JP3412027B2 - ストレッチフィルム包装機におけるフィルム引出し装置 - Google Patents

ストレッチフィルム包装機におけるフィルム引出し装置

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JP3412027B2
JP3412027B2 JP05225097A JP5225097A JP3412027B2 JP 3412027 B2 JP3412027 B2 JP 3412027B2 JP 05225097 A JP05225097 A JP 05225097A JP 5225097 A JP5225097 A JP 5225097A JP 3412027 B2 JP3412027 B2 JP 3412027B2
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滋恭 仲尾
雅之 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、供給源から引出
して包装位置に略水平に展張保持される所定長さのスト
レッチフィルムに対し、被包装物を下方から押上げるこ
とで該被包装物の上側をストレッチフィルムで覆い、次
いで被包装物の周縁から外方に延出するフィルム延出部
を被包装物の下側に折込むことで包装するストレッチフ
ィルム包装機におけるフィルム引出し装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】トレー等の容器に物品を載せた被包装物
をフィルムによってタイトに包装する包装機として、ス
トレッチフィルムを使用するストレッチフィルム包装機
が従来より知られている。このストレッチフィルム包装
機は、図11に示す如く、原反ロール10から引出され
るストレッチフィルム12を案内する案内ローラ14の
フィルム引出し方向前側に、ストレッチフィルム12を
支持可能な支持機構16と挟持可能な挟持機構18およ
び引出し体20が直列に配置され、引出し体20は、ス
トレッチフィルム12の始端を挟持して包装すべき被包
装物22の大きさ(フィルム引出し方向の長さ)に応じた
量だけ水平に移動するよう構成されている。また支持機
構16と挟持機構18との間には、ストレッチフィルム
12の引出し経路を横切って上下動するカッター24が
配設され、支持機構16と挟持機構18との間に臨むス
トレッチフィルム12を、該カッター24で切断するよ
う構成される。
【0003】前記引出し体20により引出されて挟持機
構18との間の包装位置に略水平に展張状態で臨むスト
レッチフィルム12の下方に、引出し体20の移動方向
と平行に走行する供給コンベヤ26が配設されている。
この供給コンベヤ26は、その走行方向に離間する複数
のアタッチメント28を備え、該アタッチメント28に
より被包装物22を、包装位置の真下に位置する昇降可
能な物品受台30に供給するよう構成される。
【0004】すなわち前記包装機では、前記引出し体2
0によりストレッチフィルム12を原反ロール10から
所定量だけ引出し、その引出し方向後端部近傍を挟持機
構18で挟持することで、該フィルム12を包装位置に
略水平に展張保持する。また前記供給コンベヤ26によ
って被包装物22が搬送され、包装位置の真下に位置す
る物品受台30に被包装物22を移載する。そして、前
記支持機構16と挟持機構18との間に臨むストレッチ
フィルム12をカッター24で切断した後、物品受台3
0を上昇させて包装位置に展張保持されているストレッ
チフィルム12に対し、下方から被包装物22を押上げ
ることで該包装物22の上側をフィルム12で覆う。次
いで、挟持機構18と引出し体20による挟持を解除
し、被包装物22の周縁から外方に延出しているストレ
ッチフィルム12の四方の延出部を、図示しない折込み
手段により被包装物22の下側に折込みつつ重ね合わせ
ることにより包装が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記包装機において
は、被包装物22の周縁におけるフィルム引出し方向の
後側および引出し方向と交差する左右両側から外方に延
出するストレッチフィルム12の各フィルム延出部を可
動折込み部材により被包装物22の下側に折込んだ後、
当該被包装物22をフィルム引出し方向前側に搬出する
過程において、固定折込み部材でフィルム引出し方向前
側の周縁から外方に延出するフィルム延出部を被包装物
22の下側に折込むよう構成されている。また、前記供
給コンベヤ26での被包装物22の搬送方向をフィルム
引出し方向とは逆に設定することで、供給コンベヤ26
への被包装物22の供給側と包装された被包装物22の
搬出側とを同一として、包装作業を効率的に行ない得る
ようにしている。
【0006】そして、被包装物22の搬出方向と引出し
体20の引出し方向とを同一に設定した前記包装機で
は、被包装物22の大きさに関係なく、前記物品受台3
