JP2005078128A - 印刷システム、印刷システムのデータ処理方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

印刷システム、印刷システムのデータ処理方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 セパレートタイプの印刷システムにおいて、データを供給する供給装置で設定した設定テープ幅と、テープ印刷装置に装着した装着テープ幅とが異なる場合であっても、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能な印刷システム、印刷システムのデータ処理方法、プログラムおよび記憶媒体を提供する。
【解決手段】 供給装置DSにおいて、予め設定した設定テープ幅VWと、テープ印刷装置1から報告された装着テープ幅TWとの間でテープ幅が異なるときに、設定テープ幅VWに合うように用意(記憶)された基本画像データを、装着テープ幅TWに合うように変形して、変形画像データを作成し、テープ幅が異なるときには変形画像データを印刷画像データとして、インタフェースIFを介してテープ印刷装置1に供給し、テープ印刷装置1において、その印刷画像データに基づく印刷画像をテープに印刷する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、印刷画像データを供給する供給装置と供給された印刷画像データに基づく印刷画像をテープに印刷する印刷装置(テープ印刷装置)とを備えたセパレートタイプのテープ印刷装置である印刷システム、印刷システムのデータ処理方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
従来のこの種の印刷システム(セパレートタイプのテープ印刷装置)においては、印刷画像データを用意(作成〜記憶等)する段階で設定したテープ幅(設定テープ幅:仮想テープ幅)と、実際にテープ印刷装置に装着したテープのテープ幅(装着テープ幅)と、が同一でない場合、その旨を表示することにより、設定テープ幅に合致するテープ(実際にはそのテープを収容したテープカートリッジ(カセット))の装着を、ユーザに促すようにしている(例えば、特許文献1参照)。また、そのまま印刷を実行した場合、装着テープ幅に合わない印刷画像データの供給によりテープ印刷装置(特にサーマルタイプの印刷ヘッドやプラテン等)に支障が生じたり、余分なデータ通信等のために無駄な処理時間を要する、などの問題点があることも知られている。
特許第3378622号公報
しかしながら、設定テープ幅と同一のテープ幅を有するテープ(テープカートリッジ)が、常に手元に用意されているとは限らず、他のテープ幅のテープでも良いから、所望の印刷画像を印刷したテープ(あるいはそれをカットして作成したラベル)がすぐに欲しい場合がある。かといって、すぐに用意できる(あるいはすでに装着済みの)テープに合うように、設定テープ幅を設定し直し、それに合う画像データを改めて用意するのは、面倒であり、また、困難な場合も多い。さらに、セパレートタイプのテープ印刷装置である印刷システムでは、供給装置とテープ印刷装置とが離れて(別の部屋等に)置かれている場合もあり、そのような場合、テープ印刷装置側で用意できる(装着可能な)テープカートリッジ等の種類を、供給装置側で把握しにくいこともある。
本発明は、セパレートタイプの印刷システムにおいて、データを供給する供給装置で設定した設定テープ幅と、テープ印刷装置に装着した装着テープ幅とが異なる場合であっても、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能な印刷システム、印刷システムのデータ処理方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の印刷システムは、インタフェースを介して印刷画像データを供給する供給装置と、前記インタフェースを介して供給された前記印刷画像データに基づく印刷画像をテープに印刷するテープ印刷装置と、を備えた印刷システムであって、前記テープ印刷装置は、装着された前記テープのテープ幅を装着テープ幅として前記供給装置に報告するテープ幅報告手段を有し、前記供給装置は、予め設定した設定テープ幅に合う基本画像データを記憶する基本画像記憶手段と、前記設定テープ幅と前記装着テープ幅と間でテープ幅が異なるときに、前記基本画像データを前記装着テープ幅に合うように変形して、変形画像データを作成する変形画像作成手段と、前記変形画像データを前記印刷画像データとして、前記テープ印刷装置に供給する画像データ供給手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明のデータ処理方法は、供給装置からインタフェースを介してテープ印刷装置に供給する印刷画像データに基づいて、テープに対して印刷画像を印刷する印刷システムのデータ処理方法であって、前記テープ印刷装置により、装着された前記テープのテープ幅を装着テープ幅として前記供給装置に報告するテープ幅報告工程と、前記供給装置内に、予め設定した設定テープ幅に合う基本画像データを記憶する基本画像記憶工程と、前記供給装置により、前記設定テープ幅と前記装着テープ幅と間でテープ幅が異なるときに、前記基本画像データを前記装着テープ幅に合うように変形して、変形画像データを作成する変形画像作成工程と、前記供給装置により、前記変形画像データを前記印刷画像データとして、前記テープ印刷装置に供給する画像データ供給工程と、を備えたことを特徴とする。
この印刷システムおよびそのデータ処理方法では、供給装置において、予め想定して設定した設定テープ幅と、テープ印刷装置から報告された装着テープ幅との間でテープ幅が異なるときに、設定テープ幅に合うように用意(記憶)された基本画像データを、装着テープ幅に合うように変形して、変形画像データを作成し、その変形画像データを印刷画像データとして(テープ幅が同一のときには基本画像データまたは変形画像データを印刷画像データとして)、インタフェースを介してテープ印刷装置に供給する。この場合、印刷画像データとして供給される画像データは、両テープ幅が同一のときはもちろんのこと、テープ幅が異なるときにも、装着テープ幅に適合する画像データとなるので、格別な支障を生じることはない。すなわち、設定テープ幅と異なる装着テープ幅(のテープ)しか用意できない場合であっても、そのような事態を予め考慮した印刷画像に変形できるように、画像データの変形方法(印刷画像の変形方法:所定の印刷方法)を定めておけば、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能になる。例えば用意できる広幅のテープに狭幅の印刷画像(に余白幅を付加したもの)を印刷するようにして、印刷後に余分な余白幅をカットしたり、用意できる狭幅のテープに所望の印刷画像の幅方向の一部を抽出して印刷し、異なる一部ずつを複数枚に印刷できるようにして、複数枚の貼り合わせにより結果として所望の幅の印刷画像のテープ(ラベル)を作成(入手)できるようにしたり、あるいは装着テープ幅に合うように拡大/縮小する仕様にしても良い。これらの画像の変形により、セパレートタイプの印刷システムにおいて、データを供給する供給装置で設定した設定テープ幅と、テープ印刷装置に装着した装着テープ幅とが異なる場合であっても、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能になる。
また、上述の各印刷システムにおいて、前記供給装置は、前記印刷画像の印刷指示を行う印刷指示手段と、前記印刷指示が行われ且つ前記テープ幅が異なるときに、前記印刷指示をキャンセル可能な印刷指示キャンセル手段と、前記印刷指示が行われ且つ前記テープ幅が異なるときに、前記印刷画像の印刷の強行を指示する印刷強行指示が可能な印刷強行指示手段と、をさらに有し、前記画像データ供給手段は、前記印刷強行指示が行われたときに、前記変形画像データを前記印刷画像データとして供給することが好ましい。
この印刷システムでは、供給装置において、印刷指示が行われ且つテープ幅が異なるときに、印刷指示をキャンセルしたり、印刷画像の印刷の強行を指示すること(印刷強行指示)ができるので、便利であるのに加え、印刷強行指示が行われたときに、変形画像データを印刷画像データとして供給するので、装着テープ幅に適合する画像データを供給することになり、格別な支障を生じることはない。
また、上述の各印刷システムにおいて、前記変形画像作成手段は、前記基本画像データに基づく基本画像の前記設定テープ幅相当分の幅を、前記装着テープ幅相当分の幅まで拡大または縮小するように、前記基本画像データを変形して、前記変形画像データを作成する画像拡大縮小手段と、前記設定テープ幅が前記装着テープ幅以上の場合、前記基本画像データから前記装着テープ幅相当分を抽出して、前記変形画像データを作成し、前記設定テープ幅が前記装着テープ幅未満の場合、前記基礎画像データに前記装着テープ幅相当分まで拡幅するための余白幅データを付加して、前記変形画像データを作成する画像幅抽出付加手段と、の少なくともいずれかを有することが好ましい。
この印刷システムでは、供給装置において、基本画像の幅を設定テープ幅相当分から装着テープ幅相当分まで拡大または縮小するように変形する画像の拡大・縮小による変形方法と、基本画像データから装着テープ幅相当分を抽出(または他の部分を削除)したり、基礎画像データに装着テープ幅相当分まで拡幅するための余白幅データを付加するように変形する画像幅の抽出・付加による変形方法と、の少なくともいずれかの変形方法を採用でき、これにより、テープ幅が異なるときにも、装着テープ幅に適合する画像データを印刷画像データとして、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能になる。
