説明する。
チフィルム包装機のフィルム折込み補助装置の作用につ
き説明する。
【0024】前記供給コンベヤ31に物品Mを載置する
と、図示しない物品検出センサの検出信号が制御装置に
出力され、当該包装機の運転が開始される。すなわち、
供給コンベヤ31に供給された物品Mは、該コンベヤ3
1により最下降状態の受台装置33に向けて移送されて
載置部材群の物品載置面上に載置されて停止する。な
お、受台装置33の載置部材群に対して物品Mは、その
前端(押上げ基準端)Mfrを基準として位置決め載置さ
れる。
と、図示しない物品検出センサの検出信号が制御装置に
出力され、当該包装機の運転が開始される。すなわち、
供給コンベヤ31に供給された物品Mは、該コンベヤ3
1により最下降状態の受台装置33に向けて移送されて
載置部材群の物品載置面上に載置されて停止する。な
お、受台装置33の載置部材群に対して物品Mは、その
前端(押上げ基準端)Mfrを基準として位置決め載置さ
れる。
【0025】前記包装機の運転開始によってフィルム引
出し機構22が支持機構12に接近し、該引出し機構2
2の停止状態で可動挟持体24が固定挟持体23に対し
閉じ、両者の間でフィルムFの前端縁が挟持される。そ
して、フィルム引出し機構22が支持機構12から離間
することで、包装部にフィルムFが引出される。また、
前記後部挟持機構18の可動挟持体21が固定挟持体1
9に対し閉じて、支持機構12の直前でフィルムFの後
部が両挟持体19,21間に挟持されると共に、両側部
挟持機構28,28の可動挟持体30,30が固定挟持体
29,29に対し閉じて、フィルムFの引出し方向と直
交するフィルムFの幅方向両端縁部が両挟持体29,3
0間に夫々挟持される。これにより包装部には、四方が
挟持されたフィルムFが展張保持される。
出し機構22が支持機構12に接近し、該引出し機構2
2の停止状態で可動挟持体24が固定挟持体23に対し
閉じ、両者の間でフィルムFの前端縁が挟持される。そ
して、フィルム引出し機構22が支持機構12から離間
することで、包装部にフィルムFが引出される。また、
前記後部挟持機構18の可動挟持体21が固定挟持体1
9に対し閉じて、支持機構12の直前でフィルムFの後
部が両挟持体19,21間に挟持されると共に、両側部
挟持機構28,28の可動挟持体30,30が固定挟持体
29,29に対し閉じて、フィルムFの引出し方向と直
交するフィルムFの幅方向両端縁部が両挟持体29,3
0間に夫々挟持される。これにより包装部には、四方が
挟持されたフィルムFが展張保持される。
【0026】次いで、物品Mが載置された受台装置33
の載置台群が、前左右各端縁および後部が挟持されたフ
ィルムFに向けて下側から上昇し、図6に示す如く、該
物品Mの上面でフィルムFを押上げて伸張しつつ最上昇
位置に至る。なお、物品Mが最上昇する直前で、受台装
置33の載置台44と一体的に昇降するよう配設された
カッター17によりフィルムFの後部が切断される。ま
た受台装置33に配設されたフィルム引張り部材46,
46により、物品Mの後方左右両側部に位置するフィル
ムFは、前記載置台44の物品載置面より高く押上げら
れる。
の載置台群が、前左右各端縁および後部が挟持されたフ
ィルムFに向けて下側から上昇し、図6に示す如く、該
物品Mの上面でフィルムFを押上げて伸張しつつ最上昇
位置に至る。なお、物品Mが最上昇する直前で、受台装
置33の載置台44と一体的に昇降するよう配設された
カッター17によりフィルムFの後部が切断される。ま
た受台装置33に配設されたフィルム引張り部材46,
46により、物品Mの後方左右両側部に位置するフィル
ムFは、前記載置台44の物品載置面より高く押上げら
れる。
【0027】前記受台装置33が最も上昇すると、物品
Mの上側をフィルムFが覆う。また、後、左右の各折込
み部材54,55,55がフィルムFに当接し始めて、各
折込み部材54,55,55が物品Mの底面にフィルムF
を折込むと共に、後部折込み部材54が物品Mの底面を
受ける。このフィルム折込み動作と同調して、後部挟持
機構18における可動挟持体21が固定挟持体19に対
して開き、フィルムFの後端縁に対する挟持が解除され
ると共に、両側部挟持機構28,28の可動挟持体30,
30が固定挟持体29,29に対し夫々開き、フィルム
Fの幅方向の左右両端縁に対する把持が解除される。
Mの上側をフィルムFが覆う。また、後、左右の各折込
み部材54,55,55がフィルムFに当接し始めて、各
折込み部材54,55,55が物品Mの底面にフィルムF
を折込むと共に、後部折込み部材54が物品Mの底面を
受ける。このフィルム折込み動作と同調して、後部挟持
機構18における可動挟持体21が固定挟持体19に対
して開き、フィルムFの後端縁に対する挟持が解除され
ると共に、両側部挟持機構28,28の可動挟持体30,
30が固定挟持体29,29に対し夫々開き、フィルム
Fの幅方向の左右両端縁に対する把持が解除される。
【0028】前記フィルム折込み動作に際し、前記フィ
ルム引張り部材46,46のフィルム引張り片49,49
に、後、左右の折込み部材54,55,55の折込み縁部
が当接し、図5に示すように該引張り片49,49は斜
め前方に傾動する。このとき、各フィルム引張り片49