0が上動されて包装位置に至った被包装物22の搬出側
の端部(搬出端)E1が、固定折込み部材に対し一定の位
置に臨むように物品受台30に対する被包装物22の載
置位置が設定されている。言い替えれば、被包装物22
の大きさが異なっても、図11に示す如く、被包装物2
2の搬出端E1とカッター24によるストレッチフィル
ム12の切断位置(フィルム切断位置)E2との離間距離
Lは常に一定となり、被包装物22の上面、引出し方向
後側の面および下面に巻付けられるストレッチフィルム
12の長さは一定となっていた。
【0007】この場合において、被包装物22の搬出端
1とフィルム切断位置E2との間の離間距離Lを、当該
包装機で包装する小さな寸法の被包装物22に合わせて
設定すると、大きな寸法の被包装物22の包装に際して
その下側に折込まれたストレッチフィルム12のフィル
ム引出し方向前側の延出部12bと、フィルム引出し方
向後側の延出部12aとが重ならず、包装不良が発生す
るおそれがある。従って、従来は当該包装機で包装する
大きな寸法の被包装物22に対して、その下側に巻付け
られるストレッチフィルム12の後側延出部12aの長
さが、図12(a)に示す如く、包装するに際して下側で
の前側延出部12bとの重なり部分を充分に得られるよ
うに、被包装物22の搬出端E1とフィルム切断位置E2
との間の離間距離Lを設定していた。しかしこの場合
は、小さい寸法の被包装物22に対しては下側に折込ま
れる後側延出部12aが長すぎることとなり、ストレッ
チフィルム12の前側延出部12bを折込む際に、図1
2(b)に示す如く、後側延出部12aが後側に折返され
てしまい、その折返し部分が被包装物22の下面内に収
まりきらず、被包装物22の外方にはみ出してしまう欠
点がある。また、大きな寸法の被包装物22に合わせて
搬出端E1とフィルム切断位置E2との離間距離Lを設定
するために該距離Lが長くなり、装置全体が長尺化する
難点も指摘される。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、被包装物の大きさに拘らず、被包
装物の下側に折込まれたフィルムの重なり部分を充分に
確保すると共に、下側に折込まれたフィルムが被包装物
の外方にはみ出ないようにし得るストレッチフィルム包
装機におけるフィルム引出し装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、供給源から引出されて
いるストレッチフィルムの始端を挟持し、被包装物の大
きさに応じた量だけ移動して包装位置にストレッチフィ
ルムを略水平に引出す引出し手段と、該引出し手段によ
り引出されたストレッチフィルムの引出し方向後端部近
傍を挟持する挟持手段と、この挟持手段の配設位置より
引出し方向後側に配設され、前記ストレッチフィルムを
切断するカッターと、前記包装位置の下方に配設され、
前記引出し手段と挟持手段とで展張保持されているスト
レッチフィルムに向けて被包装物を押上げる押上げ手段
と、被包装物の周縁から外方に延出するフィルム延出部
を該被包装物の下側に折込む折込み手段とからなるスト
レッチフィルム包装機において、前記カッターによるス
トレッチフィルムの切断位置と前記挟持手段によるフィ
ルム挟持位置との間に、ストレッチフィルムの引出し経
の上方に臨む待機位置と、該引出し経路の下方の作動
位置との間を、ストレッチフィルムの引出し経路を横切
よう移動可能な引出し補助手段配設され前記被包
装物のフィルム引出し方向の大きさに応じた包装に要す
るフィルム包装長さが、所定の値より長い場合に、前記
引出し手段でストレッチフィルムを引出した後に、前記
引出し補助手段が前記待機位置から作動位置に移動
ことで前記供給源からストレッチフィルムを更に引出
し、前記被包装物に対するストレッチフィルムを切断し
た後のフィルム引出し方向後側に臨むフィルム延出部の
長さを可変し得るよう構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】供給源から引出されているストレッチフィルム
は、引出し体により包装位置に所定長さだけ引出され、
その引出し方向終端部近傍が挟持機構で挟持されること
で、包装位置にストレッチフィルムが展張保持される。
カッターによりストレッチフィルムが切断された後、包
装位置に展張保持されているストレッチフィルムに向け
て下方から被包装物が押上げられることにより、該被包
装物の上側はフィルムで覆われる。次いで、被包装物の
周縁から外方に延出するフィルムの延出部を被包装物の
下側に折込むことにより包装がなされる。被包装物のフ
ィルム引出し方向後側の周縁から延出するフィルム延出
部を長くする場合は、前記カッターでストレッチフィル
ムを切断する前に、引出し補助手段を作動させて、供給
源からストレッチフィルムを引出す。そしてカッターに
よりストレッチフィルムを切断することにより、被包装