また、上述の印刷システムにおいて、前記変形画像作成手段は、前記画像拡大縮小手段と前記画像幅抽出付加手段との双方を有するとともに、前記テープ幅が異なるときに、前記変形画像データの作成に前記画像拡大縮小手段による変形方法と前記画像幅抽出付加手段による変形方法とのいずれを採用するか選択する変形方法選択手段をさらに有することが好ましい。
この印刷システムでは、上述の画像の拡大・縮小による変形方法と画像幅の抽出・付加による変形方法とのいずれかを選択して採用できる。
また、上述の印刷システムにおいて、前記テープ印刷装置は、前記供給装置の前記変形方法選択手段と同一の変形方法の選択が可能な変形方法選択手段と、その変形方法選択手段による選択結果を前記供給装置に報告する変形方法報告手段と、をさらに有することが好ましい。
この印刷システムでは、テープ印刷装置においても、上述の画像の拡大・縮小による変形方法と画像幅の抽出・付加による変形方法とのいずれかを選択でき、その選択結果を供給装置に報告できるので、いずれかの変形方法を、テープ印刷装置側の選択に従って採用することもできる。なお、供給装置側とテープ印刷装置側の双方で選択可能とする場合、供給装置側の選択結果とテープ印刷装置側の選択結果とのどちらを優先するかは、仕様上、任意に決めれば良く、一方を他方で選択されなかった場合のデフォルト指定の選択としても良いし、優先順位をつけず直近に選択した側の選択結果を採用する仕様にしても良い。
また、前記画像幅抽出付加手段を有する上述の各印刷システムにおいて、前記画像幅抽出付加手段は、前記変形画像データに基づく変形画像と前記基本画像との幅方向における位置関係を設定するための選択手段として、前記設定テープ幅が前記装着テープ幅以上の場合の、前記基本画像の幅方向における前記変形画像の位置を、複数の選択肢から選択する抽出印刷位置選択手段と、前記設定テープ幅が前記装着テープ幅未満の場合の、前記変形画像の幅方向における前記基本画像の位置を、複数の選択肢から選択する基本印刷位置選択手段と、の少なくともいずれかを有することが好ましい。
この印刷システムでは、上述の画像幅の抽出・付加による変形方法において、基本画像から抽出する変形画像の幅方向の位置(変形画像の抽出位置)や、基本画像に余白を付加した変形画像内の基本画像の位置(基本画像の配置位置)を、複数の選択肢から選択できる。この場合、例えば変形画像の抽出位置を選択できれば、用意できる狭幅のテープに、所望の印刷画像(この場合、基本画像)の幅方向の異なる位置の一部ずつを抽出して、複数枚に印刷することにより、結果として所望の幅の印刷画像のテープ(またはそれをカットしてラベル)を作成できる。また、例えば基本画像の配置位置を選択できれば、用意できる広幅のテープの任意の位置に基本画像を配置して印刷した後に、余分な余白幅をカットすることにより、結果として所望の幅の印刷画像のラベルを作成できる。
また、上述の印刷システムにおいて、前記複数の選択肢には、前記テープ幅方向の一方の端を基準端、他方の端を対向端とし、それらの中央を中心線としたときの、各画像の前記基準端を一致させる基準端側位置と、各画像の前記対向端を一致させる対向端側位置と、各画像の中心線を一致させる中央位置と、が含まれることが好ましい。
この印刷システムでは、複数の選択肢には、各画像のテープ幅方向の一端である基準端を一致させる基準端側位置、他端である対向端を一致させる対向端側位置と、各画像の中心線を一致させる中央位置と、が含まれるので、これらのいずれかを選択するだけで、所望の抽出位置あるいは配置位置の変形画像データを容易に作成でき、所望の印刷画像を容易に印刷できる。
前記抽出印刷位置選択手段を有する上述の各印刷システムにおいて、前記抽出印刷位置選択手段の複数の選択肢には、n≧(前記設定テープ幅÷前記装着テープ幅)となる自然数nにより、前記基本画像の幅を均等分割したときのn個の分割画像のそれぞれを、前記変形画像内に配置するように指定可能なn個の選択肢が含まれることが好ましい。
上述の変形画像の抽出を行う場合、設定テープ幅≧装着テープ幅なので、設定テープ幅÷装着テープ幅(以下「設定テープ幅/装着テープ幅」)≧1となる。ここで、n≧設定テープ幅/装着テープ幅となる自然数nを考え、基本画像の幅をn個に均等分割すれば、各分割画像の幅は設定テープ幅/nなので、必然的に装着テープ幅以下の幅となり、装着テープ幅を有する変形画像に配置可能な幅となる。この印刷システムでは、上述の変形画像の抽出位置の複数の選択肢には、上記のn個の分割画像のそれぞれを、変形画像内に配置するように指定可能なn個の選択肢が含まれるので、これらを順次選択して印刷すれば、用意できる狭幅のテープに、所望の印刷画像の幅方向の少なくともn分の1(1/n)ずつを抽出して、n枚に印刷することになる。このため、そのn枚の貼り合わせにより、結果として所望の印刷画像の全幅分を印刷したテープ(またはそれをカットしてラベル)を、作成できる。なお、n=3のときの各選択肢の一例である1/3〜3/3(3分割の1番目〜3番目)は、例えば前述の基準端側位置、中央位置、対向端側位置の各選択肢に対応する。
前記抽出印刷位置選択手段と前記基本印刷位置選択手段との少なくともいずれかを有する上述の各印刷システムにおいて、前記テープ印刷装置は、前記供給装置の前記抽出印刷位置選択手段と同一の前記テープ幅方向における位置の選択が可能な抽出印刷位置選択手段と、前記供給装置の前記基本印刷位置選択手段と同一の前記テープ幅方向における位置の選択が可能な基本印刷位置選択手段と、の少なくともいずれかを有するとともに、その選択結果を前記供給装置に報告する印刷位置報告手段と、をさらに有することが好ましい。
この印刷システムでは、テープ印刷装置においても、上述の変形画像の抽出位置や基本画像の配置位置を、複数の選択肢から選択でき、その選択結果を供給装置に報告できるので、テープ印刷装置側の選択に従った抽出位置や配置位置の印刷画像を印刷することもできる。なお、この場合も、供給装置側とテープ印刷装置側の双方で選択可能とするときの優先順位は、仕様上、任意に決めれば良く、一方をデフォルト指定としても良いし、優先順位をつけずに直近選択側の選択結果を採用しても良い。
また、上述の各印刷システムにおいて、前記供給装置は、前記基本画像データを記憶した記憶媒体を装着可能な装着手段をさらに有することが好ましい。
この印刷システムでは、供給装置において、基本画像データを記憶した記憶媒体を装着できるので、各種の記憶媒体を装着するだけで、新たな各種の基本画像(データ)を記憶(用意)することができ、セパレートタイプでありながらも、さらに多様な印刷画像を印刷でき、種々のラベル作成を簡易且つ迅速に行うことができる。
また、上述の各印刷システムにおいて、前記供給装置は、所定のネットワークを介して他の装置と接続され、前記他の装置から前記基本画像データを受信可能な上位通信手段を有することが好ましい。
この印刷システムでは、供給装置は、所定のネットワークを介して他の装置と接続され、他の装置から基本画像データを受信可能なので、各種の装置から受信するだけで、さらに新たな各種の基本画像(データ)を記憶(用意)でき、セパレートタイプでありながらも、さらに多様な印刷画像を印刷でき、種々のラベル作成を簡易且つ迅速に行うことができる。
また、本発明のプログラムは、上述のいずれかの印刷システムの各手段を機能させることを特徴とする。
また、本発明の別のプログラムは、上述のデータ処理方法を実行可能なことを特徴とする。
これらのプログラムは、プログラム処理可能な印刷システムによって処理されることにより、セパレートタイプの印刷システムにおいて、データを供給する供給装置で設定した設定テープ幅と、テープ印刷装置に装着した装着テープ幅とが異なる場合であっても、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能になる。
また、本発明の記憶媒体は、上述した各プログラムを、プログラム処理可能な印刷システムによって読出可能に記憶することを特徴とする。
プログラム処理可能な印刷システムにおいて、この記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、セパレートタイプの印刷システムにおいて、データを供給する供給装置で設定した設定テープ幅と、テープ印刷装置に装着した装着テープ幅とが異なる場合であっても、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能になる。
上述のように、本発明の印刷システム、印刷システムのデータ処理方法、プログラムおよび記憶媒体によれば、セパレートタイプの印刷システムにおいて、データを供給する供給装置で設定した設定テープ幅と、テープ印刷装置に装着した装着テープ幅とが異なる場合であっても、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能になる、などの効果がある。
以下、本発明の一実施形態に係る印刷システムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2に示すように、この印刷システムSYSは、全体として1つのテープ印刷装置(セパレートタイプのテープ印刷装置)と見ることもできるように構成され、データサーバ(供給装置)DSと、テープ印刷装置1と、を備え、インタフェースIFを介して接続されている。
