JPH0314968Y2 - - Google Patents

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JPH0314968Y2
JPH0314968Y2 JP12444085U JP12444085U JPH0314968Y2 JP H0314968 Y2 JPH0314968 Y2 JP H0314968Y2 JP 12444085 U JP12444085 U JP 12444085U JP 12444085 U JP12444085 U JP 12444085U JP H0314968 Y2 JPH0314968 Y2 JP H0314968Y2
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guide member
pin
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rod
cylindrical body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタ等の作業車両と、モーア等
の作業とを着脱自在に連結する作業機連結装置に
関する。
(従来の技術) この種、作業機連結装置として、例えば、実願
昭58−170604号明細書及び図面に記載のものが公
知である。
この従来のものは、トラクタとモーアとを連結
杆を介して着脱自在に連結するものであつた。す
なわち、連結杆の端部のピンを挿脱することによ
り、連結杆と連結ブラケツトを着脱するものであ
つた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものは、トラクタと作業機とを連結
するには、運転者はトラクタから降に、モーアを
2人程度で押して連結部の結合孔を合せ、そこに
ピンを挿入して結合しなければならず、その作業
は重労働で、かつ熟練を要した。
そこで、本考案では、運転者がトラクタに乗つ
たままワンタツチで簡単かつ確実に連結すること
ができる作業機連結装置を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の特徴とする
処は、トラクタ側に設けられた連結部と作業機側
に設けられた被連結部とが着脱自在に連結される
ものにおいて、前記連結部18は、前方及び左右
両側方開口のコ字形ガイド部材20と、該ガイド
部材20の両側面に斜め状に取付けられてガイド
部材20の左右の開口の前部下方を塞ぎ後部上方
を三角形状の開口部22として残す帯板状の左右
一対の側板21,21とを有し、該側板21,2
1はトラクタ1の前部に前方突出状に且つ上下方
向回動自在に枢支され、前記被連結部19は、前
記ガイド部材20の前方開口から挿脱自在に挿入
される被連結杆36を有し、該被連結杆36の先
端部に左右方向に貫通する連結孔37が設けら
れ、前記側板21の一方に筒体42が外方突出状
に設けられ、該筒体42に連結ピン44が左右方
向移動自在に内嵌され、該連結ピン44の内端
は、一方の側板21側からガイド部材20内を通
り他方の側板21側に進退自在に突出し、該連結
ピン44の外端は筒体42より突出し、該突出部
に前記三角形状の開口部22内に突入する解除ピ
ン47が固着され、前記筒体42にストツパ48
が設けられ、該ストツパ48に係脱自在に係合す
る係合部49が解除ピン47に設けられ、該係合
部49とストツパ48とは、両者が係合したとき
連結ピン44の内端がガイド部材20の内部から
退避する位置関係に設けられると共に、ガイド部
材20内に挿入された被連結杆36の先端が解除
ピン47に当接して該解除ピン47を連結ピン4
4回りに回動させたとき、両者の係合が解除する
位置関係に設けられ、前記係合解除のとき、連結
ピン44をガイド部材20内に突出させて被連結
杆36の連結孔37に挿入させるスプリング46
が設けられている点にある。
(作用) 本考案において、トラクタと作業機とを連結す
るには、まず、連結部18の筒体42に設けられ
ているストツパ48と、解除ピン47に設けられ
ている係合部49とを係合させる。この状態にお
いて、連結ピン44の内端はガイド部材20内か
ら退避した位置にある。即ち、ガイド部材20内
に被連結杆36を挿入可能な状態となる。
上記の状態において、作業機側の被連結杆36
の先端と、トラクタ側のガイド部材20の前方開
口部とを対面させ、トラクタを前進させて被連結
杆36の先端をガイド部材20に挿入させる。
ガイド部材20の前方開口部から侵入してきた
被連結杆36の先端は、三角形状の側部開口部2
2からガイド部材20内に突出している解除ピン
47に当接する。更に被連結杆36が奥に入り込
むことにより解除ピン47は被連結杆36の先端
で押動され連結ピン44回りに回動する。この回
動によりストツパ48と係合部49の係合が解除
され、連結ピン44はスリング46により軸心方
向に移動し、連結ピン44の内端はガイド部材2
0内に突出する。
このとき、被連結杆36は位置決め部材により
その侵入が防止されており、該停止位置において
被連結杆36先端の連結孔37が連結ピン44の
位置に合致するよう構成されているので、突出す