物のフィルム引出し方向後側の周縁から延出するフィル
ムの延出部は長くなる。すなわち、被包装物の大きさに
応じて引出し補助手段を選択的に作動させることで、被
包装物の下側でフィルムの延出部が常に良好に重なり合
った状態で包装することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るストレッチフ
ィルム包装機におけるフィルム引出し装置につき、好適
な実施例を挙げて以下説明する。なお、図11に関連し
て従来の技術で説明したと同一の部材には同じ符号を付
すこととする。
【0012】図1に示すように、供給源としての原反ロ
ール10から引出されたストレッチフィルム12は、案
内ローラ14を介して支持機構16に向け給送されるよ
うになっている。この支持機構16は、フィルム引出し
方向と交差する幅方向に離間して機枠32に配設された
一対の保持部材34,34間に架設され、上下に対向す
る一対のローラ36,36と、このローラ36,36の配
設位置よりフィルム引出し方向前側に配設されて、上下
に対向する一対の支持板38,38とで構成される。そ
して、上側のローラ36および支持板38と、下側のロ
ーラ36および支持板38との間に、ストレッチフィル
ム12を引出し可能な状態で支持するようになってい
る。また両支持板38,38は、図2に示す如く、平面
視において櫛歯状に形成され、両支持板38,38で支
持しているストレッチフィルム12の始端を、後述する
引出し体20で支障なく挟持し得るよう構成される。
【0013】前記支持機構16からフィルム引出し方向
前側に離間する位置に、フィルム引出し方向と交差する
幅方向に延在するカッター24が、後述する物品受台3
0と一体的に上下動するよう配設される。そして、この
カッター24がフィルム経路の下方に臨む待機位置(図
3)から上方の作動位置(図4)に移動することで、スト
レッチフィルム12を支持機構16の前側で幅方向の全
長に亘って切断するよう構成される。
【0014】前記カッター24の配設位置よりフィルム
引出し方向前側に、ストレッチフィルム12を上下方向
から挟持する挟持手段としての挟持機構18が配設され
ている。この挟持機構18は、フィルム経路の上方に配
設固定されて幅方向に延在する固定板40と、フィルム
経路の下方に昇降自在に配設されて固定板40と対向す
る可動板42とから構成され、可動板42を適宜の駆動
源(図示せず)に接続する作動機構44により固定板40
から離間する下方の待機位置(図3)から固定板40に当
接する作動位置(図4)に移動することで、両板40,4
2の間でストレッチフィルム12におけるフィルム引出
し方向の後端部近傍を挟持するようになっている。な
お、可動板42が待機位置に臨んでいる状態で、後述す
る引出し体20が両板40,42の間を通過して支持機
構16に近接し得るよう設定される。
【0015】前記支持機構16の配設位置よりフィルム
引出し方向前側に、前記挟持機構18の上下に離間する
固定板40と可動板42との間を通過して、支持機構1
6に対して水平に近接・離間移動自在な引出し手段とし
ての引出し体20が配設されている。この引出し体20
は、フィルム経路を挟んで上側に位置する上板46と下
側に位置する下板48とからなり、両板46,48を開
閉機構50により閉成することでストレッチフィルム1
2の始端を挟持するよう構成される。なお、下板48が
上板46に開閉自在に配設され、開閉機構50により上
板46に対して下板48を上下動させることで、フィル
ム12の挟持と解放とを行なうようになっている。また
下板48は、図2に示す如く、支持機構16における支
持板38,38の櫛歯と干渉しない櫛歯状に形成され
て、支持板38,38で支持されているストレッチフィ
ルム12の始端を上下の板46,48で挟持し得るよう
構成される。
【0016】前記機枠32のフィルム経路を挟んで幅方
向に離間する位置に、図2に示す如く、フィルム引出し
方向と平行な一対の案内軸52,52が配設され、両軸
52,52間に引出し体20の上板46が摺動自在に架
設されている。また各案内軸52に近接する位置に、フ
ィルム引出し方向の前後に離間して機枠32に回転自在
に枢支されたプーリ54,54間に巻掛けられた無端ベ
ルト56が走行自在に臨み、該無端ベルト56の適宜位
置に前記上板46が固定されている。一方のプーリ54
は、サーボモータ等の駆動源(図示せず)により回転駆動
され、引出し体20を支持機構16に近接する挟持位置
と離間する作動位置との間を水平移動させるよう構成さ
れる。すなわち、引出し体20が挟持位置に到来して支
持機構16で支持されているストレッチフィルム12の
始端を挟持した後、該引出し体20を作動位置に移動す
ることで、該フィルム12を所定長さだけ原反ロール1
0から引出して包装位置に展張するようになっている。
なお、引出し体20の作動位置は、基本的には被包装物
22の大きさ(フィルム引出し方向の長さ)によって変更