まず、データサーバDSは、テープ印刷装置1に対して、印刷対象の印刷画像データを供給するものである。このため、データサーバDSは、例えば図1に示す第1の構成では、ネットワークNWを中心に、端末となる複数のワークステーションWS(パソコンPC等)1〜3やターミナルアダプタ(ルータ、リピータ、ハブ等を含む)TA等を接続して構成され、これらの端末のいずれかからインタフェースIFを介して、あるいはネットワークNWから直接のインタフェースIFとして、テープ印刷装置1と接続される。
この場合のネットワークNWとしては、IEEE標準LAN準拠の通信プロトコルに従ったもの、例えばいわゆるインターネットや各種のローカルエリアネットワーク(LAN:イーサネット(登録商標)、10/100ベース(Base)等)が採用できる。また、端末を介するインタフェースIFとしては、シリアルデータ通信(RS−232C、USB、IEEE1394等)でも、パラレルデータ通信(セントロニクス等)でも良い。なお、これらは有線通信の規格であるが、無線通信を利用することも可能である。
あるいは、より単純な構成として、データサーバDSを、スタンドアロンタイプの装置としても良い。例えば図2に示す第2の構成では、スタンドアロンのパソコンPCとテープ印刷装置1とを、USB等のインタフェースIFで接続するだけで、印刷システムSYSを構成できる。
次に、図3および図4に示すように、テープ印刷装置1は、装置ケース(装置本体)2により外殻が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーから成るキーボード3を備えている。また、後部上面には、その左部に開閉蓋21が取り付けられ、その右部にはディスプレイ4が配設されている。また、装置ケース2の左側部には、ポケット(テープ装着部)6と装置外部とを連通するスリット状のテープ排出口22が形成され、テープ排出口22には、送りだした印刷用テープ(以下単に「テープ」)Tを切断するテープカッタ132が臨んでいる。
また、図5に示すように、テープ印刷装置1は、単体(スタンドアロン)のテープ印刷装置と同様の構成に、データ供給インタフェース(DS−IF)16を付加した構成と成っていて、DS−IF16は、例えば図2の第2の構成では、USB仕様(プロトコル)に基づいて(USBケーブルによる)インタフェースIFからUSBコネクタ25を介してデータサーバDSとの通信を行うものであり、データサーバDSからの各種データ(印刷画像データ等)を受信するための受信バッファ161を有している。
すなわち、制御系から見た基本的な構成として、キーボード3やディスプレイ4を有してユーザとのインタフェースを行う操作部11と、印刷ヘッド(サーマルヘッド)7やテープ送り部120を有してポケット6内に装着したテープカートリッジCのテープTに印刷を行う印刷部12と、印刷後のテープTの切断を行う切断部13と、各種センサを有して各種検出を行う検出部14と、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部15と、上述のDS−IF16と、テープ印刷装置1内の各部を制御する制御部20と、を備えている。
このため、装置ケース2の内部には、印刷部12、切断部13、検出部14などの他、図外の回路基板が収納されている。この回路基板には、電源ユニットの他、駆動部15や制御部20の各回路などが搭載され、ACアダプタ接続口や外部から着脱可能なニッカド電池等の電池(図示省略)に接続されている。
テープ印刷装置1では、ユーザが、ポケット6にテープカートリッジCを装着した後、ディスプレイ4により入力・編集結果を確認しながらキーボード3により所望の文字など(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷を指示すると、テープ送り部120によりテープカートリッジCからテープTを繰り出して、印刷ヘッド7によりテープTに所望の印刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口22から随時外部に送り出される。所望の印刷が完了すると、テープ送り部120は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する。
図4および図5に示すように、印刷部12には、開閉蓋21の内側に、テープカートリッジCを装着するためのポケット6が設けられていて、テープカートリッジCはこの開閉蓋21を開放した状態でポケット6に対して着脱される。また、テープカートリッジCの裏面には、相異なる幅等のテープTの種別を識別できるように小さな複数の孔(図示せず)が設けられ、ポケット6には、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ141が設けられていて、テープTの有無(正確にはテープカートリッジCが装着されているか否か)およびテープTの種別(正確にはテープカートリッジCの種別)を検出できるようになっている。
テープカートリッジCには、カートリッジケース51の内部に一定の幅(4.5mm〜48mm程度)のテープTとインクリボンRとが収容されており、印刷ヘッド7が臨む貫通開口55が形成されている。テープTは、裏面に粘着面が形成され、それが剥離紙によって覆われた構成になっている。また、テープTとインクリボンRとが重なる部分には、ヘッドユニット61に内蔵された印刷ヘッド7に対応して、プラテンローラ(プラテン)56が収納されている。テープカートリッジCが装着された状態で、印刷ヘッド7が貫通開口55から露出しているインクリボンRの裏面に当たり、発熱駆動されて所望の文字などがテープTの表面に印刷される。
テープ送り部120は、ポケット6の側方から下方に亘る空間に配設され、動力(駆動)源として送りモータ121を備えている。テープカートリッジCがポケット6に装着され、その状態で開閉蓋21が閉塞されると、送りモータ121を駆動源として、テープリール52からテープTが繰り出され、リボン繰出リール53からインクリボンRが繰り出され、貫通開口55の位置で印刷ヘッド7がテープTとインクリボンRとを挟み込んでプラテン56に当接して、テープTとインクリボンRが相互に重なり合った状態で走行し、同期して印刷ヘッド7が駆動されて印刷が行われる。その後、インクリボンRが内部でテープ巻取リール54に巻き取られるとともに、テープTのみがテープカートリッジCの外部に排出され、プラテン56の回転(リボン巻取リール54も同期回転する)が所定時間続行することで、テープTのテープ送りが続行され、テープ排出口22を介して装置外部に送り出され、テープT上の所定の切断位置がテープカッタ132の位置まで送られる。
切断部13は、テープカッタ132と、これを切断動作させるカッタモータ131と、を備えている。また、モード設定によって、自動/手動を切替可能であり、任意長印刷などの場合には手動(マニュアル)のカットキーの操作で、定長印刷などの場合には自動(オート)で、カッタモータ131を駆動する。検出部14は、前述のテープ識別センサ141を備える他、装置内各部に各種のセンサ等を備えている。駆動部15は、ディスプレイドライバ151と、ヘッドドライバ152と、モータドライバ153と、を備えている。ディスプレイドライバ151は、制御部20から出力される制御信号に基づき、その指示に従って、操作部11のディスプレイ4を駆動する。同様に、ヘッドドライバ152は、印刷部12の印刷ヘッド7を駆動し、モータドライバ153は、印刷部12の送りモータ121や切断部13のカッタモータ131などの各モータを駆動する。
操作部11は、キーボード3とディスプレイ4とを備えている。ディスプレイ4は、横方向(X方向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状の内側に、96ドット×64ドットの表示画像データを表示可能な表示画面41と、各種設定状況等を表示する18個のインジケータ(図示省略)とを有し、ユーザがキーボード3からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード3から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
キーボード3には、アルファベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群31の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群32などが配列されている。
機能キー群32には、電源キー、印刷動作を指示するための印刷キー、テキスト入力時のデータ確定や改行および選択画面における各種モードの選択指示のための選択キー、各種操作を取り消すための取消キー、各種処理を中止したり確定後の文字等を必要に応じて削除する削除キー、前述した手動カットのためのカットキー、並びに、それぞれ上下左右の方向へのカーソル移動や表示画面41の表示範囲を移動させるための4個のカーソルキーなどが含まれる。なお、これらは、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。キーボード3は、これらの各種キーにより種々の指令およびデータを制御部20に入力する。