る連結ピン44は連結孔37を貫通し、反対側の
側板21の係止孔に嵌合する。
しかして、連結部18と被連結部19がワンタ
ツチで連結される。
この連結を解除するには、連結ピン44をスプ
リング46に抗して手動で引つぱり、連結孔37
との係合を解除し、更に解除ピン47の先端が被
連結杆36の側面に乗り上げるよう回動させる。
その後、トラクタをバツクさせると被連結杆36
とガイド部材20の嵌合が解除され、トラクタと
作業機の連結が外れる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
第3図及び第4図において、1はトラクタであ
り、該トラクタ1の前部に作業機連結装置2を介
して前装モーア3が装着されている。
上記トラクタ1は四輪駆動で後輪ステアリング
型式のものであり、前部に運転席4やハンドル装
置等が設けられ、後部にエンジン5が搭載されて
いる。エンジン5の前方にミツシヨンケース6が
設けられ、該ミツシヨンケース6の左右側面から
前車軸ケース7が突出し、該ケース7の先端に前
輪8が支持されている。
エンジン5の動力はミツシヨンケース6内のデ
フギヤ装置を介して左右の前輪8に伝達されると
共に、ミツシヨンケース6から後方に延出する伝
動軸を介して後輪9にも伝達される。更に、エン
ジン5の動力は、ミツシヨンケース6の前端面よ
り前方に突出するPTO軸10にも伝達される。
前記モーア3は、縦軸回りに回転する三組のカ
ツタ11を有し、該カツタ11はモーアデツキ1
2に支持されたカツタ軸下端に取付けられてい
る。モーアデツキ12の前端部及び後端部にゲー
ジ輪13,14が設けられている。モーアデツキ
12の上面に動力受入装置15が設けられ、該装
置15の入力軸16と前記トラクタ1のPTO軸
10は自在連結軸17を介して着脱自在に連結さ
れる。この動力受入装置15からベルト伝動機構
等を介して前記カツタ11が駆動される。
上記トラクタ1とモーア3とを連結する連結装
置2は、トラクタ1側の連結部18とモーア3側
の被連結部19とから成る。この連結部18と被
連結部19は車体の幅方向に左右一対設けられて
いるが以下、説明を簡単にするため左右の一方の
みについて説明する。
上記連結部18は、前方及び左右両側に開口部
を有するコ字形のガイド部材20と、該ガイド部
材20の両側面に斜め状に固着された左右一対の
側板21,21とを有する。この側板21は帯板
状であり、該側板21によりガイド部材20の側
方開口の内、前部の下方は塞さがれ、後部の上方
は三角形状の開口部22として残される。
上記ガイド部材20の上下対向壁23,24の
内、下方壁24の前端は、上方壁23の前端より
前方へ突出し、下方に向つて折曲成形されたガイ
ド部25に形成されている。
上記左右一対の側板21,21の後端は、前車
軸ケース7に固定されたブラケツト26にピン2
7を介して上下方向回動自在に枢着されている。
更に、車体の前部にはリフトアーム28が上下方
向回動自在に支持され、該リフトアーム28は前
車軸ケース7に枢支されたリフトシリンダ29に
より上下回動する。このリフトアーム28と前記
側板21とはリフトリンク30を介して連結され
ている。即ち、リフトリンク30の下端はピン3
1を介して側板21に枢着され、リフトリンク3
0の上部に長孔32が形成され、該長孔32にリ
フトアーム28に突設されたピン33が遊嵌状に
挿入されている。
一方、前記被連結部19は、モーアデツキ12
の上面に突設されたブラケツト34にピン35を
介して枢支された被連結杆36を有し、この被連
結杆36の後端は、前記ガイド部材20の前方開
口より挿脱自在に挿入される大きさとされてい
る。この被連結杆36の後端部に左右方向に貫通
する連結孔37が開設されている(第2図参照)。
この連結孔37は被連結杆36に挿入固定された
ブツシユ38の内孔により形成されている。この
連結孔37の端部は面取りされている。
上記被連結杆36の側面に位置決め部材39が
固着され、該被連結杆36がガイド部材20に挿
入されたとき、この位置決め部材39の後面と前
記側板21の前端面とが接当し、被連結杆36の
それ以上の挿入を阻止する。この位置決め部材3
9にピン40が突設され、該ピン40にU字環4
1が係止されている。このU字環41の下端はモ
ーアデツキ12に支持されている。
さて、第1図及び第2図に示すように、前記側
板21の前端部の側面に筒体42が外方突出状に
固定されている。両側板21,21には、この筒
体42と同心位置に孔43,43が貫通して設け
られている。この筒体42に連結ピン44が軸心
方向移動自在に内嵌されている。この連結ピン4
4の内端は、一方の側板21の孔43からガイド
部材20内を通り、他方の側板21の孔43に挿
脱自在に突出する。この連結ピン44の内端側
は、前記被連結杆36の連結孔37に挿入可能な
径に成形されている。
前記筒体42内において連結ピン44の外周面
にフランジ45に係止されるスプリング46が内
有されている。このスプリング46は連結ピン4
4の内端がガイド部材20内に突出する方向に連
結ピン44を付勢している。
前記連結ピン44の外端は筒体42から突出
し、その突出部に解除ピン47が固定されてい
