JPWO2002076958A1 - 5−置換オキサゾール化合物および5−置換イミダゾール化合物の製造方法 - Google Patents

5−置換オキサゾール化合物および5−置換イミダゾール化合物の製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は農薬、医薬、機能材料或いはその中間体として有用な複素環化合物の製造方法に関する。TosMICと、アルデヒドまたはイミノ化合物とを、▲1▼非プロトン性溶媒とプロトン性溶媒の混合溶媒中、塩基存在下反応させる、▲2▼相間移動触媒および無機塩基の存在下に反応させる、もしくは▲3▼有機塩基の存在下に反応させることで、刺激性があり、しかも不安定で分解点が低く爆発性があるTosMICを単離しないで溶液で用いて収率よく目的物を得ることができる。

Description

技術分野:
本発明は優れた農薬、医薬、機能材料或いはその中間体として有用な複素環化合物の製造方法に関する。
背景技術:
一般に5−置換オキサゾール化合物の合成法の中で特に有用な方法の一つとして、アルデヒドとp−トリルスルホニルメチルイソシアニド(以下、TosMICと略記する)を用いる製造方法が知られている。その具体的方法としては、アルデヒドとTosMICをメタノール中、炭酸カリウム存在下に反応させる方法が一般的であり,その他にジメトキエタン−メタノール中、イオン交換樹脂(Ambersep9000H)存在下に反応させる方法が知られている。(Tetrahedron Lett.,1972,2369,Lect Heterocycl.Chem.1980,(5),S111−122,Tetrahedron Letters 1999,5637−5638等)
また、5−置換イミダゾール化合物のTosMICを用いた合成法も知られており、その具体的方法としては、イミン化合物とTosMICをアルコール系溶媒中、炭酸カリウム存在下に反応させる方法が一般的である。(Terahedron Lett.,1976,143−146,J.Org.Chem.,Vol.42(7),1977,1153−1159,Terahedron Lett.,2000,5453−5456,Terahedron 53(6)2125−2136,1997)
しかし、これらの方法はいずれもTosMICを結晶として扱っており、工業的に製造する場合、必要に応じて、濃縮、晶析、振り切り、乾燥といった煩雑な単離操作が必要となり、また、濾液へのロスによりTosMIC製造収率の低下は避けられない。更に、TosMICは刺激性があり、しかも不安定で分解点が低く爆発性があり、単離することは安全上好ましくない。
上記したように安全性を重視した場合、TosMICを単離しないことが好ましく、TosMICを単離しないで扱うためには、TosMICの反応・後処理後、反応溶媒そのもの或いは他の抽出溶媒の溶液で使用することが不可欠である。従って、より安全に5−置換オキサゾール化合物および5−置換イミダゾール化合物を得る方法として、TosMICを単離しないで溶液状態で使用できる方法の開発が不可欠であった。
発明の開示:
本発明は、より安全でかつ効率的な5−置換オキサゾールおよび5−置換イミダゾール化合物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、TosMICと、アルデヒドまたはイミノ化合物とを、▲1▼非プロトン性溶媒とプロトン性溶媒の混合溶媒中、塩基存在下反応させる、▲2▼相間移動触媒および無機塩基の存在下に反応させる、もしくは▲3▼有機塩基の存在下に反応させることで、単離しないTosMICを用いても収率よく目的物を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、第1に、N−(p−トリルスルホニルメチル)ホルムアミドとオキシ塩化燐、ホスゲンまたはジホスゲンと3級アミンより得られるTosMICを結晶として単離精製することなく、アルデヒドまたは式[I] RCH=NR(式中、RおよびRは置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基または置換基を有していてもよいアルキル基を表す。)と反応させることを特徴とする5−置換オキサゾール化合物または5−置換イミダゾール化合物の製造方法であり、
第2に、上記製造方法において、TosMICの溶液と、アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物とを、非プロトン性溶媒とプロトン性溶媒との混合溶媒中、塩基存在下反応させる方法(製造方法1)であり、
第3に、プロトン性溶媒が、水、C〜C10アルコール、モノまたはポリアルキレングリコールからなる群から選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする上記製造方法であり、
第4に、アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物とTosMICを相間移動触媒及び無機塩基の存在下に反応させることを特徴とする上記製造方法(製造方法2)であり、
第5に、アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物とTosMICを有機塩基存在下反応させることを特徴とする上記製造方法(製造方法3)であり、
第6に、pKaが、12以上である有機塩基を用いる上記第5の方法であり、
第7に.有機塩基が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンまたは4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンである前記5または6の方法であり、
第8に、アルデヒドが、無置換または置換芳香族アルデヒドであることを特徴とする前記第1から第7の製造方法である。
発明の実施の形態:
以下本発明の実施態様について詳細に説明する。
本発明において5−置換オキサゾール化合物の製造に使用されるアルデヒドの構造は、特に制限されないが、具体的には、フェニル基、ナフチル基、またはアントラセニル基等の芳香族炭化水素基を有するアルデヒド、フリル基、チエニル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、ピリジル基、N−メチルピロロイル基等の芳香族複素環基を有するアルデヒド等を好ましく例示することができ、これらの基には種々の官能基を置換基として有していてもよい。そのような置換基として、具体的には、ハロゲン原子、置換されていても良いアルキル基、置換されていても良いアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、置換されていても良いアミノ基、置換されていても良いアルコキシカルボニル基等を例示することができ、アルキル基としてはメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブチル、i−ブチル、t−ブチル等炭素数1〜12までの直鎖または分枝鎖を有しているアルキル基が、アルコキシ基としてはメトキシ、エトキシ、プロポキシ基等の炭素数1−4の直鎖又は分枝鎖を有している低級アルコキシ基が、更にこれらの置換基としてはハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、シアノ基等を例示することができる。
また、5−置換イミダゾール化合物の製造原料である前記式[I]で表されるイミン化合物において、RおよびRは、同一もしくは異なっていても良く、具体的に例を挙げれば、例えばメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブチル、i−ブチル、t−ブチル等炭素数1〜12までの直鎖または分枝鎖を有しているアルキル基、フェニル基、ナフチル基、またはアントラセニル基等の芳香族炭化水素基、フリル基、チエニル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、ピリジル基、N−メチルピロロイル基等の芳香族複素環基等を例示することができ、これらの基には種々の官能基を置換基として有していてもよい。そのような置換基として、具体的には、アルキル基の置換基としては、ハロゲン原子、置換されていても良いアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、置換されていても良いアミノ基、置換されていても良いアルコキシカルボニル基等を例示することができ、アルコキシ基としてはメトキシ、エトキシ、プロポキシ基等の炭素数1−4の直鎖又は分枝鎖を有している低級アルコキシ基が、更にこれらの置換基としてはハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、シアノ基等をまた、芳香族炭化水素基、芳香族複素環基の置換基としてはハロゲン原子、置換されていても良いアルキル基、置換されていても良いアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、水酸基、置換されていても良いアミノ基、置換されていても良いアルコキシカルボニル基等を例示することができ、アルキル基としてはメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブチル、i−ブチル、t−ブチル等炭素数1〜12までの直鎖または分枝鎖を有しているアルキル基が、アルコキシ基としてはメトキシ、エトキシ、プロポキシ基等の炭素数1−4の直鎖又は分枝鎖を有している低級アルコキシ基が、更にこれらの置換基としてはハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、シアノ基等例示することができる。
なお、イミノ化合物は対応するアルデヒド類とアミン類との反応により得られるが、イミノ化合物も単離精製することなく本発明の製造方法に使用することができる。
また、本発明に使用するTosMICは、一般的に行われているN−(p−トリルスルホニルメチル)ホルムアミド(TosMFA)をジメトキシエタン(DME)中、オキシ塩化燐を用いる方法(Organic Synthesis Vol.57,102−106,Synthesis,400−402(1985),Terahedron Lett.,1972,2367)、或いは、ホスゲン、ジホスゲンを用いる方法等(Angew.Chem.Int.Ed.Engl.16(1977),259,Angew.Chem.77(1965),492、DE4032925等)、いずれの方法で製造されたものでも使用することができる。
次に各製造方法について説明する。
製造方法1:Tos−MICの溶液と、アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物とを、非プロトン性溶媒とプロトン性溶媒との混合溶媒中、塩基存在下反応させる方法。
塩基としては有機塩基、無機塩基いずれもを使用することができ、有機塩基として具体的には、ジシクロヘキシルアミン、ジイソプロピルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等のアルキルアミン、N,N−ジメチルアニリン等のアルキルアニリン、ピペリジン、ピロリジン、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、モルホリン、ピペラジン、イミダゾール、1−エチルピペリジン、4−メチルモルホリン、1−メチルピロリジン、1、4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタン、1、8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン等の複素環状アミン、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド、メチルトリオクチルアンモニウムクロリド等の4級アンモニウム塩もしくはN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン等のジアミン類等を例示することができ、また無機塩基として具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等が挙げられる。