制御部20は、CPU210、ROM220、RAM230、周辺制御回路(P−CON)240を備え、互いに内部バス250により接続されている。ROM220は、CPU210で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域221の他、装置内で用意している文字等(数字、記号、図形等を含む)のフォントデータや色変換テーブルや文字修飾テーブルなどを記憶する制御データ領域222を有している。RAM230は、電源オフ時のバックアップがされていて、各種フラグ・レジスタ群231、テキストデータ領域232、表示画像データ領域233、印刷画像データ領域234、描画登録画像データ領域235、外字登録画像データ領域236、文字展開バッファ、印刷バッファなどの各種バッファ領域237などの領域を有し、各種処理の作業領域として使用される。
P−CON240には、CPU210の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路や種々の計時を行うタイマ等の機能回路などが、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。このため、P−CON240は、検出部14の各種センサやキーボード3やDS−IF16と接続され、検出部14からの各種検出信号やキーボード3からの各種指令や入力データなどの他、インタフェースIFを介してデータサーバDSからの制御信号や各種(ダウンロード)データなどを、そのままあるいは加工して内部バス250に取り込むとともに、CPU210と連動して、CPU210等から内部バス250に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部15やDS−IF16に出力する。
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムに従って、P−CON240を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、ROM220やRAM230内の各種データ等を処理し、P−CON240を介して駆動部15やDS−IF16に制御信号を出力することにより、データサーバDSとの間でインタフェースIFを介して各種制御信号や各種データの通信(送受信)を行いながら、印刷の位置制御や表示画面41の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド7を制御して所定の印刷条件でテープTに印刷するなど、テープ印刷装置1全体を制御している。
次に、テープ印刷装置1の制御全体の処理フローについて、図6を参照して説明する。電源キーを押すこと(電源オン)により処理が開始すると、同図に示すように、まず、前回の電源オフ時の状態に戻すために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い(S1)、次に、前回の表示画面を初期画面として表示する(S2)。
同図のその後の処理、すなわちキー入力か否かの判断分岐(S3)および各種割込処理(S4)は、概念的に示した処理である。実際には、テープ印刷装置1では、初期画面表示(S2)が終了すると、キー入力その他による割込を許可し、何らかの割込が発生するまでは、そのままの状態を維持し(S3:No)、何らかの割込が発生すると(S3:Yes)、それぞれの割込処理に移行して(S4)、その割込処理が終了すると、再度、その状態を維持する(S3:No)。
上述のように、テープ印刷装置1では、主な処理を割込処理により行うので、印刷画像作成などの準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キーを押すことにより、印刷処理割込が発生して、印刷処理が起動され、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユーザが任意に選択できる。
例えば図7に示すように、カーソルKまでの1行目の文字(キャラクタ)列「ABCDE」を入力後のテキスト編集画面表示の状態で(画面D10:以下、表示画面41の状態を画面Dxxとし、Dxxのみで説明および図示する。)、ユーザにより印刷キーが押されると、「印刷中」のメッセージの表示とともに(D11)、文字列「ABCDE」の文字列画像を印刷画像G00として印刷し、設定に応じてカットしてラベルL00を作成し(同図(b)参照)、印刷が終了すると、元のテキスト編集画面に戻る(D12:D10と同じ)。なお、テープ印刷装置1では、ユーザは、キー入力による各種指示を取消キーにより取り消すことができ、例えば上述の状態(D11)から取消キーを押すことにより、元のテキスト編集画面の表示状態(D10)に戻すことができる。
以上のように、本実施形態のテープ印刷装置1では、スタンドアロンの形態で、所望の文字列(上記の「ABCDE」等)を編集して印刷できるが、前述のように、本実施形態のデータサーバDS側で用意した印刷画像データに基づく印刷ができ、前述の図1の構成(第1の構成)では、データサーバDS内の各装置(WS1〜3、TA等)に用意(記憶)された印刷画像データを(ダウンロード等により)供給して印刷する構成となり、図2の構成(第2の構成)では、例えばパソコンPC(データサーバDS)に記憶された印刷画像データを供給して印刷する構成となる。
以下では、比較的単純な図2の第2の構成の印刷システムSYSについて、主に説明する。
ここで、例えばデータサーバDSにおいて、いわゆるウィンドウ画面として表示された各種ワープロソフトや各種エディタ(テキストエディタ等)のテキスト編集画面、あるいはいわゆる図形ソフト等のイメージ編集画面、などを、以下単に「編集画面」と総称する。また、上記テキスト編集画面上で、図7(a)で上述(のD10)と同様の文字列「ABCDE」を入力した状態、あるいは上記イメージ編集画面上で文字列「ABCDE」を入力し、同図(b)と同様のイメージが描かれている状態、などを、以下、「編集画面上で文字列「ABCDE」を入力・編集した状態」等のように表現する。また、各機能キーの押下やマウスに代表される各種ポインティングデバイスによるポインティングを、以下、マウスポインタで指示してクリックする操作(指示方法)で代表して、単に「クリック」と表現する。
そして、上述の「編集画面上で文字列「ABCDE」を入力・編集した状態」において、ユーザにより、例えばメニューバー(またはツールバー)のメニューである「ファイル」の「印刷」が指示(選択、クリック)され、指定プリンタとしてテープ印刷装置1が選択指示されると、データサーバDSでは、「印刷中」のメッセージ表示等と共にあるいはバックグラウンド(非表示)で、指示された「印刷」を実行し、文字列「ABCDE」の印刷画像G00の印刷画像データと、所要のカットの種類およびタイミング(ここでは図7(b)のテープ送り方向の後端に対してフルカット)を指示するカット指示データ(カット指示信号)とを、インタフェースIFを介して送信する。
これに対して、テープ印刷装置1では、DS−IF16によって印刷画像G00の印刷画像データおよびカット指示信号を受信しながら、その印刷画像G00を印刷し、後端のフルカットによりラベルL00を作成する。
なお、仕様上、印刷画像G00を作成するためのデータ(テキストデータ等)を、そのまま、データサーバDSからインタフェースIFを介してテープ印刷装置1に送信し、テープ印刷装置1側で印刷画像G00(の印刷画像データ)の作成からラベル作成までを実行するように、規定しても良い。また、実施形態では、データサーバDSとテープ印刷装置1とのインタフェースは、各種データであるか制御信号であるかに拘わらず、インタフェースIFを介するものとするが、各種制御信号の授受(指示、送受信)の系統をインタフェースIFとは別に設けても良い。
ところで、上述のように、データサーバDS側で印刷画像データ(あるいはその元になるテキストデータ)を用意する場合であっても、スタンドアロンのテープ印刷装置1で行う場合と同様に、ユーザは、印刷対象としての所望のテープ幅を想定し、編集画面等における編集等の前提としてそのテープ幅を設定し、設定されたテープ幅(以下「設定テープ幅」)に合わせて印刷画像データ等を作成(あるいは記憶媒体等からロード)して用意する。
また、上記の設定テープ幅とは別に、データサーバDSにおいても、実際にテープ印刷装置1に装着されたテープTのテープ幅(以下「装着テープ幅」)を確認できるようになっている。すなわち、テープ印刷装置1では、前述のテープ識別センサ141によって、テープ幅を含むテープTの種別を検出できるので、その検出結果をデータサーバDSにインタフェースIFを介して報告する。
なお、この場合の報告の情報の形態は、装着されたテープTの種類(より具体的にはテープカートリッジCの種類)に基づいてテープ印刷装置1において装着テープ幅まで取得(分析)してから「装着テープ幅」の情報として報告しても良いし、テープTやテープカートリッジCの種類の情報のまま報告し、データサーバDS側で分析しても良い。また、報告のタイミングは、テープ印刷装置1において新たなテープカートリッジCを装着する毎に報告し、データサーバDS側でその情報を保持しておいても良いし、データサーバDS側で必要になった時点でテープ印刷装置1に対して要求し、その時点で報告するようにしても良い。
