JPWO2003021475A1 - 文字列編集装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
テープ幅取り込みモードか否かを判定し(S301)、テープ幅取り込みモードの場合には、印刷装置に装着されているカセットのテープのテープ幅を取得する(S304)。取得したテープ幅に基づいてそのテープ幅に対応した幅にテープのイメージの幅を変更すると共に、そのテープ幅をテープサイズ表示領域に表示されるテープ幅として表示する(S309)。これにより、印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズなどを把握しながら文字列を編集することができる。
Description
技術分野
本発明は、画像形成媒体に形成する文字列を編集する文字列編集装置、及び文字列編集装置を動作させるプログラムに関する。
背景技術
ユーザがパーソナルコンピュータにインストールされたエディタを利用して文字列(そのレイアウトを含む)を編集し、編集した文字列を印刷装置によって印刷する場合、印刷装置による印刷に先立ってユーザは印刷用紙の用紙サイズなどを指定し、指定後に編集した文字列を印刷装置によって印刷する。この印刷時に初めてパーソナルコンピュータは印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズを取り込む。そして、その取り込んだ用紙サイズにユーザが指定した用紙サイズが含まれていないとき、パーソナルコンピュータはユーザが指定した用紙サイズの印刷用紙が印刷装置に装填されていない旨の警告をディスプレイに表示していた。
発明の開示
上記の処理手順では、ユーザは文字列の編集時には印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズが分からないため、印刷装置に装填されていない用紙サイズで文字列を編集してしまう場合があった。このような場合にはユーザは印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズに合わせて再度文字列の編集をやり直さなくてはならず、ユーザにとって必ずしも利用しやすいとは言えなかった。
本発明は、印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズなどをユーザが把握しながら文字列を編集することができる文字列編集装置、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の文字列編集装置は、画像形成媒体に形成される文字列を編集するための文字列編集装置において、使用される前記画像形成媒体に関する情報を間欠的に取り込むための媒体情報取り込み手段と、前記媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するための制御を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とする。画像形成媒体に形成される文字列を編集するためのプログラムは、コンピュータを、文字列編集装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によると、文字列の形成に使用される画像形成媒体に関する情報がディスプレイに表示されるため、利用者は文字列の形成に使用される画像形成媒体に関する情報を把握することができ、使用される画像形成媒体に関する情報を把握した上で文字列を編集することが可能となって文字列の編集時におけるユーザの利便性が向上する。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
第1図は、本実施の形態に係る文字列編集装置として機能するパーソナルコンピュータ(以下、コンピュータという)、及び印刷装置の概略を示す外観斜視図である。第1図に示すように、コンピュータ1と印刷装置2とは接続ケーブル3によって互いに接続され、接続ケーブル3を介してデータの授受を行う。
また、第1図に示すように、コンピュータ1は、その内部にCPUやRAMなどを備えた制御本体部4と、表示部(液晶パネル)5aを有する液晶ディスプレイ5と、その上面に文字キーや制御キーなどの多数のキーを含むキーボード6と、特定の座標値を指し示して入力するためのマウス7とを備えており、液晶ディスプレイ5、キーボード6、及びマウス7は、夫々、制御本体部4に接続線によって接続されている。
また、第1図に示すように、印刷装置2には、その筐体2aの前面にテープ8を排出するための排出口2bが設けられている。そして、印刷装置2は、その内部に以下で説明するテープ収容カセット30を着脱自在に装着することができると共に、テープ駆動印刷機構10及びテープを切断するためのカッター17(共に第2図参照)などが含まれており、テープ収容カセット30から引き出されて印刷されたテープ8はカッター17で切断された後に、排出口2bから排出される。
第2図は、第1図に外観を示した印刷装置2の内部に配置された印刷機構10及びテープ収容カセット30の構造を説明するための平面図である。第2図に示すように、印刷装置2内のカセット収納部フレーム11には、テープ収容カセット30が着脱自在に装着されている。テープ収容カセット30には、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等透明な表層テープ31が巻装されたテープスプール32と、インクリボン33が巻装されたリボン供給スプール34と、使用済みのインクリボン33を巻き取る巻取りスプール35と、表層テープ31と同一幅で両面に接着剤層を有する両面接着テープの片面に剥離テープが貼り合わされた二重テープ36が剥離テープを外側にして巻装された基材供給スプール37と、二重テープ36と表層テープ31とを重ねて接合させるための接合ローラ38とが夫々回転自在に設けられている。
テープ収容カセット30には、テープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を判別するために利用される3つの突出爪を組み合わせた突出片39が設けられている。そして、印刷装置2は、突出片39の突出爪の状態からテープ幅を検出するテープ幅検出センサ76(第3図参照)を備えている。尚、テープは、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm幅などのものがある。
第2図に示すように、カセット収容部フレーム11には、軸20aを中心にして揺動可能となるようにアーム20が取り付けられている。アーム20の先端には、共にゴムなどの可撓性部材を表面に有するプラテンローラ21及び送りローラ22が回動自在に取り付けられている。アーム20が最も時計回りに揺動した位置では、プラテンローラ21が表層テープ31及びインクリボン33を介して後述するプレート12に配置されたサーマルヘッド13と圧接し、送りローラ22が表層テープ31及び二重テープ36を介して接合ローラ38と圧接する。
カセット収納部フレーム11からはプレート12が立設している。プレート12のプラテンローラ21側には、多数の発熱素子が第2図の紙面垂直方向に1列に配列されたサーマルヘッド13が配置されている。プレート12は、テープ収納カセット30が所定位置に装着されたときに、テープ収納カセット30の凹部14にはめ込まれる。また、カセット収納部フレーム11からは、リボン巻取りローラ15及び接合ローラ駆動ローラ16が立設している。テープ収納カセット30が所定位置に装着されると、リボン巻取りローラ15及び接合ローラ駆動ローラ16はそれぞれ巻取りスプール35及び接合ローラ38内に挿入される。
そして、印刷装置2が備えているテープ送りモータ74(第3図参照)に電力が供給されると、リボンリボン巻取りローラ15を介して巻取りスプール35、接合ローラ駆動ローラ16を介して接合ローラ38、プラテンローラ21及び送りローラ22が回転し、これらの回転によって生じる駆動力によってテープ収納カセット30内の表層テープ31、インクリボン33及び二重テープ36が巻き解かれつつ下流側へと搬送される。表層テープ31及びインクリボン33は、互いに重ね合わされてからプラテンローラ21とサーマルヘッド13との間を通過する。これらがプラテンローラ21とサーマルヘッド13とによって挟まれた状態で搬送されつつ、サーマルヘッド13に配列された多数の発熱素子に選択的かつ間欠的に通電が行われることにより、表層テープ31にインクリボン33のインクがドット単位で転写されてそこに所望のドット画像が鏡像で形成される。また、サーマルヘッド13を通過したインクリボン33がリボン巻取りローラ15によって巻き取られた後、表層テープ31は二重テープ36と重ねられて送りローラ22と接合ローラ38との間を通過する。これによって、ドット印刷済みの表層テープ31はその印刷面側が二重テープ36と強固に重ね合わされる。
表層テープ31と二重テープ36とが重ね合わされたテープ8は、表層テープ31の印刷面とは反対側から印刷画像の正像を見ることができるものであって、送りローラ22のさらに下流側に配置されたカッター17によって切断されてから排出口2bから排出される。カッター17は、固定刃17aに対して回動刃17bが回動して切断対象物を剪断する鋏形式であり、回動刃17bはカッター駆動モータ75(第3図参照)によって支点を中心に往復揺動することによりテープ8を切断する。切断されたテープ8は、剥離テープを剥がすことにより任意の場所に貼り付けることが可能な粘着ラベルとして用いることができる。
次に、本実施の形態に係る文字列編集装置として機能するコンピュータ1の制御系について、第3図を参照しつつ説明する。第3図は、コンピュータ1の制御系を説明するためのブロック図である。
第3図に示すように、制御本体部4は、各種制御や演算を行うCPU61、CG−ROM62、ハードディスク63、RAM64、タイマ65、及び入出力インターフェース(以下、I/Fという)66を備えている。
制御本体部4が備えるI/F66には、液晶ディスプレイ(LCD)5に表示データを出力するための表示用RAMを有する液晶ディスプレイコントローラ(LCDC)5b、キーボード6及びマウス7が接続されている。さらに、I/F66には、印刷装置2のサーマルヘッド13を駆動するための駆動回路71、上述したテープ送りモータ74を駆動するための駆動回路72、上述したカッター駆動モータ75を駆動するための駆動回路73、及び上述したテープ幅検出センサ76が接続されている。
CG−ROM62には、印刷又は表示の対象となる多数のキャラクタのドットパターンデータがそのキャラクタのコードデータに対応付けて格納されている。また、ハードディスク63には、GUI(Graphical User Interface)ベースのOS(Operating System)ソフトウェアのほか、本発明の一実施の形態に係る文字列編集プログラムである文字列を編集するエディタなどの各種プログラムやデータテーブル類が格納されている。
RAM64は、キーボード6から入力された表示されるべき文字列のデータを格納する領域や、印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に関する情報を格納する領域、CPU61の作業領域などを含んでいる。また、タイマ65は、一定の時間間隔ごとに信号を発生する機構である。
ここで、CPU61が行う処理を説明する前に、CPU61が行う処理の理解を容易にするために、液晶ディスプレイ5の液晶パネル5aに表示されるエディタの編集画面について第5A図〜第5B図を参照しつつ説明する。編集画面には、印刷装置2に編集した文字列を出力する際に選択される印刷ボタン81aと、登録された印刷方法をプルダウンメニューとして表示させるための印刷プルダウンボタン81bとが表示されている。
また、編集画面には、後述する文字列表示領域88への表示及び印刷装置2での印刷に用いられるフォーマットを表示するためのフォーマット表示領域82aと、予め登録されているフォーマットをプルダウンメニューとして表示させるためのフォーマットプルダウンボタン82bとが表示されている。そして、ユーザはフォーマット表示領域82aまたはフォーマットプルダウンボタン82bをクリックして表示されるプルダウンメニューから所望のフォーマットを選択し、ユーザが選択したフォーマットがフォーマット表示領域82aに表示される。
編集画面には、ユーザが所望するテープのテープ長を入力するためのテープ長入力領域83a、並びに一回押されるとテープ長を所定値だけ増加させるテープ長増加ボタン83b及び一回押されるとテープ長を所定値だけ減少させるテープ長減少ボタン83cが表示されている。但し、後述するテープ長自動設定ボタン85に対するユーザの操作によってテープ長自動設定モードとなると、テープ長入力領域83a、テープ長増加ボタン83b及びテープ長減少ボタン83cに対するユーザの入力操作が行えなくなる(第5D図参照)。
編集画面には、ユーザが指定したテープのテープ幅を表示するためのテープ幅表示領域84aと、予め登録されているテープのテープ幅(例えば、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm、36mm)をプルダウンメニューとして表示させるためのテープ幅プルダウンボタン84bとが表示されている。そして、ユーザはテープ幅表示領域84aまたはプルダウンボタン84bをクリックして表示されるプルダウンメニューから所望のテープ幅を選択し、ユーザが選択したテープ幅がテープ幅表示領域84aに表示される。但し、テープ幅表示領域84aとテープ幅プルダウンボタン84bは、テープ幅非取り込みモード(印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取り込まないでテープ幅をユーザが指定するモード)ではユーザがテープ幅を入力することができる状態になっており(第5A図、第5B図参照)、一方テープ幅取り込みモード(印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取り込むモード)ではユーザがテープ幅を入力することができない状態になっている(第5C図、第5D図参照)。
編集画面には、ユーザが編集した文字列の印刷が行われるテープのテープ長をユーザが指定する(テープ長手動設定モード)か、テープ長を自動設定する(ユーザが入力した1行または複数行のうち最長の行に基づいてテープ長を決定する:テープ長自動設定モード)かを選択するためのテープ長自動設定ボタン85が表示されている。
編集画面には、ユーザが設定したテープの長手方向のマージンの幅に関する情報を表示するマージン幅表示領域86aと、予め登録されているマージンの幅に関する情報(例えば、Minimum、Maximum)をプルダウンメニューとして表示させるためのマージン幅プルダウンボタン86bとが表示されている。そして、ユーザはマージン幅表示領域86aまたはマージン幅プルダウンボタン86bをクリックして表示されるプルダウンメニューから所望のマージン幅を選択し、ユーザが選択したマージン幅に関する情報がマージン幅表示領域86aに表示される。
