JPS638170Y2 - - Google Patents

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JPS638170Y2
JPS638170Y2 JP1981006672U JP667281U JPS638170Y2 JP S638170 Y2 JPS638170 Y2 JP S638170Y2 JP 1981006672 U JP1981006672 U JP 1981006672U JP 667281 U JP667281 U JP 667281U JP S638170 Y2 JPS638170 Y2 JP S638170Y2
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JP1981006672U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧装置付き走行車輌、例えばトラ
クタに三点リンクを介して作業機を極めて簡単に
しかも、既往の作業機側を改造することなく取付
け可能にした装置に関する。
油圧装置を有するトラクタ等の走行車輌に、三
点リンクを介してロータリ耕耘機等の作業機を装
着する場合、トツプリンク及び一対のロワーリン
クを夫々作業機にピン等を介して連結しており、
三点リンク機構と作業機の位置合せ及び3箇所の
連結作業が必要であり、非常に手間がかかり且つ
困難な作業である。
そこで、実開昭55−34728号公報において、 下部がロアーリンクを介してトラクタの機体の
後部に連結される左右一対の脚部を有し上部がト
ツプリンクを介して前記機体の後部に連結される
ヒツチフレームを設け、このヒツチフレームの前
記脚部と対応する脚部を有するフレームを作業機
の前部に設け、前記フレームの上部に受部を形成
してこの受部を抜け止めしつつ下から吊上げる吊
上部を前記ヒツチフレームの上部に形成するとと
もに、前記吊上部と前記受部とを支点とする吊上
動作に基づく前記フレームの回動動作により前記
脚部同志を互いに位置決めしつつ着脱自在に連結
する連結部材を設けた技術がある。
しかし、この従来の技術はロアーリンクのヒツ
チ点およびトツプリンクのヒツチ点がヒツチフレ
ームにより定形されているので、大型作業機の連
結技術として優れてはいるものの、ヒツチフレー
ムを作業機側のフレームに互いに位置決めしなけ
ればならず、ヒツチフレームを上昇させて作業機
側フレームに位置決めすることが、特に、前後方
向の位置決めの点で困難があつた。
また、作業機側フレームにはトツプリンク取付
点(トツプリンクヒツチ点)及びロワーリンク取
付点(ロワーリンクヒツチ点)を有していないこ
とから、ヒツチフレームを有していないときは、
三点リンクを用いることはできないものとなり、
いわば、専用連結となり汎用性に欠けるものであ
つた。
本考案は、三点リンク側に、該リンクを定形す
る山形の係合体(ヒツチフレーム)を着脱自在に
設け、作業機側には係合体を収容乃至受容可能な
被係合体を設けて作業機の装着を容易としたもの
において、被係合体に前後位置決め部を設けるこ
とにより、係合体と被係合体の位置決めを確実に
し、しかも被係合体にトツプリンク点、ロワーリ
ンク点をそれぞれ設けることにより、ヒツチフレ
ームがなくとも連結可能として汎用性を向上した
ものである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第1図乃至第6図において、1は2軸4車輪形
トラクタで示す走行車輌であり、その後部上面に
は図外の油圧装置が搭載されている。
2は三点リンクであり、中央のトツプリンク3
と、左右一対のロワーリンク4とから構成され、
その各一端は車体に連結され、ロワーリンク4の
中途と油圧リフトアームとをリフトロツドで連結
して昇降可能としている。
5は作業機一例としてのロータリ耕耘機であ
り、ロータリ機枠6と、耕耘部7およびカバー装
置8等から主構成され、中央に設けたギヤケース
9の動力受入軸10にPTO軸からの動力を伝導
することにより、耕耘部7を駆動可能としてお
り、実施例ではサイドドライブ式を示している。
11はギヤケース9の両側に設けられた一対の
サポートアーム、12,13は各サポートアーム
11の端部に位置する伝動ケースとサイドフレー
ムを夫々示している。14は一端がギヤケース9
に連結されたトツプマストで、この先端(前端
側)にはトツプリンク取付孔(トツプリンクヒツ
チ点)14Aを有している。15は各サポートア
ーム11の中途部に前方突出状に設けられた既往
のロワーリンク取付ブラケツトであり、内向又は
外向のロワーリンク取付ピン16を有する。
以上の構成は従来の三点リンク及びロータリ耕