されるが、後述するように引出しローラ62によりスト
レッチフィルム12を余分に引出す場合には常に同一位
置となるよう設定される。また、図1において符号57
は、包装位置に引出されたストレッチフィルム12の幅
方向両側を挟持して展張状態で保持する側部挟持手段を
示す。
【0017】図2に示す如く、前記ストレッチフィルム
12のフィルム経路を挟む幅方向に離間する一対の支持
アーム58,58が、機枠32に軸60を介して上下方
向に揺動自在に枢支される。両アーム58,58の枢支
部から離間する前端は、前記カッター24によるストレ
ッチフィルム12のフィルム切断位置E2前記挟持機
構18によるフィルム12の挟持位置との間に臨む位置
まで延出しており、その前端間にストレッチフィルム1
2の引出し補助手段としての引出しローラ62が架設さ
れている。また図3に示す如く、一方の支持アーム58
に連杆64の一端が枢支されると共に、該連杆64の他
端は、駆動モータ66により回転駆動される円盤68の
回転中心から偏位した位置に枢支されている。すなわ
ち、駆動モータ66により円盤68を所要方向に回転さ
せることにより、前記引出しローラ62を、フィルム経
路の上方に臨む待機位置(図3)と、フィルム経路の下方
の作動位置(図4)との間を上下動させるよう構成してあ
る。そして、前記挟持機構18によりストレッチフィル
ム12を挟持した状態で、引出しローラ62を待機位置
から作動位置に移動させることにより、前記原反ロール
10からストレッチフィルム12が引出される。
【0018】前記円盤68に切欠き68aが1個所形成
されると共に、前記駆動モータ66が配設されるブラケ
ット(図示せず)における円盤68の回転中心を挟む両側
の位置に、切欠き68aを検出するセンサ70,72が
配設され、各センサ70,72が切欠き68aを検出し
た際に駆動モータ66を停止制御するよう設定されてい
る。すなわち、一方のセンサ70は、前記引出しローラ
62が待機位置に臨んだ際に切欠き68aを検出し、他
方のセンサ72は、引出しローラ62が作動位置に臨ん
だ際に切欠き68aを検出するよう設定されている。
【0019】前記包装位置の下方には、図1に示す如
く、供給コンベヤ26が走行自在に配置されている。こ
の供給コンベヤ26は、走行方向に所定間隔で離間する
複数のアタッチメント28を備え、該アタッチメント2
8により被包装物22を包装位置の真下に向けて搬送す
るよう構成される。また供給コンベヤ26の走行方向下
流には、前記包装位置の真下に臨む位置に押上げ手段と
しての物品受台30が昇降自在に配設され、前記供給コ
ンベヤ26で搬送された被包装物22は該受台30に移
載されるようになっている。この物品受台30は、図示
しない作動機構によりフィルム経路を越える上方位置ま
で上動するよう設定され、該受台30に載置されている
被包装物22でストレッチフィルム12を押上げてその
上面を覆い得るよう構成される。なお、供給コンベヤ2
6の搬送方向と前記引出し体20の引出し方向とは逆と
なるよう設定されており、物品受台30に移載された被
包装物22における後述のフィルム包装の際の搬出側の
端部(搬出端)E1と、前記カッター24によるストレッ
チフィルム12のフィルム切断位置E2との離間距離L
は常に一定となるよう設定されている(図1参照)。
【0020】前記機枠32には、図1に示す如く、包装
位置の上方に物品押え板74が配設されると共に、該物
品押え板74の下方に、前記物品受台30により押上げ
られた被包装物22をフィルム引出し方向の前方に搬出
するための物品搬出部材76が前後方向に移動自在に配
設されている。また機枠32には、物品受台30が上動
した際に被包装物22の下方に臨む位置に、被包装物2
2のフィルム引出し方向後側の周縁から外方に延出する
フィルム延出部(後側延出部)12aを被包装物22の下
側に折込む後部折込み部材(折込み手段)78がフィルム
引出し方向前後に移動自在に配設されると共に、フィル
ム引出し方向と交差する左右両側の周縁から外方に延出
するフィルム延出部を被包装物22の下側に折込む左右
の側部折込み部材(折込み手段)80,80(一方のみ図
示)が水平方向に回動可能に配設されている。後部折込
み部材78と左右の側部折込み部材80,80とはリン
ク機構(図示せず)を介して連動するよう連結されてお
り、後部折込み部材78が前後方向へ移動することで左
右の側部折込み部材80,80が開閉移動して、被包装
物22の後側および左右の周縁から外方に延出するフィ
ルム延出部を被包装物22の下側に夫々折込むよう構成
される。
【0021】前記物品受台30により押上げられた被包
装物22を挟んで後部折込み部材78と反対側に前部折
込み部材(折込み手段)82が機枠32に配設固定され、
前記物品搬出部材76により被包装物22が搬出される
際に、前部折込み部材82によって被包装物22のフィ
ルム引出し方向前側の周縁から外方に延出するフィルム