プロトン性溶媒としては、水、C1〜C10アルコール、モノまたはポリアルキレングリコールからなる群から選ばれる少なくとも1種以上であるのが好ましく、具体的には、水、メタノール、エタノール、プロパノール等のアルコール類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル等のグリコール類が挙げられる。中でもメタノール、エチレングリコール、2−メトキシエタノールが好適に使用される。
非プロトン性溶媒としてはTosMICの合成もしくは抽出に使用できる溶媒が好ましく、例えば塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、塩化メチレン等のハロゲン系溶媒、ベンゼン、クロロベンゼン、トルエン、キシレン、ニトロベンゼン、ベンゾニトリル等の芳香族炭化水素系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル等のエステル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、アセトニトリル等の極性溶媒が挙げられる。またこれらを混合して用いてもよい。
反応は、アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物1モルに対して、塩基を、2.0モル以上、好ましくは2.0〜2.5モル、さらに好ましくは2.0〜2.2モルの範囲で用いて行われる。用いるTosMICの量は、特に制限されないが、アルデヒド1モルに対して、0.8〜1.5モルの範囲で用いるのが好ましく、さらに0.9〜1.2モルの範囲で用いるのが好ましい。用いるプロトン性溶媒の量は、塩基がある程度溶解する量であれば特に制限されないが、用いるアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物1モルに対して1L以上用いるのが好ましい。また、非プロトン性溶媒の量も特に制限されず、TosMICが溶解する量であれば良く、また非プロトン性溶媒とプロトン性溶媒の混合比も特に制限されず、任意の値を設定できる。
反応は、例えば、アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物とTosMICの溶液およびプロトン性溶媒に溶解もしくは懸濁した塩基を混合し、0℃から溶媒の沸点、好ましくは20〜60℃の範囲で反応させる。この際、相間移動触媒共存下反応させることができる。反応は、窒素気流下もしくは窒素雰囲気下で行うのが好ましい。反応時間は反応させる化合物、条件によって異なるが、通常数分から48時間程度である。反応終了後は、必要に応じて反応液を冷却し、通常の後処理操作により目的物を得ることができる。
製造方法2:アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物とTosMICを相間移動触媒及び無機塩基の存在下に反応させる方法。
本反応で用いられる相間移動触媒としては、4級アンモニウム塩類、4級ホスホニウム塩類等のオニウム塩類、クラウン化合物、有機塩基等が用いられる。具体的には4級アンモニウム塩としては、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム、水酸化トリメチルベンジルアンモニウム、臭化テトラメチルアンモニウム、臭化テトラエチルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、臭化トリエチルベンジルアンモニウム、臭化トリメチルフェニルアンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウム、塩化テトラエチルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、塩化トリメチルフェニルアンモニウム、塩化トリオクチルメチルアンモニウム、塩化トリブチルベンジルアンモニウム、塩化トリメチルベンジルアンモニウム、塩化N−ラウリルピリジニウム、塩化N−ベンジルピコリニウム、塩化トリカプリルメチルアンモニウム、沃化テトラメチルアンモニウム、沃化テトラブチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウムサルフェート、等が挙げられ、4級ホスホニウム塩としては、塩化テトラエチルホスホニウム、臭化テトラエチルホスホニウム、沃化テトラエチルホスホニウム、臭化テトラブチルホスホニウム、臭化テトラフェニルホスホリウム、臭化取りフェニルベンジルホスホニウム等が挙げられ、クラウン化合物としてはエーテルとしては、15−クラウン−5,18−クラウン−6等のクラウンエーテル類、クリプタンド類等が挙げられ、有機塩基としては、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデク−7−エン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エン、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデク−7−エン、トリエチレンジアミン、N,N−ジメチルアミノピリジン等が挙げられる。相間移動触媒の使用量は用いるアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物1モルに対して、特に制限されないが、0.0001〜5モル、好ましくは0.01〜0.5当量モルである。
