JPS638097B2 - - Google Patents

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JPS638097B2
JPS638097B2 JP62017435A JP1743587A JPS638097B2 JP S638097 B2 JPS638097 B2 JP S638097B2 JP 62017435 A JP62017435 A JP 62017435A JP 1743587 A JP1743587 A JP 1743587A JP S638097 B2 JPS638097 B2 JP S638097B2
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JP
Japan
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cyclohexane
dicarboxylic acid
trans
reaction
water
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JP62017435A
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JPS62246547A (ja
Inventor
Tsuengeru Hansu
Berukufueruto Manfureeto
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Akzo NV
Original Assignee
Akzo NV
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Publication date
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Publication of JPS62246547A publication Critical patent/JPS62246547A/ja
Publication of JPS638097B2 publication Critical patent/JPS638097B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C273/00Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C273/18Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas
    • C07C273/1809Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas with formation of the N-C(O)-N moiety
    • C07C273/1836Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas with formation of the N-C(O)-N moiety from derivatives of carbamic acid
    • C07C273/1845Preparation of urea or its derivatives, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups of substituted ureas with formation of the N-C(O)-N moiety from derivatives of carbamic acid comprising the -N-C(O)-Hal moiety
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C311/00Amides of sulfonic acids, i.e. compounds having singly-bound oxygen atoms of sulfo groups replaced by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C311/50Compounds containing any of the groups, X being a hetero atom, Y being any atom
    • C07C311/52Y being a hetero atom
    • C07C311/54Y being a hetero atom either X or Y, but not both, being nitrogen atoms, e.g. N-sulfonylurea
    • C07C311/56Y being a hetero atom either X or Y, but not both, being nitrogen atoms, e.g. N-sulfonylurea having sulfur atoms of the sulfonylurea groups bound to carbon atoms of rings other than six-membered aromatic rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シクロヘキサン−1・4−ジイソシ
アネートの製法に関し、これはポリウレタン又は
他の重合体の有用な出発物質である。例えば強
度、収縮強度及びガラス転移点のような重合体の
重要な特性は使用するシクロヘキサン誘導体の立