に引掛かった状態となっているフィルムFの後方隅部が
折込み部材54,55,55によって折重ねられるように
寄せられ、物品Mによって伸張されているフィルムFに
対して自己粘着作用で重合状態で付着する。すなわち、
フィルムFにおける物品Mの後側に延出するフィルム後
側延出部Drの隅部が物品Mの底面側に折込まれる際に
はその長さが減少し、包装後における物品Mの底面左右
両側部からフィルムFが突出するのは確実に防止され
る。
ルム引張り部材46,46のフィルム引張り片49,49
に、後、左右の折込み部材54,55,55の折込み縁部
が当接し、図5に示すように該引張り片49,49は斜
め前方に傾動する。このとき、各フィルム引張り片49
に引掛かった状態となっているフィルムFの後方隅部が
折込み部材54,55,55によって折重ねられるように
寄せられ、物品Mによって伸張されているフィルムFに
対して自己粘着作用で重合状態で付着する。すなわち、
フィルムFにおける物品Mの後側に延出するフィルム後
側延出部Drの隅部が物品Mの底面側に折込まれる際に
はその長さが減少し、包装後における物品Mの底面左右
両側部からフィルムFが突出するのは確実に防止され
る。
【0029】なお、前記後部挟持機構18における可動
挟持体21では、前記フィルム引張り部材46,46に
より引張られるフィルム後方左右両側部に対応する部位
でのフィルムFの弛みが許容されているから、該フィル
ムFの折込み部材54,55,55による折重ねが円滑に
なされる。
挟持体21では、前記フィルム引張り部材46,46に
より引張られるフィルム後方左右両側部に対応する部位
でのフィルムFの弛みが許容されているから、該フィル
ムFの折込み部材54,55,55による折重ねが円滑に
なされる。
【0030】前記後部折込み部材54および両側部折込
み部材55,55が閉じ、物品Mが後部折込み部材54
上に載せられた状態で、物品Mの底面側で三方からのフ
ィルムFの折込みが完了する。そして、物品Mが物品押
え板52により上方から押さえられた状態で物品搬出部
材53により前方へ押出され、前部折込み部材59によ
り物品Mの下面に対するフィルムFの前部折り込みが始
まる。またフィルム引出し機構22の可動挟持体24が
固定挟持体23に対し開き、フィルムFの前端縁に対す
る挟持が解除される。そして、後部折込み部材54上に
載せられた物品Mが、物品搬出部材53並びに物品排出
ローラ57、移送ローラ60によりヒータブロック61
に向けて搬出されてフィルムFの前部折り込みが完了す
る。前記前部折込み部材59の配設位置を通過した物品
Mが、ヒータブロック61に移送されて停止した所定タ
イミングで複数の移送ローラ60が下降することで該ブ
ロック61上を走行するヒータベルト62に載置され、
該ヒータベルト62により物品Mが直交方向に移送され
る間に物品Mの底面側におけるフィルム重合部が熱溶着
される。
み部材55,55が閉じ、物品Mが後部折込み部材54
上に載せられた状態で、物品Mの底面側で三方からのフ
ィルムFの折込みが完了する。そして、物品Mが物品押
え板52により上方から押さえられた状態で物品搬出部
材53により前方へ押出され、前部折込み部材59によ
り物品Mの下面に対するフィルムFの前部折り込みが始
まる。またフィルム引出し機構22の可動挟持体24が
固定挟持体23に対し開き、フィルムFの前端縁に対す
る挟持が解除される。そして、後部折込み部材54上に
載せられた物品Mが、物品搬出部材53並びに物品排出
ローラ57、移送ローラ60によりヒータブロック61
に向けて搬出されてフィルムFの前部折り込みが完了す
る。前記前部折込み部材59の配設位置を通過した物品
Mが、ヒータブロック61に移送されて停止した所定タ
イミングで複数の移送ローラ60が下降することで該ブ
ロック61上を走行するヒータベルト62に載置され、
該ヒータベルト62により物品Mが直交方向に移送され
る間に物品Mの底面側におけるフィルム重合部が熱溶着
される。
【0031】
【変更例】本発明は、前述した実施例の構成に限定され
るものでなく、物品の押上げ基準端から反対側の端部ま
でのサイズが変化することにより、物品の一端から延出
するフィルム延出部の長さが変わるよう構成される方式
の押上げ式ストレッチフィルム包装機に対して採用可能
である。
るものでなく、物品の押上げ基準端から反対側の端部ま
でのサイズが変化することにより、物品の一端から延出
するフィルム延出部の長さが変わるよう構成される方式
の押上げ式ストレッチフィルム包装機に対して採用可能
である。
【0032】また、前記フィルム引張り部材46に関し
ては、図7に示すように、受台装置33とは別体で昇降
自在に配設した移動体63に該引張り部材46を配設
し、この移動体63を受台装置33における載置台群の
上昇に同調して上昇することで、物品Mの押上げ基準端
とは反対側の端縁部から延出するフィルム延出部におけ
るその延出方向と交差する両側部に位置するフィルムF
を載置台44の物品載置面より高く押上げる構成を採用
することができる。
ては、図7に示すように、受台装置33とは別体で昇降
自在に配設した移動体63に該引張り部材46を配設
し、この移動体63を受台装置33における載置台群の
上昇に同調して上昇することで、物品Mの押上げ基準端