編集画面には、テープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかを選択し入力するためのモード設定ボタン87が表示されている。そして、ユーザは文字列の編集に先立ってモード設定ボタン87を利用することによってテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかを選択することができるとともに、ユーザは文字列の編集中や編集後にモード設定ボタン87を利用することによって例えばテープ幅非取り込みモードからテープ幅取り込みモードへモードを切り換えることができる。
編集画面の下部には文字列表示領域91があり、文字列表示領域91の表示は、ユーザによるボタン92a、92bの操作によってテキストビュー、ラベルビュー88、そのいずれも表示されない、に切り換わる。ここで、ラベルビュー88について説明すると、テープ幅取り込みモードにおいてはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅(取得したテープのテープ幅の最新の値)に対応した幅のテープのイメージ88a上にユーザが編集した文字列88bが表示されるとともに、印刷領域を示す点線88cが表示される。テープ幅非取り込みモードにおいてはユーザが指定したテープのテープ幅に対応した幅のテープのイメージ88a上にユーザが編集した文字列88bがWYSIWYG(What You See Is What You Get)形式により実際に印刷される書体及びポイントにしたがって表示されるとともに、印刷領域を示す点線88cが表示される。
そして、ユーザはラベルビュー88の下部領域88dをマウス7でドラッグすることによってテープ幅非取り込みモードに設定することや、テープ幅取り込みモードからテープ幅非取り込みモードへモードを切り換えることができるとともに、ユーザはマウス7のドラッグ量を調整することによって印刷が行われるテープのテープ幅を設定することができる。また、ユーザはラベルビュー88の下部領域88dをマウス7でダブルクリックすることによってテープ幅取り込みモードに設定することや、テープ幅非取り込みモードからテープ幅取り込みモードへモードを切り換えることができる。
編集画面の右上領域には、印刷対象となるテープのテープ長(Length)、及びテープ幅(Width)を表示するテープサイズ表示領域89がある。但し、テープサイズ表示領域89に表示されるテープ幅(Width)は、テープ幅取り込みモードでは印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅(取得したテープのテープ幅の最新の値)であり、一方、テープ幅非取り込みモードではユーザが入力したテープのテープ幅である。
尚、編集画面には、履歴ボタン90aや履歴プルダウンボタン90bなどが表示されており、履歴ボタン90aがクリックされる度に過去にユーザが入力した文字列が文字列表示領域88に順次表示され、履歴プルダウンボタン90bがクリックされると過去にユーザが入力した複数の文字列(例えば、最新の10個の文字列)がプルダウンメニューとして表示される。
以下、CPU61の機能について第4図を参照しつつ説明する。但し、第4図は、CPUの機能を説明するためのブロック図である。尚、CPU61は、モード設定処理、表示変更処理、及びテープ幅取得処理を行う。
CPU61は、第4図に示すように、入力情報解析部61a、モード判定部61b、モード設定部61c、タイマ設定部61d、タイマ解除部61e、プリンタ認識部61f、テープ幅取り込み部61g、テープ幅判定部61h、(テープ幅取り込みモード用)テープ幅設定部61i、(テープ幅非取り込みモード用)テープ幅設定部61j、テープ長設定モード判定部61k、テープ長設定部61l、テキスト判定部61m、ポイントサイズ設定部61n、表示データ作成部61o、表示制御部61p、テープ幅取得部61q、テープ幅取得判定部61r、テープ幅更新部61s、タイマ処理判定部61t、及びテープ幅通知部61uなどとして機能する。
入力情報解析部61aは、キーボード6からI/F66を介して受け取った押下信号又はマウス7からI/F66を介して受け取った座標信号に基づいてキーボード6またはマウス7を用いてユーザが入力した情報を解析する。
モード判定部61bは、入力情報解析部61aによる解析結果に基づいて、ユーザが指定したモードがテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれのモードであるかを判定する。即ち、モード判定部61bは、入力情報解析部61aの解析結果がユーザによるモード設定ボタン87への入力操作によってモード設定ボタン87が押された状態(第5C図、第5D図の状態)となっていることを示す場合やラベルビュー88の下部領域88dがダブルクリックされたことを示す場合にユーザがテープ幅取り込みモードを指定したと判定する。一方、モード判定部61bは、入力情報解析部61aの解析結果がユーザによるモード設定ボタン87への入力操作によってモード設定ボタン87が押されていない状態(第5A図、第5B図の状態)となっていることを示す場合やラベルビュー88の下部領域88dがドラッグされたことを示す場合にユーザがテープ幅非取り込みモードを指定したと判定する。従って、入力情報解析部61aとモード解析部61bとが一体となってモード指定手段とモード判定手段として機能するものである。
モード設定部61cは、モード判定部61bの判定結果に基づいてCPU61が行う処理モードをテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかのモードに設定する。但し、ユーザがモードを切り換えた場合ユーザによるモードの切り換えに応じてモード設定部61cはCPU61が行うモードを切り換える。従って、モード設定部61cは、モード切換手段としても機能するものである。
タイマ設定部61dは、モード設定部61cによってテープ幅取り込みモードに設定された場合、タイマ65が所定時間間隔(例えば、1秒間隔)で信号を発生するようにタイマ65をセットする。タイマ解除部61eは、モード設定部61cによってテープ幅非取り込みモードに設定された場合、タイマ65を解除する。この解除によってタイマ65は所定時間間隔での信号の発生動作を終了する。
プリンタ認識部61fは、コンピュータ1にプリンタが接続されているかを判定するとともに、コンピュータ1に接続されている印刷装置2を制御するためのプリンタドライバがコンピュータ1にインストールされているか、即ちコンピュータ1に接続されている印刷装置2が使用可能な印刷装置であるか否かを判定する。
テープ幅取り込み部61gは、後述するテープ幅取得処理によってテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に関する情報をテープ幅通知部61uから受け取る。テープ幅判定部61hは、テープ幅取り込み部61gが受け取ったテープのテープ幅と、現時点におけるテープのテープ幅(後述する表示変更処理が行われる前のテープのテープ幅)とが異なっているか否かを判定する。(テープ幅取り込みモード用)テープ幅設定部61iは、編集画面に表示するテープのテープ幅をテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープ幅に設定する。
(テープ幅非取り込みモード用)テープ幅設定部61jは、編集画面に表示するテープのテープ幅をユーザが指定したテープ幅(テープ幅プルダウンボタン84bをクリックすることによって表示されるプルダウンメニューからユーザが選択したテープ幅、または、ラベルビュー88の下部領域88dをユーザがドラッグして入力したテープ幅)に設定する。尚、テープ幅設定部61jは、ユーザによるドラッグ量に基づいてユーザが設定したテープ幅が予め決められているテープ幅(例えば、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm、36mm)のいずれに最も近いかを判定し、最も近いテープ幅をユーザが指定したものと判断する。
テープ長設定モード判定部61kは、入力情報解析部61aによる解析結果に基づいて、テープ長自動設定ボタン85が押されている状態(第5D図の状態:テープ長自動設定モード)になっているのか、押されていない状態(第5A、第5B図、第5C図の状態:テープ長手動設定モード)になっているのかを判定する。テープ長設定部61lは、テープ長自動設定モード時には、編集画面に表示するテープ長を文字列の最長の行の長さに基づいて決まるテープ長に設定し、テープ長手動設定モード時には、編集画面に表示されるテープのテープ幅をユーザが指定したテープ幅に設定する。
テキスト判定部61mは、RAM64に格納されている表示されるべき文字列のデータに基づいて文字列編集中にユーザがテキストを入力したか否かを判定する。ポイントサイズ設定部61nは、テープ幅設定部61iまたはテープ幅設定部61jによって設定されたテープ幅に基づいてラベルビュー88の文字列(テキスト)88bのポイントサイズを設定する。
表示データ作成部61oは、CG−ROM62に格納されているデータを利用しながら、テープ幅設定部61iまたはテープ幅設定部61jによって設定されたテープ幅、及びポイントサイズ設定部61nによって設定されたポイントサイズに基づいて文字列表示領域91に表示されるラベルビュー用の表示データを作成するとともに、テープ幅設定部61iまたはテープ幅設定部61jによって設定されたテープ幅に基づいてテープサイズ表示領域89に表示するテープ幅用の表示データを作成する。尚、表示データ作成部61oは、テープ長設定部61lによって設定されたテープ長に基づいてテープサイズ表示領域89に表示するテープ長用の表示データを作成する。
表示制御部61pは、第5A図〜第5B図に示したエディタの編集画面を液晶ディスプレイ5に表示するための制御を行うとともに、表示データ作成部61oによって作成された表示データに基づいて、文字列表示領域91に上述したラベルビュー88を表示するととともにテープサイズ表示領域89に印刷対象のテープのテープ幅を表示する。尚、表示制御部61pは、テープサイズ表示領域89にテープ長を表示するなど、その他の表示制御も行う。
テープ幅取得部61qは、印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に関する情報を印刷装置2から受け取る。テープ幅取得判定部61rは、テープ幅取得部61qが印刷装置2からテープのテープ幅に関する情報を受け取ったか否かを判定する。テープ幅更新部61sは、RAM64に格納されているテープのテープ幅をテープ幅取得部61qが受け取ったテープのテープ幅に更新する。
タイマ処理判定部61tは、CPU61が行っている処理が最初のタイマ処理か否かを判定する。テープ幅通知部61uは、RAM64に格納されているテープのテープ幅に関する情報を上述したテープ幅取り込み部61gに通知する。
《モード設定処理》
コンピュータ1のCPU61が行うモード設定処理について第6図を参照しつつ説明する。但し、第6図は、CPUが行うモード設定処理における動作手順を説明するためのフローチャートであって、ラベルビューの下部領域を利用してテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかのモードを設定する場合のフローチャートである。尚、ユーザは文字列の編集に先立ってモードを設定することができるとともに、文字列の編集中や編集後にモードを切り換えることができるが、これらにおけるモード設定処理は同様のものである。
ステップS101において、CPU61の入力情報解析部61aはマウス7からI/F66を介して入力された座標信号に基づいて、文字列表示領域91に表示されたラベルビュー88の下部領域88dがクリックされたか否かを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはユーザがモード(テープ幅取り込みモード、テープ幅非取り込みモード)を設定または切り換えを行う操作をしたか否かを判定する。モード判定部61bがユーザによってラベルビュー88の下部領域88dがクリックされた(ユーザによってモードの設定または切り換えが行われた)と判定した場合には(ステップS101:YES)ステップS102の処理に移行する。一方、モード判定部61bがユーザによってラベルビュー88の下部領域88dがクリックされていないと判定した場合には(ステップS101:NO)、ユーザがモードを設定する操作及びモードを切り換える操作のいずれの操作も行っていないと判定してモード設定処理を終了する。
ステップS102において、CPU61の入力情報解析部61aはマウス7から入力された座標信号に基づいて文字列表示領域91に表示されたラベルビュー88の下部領域88dがドラッグされたか否かを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはユーザがテープ幅非取り込みモードを指定したか否かを判定する。モード判定部61bがユーザによってテープ幅非取り込みモードが指定されたと判定した場合には(ステップS102:YES)ステップS103の処理に移行する。一方、モード判定部61bがユーザによってテープ幅非取り込みモードが指定されていないと判定した場合には(ステップS102:NO)ステップS105の処理に移行する。
ステップS103において、ユーザはモード非取り込みモードを指定しているので、モード設定部61cは、CPU61が以降行う処理モードをテープ幅非取り込みモードに設定する。
ステップS104において、タイマ設定部61dはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取得する必要がないためにタイマ65のセットを解除する。以降、第8図を参照しつつ後述する表示変更処理を行う。
ステップS105において、CPU61の入力情報解析部61aはマウス7から入力された座標信号に基づいて文字列表示領域91に表示されたラベルビュー88の下部領域88dがダブルクリックされたか否かを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはユーザがテープ幅取り込みモードを指定したか否かを判定する。モード判定部61bがユーザによってテープ幅取り込みモードが指定されたと判定した場合には(ステップS105:YES)ステップS106の処理に移行する。一方、モード判定部61bがユーザによってテープ幅取り込みモードが指定されていないと判定した場合には(ステップS105:NO)、ユーザがモードを設定する操作及びモードを切り換える操作のいずれの操作も行っていないと判定してモード設定処理を終了する。
ステップS106において、ユーザはテープ幅取り込みモードを指定しているので、モード設定部61cは、CPU61が以降行う処理モードをテープ幅取り込みモードに設定する。
ステップS107において、タイマ設定部61dはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取得するためにタイマ65をセットする。以降、第8図を参照しつつ後述する表示変更処理、及び第9図を参照しつつ後述するテープ幅取得処理を行う。
上記一連の処理が行われることによってCPU61が以降行う処理モードをテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかに設定し、または、テープ幅取り込みモードからテープ幅非取り込みモードへのモードの切り換えやテープ幅非取り込みモードからテープ幅取り込みモードへのモードの切り換えを行うことができる。