耘機と略同様であり、本考案においては、三点リ
ンク2に係合体17を着脱自在に、又、ロータリ
耕耘機5のロワーリンク取付ブラケツト15に被
係合体18を夫々着脱自在に設けている。
係合体17はコ字形アングル材19を略逆V字
形又は台形に溶着して正面視略山形状(三角形)
の枠体を形成し、その枠体の底辺両端にはロワー
リンク4の連結部20を下向延長状に設けるとと
もに、アングル材19の頂部前面にブラケツト2
1及びピン22を介してトツプリンク3を着脱自
在に枢支連結している。23はアングル材19の
上部に設けられた一対のガイドローラで、アング
ル材19の溝内に位置し、その外周は溝内より若
干側方へ突出している。
被係合体18は係合体17と略相似形の逆V字
形となつているアングル材24で形成されてお
り、このアングル材24は溝が内側になるように
形成されており、その両下端外側又は内側にはロ
ワーリンク取付ブラケツト15の先端が第2図で
一例を示す如くボルト25により着脱自在に連結
されており、その上部にはトツプマスト14のヒ
ツチ点14Aより後端側に、ピン26を介して連
結するためのブラケツト27が設けられている。
被係合体18のアングル材24はアングル材1
9より幅が広く、溝内にアングル材19が入り込
むことができ、入り込んだ状態で、係合体17の
ロワーリンク連結部20は取付ブラケツト15よ
り下方に位置し、該連結部20に抜挿自在なピン
28を介してロワーリンク4が連結されている。
被係合体18の溝を形成している前後壁18a,
18aは夫々係合体17が入り込む時及び入り込
んだ時の前後位置を規制する部分となつており、
係合体17の上方向の規制はアングル材24が逆
V字形に形成されていることにより行なわれてい
る。
各アングル材19,24の両下端には貫通孔2
9,30が形成されており、両者が係合した状態
で両貫通孔は一致し、ストツパとしての止めピン
31が挿入される。この止めピン31は係合体1
7の離脱防止部材であり、係合体17と被係合体
18とを係合ロツクする。
前記係合体17はピン28を抜くことでロワー
リンク4より外れ、又、ピン22を抜くことでト
ツプリンク3より外れるとともにここに三点リン
ク2に対して着脱自在である。一方、被係合体1
8はボルト25を外すことでブラケツト15より
外れ、又、ピン26を抜くことでトツプマスト1
4より外れ、被係合体18に代替してサポートリ
ンクを取付けることもできる。従つて、係合体1
7、被係合体18を外したときは、既往のロータ
リ装着形態にできるし、又、係合体17を三点リ
ンク2より外し、被係合体18を作業機に取付け
た状態のままでもヒツチ点14A及び取付ピン
(ロワーリンクヒツチ点)16を利用して三点リ
ンク2を連結することもできる。
次に前記実施例における装着操作を説明する。
油圧装置を作動して係合体17を有する三点リン
ク2を下げた状態で、トラクタ1を後進させて係
合体17を被係合体18の下方まで移動させる。
油圧装置を作動してロワーリンク4、即ち、三
点リンク2を上昇させると、係合体17は被係合
体18の溝に係合している。係合体17の頂部に
はガイドローラ23が設けられているので、被係
合体18との係合はスムーズに行なわれ、また、
被係合体18は逆V字形であるので、左右方向に
若干位置ずれがあつてもロータリ耕耘機5を持ち
上げながら係合していく。
係合体17と被係合体18とが完全に係合する
と、貫通孔29,30が一致するので、両孔2
9,30にピン31を挿入し、両者17,18が
離脱しないようにロツクする。
これによつてロータリ耕耘機5は三点リンク2
を介して車輌1に連結され、耕耘作業に供する。
而して、連結部20はブラケツト15より下方に
位置する故、相互干渉はない。ロータリ耕耘機5
の連結解除は、前記操作とは逆に、ピン31を抜
いて、ロワーリンク4を下降すれば良く、このと
きでも連結部20はブラケツト15と干渉するこ
とがない。又、連結部20がブラケツト15及び
ピン16に干渉しないので、係合体17及び被係
合体18を取外せば、三点リンク2は従来通りの
カテゴリーによりロータリ耕耘機5を連結でき
る。
本考案は、油圧装置付き走行車輌の三点リンク
2に、正面視略山形状の係合体17を着脱自在に
設け、作業機5のトツプマスト14及びロワーリ
ンク取付ブラケツト15に、係合体17と相似形
でかつ係合体17に上側から嵌合可能な被係合体
18を設けているので、係合体17で三点リンク
2を定形した状態で係合体17と被係合体18と
を嵌合して作業機5の装着作業が容易にできなが
らも、次のような特有の利点がある。
被係合体18にはこれに係合体17が嵌合され
るとき、前後方向の位置決めをする前後壁18
a,18bを有するので、被係合体18と係合体
17との離脱をストツパ31で阻止した嵌合状態