体異性形に決定的に左右させ、つまり異性体のシ
クロヘキサン−1・4−誘導体の混合物中のトラ
ンス異性体の割合が高い程それらは良好である。
シクロヘキサン−1・4−誘導体を合成する際に
常にシス−及びトランス異性体の混合物が得られ
るので、例えば分別結晶によりトランス化合物を
富化するか又は純粋なトランス異性体を取得する
努力がなされている。
シクロヘキサン−1・4−ジイソシアネートの
製造に当つてはシクロヘキサン−1・4−ジウレ
タン、シクロヘキサン−1・4−ジ尿素及びシク
ロヘキサン−1・4−ジスルホニル尿素の公知の
熱分解が適用される。これらの前工程物は、シク
ロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジアミドを、
シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸−ビス−
N−クロルアミド(西ドイツ国特許公開第
2502412号明細書参照)を介してヒドロキシル化
合物、アミンもしくはスルホン酸アミドの存在に
おいてホフマン分解することにより得られる。シ
クロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジアミドは
シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸及びその
モノマー、オリゴマー及びポリマーのエステルか
らアンモノリシスにより製造することができる
(西ドイツ国特許第2437470号明細書及び米国特許
第3296303号明細書参照)。しかしながらこれらの
製法では望ましい純粋なトランス異性体ではなく
て、シス−及びトランス異性体からの混合物が得
られる。
ところで、好適な反応パラメータを選択するこ
とにより、シクロヘキサン−1・4−ジカルボン
酸のシス/トランス−混合物もしくはそのモノマ
ー、オリゴマー又はポリマーエステルから出発し
て立体特異的にかつ高収率で所望のトランス異性
体が得られる合成法を開示し得たことは驚異的で
ある。
本発明の目的は、トランス−シクロヘキサン−
1・4−ジイソシアネートの製法であり、これは
シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸、その低
級アルキルエステル、グリコールエステル、オリ
ゴマ−エステル又はポリエステルもしくは前記化
合物の混合物から出発し、その酸もしくはエステ
ルを多価アルコール中、温度25〜200℃で及びア
ンモニア分圧0.1〜50バール下にアンモニアで処
理し、この条件下に生じる固体ジカルボン酸ジア
ミドを分離し、付着性水溶性成分を除去し、ジア
ミドを水性鉱酸又は水中に懸濁させ、温度0〜40
℃で塩素化し、この際に得られるシクロヘキサン
−1・4−ジカルボン酸−ビス−N−クロルアミ
ドを分離し、冷水で洗浄して塩素を除去をし、そ
の後アルカリ−又はアルカリ土類水酸化物の存在
で第一又は第二アミンと反応させてトランス−シ
クロヘキサン−1・4−ジ尿素に変換しかつこの
得られたジ尿素を不活性溶剤中でガス状塩化水素
で処理することによりトランス−シクロヘキサン
−1・4−ジイソシアネートに変換することを特
徴とする。
本発明方法では、出発物質のシス/トランス−
比は重要ではなく、非常に高いシス/トランス−
比、例えば10:1を有する出発物質でも専らトラ
ンス形の所望の反応生成物が得られる。立体異性
形で存在する化合物では強塩基性条件下にかつ高
められた温度では常にシス形とトランス形との間
の平衡の調節が起ることは周知である。それ故、
少なくとも2つの反応工程で強塩基性条件及び高
い反応温度を適用する本発明方法で殆んど専らト
ランス化合物が得られることは驚異的であり、即
ち本発明では意外にも予想されるシス/トランス
−平衡の調節が停滞する。
本発明方法の著しい特徴は、任意の方法で合成
されたシクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ア
ミドから出発することができないことである。む
しろ、使用するシクロヘキサン−1・4−ジカル
ボン酸ジアミドを、シクロヘキサン−1・4−ジ
カルボン酸の低級アルキル−、グリコール−、オ
リゴマー又は重合体エステルを多価アルコール中
でアンモノリシス処理するか又はシクロヘキサン
−1・4−ジカルボン酸を多価アルコールの存在
でアミド化することにより製造しかつ水不溶成分
だけを更に反応に使用することが決定的である。
シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸のオリ
ゴマー又は重合体エステルからシクロヘキサン−
1・4−ジカルボン酸ジアミドを製造することに
ついては西ドイツ国特許第2437470号明細書に示
唆されている。必要なオリゴーもしくはポリエス
テルが得られる多価アルコールの例は、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、1・3−プ
ロパンジオール、1・4−ブタンジオール、1・
6−ヘキサンジオール、1・8−オクタンジオー
ル、1・10−デカンジオール、1・2−プロパン
ジオール、2・2−ジメチル−1・3−プロパン
ジオール、2・2・4−トリメチルヘキサンジオ
ール、シクロヘキサン−1・4−ジメタノール及
びグリセリンである。出発物質としてはシクロヘ
キサン−1・4−ジカルボン酸と数種の前記のジ
オールからの共縮重合体もまた該当する。反応媒
体としては既にエステル成分として挙げた多価ア
ルコールを使用する。これらアルコールの混合物
を使用することもできる。反応媒体としては、シ
クロヘキサン−1・4−オリゴ−もしくは−ポリ
エステルのアルコール成分を形成するアルコール