さらに、ユーザがモード設定ボタン87を利用する場合におけるCPU61が行うモード設定処理について第7図を参照しつつ説明する。但し、第7図は、CPUが行うモード設定処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS201において、CPU61の入力情報解析部61aはマウス7からI/F66を介して入力される座標信号に基づいてモード設定ボタン87がクリックされたか否かを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはユーザがモード(テープ幅取り込みモード、テープ幅非取り込みモード)の設定または切り換えを行う操作をしたか否かを判定する。モード判定部61bがユーザによってモード設定ボタン87がクリックされた(ユーザによってモードの設定または切り換えが行われた)と判定した場合には(ステップS201:YES)ステップS202の処理に移行する。一方、モード判定部61bがユーザによってモード設定ボタン87がクリックされていないと判定した場合には(ステップS201:NO)、ユーザがモードを設定する操作及びモードを切り換える操作のいずれの操作も行っていないと判定してモード設定処理を終了する。
ステップS202において、入力情報解析部61aはさらにモード設定ボタン87が押された状態(第5C図、第5D図)に示す状態:テープ幅取り込みモード)になっているか押されていない状態(第5A図、第5B図)に示す状態:テープ幅非取り込みモード)になっているかを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはCPU61が以降行う処理モードがテープ幅取り込みモードかテープ幅非取り込みモードかを判定する。モード判定部61bがテープ幅取り込みモードと判定した場合には(S202:取り込み)ステップS203の処理に移行し、モード判定部61bがテープ幅非取り込みモードと判定した場合には(S202:非取り込み)ステップS205の処理が行われる。
ステップS203、及びステップS204において、夫々、第6図に基づいて説明したステップS106、及びステップS107の処理が行われ、モード設定部61cがテープ幅取り込みモードに設定し(ステップS203)、タイマ設定部61dはタイマをセットする(ステップS204)。
ステップS205、及びステップS206において、夫々、第6図に基づいて説明したステップS103、及びステップS104の処理が行われ、モード設定部61cがテープ幅非取り込みモードに設定し(ステップS205)、タイマ解除部61eはタイマを解除する(ステップS206)。
第6図の場合と同様、上記一連の処理が行われることによってCPU61が以降行う処理モードをテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかに設定し、または、テープ幅取り込みモードからテープ幅非取り込みモードへのモードの切り換えやテープ幅非取り込みモードからテープ幅取り込みモードへのモードの切り換えを行うことができる。
《表示変更処理》
コンピュータ1のCPU61が行う表示変更処理について第8図を参照しつつ説明する。但し、第8図は、CPUが行う表示変更処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS301において、モード判定部61bはCPU61が以降行う処理モードがテープ幅取り込みモードであるか否かを判定する。モード判定部61bがテープ幅取り込みモードであると判定した場合(モード設定部61cによりテープ幅取り込みモードに設定された場合)には(ステップS301:YES)ステップS302の処理に移行する。一方、モード判定部61bがテープ幅取り込みモードでないと判定した場合には(モード設定部61cによってテープ幅非取り込みモードに設定された場合)ステップS313の処理に移行する。
ステップS302において、プリンタ認識部61fは、コンピュータ1に印刷装置2が接続されているか否かを判定する。プリンタ認識部61fがコンピュータ1に印刷装置2が接続されている判定した場合には(ステップS302:YES)ステップS303の処理に移行する。一方、プリンタ認識部61fがコンピュータ1に印刷装置2が接続されていないと判定した場合には(ステップS302:NO)表示変更処理を終了する。
ステップS303において、プリンタ認識部61fは、コンピュータ1に接続されている印刷装置2を制御するためのプリンタドライバがコンピュータ1にインストールされているか否か(コンピュータ1に接続されている印刷装置2が使用可能な印刷装置であるか否か)を判定する。プリンタ認識部61fが使用可能な印刷装置であると判定した場合には(ステップS303:YES)ステップS304の処理に移行する。一方、プリンタ認識部61fが使用可能な印刷装置でないと判定した場合には(ステップS303:NO)表示変更処理を終了する。
ステップS304において、テープ幅取り込み部61gは後述するテープ幅取得処理によってテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に関する情報をテープ幅通知部61uから受け取る。
ステップS305において、テープ幅判定部61hはステップS304でテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープのテープ幅と現時点におけるテープのテープ幅(表示変更処理が行われる前のテープのテープ幅)とが異なっているか否かを判定する。テープ幅判定部61hが両者のテープ幅が異なっていると判定した場合には(ステップS305:YES)ステップS306の処理に移行する。一方、テープ幅判定部61hが両者のテープ幅が異なっていないと判定した場合には(ステップS305:NO)編集画面の表示内容を変更する必要がないため表示変更処理を終了する。
ステップS306において、テープ幅設定部61iは編集画面に表示するテープのテープ幅をステップS304でテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープ幅に設定する。
ステップS307において、テキスト判定部61mはRAM64に格納されている表示されるべき文字列のデータに基づいてユーザが文字列編集中にテキストを入力したか否かを判定する。テキスト判定部61mがユーザがテキストを入力したと判定した場合には(ステップS307:YES)ステップS308の処理に移行する。一方、テキスト判定部61mがユーザがテキストを入力していないと判定した場合には(ステップS307:NO)ステップS309の処理に移行する。
ステップS308において、ポイントサイズ設定部61nは、テープ幅設定部61iまたはテープ幅設定部61jによって設定されたテープ幅に基づいてラベルビュー88の文字列(テキスト)88bのポイントサイズを設定する。第5E図は、テープ幅が12mmの場合の文字表示領域91に表示されたラベルビュー88を示し、第5F図は、テープ幅が12mmの場合の文字表示領域91に表示されたラベルビュー88を示したものである。テープ幅判定部61hがステップS304でテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープのテープ幅が現時点におけるテープのテープ幅(表示変更処理が行われる前のテープのテープ幅)より小さいと判定したときには、第5E図から第5F図に示されるように、ポイントサイズ設定部は、ラベルビュー88の文字列88b(「Hello!」)のポイントサイズを縮小して設定する。逆に、テープ幅判定部61hがステップS304でテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープのテープ幅が現時点におけるテープのテープ幅(表示変更処理が行われる前のテープのテープ幅)より大きいと判定したときには、第5F図から第5E図に示されるように、ポイントサイズ設定部は、ラベルビュー88の文字列88b(「Hello!」)のポイントサイズを拡大して設定する。
ステップS309において、表示データ作成部61oはステップS306またはステップS313で設定されたテープ幅、及びステップS308で設定されたポイントサイズに基づいて、ラベルビュー用の表示データを作成するとともに、テープサイズ表示領域89に表示するテープ幅用の表示データを作成し、表示制御部61pは表示データ作成部61oによって作成された表示データに基づいて、編集画面の表示を変更する。
この変更により、文字列表示領域91に表示されるラベルビュー88のテープのイメージ88aの幅は、テープ幅非取り込みモードにおいてはユーザが指定した幅に対応したものとなり、テープ幅取り込みモードにおいてはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に対応したものとなる。また、ラベルビュー88の文字列88bはポイントサイズ設定部61hによって設定されたポイントサイズに対応したポイントサイズになる。さらに、テープサイズ表示領域89に表示されるテープのテープ幅はテープ幅非取り込みモードにおいてはユーザが指定したテープ幅となり、テープ幅取り込みモードにおいてはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅となる。
例えば、テープ幅非取り込みモードにおいては、ユーザが設定したテープ幅が18mmの場合には、第5A図から第5B図に表示内容が変更する。また、テープ幅取り込みモードでは、テープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅が12mmであると通知を受けた場合には、第5A図から第5C図に表示内容が切り換わる。
ステップS310において、入力情報解析部61aはテープ長自動設定ボタン85が押された状態(第5D図に示す状態:テープ長自動設定モード)になっているか押されていない状態(第5A図、第5B図及び第5C図に示す状態:テープ長手動設定モード)になっているかを解析し、この解析結果に基づいてテープ長設定モード判定部61kはCPU61が以降行う処理モードがテープ長自動設定モードかテープ長手動設定モードかを判定する。テープ長設定モード判定部61kがテープ長自動設定モードであると判定した場合には(ステップS310:YES)ステップS311の処理に移行する。一方、テープ長設定モード判定部61kがテープ長手動設定モードであると判定した場合(ステップS310:NO)には表示内容をさらに変更する必要がないため表示変更処理を終了する。
ステップS311において、テープ長設定部61lは文字列の最長の行の長さに基づいてテープ長を設定する。
ステップS312において、表示データ作成部61oはステップS311で設定されたテープ長に基づいて、ラベルビュー用の表示データを作成するとともに、テープサイズ表示領域89に表示するテープ長用の表示データを作成し、表示制御部61pは表示データ作成部61oによって作成された表示データに基づいて、編集画面の表示を変更する。
この変更により、文字列表示領域91に表示されるラベルビュー88のテープのイメージ88aのテープ長は、テープの両端のマージンを除いた部分にユーザが編集した文字列の最長の行がちょうどおさまるような長さとなり、また、その長さがテープサイズ表示領域89にテープ長として表示される。例えば、テープ長設定部61iが設定したテープ長が64mmの場合には、第5C図から第5D図に表示内容が変更する。
ステップS313において、テープ幅設定部61jは、編集画面に表示するテープのテープ幅をユーザが指定したテープ幅(テープ幅プルダウンボタン84bをクリックすることによって表示されるプルダウンメニューからユーザが選択したテープ幅、または、ラベルビュー88の下部領域88dをユーザがドラッグして入力したテープ幅)に設定する。そして、上述したステップS307の処理に移行する。
上述したように、テープ幅取り込みモードにおいては、ラベルビュー88のテープのイメージ88aの幅がテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に対応したものとなるとともに、テープサイズ表示領域89に表示されるテープのテープ幅がテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅になる。また、テープ幅非取り込みモードにおいては、ラベルビュー88のテープのイメージ88aの幅がユーザによって指定された幅に対応したものとなるとともに、テープサイズ表示領域89に表示されるテープのテープ幅がユーザによって指定されたテープ幅になる。
従って、テープ幅取り込みモードにおいては、現在印刷装置に装填されているテープのテープ幅に関する情報を把握することができ、ユーザはテープのテープ幅を把握した上で文字列の編集が可能となる。この結果、ユーザは印刷装置に装填されていないテープ幅のテープに文字列を編集することがなくなる。
テープ幅非取り込みモードにおいては、現在印刷装置に装填されているテープのテープ幅に拘わらずユーザが指定したテープ幅のテープに対して文字列の編集が可能となる。この結果、例えば、ユーザが望むテープ幅のテープが印刷装置2に装着されていない場合であってもユーザは先に文字列を編集した後にユーザが望むテープ幅のテープを印刷装置2に装着することによってユーザの編集した文字列を印刷装置2で印刷することが可能になる。
また、ユーザは、テープ幅非取り込みモードで文字列を編集した後にテープ幅取り込みモードに変更することができるため、文字列の編集に対するユーザの自由度が向上する。さらに、ユーザは印刷装置2に装着されているテープのテープ幅を数値で把握することができるとともに、テープのイメージによって視覚によってもテープのテープ幅を把握することができる。
《テープ幅取得処理》
コンピュータ1のCPU61が行うテープ幅取得処理について第9図を参照しつつ説明する。但し、第9図は、CPUが行うテープ幅取得処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS401において、タイマ設定部61dは所定時間間隔(例えば1秒間隔)でタイマ65が信号を発生するようにタイマ65をセットする。
ステップS402において、CPU61は印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取得するため印刷装置2との間で通信を開始する。
ステップS403において、テープ幅取得判定部61rはテープ幅取得部61qが印刷装置2からテープのテープ幅に関する情報を受け取ったか否かを判定する。テープ幅取得判定部61rがテープ取得部61qがテープのテープ幅を取得したと判定した場合には(ステップS403:YES)ステップS406の処理に移行する。一方、テープ幅取得判定部61rがテープ取得部61qがテープのテープ幅を取得していないと判定した場合には(ステップS403:NO)ステップS404の処理に移行する。
ステップS404において、タイマ処理判定部61tは、CPU61が行っている処理が最初のタイマ処理か否かを判定する。タイマ処理判定部61tが最初のタイマ処理と判定した場合には(ステップS404:YES)ステップS405の処理に移行する。一方、タイマ処理判定部61tが最初のタイマ処理でないと判定した場合には(ステップS404:NO)ステップS403の処理に戻る。