そして、データサーバDSでは、ユーザのオプション選択に応じて、この設定テープ幅の値と装着テープ幅の値とを対比して表示する。この場合、例えば図8に示すように、ユーザは、編集画面その他を表示中(例えば編集中)に、テープ印刷装置1に対応するプリンタドライバのプロパティ等を示すダイアログボックスにおいて、「オプション」のタブtb11をクリックする(画面W10:以下、データサーバDSの表示画面に展開されるウィンドウ画面の状態を画面Wxxとし、Wxxのみで説明および図示する。:ただし、前述のテープ印刷装置1の画面Dxxと異なり、複数の画面を表示画面上に併存(並列または一部重複)して表示可能であり、また、種々の大きさで表示される。)。
この「オプション」のメニュー画面(W10)では、例えばテープカットについてのコンボボックスcmb1を利用して、印刷画像を1つ印刷する毎にテープカットすることを指定したり、あるいは複数の印刷画像の印刷後にカットすることを指定したり、ノーカット(手動カット)を指示したり、などの「テープカット」に関する設定を選択でき、その他、同様に、各種のオプションメニューが規定されていて、ユーザが任意に設定・選択可能になっている。
そして、ユーザが任意設定可能な機能の1つとして、「テープ確認メッセージ」を表示させるか否かのオプション機能があり、ユーザは、図示のように、この「テープ確認メッセージ」のチェックボックスckb1をクリックしてチェックを入れることにより、設定テープ幅の値と装着テープ幅の値とを対比して表示させ、確認ができるようになっている。
例えばこの状態で(W10)、ユーザにより「印刷開始」のボタンbt10がクリックされると(あるいは「P」のキーが押下されると)、「印刷開始」の処理に移行し、「テープ幅設定値」(設定テープ幅)と「装着テープ幅」を表示するとともに、印刷を実行するか否かの選択指示を促す(確認画面:W20)。
なお、この状態では、元の編集画面等とダイアログボックス(W10)と上記確認画面(W20)が併存表示される。一方、上記のダイアログボックスの状態から(W10)、ユーザにより「OK」のボタンbt11がクリックされると、「テープ確認メッセージ」の設定等を含む各種設定状態を有効にした上で、画面(W10)を閉じて、元の編集画面等のみとなる。このため、その後、前述同様、ユーザにより「ファイル」メニューの「印刷」がクリックされると、その時点で、上記の確認画面(W20)を表示する。この場合、ダイアログボックス(W10)は閉じているので、元の編集画面等と上記確認画面(W20)のみが併存表示された状態となる。
そして、上記の確認画面では(W20)、設定(想定、仮想)テープ幅VW=18mmを示す「テープ幅設定値 18mm」に対して、装着テープ幅TW=18mmを示す「装着テープ幅 18mm」が表示されているので、ユーザにより確認後、「OK」のボタンbt21がクリックされると、データサーバDSでは、確認画面(W20)を閉じるとともに、指示された「印刷」の処理に移行して印刷を実行し、例えば図7で前述の文字列「ABCDE」の印刷画像G00の印刷画像データとそれに対応するカット指示信号とを、インタフェースIFを介してテープ印刷装置1に送信し、テープ印刷装置1では、DS−IF16によって印刷画像データやカット指示信号を受信しながら、その印刷画像G00を印刷し、後端のフルカットによりラベルL00を作成する(図7(b)参照)。
なお、上記の確認画面で(W20)、ユーザにより「キャンセル」のボタンbt22がクリックされると、データサーバDSでは、確認画面(W20)を閉じるとともに、指示された「印刷」の処理をキャンセルする(点線矢印で図示)。ここで、データサーバDSでは、「印刷」を実行したか否かに拘わらず、確認画面(W20)を閉じ、「印刷開始」からの場合は、元の編集画面等とダイアログボックス(W10)とを併存表示し、「印刷」のメニューからの場合は、元の編集画面等のみの表示に戻ることになる。
ところで、上述の例は、テープ幅設定値と装着テープ幅が一致(図8のW20参照)しているので「設定テープ幅VW=装着テープ幅TW」の一例であるが、本実施形態の印刷システムSYSでは、「設定テープ幅VW≠装着テープ幅TW」の場合にも、格別の支障を生じさせることなく印刷を実行(強行)できるようになっている。
すなわち、特にセパレートタイプである印刷システムSYSでは、ユーザが想定(設定)した設定テープ幅VWと、テープ印刷装置1側で用意して実装した装着テープ幅TWとが同一でない(テープ幅が異なる)「設定テープ幅VW≠装着テープ幅TW」となる可能性も高く、(特に図1の第1の構成の形態のように)複数のユーザが印刷システムSYSを共同で使用する場合にはその可能性がさらに高まる。本実施形態の印刷システムSYSでは、このような状況下においても、必要に応じて印刷を強行できるので、以下、この点について説明する。
このような場合、例えば上述のダイアログボックス(W10)の「印刷開始」ボタンbt10(あるいは「ファイル」メニューの「印刷」)がクリックされると、例えば図9(a)に示すように、上述と同様ではあるが、設定テープ幅VW=18mmを示す「テープ幅設定値 18mm」に対して、装着テープ幅TW=36mmを示す「装着テープ幅 36mm」の確認画面を表示する(W21)。すなわち、この場合、「設定テープ幅VW<装着テープ幅TW」となっている。
ここで、このままユーザにより「OK」のボタンbt21がクリックされると、データサーバDSでは、確認画面(W21)を閉じるとともに、指示された「印刷」を強行し、例えば同図(b)に示すように、設定テープ幅VW=18mmに合わせて用意された前述同様の文字列「ABCDE」の印刷画像(基本画像)G1の印刷画像データ(基本画像データ)の代わりに、その印刷画像G1を図示下側半分に含みその上側半分に余白幅(設定マージン幅)VM=18mmの余白(を示す余白幅データ)を含む印刷画像(変形画像)G10の印刷画像データ(変形画像データ)と、それに対応するカット指示信号とを、テープ印刷装置1に送信し、テープ印刷装置1でそれらを受信しながら、その印刷画像G10を印刷し、後端のフルカットによりラベルL10を作成する。
この場合、印刷後あるいはラベル作成後に上側半分の余白幅VM=18mm分をカットして、想定していた設定テープ幅VW=18mmのラベルを作成することもでき、また、そのカットの目安となる破線等を印刷しても良い。
なお、上記の確認画面(W21)でも同様に、「キャンセル」ボタンbt22がクリックされると、確認画面(W21)を閉じ、指示された「印刷」の処理をキャンセルする(点線矢印で図示)。
一方、逆に「設定テープ幅VW>装着テープ幅TW」の場合、上述の「印刷開始」ボタンbt10等がクリックされると、例えば図10(a)に示すように、設定テープ幅VW=36mmの「テープ幅設定値 36mm」に対して、装着テープ幅TW=18mmの「装着テープ幅 18mm」の確認画面を表示する(W22)。
ここで、このまま「OK」のボタンbt21がクリックされると、確認画面(W22)を閉じ、指示された「印刷」を強行し、例えば同図(b)に示すように、設定テープ幅VW=36mmに合わせて用意された印刷画像(基本画像)G2の印刷画像データ(基本画像データ)の代わりに、その図示下側半分のみから成る印刷画像(変形画像)G20の印刷画像データ(変形画像データ)と、それに対応するカット指示信号を送信し、それらに基づいてその印刷画像G20を印刷し、後端のフルカットによりラベルL20を作成する。なお、「キャンセル」については同様に行われる(点線矢印で図示)。
すなわち、この場合、設定テープ幅VW=36mmの印刷画像(基本画像)G2の印刷画像データのうちの、削除幅(装着マージン幅)TM=18mm分の削除幅データを削除し、結果として装着テープ幅TW=18mmの印刷画像(変形画像)G20の印刷画像データを抽出し、それに基づく印刷画像G20のラベルL20を作成する。
上述のように、本実施形態の印刷システムSYSでは、データサーバ(供給装置)DSにおいて、テープ印刷装置1から報告された装着テープ幅TWと予め想定(設定)された設定テープ幅VWとのテープ幅が異なるときに、設定テープ幅VWに合うように用意(記憶)された基本画像を示す基本画像データを、装着テープ幅TWに合うように変形して、変形画像を示す変形画像データを作成し、変形画像データを印刷画像データとして、インタフェースIFを介してテープ印刷装置1に供給する。なお、テープ幅が同一のときには基本画像データ=変形画像データなので、どちらを印刷画像データとして供給しても良い。
そして、上述の場合、印刷画像データとして供給される画像データは、両テープ幅が同一のときはもちろんのこと、テープ幅が異なるときにも、装着テープ幅TWに適合する画像データとなるので、格別に支障を生じることはない。すなわち、設定テープ幅VWと異なる装着テープ幅TW(のテープT)しか用意できない場合であっても、そのような事態を予め考慮した印刷画像に変形できるように、画像データの変形方法(印刷画像の変形方法:所定の印刷方法)を定めておくことにより、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能になる。
また、この印刷システムSYSでは、図9や図10で前述のように、データサーバDSにおいて、印刷指示が行われ且つテープ幅が異なるときに、確認画面(W21)や確認画面(W22)において、印刷指示をキャンセルしたり、印刷画像の印刷の強行(OK)を指示すること(印刷強行指示)ができるので、便利であるのに加え、印刷強行指示が行われたときに、変形画像G10や変形画像G20を示す変形画像データを、印刷画像データとしてテープ印刷装置1に供給するので、装着テープ幅TWに適合する画像データを供給することになり、格別な支障を生じることはない。
