JPS5916605Y2 - 残液排出用電磁弁 - Google Patents
残液排出用電磁弁Info
- Publication number
- JPS5916605Y2 JPS5916605Y2 JP17265979U JP17265979U JPS5916605Y2 JP S5916605 Y2 JPS5916605 Y2 JP S5916605Y2 JP 17265979 U JP17265979 U JP 17265979U JP 17265979 U JP17265979 U JP 17265979U JP S5916605 Y2 JPS5916605 Y2 JP S5916605Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pressure chamber
- passage
- solenoid valve
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば散水装置などのように、閉弁後におけ
る残液の排出を要求される配管系に適した電磁弁に関す
る。
る残液の排出を要求される配管系に適した電磁弁に関す
る。
畑地などの屋外部分へ散水するための配管系においては
、非稼動時に管内に残液が存在していると、冬期にはこ
れらの残液が凍結し、配管を破損する慣れがあるため、
配管系内の残液を排出しておく必要がある。
、非稼動時に管内に残液が存在していると、冬期にはこ
れらの残液が凍結し、配管を破損する慣れがあるため、
配管系内の残液を排出しておく必要がある。
残液を排出するための従来の配管手段としては、第1図
に示すように液体用電磁弁aを備えた液体配管系Aに対
して、エア用電磁弁すを備えたエア配管系Bを連通接続
しておき、散水時には液体配管系Aのみを稼動させ、散
水完了時点でエア配管系Bを切換え稼動させて管路内の
残液を圧力エアによって排出させるようにしていた。
に示すように液体用電磁弁aを備えた液体配管系Aに対
して、エア用電磁弁すを備えたエア配管系Bを連通接続
しておき、散水時には液体配管系Aのみを稼動させ、散
水完了時点でエア配管系Bを切換え稼動させて管路内の
残液を圧力エアによって排出させるようにしていた。
したがって当然液体用電磁弁aとエア用電磁弁すとの2
種類の電磁弁が必要となり、これに関連して構成部品点
数を多く必要とし、配管作業も手間どるなどの欠点があ
った。
種類の電磁弁が必要となり、これに関連して構成部品点
数を多く必要とし、配管作業も手間どるなどの欠点があ
った。
本考案の目的は、液体用弁と空気用弁とを一体化した残
液排出用電磁弁を提供し、これによって従来手段に伴っ
ていた種々の欠点を排除させたことにある。
液排出用電磁弁を提供し、これによって従来手段に伴っ
ていた種々の欠点を排除させたことにある。
本考案による残液排出用電磁弁の1実施例の構成を第2
図によって具体的に説明する。
図によって具体的に説明する。
本考案の弁は、流体通路および主弁を有する本体1と、
エア通路を有し前記本体と組合って主弁の圧力室を形成
せしめるカバー2と、エア回路に設ける2つの電磁弁3
,4とを主要部として構成される。
エア通路を有し前記本体と組合って主弁の圧力室を形成
せしめるカバー2と、エア回路に設ける2つの電磁弁3
,4とを主要部として構成される。
本体1の流体通路11の中央部には弁座12を有し、該
弁座に係合する主弁13を設けである。
弁座に係合する主弁13を設けである。
本体1の上部にはカバー2を一体に固定してあり、該カ
バーと本体1との間には、周辺部分が前記両者によって
挟着固定されたダイヤフラム5が設けられ、このダイヤ
フラムに主弁13が固定されている。
バーと本体1との間には、周辺部分が前記両者によって
挟着固定されたダイヤフラム5が設けられ、このダイヤ
フラムに主弁13が固定されている。
ダイヤフラム5の上方にはカバー2との間に圧力室21
が形成され、後述するエア圧力が圧力室21に導入され
ることによって、主弁13を下降させるようになされて
いるが、該圧力室21側にはダイヤフラムとカバーの間
に弱い反力をもったばね51が挿架されており、これに
よって圧力室21の圧力の有無に関係なく、主弁13が
下降されるようになっている。
が形成され、後述するエア圧力が圧力室21に導入され