ステップS405において、テープ幅通知部61uは、RAM64に格納されているテープのテープ幅に関する情報を上述したテープ幅取り込み部61gに通知する。ステップS406において、CPU61は印刷装置2との通信を終了し、タイマ解除部61eは、タイマ65のセットを解除する。
ステップS407において、テープ幅更新部61sは、RAM64に格納されているテープのテープ幅をステップS403でテープ幅取得部61qが印刷装置2から受け取ったテープのテープ幅に更新する。続いて、ステップS408において、テープ幅通知部61uは、ステップS405でテープ幅を通知していない場合RAM64に格納されているテープのテープ幅に関する情報を上述したテープ幅取り込み部61gに通知する。尚、ステップS405でテープ幅に通知している場合、ステップS407でRAM64に格納されている情報を更新するのは、次回のテープ幅取得処理において、できるだけ最新のテープ幅の情報を利用するためである。
上述した一連の処理によって、最初のタイマ処理までにテープ幅取得部61qが印刷装置2から印刷装置2に装着されているテープのテープ幅に関する情報を取得できた場合には、そのテープ幅が表示変更処理(第8図)で利用され、一方、取得できなかった場合にはテープ幅取得処理が開始される前にRAM64に格納されているテープのテープ幅(前回のテープのテープ幅)が表示変更処理(第8図)で利用される。従って、表示変更処理で使用されるテープのテープ幅は印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅と一致する可能性が高いものとなり、ユーザにとって使用勝手の優れたものとなる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述した実施の形態においては、コンピュータ1と印刷装置2とを接続ケーブル3で互いに接続する構成であるが、スタンドアロン機に上述した機能を適用することができることはいうまでもない。また、上述の実施の形態はユーザが編集した文字列をテープに印刷する場合について説明したが、本発明は画像形成媒体が印材であって、印材に文字列を製版してスタンプを作製する場合にも適用できることはいうまでもない。
また、第6図、第7図、第8図、及び第9図のフローチャートで示した動作手順をCPUに行わせるプログラムをCD−ROMなどの記録媒体に保存するようにしてもよい。この場合には、上記手順を行うプログラムの販売が容易となる。
本発明の文字列編集装置は、ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて、使用される画像形成媒体に関する情報を取り込む媒体情報取り込みモード又は使用される画像形成媒体に関する情報を取り込まない媒体情報非取り込みモードのいずれかを指定するモード指定手段と、前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモード又は媒体情報非取り込みモードのいずれであるかを判定するモード判定手段と、ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて前記画像形成媒体に関する情報を指示する指示手段とをさらに備え、前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合、表示制御手段は、媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示し、前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報非取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合、前記表示制御手段は、前記指示手段により指示された前記画像形成媒体に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする。
本発明によると、媒体情報取り込みモードにおいては、例えば現在印刷装置に装填されている画像形成媒体の情報を把握した上で文字列の編集が可能となり、一方、媒体情報非取り込みモードにおいては、例えば現在印刷装置に装填されている画像形成媒体に拘わらずユーザが指定した画像形成媒体に対して文字列の編集が可能となり、この2つのモードを設けることによって文字列の編集時におけるユーザの利便性がさらに向上する。
本発明の文字列編集装置は、前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合であって、前記媒体情報取り込み手段が前記画像形成媒体に関する情報を取り込むことができないとき、前記表示制御手段は、前記画像形成媒体に関する情報を記憶する媒体情報記憶手段に記憶された最新の前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するための制御を行うことを特徴とする。
本発明によると、画像形成媒体の情報の取り込みに失敗した場合でも取り込みに成功した最新の画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するため、ディスプレイに表示された画像形成媒体に関する情報が実際に使用される画像形成媒体に関するものであるの可能性が高いので、それに基づいて文字列の編集が可能となり、ユーザの利便性がさらに向上するという利点を有する。
本発明の文字列編集装置は、ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて媒体情報非取り込みモードから媒体情報取り込みモードに切り換えるためのモード切換手段をさらに備え、前記モード切換手段により前記媒体情報非取り込みモードから前記媒体情報取り込みモードに切り換えられた場合、表示制御手段は、ディスプレイに表示する情報を指示手段により指示された画像形成媒体に関する情報から媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報に切り換えることを特徴とする。
本発明によると、文字列の編集中や編集終了後に媒体情報非取り込みモードから媒体情報取り込みモードへのモードの切り換えが可能であるため、モードの設定に対するユーザの利便性が向上する。
本発明の文字列編集装置は、画像形成媒体に関する情報が前記画像形成媒体の幅の情報であって、表示制御手段は、前記画像形成媒体の幅を示す数値をディスプレイに表示することを特徴とする。
本発明によると、画像形成媒体の一つであるテープのテープ幅が数値でディスプレイに表示されるため、使用されるテープのテープ幅をユーザが容易に把握できる。
本発明の文字列編集装置は、画像形成媒体に関する情報が前記画像形成媒体の幅の情報であって、表示制御手段は、前記画像形成媒体の幅に対応した幅を有する前記画像形成媒体のイメージをディスプレイに表示することを特徴とする。
本発明によると、画像形成媒体の一つであるテープがそのテープ幅に対応するテープのイメージとしてディスプレイに表示されるため、使用されるテープのテープ幅をユーザが視覚的に把握することができる。
上記記載された機能を達成するプログラムは、CD−ROMのようなリムーバブル型記録媒体やハードディスクなどの固定型記録媒体に記録して配布可能であるほか、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
媒体情報取り込みモードにおいては、例えば現在印刷装置に装填されている画像形成媒体の情報を把握した上で文字列の編集が可能となり、一方、媒体情報非取り込みモードにおいては、例えば現在印刷装置に装填されている画像形成媒体に拘わらずユーザが指定した画像形成媒体に対して文字列の編集が可能となり、この2つのモードを設けることによって文字列の編集時におけるユーザの利便性がさらに向上する。
また、本発明によると、画像形成媒体の情報の取り込みに失敗した場合でも取り込みに成功した最新の画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するため、ディスプレイに表示された画像形成媒体に関する情報が実際に使用される画像形成媒体に関するものであるの可能性が高いので、それに基づいて文字列の編集が可能となり、ユーザの利便性がさらに向上するという利点を有する。
本発明によると、文字列の編集中や編集終了後に媒体情報非取り込みモードから媒体情報取り込みモードへのモードの切り換えが可能であるため、モードの設定に対するユーザの利便性が向上する。
本発明によると、画像形成媒体の一つであるテープのテープ幅が数値でディスプレイに表示されるため、使用されるテープのテープ幅をユーザが容易に把握できる。
本発明によると、画像形成媒体の一つであるテープがそのテープ幅に対応するテープのイメージとしてディスプレイに表示されるため、使用されるテープのテープ幅をユーザが視覚的に把握することができる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明によると、文字列の形成に使用される画像形成媒体に関する情報がディスプレイに表示されるため、利用者は文字列の形成に使用される画像形成媒体に関する情報を把握することができ、使用される画像形成媒体に関する情報を把握した上で文字列を編集することが可能となって、文字列の編集時におけるユーザの利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、文字列編集装置として機能するパーソナルコンピュータ、及び印刷装置の概略を示す外観斜視図である。
第2図は、第1図に外観を示した印刷装置の内部に配置された印刷機構及びテープ収容カセットの構造を説明するための平面図である。
第3図は、外観を示したコンピュータの制御系を説明するためのブロック図である。
第4図は、第3図に制御系を示したコンピュータ内のCPUの動作を説明するためのブロック図である。
第5A図〜第5B図は、第1図に外観を示したパーソナルコンピュータの液晶ディスプレイに表示されるエディタの編集画面の例を示す図である。
第6図は、第4図に示したCPUのモード設定処理における一連の動作手順を説明するためのフローチャートである。
第7図は、第4図に示したCPUのモード設定処理における他の動作手順を説明するためのフローチャートである。
第8図は、第4図に示したCPUの表示変更処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
第9図は、第4図に示したCPUのテープ幅取得処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
本発明は、画像形成媒体に形成する文字列を編集する文字列編集装置、及び文字列編集装置を動作させるプログラムに関する。
背景技術
ユーザがパーソナルコンピュータにインストールされたエディタを利用して文字列(そのレイアウトを含む)を編集し、編集した文字列を印刷装置によって印刷する場合、印刷装置による印刷に先立ってユーザは印刷用紙の用紙サイズなどを指定し、指定後に編集した文字列を印刷装置によって印刷する。この印刷時に初めてパーソナルコンピュータは印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズを取り込む。そして、その取り込んだ用紙サイズにユーザが指定した用紙サイズが含まれていないとき、パーソナルコンピュータはユーザが指定した用紙サイズの印刷用紙が印刷装置に装填されていない旨の警告をディスプレイに表示していた。
発明の開示
上記の処理手順では、ユーザは文字列の編集時には印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズが分からないため、印刷装置に装填されていない用紙サイズで文字列を編集してしまう場合があった。このような場合にはユーザは印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズに合わせて再度文字列の編集をやり直さなくてはならず、ユーザにとって必ずしも利用しやすいとは言えなかった。
本発明は、印刷装置に装填されている印刷用紙の用紙サイズなどをユーザが把握しながら文字列を編集することができる文字列編集装置、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の文字列編集装置は、画像形成媒体に形成される文字列を編集するための文字列編集装置において、使用される前記画像形成媒体に関する情報を間欠的に取り込むための媒体情報取り込み手段と、前記媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するための制御を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とする。画像形成媒体に形成される文字列を編集するためのプログラムは、コンピュータを、文字列編集装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によると、文字列の形成に使用される画像形成媒体に関する情報がディスプレイに表示されるため、利用者は文字列の形成に使用される画像形成媒体に関する情報を把握することができ、使用される画像形成媒体に関する情報を把握した上で文字列を編集することが可能となって文字列の編集時におけるユーザの利便性が向上する。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
第1図は、本実施の形態に係る文字列編集装置として機能するパーソナルコンピュータ(以下、コンピュータという)、及び印刷装置の概略を示す外観斜視図である。第1図に示すように、コンピュータ1と印刷装置2とは接続ケーブル3によって互いに接続され、接続ケーブル3を介してデータの授受を行う。
また、第1図に示すように、コンピュータ1は、その内部にCPUやRAMなどを備えた制御本体部4と、表示部(液晶パネル)5aを有する液晶ディスプレイ5と、その上面に文字キーや制御キーなどの多数のキーを含むキーボード6と、特定の座標値を指し示して入力するためのマウス7とを備えており、液晶ディスプレイ5、キーボード6、及びマウス7は、夫々、制御本体部4に接続線によって接続されている。
また、第1図に示すように、印刷装置2には、その筐体2aの前面にテープ8を排出するための排出口2bが設けられている。そして、印刷装置2は、その内部に以下で説明するテープ収容カセット30を着脱自在に装着することができると共に、テープ駆動印刷機構10及びテープを切断するためのカッター17(共に第2図参照)などが含まれており、テープ収容カセット30から引き出されて印刷されたテープ8はカッター17で切断された後に、排出口2bから排出される。
第2図は、第1図に外観を示した印刷装置2の内部に配置された印刷機構10及びテープ収容カセット30の構造を説明するための平面図である。第2図に示すように、印刷装置2内のカセット収納部フレーム11には、テープ収容カセット30が着脱自在に装着されている。テープ収容カセット30には、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等透明な表層テープ31が巻装されたテープスプール32と、インクリボン33が巻装されたリボン供給スプール34と、使用済みのインクリボン33を巻き取る巻取りスプール35と、表層テープ31と同一幅で両面に接着剤層を有する両面接着テープの片面に剥離テープが貼り合わされた二重テープ36が剥離テープを外側にして巻装された基材供給スプール37と、二重テープ36と表層テープ31とを重ねて接合させるための接合ローラ38とが夫々回転自在に設けられている。