なお、上述の実施形態では、「設定テープ幅VW<装着テープ幅TW」の場合、図9(b)の装着テープ幅TWの印刷画像(変形画像)G10の、図示上側に余白幅(設定マージン幅)VM=18mmを設けて、図示下側に設定テープ幅VW=18mmの印刷画像(基本画像)G1を配置して(配置するように画像データを変形して)、印刷したが、図11(a)に示すように、上下双方に余白幅VM1=VM2=9mmを設けて中央に基本画像G1を配置した印刷画像(変形画像)G11や、図示下側に余白幅VM=18mmを設けて図示上側に基本画像G1を配置した印刷画像(変形画像)G12、などのように配置(変形)して、印刷し、ラベルL11やラベルL12を作成するようにしても良い。
これらの場合、印刷後あるいはラベル作成後に余分な余白幅VM(=VM1+VM2)=18mm分をカットして、想定していた設定テープ幅VW=18mmのラベルを作成することもでき、また、そのカットの目安となる破線等を印刷しても良い。
また、上述の基本画像G1の配置位置を選択できるようにしても良い。この場合、例えば図12に示すように、確認画面(W21:図9と同じ)において「OK」ボタンbt21がクリックされ「印刷強行」が指示されたときに、配置位置の選択を促す選択画面を表示する(W30)。この選択画面(W30)には、図示のように、例えば配置位置の複数の選択肢「上側」「中央」「下側」が表示されるので、ユーザは、対応する各ラジオボタンrb31〜33をクリックして、中を黒丸にした選択肢(図示の例では「上側」)を選択できる。ユーザによりこの選択結果が確認された後、「OK」ボタンbt31がクリックされると、選択画面(W30)を閉じ、確認画面(W21)が閉じていなければこれも同時に閉じてから、指示された「印刷」を強行する。一方、キャンセルについては、図9や図10等で前述したのと同様に行われる(点線矢印で図示)。
上述のように、基本画像G1に余白を付加した変形画像G10等(G10、G11またはG12)内の基本画像G1の位置(基本画像の配置位置)を選択できれば、用意できる広幅のテープTの任意の位置に基本画像G1を配置して印刷した後に、余分な余白幅VM等をカットすることにより、結果として所望の幅の印刷画像G1のラベルを作成できる。また、この場合、複数の選択肢には、各画像のテープ幅方向の一端である基準端(例えば図示下側端)を一致させる基準端側位置(「下側」)、他端である対向端(例えば図示上側端)を一致させる対向端側位置(「上側」)と、各画像の中心線を一致させる中央位置(「中央」)と、が含まれるので、これらのいずれかを選択するだけで、所望の配置位置の変形画像データを容易に作成でき、所望の印刷画像を容易に印刷できる。
ここで、図12で上述の例では、選択画面の選択(指示)方法をラジオボタンのタイプとしたが、コンボボックスのタイプ(図8のcmb1参照)や、リストボックスのタイプ(図15のlb4参照)でも良い。また、上述の例では、「印刷強行」が指示された時点で選択画面を表示して選択したが、例えば編集画面等のメニュー等から同様の選択画面を表示させて選択できるようにしても良いし、「印刷強行」の指示前の選択・設定をデフォルト設定とし、「印刷強行」の指示時に再選択可能にしても良いし、デフォルト指定がされていないときのみ、「印刷強行」の指示時に選択できるようにしても良い。
また、上述の例では、データサーバ(供給装置)DS側で、基本画像G1の配置位置を選択したが、テープ印刷装置1側で選択できるようにしても良い。この場合、例えば図13に示すように、テキスト編集画面等を表示した状態から(D10:図7と同じ)、ユーザにより印刷位置キーが押されると、印刷位置(この場合、基本画像の配置位置)の選択画面を表示する(D20)。ユーザはこの状態から(D20)、カーソル指定により所望の選択肢を選択表示(カーソル操作(カーソルKの移動操作)により各選択肢を白黒反転表示:D20では「上側」、D21では「中央」、D22では「下側」を選択表示)させ(D20〜D22)、選択キーを押すことにより確定でき、いずれかを選択して確定後には、元のテキスト編集画面等に戻る(D23:D10と同じ)。
上述の場合、テープ印刷装置1においても、基本画像G1の配置位置を、複数の選択肢から選択でき、その選択結果をデータサーバ(供給装置)DSに報告できるので、テープ印刷装置1側の選択に従った配置位置の印刷画像を印刷することができる。また、データサーバDS側とテープ印刷装置1側の双方で選択できるようにしても良い。なお、この場合、データサーバDS側の選択結果とテープ印刷装置1側の選択結果とのどちらを優先するかは、仕様上、任意に決めれば良く、一方を他方で選択されなかった場合のデフォルト指定の選択としても良いし、優先順位をつけず直近に選択した側の選択結果を採用する仕様にしても良い。
なお、上述の実施形態では、「設定テープ幅VW>装着テープ幅TW」の場合、図10(b)の設定テープ幅VW=36mmに合わせて用意された印刷画像(基本画像)G2の印刷画像データ(基本画像データ)の代わりに、その図示上側の削除幅(装着マージン幅)TM=18mm分の削除幅データを削除することにより、あるいは図示下側から抽出して、装着テープ幅TW=18mmの印刷画像(変形画像)G20の印刷画像データ(変形画像データ)を供給(送信)して印刷した。しかし、この他、例えば図14(a)に示すように、上下双方の削除幅TM1=VM2=9mm分を削除しあるいは図示中央から抽出して、基本画像G2の中央部に該当する装着テープ幅TW=18mmの変形画像G21を印刷したり、同図(b)に示すように、図示下側の削除幅TM=18mm分を削除しあるいは図示上側から抽出して、基本画像G2の図示上側の装着テープ幅TW=18mmの変形画像G22を印刷し、これらのラベルL21やラベルL22を作成しても良い。
また、上述の基本画像G2からの変形画像の抽出位置を選択できるようにしても良い。この場合、例えば図15に示すように、確認画面(W22:図10と同じ)において「OK」ボタンbt21がクリックされ「印刷強行」が指示されたときに、抽出位置の選択を促す選択画面を表示する(W40)。この選択画面(W40)には、図示のように、例えば抽出位置の複数の選択肢「上側」「中央」「下側」が並べられたリストボックスlb4が表示されるので、ユーザは、カーソル指定(カーソルKの移動による白黒反転表示で指定)により所望の選択肢(図示の例では「上側」)を選択できる。ユーザによる選択・確認後、「OK」ボタンbt41がクリックされると、選択画面(W40)を閉じ、確認画面(W22)が閉じていなければこれも同時に閉じてから、指示された「印刷」を強行する。キャンセルについては、前述と同様に行われる(点線矢印で図示)。
ここで、図15で上述の例では、選択画面をリストボックスのタイプとしたが、コンボボックス(図8のcmb1参照)やラジオボタン(図12のrb31〜33参照)のタイプでも良い。また、表示タイミングも、編集画面等のメニュー等から直接表示させて選択できるようにしても良いし、事前にデフォルト設定として選択指定できるようにしても良いし、「印刷強行」の指示時に再選択可能にしても良いし、デフォルト指定がされていないときのみ、「印刷強行」の指示時に選択できるようにしても良い。また、変形画像の抽出位置についても、テープ印刷装置1側で選択可能としても良い。この場合、変形画像の抽出位置の選択結果をデータサーバ(供給装置)DSに報告できるので、テープ印刷装置1側の選択に従った抽出位置の印刷画像(変形画像)を印刷できる。また、データサーバDS側とテープ印刷装置1側の双方で選択できるようにしても良く、その場合の優先順位は、仕様上、任意に決めれば良く、一方をデフォルト指定としても良いし、優先順位をつけずに直近選択側の選択結果を採用しても良い。
上述のように、基本画像G2から抽出する変形画像G20等(G20、G21またはG22)の幅方向の位置(変形画像の抽出位置)を選択できれば、用意できる狭幅のテープに、所望の印刷画像(この場合、基本画像)G2の幅方向の異なる位置の一部ずつを抽出して、複数枚に印刷して貼ることにより、結果として所望の幅の印刷画像G2のテープ(またはそれをカットしてラベル)を作成できる。また、この場合、複数の選択肢には、各画像のテープ幅方向の一端である基準端(例えば図示下側端)を一致させる基準端側位置(「下側」)、他端である対向端(例えば図示上側端)を一致させる対向端側位置(「上側」)と、各画像の中心線を一致させる中央位置(「中央」)と、が含まれるので、これらのいずれかを選択するだけで、所望の抽出位置の変形画像データを容易に作成でき、所望の印刷画像を容易に印刷できる。
なお、上述の変形画像の抽出を行う場合、設定テープ幅VW≧装着テープ幅TWなので、設定テープ幅VW÷装着テープ幅TW(以下「設定テープ幅/装着テープ幅」)≧1となる。上述の例では、設定テープ幅/装着テープ幅=36/18=2となる。このため、上述の例および1≦設定テープ幅/装着テープ幅≦2の例だけに限定すれば、選択肢は「上側」「下側」だけにしても良く、この場合、例えば「上側」を選択して印刷後、「下側」を選択して2枚目を印刷すれば、2枚を隣接してあるいは一部重複して貼ることにより、所望の設定テープ幅VW(=36mm)の印刷画像G2が印刷されたラベルとして作成でき、貼付できる。