ることによって、主弁13を下降させるようになされて
いるが、該圧力室21側にはダイヤフラムとカバーの間
に弱い反力をもったばね51が挿架されており、これに
よって圧力室21の圧力の有無に関係なく、主弁13が
下降されるようになっている。
さらに、前記カバー2には、入口ポー)−22aを有す
るエア用通路22を設けてあり、この通路22は、カバ
ー上部に固定されている第1の電磁弁3の入口31と、
第2の電磁弁4の入口41とに連通している。
るエア用通路22を設けてあり、この通路22は、カバ
ー上部に固定されている第1の電磁弁3の入口31と、
第2の電磁弁4の入口41とに連通している。
第1の電磁弁3の出口32は、エア用通路22を避けて
圧力室21に連通されており、また第2の電磁弁4の出
口42は、カバー2に設けた逆止弁機構23を経て、本
体1の液体通路11の二次側11 bへ連通されている
。
圧力室21に連通されており、また第2の電磁弁4の出
口42は、カバー2に設けた逆止弁機構23を経て、本
体1の液体通路11の二次側11 bへ連通されている
。
なお前記電磁弁3,4は、非通電時はばねの反力によっ
て通路を遮断し、通電時のみに通路を開放する公知構造
の電磁弁であって、第1の電磁弁3のみ3ポート電磁弁
を用いている。
て通路を遮断し、通電時のみに通路を開放する公知構造
の電磁弁であって、第1の電磁弁3のみ3ポート電磁弁
を用いている。
カバー2に設けた逆止弁機構23は、通路を閉塞するボ
ール231と、該ボールを閉塞側へ押圧するばね232
とから戒り、常時はボール231が通路を閉塞して流体
通路における二次側圧力の逆流を阻止するようになって
いる。
ール231と、該ボールを閉塞側へ押圧するばね232
とから戒り、常時はボール231が通路を閉塞して流体
通路における二次側圧力の逆流を阻止するようになって
いる。
上述の構成による本考案の弁の作用について、第3図を
参照して段階的に説明する。
参照して段階的に説明する。
まず、第1の電磁弁3と第2の電磁弁4が共に閉弁して
いるA図の通常状態においては、圧力室21に対して圧
力空気が導入されないため、液体通路11に流入する一
次側の水圧によって主弁13が押上げられ、通路を開放
して液体は二次側へ流出する。
いるA図の通常状態においては、圧力室21に対して圧
力空気が導入されないため、液体通路11に流入する一
次側の水圧によって主弁13が押上げられ、通路を開放
して液体は二次側へ流出する。
次に第1の電磁弁3に通電し、B図のように第1の補助
弁を開弁すると、エア通路22の圧力エアが第1の電磁
弁3を経て圧力室21に導入される。
弁を開弁すると、エア通路22の圧力エアが第1の電磁
弁3を経て圧力室21に導入される。
これにより、圧力室21の内部圧力が液体通路11側の
水圧に打勝ってダイヤフラムと主弁13とを下降させ、
流体通路11を遮断して二次側への流通を阻止する。
水圧に打勝ってダイヤフラムと主弁13とを下降させ、
流体通路11を遮断して二次側への流通を阻止する。
次いで第1の電磁弁3を通電状態においたまま、第2の
電磁弁4に通電し、C図のように第2の補助弁を開弁す
ると、エア通路22の圧力エアは第2の電磁弁を経て逆
止弁機構23に導入され、ばね232の反力に抗してボ
ール231を押動して通路を開き、本体の液体通路の二
次側11 bに送り込まれる。
電磁弁4に通電し、C図のように第2の補助弁を開弁す
ると、エア通路22の圧力エアは第2の電磁弁を経て逆
止弁機構23に導入され、ばね232の反力に抗してボ
ール231を押動して通路を開き、本体の液体通路の二
次側11 bに送り込まれる。
これによって、出側配管内に残留している液体は圧力エ
アと共に管外へ排出される。
アと共に管外へ排出される。
所定の排出時間を経過したのちに第2の電磁弁4のみの
通電を解除すると、第2の補助弁が閉弁して再びB図の
成極に戻り、二次側へはエアも液体も流入されない状態
となる。
通電を解除すると、第2の補助弁が閉弁して再びB図の
成極に戻り、二次側へはエアも液体も流入されない状態
となる。
さらに第1の電磁弁3の通電を解除して閉弁させると、
圧力室21に対して圧力エアが導入されなくなるため、
圧力室21の圧力が低下し、水圧が勝って主弁13を押
上げ、液体通路11を開放して再ぎ流通状態に戻る。