テープ収容カセット30には、テープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を判別するために利用される3つの突出爪を組み合わせた突出片39が設けられている。そして、印刷装置2は、突出片39の突出爪の状態からテープ幅を検出するテープ幅検出センサ76(第3図参照)を備えている。尚、テープは、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm幅などのものがある。
第2図に示すように、カセット収容部フレーム11には、軸20aを中心にして揺動可能となるようにアーム20が取り付けられている。アーム20の先端には、共にゴムなどの可撓性部材を表面に有するプラテンローラ21及び送りローラ22が回動自在に取り付けられている。アーム20が最も時計回りに揺動した位置では、プラテンローラ21が表層テープ31及びインクリボン33を介して後述するプレート12に配置されたサーマルヘッド13と圧接し、送りローラ22が表層テープ31及び二重テープ36を介して接合ローラ38と圧接する。
カセット収納部フレーム11からはプレート12が立設している。プレート12のプラテンローラ21側には、多数の発熱素子が第2図の紙面垂直方向に1列に配列されたサーマルヘッド13が配置されている。プレート12は、テープ収納カセット30が所定位置に装着されたときに、テープ収納カセット30の凹部14にはめ込まれる。また、カセット収納部フレーム11からは、リボン巻取りローラ15及び接合ローラ駆動ローラ16が立設している。テープ収納カセット30が所定位置に装着されると、リボン巻取りローラ15及び接合ローラ駆動ローラ16はそれぞれ巻取りスプール35及び接合ローラ38内に挿入される。
そして、印刷装置2が備えているテープ送りモータ74(第3図参照)に電力が供給されると、リボンリボン巻取りローラ15を介して巻取りスプール35、接合ローラ駆動ローラ16を介して接合ローラ38、プラテンローラ21及び送りローラ22が回転し、これらの回転によって生じる駆動力によってテープ収納カセット30内の表層テープ31、インクリボン33及び二重テープ36が巻き解かれつつ下流側へと搬送される。表層テープ31及びインクリボン33は、互いに重ね合わされてからプラテンローラ21とサーマルヘッド13との間を通過する。これらがプラテンローラ21とサーマルヘッド13とによって挟まれた状態で搬送されつつ、サーマルヘッド13に配列された多数の発熱素子に選択的かつ間欠的に通電が行われることにより、表層テープ31にインクリボン33のインクがドット単位で転写されてそこに所望のドット画像が鏡像で形成される。また、サーマルヘッド13を通過したインクリボン33がリボン巻取りローラ15によって巻き取られた後、表層テープ31は二重テープ36と重ねられて送りローラ22と接合ローラ38との間を通過する。これによって、ドット印刷済みの表層テープ31はその印刷面側が二重テープ36と強固に重ね合わされる。
表層テープ31と二重テープ36とが重ね合わされたテープ8は、表層テープ31の印刷面とは反対側から印刷画像の正像を見ることができるものであって、送りローラ22のさらに下流側に配置されたカッター17によって切断されてから排出口2bから排出される。カッター17は、固定刃17aに対して回動刃17bが回動して切断対象物を剪断する鋏形式であり、回動刃17bはカッター駆動モータ75(第3図参照)によって支点を中心に往復揺動することによりテープ8を切断する。切断されたテープ8は、剥離テープを剥がすことにより任意の場所に貼り付けることが可能な粘着ラベルとして用いることができる。
次に、本実施の形態に係る文字列編集装置として機能するコンピュータ1の制御系について、第3図を参照しつつ説明する。第3図は、コンピュータ1の制御系を説明するためのブロック図である。
第3図に示すように、制御本体部4は、各種制御や演算を行うCPU61、CG−ROM62、ハードディスク63、RAM64、タイマ65、及び入出力インターフェース(以下、I/Fという)66を備えている。
制御本体部4が備えるI/F66には、液晶ディスプレイ(LCD)5に表示データを出力するための表示用RAMを有する液晶ディスプレイコントローラ(LCDC)5b、キーボード6及びマウス7が接続されている。さらに、I/F66には、印刷装置2のサーマルヘッド13を駆動するための駆動回路71、上述したテープ送りモータ74を駆動するための駆動回路72、上述したカッター駆動モータ75を駆動するための駆動回路73、及び上述したテープ幅検出センサ76が接続されている。
CG−ROM62には、印刷又は表示の対象となる多数のキャラクタのドットパターンデータがそのキャラクタのコードデータに対応付けて格納されている。また、ハードディスク63には、GUI(Graphical User Interface)ベースのOS(Operating System)ソフトウェアのほか、本発明の一実施の形態に係る文字列編集プログラムである文字列を編集するエディタなどの各種プログラムやデータテーブル類が格納されている。
RAM64は、キーボード6から入力された表示されるべき文字列のデータを格納する領域や、印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に関する情報を格納する領域、CPU61の作業領域などを含んでいる。また、タイマ65は、一定の時間間隔ごとに信号を発生する機構である。
ここで、CPU61が行う処理を説明する前に、CPU61が行う処理の理解を容易にするために、液晶ディスプレイ5の液晶パネル5aに表示されるエディタの編集画面について第5A図〜第5B図を参照しつつ説明する。編集画面には、印刷装置2に編集した文字列を出力する際に選択される印刷ボタン81aと、登録された印刷方法をプルダウンメニューとして表示させるための印刷プルダウンボタン81bとが表示されている。
また、編集画面には、後述する文字列表示領域88への表示及び印刷装置2での印刷に用いられるフォーマットを表示するためのフォーマット表示領域82aと、予め登録されているフォーマットをプルダウンメニューとして表示させるためのフォーマットプルダウンボタン82bとが表示されている。そして、ユーザはフォーマット表示領域82aまたはフォーマットプルダウンボタン82bをクリックして表示されるプルダウンメニューから所望のフォーマットを選択し、ユーザが選択したフォーマットがフォーマット表示領域82aに表示される。
編集画面には、ユーザが所望するテープのテープ長を入力するためのテープ長入力領域83a、並びに一回押されるとテープ長を所定値だけ増加させるテープ長増加ボタン83b及び一回押されるとテープ長を所定値だけ減少させるテープ長減少ボタン83cが表示されている。但し、後述するテープ長自動設定ボタン85に対するユーザの操作によってテープ長自動設定モードとなると、テープ長入力領域83a、テープ長増加ボタン83b及びテープ長減少ボタン83cに対するユーザの入力操作が行えなくなる(第5D図参照)。
編集画面には、ユーザが指定したテープのテープ幅を表示するためのテープ幅表示領域84aと、予め登録されているテープのテープ幅(例えば、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm、36mm)をプルダウンメニューとして表示させるためのテープ幅プルダウンボタン84bとが表示されている。そして、ユーザはテープ幅表示領域84aまたはプルダウンボタン84bをクリックして表示されるプルダウンメニューから所望のテープ幅を選択し、ユーザが選択したテープ幅がテープ幅表示領域84aに表示される。但し、テープ幅表示領域84aとテープ幅プルダウンボタン84bは、テープ幅非取り込みモード(印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取り込まないでテープ幅をユーザが指定するモード)ではユーザがテープ幅を入力することができる状態になっており(第5A図、第5B図参照)、一方テープ幅取り込みモード(印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取り込むモード)ではユーザがテープ幅を入力することができない状態になっている(第5C図、第5D図参照)。
編集画面には、ユーザが編集した文字列の印刷が行われるテープのテープ長をユーザが指定する(テープ長手動設定モード)か、テープ長を自動設定する(ユーザが入力した1行または複数行のうち最長の行に基づいてテープ長を決定する:テープ長自動設定モード)かを選択するためのテープ長自動設定ボタン85が表示されている。
編集画面には、ユーザが設定したテープの長手方向のマージンの幅に関する情報を表示するマージン幅表示領域86aと、予め登録されているマージンの幅に関する情報(例えば、Minimum、Maximum)をプルダウンメニューとして表示させるためのマージン幅プルダウンボタン86bとが表示されている。そして、ユーザはマージン幅表示領域86aまたはマージン幅プルダウンボタン86bをクリックして表示されるプルダウンメニューから所望のマージン幅を選択し、ユーザが選択したマージン幅に関する情報がマージン幅表示領域86aに表示される。
編集画面には、テープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかを選択し入力するためのモード設定ボタン87が表示されている。そして、ユーザは文字列の編集に先立ってモード設定ボタン87を利用することによってテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかを選択することができるとともに、ユーザは文字列の編集中や編集後にモード設定ボタン87を利用することによって例えばテープ幅非取り込みモードからテープ幅取り込みモードへモードを切り換えることができる。
編集画面の下部には文字列表示領域91があり、文字列表示領域91の表示は、ユーザによるボタン92a、92bの操作によってテキストビュー、ラベルビュー88、そのいずれも表示されない、に切り換わる。ここで、ラベルビュー88について説明すると、テープ幅取り込みモードにおいてはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅(取得したテープのテープ幅の最新の値)に対応した幅のテープのイメージ88a上にユーザが編集した文字列88bが表示されるとともに、印刷領域を示す点線88cが表示される。テープ幅非取り込みモードにおいてはユーザが指定したテープのテープ幅に対応した幅のテープのイメージ88a上にユーザが編集した文字列88bがWYSIWYG(What You See Is What You Get)形式により実際に印刷される書体及びポイントにしたがって表示されるとともに、印刷領域を示す点線88cが表示される。
そして、ユーザはラベルビュー88の下部領域88dをマウス7でドラッグすることによってテープ幅非取り込みモードに設定することや、テープ幅取り込みモードからテープ幅非取り込みモードへモードを切り換えることができるとともに、ユーザはマウス7のドラッグ量を調整することによって印刷が行われるテープのテープ幅を設定することができる。また、ユーザはラベルビュー88の下部領域88dをマウス7でダブルクリックすることによってテープ幅取り込みモードに設定することや、テープ幅非取り込みモードからテープ幅取り込みモードへモードを切り換えることができる。
編集画面の右上領域には、印刷対象となるテープのテープ長(Length)、及びテープ幅(Width)を表示するテープサイズ表示領域89がある。但し、テープサイズ表示領域89に表示されるテープ幅(Width)は、テープ幅取り込みモードでは印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅(取得したテープのテープ幅の最新の値)であり、一方、テープ幅非取り込みモードではユーザが入力したテープのテープ幅である。
尚、編集画面には、履歴ボタン90aや履歴プルダウンボタン90bなどが表示されており、履歴ボタン90aがクリックされる度に過去にユーザが入力した文字列が文字列表示領域88に順次表示され、履歴プルダウンボタン90bがクリックされると過去にユーザが入力した複数の文字列(例えば、最新の10個の文字列)がプルダウンメニューとして表示される。
以下、CPU61の機能について第4図を参照しつつ説明する。但し、第4図は、CPUの機能を説明するためのブロック図である。尚、CPU61は、モード設定処理、表示変更処理、及びテープ幅取得処理を行う。
CPU61は、第4図に示すように、入力情報解析部61a、モード判定部61b、モード設定部61c、タイマ設定部61d、タイマ解除部61e、プリンタ認識部61f、テープ幅取り込み部61g、テープ幅判定部61h、(テープ幅取り込みモード用)テープ幅設定部61i、(テープ幅非取り込みモード用)テープ幅設定部61j、テープ長設定モード判定部61k、テープ長設定部61l、テキスト判定部61m、ポイントサイズ設定部61n、表示データ作成部61o、表示制御部61p、テープ幅取得部61q、テープ幅取得判定部61r、テープ幅更新部61s、タイマ処理判定部61t、及びテープ幅通知部61uなどとして機能する。
入力情報解析部61aは、キーボード6からI/F66を介して受け取った押下信号又はマウス7からI/F66を介して受け取った座標信号に基づいてキーボード6またはマウス7を用いてユーザが入力した情報を解析する。
モード判定部61bは、入力情報解析部61aによる解析結果に基づいて、ユーザが指定したモードがテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれのモードであるかを判定する。即ち、モード判定部61bは、入力情報解析部61aの解析結果がユーザによるモード設定ボタン87への入力操作によってモード設定ボタン87が押された状態(第5C図、第5D図の状態)となっていることを示す場合やラベルビュー88の下部領域88dがダブルクリックされたことを示す場合にユーザがテープ幅取り込みモードを指定したと判定する。一方、モード判定部61bは、入力情報解析部61aの解析結果がユーザによるモード設定ボタン87への入力操作によってモード設定ボタン87が押されていない状態(第5A図、第5B図の状態)となっていることを示す場合やラベルビュー88の下部領域88dがドラッグされたことを示す場合にユーザがテープ幅非取り込みモードを指定したと判定する。従って、入力情報解析部61aとモード解析部61bとが一体となってモード指定手段とモード判定手段として機能するものである。
モード設定部61cは、モード判定部61bの判定結果に基づいてCPU61が行う処理モードをテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかのモードに設定する。但し、ユーザがモードを切り換えた場合ユーザによるモードの切り換えに応じてモード設定部61cはCPU61が行うモードを切り換える。従って、モード設定部61cは、モード切換手段としても機能するものである。