本発明に用いられる無機塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウムが挙げられる。無機塩基の使用量は、特に制限されないが、好ましくは用いるアルデヒド1モルに対して0.5〜10モル、さらに好ましくは1.0〜3モルである。
反応に用いる溶媒として、具体的には、水、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ベンゾニトリル、ベンゾトリフルオライドあるいはクロロベンゼン等の芳香族系溶媒、酢酸メチル、酸エチル、酢酸イソプロピル等のエステル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒、ジエチルエーテル、テロラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、アセトニトリル等の極性溶媒が挙げられる。とりわけTosMICの合成または後処理後の抽出に使用できる溶媒、例えば塩化メチレン等のハロゲン系溶媒、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶媒、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒、THF、アセトニトリル等が好ましく、またこれらを混合して用いてもよい。中でも、水と上記例示した水以外の混合系が好ましい。溶媒の使用量は、特に制限されないが、用いるアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物に対し、1〜1000重量倍量、好ましくは5〜100重量倍量の範囲である。
反応は、例えばアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物、TosMIC又はその溶液を適当な溶媒に混合し、水に溶解した無機塩基及び相間移動触媒を加え、0℃から溶媒の沸点、好ましくは20〜60℃の範囲で反応させる。用いるTosMICの量は特に制限されないが、用いるアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物1モルに対して0.8〜2.0モル、好ましくは、1.0〜1.5モルに範囲である。反応は、窒素気流下もしくは窒素雰囲気下で行うのが好ましい。反応時間は反応させる化合物、条件によって異なるが、通常数分から48時間である。反応終了後は、必要に応じて反応液を冷却し、通常の後処理操作により目的物を得ることができる。
製造方法3:アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物とTosMICを有機塩基存在下反応させる方法。
使用される有機塩基としては、pKaが12以上のものが好ましく、具体的には、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エン、6−ジブチルアミノ−1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデク−7−エン、トリエチレンジアミン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン(AP)、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン等を例示することができなかでもDBUまたはAPを好ましく例示することができる。これらは、1種単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。有機塩基の総使用量は用いるアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物1モルに対して0.9〜10モル、好ましくは1.0〜3.0モルである。
反応に用いる溶媒として、具体的には塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ベンゾニトリル、ベンゾトリフルオライドあるいはクロロベンゼン等の芳香族系溶媒、酢酸メチル、酸エチル、酢酸イソプロピル等のエステル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒、ジエチルエーテル、テロラヒドロフラン等のエーテル系溶媒、アセトニトリル等の極性溶媒が挙げられる。とりわけTosMICの合成または後処理後の抽出に使用できる溶媒、例えば塩化メチレン等のハロゲン系溶媒、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族系溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶媒、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶媒、THF、アセトニトリル等が好ましく、またこれらを混合して用いてもよい。溶媒の使用量は用いるアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物に対し、1〜1000重量倍量、好ましくは5〜100重量倍量の範囲である。
反応は、例えばアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物、TosMIC溶液、及び有機塩基を適当な溶媒に溶解・混合し、−20℃から溶媒の沸点、好ましくは10〜60℃で反応させる。用いるTosMICの量は特に制限されないが、用いるアルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物1モルに対して、好ましくは0.8〜1.5モル、さらに好ましくは0.9〜1.2モルである。反応は、窒素気流下もしくは窒素雰囲気下で行うのが好ましい。反応時間は反応させる化合物、条件によって異なるが、通常数分から48時間である。反応終了後は、必要に応じて反応液を冷却し、通常の後処理操作により目的物を得ることができる。