とは反対側の端縁部から延出するフィルム延出部におけ
るその延出方向と交差する両側部に位置するフィルムF
を載置台44の物品載置面より高く押上げる構成を採用
することができる。
【0033】前記実施例では、包装部へのフィルムの移
送方式をフィルム引出し機構による引出し方式とし、そ
のフィルム移送方向を供給コンベヤによる物品供給方向
とは反対方向からの引出しとし、また受台装置に載置さ
れる物品の押上げ基準端を包装部からの物品排出方向前
側としたが、フィルム移送方式、フィルム引出し方向お
よび物品の押上げ基準端等は、他の方式を採用可能であ
る。
送方式をフィルム引出し機構による引出し方式とし、そ
のフィルム移送方向を供給コンベヤによる物品供給方向
とは反対方向からの引出しとし、また受台装置に載置さ
れる物品の押上げ基準端を包装部からの物品排出方向前
側としたが、フィルム移送方式、フィルム引出し方向お
よび物品の押上げ基準端等は、他の方式を採用可能であ
る。
【0034】例えばフィルム移送方式に関しては、包装
部からの物品排出方向と直交する方向から無端ベルトに
よりフィルムを移送する移送方式を採用可能であり、こ
の場合に、受台装置へ載置される物品の押上げ基準端か
ら反対の端縁部までのサイズに応じて、フィルム延出部
が変化する側に配置される後部または前部の挟持手段の
可動挟持体に、中央挟持部と左右の側部支持部とを設け
る。また、可動挟持体を中央挟持体と左右の側部挟持体
とに分割し、フィルム折込み時のフィルム引張り部材の
引張り動作に同調して左右両側部挟持体によるフィルム
挟持を解除するよう設定することで、フィルムの弛みを
許容することも可能である。
部からの物品排出方向と直交する方向から無端ベルトに
よりフィルムを移送する移送方式を採用可能であり、こ
の場合に、受台装置へ載置される物品の押上げ基準端か
ら反対の端縁部までのサイズに応じて、フィルム延出部
が変化する側に配置される後部または前部の挟持手段の
可動挟持体に、中央挟持部と左右の側部支持部とを設け
る。また、可動挟持体を中央挟持体と左右の側部挟持体
とに分割し、フィルム折込み時のフィルム引張り部材の
引張り動作に同調して左右両側部挟持体によるフィルム
挟持を解除するよう設定することで、フィルムの弛みを
許容することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るストレ
ッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装置によれ
ば、大きいサイズから小さいサイズの物品を同一サイズ
のフィルムで包装する場合で、物品の押上げ基準端と反
対の端縁部からのフィルム延出部が長くなる小さな物品
であっても、折込まれたフィルムの底面における左右両
側からのフィルムの突出を防止して、見栄えの良い包装
を達成し得る。また、包装部から物品を排出する際等に
おいても、突出フィルムが排出部のローラ等に巻付いて
包装不良を起こすことなく安定した包装を行うことがで
きる。
ッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装置によれ
ば、大きいサイズから小さいサイズの物品を同一サイズ
のフィルムで包装する場合で、物品の押上げ基準端と反
対の端縁部からのフィルム延出部が長くなる小さな物品
であっても、折込まれたフィルムの底面における左右両
側からのフィルムの突出を防止して、見栄えの良い包装
を達成し得る。また、包装部から物品を排出する際等に
おいても、突出フィルムが排出部のローラ等に巻付いて
包装不良を起こすことなく安定した包装を行うことがで
きる。
【図1】本発明の好適な実施例に係るフィルム折込み補
助装置が採用されるストレッチフィルム包装機の概略構
成を示す側面図である。
助装置が採用されるストレッチフィルム包装機の概略構
成を示す側面図である。
【図2】実施例に係る前部挟持機構および支持機構を示
す一部切欠き平面図である。
す一部切欠き平面図である。
【図3】実施例に係る後部挟持機構を示す正面図であ
る。
る。
【図4】実施例に係る各折込み部材および受台装置を示
す平面図である。
す平面図である。
【図5】実施例に係る受台装置を示す正面図である。
【図6】実施例に係る受台装置の側面図である。
【図7】別の実施例に係る受台装置の概略平面図であ
る。
る。
【図8】包装部に展張されるフィルムと物品との関係を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】包装後の物品底面からフィルムが突出している
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
18 後部挟持機構(挟持手段) 22 フィルム引出し機構(挟持手段) 28 側部挟持機構(挟持手段) 33 受台装置 34 支持ブラケット(支持部材) 46 フィルム引張り部材 49 フィルム引張り片 51 フィルム損傷防止部材 54 後部折込み部材(折込み手段) 55 側部折込み部材(折込み手段) 59 前部折込み部材(折込み手段) F フィルム M 物品 Mfr 前端(押上げ基準端) Dr フィルム後側延出部
Claims (6)
- 【請求項1】 包装部に引出されたフィルム(F)を挟持