タイマ設定部61dは、モード設定部61cによってテープ幅取り込みモードに設定された場合、タイマ65が所定時間間隔(例えば、1秒間隔)で信号を発生するようにタイマ65をセットする。タイマ解除部61eは、モード設定部61cによってテープ幅非取り込みモードに設定された場合、タイマ65を解除する。この解除によってタイマ65は所定時間間隔での信号の発生動作を終了する。
プリンタ認識部61fは、コンピュータ1にプリンタが接続されているかを判定するとともに、コンピュータ1に接続されている印刷装置2を制御するためのプリンタドライバがコンピュータ1にインストールされているか、即ちコンピュータ1に接続されている印刷装置2が使用可能な印刷装置であるか否かを判定する。
テープ幅取り込み部61gは、後述するテープ幅取得処理によってテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に関する情報をテープ幅通知部61uから受け取る。テープ幅判定部61hは、テープ幅取り込み部61gが受け取ったテープのテープ幅と、現時点におけるテープのテープ幅(後述する表示変更処理が行われる前のテープのテープ幅)とが異なっているか否かを判定する。(テープ幅取り込みモード用)テープ幅設定部61iは、編集画面に表示するテープのテープ幅をテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープ幅に設定する。
(テープ幅非取り込みモード用)テープ幅設定部61jは、編集画面に表示するテープのテープ幅をユーザが指定したテープ幅(テープ幅プルダウンボタン84bをクリックすることによって表示されるプルダウンメニューからユーザが選択したテープ幅、または、ラベルビュー88の下部領域88dをユーザがドラッグして入力したテープ幅)に設定する。尚、テープ幅設定部61jは、ユーザによるドラッグ量に基づいてユーザが設定したテープ幅が予め決められているテープ幅(例えば、6mm、9mm、12mm、18mm、24mm、36mm)のいずれに最も近いかを判定し、最も近いテープ幅をユーザが指定したものと判断する。
テープ長設定モード判定部61kは、入力情報解析部61aによる解析結果に基づいて、テープ長自動設定ボタン85が押されている状態(第5D図の状態:テープ長自動設定モード)になっているのか、押されていない状態(第5A、第5B図、第5C図の状態:テープ長手動設定モード)になっているのかを判定する。テープ長設定部61lは、テープ長自動設定モード時には、編集画面に表示するテープ長を文字列の最長の行の長さに基づいて決まるテープ長に設定し、テープ長手動設定モード時には、編集画面に表示されるテープのテープ幅をユーザが指定したテープ幅に設定する。
テキスト判定部61mは、RAM64に格納されている表示されるべき文字列のデータに基づいて文字列編集中にユーザがテキストを入力したか否かを判定する。ポイントサイズ設定部61nは、テープ幅設定部61iまたはテープ幅設定部61jによって設定されたテープ幅に基づいてラベルビュー88の文字列(テキスト)88bのポイントサイズを設定する。
表示データ作成部61oは、CG−ROM62に格納されているデータを利用しながら、テープ幅設定部61iまたはテープ幅設定部61jによって設定されたテープ幅、及びポイントサイズ設定部61nによって設定されたポイントサイズに基づいて文字列表示領域91に表示されるラベルビュー用の表示データを作成するとともに、テープ幅設定部61iまたはテープ幅設定部61jによって設定されたテープ幅に基づいてテープサイズ表示領域89に表示するテープ幅用の表示データを作成する。尚、表示データ作成部61oは、テープ長設定部61lによって設定されたテープ長に基づいてテープサイズ表示領域89に表示するテープ長用の表示データを作成する。
表示制御部61pは、第5A図〜第5B図に示したエディタの編集画面を液晶ディスプレイ5に表示するための制御を行うとともに、表示データ作成部61oによって作成された表示データに基づいて、文字列表示領域91に上述したラベルビュー88を表示するととともにテープサイズ表示領域89に印刷対象のテープのテープ幅を表示する。尚、表示制御部61pは、テープサイズ表示領域89にテープ長を表示するなど、その他の表示制御も行う。
テープ幅取得部61qは、印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に関する情報を印刷装置2から受け取る。テープ幅取得判定部61rは、テープ幅取得部61qが印刷装置2からテープのテープ幅に関する情報を受け取ったか否かを判定する。テープ幅更新部61sは、RAM64に格納されているテープのテープ幅をテープ幅取得部61qが受け取ったテープのテープ幅に更新する。
タイマ処理判定部61tは、CPU61が行っている処理が最初のタイマ処理か否かを判定する。テープ幅通知部61uは、RAM64に格納されているテープのテープ幅に関する情報を上述したテープ幅取り込み部61gに通知する。
《モード設定処理》
コンピュータ1のCPU61が行うモード設定処理について第6図を参照しつつ説明する。但し、第6図は、CPUが行うモード設定処理における動作手順を説明するためのフローチャートであって、ラベルビューの下部領域を利用してテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかのモードを設定する場合のフローチャートである。尚、ユーザは文字列の編集に先立ってモードを設定することができるとともに、文字列の編集中や編集後にモードを切り換えることができるが、これらにおけるモード設定処理は同様のものである。
ステップS101において、CPU61の入力情報解析部61aはマウス7からI/F66を介して入力された座標信号に基づいて、文字列表示領域91に表示されたラベルビュー88の下部領域88dがクリックされたか否かを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはユーザがモード(テープ幅取り込みモード、テープ幅非取り込みモード)を設定または切り換えを行う操作をしたか否かを判定する。モード判定部61bがユーザによってラベルビュー88の下部領域88dがクリックされた(ユーザによってモードの設定または切り換えが行われた)と判定した場合には(ステップS101:YES)ステップS102の処理に移行する。一方、モード判定部61bがユーザによってラベルビュー88の下部領域88dがクリックされていないと判定した場合には(ステップS101:NO)、ユーザがモードを設定する操作及びモードを切り換える操作のいずれの操作も行っていないと判定してモード設定処理を終了する。
ステップS102において、CPU61の入力情報解析部61aはマウス7から入力された座標信号に基づいて文字列表示領域91に表示されたラベルビュー88の下部領域88dがドラッグされたか否かを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはユーザがテープ幅非取り込みモードを指定したか否かを判定する。モード判定部61bがユーザによってテープ幅非取り込みモードが指定されたと判定した場合には(ステップS102:YES)ステップS103の処理に移行する。一方、モード判定部61bがユーザによってテープ幅非取り込みモードが指定されていないと判定した場合には(ステップS102:NO)ステップS105の処理に移行する。
ステップS103において、ユーザはモード非取り込みモードを指定しているので、モード設定部61cは、CPU61が以降行う処理モードをテープ幅非取り込みモードに設定する。
ステップS104において、タイマ設定部61dはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取得する必要がないためにタイマ65のセットを解除する。以降、第8図を参照しつつ後述する表示変更処理を行う。
ステップS105において、CPU61の入力情報解析部61aはマウス7から入力された座標信号に基づいて文字列表示領域91に表示されたラベルビュー88の下部領域88dがダブルクリックされたか否かを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはユーザがテープ幅取り込みモードを指定したか否かを判定する。モード判定部61bがユーザによってテープ幅取り込みモードが指定されたと判定した場合には(ステップS105:YES)ステップS106の処理に移行する。一方、モード判定部61bがユーザによってテープ幅取り込みモードが指定されていないと判定した場合には(ステップS105:NO)、ユーザがモードを設定する操作及びモードを切り換える操作のいずれの操作も行っていないと判定してモード設定処理を終了する。
ステップS106において、ユーザはテープ幅取り込みモードを指定しているので、モード設定部61cは、CPU61が以降行う処理モードをテープ幅取り込みモードに設定する。
ステップS107において、タイマ設定部61dはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取得するためにタイマ65をセットする。以降、第8図を参照しつつ後述する表示変更処理、及び第9図を参照しつつ後述するテープ幅取得処理を行う。
上記一連の処理が行われることによってCPU61が以降行う処理モードをテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかに設定し、または、テープ幅取り込みモードからテープ幅非取り込みモードへのモードの切り換えやテープ幅非取り込みモードからテープ幅取り込みモードへのモードの切り換えを行うことができる。
さらに、ユーザがモード設定ボタン87を利用する場合におけるCPU61が行うモード設定処理について第7図を参照しつつ説明する。但し、第7図は、CPUが行うモード設定処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS201において、CPU61の入力情報解析部61aはマウス7からI/F66を介して入力される座標信号に基づいてモード設定ボタン87がクリックされたか否かを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはユーザがモード(テープ幅取り込みモード、テープ幅非取り込みモード)の設定または切り換えを行う操作をしたか否かを判定する。モード判定部61bがユーザによってモード設定ボタン87がクリックされた(ユーザによってモードの設定または切り換えが行われた)と判定した場合には(ステップS201:YES)ステップS202の処理に移行する。一方、モード判定部61bがユーザによってモード設定ボタン87がクリックされていないと判定した場合には(ステップS201:NO)、ユーザがモードを設定する操作及びモードを切り換える操作のいずれの操作も行っていないと判定してモード設定処理を終了する。
ステップS202において、入力情報解析部61aはさらにモード設定ボタン87が押された状態(第5C図、第5D図)に示す状態:テープ幅取り込みモード)になっているか押されていない状態(第5A図、第5B図)に示す状態:テープ幅非取り込みモード)になっているかを解析し、この解析結果に基づいてモード判定部61bはCPU61が以降行う処理モードがテープ幅取り込みモードかテープ幅非取り込みモードかを判定する。モード判定部61bがテープ幅取り込みモードと判定した場合には(S202:取り込み)ステップS203の処理に移行し、モード判定部61bがテープ幅非取り込みモードと判定した場合には(S202:非取り込み)ステップS205の処理が行われる。
ステップS203、及びステップS204において、夫々、第6図に基づいて説明したステップS106、及びステップS107の処理が行われ、モード設定部61cがテープ幅取り込みモードに設定し(ステップS203)、タイマ設定部61dはタイマをセットする(ステップS204)。
ステップS205、及びステップS206において、夫々、第6図に基づいて説明したステップS103、及びステップS104の処理が行われ、モード設定部61cがテープ幅非取り込みモードに設定し(ステップS205)、タイマ解除部61eはタイマを解除する(ステップS206)。
第6図の場合と同様、上記一連の処理が行われることによってCPU61が以降行う処理モードをテープ幅取り込みモードまたはテープ幅非取り込みモードのいずれかに設定し、または、テープ幅取り込みモードからテープ幅非取り込みモードへのモードの切り換えやテープ幅非取り込みモードからテープ幅取り込みモードへのモードの切り換えを行うことができる。
《表示変更処理》
コンピュータ1のCPU61が行う表示変更処理について第8図を参照しつつ説明する。但し、第8図は、CPUが行う表示変更処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS301において、モード判定部61bはCPU61が以降行う処理モードがテープ幅取り込みモードであるか否かを判定する。モード判定部61bがテープ幅取り込みモードであると判定した場合(モード設定部61cによりテープ幅取り込みモードに設定された場合)には(ステップS301:YES)ステップS302の処理に移行する。一方、モード判定部61bがテープ幅取り込みモードでないと判定した場合には(モード設定部61cによってテープ幅非取り込みモードに設定された場合)ステップS313の処理に移行する。
ステップS302において、プリンタ認識部61fは、コンピュータ1に印刷装置2が接続されているか否かを判定する。プリンタ認識部61fがコンピュータ1に印刷装置2が接続されている判定した場合には(ステップS302:YES)ステップS303の処理に移行する。一方、プリンタ認識部61fがコンピュータ1に印刷装置2が接続されていないと判定した場合には(ステップS302:NO)表示変更処理を終了する。
ステップS303において、プリンタ認識部61fは、コンピュータ1に接続されている印刷装置2を制御するためのプリンタドライバがコンピュータ1にインストールされているか否か(コンピュータ1に接続されている印刷装置2が使用可能な印刷装置であるか否か)を判定する。プリンタ認識部61fが使用可能な印刷装置であると判定した場合には(ステップS303:YES)ステップS304の処理に移行する。一方、プリンタ認識部61fが使用可能な印刷装置でないと判定した場合には(ステップS303:NO)表示変更処理を終了する。
ステップS304において、テープ幅取り込み部61gは後述するテープ幅取得処理によってテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に関する情報をテープ幅通知部61uから受け取る。
ステップS305において、テープ幅判定部61hはステップS304でテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープのテープ幅と現時点におけるテープのテープ幅(表示変更処理が行われる前のテープのテープ幅)とが異なっているか否かを判定する。テープ幅判定部61hが両者のテープ幅が異なっていると判定した場合には(ステップS305:YES)ステップS306の処理に移行する。一方、テープ幅判定部61hが両者のテープ幅が異なっていないと判定した場合には(ステップS305:NO)編集画面の表示内容を変更する必要がないため表示変更処理を終了する。