また、この意味で、例えば「上側」を「1/2」(2分の1)、「下側」を「2/2」(2分の2)のように表現しても良いし、逆に「下側」を「1/2」、「上側」を「2/2」のように表現しても良い。同様に、上述の「上側」(対向端側位置)、「中央」(中央位置)、「下側」(基準端側位置)のそれぞれを、n=3のときの「1/3」(3分の1)、「2/2」(3分の2)、「3/3」(3分の3)のように表現しても良いし、逆順にしても良い。もちろん、これを、上述の設定テープ幅/装着テープ幅=36/18=2の例に対して適用しても良く、この「1/3」〜「3/3」を順次選択して印刷し、ラベルを作成すれば、一部重複して隙間なく貼ることにより、所望の設定テープ幅VW(=36mm)の印刷画像G2が印刷されたラベルとして作成でき、貼付できる。
ここで、n≧設定テープ幅/装着テープ幅となる自然数nを考え、基本画像の幅をn個に均等分割すれば、各分割画像の幅は設定テープ幅/nなので、必然的に装着テープ幅以下の幅となり、装着テープ幅を有する変形画像に配置可能な幅となる。この場合のnは、設定可能な設定テープ幅VWの最大値と、装着可能な装着テープ幅の最小値等から、予め定めておいても良いし、設定テープ幅VWが設定され、且つ、装着テープ幅TWが報告(検出)されて、双方が決定した時点で定めても良いし、「1/n」等(実際には1/3等)の選択肢を示して選択するための、図15で前述の画面(W40)等と同様の選択画面を表示する直前に定めても良い。
これらの場合、変形画像の抽出位置の選択肢には、n個の分割画像のそれぞれを、変形画像内に配置するように指定可能なn個の選択肢が含まれるので、これらを順次選択して印刷すれば、用意できる狭幅のテープTに、所望の印刷画像の幅方向の少なくともn分の1(1/n)ずつを抽出して、n枚に印刷することになる。このため、そのn枚の貼合せにより、結果として所望の印刷画像の全幅分を印刷したテープ(またはそれをカットしてラベル)を、作成できる。
なお、上述の実施形態では、「設定テープ幅VW≠装着テープ幅TW」の場合のうち、「設定テープ幅VW<装着テープ幅TW」では、基本画像を配置して余白幅を付加して装着テープ幅分まで拡幅(幅方向付加)し、「設定テープ幅VW>装着テープ幅TW」では、基本画像から変形画像の幅分を抽出(幅方向抽出)したが、この他、「設定テープ幅VW<装着テープ幅TW」では、基本画像を装着テープ幅TW分まで拡大し、「設定テープ幅VW>装着テープ幅TW」では、縮小することもできる。また、この場合の拡大/縮小は、幅方向のみの拡大/縮小でも良いし、長手方向も含めた(すなわち印刷長さやラベル長さに反映される)拡大・縮小でも良い。
また、前者を「幅方向付加/抽出」による変形方法とし、後者を「拡大/縮小」による変形方法とすると、両者を採用可能として、選択できるようにしても良い。この場合、例えば図16(a)に示すように、ラジオボタンrb51〜52等で選択可能な選択画面(W50)などを表示して選択できる。また、この選択画面(W50)も、「印刷強行」が指示された時点で表示しても良いし、元の編集画面等のメニュー等から同様の選択画面を表示させて選択できるようにしても良いし、「印刷強行」の指示前の選択・設定をデフォルト設定とし、「印刷強行」の指示時に再選択可能にしても良いし、デフォルト指定がされていないときのみ、「印刷強行」の指示時に選択できるようにしても良い。
また、データサーバ(供給装置)DS側だけでなく、テープ印刷装置1においても、例えばテキスト編集画面等を表示した状態から特定のキー操作等により、図16(b)に示すような選択画面を表示して(D50)、カーソル操作等により選択できるようにしても良い。この場合、テープ印刷装置1においても、上述の画像の拡大・縮小による変形方法(「拡大/縮小」)と、画像幅の抽出・付加による変形方法(「幅方向付加/抽出」)とのいずれかを選択でき、その選択結果をデータサーバ(供給装置)DSに報告できるので、いずれかの変形方法を、テープ印刷装置1側の選択に従って採用できる。また、この場合も、データサーバDSとテープ印刷装置1との双方で選択可能とするときの優先順位は、仕様上、任意に決めれば良く、一方をデフォルト指定としても良いし、優先順位をつけずに直近選択側の選択結果を採用しても良い。
なお、上述の実施形態では、図8のダイアログボックス(W10)において、「テープ確認メッセージ」を有効にしたため、図9や図10で前述の確認画面(W21、W22)を表示し、印刷の強行(OK)とキャンセルとを選択できたが、「テープ確認メッセージ」のチェックを外して無効にしたときの、「設定テープ幅VW≠装着テープ幅TW」の場合の処理については、「印刷強行」か「キャンセル」かのいずれかを、仕様上規定しておけば良い。また、印刷の指示(「印刷開始」ボタンによるものとメニューの「印刷」によるものを含む)に応じて、常時あるいは「設定テープ幅VW≠装着テープ幅TW」の場合のみ、「印刷強行」か否かの選択指示を促す確認画面を表示するようにしても良い。この場合の確認画面は、例えば前述の確認画面(W20〜W22)等からテープ幅に関する表示を除いたもの、すなわち「印刷強行」か否かの問い合わせ表示とその問に対する「OK」「キャンセル」のボタンのみのようなもので良い。
また、「印刷強行」か「キャンセル」かを予め選択して指定できるようにしても良い。また、予め選択する方法と上記の「印刷強行」の確認画面とを併用する場合の優先順位は、仕様上、任意に決めれば良く、一方をデフォルト指定としても良いし、優先順位をつけずに直近選択側の選択結果を採用しても良い。これらの場合、例えば図17(a)に示すように、ラジオボタンrb61〜62等で選択可能な選択画面(W60)などを表示して選択できる。また、この選択画面(W60)は、「印刷」が指示された時点で表示しても良いし、元の編集画面等のメニュー等から直接表示させて選択できるようにしても良い。
また、データサーバ(供給装置)DS側だけでなく、テープ印刷装置1においても、例えば図17(b)に示すような選択画面を表示して(D60)、カーソル操作等により選択できるようにしても良い。この場合、テープ印刷装置1においても、「印刷強行」か否かを選択でき、その選択結果をデータサーバ(供給装置)DSに報告できるので、テープ印刷装置1側の選択に従って採用できる。なお、この場合、データサーバDS側とテープ印刷装置1側の双方で選択可能とするときの優先順位は、仕様上、任意に決めれば良く、一方をデフォルト指定としても良いし、優先順位をつけずに直近選択側の選択結果を採用しても良い。
なお、上述の実施形態では、データサーバDS側で印刷画像データ(あるいはその元になるテキストデータ)を用意するとし、用意の仕方として、データサーバDS内で印刷画像データを作成する場合と、記憶媒体等からロードする場合等を挙げたが、後者の場合、例えば図2(第2の構成)に示すように、外部からコンパクトディスク(CD、CD−ROM)501等により既に作成済みの(基本)画像データとして供給することもでき、この場合、CD−ROM501を入れ替えるだけで種々の基本画像データを用意でき、あるいは目的等に合わせて変更できる。
また、各種処理を行うための制御プログラム(処理プログラム:専用のアプリケーションプログラム)についても、データサーバDS内に元から準備(記憶)しておいても良いし、画像データ等を含むファイル等とともにあるいは単独でCD−ROM501内に記憶しておき、それを(ダウンロード等してから)起動できるようにしても良い。また、この場合、一般的なオペレーションシステム(OS)で実行可能なアプリケーションにしておけば、そのOSを有するパソコン等にCD−ROM501を装着するだけで、利用できる。
なお、上述の例では、CD−ROMを例に挙げたが、FD、MO、DVD等、その他の記憶媒体を利用しても良い。また、図2の構成でなく、図1(第1の構成)のようにネットワークNWを利用する場合には、そのネットワークNWを介してあるいはテープ印刷装置1の直接接続の装置(供給装置:図示の例ではPC1またはTA)を介して、そのネットワークNWに接続された各種の他の装置(図示の例ではWS2やWS3等)から各種データファイルや各種プログラムを受信できるので、各種の装置から受信するだけで、新たな各種のデータファイルやプログラムを記憶(用意)したり、変更したりすることができる。また、これらの場合、データサーバDS側のプログラムには、その一部をテープ印刷装置1側にダウンロードして利用可能なテープ印刷装置1側のプログラムを含ませることもできる。
また、上述の実施形態では、キーボード3やディスプレイ4等を有する操作部11を備えたテープ印刷装置1を例示したが、全てまたは殆どの動作をデータサーバDSからの指示に従って行うような場合、テープ印刷装置1側に操作部11等を要しないので、それらの機能を省略した構成とすることもできる。例えばテープ印刷装置ではあっても、図18および図19に示すテープ印刷装置1Cのように、操作部11等を省略した構成とすることもできる。
そして、上述の印刷システムSYSの各種処理方法(各種のラベル作成方法やデータ処理方法等)は、プログラム処理可能な各種印刷システムによって処理されるプログラムとしても適用でき、その種のプログラムを記憶するための上述の各種の記憶媒体等にも適用でき、この種のプログラムを記憶しておいて、あるいは記憶媒体等から読み出して、あるいはネットワークを介してダウンロード等して、実行することにより、セパレートタイプの印刷システムにおいて、印刷のために用意された画像データに対する設定テープ幅と、実装されたテープの装着テープ幅が異なる場合であっても、すなわち、データを供給する供給装置で設定した設定テープ幅と、テープ印刷装置に装着した装着テープ幅とが異なる場合であっても、格別の支障を生じさせることなく印刷を強行可能になる、などの効果が得られる。もちろん、上述した以外にも、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
