JPS6376965A - 差圧調整弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 良！上叫程且分互 本発明はビル設備の空調用等のポンプと各空調機器が連
結されている密閉回路式の空調配管において、各空調機
器の使用１によりポンプ前後の差圧調整をする様にせし
めたバイパス管に装着される差圧調整弁に関するもので
ある。

迫米■及土 従来かかる差圧調整弁は、一次側圧力室と一次側圧力検
出室との間に検出管を連通せしめたものが知られている
が、各空調機器の使用１が多い時にはポンプ前後の圧力
差が少なく冷温水をバイパスさせる必要が無い時でも差
圧調整弁の構造上、使用されていない冷温水が少量でも
差圧調整弁を通過してバイパス管を流れ、冷温水が各空
調機器へ流れず無駄を生じたり、又弁体の閉弁時に設定
圧力では弁体は動作せず、ある程度の偏差値（所謂締切
所要圧）を必要とするのであり、かかる結果偏差値を超
えた時点で弁体は作動する為に、急激な閉弁作動を行い
、よってウォーターハンマーを発生し他の接続機器へ悪
影響を及ぼす欠点を有していた。

■が”ンしようと　る口　占 本発明は各空調機器における冷温水の使用量が多り、冷
温水をバイパスさせる必要が無い時にはバイパス管を閉
鎖せしめて全量の冷温水を各空調機器へ導入して省エネ
ルギー効果を図り、又各空調機器における冷温水の使用
量が少量から多量への変化時において、バイパス管を閉
鎖せしめる際に弁体の閉弁動作を緩慢にしウォーターハ
ンマーの防止を図る差圧調整弁を提供せんとするもので
ある。

〔発明の構成〕

。　占を７ン　るための 本発明はかかる点に濫み、弁箱内部を一次側圧力室と二
次側圧力室に区割せしめる隔壁に弁口を形成せしめ、咳
弁口に着層する弁体を装着せしめた弁軸に取付けたダイ
ヤフラムにより一次側圧力検出室と二次側圧力検出室を
区割せしめ、二次側圧力室と一次側圧力検出室との間に
連通せしめた一次側検出管に電磁弁を装着せしめると共
に、二次側圧力室と一次側圧力検出室との間に連通せし
めた連通管にオリフィスを装着せしめ、二次側圧力検出
室には二次側配管に連通ずる二次側検出管を装着せしめ
ると共に、ダイヤフラムに調節バネを付勢せしめた差圧
調整弁を提供して上記欠点を解消せんとしたものである
。

生−里 本発明はポンプからの往き管とバイパス管との分岐点の
圧力を検知して差圧調整弁の一次側圧力室と一次側圧力
検出室とを連通せしめた一次側検出管の電磁弁を開放し
て、一次側圧力検出室と二次側圧力検出室との圧力差に
より弁口を開口して冷温水をバイパスさせるのである。

去庭■ 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、 １は本発明に係る差圧調整弁の本体であり、弁箱２の両
側方には一次側流路３及び二次側流路４を開口形成せし
めると共に、弁箱２の内部を一次側圧力室５と二次側圧
力室６に区割せしめる隔壁７に弁口８を形成せしめ、又
弁箱２の上部にはリティナーガイド９により二次側圧力
室６と区割せしめて一次側圧力検出室１０を形成せしめ
ると共に、弁箱２の下部には蓋体１１を螺子止めせしめ
ている。

１２は弁箱２の上部にダイヤフラム１３を介在して螺子
止めせしめた保護筒であり、該保護筒１２の内部を二次
側圧力検出室１４と成し、保護筒１２の上部はロックナ
ツト１５により調節自在な調節ネジ１６を挿通し、キャ
ップ１７を保護筒１２に外装せしめている。

１８は弁箱２の一次側圧力室５、二次側圧力室６、一次
側圧力検出室１０、二次側圧力検出室１４に渉って挿通
せしめた上下摺動自在な弁軸であり、核弁軸１８の中間
部には弁口８の弁座１９に着層する弁体２０及び弁体デ
ィスク２１を位置せしめて、該弁体２０、弁体ディスク
２１をディスク押え２２及びＵナンド２３にて固定せし
め、又弁軸１８の上部にはリティナーガイド９内に嵌挿
する様にリティナ−２４を外嵌せしめ、該リティナ−２
４の上方にはダイヤフラム１３を挟着して下部バネ受２
５をＵナツト２６にて固定せしめ、保護筒１２内におい
て調節ネジ１６の下部に取付けた上部バネ受２７とダイ
ヤフラム１３上の下部バネ受２５との間に調節バネ２８
を圧縮介装せしめ、又弁軸１８の下端部は下部蓋体１１
に螺着せしめた弁軸ガイド２９内に挿通せしめている。

３０はリティナーガイド９に二次側圧力室６と連通する
様に穿設せしめた挿通孔、３１は下部蓋体１１に一次側
圧力室５と連通ずる様に穿設せしめた挿通孔、３２はリ
ティナーガイド９に二次側圧力室６と一次側圧力検出室
１０の水密用に介在せしめた０リング、３３はリティナ
−２４に開襟に介在せしめたりパツキン、３４は保護筒
１２とキャップ１７との間に介在せしめた０リングであ
る。

尚、３５は一次側圧力室５と一次側圧力検出室１０との
間に連通せしめた一次側検出管であり、該一次側検出管
３５には電磁弁３６を装着せしめると共に、二次側圧力
室６と一次側圧力検出室１０との間に連通せしめた連通
管３７には小さなオリフィス３８を装着せしめ、又二次
側圧力検出室１４と二次側流路４に連結するバイパス排
出管３９との間に二次側検出管４０を連通せしめている
。