延出部(前側延出部)12bが被包装物22の下側に折込
まれるようになっている。なお、前部折込み部材82の
配設位置より搬出方向前方に、ヒータ84が設けられ、
前部折込み部材82の配設位置を通過した被包装物22
がヒータ84上に載置されることで、該被包装物22の
下側におけるフィルム重合部が熱溶着されるよう構成さ
れる。
【0022】前記供給コンベヤ26における被包装物2
2の搬送経路に、該被包装物22を検出する物品センサ
86が配設され、制御装置(図示せず)にて該センサ86
による被包装物22の検出時間を基に被包装物22の大
きさ(フィルム引出し方向の長さ)が求められる。そして
制御装置では、求められた被包装物22の大きさから、
その大きさに応じた包装に要するフィルム包装長さが求
められ、前記引出し体20をこのフィルム包装長さに対
応する量だけ移動させるよう該引出し体20の駆動源に
指令を出すと共に、求められたフィルム包装長さを所定
の値と比較して前記引出しローラ62を作動させるか否
かを判断し、作動させる場合には前記駆動モータ66に
適宜タイミングで作動指令および復帰指令を出すよう構
成される。なお、包装機は適宜の回転軸の回転に対応し
てパルスを発生するパルス発生器(図示せず)を有し、こ
のパルス発生器からのパルス数をカウントすることで各
種のタイミングが決定されるようになっている。
【0023】
【実施例の作用】次に、実施例に係るフィルム引出し装
置の作用につき説明する。なお、実施例では被包装物2
2の搬出端E1とフィルム切断位置E2との離間距離L
を、当該包装機で包装する最大寸法の被包装物22では
なく、例えば中間寸法の被包装物22に合わせて設定す
る。当該包装機では、この中間寸法の被包装物22にお
ける前記フィルム包装長さに対応する引出し体20の移
動量が得られるように、該引出し体20の移動範囲が設
定されていて、中間寸法以下の寸法の被包装物22に対
しては前記引出し体20のみを使用してストレッチフィ
ルム12を包装位置へ引出す。なお、この中間寸法の被
包装物22に対する引出し体20の移動量が最長移動量
となる。そして、中間寸法の被包装物22より大きな被
包装物22を包装する場合には、前記制御装置にて前記
フィルム包装長さが中間寸法の被包装物22におけるフ
ィルム包装長さより長いと判断され、引出し体20が最
長移動量を得る位置まで移動すると共に、前記引出しロ
ーラ62を作動して原反ロール10からストレッチフィ
ルム12を余分に引出すよう設定している。また包装機
の待機状態では、前記原反ロール10から引出されたス
トレッチフィルム12の始端が、前記支持機構16にお
ける上下の支持板38,38間に支持されている。また
カッター24、挟持機構18の可動板42および引出し
ローラ62は、夫々待機位置に臨むと共に、引出し体2
0は作動位置に臨んでいる。
【0024】(中間寸法の被包装物またはそれより小さ
い寸法の被包装物を包装する場合について) 前記供給コンベヤ26に被包装物22を載置すると、図
示しない物品供給検出センサの検出信号が制御装置に出
力され、当該包装機の運転が開始される。すなわち、供
給コンベヤ26が走行してアタッチメント28により被
包装物22は下流側に搬送されて、前記物品受台30に
移載される(図5参照)。供給コンベヤ26による被包装
物22の搬送中に、前記物品センサ86による被包装物
22の検出時間を基に該被包装物22の大きさが求めら
れ、前記引出し体20の挟持位置からの移動量(作動位
置)が設定される。また被包装物22の大きさに応じた
包装に要するフィルム包装長さは、前述した中間寸法の
被包装物22に対するフィルム包装長さ以下と判断され
るので、前記引出しローラ62の駆動モータ66への作
動指令は出力されない。
【0025】前記包装機の運転開始によって前記引出し
体20が挟持位置に向けて移動し、前記支持機構16に
支持されているストレッチフィルム12の始端を挟持し
た後、前記制御装置により駆動源が制御されて、該引出
し体20は被包装物22の大きさに応じた量だけ引出し
方向前方に水平に移動する。引出し体20が所定の作動
位置に到来して停止すると、前記挟持機構18の可動板
42が待機位置から作動位置に移動することで、ストレ
ッチフィルム12のフィルム引出し方向の後端部近傍を
挟持する。また、該フィルム12の左右の側端部も側部
挟持手段57,57で挟持され、これにより包装位置に
はストレッチフィルム12が展張状態で保持される。
【0026】前記被包装物22が移載された物品受台3
0が上動し、図6に示す如く、包装位置に展張されてい
るストレッチフィルム12を被包装物22で押上げて伸
展させつつ上動端(物品押え板74に被包装物22が当
接する位置)に至る。また、物品受台30と一体的に上
下動する前記カッター24が、該物品受台30の上動に
伴って待機位置から作動位置に移動することで、支持機
構16と挟持機構18との間に臨むストレッチフィルム
12が切断される。