を使用すると有利である。本発明方法の優れた実
施形では、シクロヘキサン−1・4−ジカルボン
酸のオリゴマ−又は重合体のエチレングリコール
エステルから出発しかつエチレングリコール中で
アンモノリシスを実施する。既製のオリゴ−及び
ポリエステルの代りにその製造の際に、過剰のジ
オールを含有する反応混合物を使用することも可
能である。反応媒体として使用する多価アルコー
ルの量は、使用するオリゴ−もしくはポリエステ
ルに対して範囲100〜1000重量%である。
反応温度は範囲25〜200℃であつてよい。反応
温度50〜160℃が優れている。アンモニア分圧は
範囲0.1〜50バールである。技術的かつ経済的理
由からアンモノリシスを20バール以下のアンモニ
ア分圧で実施すると優れている。必要な反応時間
は使用するオリゴ−もしくはポリエステルの種
類、アンモニア分圧並びに反応温度に左右されか
つオリゴ−もしくはポリエステル懸濁液のアンモ
ノリシスの場合には出発物質の濃度にも決定的に
左右される。アンモノリシスを溶液中で又は非常
に微細な物質で行なう場合に、一般に有利な方法
条件下に2時間以下で終結する。非常に粗粒状の
物質の場合には、長い反応時間、例えば粒径5mm
のポリエステルでは反応時間5〜6時間である。
例えば、アンモノリシスは、初めにオリゴ−も
しくはポリエステルを多価アルコール中に溶かす
か又は懸濁させかつその後反応条件下にガス状ア
ンモニアを溶液もしくは懸濁液中に導入又は通過
させ、その際に同時に十分に混合されるように配
慮する。この溶液もしくは懸濁液をオートクレー
ブ中に装入し、オートクレーブのガス室を必要量
のアンモニアで充填しかつオートクレーブの内容
物を強力に混合することもできる。
非常に粗粒状の重合体物質を使用する際に、初
めにそれを前記の反応温度を越える温度で多価ア
ルコール中で溶解し、その後この溶液を反応温度
に冷却させることは望ましい。この際に、ポリエ
ステルが完全に溶解していない場合にはそれは微
分散形で沈澱し、それ故アンモニアの作用を受け
易い。このように粗粒状出発物質の場合にも短い
反応時間を達成することができる。
グリコールエステルからジアミドを製造するこ
とについては米国特許第3296303号明細書に記載
されている。該明細書中に記載されている方法に
より、アンモノリシスをエチレングリコール−、
プロピレングリコール−又はジエチレングリコー
ルエステルから出発して温度25〜130℃で過剰の
グリコール中で行なう。しかしこの方法は該文献
に挙げられている出発化合物及び温度条件に限定
されない。他の適当なグリコールエステルは既述
のオリゴマ−及びポリマ−のエステルの製造で挙
げた出発化合物である。
同様に、その低級アルキルエステルもシクロヘ
キサン−1・4−ジカルボン酸ジアミドに変換す
ることができる。特に、低級アルキルエステルと
しては、アルキル基中に炭素原子1〜4個を有す
る化合物、例えばシクロヘキサン−1・4−ジカ
ルボン酸のメチル−、エチル−、プロピル−、ブ
チル−及びイソブチルエステルが該当する。この
場合、アルキルエステルを多価アルコール、殊に
エチレングリコール中でエステル交換させかつそ
の際に遊離する低級アルコールを反応混合物から
蒸留除去すると有利である。この方法を実施する
に当り、多価アルコール中のアルキルエステルを
温度50〜120℃で加熱しかつその間弱いアンモニ
ア流を反応混合物中に通す。意外にも、アンモニ
アガスによるエステル交換は、常用のエステル交
換用触媒を使用せずに行なえる程に促進される。
次のグリコールエステルのアンモノリシスにより
アルキルエステルのアンモノリシスよりも純粋な
ジアミド及び高い収率が達成される。それという
のもアンモノリシスの間に脱離する低級アルコー
ルはアンモニアと例えば第一アミンのような副生
成物を形成するからである。
シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸のポリ
マー、オリゴマー及び単量体のジエステルのアン
モノリシスは西ドイツ国特許第2437470号明細書
に記載されている方法で温度25〜200℃、殊に50
〜160℃及びアンモニア分圧0.1〜50バール、殊に
1〜20バールで実施する。
シス/トランス−シクロヘキサン−1・4−ジ
カルボン酸もまた多価アルコール中でアンモニア
と反応させることによりシクロヘキサン−1・4
−ジカルボン酸ジアミドに変換することができ
る。この際に、シクロヘキサン−1・4−ジカル
ボン酸のシス/トランス−混合物を多価アルコー
ル、殊にエチレングリコールでエステル化し、そ
の後前記のアンモノリシス条件下に50〜160℃及
びアンモニア分圧0.1〜50バールで反応生成物中
にアンモニアを導通させて行なうと有利である。
この方法では、シクロヘキサン−1・4−ジカル
ボン酸ジアミドの収率は理論量の84%である。
本発明方法では、必要なシクロヘキサン−1・
4−ジカルボン酸ジアミドの製造に適用すべき合
成法の一定の選択ばかりでなく、特定の製法で反
応混合物から生じる固体の、付着性水溶性成分を
除去したジカルボン酸ジアミド分だけを次の合成
工程の出発化合物として使用することが本方法の
基本である。多価アルコール中でそれを製造する
際に、著量のシクロヘキサン−1・4−ジアミド
が反応混合物中に溶解している。反応媒体として
エチレングリコールを使う場合に、実質的に定量
的収率で生じたジアミドの約80%が沈澱する。反
応混合物の濾液中の固体ジアミドの分離後に残留
する溶解ジアミドは本発明により製造する純粋な
トランス化合物の合成に好適ではなく、これは沈
澱した固体ジアミドに付着しているジアミドの水
溶性−又はメタノール溶解性成分に関しても該当