本発明の一実施形態に係る印刷システムの第1の構成例を示す説明図である。 第2の構成例を示す、図1と同様の説明図である。 図1または図2のテープ印刷装置の外観斜視図である。 テープ印刷装置の蓋を開けた状態の斜視図である。 テープ印刷装置の制御系を示す概略ブロック図である。 テープ印刷装置の制御全体の概略処理を示すフローチャートである。 印刷をするときの一例を示す表示画面およびその表示画面上での典型的な操作の説明図、並びに、その印刷による印刷結果の一例を示す説明図である。 データサーバのウィンドウ画面の一例として、プリンタドライバのダイアログボックスおよびテープ幅&印刷実行の確認画面の一例を示す説明図である。 テープ幅設定値と装着テープ幅が異なる場合の、テープ幅&印刷実行の確認画面およびそれに対応する印刷結果の一例を示す説明図である。 別の一例についての、図9と同様の説明図である。 図9の確認画面に対応する印刷結果の別の例を示す説明図である。 図9の確認画面に対応して基本画像の配置位置の選択画面の一例を示す説明図である。 テープ印刷装置において図12と同じ選択を行うための選択画面の一例を示す説明図である。 図10の確認画面に対応する印刷結果の別の例を示す説明図である。 図10の確認画面に対応して変形画像の抽出位置の選択画面の一例を示す説明図である。 データサーバおよびテープ印刷装置におけるデータ変形方法の選択画面の一例を示す説明図である。 データサーバおよびテープ印刷装置において、テープ幅不一致&非表示時の印刷強行か印刷キャンセルかを選択する選択画面の一例を示す説明図である。 第3の構成例を示す、図1と同様の説明図である。 図18の第3の構成例についての、図5と同様の説明図である。
符号の説明
1 テープ印刷装置
2 装置ケース
3 キーボード
4 ディスプレイ
7 印刷ヘッド
11 操作部
12 印刷部
13 切断部
14 検出部
15 駆動部
16 データ供給インタフェース(DS−IF)
20 制御部
C テープカートリッジ
DS データサーバ(供給装置)
D〜 テープ印刷装置の表示画面の例
G〜 印刷画像の例
IF インタフェース
K カーソル
NW ネットワーク
PC〜 パソコン
R インクリボン
SYS 印刷システム
T テープ
TA ターミナルアダプタ
W〜 データサーバ(供給装置)の表示画面の例
WS〜 ワークステーション

Claims (15)

  1. インタフェースを介して印刷画像データを供給する供給装置と、
    前記インタフェースを介して供給された前記印刷画像データに基づく印刷画像をテープに印刷するテープ印刷装置と、
    を備えた印刷システムであって、
    前記テープ印刷装置は、装着された前記テープのテープ幅を装着テープ幅として前記供給装置に報告するテープ幅報告手段を有し、
    前記供給装置は、
    予め設定した設定テープ幅に合う基本画像データを記憶する基本画像記憶手段と、
    前記設定テープ幅と前記装着テープ幅と間でテープ幅が異なるときに、前記基本画像データを前記装着テープ幅に合うように変形して、変形画像データを作成する変形画像作成手段と、
    前記変形画像データを前記印刷画像データとして、前記テープ印刷装置に供給する画像データ供給手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記供給装置は、
    前記印刷画像の印刷指示を行う印刷指示手段と、
    前記印刷指示が行われ且つ前記テープ幅が異なるときに、前記印刷指示をキャンセル可能な印刷指示キャンセル手段と、
    前記印刷指示が行われ且つ前記テープ幅が異なるときに、前記印刷画像の印刷の強行を指示する印刷強行指示が可能な印刷強行指示手段と、
    をさらに有し、
    前記画像データ供給手段は、前記印刷強行指示が行われたときに、前記変形画像データを前記印刷画像データとして供給することを特徴とする、請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記変形画像作成手段は、
    前記基本画像データに基づく基本画像の前記設定テープ幅相当分の幅を、前記装着テープ幅相当分の幅まで拡大または縮小するように、前記基本画像データを変形して、前記変形画像データを作成する画像拡大縮小手段と、
    前記設定テープ幅が前記装着テープ幅以上の場合、前記基本画像データから前記装着テープ幅相当分を抽出して、前記変形画像データを作成し、前記設定テープ幅が前記装着テープ幅未満の場合、前記基礎画像データに前記装着テープ幅相当分まで拡幅するための余白幅データを付加して、前記変形画像データを作成する画像幅抽出付加手段と、
    の少なくともいずれかを有することを特徴とする、請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記変形画像作成手段は、
    前記画像拡大縮小手段と前記画像幅抽出付加手段との双方を有するとともに、
    前記テープ幅が異なるときに、前記変形画像データの作成に前記画像拡大縮小手段による変形方法と前記画像幅抽出付加手段による変形方法とのいずれを採用するか選択する変形方法選択手段をさらに有することを特徴とする、請求項3に記載の印刷システム。
  5. 前記テープ印刷装置は、
    前記供給装置の前記変形方法選択手段と同一の変形方法の選択が可能な変形方法選択手段と、
    その変形方法選択手段による選択結果を前記供給装置に報告する変形方法報告手段と、
    をさらに有することを特徴とする、請求項4に記載の印刷システム。
  6. 前記画像幅抽出付加手段は、
    前記変形画像データに基づく変形画像と前記基本画像との幅方向における位置関係を設定するための選択手段として、
    前記設定テープ幅が前記装着テープ幅以上の場合の、前記基本画像の幅方向における前記変形画像の位置を、複数の選択肢から選択する抽出印刷位置選択手段と、
    前記設定テープ幅が前記装着テープ幅未満の場合の、前記変形画像の幅方向における前記基本画像の位置を、複数の選択肢から選択する基本印刷位置選択手段と、
    の少なくともいずれかを有することを特徴とする、請求項3ないし5のいずれかに記載の印刷システム。
  7. 前記複数の選択肢には、前記テープ幅方向の一方の端を基準端、他方の端を対向端とし、それらの中央を中心線としたときの、各画像の前記基準端を一致させる基準端側位置と、各画像の前記対向端を一致させる対向端側位置と、各画像の中心線を一致させる中央位置と、が含まれることを特徴とする、請求項6に記載の印刷システム。
  8. 前記抽出印刷位置選択手段の複数の選択肢には、n≧(前記設定テープ幅÷前記装着テープ幅)となる自然数nにより、前記基本画像の幅を均等分割したときのn個の分割画像のそれぞれを、前記変形画像内に配置するように指定可能なn個の選択肢が含まれることを特徴とする、請求項6または7に記載の印刷システム。
  9. 前記テープ印刷装置は、
    前記供給装置の前記抽出印刷位置選択手段と同一の前記テープ幅方向における位置の選択が可能な抽出印刷位置選択手段と、
    前記供給装置の前記基本印刷位置選択手段と同一の前記テープ幅方向における位置の選択が可能な基本印刷位置選択手段と、
    の少なくともいずれかを有するとともに、
    その選択結果を前記供給装置に報告する印刷位置報告手段と、
    をさらに有することを特徴とする、請求項6ないし8のいずれかに記載の印刷システム。
  10. 前記供給装置は、前記基本画像データを記憶した記憶媒体を装着可能な装着手段をさらに有することを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載の印刷システム。
  11. 前記供給装置は、所定のネットワークを介して他の装置と接続され、前記他の装置から前記基本画像データを受信可能な上位通信手段を有することを特徴とする、請求項1ないし10のいずれかに記載の印刷システム。
  12. 供給装置からインタフェースを介してテープ印刷装置に供給する印刷画像データに基づいて、テープに対して印刷画像を印刷する印刷システムのデータ処理方法であって、
    前記テープ印刷装置により、装着された前記テープのテープ幅を装着テープ幅として前記供給装置に報告するテープ幅報告工程と、
    前記供給装置内に、予め設定した設定テープ幅に合う基本画像データを記憶する基本画像記憶工程と、
    前記供給装置により、前記設定テープ幅と前記装着テープ幅と間でテープ幅が異なるときに、前記基本画像データを前記装着テープ幅に合うように変形して、変形画像データを作成する変形画像作成工程と、
    前記供給装置により、前記変形画像データを前記印刷画像データとして、前記テープ印刷装置に供給する画像データ供給工程と、
    を備えたことを特徴とする印刷システムのデータ処理方法。
  13. 請求項1ないし11のいずれかに記載の印刷システムの各手段を機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項12に記載の印刷システムのデータ処理方法を実行可能なことを特徴とするプログラム。
  15. 請求項13または14に記載のプログラムを、プログラム処理可能な印刷システムによって読出可能に記憶することを特徴とする記憶媒体。
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