【0027】前記物品受台30が上動端に停止している
間に、前記後部折込み部材78が前進すると共に、左右
の側部折込み部材80,80が相互に近接して、被包装
物22の後側の周縁から外方に延出する後側延出部12
aおよび左右両側の周縁から外方に延出するフィルム延
出部を被包装物22の下側に夫々折込む。このとき、前
記挟持機構18と側部挟持手段57,57によるフィル
ム挟持が適宜のタイミングで解放される。
【0028】前記後部折込み部材78が前進する際に、
被包装物22が後部折込み部材78上に移載され、更に
物品搬出部材76がヒータ84に向けて前進移動するこ
とで、被包装物22は前部折込み部材82に向けて搬出
される。このとき、前記引出し体20のフィルム挟持が
適宜のタイミングで解放され、被包装物22の前側の周
縁から外方に延出する前側延出部12bは、被包装物2
2が前部折込み部材82上を通過する際に下側に折込ま
れて包装が完了する(図7参照)。物品搬出部材76によ
り搬出されて、前記ヒータ84上に被包装物22が移載
されると、該被包装物22の下側に折込まれて重なり合
っているフィルム延出部が熱溶着され、包装が強固なも
のとされる。
【0029】この場合に、前記被包装物22の搬出端E
1とフィルム切断位置E2との離間距離Lは、中間寸法の
被包装物22に合わせて設定されているから、小さな被
包装物22であっても、前側延出部12bを被包装物2
2の下側に折込む際に、後側延出部12aが後側に折返
されたり、被包装物22の外方にはみ出すことはない。
また、中間寸法の被包装物22に合わせて搬出端E1
フィルム切断位置E2との離間距離Lを設定するために
該距離Lを短かくすることができ、装置全体をコンパク
トにし得る。
【0030】(中間寸法の被包装物より大きな寸法の被
包装物を包装する場合について) 前記供給コンベヤ26のアタッチメント28による被包
装物22の搬送中に、前記物品センサ86により当該被
包装物22の大きさが求められる。この求められた被包
装物22の大きさに応じた包装に要するフィルム包装長
さが中間寸法の被包装物22に対するフィルム包装長さ
より長いと判断されるので、前記引出し体20の挟持位
置からの移動量(作動位置)が最長移動量に設定されると
共に、前記引出しローラ62の駆動モータ66への作動
指令および復帰指令が適宜のタイミングで出力される状
態となる。
【0031】前回の作動位置で待機している引出し体2
0が挟持位置に移動し、前記支持機構16に支持されて
いるストレッチフィルム12の始端を挟持した後、該引
出し体20は、前記最長移動量だけ引出し方向前方に水
平に移動する(図8参照)。この引出し体20が所定の作
動位置に到来して停止すると、前記挟持機構18の可動
板42が待機位置から作動位置に移動することで、スト
レッチフィルム12の後端部近傍を挟持する。また、該
フィルム12の左右の側端部も側部挟持手段57,57
で挟持され、これにより包装位置にはストレッチフィル
ム12が展張状態で保持される。更に、挟持機構18が
ストレッチフィルム12の後端部近傍を挟持した後、前
記駆動モータ66に作動指令が出力され、前記支持アー
ム58,58を介して引出しローラ62が待機位置から
作動位置に移動することで、図4および図9に示す如
く、支持機構16と挟持機構18との間に臨むストレッ
チフィルム12に引出しローラ62が上方から当接して
これを押下げ、前記原反ロール10からストレッチフィ
ルム12を余分に引出す。なお、引出しローラ62は、
前記センサ72が円盤68の切欠き68aを検出するこ
とで作動位置で停止される。
【0032】前記被包装物22が移載された物品受台3
0の上動に伴って待機位置から作動位置に移動するカッ
ター24により、前記引出しローラ62と支持機構16
との間でストレッチフィルム12が切断される。すなわ
ち、大きな寸法の被包装物22の包装に際しては、前記
引出し体20の最長移動量をもって引出された分に、引
出しローラ62の移動により余分に引出され分を加えた
長さのストレッチフィルム12が使用される。そして、
ストレッチフィルム12が切断された後に、前記駆動モ
ータ66に復帰指令が出力され、引出しローラ62は待
機位置に復帰し、前記センサ70が円盤68の切欠き6
8aを検出することで停止される。
【0033】以後は、前述したと同様に、被包装物22
の後側の周縁から外方に延出するストレッチフィルム1
2の延出部12aおよび左右両側の周縁から外方に延出
するストレッチフィルム12の各延出部が、後部折込み
部材78および側部折込み部材80,80で該被包装物
22の下側に夫々折込まれた後、被包装物22を物品搬
出部材76でヒータ84に向けて搬出することで、被包
装物22の前側の周縁から外方に延出するストレッチフ
ィルム12の延出部12bが、前部折込み部材82で該
被包装物22の下側に折込まれる(図10参照)。そし
て、この被包装物22がヒータ84に移載され、その下
側でのフィルム重合部が熱溶着されることで包装が強固