し、これらは例えば水で洗浄することにより分離
すべきである。しかし反応混合物中に溶解してい
るジアミド分は消失したのではない:グリコール
性母液を再びアンモノリシスで使用することがで
き、従つて循環系で案内することができる。この
場合、反応混合物から沈澱するシクロヘキサン−
1・4−ジカルボン酸ジアミドの割合は理論量の
95%以上に高まる。それ故、本発明方法では固体
の沈澱ジカルボン酸ジアミドの分離後に残留する
母液を循環系で案内すると有利であり、即ちシク
ロヘキサン−1・4−ジカルボン酸もしくはそれ
らのエステルの反応に再使用する。沈澱した固体
ジアミドの洗浄水中に含まれている水溶性ジアミ
ドフラクシヨンを再びアンモノリシスで使用する
ことができる。有利には、洗浄水を捕集し、濃縮
し、グリコール性母液と一緒にしかつ蒸留により
水及び場合により存在する低級アルコールを除去
する。
引続いて、前記の方法で得られたシクロヘキサ
ン−1・4−ジカルボン酸ジアミドを西ドイツ国
特許公開明細書第2502412号の方法により水性鉱
酸又は水中に懸濁させて0〜40℃で塩素化してシ
クロヘキサン−1・4−ジカルボン酸−ビス−N
−クロルアミドに変換する。
例えば、水性鉱酸としては水性の稀塩酸、稀硫
酸及び稀リン酸が好適である。この際に、ジアミ
ドの中性水性懸濁液から出発すると有利であり、
その際に塩素化で副生成物として生じる塩化水素
は反応混合物中に溶解し、それ故反応は稀水性塩
酸性媒体中で起る。ジアミドの稀塩酸性又は稀硫
酸性の水性懸濁液から出発すると優れている。
ジアミドの塩素化は発熱で進行する。それを温
度0〜40℃で実施する。高温の適用は、これらの
条件下に加水分解により著量のシクロヘキサン−
1・4−ジカルボン酸が生じるので不利である。
経済的な理由から塩素化を5〜25℃で実施すると
優れており、その際に反応熱を水冷により放出す
ることができる。
塩素化は常圧でも高圧でも実施することができ
る。圧力が高まるにつれて必要な反応時間は短縮
するが、優れている圧力範囲は経済的理由から約
1〜6バールである。
塩素化は不均一相で行なわれるので、懸濁液を
十分に混合するように配慮すべきである。反応混
合物の稀釈は少なくとも、それを困難なく撹拌す
るか又は他の方法で十分に混合することができる
ように調節すべきである。優れている反応バツチ
の稀釈の程度は水又は水性鉱酸1当りジアミド
約100〜200gである。
前記の方法条件を維持する際に、塩素化は約
0.25〜2時間後に終結する。ジアミドは実質的に
定量でビス−N−クロルアミドに変換され、その
際に途中で溶液は生じない。塩素化の終結後に存
在する懸濁液は固体物質としてシクロヘキサン−
1・4−ジカルボン酸−ビス−N−クロルアミド
だけを含有し、例えばそれを最も簡単に濾別又は
遠心分離により分離することができる。洗浄する
に当り、0〜15℃の水、殊に氷水を使う。沈澱を
塩素分が除かれるまで洗浄する。それというのも
遊離塩素の存在は次のホフマン反応で酸化剤とし
て妨害するからである。洗浄しかつ引続いて例え
ば真空中50℃で乾燥した後で、最高純度の生成物
が得られる。次の反応工程では冷水で洗浄して塩
素分を除去したシクロヘキサン−1・4−ジカル
ボン酸−ビス−N−クロルアミドの不溶分だけを
使用する。
前記のように製造したシクロヘキサン−1・4
−ジカルボン酸−ビス−N−クロルアミドを初め
にジ尿素のトランス形に又は直接ジイソシアネー
トのトランス形に反応させる。
本発明により、トランス−ジ尿素の製造は、前
記の方法で得られたシクロヘキサン−1・4−ジ
カルボン酸−ビス−N−クロルアミドをアミン
と、水性媒体中でかつアルカリ−又はアルカリ土
類水酸化物もしくはアルカリ−又はアルカリ土類
酸化物の存在で反応させることにより行なう。ア
ミンとしては、第一及び第二の脂肪族及び芳香族
−単官能性及び多官能性アミンが該当する。この
ようなアミンの例は、アンモニア、メチルアミ
ン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルア
ミン、エチレンジアミン、イソブチルアミン、t
−ブチルアミン、アニリン、エタノールアミン、
異性体シクロヘキシルアミン、異性体フエニレン
ジアミン及びそれらの置換誘導体、例えばN・
N′−ジイソプロピル−フエニレンジアミン並び
にヘテロ環式アミン、例えばモルホリンである。
反応を水中で実施する。アミンを過剰量で、殊
に約50モル%の過剰量で使用する。反応は温度範
囲10〜100℃、殊に25〜70℃で行なう。一般に、
反応時間は2〜5時間である。
本方法を実施する際に、シクロヘキサン−1・
4−ジカルボン酸−ビス−N−クロルアミドを激
しい撹拌下に水中に懸濁させ、温度0〜5℃で冷
却下に化学量論的量の水性水酸化物を滴加する
と、シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸−ビ
ス−N−クロルアミドのアルカリ−又はアルカリ
土類塩の澄明な溶液が生じ、次にアミンを少量ず
つ加える。引続いて、反応混合物を25〜75℃に加
熱しかつ反応が終結するまでこの温度に放置す
る。冷却後に、トランス−ジ尿素の沈澱を取
し、洗浄しかつ乾燥させる。液からトランス−
ジ尿素の第二フラクシヨンが得られる。この場合
には、初めに液を鉱酸で中和し、水を除去し、
その後好適な有機溶剤例えばアセトン又は酢酸エ
チルエステルで抽出する。
本発明により、前記の方法で製造したトランス
−ジ尿素を溶剤中でガス状塩化水素で処理するこ
とによりトランス−シクロヘキサン−1・4−ジ
イソシアネートに変換することができる。出発物
質としては、第二アミンから製造した前記のすべ
てのトランス−ジ尿素が該当する。反応温度は範