圧力室21に対して圧力エアが導入されなくなるため、
圧力室21の圧力が低下し、水圧が勝って主弁13を押
上げ、液体通路11を開放して再ぎ流通状態に戻る。
この際、圧力室21内に残存していたエアは第1の電磁
弁3の排気穴33から外部へ導出される。
弁3の排気穴33から外部へ導出される。
本考案の電磁弁によれば、液体流路用の制御機能と圧力
エアの制御機能とを一体に設けて残液の排出を可能にし
たものであるので、配管作業が簡単となり、同時に配管
回路も簡素化されるなど、この種の配管設備のコストを
大幅に削減させることができる。
エアの制御機能とを一体に設けて残液の排出を可能にし
たものであるので、配管作業が簡単となり、同時に配管
回路も簡素化されるなど、この種の配管設備のコストを
大幅に削減させることができる。
第1図は従来の残液排出用配管系の回路図。
第2図は本考案に係る残液排出用電磁弁の断面図。
第3図は本考案の電磁弁における作用を段階的に示す説
明図。 1・・・本体、11・・・液体通路、12・・・弁座、
13・・・主弁、2・・・カバー、21・・・圧力室、
22・・・エア用通路、23・・・逆止弁機構、3・・
・第1の電磁弁、4・・・第2の電磁弁、5・・・ダイ
ヤフラム。
明図。 1・・・本体、11・・・液体通路、12・・・弁座、
13・・・主弁、2・・・カバー、21・・・圧力室、
22・・・エア用通路、23・・・逆止弁機構、3・・
・第1の電磁弁、4・・・第2の電磁弁、5・・・ダイ
ヤフラム。
Claims (1)
- 入口および出口を有する液体通路および該通路に設けた
弁座を有する本体と、前記本体の一部側に隣接して形成
された悦体通路から隔絶された圧力室と、該圧力室に作
用する空気圧によって本体の液体通路を開閉する主弁と
、空気圧供給ポートと前記圧力室との連通を選択的に制
御して該圧力室へ空気圧を選択的に供給する第1の補助
弁と、前記空気圧供給ポートと出口ポートとの連通を選
択的に制御する第2の補助弁と、から威り、第1の補助
弁の通電作動によって圧力室へ圧力空気を導入させ、第
2の補助弁の通電作動によって出側配管路へ空気圧を供
給する構成を特徴とする残液排出用電磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17265979U JPS5916605Y2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 残液排出用電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17265979U JPS5916605Y2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 残液排出用電磁弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5689075U JPS5689075U (ja) | 1981-07-16 |
JPS5916605Y2 true JPS5916605Y2 (ja) | 1984-05-15 |
Family
ID=29683463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17265979U Expired JPS5916605Y2 (ja) | 1979-12-13 | 1979-12-13 | 残液排出用電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916605Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5546034B2 (ja) * | 2011-11-07 | 2014-07-09 | Ckd株式会社 | パイロット式電磁弁 |
-
1979
- 1979-12-13 JP JP17265979U patent/JPS5916605Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5689075U (ja) | 1981-07-16 |
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