これらの本発明の方法は、単離した結晶のTosMICを用いる場合に適用することもできるが、TosMFAを、オキシ塩化燐、ホスゲン、またはジホスゲンおよび3級アミンと反応させて得られたTosMIC、好ましくは非プロトン性溶媒中、ホスゲンおよび3級アミンと反応させて得られたTosMICを単離精製しないで用いる場合に好ましく適用できる。
発明の実施のための最良の形態:
本発明を実施例でさらに詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
実施例1
Figure 2002076958
水酸化カリウム3.1gを含むメタノール16mlに2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド5.0g、TosMICの塩化メチレン溶液(5.7g含有)を室温にて加えた。混合物を室温にて、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、水洗し、溶媒を留去し、メタノール・水から目的物を晶析し、濾過・乾燥して5.6g得た。(収率92%)
実施例2
2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド3.6g、TosMICのトルエン溶液(TosMIC:4.1g含有)に水酸化カリウムのメタノール溶液20ml(水酸化カリウム;2.3g含有)を室温にて加えた。混合物を室温にて、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、水洗し、有機層のHPLC分析を行なったところ目的物を4.2g含有していた。(収率96%)
実施例3
2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド36g、TosMICのクロルベンゼン溶液(TosMIC:43g含有)に水酸化カリウムのメタノール溶液200ml(水酸化カリウム:23g含有)を室温にて加えた。混合物を室温にて、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、水洗し、有機層のHPLC分析を行なったところ目的物を39g含有していた。(収率88%)
実施例4
水酸化カリウム0.24gを含むエチレングリコール2mlに2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド0.36gを室温にて加えた。この溶液にTosMIC0.46gを含む塩化メチレン溶液8.98gを滴下した。混合物を室温で攪拌し、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、濃縮してHPLCで分析したところ目的物0.38g(収率86%)を含有していた。
実施例5
水酸化ナトリウム0.17gを含むエチレングリコール2mlに2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド0.37gを室温にて加えた。この溶液にTosMIC0.45gを含む塩化メチレン溶液9.3gを滴下した。混合物を室温で攪拌し、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、濃縮してHPLCで分析したところ目的物0.36g(収率82%)を含有していた。
実施例6
N−(4−メチルベンゼンスルホニルメチル)−ホルムアミド140.2g(0.65mol)および塩化メチレン1.31を仕込み、氷浴下で5℃以下に保持した。次にホスゲン82.2g(0.85mol、1.3モル比)を30分要して吹込んだ。引き続き同温度で、塩化メチレン195mlに希釈したトリエチルアミン138.6g(1.4mol、2.1モル比)を30分要して液中に滴下した。得られたオレンジ色の反応液に28%水酸化ナトリウム水溶液28g(0.3mol比)を水1.5lで希釈した水溶液を注加し、5℃付近で30分間攪拌した。この液を分液ロートで分液し有機層2096.0gを得た。HPLC分析により定量したところ111.3g(収率88%)でTosMICが含まれていた。(第1工程)
水酸化カリウム71.2gを含むエチレングリコール552mlと塩化メチレン110mlに2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド98.4gを、第1工程で得られたTosMICの塩化メチレン溶液(TosMIC 111.3g含有)に溶解してから42℃に加熱して加えた。混合物を42℃にて、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、分液、水洗し、溶媒を留去し、メタノール・水から目的物を晶析し、濾過・乾燥して102.4gを得た。(収率86%)(第2工程)
実施例7
水酸化カリウム75.1gを含むメタノール530mlを、2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド97gを添加したTosMICのクロロベンゼン溶液(TosMIC110g含有)に室温にて加えた。混合物を42℃にて、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、分液、水洗し、溶媒を留去し、クロロベンゼンから目的物を晶析し、濾過・乾燥して103.4gを得た。(収率87.7%)
実施例8
Figure 2002076958
TosMIC0.99gを含む塩化メチレン溶液19.7gにp‐ニトロベンジリデンアニリン1.10gを加えた。この溶液に水酸化カリウム0.70gを含むメタノール5mlを滴下した。混合物を室温で攪拌し、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、水洗、濃縮し、メタノールから再結晶を行い、濾過、乾燥し、目的物0.78gを得た。更にろ液を分析したところ0.31gを含有していた。(収率83%)