ステップS306において、テープ幅設定部61iは編集画面に表示するテープのテープ幅をステップS304でテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープ幅に設定する。
ステップS307において、テキスト判定部61mはRAM64に格納されている表示されるべき文字列のデータに基づいてユーザが文字列編集中にテキストを入力したか否かを判定する。テキスト判定部61mがユーザがテキストを入力したと判定した場合には(ステップS307:YES)ステップS308の処理に移行する。一方、テキスト判定部61mがユーザがテキストを入力していないと判定した場合には(ステップS307:NO)ステップS309の処理に移行する。
ステップS308において、ポイントサイズ設定部61nは、テープ幅設定部61iまたはテープ幅設定部61jによって設定されたテープ幅に基づいてラベルビュー88の文字列(テキスト)88bのポイントサイズを設定する。第5E図は、テープ幅が12mmの場合の文字表示領域91に表示されたラベルビュー88を示し、第5F図は、テープ幅が12mmの場合の文字表示領域91に表示されたラベルビュー88を示したものである。テープ幅判定部61hがステップS304でテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープのテープ幅が現時点におけるテープのテープ幅(表示変更処理が行われる前のテープのテープ幅)より小さいと判定したときには、第5E図から第5F図に示されるように、ポイントサイズ設定部は、ラベルビュー88の文字列88b(「Hello!」)のポイントサイズを縮小して設定する。逆に、テープ幅判定部61hがステップS304でテープ幅取り込み部61gが受け取ったテープのテープ幅が現時点におけるテープのテープ幅(表示変更処理が行われる前のテープのテープ幅)より大きいと判定したときには、第5F図から第5E図に示されるように、ポイントサイズ設定部は、ラベルビュー88の文字列88b(「Hello!」)のポイントサイズを拡大して設定する。
ステップS309において、表示データ作成部61oはステップS306またはステップS313で設定されたテープ幅、及びステップS308で設定されたポイントサイズに基づいて、ラベルビュー用の表示データを作成するとともに、テープサイズ表示領域89に表示するテープ幅用の表示データを作成し、表示制御部61pは表示データ作成部61oによって作成された表示データに基づいて、編集画面の表示を変更する。
この変更により、文字列表示領域91に表示されるラベルビュー88のテープのイメージ88aの幅は、テープ幅非取り込みモードにおいてはユーザが指定した幅に対応したものとなり、テープ幅取り込みモードにおいてはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に対応したものとなる。また、ラベルビュー88の文字列88bはポイントサイズ設定部61hによって設定されたポイントサイズに対応したポイントサイズになる。さらに、テープサイズ表示領域89に表示されるテープのテープ幅はテープ幅非取り込みモードにおいてはユーザが指定したテープ幅となり、テープ幅取り込みモードにおいてはテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅となる。
例えば、テープ幅非取り込みモードにおいては、ユーザが設定したテープ幅が18mmの場合には、第5A図から第5B図に表示内容が変更する。また、テープ幅取り込みモードでは、テープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅が12mmであると通知を受けた場合には、第5A図から第5C図に表示内容が切り換わる。
ステップS310において、入力情報解析部61aはテープ長自動設定ボタン85が押された状態(第5D図に示す状態:テープ長自動設定モード)になっているか押されていない状態(第5A図、第5B図及び第5C図に示す状態:テープ長手動設定モード)になっているかを解析し、この解析結果に基づいてテープ長設定モード判定部61kはCPU61が以降行う処理モードがテープ長自動設定モードかテープ長手動設定モードかを判定する。テープ長設定モード判定部61kがテープ長自動設定モードであると判定した場合には(ステップS310:YES)ステップS311の処理に移行する。一方、テープ長設定モード判定部61kがテープ長手動設定モードであると判定した場合(ステップS310:NO)には表示内容をさらに変更する必要がないため表示変更処理を終了する。
ステップS311において、テープ長設定部61lは文字列の最長の行の長さに基づいてテープ長を設定する。
ステップS312において、表示データ作成部61oはステップS311で設定されたテープ長に基づいて、ラベルビュー用の表示データを作成するとともに、テープサイズ表示領域89に表示するテープ長用の表示データを作成し、表示制御部61pは表示データ作成部61oによって作成された表示データに基づいて、編集画面の表示を変更する。
この変更により、文字列表示領域91に表示されるラベルビュー88のテープのイメージ88aのテープ長は、テープの両端のマージンを除いた部分にユーザが編集した文字列の最長の行がちょうどおさまるような長さとなり、また、その長さがテープサイズ表示領域89にテープ長として表示される。例えば、テープ長設定部61iが設定したテープ長が64mmの場合には、第5C図から第5D図に表示内容が変更する。
ステップS313において、テープ幅設定部61jは、編集画面に表示するテープのテープ幅をユーザが指定したテープ幅(テープ幅プルダウンボタン84bをクリックすることによって表示されるプルダウンメニューからユーザが選択したテープ幅、または、ラベルビュー88の下部領域88dをユーザがドラッグして入力したテープ幅)に設定する。そして、上述したステップS307の処理に移行する。
上述したように、テープ幅取り込みモードにおいては、ラベルビュー88のテープのイメージ88aの幅がテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅に対応したものとなるとともに、テープサイズ表示領域89に表示されるテープのテープ幅がテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅になる。また、テープ幅非取り込みモードにおいては、ラベルビュー88のテープのイメージ88aの幅がユーザによって指定された幅に対応したものとなるとともに、テープサイズ表示領域89に表示されるテープのテープ幅がユーザによって指定されたテープ幅になる。
従って、テープ幅取り込みモードにおいては、現在印刷装置に装填されているテープのテープ幅に関する情報を把握することができ、ユーザはテープのテープ幅を把握した上で文字列の編集が可能となる。この結果、ユーザは印刷装置に装填されていないテープ幅のテープに文字列を編集することがなくなる。
テープ幅非取り込みモードにおいては、現在印刷装置に装填されているテープのテープ幅に拘わらずユーザが指定したテープ幅のテープに対して文字列の編集が可能となる。この結果、例えば、ユーザが望むテープ幅のテープが印刷装置2に装着されていない場合であってもユーザは先に文字列を編集した後にユーザが望むテープ幅のテープを印刷装置2に装着することによってユーザの編集した文字列を印刷装置2で印刷することが可能になる。
また、ユーザは、テープ幅非取り込みモードで文字列を編集した後にテープ幅取り込みモードに変更することができるため、文字列の編集に対するユーザの自由度が向上する。さらに、ユーザは印刷装置2に装着されているテープのテープ幅を数値で把握することができるとともに、テープのイメージによって視覚によってもテープのテープ幅を把握することができる。
《テープ幅取得処理》
コンピュータ1のCPU61が行うテープ幅取得処理について第9図を参照しつつ説明する。但し、第9図は、CPUが行うテープ幅取得処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
ステップS401において、タイマ設定部61dは所定時間間隔(例えば1秒間隔)でタイマ65が信号を発生するようにタイマ65をセットする。
ステップS402において、CPU61は印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅を取得するため印刷装置2との間で通信を開始する。
ステップS403において、テープ幅取得判定部61rはテープ幅取得部61qが印刷装置2からテープのテープ幅に関する情報を受け取ったか否かを判定する。テープ幅取得判定部61rがテープ取得部61qがテープのテープ幅を取得したと判定した場合には(ステップS403:YES)ステップS406の処理に移行する。一方、テープ幅取得判定部61rがテープ取得部61qがテープのテープ幅を取得していないと判定した場合には(ステップS403:NO)ステップS404の処理に移行する。
ステップS404において、タイマ処理判定部61tは、CPU61が行っている処理が最初のタイマ処理か否かを判定する。タイマ処理判定部61tが最初のタイマ処理と判定した場合には(ステップS404:YES)ステップS405の処理に移行する。一方、タイマ処理判定部61tが最初のタイマ処理でないと判定した場合には(ステップS404:NO)ステップS403の処理に戻る。
ステップS405において、テープ幅通知部61uは、RAM64に格納されているテープのテープ幅に関する情報を上述したテープ幅取り込み部61gに通知する。ステップS406において、CPU61は印刷装置2との通信を終了し、タイマ解除部61eは、タイマ65のセットを解除する。
ステップS407において、テープ幅更新部61sは、RAM64に格納されているテープのテープ幅をステップS403でテープ幅取得部61qが印刷装置2から受け取ったテープのテープ幅に更新する。続いて、ステップS408において、テープ幅通知部61uは、ステップS405でテープ幅を通知していない場合RAM64に格納されているテープのテープ幅に関する情報を上述したテープ幅取り込み部61gに通知する。尚、ステップS405でテープ幅に通知している場合、ステップS407でRAM64に格納されている情報を更新するのは、次回のテープ幅取得処理において、できるだけ最新のテープ幅の情報を利用するためである。
上述した一連の処理によって、最初のタイマ処理までにテープ幅取得部61qが印刷装置2から印刷装置2に装着されているテープのテープ幅に関する情報を取得できた場合には、そのテープ幅が表示変更処理(第8図)で利用され、一方、取得できなかった場合にはテープ幅取得処理が開始される前にRAM64に格納されているテープのテープ幅(前回のテープのテープ幅)が表示変更処理(第8図)で利用される。従って、表示変更処理で使用されるテープのテープ幅は印刷装置2に装着されているテープ収容カセット30に収容されているテープのテープ幅と一致する可能性が高いものとなり、ユーザにとって使用勝手の優れたものとなる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述した実施の形態においては、コンピュータ1と印刷装置2とを接続ケーブル3で互いに接続する構成であるが、スタンドアロン機に上述した機能を適用することができることはいうまでもない。また、上述の実施の形態はユーザが編集した文字列をテープに印刷する場合について説明したが、本発明は画像形成媒体が印材であって、印材に文字列を製版してスタンプを作製する場合にも適用できることはいうまでもない。
また、第6図、第7図、第8図、及び第9図のフローチャートで示した動作手順をCPUに行わせるプログラムをCD−ROMなどの記録媒体に保存するようにしてもよい。この場合には、上記手順を行うプログラムの販売が容易となる。
本発明の文字列編集装置は、ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて、使用される画像形成媒体に関する情報を取り込む媒体情報取り込みモード又は使用される画像形成媒体に関する情報を取り込まない媒体情報非取り込みモードのいずれかを指定するモード指定手段と、前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモード又は媒体情報非取り込みモードのいずれであるかを判定するモード判定手段と、ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて前記画像形成媒体に関する情報を指示する指示手段とをさらに備え、前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合、表示制御手段は、媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示し、前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報非取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合、前記表示制御手段は、前記指示手段により指示された前記画像形成媒体に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする。
本発明によると、媒体情報取り込みモードにおいては、例えば現在印刷装置に装填されている画像形成媒体の情報を把握した上で文字列の編集が可能となり、一方、媒体情報非取り込みモードにおいては、例えば現在印刷装置に装填されている画像形成媒体に拘わらずユーザが指定した画像形成媒体に対して文字列の編集が可能となり、この2つのモードを設けることによって文字列の編集時におけるユーザの利便性がさらに向上する。
本発明の文字列編集装置は、前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合であって、前記媒体情報取り込み手段が前記画像形成媒体に関する情報を取り込むことができないとき、前記表示制御手段は、前記画像形成媒体に関する情報を記憶する媒体情報記憶手段に記憶された最新の前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するための制御を行うことを特徴とする。
本発明によると、画像形成媒体の情報の取り込みに失敗した場合でも取り込みに成功した最新の画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するため、ディスプレイに表示された画像形成媒体に関する情報が実際に使用される画像形成媒体に関するものであるの可能性が高いので、それに基づいて文字列の編集が可能となり、ユーザの利便性がさらに向上するという利点を有する。
本発明の文字列編集装置は、ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて媒体情報非取り込みモードから媒体情報取り込みモードに切り換えるためのモード切換手段をさらに備え、前記モード切換手段により前記媒体情報非取り込みモードから前記媒体情報取り込みモードに切り換えられた場合、表示制御手段は、ディスプレイに表示する情報を指示手段により指示された画像形成媒体に関する情報から媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報に切り換えることを特徴とする。