４１は一次側流路３に連結するバイパス流入管、４２は
保護筒１２上部に設けた空気抜弁である。

次に本発明に係る差圧調整弁の作用について説明すると
、−例として第２図に図示するｉ遺に空調配管の往き管
４３と返り管４４との間にしてポンプ４５に近い所に、
バイパス流入管４１．バイパス排出管３９を接続して本
体１を装着せしめ、かかる配管においてポンプ４５を運
転せしめ各空調機器４６．４６ａ・・・で冷温水を使用
している時には、冷温水は往き管４３、空調機器４６．
４６ａ・・・、返り管４４と流れ、ポンプ４５前後の桂
き管４３と返り管４４との圧力差は無いか或いは少なく
してポンプ４５は通常運転が可能となり、この時に往き
管４３とバイパス流入管４１の分岐点Ａの圧力信号によ
り電磁弁３６は閉鎖し、一次側圧力検出室１０と保護筒
１２は共に二次側と連通せしめている為に同圧力となり
、調節バネ２８の弾圧力により弁体２０は閉弁して冷温
水はバイパス流入管４１、バイパス排出管３９を通るこ
とがないのである。

次に空調機器４６．４６ａ・・・の使用量が減少し往き
管４３と返り管４４との間に圧力差が発生すると、分岐
点Ａの圧力信号により電磁弁３６は開放し、一次側圧力
室５の圧力が一次側圧力検出室１０に反映するため、一
次側圧力検出室１０の圧力は二次側圧力検出室１４の圧
力及び調節バネ２８の弾圧力に抗して弁軸１８を上昇せ
しめるため弁体２０は弁座１９より離脱して弁口８を開
放することが出来、往き管４３より返り管４４ヘバイパ
ス流入管４１、バイパス排出管３９を経由して冷温水を
流しポンプ４５の運転を可能とするのである。

次に空調機器４６．４６ａ・・・の使用量が増大して分
岐点Ａの圧力が減少すると、分岐点Ａの圧力信号により
電磁弁３６は閉鎖し、一次側圧力室５と一次側圧力検出
室１０とは遮断されると共に、一次側圧力検出室１０内
の水はオリフィス３８により少量づつ連通管３７より流
出し、弁体２０はゆっ（りと下降し弁口８を閉鎖するの
である。

〔発明の効果〕

要するに本発明は、弁箱２内部を一次側圧力室５と二次
側圧力室６に区割せしめる隔壁７に弁口８を形成せしめ
、該弁口８に着層する弁体２０を装着せし、めた弁軸１
８に取付けたダイヤフラム１３により一次側圧力検出室
１０と二次側圧力検出室１４を区割せしめ、一次側圧力
室５と一次側圧力検出室１０との間ム連通せしめた一次
側検出管３５に電磁弁３６を装着せしめると共に、二次
側圧力室６と一次側圧力検出室１０との間に連通せしめ
た連通管３７にオリフィス３８を装着せしめ、二次側圧
力検出室１４には二次側配管に連通ずる二次側検出管４
０を装着せしめると共に、ダイヤフラム１３に調節バネ
２８を付勢せしめたので、空調機器４６．４６ａ・・・
において冷温水の使用量の多い時には往き管４３とバイ
パス流入管４１との分岐点Ａからの圧力信号により電磁
弁３６を閉鎖し、弁口８を閉鎖している為に冷温水を差
圧調整弁を通して排水させることなく全１を空調機器４
６．４６ａ・・・へ供給して熱交換に使用出来るため省
エネルギー効果をも奏し、又空調機器４６．４６ａ・・
・の使用量の少ない時には分岐点Ａからの圧力信号によ
り急激に電磁弁３６を開放し、弁口８を急激に開放して
いる為に冷温水を遅滞なく差圧調整弁を通して排水させ
ることによりポンプ４５の前後の圧力差を少なくするた
めポンプ４５の連続運転を可能とし、又空調機器４６．
４６ａ・・・の使用量の増大時に差圧調整弁を閉鎖する
時には一次側圧力検出室１０の圧力が掛かった水をオリ
フィス回路のオリフィス３８の作用により少量づつ排水
する為に弁体２０はゆっくり下降閉鎖し、ウォーターハ
ンマーを防止出来るのである。

又、オリフィス３８にはニードル弁を設けることにより
、閉弁時間の調整が可能である等その実用的効果甚だ大
なるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すものにして、第１図は本発
明に係る差圧調整弁の断面図、第２図は配管の一例を示
す図である。 ２弁箱　５一次側圧力室　６二次側圧力室、７隔壁　８
弁口　１〇一次側圧力構出室１３ダイヤフラム　１４二
次側圧力検出室１８弁軸　２〇弁体　２８調節バネ　３
５一次側検出管３６電磁弁　３７連通管　３８才リフイ
ス４〇二次側検出管　へ分岐点 以上 出願人　株式会社ヨシタケ製作所 第１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）弁箱内部を一次側圧力室と二次側圧力室に区割せ
   しめる隔壁に弁口を形成せしめ、該弁口に着離する弁体
   を装着せしめた弁軸に取付けたダイヤフラムにより一次
   側圧力検出室と二次側圧力検出室を区割せしめ、一次側
   圧力室と一次側圧力検出室との間に連通せしめた一次側
   検出管に電磁弁を装着せしめると共に、二次側圧力室と
   一次側圧力検出室との間に連通せしめた連通管にオリフ
   ィスを装着せしめ、二次側圧力検出室には二次側配管に
   連通する二次側検出管を装着せしめると共に、ダイヤフ
   ラムに調節バネを付勢せしめたことを特徴とする差圧調
   整弁。
2. （２）二次側圧力室と一次側圧力積出室間の連通管に装
   着せしめたオリフィスに、ニードル弁を設けしめたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に示す差圧調整弁。