においての被係合体18と係合体17との前後方
向の位置決めが確実にできるし、被係合体18と
係合体17とを嵌合するときでも、両者18,1
7の前後方向の位置決めが確実となり、従つて、
両者18,17を前後方向に位置決めした状態で
係合体17を持上げることによつて、前後壁18
a,18bによる前後方向の位置決め状態を維持
しながら案内作用によつて、作業機5の装着作業
が極めて容易となる。
また、被係合体18はその下端両側がロワーリ
ンク取付ピン16を有するロワーリンク取付ブラ
ケツト15に取付けられ、しかも、上端側はトツ
プリンク取付孔14Aを有するトツプマスト14
の該取付孔14Aの近傍後端に取付けられている
ので、該被係合体18によつて作業機5の連結機
枠の一部を構成して該機枠の枠組みを強固にしな
がら、係合体17を取外した状態での三点リンク
2のトツプリンク3および左右一対のロワーリン
ク4を連結することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
全体平面図、第2図は同第2例の平面図、第3図
は第1図のA−A線断面図、第4図は要部の拡大
正面図、第5図は装着前の被係合体の斜視図、第
6図は係合体の斜視図である。 2……三点リンク機構、3……トツプリンク、
4……ロワーリンク、5……ロータリ耕耘機、1
5……ロワーリンク取付ブラケツト、17……係
合体、18……被係合体、20……ロワーリンク
連結部、29,30……貫通孔、31……止めピ
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 油圧装置付き走行車輌1の三点リンク2に、正
    面視略山形状の係合体17を着脱自在に設け、作
    業機5のトツプマスト14およびロワーリンク取
    付ブラケツト15に、係合体17と相似形でかつ
    係合体17に上側から嵌合可能な被係合体18を
    設け、係合体17と被係合体18とを嵌合して両
    者17,18の離脱を阻止するストツパ31を備
    えている作業機装着装置において、 被係合体18には、係合体17の前後方向の位
    置決めをするとともに嵌入案内する前後壁18
    a,18bを有しており、 被係合体18の下端両側はロワーリンク取付ピ
    ン16を有するロワーリンク取付ブラケツト15
    に取付け、被係合体18の上端側はトツプマスト
    14のトツプリンク取付孔14Aの後端近傍に取
    付けられて作業機5側の機枠を枠組みしているこ
    とを特徴とする作業機装着装置。
JP1981006672U 1981-01-20 1981-01-20 Expired JPS638170Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981006672U JPS638170Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

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Publication Number Publication Date
JPS57119605U JPS57119605U (ja) 1982-07-24
JPS638170Y2 true JPS638170Y2 (ja) 1988-03-11

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ID=29804951

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534728B2 (ja) * 1974-07-24 1980-09-09
JPS5936975U (ja) * 1982-08-31 1984-03-08 大谷 彬 海底撤餌具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534728U (ja) * 1978-08-29 1980-03-06

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534728B2 (ja) * 1974-07-24 1980-09-09
JPS5936975U (ja) * 1982-08-31 1984-03-08 大谷 彬 海底撤餌具

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JPS57119605U (ja) 1982-07-24

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