本発明によると、文字列の編集中や編集終了後に媒体情報非取り込みモードから媒体情報取り込みモードへのモードの切り換えが可能であるため、モードの設定に対するユーザの利便性が向上する。
本発明の文字列編集装置は、画像形成媒体に関する情報が前記画像形成媒体の幅の情報であって、表示制御手段は、前記画像形成媒体の幅を示す数値をディスプレイに表示することを特徴とする。
本発明によると、画像形成媒体の一つであるテープのテープ幅が数値でディスプレイに表示されるため、使用されるテープのテープ幅をユーザが容易に把握できる。
本発明の文字列編集装置は、画像形成媒体に関する情報が前記画像形成媒体の幅の情報であって、表示制御手段は、前記画像形成媒体の幅に対応した幅を有する前記画像形成媒体のイメージをディスプレイに表示することを特徴とする。
本発明によると、画像形成媒体の一つであるテープがそのテープ幅に対応するテープのイメージとしてディスプレイに表示されるため、使用されるテープのテープ幅をユーザが視覚的に把握することができる。
上記記載された機能を達成するプログラムは、CD−ROMのようなリムーバブル型記録媒体やハードディスクなどの固定型記録媒体に記録して配布可能であるほか、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
媒体情報取り込みモードにおいては、例えば現在印刷装置に装填されている画像形成媒体の情報を把握した上で文字列の編集が可能となり、一方、媒体情報非取り込みモードにおいては、例えば現在印刷装置に装填されている画像形成媒体に拘わらずユーザが指定した画像形成媒体に対して文字列の編集が可能となり、この2つのモードを設けることによって文字列の編集時におけるユーザの利便性がさらに向上する。
また、本発明によると、画像形成媒体の情報の取り込みに失敗した場合でも取り込みに成功した最新の画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するため、ディスプレイに表示された画像形成媒体に関する情報が実際に使用される画像形成媒体に関するものであるの可能性が高いので、それに基づいて文字列の編集が可能となり、ユーザの利便性がさらに向上するという利点を有する。
本発明によると、文字列の編集中や編集終了後に媒体情報非取り込みモードから媒体情報取り込みモードへのモードの切り換えが可能であるため、モードの設定に対するユーザの利便性が向上する。
本発明によると、画像形成媒体の一つであるテープのテープ幅が数値でディスプレイに表示されるため、使用されるテープのテープ幅をユーザが容易に把握できる。
本発明によると、画像形成媒体の一つであるテープがそのテープ幅に対応するテープのイメージとしてディスプレイに表示されるため、使用されるテープのテープ幅をユーザが視覚的に把握することができる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明によると、文字列の形成に使用される画像形成媒体に関する情報がディスプレイに表示されるため、利用者は文字列の形成に使用される画像形成媒体に関する情報を把握することができ、使用される画像形成媒体に関する情報を把握した上で文字列を編集することが可能となって、文字列の編集時におけるユーザの利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、文字列編集装置として機能するパーソナルコンピュータ、及び印刷装置の概略を示す外観斜視図である。
第2図は、第1図に外観を示した印刷装置の内部に配置された印刷機構及びテープ収容カセットの構造を説明するための平面図である。
第3図は、外観を示したコンピュータの制御系を説明するためのブロック図である。
第4図は、第3図に制御系を示したコンピュータ内のCPUの動作を説明するためのブロック図である。
第5A図〜第5B図は、第1図に外観を示したパーソナルコンピュータの液晶ディスプレイに表示されるエディタの編集画面の例を示す図である。
第6図は、第4図に示したCPUのモード設定処理における一連の動作手順を説明するためのフローチャートである。
第7図は、第4図に示したCPUのモード設定処理における他の動作手順を説明するためのフローチャートである。
第8図は、第4図に示したCPUの表示変更処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
第9図は、第4図に示したCPUのテープ幅取得処理における動作手順を説明するためのフローチャートである。
Claims (18)
- 画像形成媒体に形成される文字列を編集する文字列編集装置は、
使用される前記画像形成媒体に関する情報を間欠的に取り込む媒体情報取り込み手段と、
前記媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するための制御を行う表示制御手段と、
を備える。 - ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて、使用される画像形成媒体に関する情報を取り込む媒体情報取り込みモード又は使用される画像形成媒体に関する情報を取り込まない媒体情報非取り込みモードのいずれかを指定するモード指定手段と、
前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモード又は媒体情報非取り込みモードのいずれであるかを判定するモード判定手段と、
ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて前記画像形成媒体に関する情報を指示する指示手段とをさらに備え、
前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合、前記表示制御手段は、前記媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報非取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合、前記表示制御手段は、前記指示手段により指示された前記画像形成媒体に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1記載の文字列編集装置。 - 前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合であって、前記媒体情報取り込み手段が前記画像形成媒体に関する情報を取り込むことができないとき、前記表示制御手段は、前記画像形成媒体に関する情報を記憶する媒体情報記憶手段に記憶された最新の前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するための制御を行うことを特徴とする請求項2記載の文字列編集装置。
- ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて前記媒体情報非取り込みモードから前記媒体情報取り込みモードに切り換えるためのモード切換手段をさらに備え、
前記モード切換手段により前記媒体情報非取り込みモードから前記媒体情報取り込みモードに切り換えられた場合、前記表示制御手段は、前記ディスプレイに表示する情報を前記指示手段により指示された前記画像形成媒体に関する情報から前記媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報に切り換えることを特徴とする請求項2記載の文字列編集装置。 - 前記画像形成媒体に関する情報が前記画像形成媒体の幅の情報であって、
前記表示制御手段は、前記画像形成媒体の幅を示す数値を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1記載の文字列編集装置。 - 前記画像形成媒体に関する情報が前記画像形成媒体の幅の情報であって、
前記表示制御手段は、前記画像形成媒体の幅に対応した幅を有する前記画像形成媒体のイメージを前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1記載の文字列編集装置。 - コンピュータを、
使用される前記画像形成媒体に関する情報を間欠的に取り込むための媒体情報取り込み手段と、
前記媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するための制御を行う表示制御手段として機能させることを特徴とする画像形成媒体に形成される文字列を編集するためのプログラム。 - コンピュータを、
ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて、使用される画像形成媒体に関する情報を取り込む媒体情報取り込みモード又は使用される画像形成媒体に関する情報を取り込まない媒体情報非取り込みモードのいずれかを指定するモード指定手段と、
前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモード又は媒体情報非取り込みモードのいずれであるかを判定するモード判定手段と、
ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて前記画像形成媒体に関する情報を指示する指示手段としてさらに機能させ、
前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合、前記表示制御手段は、前記媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報非取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合、前記表示制御手段は、前記指示手段により指示された前記画像形成媒体に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項7記載の画像形成媒体に形成される文字列を編集するためのプログラム。 - 前記モード指定手段により指定されたモードが媒体情報取り込みモードであると前記モード判定手段が判定した場合であって、前記媒体情報取り込み手段が前記画像形成媒体に関する情報を取り込むことができないとき、前記表示制御手段は、前記画像形成媒体に関する情報を記憶する媒体情報記憶手段に記憶された最新の前記画像形成媒体に関する情報をディスプレイに表示するための制御を行うことを特徴とする請求項8記載の画像形成媒体に形成される文字列を編集するためのプログラム。
- コンピュータを、
ユーザインターフェースからの入力情報に基づいて前記媒体情報非取り込みモードから前記媒体情報取り込みモードに切り換えるためのモード切換手段としてさらに機能させ、
前記モード切換手段により前記媒体情報非取り込みモードから前記媒体情報取り込みモードに切り換えられた場合、前記表示制御手段は、前記ディスプレイに表示する情報を前記指示手段により指示された前記画像形成媒体に関する情報から前記媒体情報取り込み手段により取り込まれた前記画像形成媒体に関する情報に切り換えることを特徴とする請求項8記載の画像形成媒体に形成される文字列を編集するためのプログラム。 - 前記画像形成媒体に関する情報が前記画像形成媒体の幅の情報であって、
前記表示制御手段は、前記画像形成媒体の幅を示す数値を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項7記載の画像形成媒体に形成される文字列を編集するためのプログラム。 - 前記画像形成媒体に関する情報が前記画像形成媒体の幅の情報であって、
前記表示制御手段は、前記画像形成媒体の幅に対応した幅を有する前記画像形成媒体のイメージを前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項7記載の画像形成媒体に形成される文字列を編集するためのプログラム。 - 記録媒体に形成される文字列を編集する文字列編集装置は、
使用される前記記録媒体に関する情報を取り込む媒体情報取り込み装置と、
前記媒体情報取り込み装置により取り込まれた前記記録媒体に関する情報をディスプレイ上に表示する表示装置と、
オペレータからの入力情報に基づいて、前記記録媒体に関する情報を指示する指示装置と、
使用される前記記録媒体に関する情報を取り込むモードを指定する第1のモード指定装置と、
使用される前記記録媒体に関する情報を取り込まないモードを指定する第2のモード指定装置と、
前記第1のモード指定装置により媒体情報を取り込むモードが指定された場合、前記媒体情報取り込み装置により取り込まれた前記記録媒体に関する情報を前記ディスプレイに表示し、前記第2のモード指定装置により媒体情報を取り込まないモードが指定された場合、前記指示装置により指示された前記記録媒体に関する情報を前記ディスプレイに表示するよう前記表示装置を制御する表示制御装置と、
を備えることを特徴とする。 - テープ幅を有するテープを格納したテープカセットを装着し、文字列を印刷するテープ印刷装置は、
文字列を入力する入力装置と、
前記入力装置により入力された文字列が印刷された状態を、前記テープ幅に応じて表示する表示装置と、
印刷される前記テープ幅を指定して設定するテープ幅指定装置と、
印刷される前記テープ幅を検出して設定するテープ幅検出装置と、
前記テープ幅指定装置によりテープ幅が指定されるテープ幅指定モード及び前記テープ幅検出装置によりテープ幅検出されるテープ幅検出モードのいずれかを指定するモード指定装置と、
前記モード指定装置により指定されたモードで設定されたテープ幅に基づいて、前記表示装置により表示される文字列のサイズを変更する文字列変更装置と、
を備えることを特徴とする。 - 前記文字列変更装置で変更される直前に格納されていたテープのテープ幅と前記テープ幅指定装置で指定されたテープ幅を比較するテープ幅比較装置をさらに備え、
前記文字列変更装置は、前記テープ幅比較装置により、前記テープ幅指定装置で指定されたテープ幅が直前に格納されていたテープ幅よりも小さいと判定されたときは、前記表示装置により表示される文字列のサイズを縮小することを特徴とする請求項14記載のテープ印刷装置。 - 前記文字列変更装置で変更される直前に格納されていたテープのテープ幅と前記テープ幅指定装置で指定されたテープ幅を比較するテープ幅比較装置をさらに備え、
前記文字列変更装置は、前記テープ幅比較装置により、前記テープ幅指定装置で指定されたテープ幅が直前に格納されていたテープ幅よりも大きいと判定されたときは、前記表示装置により表示される文字列のサイズを拡大することを特徴とする請求項14記載のテープ印刷装置。 - 前記表示装置は、前記テープ上に文字列を印刷したときの印刷イージのプレビュー画面を表示し、前記文字列変更装置により文字列のサイズが縮小されたときに、印刷イメージの文字列を縮小して表示することを特徴とする請求項15記載のテープ印刷装置。
- 前記文字列変更装置は、前記表示装置により表示される文字列の全体を同一サイズで変更することを特徴とする請求項14記載のテープ印刷装置。
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