囲80〜200℃、殊に100〜160℃である。ガス状塩
化水素を化学量論的量で又は過剰量で利用し、そ
れはまた二酸化炭素又は窒素のような不活性ガス
を用いて混合することもできる。反応時間は使う
トランス−ジ尿素の種類により決まり、一般には
範囲5〜45分間である。溶剤の種類は反応の経過
に対して決定的な影響を及ぼさない。好適である
溶剤は芳香族体、例えばベンゼン及びトルエン、
並びに塩素化芳香族体、例えばモノクロルベンゼ
ン、1・2−ジクロルベンゼン及びクロルナフタ
リンである。溶剤の沸点は、反応を常圧下で実施
し得るように選択した反応温度よりも高くすべき
である。しかし圧力下に作業することも可能であ
る。
例えば、トランス−ジ尿素の反応は、それを溶
剤中に溶解するか又は懸濁させ、この溶液又は懸
濁液を還流下に加熱し、その後場合により不活性
ガスを用いて稀塩化水素流を通過させて実施す
る。トランス−ジ尿素の完全な反応後に塩化水素
供給を中断しかつ反応混合物中に残留する残りの
塩化水素を不活性ガスにより注意深く駆出する。
その後、反応混合物を冷却すると、アミンヒドロ
クロリドはたいていの場合に定量的に沈澱する。
反応混合物の後処理は、副生成物として生じる
アミンヒドロクロリドの溶解度により決まる。こ
れが殆んど定量的に冷却した反応混合物から析出
する場合に、それを過又は遠心分離により分離
する。引続いて、溶剤を留去しかつ残渣のトラン
ス−シクロヘキサン−1・4−ジイソシアネート
を分別蒸留する。アミンヒドロクロリドが冷却し
た反応混合物中に一部溶解している場合、初めに
溶剤を留去し、次にジイソシアネートをアルカン
を用いて溶剤抽出することにより分離し、最後に
分別蒸留する。アミンは、ヒドロクロリドをアル
カリ水酸化物と反応させ、引続いて抽出すること
により水溶液から定量的に取得しかつ再びトラン
ス−ジ尿素の製造に使用することができる。
本発明方法により立体特異的合成が開示され、
これはシクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸の
シス/トランス−混合物、その単量体、オリゴマ
−又は重合体のエステルのそれから出発して、シ
クロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジアミドの
特別な変性及びシクロヘキサン−1・4−ジカル
ボン酸−ビス−N−クロルアミドのホフマン転位
による特別な変性の工程を介して実質的に定量的
収率で一連の純粋なトランス化合物を生成する。
本方法はこの種の物質を製造するための公知方
法に比べて、低廉な出発物質、即ちシクロヘキサ
ン−1・4−ジカルボン酸もしくは部分的にポリ
エステル生成による粗製物又は廃物として使用す
ることのできるそのエステルから出発しかつ装置
の点からも問題のない簡単かつ滑らかに進行する
反応により高収率で所望のトランス化合物が得ら
れる点で優れている。本発明方法の主要な利点
は、立体特異的合成がその根拠になつている点で
ある。公知方法では単にトランス分だけを初めか
ら存在する出発物質のシス/トランス−異性体混
合物から分離し、更に処理するが、本発明方法で
初めて出発物質のシス/トランス−混合物が所望
の純粋なトランス−反応生成物に完全に、出発物
質のシス/トランス−比とは無関係に変換され
る。
本発明方法により得られた生成物は有用な中間
化合物である。トランス−シクロヘキサン−1・
4−ジイソシアネートからのポリウレタンは高い
引張り伸び、高い応力、低伸び率、高いレジリエ
ンス及び低いヒステリシス損により優れている。
すべての場合に、純粋なトランス−出発物質の使
用下に製造した重合体の特性は、相応するシス/
トランス−異性体混合物を使用した重合体の特性
よりも有用である。
本発明方法を後記の実施例により詳説する。す
べての化合物をそのIR−、NMR−、UV−及び
質量スペクトルにより同定した。
例1〜5は、シクロヘキサン−1・4−ジカル
ボン酸のアルキル−及びグリコールエステル並び
にオリゴマ−エステルのアンモノリシスによるシ
クロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジアミドの
製造に関する。
例 1 ガス導入管、撹拌機及び還流冷却器を具備す
る、容量1のガラスオートクレーブ中でエチレ
ングリコール(溶剤及び反応成分)564g(約9.1
モル)にシクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸
−ジメチルエステル(シス/トランス−比=9:
1)163.7g(0.8185モル)を迅速に加え、引続
いて反応混合物を室温でアンモニアにより飽和す
る。その後、徐々に加熱し、その際に80℃からは
既に形成されたメタノールが留去した。温度100
〜130℃で同時にアンモニアを導入しながらエス
テル交換を完結しかつその際に生成されたメタノ
ールを留去した。反応の終結時に初めに存在した
2相から均質な溶液が生じた。15分間還流加熱し
かつその際に弱いアンモニア流を熱溶液を通して
導いた。
エステル交換の終結後、還流冷却器への接続を
中断しかつ110〜130℃でアンモニア圧5〜9バー
ル下に反応混合物のアミド化を完結した。その際
に、初めの澄明な溶液から微結晶の白色沈澱が析
出し、これは5時間で粘稠な晶泥に成長した。そ
の後で、反応が終結した。オートクレーブの放圧
後に白色沈澱をグリコール性母液から吸引取し
かつ冷水で3回洗浄した。乾燥後、純粋なシクロ
ヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジアミド(Ep
345〜350℃)115.1g(0.675モル;理論量の82