る。解除ピン47は連結ピン44と平行になるよ
う折曲成形され、その先端は、ガイド部材20の
側面の三角形状の開口部22内に突出している。
この解除ピン47は、第1図に示すように、三角
形状の開口部22内において連結ピン44を中心
として回動自在である。
前記筒体42の外面の高さ方向中途部にストツ
パ48が突設されている。一方、このストツパ4
8に係脱自在に係合する係合部49が解除ピン4
7に突設されている。このストツパ48と係合部
49が係合する位置関係は、第1図及び第2図の
仮想線で示す場合であり、両者が係合状態にある
とき、連結ピン44の内端はガイド部材20内か
ら退避している。
ガイド部材20の前方開口から挿入される被連
結杆36の先端が、解除ピン47に当接し、第1
図のように解除ピン47を回動させると、係合部
49とストツパ48の係合が解除され、連結ピン
44はスプリング46によりガイド部材20内へ
突出しようととする。このとき、位置決め部材3
9と側板21との当接により被連結杆36とガイ
ド部材20の相対移動が防止され、かつ連結孔3
7と連結ピン44の軸心が一致するので、連結ピ
ン44は連結孔37を貫通して反対側の側板21
の孔43に挿入され、ここに、連結部18と被連
結部19とが連結される。
尚、本考案は、上記実施例に限定されるもので
はなく、作業機はモーア以外のものであつてもよ
い。
(考案の効果)) 本考案によれば、トラクタに乗つたままで作業
機の取り付けができ、連結作業が容易になる。ま
た、解除ピンはガイド部材と側板とで構成される
三角形状の開口部内を移動するよう構成している
ので、該解除ピンが移動可能とする長孔を別途成
形する必要がなくなり、製作コストが低減され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部拡大図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は本考案の実
施例を示す正面図、第4図は同平面図である。 1……トラクタ、18……連結部、19……被
連結部、20……ガイド部材、21……側板、2
2……開口部、36……被連結杆、37……連結
孔、42……筒体、44……連結ピン、46……
スプリング、47……解除ピン、48……ストツ
パ、49……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラクタ側に設けられた連結部と作業機側に設
    けられた被連結部とが着脱自在に連結されるもの
    において、 前記連結部18は、前方及び左右両側方開口の
    コ字形ガイド部材20と、該ガイド部材20の両
    側面に斜め状に取付けられてガイド部材20の左
    右の開口の前部下方を塞ぎ後部上方を三角形状の
    開口部22として残す帯板状の左右一対の側板2
    1,21とを有し、該側板21,21はトラクタ
    1の前部に前方突出状に且つ上下方向回動自在に
    枢支され、 前記被連結部19は、前記ガイド部材20の前
    方開口から挿脱自在に挿入される被連結杆36を
    有し、該被連結杆36の先端部に左右方向に貫通
    する連結孔37が設けられ、 前記側板21の一方に筒体42が外方突出状に
    設けられ、該筒体42に連結ピン44が左右方向
    移動自在に内嵌され、該連結ピン44の内端は、
    一方の側板21側からガイド部材20内を通り他
    方の側板21側に進退自在に突出し、該連結ピン
    44の外端は筒体42より突出し、該突出部に前
    記三角形状の開口部22内に突入する解除ピン4
    7が固着され、前記筒体42にストツパ48が設
    けられ、該ストツパ48に係脱自在に係合する係
    合部49が解除ピン47に設けられ、該係合部4
    9とストツパ48とは、両者が係合したとき連結
    ピン44の内端がガイド部材20の内部から退避
    する位置関係に設けられると共に、ガイド部材2
    0内に挿入された被連結杆36の先端が解除ピン
    47に当接して該解除ピン47を連結ピン44回
    りに回動させたとき、両者の係合が解除する位置
    関係に設けられ、前記係合解除のとき、連結ピン
    44をガイド部材20内に突出させて被連結杆3
    6の連結孔37に挿入させるスプリング46が設
    けられていることを特徴とする作業機連結装置。
JP12444085U 1985-08-13 1985-08-13 Expired JPH0314968Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12444085U JPH0314968Y2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13

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JPS6233204U JPS6233204U (ja) 1987-02-27
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