して展張保持する挟持手段(18,22,28)と、包装部に展張
保持されているフィルム(F)に向けて所定位置に位置決
め載置された物品(M)を押上げる受台装置(33)と、物品
(M)の周縁から外方に延出するフィルム(F)を物品(M)の
底面側に折込む折込み手段(54,55,59)とからなるストレ
ッチフィルム包装機において、 前記物品(M)の押上げ基準端(Mfr)と反対側の物品端縁側
に延出するフィルム延出部(Dr)における前記受台装置(3
3)の物品載置領域から外れた該延出部(Dr)の延出方向と
交差する両側に臨む部位に下方から当接可能な位置に、
フィルム引張り部材(46,46)が昇降自在に配設され、 前記フィルム引張り部材(46)は、その最上昇位置での上
端が、受台装置(33)による物品最上昇位置における物品
載置面より上方に位置するフィルム引張り片(49)を備
え、 前記フィルム引張り片(49)は、常には起立状態で静止す
ると共に、前記折込み手段(54,55)による物品底面側へ
のフィルム折込みに際して、該折込み手段(54,55)のフ
ィルム折込み縁部との当接により折込み手段(54,55)の
折込み方向に傾動可能に構成されていることを特徴とす
るストレッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装
置。 - 【請求項2】 前記フィルム引張り片(49)は、その上端
部が山形等の突状に形成されている請求項1記載のスト
レッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装置。 - 【請求項3】 前記フィルム引張り片(49)の上端部に
は、布サック等のフィルム損傷防止部材(51)が装着され
ている請求項1または2記載のストレッチフィルム包装
機のフィルム折込み補助装置。 - 【請求項4】 前記フィルム引張り部材(46)は、受台装
置(33)の支持部材(34)に着脱自在に配設され、該受台装
置(33)と一体的に昇降するよう構成される請求項1〜3
の何れかに記載のストレッチフィルム包装機のフィルム
折込み補助装置。 - 【請求項5】 前記フィルム引張り部材(46)は、受台装
置(33)とは別体で設けられ、該受台装置(33)の上昇に同
調して上昇すると共に前記折込み手段(54,55)での折込
み動作に先立ちフィルム下方に当接される請求項1〜3
の何れかに記載のストレッチフィルム包装機のフィルム
折込み補助装置。 - 【請求項6】 前記物品(M)の押上げ基準端(Mfr)と反対
側の物品端縁側に臨むフィルム(F)を挟持する挟持手段
(18)のフィルム挟持面は、少なくとも前記折込み手段(5
4,55)によるフィルム(F)の折込み時にはフィルム(F)の
左右方向両側部に対する挟持は解除状態となるよう設定
される請求項1〜4の何れかに記載のストレッチフィル
ム包装機のフィルム折込み補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21397297A JPH1143102A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | ストレッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21397297A JPH1143102A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | ストレッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1143102A true JPH1143102A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16648121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21397297A Pending JPH1143102A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | ストレッチフィルム包装機のフィルム折込み補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1143102A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002120808A (ja) * | 2000-10-17 | 2002-04-23 | Ishida Co Ltd | 包装装置 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP21397297A patent/JPH1143102A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002120808A (ja) * | 2000-10-17 | 2002-04-23 | Ishida Co Ltd | 包装装置 |
JP4592169B2 (ja) * | 2000-10-17 | 2010-12-01 | 株式会社イシダ | 包装装置 |
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