%)を得ることができた。シクロヘキサン−1・
4−ジカルボン酸ジアミド14.0g(理論量の10
%)はグリコール性液中にかつ更に9.15g(理
論量の7%)は洗浄水中に存在した。従つて、ジ
アミドの全収率は理論量の99%であつた。
母液をその中に溶解しているシクロヘキサン−
1・4−ジカルボン酸ジアミド分と共に再び次の
バツチに直接使用する、即ちシクロヘキサン−
1・4−ジカルボン酸−ジメチルエステルのシ
ス/トランス−混合物と共に反応させた。その際
に、直接過によりグリコール性媒体から得られ
たシクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジアミ
ドの収率は理論量の95〜97%に高まる。
例 2 例1と同様に、シクロヘキサン−1・4−ジカ
ルボン酸−ジメチルエステル(シス/トランス−
比=1:1)163.7gをエチレングリコール564g
と1−ガラスオートクレーブ中で混合しかつ引
続いて80〜110℃に加熱し、アンモニア触媒作用
下に反応させ、最後に110〜135℃及びアンモニア
圧5〜9バールで完全にシクロヘキサン−1・4
−ジカルボン酸ジアミドに完全に分解した。室温
に冷却した後、グリコール性母液の過及び残渣
の氷水による洗浄後に直接シクロヘキサン−1・
4−ジカルボン酸ジアミド119.2g(0.7モル;理
論量の85.5%)が得られた。
例 3 例1と同様に、シクロヘキサン−1・4−ジカ
ルボン酸ジメチルエステル(シス/トランス−比
=1:9)163.7gをエチレングリコール564gと
エステル交換し、引続いてアンモニア圧5〜10バ
ール下に110〜140℃でシクロヘキサン−1・4−
ジカルボン酸ジアミドに分解した。グリコール性
反応混合物から、過しかつ数回水(15℃)で洗
浄した後にシクロヘキサン−1・4−ジカルボン
酸ジアミド129.0g(0.758モル;理論量の92.6%)
が得られた。更に、グリコール性液中にはシク
ロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジアミド9.0
g(6.47%)及び水中には1.84g(1.32%)が溶
解していた。
例 4 シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸(シ
ス/トランス−混合物7:3)224g(1.30モル)
及びエチレングリコール1000gをシクロヘキサン
−1・4−ジカルボン酸に対して三酸化アンチモ
ン0.5重量%の使用下に撹拌下に190〜195℃で1
時間還流加熱した。引続いて、エチレングリコー
ル/水600g(反応水約47g)を常圧で5時間で
留去した。油状残渣である過剰のエチレングリコ
ール中のオリゴマー混合物を例1に記載のオート
クレーブ中に移しかつ同様にそこに記載したよう
にアンモニアで処理した。反応温度は120℃であ
り、NH3圧は9バール、反応時間は10時間であ
つた。その後、放圧しかつ室温に冷却させた。グ
リコール約400gを含有する反応懸濁液に水250ml
を加え、次に過しかつ最初水200mlで、次にメ
タノール100mlで洗浄した。乾燥後にシクロヘキ
サン−1・4−ジカルボン酸ジアミド195g(理
論量の87.2%)が最も純枠な形で残留した。更
に、母液中に溶解形のシクロヘキサン−1・4−
ジカルボン酸ジアミド(理論量の10%)が検出さ
れた。
例 5 シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸(シ
ス/トランス=3:2)224g(1.30モル)及び
エチレングリコール1500g(24.2モル)を2−
ガラスオートクレーブ中で撹拌下に45分間還流加
熱した。引続いて、グリコール/水750gを常圧
で5時間で留去した。その後で、エステル化は完
結し(酸価測定)かつオートクレーブ内容物を
130℃に冷却させた後でアンモニアを圧力6バー
ル下に3時間導入したが、その際にそれと同時に
十分に混合するように配慮した。引続いて、オー
トクレーブを冷却し、常圧に放圧しかつ反応懸濁
液を過した。グリコール湿分を含む過残渣を
各々100mlのメタノールもしくは水で2回洗浄し
かつその後真空中60〜80℃で乾燥させた。純枠な
シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジアミド
の収量は187g(理論量の83.6%)であつた。
グリコール性の液をメタノールもしくは水の
除去後に洗浄水と共に循環させる、即ち前記のよ
うな新しいシクロヘキサン−1・4−ジカルボン
酸と反応させた。それにより、固体のシクロヘキ
サン−1・4−ジカルボン酸ジアミドの収率は2
回目の循環後に89%に、3回目の循環後に93.5%
に上昇した。
次の例6及び7はジアミドを水性又は塩酸性懸
濁液中で塩素化することに関する。
例 6 例1〜4で製造したシクロヘキサン−1・4−
ジカルボン酸ジアミド(過残渣)172g(1.01
モル)を17%−塩酸2中に5℃で激しい撹拌下
に分散させ、引続いて強力な塩素流をこの懸濁液
を通して導いた。その際に、反応温度が10℃を越
えないようにした。非常に激しい撹拌により、良
好な物質変化を実施することができた。90分後に
塩素化は完結しかつシクロヘキサン−1・4−ビ
ス−N−クロルアミドをガラスフリツトを介して
過することにより懸濁液から分離しかつ1回当
り100mlの冷水(5〜10℃)で3回洗浄した。収
量は225g(0.942モル;理論値の93%)であつ
た。シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸−ビ
ス−N−クロルアミドが純枠な白色結晶の形で生
じ、これを40℃で乾燥させた。滴定により活性塩