となる。
【0034】このように、大きな寸法の被包装物22を
包装する場合は、前記引出しローラ62によりストレッ
チフィルム12を余分に引出して包装するので、当該被
包装物22においても、その下側に折込まれる前側延出
部12bと後側延出部12aとを充分に重ね合わせるこ
とができる。また、前記引出し体20の移動量は、前記
離間距離Lを設定した中間寸法の被包装物22と対応す
るものが最長移動量となるので、該引出し体20の最長
移動量を従来よりも短かくすることが可能となる。
【0035】なお実施例では、引出しローラを上下に揺
動させることでストレッチフィルムを余分に引出すよう
にしたが、該ローラをシリンダ等のリニアアクチュエー
タによりフィルム経路を横切るように昇降させるように
してもよい。また、カッターを独立する駆動手段で上下
動させることも可能である。
【0036】前記実施例では、引出しローラの作動位置
を1個所とした場合につき説明したが、作動位置を検出
するセンサを増すことにより、引出しローラの作動位置
を複数設定でき、該ローラによるストレッチフィルムの
引出し長さを多段的に変更することができる。また引出
しローラが配設される支持アーム等の回動部にエンコー
ダ等を付設し、その回転量から引出しローラの移動量を
検出するよう構成することで、前記センサを設けること
なく該ローラによるストレッチフィルムの引出し長さを
任意に設定することが可能である。
【0037】前記実施例では、被包装物の搬出方向と引
出し体のフィルム引出し方向とを同一とした場合につき
説明したが、搬出方向がフィルム引出し方向と反対であ
っても、本発明のフィルム引出し装置を採用することが
できる。そしてこの場合に、引出し体の最長移動量を実
施例と同様に、例えば中間寸法の被包装物に対応して設
定し、これより大きな寸法の被包装物に対しては引出し
ローラを併用することで、引出し体の最長移動量を短か
くすることが可能となる。また、実施例では被包装物の
大きさとしてフィルム引出し方向の長さのみを対象とし
たが、被包装物の高さ寸法も加えてストレッチフィルム
を引出すようにしてもよい。例えば、センサ等で被包装
物の高さ寸法を測定し、この高さ寸法の2倍の長さとフ
ィルム引出し方向の長さとを合わせたものを、被包装物
の大きさとして扱えばよい。
【0038】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るスト
レッチフィルム包装機におけるフィルム引出し装置によ
れば、包装される被包装物の大きさに拘らず、該被包装
物の下側に折込まれる前後のフィルム延出部の重なり部
分を充分に確保できると共に、下側に折込まれたフィル
ム延出部が外方にはみ出ないので、常に良好な包装状態
が得られる。また大きな寸法の被包装物に対しては、フ
ィルム引出し補助手段によりストレッチフィルムを余分
に引出すことで対応し得るので、被包装物の搬出側の端
部とカッターによるフィルム切断位置との離間距離を、
例えば中間寸法の被包装物に合わせて設定することがで
き、装置をコンパクトにし得る利点がある。更に、引出
し体の移動量も短かく設定することが可能となり、これ
によっても装置の小型化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るフィルム引出し装置が
採用されたストレッチフィルム包装機の概略構成図であ
る。
【図2】 実施例に係るストレッチフィルム包装機の概
略構成を示す平面図である。
【図3】 実施例に係るストレッチフィルム包装機の要
部を引出しローラを作動していない状態で示す概略構成
図である。
【図4】 実施例に係るストレッチフィルム包装機の要
部を引出しローラを作動した状態で示す概略構成図であ
る。
【図5】 実施例に係るストレッチフィルム包装機で小
さい寸法の被包装物を包装する場合の説明図である。
【図6】 実施例に係るストレッチフィルム包装機で小
さい寸法の被包装物を包装する場合の説明図である。
【図7】 実施例に係るストレッチフィルム包装機で小
さい寸法の被包装物を包装する場合の説明図である。
【図8】 実施例に係るストレッチフィルム包装機で大
きい寸法の被包装物を包装する場合の説明図である。
【図9】 実施例に係るストレッチフィルム包装機で大
きい寸法の被包装物を包装する場合の説明図である。
【図10】 実施例に係るストレッチフィルム包装機で
大きい寸法の被包装物を包装する場合の説明図である。
【図11】 従来の技術に係るストレッチフィルム包装
機の概略構成図である。
【図12】 従来の技術に係るストレッチフィルム包装
機により包装された大きな寸法の被包装物および小さな
寸法の被包装物を示す説明図である。
【符号の説明】