実施例9
水酸化カリウム0.24gをエチレングリコール2mL、塩化メチレン2mLに加え、加熱溶解した。この溶液にTosMIC塩化メチレン溶液8.66g(TosMIC0.46g含有)に2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド0.36gを溶解した塩化メチレン溶液を滴下した。混合物を42℃に加熱し、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、エチレングリコール層と塩化メチレン層を分液し、塩化メチレン層を濃縮して目的物0.41g(収率93%)を得た。
実施例10(5−(2−メトキシ−4−ニトロフェニル)オキサゾールの製造)
Figure 2002076958
水酸化ナトリウム0.16gを含む水溶液に2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド0.36g、実施例6における第1工程と同様にして得られたTosMIC塩化メチレン溶液8.1g(TosMIC0.43g含有)及びDBU0.08gを室温にて加えた。混合物を40℃に加温し、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、室温に冷却し、水洗後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。濃縮残渣のHPLC分析を行なったところ目的物を0.37g含有していた。(収率85%)
実施例11(5−(4−ニトロフェニル)オキサゾールの製造)
Figure 2002076958
水酸化ナトリウム0.84gを含む水溶液に4−ニトロベンズアルデヒド0.45g、実施例6と同様にして調製したTosMIC塩化メチレン溶液12.2g(TosMIC0.65g含有)及び臭化テトラブチルアンモニウム0.10gを室温にて加えた。混合物を室温にて、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、水洗を行ない無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。濃縮残渣のHPLC分析を行なったところ目的物を0.82g含有していた。(収率93%)
実施例12
2−メトキシ−4−ニトロベンズアルデヒド0.36g、実施例6と同様にして調製したTosMICの塩化メチレン溶液8.5g(TosMIC0.45g含有)及びDBU0.60gを室温にて加えた。混合物を室温にて、HPLCで原料が消失するまで反応を続けた。反応終了後、水洗を行ない無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。濃縮残渣のHPLC分析を行なったところ目的物を0.47g含有していた。(収率96%)
産業上の利用可能性:
以上、述べたように本発明の方法をもちいることにより、農薬、医薬、機能材料等またはその中間体として有用な5−置換オキサゾール化合物および5−置換イミダゾール化合物を安全にかつ効率よく製造することができる。

Claims (8)

  1. N−(p−トリルスルホニルメチル)ホルムアミドとオキシ塩化燐、ホスゲンまたはジホスゲンと3級アミンより得られるp−トリルスルホニルメチルイソシアニドを単離精製することなく、アルデヒドまたは式[I] RCH=NR(式中、RおよびRは置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基または置換基を有していてもよいアルキル基を表す。)と反応させることを特徴とする5−置換オキサゾールまたは5−置換イミダゾールの製造方法。
  2. p−トリルスルホニルメチルイソシアニドの溶液と、アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物とを、非プロトン性溶媒とプロトン性溶媒との混合溶媒中、塩基存在下反応させる請求項1記載の製造方法。
  3. プロトン性溶媒が、水、C〜C10アルコール、モノまたはポリアルキレングリコールからなる群から選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1、または2に記載の製造方法。
  4. アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物と、p−トリルスルホニルメチルイソシアニドを相間移動触媒及び無機塩基の存在下に反応させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の製造方法。
  5. アルデヒドまたは前記式[I]で表される化合物と、p−トリルスルホニルメチルイソシアニドを有機塩基存在下反応させることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  6. pKaが、12以上である有機塩基を用いることを特徴とする請求項5記載の製造方法。
  7. 有機塩基が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンまたは4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンであることを特徴とする請求項5または6記載の製造方法。
  8. アルデヒドが、無置換または置換芳香族アルデヒドであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の5−置換オキサゾールの製造方法。
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