素のパーセンテージは理論量の99.5%であつた。
例 7 例5により製造した(過残渣)シクロヘキサ
ン−1・4−ジカルボン酸ジアミド17.2g
(0.101モル)をガラスオートクレーブ中の水130
ml中に懸濁させかつ引続いて塩素圧5〜8バール
下に15分間5〜15℃で激しい撹拌下に反応させ
た。次いで放圧し、沈澱を取しかつ氷水で洗浄
して塩素を除去した。シクロヘキサン−1・4−
ジカルボン酸−ビス−N−クロルアミド22.0g
(0.092モル;理論量の91%)が得られた。滴定に
より活性塩素の量は理論量の99.2%であつた。
次の例8〜14はトランスージ尿素の製造に関す
る。
例 8 1・4−シクロヘキサン−ビス−N−クロルア
ミド(例6により製造)182g(0.76モル)を水
750cm3中に激しい撹拌下に懸濁させかつ水300ml中
に溶解した水酸化ナトリウム60.8g(1.52モル)
を温度0〜5℃で滴加した。この澄明な溶液(シ
クロヘキサン−1・4−ジカルボン酸−ビス−N
−クロルアミドのナトリウム塩)にジエチルアミ
ン200ml(1.9モル)を10分間で滴加した。引続い
て、この反応混合物を60分間40℃にかつ後反応の
ために更に55℃に45分間加熱した。その際に、ト
ランス−1・4−ジ−(N′・N′−ジエチルウレイ
ド)−シクロヘキサンの微細な懸濁が生じた。こ
れをガラスフリツトを介して過することにより
単離しかつ1回当り250mlの水で5回洗浄した。
乾燥後に、純枠なトランス−1・4−ジ−(N′・
N′−ジエチルウレイド)−シクロヘキサン175.7g
(0.562モル;理論量の74%)が無色の針状形
(Fp.225〜228℃)で得られた。次いで、液を稀
塩酸で中和し、蒸発乾固しかつアセトンで抽出し
た。そこで、更に純枠なトランス−尿素54.6g
(0.174モル;理論量の23%)が生じた。従つて、
純枠なトランス−1・4−ジ−(N′・N′−ジエチ
ルウレイド)−シクロヘキサンの全収率は理論量
の97%であつた。
例 9 シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸−ビス
−N−クロルアミド(例6により得られた)47.9
g(0.2モル)を濃アンモニア500ml中に0℃で激
しい撹拌下に少量ずつ添加した。その際に、内部
温度は5℃を越えるべきではない。クロルアミド
の全量を反応溶液中に装入してまもなく、澄明な
溶液が生じた。冷却浴を取り去りかつ反応混合物
を30〜35℃に加温した。直ちに微結晶の沈澱が析
出し始めた。。なお40℃で3時間撹拌して反応を
完結させた。その後、反応混合物はもはや酸化さ
れず、形成されたトランス−1・4−ジウレイド
−シクロヘキサンを過により単離した。1回当
り75mlの氷水で2回洗つて付着している塩化アン
モニア不純物を除去した。乾燥後に、トランス−
1・4−ジウレイド−シクロヘキサン(Fp.>320
℃)34.8g(0.174モル;理論量の87%)が無色
の針状形で得られた。更に尿素分がアンモニア
液中に存在しかつそれは水の蒸発後にそこから酢
酸エステルで抽出することにより得られた。
例 10 例8と同様に、シクロヘキサン−1・4−ジカ
ルボン酸−ビス−N−クロルアミド182g(0.76
モル)を水700ml中に激しい撹拌下に懸濁させか
つ水250ml中に溶かした水酸化ナトリウム60g
(1.5モル)を0〜5℃で滴加した。澄明な溶液が
生成したら、0℃に冷却後エタノールアミン128
g(2.1モル)を添加した。全添加時間の間、温
度は5℃を越えるべきではない。次いで、澄明な
溶液を室温に加熱すると、ホフマン転位が開始し
かつ33℃で微細な白色沈澱が析出した。反応を完
結するために、反応混合物を50℃で1時間激しく
撹拌しかつ次いで尿素を過により取得しかつ付
着している食塩を氷水で洗浄することにより除去
した。乾燥後に、トランス−1・4−ジ−(N′−
2−ヒドロキシエチルウレイド)−シクロヘキサ
ン177.5g(0.616モル;理論量の81%)が得られ
た。
例 11 シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸−ビス
−N−クロルアミド(例7により製造)47.9g
(0.2モル)を水250ml中で激しい撹拌下に微細に
懸濁させかつ水75ml中に溶解した水酸化ナトリウ
ム16g(0.4モル)を0℃で加えた。この溶液に
モルホリン43.56g(0.5モル)を滴加した。ホフ
マン転位及び後処理は例1と同様に行なつた。反
応混合物から過により純粋なトランス−シクロ
ヘキサン−1・4−ビス−モルホリノ尿素46.25
g(0.136モル;理論量の67.9%)が白色末(Fp.
>320℃)の形で得られた。更に、母液から蒸発
後に酢酸エステルで抽出することにより尿素12.8
g(理論量の19%)が単離した。
例 12 例8と同様に、シクロヘキサン−1・4−ジカ
ルボン酸−ビス−N−クロルアミド(例6により
合成)24g(0.1モル)を水100ml中に0℃で懸濁
させかつ水25ml中に溶かした水酸化ナトリウム
8.4g(0.21モル)を加えた。塩形成の完結後に、
更に冷却しながらシクロヘキシルアミン20g
(0.2016モル)を加え、次いでホフマン転位を実
施した。過により、純粋なトランス−1・4−
ジ−(N′−シクロヘキシルウレイド)−シクロヘ
キサン26.7g(0.073モル;理論量の73%)が得
られた。これは微細な白色針状形で生じ、これは
300℃以上で徐々に分解し始める。
例 13 例8と同様に、シクロヘキサン−1・4−ジカ
ルボン酸−ビス−N−クロルアミド(例7により
製造)119.6g(0.5モル)を水750ml中に0℃で