10 原反ロール(供給源) 12 ストレッチフィルム 12a 後側延出部(フィルム延出部) 12b 前側延出部(フィルム延出部) 18 挟持機構(挟持手段) 20 引出し体(引出し手段) 22 被包装物 24 カッター26 供給コンベヤ 30 物品受台(押上げ手段)58 支持アーム 62 引出しローラ(フィルム引出し補助手段) 78 後部折込み部材(折込み手段) 80 左右の側部折込み部材(折込み手段) 82 前部折込み部材(折込み手段)86 物品センサ1 搬出端 E2 フィルム切断位置 L 離間距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 11/00 - 11/58 B65B 41/00 - 41/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給源(10)から引出されているストレッ
    チフィルム(12)の始端を挟持し、被包装物(22)の大きさ
    に応じた量だけ移動して包装位置にストレッチフィルム
    (12)を略水平に引出す引出し手段(20)と、該引出し手段
    (20)により引出されたストレッチフィルム(12)の引出し
    方向後端部近傍を挟持する挟持手段(18)と、この挟持手
    段(18)の配設位置より引出し方向後側に配設され、前記
    ストレッチフィルム(12)を切断するカッター(24)と、前
    記包装位置の下方に配設され、前記引出し手段(20)と挟
    持手段(18)とで展張保持されているストレッチフィルム
    (12)に向けて被包装物(22)を押上げる押上げ手段(30)
    と、被包装物(22)の周縁から外方に延出するフィルム延
    出部(12a,12b)を該被包装物(22)の下側に折込む折込み
    手段(78,80,82)とからなるストレッチフィルム包装機に
    おいて、 前記カッター(24)によるストレッチフィルム(12)の切断
    位置(E2)と前記挟持手段(18)によるフィルム(12)挟持位
    置との間に、ストレッチフィルム(12)の引出し経路の上
    方に臨む待機位置と、該引出し経路の下方の作動位置と
    の間を、ストレッチフィルム(12)の引出し経路を横切る
    よう移動可能な引出し補助手段(62)配設され前記被包装物(22)のフィルム引出し方向の大きさに応じ
    た包装に要するフィルム包装長さが、所定の値より長い
    場合に、 前記引出し手段(20)でストレッチフィルム(12)
    を引出した後に、前記引出し補助手段(62)が前記待機位
    置から作動位置に移動ることで前記供給源(10)からス
    トレッチフィルム(12)を更に引出し、前記被包装物(22)
    に対するストレッチフィルム(12)を切断した後のフィル
    ム引出し方向後側に臨むフィルム延出部の長さを可変し
    得るよう構成したことを特徴とするストレッチフィルム
    包装機におけるフィルム引出し装置。
  2. 【請求項2】 前記被包装物(22)におけるフィルム引出
    し方向後側の周縁から外方に延出するフィルム延出部(1
    2a)および左右両側の周縁から外方に延出するフィルム
    延出部を該被包装物(22)の下側に折込んだ後、該被包装
    物(22)をフィルム引出し方向と同一方向に搬出する過程
    で、被包装物(22)のフィルム引出し方向前側の周縁から
    外方に延出するフィルム延出部(12b)を該被包装物(22)
    の下側に折込むよう構成される請求項1記載のストレッ
    チフィルム包装機におけるフィルム引出し装置。
  3. 【請求項3】 前記押上げ手段(30)により押上げられる
    被包装物(22)の搬出側の端部(E1)と、前記カッター(24)
    によるフィルム切断位置(E2)との離間距離(L)は一定と
    なるよう設定されている請求項2記載のストレッチフィ
    ルム包装機におけるフィルム引出し装置。
  4. 【請求項4】 前記被包装物(22)を押上げ手段(30)に移
    載する供給コンベヤ(26)の搬送経路に、該被包装物(22)
    を検出する物品センサ(86)が配設され、該センサ(86)に
    よる被包装物(22)の検出時間を基に被包装物(22)のフィ
    ルム引出し方向の大きさを求める制御装置を備える請求
    1〜3の何れかに記載のストレッチフィルム包装機に
    おけるフィルム引出し装置。
  5. 【請求項5】 前記引出し補助手段は、揺動自在に枢支
    される支持アーム(58,58)に配設された引出しローラ(6
    2)である請求項1〜の何れかに記載のストレッチフィ
    ルム包装機におけるフィルム引出し装置。
  6. 【請求項6】 前記引出し補助手段(62)の作動位置は、
    複数あるいは任意に設定し得るよう構成される請求項1
    の何れかに記載のストレッチフィルム包装機におけ
    るフィルム引出し装置。
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