分散させかつ水120ml中に溶かした水酸化ナトリ
ウム46gを滴加した。次いでt−ブチルアミン80
g(1.1モル)を添加した。ホフマン転位及び尿
素の単離を例8〜12と同様に行なつた。純粋なト
ランス−1・4−ジ−(N′−t−ブチルウレイ
ド)−シクロヘキサン(無色結晶、分解点>300
℃)の収量は118g(0.3776モル;理論量の75%)
であつた。
例 14 例8と同様に、シクロヘキサン−1・4−ジカ
ルボン酸−ビス−N−クロルアミド(例6により
製造)100g(0.418モル)に水250ml中に溶解し
た水酸化ナトリウム36g(0.9モル)を低温で加
えかつ塩形成の完結後にN・N′−ジイソプロピ
ル−p−フエニレンジアミン200g(1.04モル)
を加えた。ホフマン転位及び形成した尿素の分離
は例8〜12に記載した方法で行なつた。過によ
り純粋なトランス−1・4−ジ−(N′−イソブチ
ル−N′−p−イソブチルアミノフエニル−ウレ
イド)−シクロヘキサン187g(0.34モル;理論量
の81%)が融点245〜247℃を有する黄灰色末とし
て得られた。
例15と16はトランス−シクロヘキサン−1・4
−ジイソシアネートの製造に関する。
例 15 シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸−ビス
−N−クロルアミド(例7により合成)19.16g
(0.08モル)を水75ml中に0℃で激しい撹拌下に
微細に分配し、次いで水75ml中に溶解した水酸化
ナトリウム6.4g(1.16モル)滴加した。カセイ
ソーダの配量は、反応容器中の温度が5℃を越え
ないように行なつた。全カセイソーダを滴加した
後で、澄明な溶液が生じた。40重量%−水性ジメ
チルアミン溶液20g(0.177モル)を冷却下に滴
下した。引続いて、反応混合物を加温した。溶液
は25℃で混濁し、反応混合物の温度は46℃に高ま
つた。その際に沈澱の量は増加した。反応の完結
のために、50℃で2時間撹拌した。その後、反応
混合物はもはや酸化されなかつた。アルカリ性溶
液を稀塩酸でPH6に調節し、次いで全懸濁液をチ
ユーブ型ポンプを介して、110℃に加熱したo−
ジクロルベンゼン250ml中に配合した。その際に、
水はヘツドを介して排出されかつo−ジクロルベ
ンゼン中では黄灰色の塩様の物質が析出した。最
後に、最後の痕跡量の水も除去するために、o−
ジクロルベンゼン30mlを真空中110℃で留去させ
た。置換尿素、食塩及びジメチルアミンヒドロク
ロリドからの残留懸濁液を150〜155℃に加熱しか
つ30分間でHClガスで飽和した。その後、100〜
110℃に冷却しかつ溶解した塩化水素を窒素流で
注意深くストリツピングすることにより除去し
た。次いで、10℃に冷却しかつ形成したジイソシ
アネートを食塩及びジメチルアミンヒドロクロリ
ドから取した。過残渣を1回当り25mlのo−
ジクロルベンセンで3回洗浄しかつ合した液を
分別蒸留した。117〜120℃/10〜13バールで純粋
なトランス−シクロヘキサン−1・4−ジイソシ
アナート(Fp.62〜64℃)10.67g(0.064モル;
理論量の80%)が蒸留した。
例 16 1−ガラスオートクレーブ中でトランス−
1・4−ジ−(N′・N′−ジエチルウレイド)−シ
クロヘキサン(例8により製造)161g(0.517モ
ル)をクロルベンゼン700ml中に懸濁させ、150℃
に加熱しかつ激しい撹拌下にHClガス6バールで
加圧した。45分後にオートクレーブを80〜100℃
に冷却しかつ放圧した。その際に、形成したジエ
チルアミンヒドロクロリドの大部分は光沢のある
無色の葉状形で析出した。まだ溶解しているHCl
ガスの除去及び場合により形成されたカルバモイ
ルクロリドの分解に、反応混合物を30分間不活性
ガス(窒素、二酸化炭素)で注意深くストリツピ
ングし、その後で10℃に冷却し、ジエチルアミン
ヒドロクロリドを別しかつ過残渣をクロルベ
ンゼン250mlで2回洗浄した。一緒にしたクロル
ベンゼン液から分別蒸留後に純粋なトランス−
シクロヘキサン−1・4−ジイソシアネート
(Ep.63〜64℃)77.3g(0.465モル;理論量の90
%)が鱗片状で生じた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸、そ
    の低級アルキルエステル、グリコールエステル、
    オリゴマーエステル又はポリエステルもしくは前
    記化合物の混合物から出発し、その酸もしくはエ
    ステルを多価アルコール中、温度25〜200℃で及
    びアンモニア分圧0.1〜50バール下にアンモニア
    で処理し、この条件下に生じる固体ジカルボン酸
    ジアミドを分離し、付着性水溶性成分を除して製
    造したシクロヘキサン−1・4−ジカルボン酸ジ
    アミドから出発するが、その得られたシクロヘキ
    サン−1・4−ジカルボン酸ジアミドを水性鉱酸
    又は水中に懸濁させ、温度0〜40℃で塩素化し、
    この際に得られるシクロヘキサン−1・4−ジカ
    ルボン酸−ビス−N−クロルアミドを分離し、冷
    水で洗浄して塩素を除去し、その後アルカリ−又
    はアルカリ土類水酸化物の存在で第一又は第二ア
    ミンと反応させてトランス−シクロヘキサン−
    1・4−ジ尿素に変換しかつこのジ尿素を不活性
    溶剤中でガス状塩化水素で処理することによりト
    ランス−シクロヘキサン−1・4−ジイソシアネ
    ートに変換することを特徴とするトランス−シク
    ロヘキサン−1・4−ジイソシアネートの製法。
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